JPH0742893A - 防音断熱材、その製造方法及び使用方法 - Google Patents
防音断熱材、その製造方法及び使用方法Info
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- JPH0742893A JPH0742893A JP19442193A JP19442193A JPH0742893A JP H0742893 A JPH0742893 A JP H0742893A JP 19442193 A JP19442193 A JP 19442193A JP 19442193 A JP19442193 A JP 19442193A JP H0742893 A JPH0742893 A JP H0742893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb structure
- insulating material
- heat
- shape
- heat insulating
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2201/00—Insulation
- F25D2201/10—Insulation with respect to heat
- F25D2201/14—Insulation with respect to heat using subatmospheric pressure
Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 断熱効果や防音効果に優れ、狭い場所にもき
わめて容易に設置できる防音断熱材を得る。 【構成】 面板用の形状記憶ポリエステル板を貼合わ
せ、厚み３ｃｍのハニカム構造体１を作製し、１２０℃
に加熱してハニカム構造を記憶させる。次に、７０〜９
０℃で加熱しながら上下より圧縮してハニカム構造を折
りたたみハニカム構造体１’とし、これをアルミラミネ
ートフィルム２で包み込み、真空ポンプに接続し、排気
後密封する。得られた防音断熱材は、厚みが１ｃｍ以下
となり、熱伝導率は０．００８Ｋｃａｌ／ｍｈ℃であ
り、発泡ポリウレタンの従来例に比べ約１．５倍断熱特
性を改善できる。また、防音効果も約１．５倍改善され
ている。さらにハニカム構造体１’は冷蔵庫のボディー
内の２．５ｃｍの間隙にきわめて容易に設置できる。
わめて容易に設置できる防音断熱材を得る。 【構成】 面板用の形状記憶ポリエステル板を貼合わ
せ、厚み３ｃｍのハニカム構造体１を作製し、１２０℃
に加熱してハニカム構造を記憶させる。次に、７０〜９
０℃で加熱しながら上下より圧縮してハニカム構造を折
りたたみハニカム構造体１’とし、これをアルミラミネ
ートフィルム２で包み込み、真空ポンプに接続し、排気
後密封する。得られた防音断熱材は、厚みが１ｃｍ以下
となり、熱伝導率は０．００８Ｋｃａｌ／ｍｈ℃であ
り、発泡ポリウレタンの従来例に比べ約１．５倍断熱特
性を改善できる。また、防音効果も約１．５倍改善され
ている。さらにハニカム構造体１’は冷蔵庫のボディー
内の２．５ｃｍの間隙にきわめて容易に設置できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、防音断熱材料に関す
る。さらに詳しくは、形状記憶樹脂で作製したハニカム
構造体を気密性のフィルムで被い内部を排気した後気密
封止したことを特徴とした防音断熱材、その製造方法及
び使用方法に関する。
る。さらに詳しくは、形状記憶樹脂で作製したハニカム
構造体を気密性のフィルムで被い内部を排気した後気密
封止したことを特徴とした防音断熱材、その製造方法及
び使用方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プラスチックを機械的に発泡させ
たり反応性ガスを用いて発泡させたり発泡剤を用いて発
泡させることにより、断熱、吸音、浮力、弾力、軽量等
の諸特性を改善できることが知られており、このような
発泡プラスチックは防音材や断熱材、建材、軽量構造
材、包装材、絶縁材料、クッション材、防震材、履物等
に広く利用されている。
たり反応性ガスを用いて発泡させたり発泡剤を用いて発
泡させることにより、断熱、吸音、浮力、弾力、軽量等
の諸特性を改善できることが知られており、このような
発泡プラスチックは防音材や断熱材、建材、軽量構造
材、包装材、絶縁材料、クッション材、防震材、履物等
に広く利用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最近では、省エネルギ
ー、省資源、省スペースのため、できるだけ薄い形状で
断熱性をよくしたり防音性をよくすることが望まれてい
る。単位厚みあたりの断熱性や防音性をよくするために
は、断熱材内部を真空にすることが最も良い手段であ
る。しかしながら、一般に知られているような真空ポン
プで発泡プラスチックの連続気泡内部を個々に真空にす
る方法は非能率であった。
ー、省資源、省スペースのため、できるだけ薄い形状で
断熱性をよくしたり防音性をよくすることが望まれてい
る。単位厚みあたりの断熱性や防音性をよくするために
