JPH0743322Y2 - 軒樋吊り具 - Google Patents

軒樋吊り具

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JPH0743322Y2
JPH0743322Y2 JP1991033807U JP3380791U JPH0743322Y2 JP H0743322 Y2 JPH0743322 Y2 JP H0743322Y2 JP 1991033807 U JP1991033807 U JP 1991033807U JP 3380791 U JP3380791 U JP 3380791U JP H0743322 Y2 JPH0743322 Y2 JP H0743322Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
piece
outdoor
support
eaves gutter
eaves
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991033807U
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English (en)
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JPH0495920U (ja
Inventor
良典 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、軒樋吊り具に関し、詳
しくは軒樋の支持を安定させるとともにその支持操作を
容易におこなえるようになそうとする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、断面略U字状の軒樋1(本考案の
図1において示す)で施工時に屋外側になる屋外側壁2
に連ねて屋外側耳部5のような被支持部27が形成さ
れ、この被支持部27の下面を受けるとともに被支持部
27の上面を押さえて軒樋1を支持するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
軒樋1の屋外側耳部5のような被支持部27の下面を受
けるとともに被支持部27の上面を押さえて軒樋1を支
持するのに、その作業性が悪いという問題があった本考
案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、軒樋の屋外側耳部のような被支持
部の下面を受けるとともに被支持部の上面を押さえて軒
樋を支持するのに、その作業性を大幅に高めることがで
きる軒樋吊り具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の軒樋吊り具は、
断面略U字状の軒樋1を吊り下げ支持する軒樋吊り具で
あって、軒樋1の屋外側壁2に連なって軒樋1の内方に
形成される角形の屋外側耳部5の被支持部27を下方か
ら支持する支持部29が吊り具本体9の先端部分に形成
され、被支持部27を上方から弾性的に押圧する機能を
備えた押さえ支持片10aが吊り具本体9から延出さ
れ、軒樋1の屋外側耳部5の外側面5bと内側面5dと
を挟持するための、押さえ支持片10aから垂下される
縦片部分と支持部29における縦片部分とが水平方向に
対向して設けられ、押さえ支持片10aの屋外側端部か
ら屋内側斜め上方に向かうとともに被支持部27に押圧
されて屋内側に弾性変形して被支持部27を押さえ支持
片10aの下方に潜り込ませる機能を備えた傾斜片11
が延出され、傾斜片11と支持部29の縦片部分との間
には、屋外側耳部5が下方へ移動されて嵌め込まれる上
方に開いた開口が形成されて成ることを特徴とするもの
である。
【0005】
【作用】このように構成することによって、上記目的を
達成したものである。つまり、軒樋1の屋外側耳部5の
外側面と内側面とを挟持するための、押さえ支持片10
aから垂下される縦片部分と支持部29における縦片部
分とが水平方向に対向して設けられ、押さえ支持片10
aの屋外側端部から屋内側斜め上方に向かうとともに被
支持部27に押圧されて屋内側に弾性変形して被支持部
27を押さえ支持片10aの下方に潜り込ませる機能を
備えた傾斜片11が延出され、傾斜片11と支持部29
の縦片部分との間には、屋外側耳部5が下方へ移動され
て嵌め込まれる上方に開いた開口が形成されていること
によって、軒樋1の屋外側耳部5は、水平方向に対向し
ている押さえ支持片10aから垂下される縦片部分と支
持部29における縦片部分とによって水平方向にがたつ
きなく動かないように確実に保持する。しかも、傾斜片
11と支持部29の縦片部分との間には、上方に開いた
開口が形成されていて、軒樋1の屋外側壁2と屋内側壁
6の上端間を拡げることなく無理なく楽に軒樋1の屋外
側耳部5を嵌め込み支持する。そして、傾斜片11を手
指で屋内側に変位させることで、軒樋1の屋外側耳部5
の挟持作用を解除でき、容易に軒樋1の支持の解除がお
こなえるものである。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。軒樋1は断面略U字状に形成され、施工時に屋外側
になる屋外側壁2から斜め上方に起立片3を立ち上げて
ある。この起立片3の上端から屋内側に向けて垂下片4
を垂下してある。垂下片4の下端に中空の屋外側耳部5
を全長に形成してある。この屋外側耳部5は、縦長の角
パイプ状に形成され、その上片部分及び下片部分が吊り
具本体9にて支持される被支持部27となっている。
た、屋外側耳部5には、後述する吊り具本体9側に挟持
される外側面5bと内側面5dを備えている。そして軒
樋1の屋内側壁6の上端に中空の屋内側耳部7を形成し
てある。
【0007】吊り具本体9は帯鉄を曲成して形成してあ
り、その屋内側端部には釘12等により鼻板等の家屋の
取付部に取付けられる取付片部13が垂下され、取付片
部13の上方には横片14と下降片15とで、軒樋1の
屋内側耳部7を挿入し得る挿入部16が形成され、この
挿入部16にL形に形成された載設片17とばね板から
なる押さえ18を設け、載設片17から垂下したガイド
片19をガイドとして軒樋1の屋内側耳部7をスライド
させて上昇させ、ばね板製の押さえ18を上方に弾性変
形させ、そして屋内側耳部7が載設片17に載設され、
この載設状態を押さえ18にて維持するようにしてあ
る。
【0008】吊り具本体9の先端には、軒樋1の起立片
