JPH0743054A - オーガ式製氷機の運転保護装置 - Google Patents

オーガ式製氷機の運転保護装置

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JPH0743054A
JPH0743054A JP19117793A JP19117793A JPH0743054A JP H0743054 A JPH0743054 A JP H0743054A JP 19117793 A JP19117793 A JP 19117793A JP 19117793 A JP19117793 A JP 19117793A JP H0743054 A JPH0743054 A JP H0743054A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単でコストが安く、かつ種々の故障
に総体的に対応できるオーガ式製氷機の運転保護装置を
提供する。 【構成】 冷凍ケーシングと製氷水タンクとを備えたオ
ーガ式製氷機に運転保護装置が設けられている。この運
転保護装置は、製氷水タンクに設けられ上限水位検知ス
イッチFS2及び下限水位検知スイッチFS1を有するフ
ロートスイッチFSと、そのフロートスイッチに関連し
て設けられ上限水位検知スイッチの作動から下限水位検
知スイッチの作動までの時間を計時し、その計時時間が
所定の設定時間外にあるときにオーガ式製氷機の運転停
止を行う保護タイマ47と、製氷運転開始直後の給水時
間のみについて該保護タイマ47を不作動にする作動停
止リレーX4とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続式自動製氷機に関
し、特に、オーガ式製氷機の運転保護装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】オーガ式製氷機のような連続式自動製氷
機においては、間欠式のものとは異なり、製氷作用を連
続して行い、生成された氷を連続して送り出すか又は放
出するが、氷送出通路における氷詰まり、製氷水の供給
不足等の異常が生ずることがあり、このような異常の発
生時においても製氷機を破損から保護する必要があるた
め、種々の対策が提案され、採用されるに至っているも
のもある。
【0003】連続式自動製氷機の典型例としてオーガ式
製氷機について説明すると、縦型製氷筒又は冷凍ケーシ
ングの中をオーガが回転し、同冷凍ケーシングの内面に
成長した氷を掻き取り、その氷を上方へ送出するが、氷
詰まりが発生するとオーガ又はそれを駆動するモータに
過負荷が発生する。また、製氷水の供給不足があると、
冷凍ケーシング内で水位の異常低下が生じるため、異常
凍結現象が生じ、オーガによる氷の送出等ができなくな
ることもある。このような種々の故障、異常に個別に対
処する方策も提案されているが、それぞれ得失があり、
効果的ではないため、そのような種々の異常に総合的に
対処するものとして、製氷水の消費状況から製氷機の全
体としての異常を判断することが提案されている。
【0004】即ち、製氷機が全体として正常であれば、
製氷が順調に進んで所定量の製氷水が消費されるが、そ
の量が外気温に左右されることを考慮し、給水間隔時間
を計時し、これを標準時間と対比し正常異常を判定する
一方、その標準時間を外気温に応じて調整し運転制御す
る技術が提案されている(特開平2−267483号公
報参照)。
【0005】また、製氷水消費量の過少を判別装置で検
知し、その出力を受けて製氷機の運転を停止する制御装
置も提案されている(特開平3−50476号公報参
照)。更に、製氷機の起動時及び運転時の給水時間及び
給水間隔時間を計時して、各々の設定時間に達したと
き、断水、製氷水タンクのフロートスイツチの不具合及
び冷凍回路のトラブルの判断をして運転を制御する装置
の提案もされている(特開平4−161771号公報、
