JP3170999U - 貼付剤貼付用補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】貼付剤を背中などの手の届きにくい部位へ容易に貼付可能な貼付補助具を提供する。【解決手段】貼付剤貼付用補助具Hは、(a)貼付剤の両側部分の一方を一時的に保持させるため、二枚の平板状の素材を接着または素材を箱状にすることにより形成される空間を有する第一貼付剤保持部1と、(b)(a)の前記貼付剤の両側部分の他方を一時的に保持させるため、二枚の平板状の素材を接着または素材を箱状にすることにより形成される空間を有する第二貼付剤保持部2とを有する。また、(c)前記第一貼付剤保持部および前記第二貼付剤保持部の中央部に存在し、かつ前記第一貼付剤保持部と前記第二貼付剤保持部とを連結する連結支持部3と、(d)前記第一貼付剤保持部を前記連結支持部の背面側に折りたたむための第一折りたたみ線4とを備えて成る。【選択図】図2

Description

本考案は、貼付剤貼付を補助するために使用される貼付剤貼付用補助具に関するものである。
従来、肩こり、腰痛などの治療や緩和を目的とする貼付剤が開発されており、これらの貼付剤では、使用者が使用しやすいような工夫が施されている。例えば、貼付剤の粘着面を保護する剥離ライナーに、2本の分割線を設けることにより、剥離ライナーが簡単に三分割され、貼付時に該剥離ライナーの中央部を剥離することにより粘着面の一部が露出し、目的の部位に貼付しやすくした貼付剤が市販されている。
近年では、患部への密着性や貼付時の違和感等の使用感を向上させることを目的として、貼付剤の支持体に伸縮性および柔軟性が高い織布・不織布等を使用する場合がある。この伸縮性支持体を用いた貼付剤は全体的に柔らかく、剛性感がなくなり、貼付剤を貼付する際に貼付剤(貼付面)にシワが発生したり、粘着面同士が貼りついて使用できなくなるなど、貼付時における貼付剤の取り扱い性(以下、「ハンドリング性」という)の低下が問題となっている。
特に、背中、腰など、手が届きにくいあるいは見えない部位に貼付剤を貼付する場合のハンドリング性については、現状では不十分であり、さらなる改善が望まれていた。
上記のハンドリング性の問題を改善するために、種々の貼付剤貼付用補助具(以下、「貼付補助具」という)が提案されている。例えば、特許文献1では感圧接着剤層を一面に有する押圧部材と把手部材からなる貼着具が、特許文献2ではハンガー部材と剛毛粗面部よりなる2個の弾性部材からなる貼付剤貼付器が、特許文献3では支持板と120度以下の角部を有する切り込み部からなる貼付剤貼り付け用補助具が、特許文献4では4枚の矩形シートを筒状に繋ぎ合わせた筒状体、ハンドル部、貼付剤挟持固定具および緩衝材からなる貼付剤貼付用補助具が提案されている。いずれも貼付剤を背中、腰など、手の届きにくいあるいは見えない部位に貼付する場合のハンドリング性を向上させる効果を有するものではあるが、その反面、構造上大きくなり、かさばるため、持ち運び性が問題であり、実用的ではなかった。
その他にも、特許文献5では平板合成ゴムと止め具からなる医療補助具が、特許文献6では貼付剤よりも大きな面を有する支持板、貼付剤の厚さよりも大きな厚さを有するスペーサーおよび仮止め手段からなる貼付剤貼付用補助器具が、特許文献7ではシートの一方の面に係止部および他方の面に付着手段を備えた外用貼付剤の補助具が、特許文献8では貼付剤よりも大きな面を有する支持体、貼付剤を一時的に剥離可能に保持する粘着面部、非粘着面部とからなり、かつ、前記面の外縁部の少なくとも一部が非粘着面である貼付用補助器具が提案されている。いずれも貼付剤を背中、腰など、手の届きにくいあるいは見えない部位に貼付する場合のハンドリング性を向上させる効果を有し、さらに、実用性についても考慮されているものではあるが、その反面、粘着剤を保持するための手段を有するために複雑な構成や特殊な素材を使用するため、実用面ではまだ改良が必要であった。
特許文献9では基材表面に起毛不織布を備えた外用貼付剤の貼付具が提案されている。該貼付具は構成が単純でかつ安価に提供することが可能であり、実用性にも優れているが、その反面、支持体に起毛不織布を有する貼付剤のみが対象であり、支持体に起毛不織布以外のものを有する貼付剤には使用できなかった。
