JPH0743215Y2 - ホイールローダの過積載警報装置 - Google Patents

ホイールローダの過積載警報装置

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JPH0743215Y2
JPH0743215Y2 JP1989000870U JP87089U JPH0743215Y2 JP H0743215 Y2 JPH0743215 Y2 JP H0743215Y2 JP 1989000870 U JP1989000870 U JP 1989000870U JP 87089 U JP87089 U JP 87089U JP H0743215 Y2 JPH0743215 Y2 JP H0743215Y2
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alarm
hinge pin
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hydraulic pressure
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JPH0293366U (ja
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武文 福本
正男 福田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/24Safety devices, e.g. for preventing overload
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は建設車両の分野に属するホィールローダにお
いて、作業機に規定以上の積載をしたとき、運転者や管
理者に警報を出して注意を喚起する警報装置に用いて好
適なものである。
(従来の技術) 第5図は材木等の運搬、積載に用いて好適な作業機を備
えたホィールローダの側面図であって車体Bの前部には
作業機Aが装着されており、ブームLはブームシリンダ
Cにより上下に回動し、L1はブームが最高に回動した位
置を示す。
ブームLの先端部にはフォークFがヒンジピンHを中心
として起伏自在に装着され、チルトシリンダKによりベ
ルクランクDを介して起伏する。
hはヒンジピンHの地上からの高さを示し、h0はフォー
ク地上時、hmaxはヒンジピンが最高位置Hmaxにある時の
最高高さを示す。
またα1,α2,α3はフォークFの地面に対するチルト
角を示す。
GLは地面である。
第6図はフォークに積載した積荷Eの重量w1,w2,w3
w4,w5(ton)、ヒンジピン高さh(mm)、ブームシリ
ンダCの油圧p(kg/cm2)、及びフォークFが水平及び
チルト角最大(MAXチルトと記す)時の関係を示すグラ
フであり、図において前輪荷重Zmax(ton)と印した曲
線は、第5図における前輪軸Jに加わる前輪荷重Zが許
容最大荷重Zmaxの場合を示すものである。
そして従来のホィールローダでは、前輪荷重Zが許容最
大荷重Zmaxに達すると過積載であるという警報を出す簡
単でかつ安価な警報装置は無かった。
(考案が解決しようとする課題) 上記のように従来のホィールローダにおいては前輪荷重
が許容最大荷重に達する前に警報を出すような簡単でか
つ安価な警報装置が無かったので運転者が過積載である
ことを認識しないで作業を続けて、そのために車両各部
の損耗、破損を招き、甚だしいときは車両が転倒すると
いう大きい問題があった。
また特開昭52−28106号のショベルローダ転倒防止装置
のように、リフトシリンダの油圧が所定の値を越え、か
つバケット持上高さが所定の値を超えたときのみ警報を
出すようにしたものも公知であるが、バケット位置がか
なり高く持上荷重が大きくなったときに初めて警報が出
る方式のため、早く過積載になることを察知することが
できず、しかも安全荷重曲線に沿って上昇してもバケッ
トの高い位置で警報が出てしまうことがあり、実用に適
しないような不具合がある。
さらに特開昭59−7233号のショベル転倒防止装置のよう
に、ブーム、アーム、バケットの変位を角度計等で常時
検出し、バケット荷重が掛かったときの転倒モーメント
をマイコンにより演算し、所定の転倒限界値と常に比較
して前者が後者を超えたとき信号を出すようにしたもの
も公知であるが、マイコンを用い常時転倒荷重を監視す
る構成のために甚だ高価なシステムとなり、実用には適
当でなかった。
この考案は上記不具合を解決することをその課題とな
る。
(課題を解決するための手段及び作用) この考案は上記課題を解決するためになされたものであ
って、ヒンジピン高さを検出する複数個の近接スイッチ
と、ブームシリンダの油圧を検出する2個の油圧スイッ
チと、警報装置を作動させる2個のリレーを設けた電気