同4−161772号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のような製氷水又
は給水の消費量又は消費度合を、正常運転を念頭におい
た設定値と対比して製氷機の正常異常を判断する制御方
法又は装置は、相応の効果はあるものの、なお次のよう
な問題を残していた。即ち、特開平2−267483号
公報記載のものにおいては、給水間隔時間の標準時間と
しては、起動時の製氷水消費時間をも考慮して設定しな
ければならないため、設定標準時間そのものも大きなも
のとなる。従って、起動時以外では、何らかの異常によ
り実際の給水間隔時間が長くなっても異常と判断されに
くく、製氷機の確実な保護が期待できない。その他の制
御装置では、相応の作用効果は期待できるが、回路構成
が複雑であり、コストが高くなるという問題があった。
また、構造が複雑化すると、制御装置自体に故障、異常
が生じやすいという別の問題も生ずる。従って、本発明
の目的は、構造が簡単でコストが安く、かつ種々の故障
に総体的に対応できるオーガ式製氷機の運転保護装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によれば、内部に回転するオーガを有する冷
凍ケーシングと、外部給水系に連絡すると共にその冷凍
ケーシングの下部に連通した製氷水タンクとを備えたオ
ーガ式製氷機において、次のような運転保護装置が設け
られる。即ち、本発明による運転保護装置は、製氷水タ
ンクに設けられ上限水位検知スイッチ及び下限水位検知
スイッチを有するスイッチ装置と、そのスイッチ装置に
関連して設けられ上限水位検知スイッチの作動から下限
水位検知スイッチの作動までの時間を計時し、その計時
時間が所定の設定時間外にあるときにオーガ式製氷機の
運転停止を行う給水時間異常正常判定装置と、製氷運転
開始直後の給水時間のみについて給水時間異常正常判定
装置を不作動にする作動停止装置とから構成される。
【0008】
【作用】前述の構成のオーガ式製氷機において、製氷水
タンクから冷凍ケーシング内に供給された製氷水は、同
冷凍ケーシングが外部から冷却されるので、その内面に
氷結し、成長する。冷凍ケーシング内で回転するオーガ
は、内面上の氷を掻き取り、上部へ放出し、放出される
氷の量に見合って、前述の製氷水タンクから所要量の製
氷水が冷凍ケーシング内へ補給される。従って、製氷水
タンク内の水位は所定の速度で低下する。製氷水タンク
内の水位の変化は、スイッチ装置の上限水位検知スイッ
チと下限水位検知スイッチで検出され、この信号を受け
た給水時間異常正常判定装置によって製氷水消費時間即
ち給水間隔時間が計時され、これが所定の設定時間より
大きいとき、異常としてオーガ式製氷機の運転を停止さ
せる。作動停止装置は、給水間隔時間が相対的に長い製
氷運転開始直後の一給水動作即ち一給水時間についての
み、給水時間異常正常判定装置の作動を不能とすべく、
給水時間正常異常判定装置への通電回路のリレー接点を
開放しておき、製氷運転が安定する2回目の給水以降に
ついて、前記正常異常判定装置の作動を可能にする。
【0009】
【実施例】次に、本発明による運転保護装置の好適な実
施例について添付図面を参照して詳細に説明するが、図
中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。図
1は、本発明に係る運転保護装置が使用されるオーガ式
製氷機10の全体構造を示す一部切断立面図であり、図
において、縦型の冷凍ケーシング11は、内部にオーガ
13を収容し、上部に押圧頭15を有する。更にその上
端に、横向きの氷放出管17が連結されている。更に、
冷凍ケーシング11の外面には、図示しない冷凍系の一
部を構成する蒸発管(冷却管)19が巻装され、その外
側を断熱材21が覆っている。オーガ13は、上下の軸
受を介して回転自在に冷凍ケーシング11内に支持され
ていると共に、下端部で図示しない動力伝達機構を介し
てギヤードモータ23に連絡している。