特許文献10では内縁の寸法が貼付シートよりも大きい枠体と、前記枠体の内縁から内側に向けて形成された突部とを備える貼付シートの貼付用補助具が提案されている。該補助具も構成が単純でかつ安価に提供することが可能であるが、貼付シートを貼付具に固定する際に、あらかじめ剥離紙を剥がし取る必要があり、それから貼付シートを貼付具に固定する際に手や他の箇所に付着するなどの問題があった。
特許文献11では剛性を有する平板に貼付剤を挿入・保持するための挿入口を有する貼付補助具が提案されている。該貼付補助具は貼付剤を背中、腰などの手の届きにくいあるいは見えない部位へ容易に貼付することができるとともに、外出時に持ち運ぶことが可能で、さらに低コストで量産可能であることを特徴としているものの、該貼付補助具に貼付剤を挿入した状態は貼付剤がしっかり固定されていないため、不安定であり、さらに三分割の剥離ライナーのうち中央部を除去したとき、中央部にシワが発生したりするなどの問題があった。また、腰などの見えない部位においては、ライナーを剥がしながら貼付させることが困難であり、ハンドリング性にも問題があった。また、持ち運ぶときや使用時に貼付補助具が破損あるいは折れ曲がったりすることがあり、耐久面においても改善を求められていた。
実開昭63−176432号公報 実用新案登録第3117024号公報 特開2002−301102号公報 特開2005−218754号公報 実開平7−44426号公報 特開2001−61894号公報 特開2002−35139号公報 WO02/002177号公報 特開2004−41648号公報 特開平10−290820号公報 特開2008−35934号公報
本考案は上記の問題を解決することのできる、貼付剤を背中、腰などの手の届きにくいあるいは見えない部位へ容易に貼付することが可能で、かつ、持ち運び性およびハンドリング性に優れ、さらに実用性の高い貼付補助具を提供することをその課題とするものである。
本考案者らは、鋭意研究を重ねた結果、
支持体と膏体層と剥離ライナーが積層された貼付剤を患部に貼り付けるための貼付補助具であって、該貼付補助具が、
(a)前記貼付剤の両側部分の一方を一時的に保持させる第一貼付剤保持部と、
(b)(a)の前記貼付剤の両側部分の他方を一時的に保持させる第二貼付剤保持部と、
(c)前記第一貼付剤保持部と前記第二貼付剤保持部とを連結する連結支持部と、
(d)前記第一貼付剤保持部を前記連結支持部の背面側に折りたたむための第一折りたたみ線と、
(e)前記第二貼付剤保持部を前記連結支持部の背面側に折りたたむための第二折りたたみ線と、
を有することを特徴とする貼付補助具を用いることにより、上記目的が達成できることを見出し、本考案を完成した。
本考案の貼付補助具を使用することにより、貼付剤を背中、腰などの手の届きにくいあるいは見えない部位へ容易に貼付することができ、かつ、外出時に持ち運ぶことが可能である。また、該貼付補助具は低コストで量産することが可能であり、安価で市場に提供することができる。さらに、折りたたんだ状態を固定部で固定し維持することで、耐久度が向上するため、比較的強度がない素材を用いることができる。また、持ち運ぶ際に折りたたむことができるので、持ち運び性も向上する。
特に、本考案の貼付補助具は、貼付剤を挿入し、折りたたんだ後、貼付剤が固定されているため中央部の剥離ライナーを容易に剥がすことができ、ハンドリング性が従来の貼付補助具と比較して飛躍的に向上している。
さらに、本考案の貼付補助具は、貼付時に剥離ライナーが外側に突出するので、該突出部により、腰などの見えない部位においても剥離ライナーを掴み易くなることから、従来技術にない新規な効果を有する(図6)。
以下、本考案の貼付補助具の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
本考案の貼付補助具は、図1および図2に示すように、1の第一貼付剤保持部、2の第二貼付剤保持部、3の連結支持部、4の第一および第二折りたたみ線から構成される。また、第一貼付剤保持部、第二貼付剤保持部および連結支持部からなる辺において、1Wは第一貼付剤保持部の該貼付補助具長辺方向における長さ(以下、「短辺の幅」という)、2Wは第二貼付剤保持部の短辺の幅、および3Wは連結支持部の短辺の幅を示す。
具体的には、本考案の連結支持部3は、第一貼付剤保持部1および第二貼付剤保持部2の中央部に存在し、また、第一貼付剤保持部1および第二貼付剤保持部2と連結支持部3との間に第一および第二折りたたみ線4をそれぞれ設けている。