3に略沿う立上げ片20が斜め内方に立上げられ、この
立上げ片20の先端から軒樋1の屋外側耳部5の下面5
aと屋外側耳部5の外側面5bを支持するL形の支持部
29としての受部8を垂下させてある。そして受部8に
載設された屋外側耳部5の上面5c及び内側面5dを支
持する逆L形のばね性の押さえ片10を吊り具本体9の
上面に受部8と対向させて設けてある。この押さえ片1
0と吊り具本体9とはリベット等にて取付けてある。そ
して押さえ片10の上片となる押さえ支持片10aの屋
外側端部から屋外側耳部5の下面5aに押されて屋内側
に押さえ片10を弾性変位させるための傾斜片11を内
方上方に延出してある。
【0009】しかして、屋外側壁2から上方に起立片3
を立ち上げるとともに起立片3の上端から屋内側に向け
て垂下片4を垂下し、垂下片4の下端に屋外側耳部5を
全長に形成するという特殊な形状の軒樋1であっても、
屋外側耳部5を押し下げることで、傾斜片11を介して
ばね性の押さえ片10を屋内側に弾性変形させ、そして
屋外側耳部5の下面5aをL形の受部8に当接すること
で、傾斜片11がそのばね性で弾性復元して、逆L形の
被押さえ片11とL形の受部8とで、屋外側耳部5を確
実に保持し、特殊な形状の軒樋1の吊り下げ作業を容易
に行えるのである。
【0010】尚、実施例においては立上げ片20を吊り
具本体9とは別に形成し、これをリベット等にて吊り具
本体9に一体にしたが、吊り具本体9から一連に立上げ
片20を形成してもよいものである。そして本考案に実
施される軒樋1はその起立片3が斜め内方に緩やかに傾
斜していて、その施工後においてはパラペットのような
外観となるものである。
【0011】
【考案の効果】以上要するに本考案は、軒樋の屋外側耳
部の外側面と内側面とを挟持するため、押さえ支持片
から垂下される縦片部分と支持部における縦片部分とが
水平方向に対向して設けられ、押さえ支持片の屋外側端
部から屋内側斜め上方に向かうとともに被支持部に押圧
されて屋内側に弾性変形して被支持部を押さえ支持片の
下方に潜り込ませる機能を備えた傾斜片が延出され、傾
斜片と支持部の縦片部分との間には、屋外側耳部が下方
へ移動されて嵌め込まれる上方に開いた開口が形成され
ているから、軒樋の屋外側耳部は、水平方向に対向して
いる押さえ支持片から垂下される縦片部分と支持部にお
ける縦片部分とによって水平方向にがたつきなく動かな
いように確実に保持することができ、しかも、傾斜片と
支持部の縦片部分との間には、上方に開いた開口が形成
されているから、軒樋の屋外側壁と屋内側壁の上端間を
拡げることなく無理なく楽に軒樋の屋外側耳部を嵌め込
み支持ができ、そして、傾斜片を手指で屋内側に変位さ
せることで、軒樋の屋外側耳部の挟持作用を解除でき、
容易に軒樋の支持の解除ができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の施工状態の断面図である。
【図2】同上の吊り具の斜視図である。
【符号の説明】
1 軒樋 2 屋外側壁 10a 押さえ支持片 11 傾斜片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略U字状の軒樋を吊り下げ支持する
    軒樋吊り具であって、軒樋の屋外側壁に連なって軒樋の
    内方に形成される角形の屋外側耳部の被支持部を下方か
    ら支持する支持部が吊り具本体の先端部分に形成され、
    被支持部を上方から弾性的に押圧する機能を備えた押さ
    え支持片が吊り具本体から延出され、軒樋の屋外側耳部
    の外側面と内側面とを挟持するための、押さえ支持片か
    ら垂下される縦片部分と支持部における縦片部分とが水
    平方向に対向して設けられ、押さえ支持片の屋外側端部
    から屋内側斜め上方に向かうとともに被支持部に押圧さ
    れて屋内側に弾性変形して被支持部を押さえ支持片の下
    方に潜り込ませる機能を備えた傾斜片が延出され、傾斜
    片と支持部の縦片部分との間には、屋外側耳部が下方へ
    移動されて嵌め込まれる上方に開いた開口が形成され
    成る軒樋吊り具。
JP1991033807U 1991-05-15 1991-05-15 軒樋吊り具 Expired - Lifetime JPH0743322Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991033807U JPH0743322Y2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 軒樋吊り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991033807U JPH0743322Y2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 軒樋吊り具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0495920U JPH0495920U (ja) 1992-08-19
JPH0743322Y2 true JPH0743322Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=31768951

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991033807U Expired - Lifetime JPH0743322Y2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 軒樋吊り具

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JP (1) JPH0743322Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59119362A (ja) * 1982-12-27 1984-07-10 Toshiba Corp 圧力定着性トナ−

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Publication number Publication date
JPH0495920U (ja) 1992-08-19

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