【0010】更に、冷凍ケーシング11の上部に対応し
て、製氷水タンク25が、図示しない支持部材を介して
取り付けられている。製氷水タンク25の給水管25a
は、図示しない給水弁を介して給水源例えば外部水道系
に連通し、また、オーバーフロー管25bは、図示しな
い排水系に連絡している。更に、製氷水タンク25の中
には、後述する本発明の運転保護装置の一部をなすフロ
ートスイッチ(スイッチ装置)FSが設けられ、これは
下限水位検知スイッチFS1と上限水位検知スイッチF
2を有する。また、製氷水タンク25の底部から延び
る給水ホース27は、冷凍ケーシング11の下部に水密
に連絡している。
【0011】この製氷機における基本的な製氷プロセス
について説明すると、外部からの給水は、一旦製氷水タ
ンク25の中に貯められ、運転時、給水ホース27を経
由して冷凍ケーシング11の下部内部へ供給される。図
示しない冷凍系で、圧縮、凝縮された冷媒は、蒸発管1
9の中を流れる間に、冷凍ケーシング11及びその内部
の製氷水から熱を奪って蒸発する。即ち、冷却された製
氷水は、冷凍ケーシング11の内面に氷結し、成長する
が、ギヤードモータ23によって回転駆動されるオーガ
13の螺旋刃13aによって掻き取られ、フレーク状の
氷となって上方へ送られる。そして、これ等の氷は、押
圧頭15を通る間に圧縮され、カッタ29により切断さ
れて、氷放出管17を介して送出される。
【0012】次に、以上のようなオーガ式製氷機におけ
る本発明の運転保護装置の構成及び作用を図2の回路図
を参照して説明する。まず、製氷機10を電源に接続
し、電源スイッチ31、製氷スイッチ33を入れると洗
浄タイマ35の接点tm11及び常閉のリレー接点X34
通じて給水弁37(図1の給水管25aの図示しない部
分に接続される)に通電され、同給水弁37が開く。こ
れによって、製氷水タンク25へ外部水道から給水管2
5a(図1)を通って給水され、給水は、水面が上昇し
てフロートスイッチFSの上限水位検知スイッチFS2
に達するまで続く。本実施例では、約60秒で給水が完
了する。
【0013】上限水位検知スイッチFS2が上昇水位を
検知して閉路すると、リレーX3に通電され励磁され
る。これにより、常閉のリレー接点X34が開路して給水
弁37への通電が停止されて閉じられる。リレーX3
通電、励磁により、常開のリレー接点X35が閉じてタイ
マボード39の端子c、d間が閉じ、その内部のタイマ
が作動を開始し、最初にリレーX1が励磁され、その
後、約60秒後にリレーX2が励磁される。リレーX1
びX2の励磁により、常開のリレー接点X11、X21が閉
じ、電磁開閉器MS1、MS2が励磁され、ギヤードモー
タ23、冷媒の圧縮機41がその順に起動され、初めて
製氷運転に入る。
【0014】なお、前述と同時に接点MS11も閉じるの
で、ヒータH1、冷凍系の電磁弁43及びファンモータ
45に通電されるが、前述のようにリレーX3が励磁さ
れてその接点X32が開いているので、リレーX4には通
電されてない。従って、給水時間異常正常判定装置の主
要部をなす保護タイマ47は励磁されない。前述のよう
に、ギヤードモータ23、圧縮機41、ファンモータ4
5も起動されているので製氷運転が行われ、これが継続
されると、氷が放出され製氷水タンク25中の給水は、
給水ホース27を介して冷凍ケーシング11の中へ補給
され始める。これは、本実施例では給水完了後3〜5分
経過した時点である。製氷運転が継続されれば、製氷水
の補給が続けられ、給水弁37が閉じているから製氷水
タンクの水位が下がり続け、下限水位検知スイッチFS
1を作動せしめる。これにより、自己保持されていたリ
レーX3が消磁され、リレー接点X32、X34が閉じる。
即ち、製氷水の補給開始後約3.6〜5.3分経過して、
給水弁37が開いて製氷水タンク25へ2度目の給水操
作が行われ、一方、作動停止リレー(作動停止装置)X
4が励磁される。リレーX4の励磁により、リレー接点X
41が閉じ、リレーX4の自己保持回路が形成されると共