本考案の連結支持部3は、貼付剤20を挿入した貼付補助具Hを折りたたんだ後、中央部の剥離ライナー21を除去するときに支持部3が邪魔にならないように、連結支持部3の上下の一方または両方に凹部5を設けることが好ましい。凹部5を設けることにより、凹部5部分において、貼付剤20と貼付補助具Hに隙間ができるので、中央部の剥離ライナー21を容易に除去することができる。
本考案の第一および第二折りたたみ線4は、貼付補助具を使用するときに第一および第二貼付剤保持部と連結部とを容易に折りたたむことができれば良く、スジ押しやリード罫などの従来技術を用いて形成することができる。
本考案の第一貼付剤保持部1および第二貼付剤保持部2は、貼付補助具使用時に貼付剤を保持させるためのものであり、その構成や形成方法等は特に限定されず、貼付剤20を一時的に保持できれば、二枚の平板状の素材により形成する方法、また、素材を箱状にすることで空間を形成する方法などの従来技術により形成することができる。例えば、二枚の平板状の素材を略平行に施すことにより形成する方法の場合、加工が容易であり、好ましい。この場合、二枚の平板状の素材を所望の形状に形成させるため、両平板状の素材を接着(接合)させる方法として、両面テープや接着剤等による方法や熱融着による方法等の公知の方法を利用することができる。
第一貼付剤保持部の短辺の幅1Wは、連結支持部の短辺の幅3Wの50〜100%が好ましく、80〜100%がさらに好ましい。さらに、第二貼付剤保持部の短辺の幅2Wは、該連結支持部の短辺の幅3Wの50〜100%が好ましく、80〜100%がさらに好ましい。該第一貼付剤保持部の短辺の幅1Wまたは該第二貼付剤保持部の短辺の幅2Wが、該連結支持部の短辺の幅3Wの50%未満の場合、使用時に貼付剤20が貼付補助具Hから外れることや、該貼付補助具Hを折りたたんだ状態においてライナーが外側に突出しないなどの問題が生じるため好ましくない。
本考案の貼付補助具は、図3、図4および図6に示すように、使用する際に折りたたむことから、折りたたんだ状態で貼付補助具を固定するために、図2、図4などにおける固定部11を設けることが好ましい。該固定部11は、第一貼付剤保持部に設けられており、貼付補助具Hを折りたたんだ状態で固定できれば特に制限されるものではなく、例えば、図2のように、該第一貼付剤保持部1の二枚の平板状の素材のうち一枚のみに切り込みを入れ、固定部11を形成しても良く、さらに、該固定部11に切り込みを入れ、引っ掛け口11Aを形成しても良い。なお、切り込みによる引っ掛け口11Aの形状は、特に制限されるものではなく、半円形、四角形など、またはそれらの類似した形状を適宜選択して使用できる。また、該切り込みは、貼付補助具使用時に容易に固定部を形成することができれば良く、ミシン目、スジ押しやリード罫などの従来技術を用いて形成することができる。あるいは、固定部11として、クリップ、固定テープ、感圧接着剤などを付加して用いても良い。
固定部を用いた貼付補助具使用時の固定方法としては、例えば図3および図4のように、折りたたんだ状態で引っ掛け口11Aを第二貼付剤保持部2に引っ掛ける方法が挙げられる。このとき、引っ掛け部12を設けることが好ましい。引っ掛け部12を形成することにより、引っ掛け口11Aと第二貼付剤保持部2とを安定して固定することができ、貼付補助具の取り扱い性を改善することができる(図7)。なお、該引っ掛け部12は、前記第二貼付剤保持部2の二枚の平板状の素材のうち貼付剤20を挿入する側の平板状の素材を、折りたたみ線4より連結支持部3側に拡張することによって形成させても良い。また、該引っ掛け部12の形状は、特に限定されるものではなく、半円形、四角形など、またはそれらの類似した形状、さらに凹凸を設けても良く、適宜選択して使用できる。
図2および図4に示すように、11Wは、引っ掛け口11Aの切り込みの末端から引っ掛け口11Aの先端までの長さ(幅)を示す。一方、12Wは、引っ掛け口11Aと引っ掛け部12とが重なる部分の幅であり、具体的には図3および図4に示すように、該引っ掛け口11Aと引っ掛け部12重なっている部分の始点から終点までの幅を示す。
引っ掛け口11Aと引っ掛け部12とが重なる部分の幅12Wは、該引っ掛け口11Aの幅11Wの50〜110%が好ましく、80〜105%がさらに好ましい。該引っ掛け口11Aと該引っ掛け部12とが重なる部分の幅12Wが、該引っ掛け口11Aの幅11Wの50%未満の場合は、折りたたんだ状態で固定しても外れてしまい折りたたんだ状態を維持できない、また110%を超える場合は、固定することが困難であり引っ掛け口11Aが破損するなどの問題が生じる。