回路であって、ヒンジピン高さとブームシリンダの油圧
との関係がホィールローダの常用荷重を超える領域でヒ
ンジピン高さとブームシリンダの油圧の値が設定値を超
えると常時警報を出し、ブームを上昇させてヒンジピン
高さと油圧の関係が変化しても警報を出し続けるように
したものである。
またマイコン等を用いず複数のスイッチとリレーを用い
て回路を構成したもので、システムが安価となり、マイ
コン等を用いていない使用中の車両に対し、後付けで容
易に追加装着できる。
(実施例) 次にこの考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は電気回路であり、11及び12は鉄片とスイッチ本
体から成る近接スイッチであって、第5図に示したブー
ムシリンダCのピストン棒に装着された鉄片がシリンダ
側に装着されたスイッチ本体に近接すると電気信号を発
することにより、ヒンジピンHが設定された高さhに達
したことを報せるものでありる。
21及び22は油圧スイッチであり、第5図に示したブーム
シリンダC内の油圧pが設定油圧に達すると電気信号を
発するものである。
31,32,33及び34はリレーであり、コイルに電流が流れる
と誘導電磁力によりスイッチが閉じるようになってい
る。
41,42,43及び44はダイオードであり、それぞれリレー3
1,32,33及び34を電気的に保護するためのものである。
51及び52はホィールローダの運転者に警報を出すために
運転室内に設けられたランプ、及びブザーであり、53は
車外の作業監督者に警報を出すための、ホィールローダ
の運転室屋根上等に設けられた赤色回転灯であって、53
1はランプ、532はモータである。
次にこの考案の作用を第2図を用いて説明する。
第2図において、上記第6図におけると同一の符号で示
したものは同一の数量を表すもので説明は省略する。
第2図におけるヒンジピン高さh11,h12はそれぞれ、第
1図に示した近接スイッチ11、及び12が電気信号を発す
るときのヒンジピン設定高さであり、ブームシリンダ油
圧p21及びp22はそれぞれ、第1図に示した油圧スイッチ
21及び22が電気信号を発するときのブームシリンダ設定
油圧である。
また、第2図に示したように点P,Q,R,S,T,U,V,Wを定
め、U−P−Q−R−S−Vの領域をI、T−P−Qの
領域をII、Q−R−Sの領域をIII、W−S−Vの領域
をIVとする。
そしてIの領域では常時警報を出す。
IIの領域では、ヒンジピンが地上付近に在るときは警報
は出ないが、ブームを上げてゆくとブームシリンダ油圧
がp21以上になってIの領域に入ると警報を出す。
IIIの領域ではヒンジピン高さがh12より低いときは警報
は出ないが、ブームを上げてゆくとブームシリンダ油圧
がp22以上になってIの領域に入ると警報を出し、また
ブームシリンダ油圧がp22以下であっても、ヒンジピン
高さがh11以下で警報を出していたら、ヒンジピン高さ
がh11以上になってこのIIIの領域に入ったとき警報を出
し続ける領域である。
IVの領域では作業機負荷が始めからIVの領域にあれば警
報は出ないがヒンジピン高さがh12以下で警報を出して
いたら、ヒンジピン高さh12以上になってこのIVの領域
に入ったときも警報を出し続ける領域である。
第3図は第1図に示した電気回路の論理表を示す。
次に上記作動の具体例について説明する。
第2図において積荷がw3を少し超える荷重であって、最
初はIIの領域のX1点に在って、ブームを上げてゆくと、
Iの領域内のX2点に移り、さらにブームを上げると、II
Iの領域内のX3点、再びIの領域内のX4点、IVの領域内
のX5点へ順次移ってゆき、X1〜X5の各位置における近接
スイッチ、油圧スイッチ、リレー及び警報の作動は第4
図に示した表のようになる。
すなわち積込位置X1では警報は出ないが、ブームを上げ
てゆくとX2の位置で警報が出て、さらにブームを上げて
ゆくと警報は引き続いて出るようになっている。
また第2図において積荷がw3より小さい荷重であって、
最初X6の点で積込み、ブームを上げてゆくとX6→X7→X8
と移ってゆく。
そしてこの場合のX6,X7,X8の各位置における近接スイ
ッチ、油圧スイッチ、リレー及び警報の作動も上記第4
図の表に示してある。
すなわちこの場合はX6→X7→X8とブームを上げても警報
は出ないようになっている。
上記のようにこの実施例では、ブームを上昇させてゆく
と積荷荷重が変わらなくても前車軸負荷、及びブームを
上げるための油圧が変わるホィールローダにおいて、油
圧とヒンジピン高さが第2図のIの領域では常時警報を
出し、ブームを上昇させてIIIまたはIVの領域へ入って
も警報を出し続ける簡単で安価な電気回路により構成し
た過積載警報装置である。
上記実施例では、それぞれ2個の近接スイッチと油圧ス
イッチ、及び4個のリレーにより電気回路を構成した