に、保護タイマ47に直列のリレー接点X42が閉じる。
【0015】また、前述のリレーX3の消磁はリレー接
点X35を開路し、これにより、タイマボード39の端子
c、d間が開路され、内蔵のタイマを作動させるが、約
90秒以内に給水が完了(リレーX3の再励磁、リレー
接点X35の閉路)すれば、製氷運転は中断されることな
く継続される。
【0016】給水弁37が開いているから製氷水タンク
25への給水が継続されて水位が上昇し、上限水位に達
すれば上限水位検知スイッチFS2が閉路する。これに
より、リレーX3が再び励磁され、リレー接点X31が閉
じるので、保護タイマ47に通電され、励磁されて計時
を開始する。以上より明らかなように、リレーX4は自
己保持されてリレー接点X42を閉じているときのみ保護
タイマ47を作動させるので、部分的に保護タイマ47
の作動を停止する。
【0017】前述のようにリレーX3が励磁され製氷運
転が続くと、製氷水タンク25の水位が低下していく。
保護タイマ47の設定時間が経過する前(前記計時開始
時間から始まる)に、水位が下限水位に達すれば、タイ
マ接点tm21、tm22が切り換わらず、リレーX3が非
励磁となり、リレー接点X31が開き、保護タイマ47が
非通電となり消磁され、リセットされる。そして、前述
のように、リレー接点X34が閉じるから、再び給水弁3
7が開き、給水が行われる。
【0018】もし、何らかの理由(冷凍系のガス洩れ、
冷凍ケーシング11内の氷詰まりや凍結等)により、製
氷が順調に進まないときは、製氷水の消費も少なくな
り、製氷水タンク25の水位の低下が遅くなる。このた
め、保護タイマ47の設定時間が経過するまでに下限水
位検知スイッチFS1が作動しない。その設定時間が経
過すると、タイマ接点tm21が閉じ、タイマ接点tm23
が開く。これにより、電磁開閉器MS1、MS2が消磁し
て、ギヤードモータ23及び圧縮機41が停止する。同
時に接点MS11も開路され、タイマ接点tm22が開路さ
れて、ヒータH1、リレーX4、ファンモータ45及び電
磁弁43への通電が遮断される。再起動は、電磁スイッ
チ31を押して行う。
【0019】前述のような異常が発生しない場合、即ち
保護タイマ47の設定時間が経過する前に、製氷水タン
ク25の水位が下限水位検知スイッチFS1で検知され
た場合は、前述のように給水弁37が開き、製氷水タン
ク25への給水が再度開始され、その後、故障が発生し
なければ、製氷水タンク25への給水と製氷水の消費が
繰り返されて、製氷運転が続行する。
【0020】従って、貯氷庫が満氷になり、貯氷スイッ
チ49が作動(開路)し、タイマボード39の端子d〜
f間が開路する。これにより、タイマボード39内のタ
イマが作動し、一定時間後にリレーX1、X2、電磁開閉
器MS1、MS2が消磁され、製氷運転が停止されると共
に接点MS11が開路して保護タイマ47、リレーX4
消磁される。貯氷スイッチ49が復帰(閉路)すると、
前記起動時のプロセスに従って、製氷運転が再開され
る。更に、図2の運転保護装置に含まれた洗浄タイマ3
5及び関連部分の説明を行うと、洗浄タイマ35は、約
12時間ごとに15分間作動する。洗浄タイマ35が作
動すると、タイマ接点tm11が接点a側へ接続し、リレ
ーX3が消磁し、接点X35が開路して約90秒後に圧縮
機41、約150秒後にギヤードモータ23が停止す
る。タイマ接点tm11は接点a側が閉路され、リレー接
点X12も閉路して、排水弁51が開路する。これにより
機内水が排水される。一方、接点MS11が開路されるこ
とにより、保護タイマ47、ヒータH1、リレーX4、電
磁弁43、ファンモータ45が消磁される。
【0021】洗浄タイマ35が作動してから約15分経
過するとタイマ接点tm11が接点a側から接点b側に戻
って接続され、排水弁51が閉弁する。同様にしてリレ
ー接点X34を介して給水弁37に通電され、開弁する。
給水弁37が開けば、前述の起動時と同様、製氷水タン