本考案の貼付補助具は、貼付剤20の両側部分を第一貼付剤保持部1および/または第二貼付剤保持部2に挿入する際に、その挿入を容易にするため、横穴13を設けることが好ましい。該横穴13は、特に制限されるものではなく、第一貼付剤保持部1および/または第二貼付剤保持部2の一部分を空洞化する方法等により形成することができる。なお、横穴13の形状は、特に制限されるものではなく、半円形、四角形など、またはそれらの類似した形状を適宜選択して使用できる。
本考案の貼付補助具Hを構成する材料は、柔軟な貼付剤20を固定できる程度の強度を有する素材であれば特に制限はされないが、例えば、紙、板紙、厚紙、ポリエステルあるいはポリオレフィン等のプラスチックシート、ゴムシート、金属シートあるいはこれらの複合材が挙げられる。その中でも、板紙または厚紙を使用することにより、加工が容易になり、かつ製造コストを低く抑制することができるため、好ましい。また、ポリエステルあるいはポリオレフィン等のプラスチックシートを単独で、あるいは板紙などと組み合わせて使用する場合、板紙、厚紙等と比較して耐久性が向上し、何度も繰り返して使用することができるため、好ましい。
本考案の貼付補助具Hにおいて使用可能な貼付剤20は、特に制限はなく、一般的に使用されている市販の貼付剤、例えばテープ剤、パップ剤等が挙げられる。その中でも、支持体の伸縮性、柔軟性等が高い織布・不織布等を支持体に使用しているテープ剤、プラスター剤等の貼付に使用した場合、本考案の貼付補助具Hの効果が高く、好ましい。また、貼付剤20に使用されている剥離ライナー21に制限はなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の高分子材料で作られた透明または不透明フィルムや、紙の上にシリコーンオイル等を塗布したものなどが挙げられる。さらに好ましくは、貼付剤の粘着面を保護する剥離ライナーに、2本の分割線を設けることにより、剥離ライナーを三分割した貼付剤20の貼付に使用した場合、本考案の貼付補助具Hの効果が高く、より好ましい。
本考案の貼付補助具Hを使用した貼付剤20の貼付方法は、特に制限はないが、好ましい方法の一形態について図5・図6・図7・図8を用いて説明する。図中、11Aは引っ掛け口、12は引っ掛け部、13は横穴、21は剥離ライナー、21Aは貼付剤中央部の剥離ライナー、21Bは貼付剤両側部の剥離ライナー、22は粘着面(剥離ライナー21除去後)を示す。まず、貼付剤20の両側部分を第一貼付剤保持部1および第貼付剤保持部2にそれぞれ挿入する(図5)。挿入後、第二貼付剤保持部2を第二折りたたみ線4に沿って連結支持部3の背面側に折りたたみ、次に、折りたたんだ後の第二貼付剤保持部2へ重なるように第一貼付剤保持部1を第一折りたたみ線4に沿って、連結支持部3の背面側に折りたたむ。このとき、連結支持部3、第一貼付剤保持部1、第一貼付剤保持部2の順で、三つ折りに重なった状態となる。折りたたんだ後、引っ掛け口11Aを引っ掛け部12に引っ掛けることで、貼付補助具を折りたたんだ状態で固定する(図7)。このとき、貼付剤両側部の剥離ライナー21Bの一部分が外側に突出した状態となる。固定後、貼付剤中央部の剥離ライナー21Aを除去し、粘着面が露出した貼付剤20の中央部分を、目的とする貼付部位へ貼付する。貼付剤20の中央部分を貼付後、そのままの状態で、外側に突出した剥離ライナー21Bを引っ張りながら貼付する(図8)。引き続き、他方の外側に突出した剥離ライナー21Bを引っ張りながら貼付する。もしくは、他方の外側に突出した剥離ライナー21Bを引っ張らず、貼付補助具Hをずらすことで貼付しても良い。
本考案の貼付補助具は、貼付剤を貼付する際に用いることにより他の人の手を借りることなく一人で、肩や腰などの手の届きにくいあるいは見えない部位へ容易に貼付することができるので、例えば高齢者の方でも一人で容易に貼付剤を貼付することができるようになる。また、低コストで量産することが可能であり、安価で市場に提供することが可能である。さらに、本考案の貼付補助具を折りたたむことができるので、自由に持ち運ぶことができ、また、折りたたんだ状態では耐久性も向上するので、持ち運ぶときや使用時における貼付補助具の破損あるいは折れ曲がりなどの問題も改善されている。