が、近接スイッチ及び油圧スイッチが2個以上であっ
て、リレーの個数が4個以上にすることにより警報装置
の作動を一層きめ細かくすることも可能である。
(考案の効果) この考案は以上詳述したようにして成るので、ブームを
上昇させてゆくと同じ積載荷重でもブームを上げるため
の油圧が変化する特性をもったホィールローダの過積載
警報装置であって、前輪荷重が許容最大荷重に達する前
に警報を出し、ブームを上昇させても警報を出し続ける
ことにより、運転者が過積載であることを早く且つ確実
に認識するので、車両の損耗、破損を招くことなく、車
両の転倒も発生しないので安全に作業ができ、簡便で安
価な電気回路であるので実用的で、かつ信頼性のある警
報装置であるという大きい効果を奏するものである。
この考案は特にマイコンを用いず2個のスイッチと2個
のリレーを用いて回路を構成し、これらスイッチとリレ
ーのオン,オフの組合せにより各検出器からの信号をも
とに演算等は全く行わず電気回路のみで構成しているの
で、マイコン等を用いていない使用中の車両に対し、後
付けで容易に追加装着できるメリットを有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の電気回路図、第2図は作
動を示すグラフ、第3図は電気回路の論理表、第4図は
作動の具体例を示す表、第5図はホィールローダの側面
図、第6図は従来のホィールローダのヒンジピン高さ、
ブームシリンダ油圧及び積載荷重の関係を示すグラフで
ある。 11……近接スイッチ、12……近接スイッチ 21……油圧スイッチ、22……油圧スイッチ 31……リレー、32……リレー 33……リレー、34……リレー 51……ランプ、52……ブザー 53……赤色回転灯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホィールローダの過積載警報装置におい
    て、ブーム先端部のヒンジピン高さとブームシリンダの
    油圧との関係を用い、積載荷重が常用荷重を超えた場合
    警報を出すように、ヒンジピン高さを検出する2個の近
    接スイッチと、ブームシリンダの油圧を検出する2個の
    油圧スイッチと、警報装置を作動させる複数個のリレー
    を設けた電気回路を具備して成り、ヒンジピン高さとブ
    ームシリンダの油圧の関係がホィールローダの常用荷重
    を超える領域でヒンジピン高さとブームシリンダの油圧
    の値が設定値を超えると常時警報を出し、ブームを上昇
    させてヒンジピン高さと油圧の関係が変化しても警報を
    出し続けるようにしたことを特徴とするホィールローダ
    の過積載警報装置。
JP1989000870U 1989-01-10 1989-01-10 ホイールローダの過積載警報装置 Expired - Lifetime JPH0743215Y2 (ja)

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AU48262/90A AU629892B2 (en) 1989-01-10 1990-01-10 Device for alarming overload of wheel loader
DE904090057T DE4090057T1 (de) 1989-01-10 1990-01-10 Warnvorrichtung zur alarmierung des fahrers eines radladers bei ueberbelastung
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51110303U (ja) * 1975-03-05 1976-09-06
JPS5819825B2 (ja) * 1975-08-29 1983-04-20 株式会社クボタ シヨベルロ−ダテントウボウシソウチ
JPS5938576U (ja) * 1982-09-03 1984-03-12 新キャタピラー三菱株式会社 荷役積載重量監視装置
JPH0245737B2 (ja) * 1982-10-18 1990-10-11 Hitachi Construction Machinery Yuatsushoberunotentoboshisochi

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DE4090057T1 (de) 1992-01-30
AU629892B2 (en) 1992-10-15
KR910700385A (ko) 1991-03-15
JPH0293366U (ja) 1990-07-25
AU4826290A (en) 1990-08-13

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