ク25へ給水が行われ、同様の制御で製氷運転が始ま
る。
【0022】なお、製氷スイッチ33は、手動操作によ
り運転、停止及び排水を行わせるものである。また、吐
出弁サーモ55は、製氷運転中、圧縮機41の吐出管温
度に感応し、その設定温度に達すると開路し、リレーX
5が非励磁となる。これにより、リレー接点X51が開
き、リレー接点X52が閉じ、電磁弁43から同53に切
り換わり、圧縮機41を冷却する。図3は前記実施例の
一部改変例であるが、タイマ接点tm22の位置が異なる
だけである。
【0023】なお、製氷水タンクの容量が大きい場合や
製氷能力が小さい場合等、製氷水消費時間の最大値と最
少値の差が大きく、保護タイマの設定時間が製氷水消費
時間の最大値に対し余裕時間を加算した時間とした場合
には、圧縮機の損傷防止が不十分になることがある。こ
のような場合には、図4に示すように、最大製氷水消費
時間と最小製氷水消費時間の中間時間となる周温を設定
温度とした周温サーモスタットスイッチ59を設け、設
定時間の異なる保護タイマ47、57により、設定温度
より高いときと低いときに分けて製氷水消費時間を計時
してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、作動停止装置の作
用により、保護タイマからなる給水時間異常正常判定装
置は、一回目の給水後の製氷水消費時間の正常異常を判
定せず、2回目の給水の後即ち製氷運転が開始された後
の給水間隔時間を計時して、正常異常を判定して製氷機
の運転を停止する。即ち、給水間隔時間の長い第1回目
を避け、相対的に安定して、比較的短い給水間隔時間の
短い第2回目以降の給水間隔時間を計時判定するので、
判定の基準となる設定時間として、より適切な時間を選
定できるから、製氷機の異常をより正確に検知して、製
氷機を停止し、より安全に保護することができる。しか
も、これは、常に一つの作動停止装置即ち作動停止リレ
ーを追加するだけで可能になるので、非常にシンプルか
つ安価に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用可能なオーガ式製氷機の基本的
な構造を示す全体構造図である。
【図2】 本発明の第1実施例である運転保護装置の回
路図である。
【図3】 図2に示した第1実施例の一部を改変した改
変実施例の回路図である。
【図4】 図2の第1実施例の一部を改変した別の改変
実施例の回路図である。
【符号の説明】
10…オーガ式製氷機、11…冷凍ケーシング、13…
オーガ、25…製氷水タンク、47…保護タイマ(給水
時間異常正常判定装置)、FS…フロートスイッチ(ス
イッチ装置)、FS1…下限水位検知スイッチ、FS2
上限水位検知スイッチ、tm21、tm22、tm23…タイ
マ接点、X4…作動停止リレー(作動停止装置)、X41
…リレー接点、X42…リレー接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に回転するオーガを有する冷凍ケー
    シングと、外部給水系に連絡すると共に前記冷凍ケーシ
    ングの下部に連通した製氷水タンクとを備えたオーガ式
    製氷機において、前記製氷水タンクに設けられ上限水位
    検知スイッチ及び下限水位検知スイッチを有するスイッ
    チ装置と、該スイッチ装置に関連して設けられ、前記上
    限水位検知スイッチの作動から前記下限水位検知スイッ
    チの作動までの時間が所定の設定時間外にあるときに前
    記オーガ式製氷機の運転停止動作を行う給水時間異常正
    常判定装置と、該給水時間異常正常判定装置に関連して
    設けられ、製氷運転開始直後の給水時間についてのみ同
    給水時間異常正常判定装置を不作動にする作動停止装置
    とを備えることを特徴とするオーガ式製氷機の運転保護
    装置。
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