本考案の貼付補助具の一実施形態を示す正面図である。 本考案の貼付補助具の一実施形態を示す背面図である。 本考案の貼付補助具の一実施形態を折りたたんだ状態の正面図である。 本考案の貼付補助具の一実施形態を折りたたんだ状態の背面図である。 本考案の貼付補助具に貼付剤を第一貼付剤保持部および第二貼付剤保持部に挿入した状態を示す正面図である。 本考案の貼付補助具に貼付剤を挿入した後、折りたたんだ状態を示す正面図である。 本考案の貼付補助具を折りたたんだ後、引っ掛け口を引っ掛け部にはめ込んだ固定部の拡大図である。 本考案の貼付補助具に貼付剤を挿入した後、折りたたんだ状態からさらに、中央部の剥離ライナーを除去し、貼付剤の中央部分を腰に貼付後、一方の外側に突出した剥離ライナーを引っ張りながら貼付している状態を表す図である。
H … … 貼付補助具
1 … … 第一貼付剤保持部
1W… … 第一貼付剤保持部の短辺の幅
2 … … 第二貼付剤保持部
2W… … 第二貼付剤保持部の短辺の幅
3 … … 連結支持部
3W… … 連結支持部の短辺の幅
4 … … 折りたたみ線
5 … … 凹部
11 … … 固定部
11A … … 引っ掛け口
11W … … 引っ掛け口の幅
12 … … 引っ掛け部
12W … … 引っ掛け口と引っ掛け部とが重なる部分の幅
13 … … 横穴
20 … … 貼付剤
21 … … 剥離ライナー
21A … … 貼付剤中央部の剥離ライナー
21B … … 貼付剤両側部の剥離ライナー
22 … … 粘着面
23 … … 剥離ライナーを除去した貼付剤
30 … … 腰

以 上

Claims (7)

  1. 支持体と膏体層と剥離ライナーが積層された貼付剤を患部に貼り付けるための貼付剤貼付用補助具であって、前記貼付剤貼付用補助具が、
    (a)前記貼付剤の両側部分の一方を一時的に保持させる第一貼付剤保持部と、
    (b)(a)の前記貼付剤の両側部分の他方を一時的に保持させる第二貼付剤保持部と、
    (c)前記第一貼付剤保持部と前記第二貼付剤保持部とを連結する連結支持部と、
    (d)前記第一貼付剤保持部を前記連結支持部の背面側に折りたたむための第一折りたたみ線と、
    (e)前記第二貼付剤保持部を前記連結支持部の背面側に折りたたむための第二折りたたみ線と、
    を有することを特徴とする貼付剤貼付用補助具。
  2. 前記貼付剤を前記第一および前記第二貼付剤保持部に挿入後、前記第二貼付剤保持部を折りたたみ、次に前記第一貼付剤保持部を折りたたんだ後、前記貼付剤貼付用補助具を折りたたんだ状態で固定するための固定部を有することを特徴とする請求項1に記載の貼付剤貼付用補助具。
  3. 前記固定部が、前記第一貼付剤保持部1に形成され、かつ該固定部が該貼付剤保持部に切り込みを入れることにより形成されることを特徴とする請求項2に記載の貼付剤貼付用補助具。
  4. 前記固定部に、さらに切り込みを入れることにより形成された引っ掛け口を有することを特徴とする請求項2または3に記載の貼付剤貼付用補助具。
  5. 前記第二貼付剤保持部に、前記貼付剤を挿入する部分を折りたたみ線より支持部側に拡張することによって形成された引っ掛け部を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の貼付剤貼付用補助具。
  6. 前記第一貼付剤保持部の短辺の幅が前記連結支持部の短辺の幅の50〜100%であり、かつ前記第二貼付剤保持部の短辺の幅が前記連結支持部の短辺の幅の50〜100%であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の貼付剤貼付用補助具。
  7. 前記引っ掛け口と前記引っ掛け部とが重なる部分の幅が前記引っ掛け口の幅の50〜110%であることを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載の貼付剤貼付用補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113749381A (zh) * 2016-09-27 2021-12-07 松下知识产权经营株式会社 薄膜贴附装置

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