JPH0743185B2 - 複数の熱源機の制御方法 - Google Patents

複数の熱源機の制御方法

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JPH0743185B2
JPH0743185B2 JP3154586A JP3154586A JPH0743185B2 JP H0743185 B2 JPH0743185 B2 JP H0743185B2 JP 3154586 A JP3154586 A JP 3154586A JP 3154586 A JP3154586 A JP 3154586A JP H0743185 B2 JPH0743185 B2 JP H0743185B2
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芳文 小西
洋 藤本
信弘 岩佐
秀和 中島
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、熱効率の良好な圧縮機を備えたヒートポンプ
などのような第1熱源機と、熱効率の低い、たとえばボ
イラなどを備えた第2熱源機とを備える複数の熱源機の
制御方法に関する。
背景技術 暖房および給湯、温水プールの給水などを行なうため
に、圧縮機を備えた熱効率が高いヒートポンプが用いら
れ、また、熱効率が低いけれども設備費が安価であるボ
イラなどをも備えられた設備が従来から実現されてい
る。
発明が解決すべき問題点 このような先行技術では、ヒートポンプとボイラとが並
列運転されているとき、その負荷分担は均等である。ヒ
ートポンプは熱効率が高いので、ヒートポンプによつて
できるだけ大きな負荷を分担させることが望ましい。
本発明の目的は、圧縮機を用いたヒートポンプなどのよ
うな第1熱源機と、それよりも低い熱効率を有するボイ
ラなどのような第2熱源機とを並列運転する際に、全体
としての熱効率を可及的に向上するようにした複数の熱
源機の制御方法を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、第1の熱源機と、 第1熱源機よりも熱効率の低い第2熱源機とを備え、 第1熱源機は、その第1熱源機からの流体の出口温度を
検出して、その出口温度が予め定めた第1設定値となる
ように運転を行ない、 第2熱源機は、その第2熱源機からの流体の出口温度を
検出してその出口温度が予め定めた第2設定値となるよ
うに運転を行ない、 第1および第2熱源機からの流体を負荷に与え、 まず第1熱源機を運転し、第1熱源機の出口温度が第1
設定値に達しないとき、第1熱源機が分担する負荷が増
大するように、第1設定値を変化し、かつ第2熱源機を
起動することを特徴とする複数の熱源機の制御方法であ
る。
作用 本発明に従えば、第1および第2熱源機は、それらの各
熱源機からの流体の出口温度を検出して、その出口温度
が予め定めた第1および第2設定値となるように、運転
をそれぞれ行なうように構成されている。まず第1熱源
機を運転しておき、この第1熱源機の出口温度が、前記
第1設定値に達しないとき、すなわち実際の負荷が第1
熱源機の許容負荷を越えているとき、第2熱源機を起動
して並列運転を行なう。この並列運転時には、第1熱源
機が分担する負荷が増大するように第1設定値を変化す
る。たとえば暖房および給湯などを行なう際には、第1
設定値は並列運転時に高い値に設定し、これによつて第
1熱源機による負荷分担が大きくなる。これとは逆に、
並列運転によつて冷房を行なう際には、第1設定値は低
い値に設定されて第1熱源機による負荷分担を大きくす
る。このようにして、第1および第2熱源機の並列運転
時における全体の熱効率を向上することが可能になる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の全体のブロツク図であ
る。圧縮機を用いたヒートポンプを備える第1熱源機1
によつて加熱された水などの流体は、管路2から管路3
を経て暖房および給湯などのための負荷4に供給され
る。第1熱源機1よりも低い熱効率を有する第2の熱源
機5,6は、たとえばボイラなどであり、それらの第2熱
源機5,6からの温水は、管路7,8から管路3を経て、前述
の負荷4に供給される。管路2には、第1熱源機1から
の流体の出口温度を検出する温度検出素子9が備えられ
る。また同様にして、第2熱源機5,6から管路7,8に供給
される流体の出口温度は、温度検出素子10,11によつて
検出される。
マイクロコンピユータなどによつて実現される処理回路
12は、温度検出素子9と温度設定回路13からの出力に応
答し、温度検出素子9によつて検出される温度が温度設
定回路13において設定された第1設定値となるように、
第1熱源機1の運転を行なわせる。このような第1熱源
機1の温度制御は、たとえば圧縮機を駆動する内燃機関
などのような原動機の回転速度の制御によつて達成され
る。
第2熱源機5,6に関連する温度検出素子10,11からの出力
と、これら第2熱源機5,6に個別的に対応して設けられ
た温度設定回路14,15からの出力は、処理回路12に与え
られ、温度検出素子10,11によつて検出される温度が温
度設定回路14,15において設定された第2設定値となる
ように、処理回路12は、第2熱源機5,6を運転させる。
この温度制御のためには、たとえば第2熱源機5,6に備
えられているバーナーの燃焼量を変化することなどによ
つて達成される。
第2図を参照して、動作を説明する。ステツプn1からス
テツプn2に移り、まず第1の熱源機1が起動されて運転
状態となる。第1熱源機1に対応する温度設定回路13に
は、負荷4において使用される流体の希望する温度T1が
設定されている。これによつて、負荷4が第3図に示さ
れる第1熱源機1の許容負荷L1以下である時刻t1以前に
おいては、処理回路12の働きによつて、管路2から管路
3を経て負荷4に与えられる流体の温度は、温度設定回
路13において設定された温度T1となつている。ステツプ
n3では、温度検出素子9によつて検出される温度が温度
設定回路13において、設定された温度T1に達したかが判
断され、そうであれば第1熱源機1が運転を続行する。
負荷4が大きくなつて第1熱源機1の許容負荷L1を越え
た時刻t1では、温度検出素子9によつて検出される温度
は、温度設定回路3において設定された温度T1にまで上
昇しない。このときにはステツプn3からステツプn4に移
り、温度設定回路13における温度設定値を、負荷4にお
いて希望する温度T1よりも高い温度T1a(ただしT1<T1
a)に設定して、第1熱源機1の運転を引き続き続行す
る。
ステツプn5では、一方の第2熱源機5を起動する。この
一方の第2熱源機5に対応する温度設定回路14では、負
荷4において使用される流体の希望する温度T1に設定さ
れる。これによつて、第2熱源機5が分担する負荷が、
その第2熱源機5の許容負荷以下であるときには、管路
7から温度設定回路14において設定された温度T1の流体
を供給することができる。
ステツプn6において、温度検出素子10によつて検出され
る温度が、温度設定回路14において設定された温度T1に
達しないことが判断されたときには、ステツプn7に移
る。このようなときは、第2熱源機5の分担負荷が、第
2熱源機5の許容負荷を越えているときである。第3図
の時刻t2において、第2熱源機の許容負荷は、L2-L1で
表わされる。このようなときには、ステツプn7におい
て、もう1つの第2熱源機6が起動されて運転を開始す
る。こうして第2熱源機6の分担負荷が、その第2熱源
機6の許容負荷以下であるときには、第2熱源機6から
管路8には、温度設定回路15において設定された温度T1
を有する流体を供給することができる。
前述のステツプn4において、温度設定回路13で設定され
る温度T1aは、第1熱源機1がほぼ許容負荷で、すなわ
ちほぼ全負荷運転を行なうことができる値に定められ
る。このようにして、第1熱源機1はほぼ全負荷運転を
行ない、したがつて第2熱源機5,6を運転しているとき
における全体の熱効率を向上することができる。
負荷4が低減し、これによつて第1熱源機1に対応する
温度検出素子9の検出温度が、ステツプn8で前記設定値
T1bに上昇して到達したことが検出されると、ステツプn
9において第2熱源機5,6の運転が停止され、第1熱源機
1だけの運転となる。たとえば T1a>T1b …(1) であつてもよく、あるいは、 T1a=T1b …(2) であつてもよい。
上述の実施例では、負荷4は暖房および給湯などでなつ
たけれども、本発明の他の実施例として負荷4は、冷房
などであつてもよい。このときには、前述の温度T1aは
温度T1未満の値に設定される。これによつて冷房時など
では、第1熱源機1と第2熱源機5,6との並列運転時
に、第1熱源機1の分担負荷を大きくすることができ
て、全体の熱効率の向上を図ることができる。
第1熱源機1が、圧縮機を用いたヒートポンプであると
き、熱源機5,6は前述のようにボイラであつてもよく、
あるいはまたそのような圧縮機を備えたヒートポンプよ
りも熱効率の低い吸収式冷凍機であつてもよい。第1熱
源機1として、吸収式冷凍機を用いるときには、第2熱
源機5,6としては、そのような吸収式冷凍機よりも熱効
率の低いボイラが用いられることができる。
効果 以上のように、本発明によれば第1熱源機と、それより
も低い熱効率を有する第2熱源機とを用いて並列運転を
行なう際に、熱効率の高い第1熱源機の分担する負荷を
大きくし、これによつて全体の熱効率を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体のブロツク図、第2図
は第1図で示された実施例の動作を説明するためのフロ
ーチヤート、第3図は負荷分担の状態を示すグラフであ
る。 1……第1熱源機、2,3,7,8……管路、4……負荷、5,6
……第2熱源機、9,10,11……温度検出素子、12……処
理回路、13,14,15……温度設定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 秀和 大阪府大阪市東区平野町5丁目1番地 大 阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−262544(JP,A) 特開 昭60−211269(JP,A) 実公 昭63−14280(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の熱源機と、 第1熱源機よりも熱効率の低い第2熱源機とを備え、 第1熱源機は、その第1熱源機からの流体の出口温度を
    検出して、その出口温度が予め定めた第1設定値となる
    ように運転を行ない、 第2熱源機は、その第2熱源機からの流体の出口温度を
    検出してその出口温度が予め定めた第2設定値となるよ
    うに運転を行ない、 第1および第2熱源機からの流体を負荷に与え、 まず第1熱源機を運転し、第1熱源機の出口温度が第1
    設定値に達しないとき、第1熱源機が分担する負荷が増
    大するように、第1設定値を変化し、かつ第2熱源機を
    起動することを特徴とする複数の熱源機の制御方法。
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JP6029363B2 (ja) * 2012-07-13 2016-11-24 株式会社日立製作所 熱源システム
JP7079608B2 (ja) * 2018-01-16 2022-06-02 リンナイ株式会社 暖房システム

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