は、断熱材内部を真空にすることが最も良い手段であ
る。しかしながら、一般に知られているような真空ポン
プで発泡プラスチックの連続気泡内部を個々に真空にす
る方法は非能率であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の防音断熱材は、形状記憶性樹脂で作製した
ハニカム構造体を気密性のフィルムで被い内部を排気し
た後、気密封止したものである。
め、本発明の防音断熱材は、形状記憶性樹脂で作製した
ハニカム構造体を気密性のフィルムで被い内部を排気し
た後、気密封止したものである。
【０００５】前記構成においては、形状記憶性樹脂が形
状記憶ポリエステル薄板であることが好ましい。また前
記構成においては、気密性のフィルムがアルミラミネー
トフィルムであることが好ましい。
状記憶ポリエステル薄板であることが好ましい。また前
記構成においては、気密性のフィルムがアルミラミネー
トフィルムであることが好ましい。
【０００６】次に本発明の防音断熱材の製造方法は、形
状記憶性樹脂板を用いハニカム構造体を作製し、前記ハ
ニカム構造体のハニカム構造を記憶させ、前記記憶され
たハニカム構造体のハニカム構造を折りたたみ、気密性
のフィルムで被い内部を排気した後封止するものであ
る。
状記憶性樹脂板を用いハニカム構造体を作製し、前記ハ
ニカム構造体のハニカム構造を記憶させ、前記記憶され
たハニカム構造体のハニカム構造を折りたたみ、気密性
のフィルムで被い内部を排気した後封止するものであ
る。
【０００７】次に本発明の防音断熱材の使用方法は、あ
らかじめ形状記憶性樹脂板を用いて作製したハニカム構
造体のハニカム構造を記憶させ、さらに前記ハニカム構
造体のハニカム構造を折りたたみ気密性のフィルムで被
い内部を排気した後封止して作製した断熱材を任意の場
所に設置し、加熱して初期ハニカム構造の形状を復元さ
せるものである。
らかじめ形状記憶性樹脂板を用いて作製したハニカム構
造体のハニカム構造を記憶させ、さらに前記ハニカム構
造体のハニカム構造を折りたたみ気密性のフィルムで被
い内部を排気した後封止して作製した断熱材を任意の場
所に設置し、加熱して初期ハニカム構造の形状を復元さ
せるものである。
【０００８】
【作用】前記本発明の防音断熱材によれば、形状記憶性
樹脂で作製したハニカム構造体を気密性のフィルムで被
い内部を排気した後、気密封止したので、断熱効果や防
音効果に優れた防音断熱材を達成できる。
樹脂で作製したハニカム構造体を気密性のフィルムで被
い内部を排気した後、気密封止したので、断熱効果や防
音効果に優れた防音断熱材を達成できる。
【０００９】また形状記憶性樹脂が形状記憶ポリエステ
ル薄板である本発明の好ましい構成によれば、狭い場所
にも極めて容易に設置でき、かつ熱絶縁に優れた防音断
熱材を達成できる。
ル薄板である本発明の好ましい構成によれば、狭い場所
にも極めて容易に設置でき、かつ熱絶縁に優れた防音断
熱材を達成できる。
【００１０】また気密性のフィルムがアルミラミネート
フィルムである本発明の好ましい構成によれば、防音断
熱材の熱輻射を少なくできるのでさらに断熱効果を高め
られる。
フィルムである本発明の好ましい構成によれば、防音断
熱材の熱輻射を少なくできるのでさらに断熱効果を高め
られる。
【００１１】次に本発明の防音断熱材の製造方法によれ
ば、前記防音断熱材を効率良く合理的に製造できる。次
に本発明の防音断熱材の使用方法によれば、あらかじめ
形状記憶性樹脂板を用いて作製したハニカム構造体のハ
ニカム構造を記憶させ、さらに前記ハニカム構造体のハ
ニカム構造を折りたたみ気密性のフィルムで被い内部を
排気した後封止して作製した断熱材を任意の場所に設置
し、加熱して初期ハニカム構造の形状を復元させるの
で、断熱材の設置がきわめて容易となる。
ば、前記防音断熱材を効率良く合理的に製造できる。次
に本発明の防音断熱材の使用方法によれば、あらかじめ
形状記憶性樹脂板を用いて作製したハニカム構造体のハ
ニカム構造を記憶させ、さらに前記ハニカム構造体のハ
ニカム構造を折りたたみ気密性のフィルムで被い内部を
排気した後封止して作製した断熱材を任意の場所に設置
し、加熱して初期ハニカム構造の形状を復元させるの
で、断熱材の設置がきわめて容易となる。
【００１２】
【実施例】本発明の製造方法は、形状記憶性樹脂板を用
いハニカム構造体を作製する工程と、前記ハニカム構造
体のハニカム構造を記憶させる工程と、前記記憶された
ハニカム構造体のハニカム構造を折りたたむ工程と、気
密性のフィルムで被い内部を排気した後封止する工程と
を含んでいる。また、使用の際は、加熱して初期ハニカ
ム構造の形状を復元させることを特徴とする。
いハニカム構造体を作製する工程と、前記ハニカム構造
体のハニカム構造を記憶させる工程と、前記記憶された
ハニカム構造体のハニカム構造を折りたたむ工程と、気
密性のフィルムで被い内部を排気した後封止する工程と
を含んでいる。また、使用の際は、加熱して初期ハニカ
ム構造の形状を復元させることを特徴とする。
【００１３】本発明の防音断熱材に用いる形状記憶性樹
脂は、例えばポリエステル、トランスポリイソプレン、
ポリノルボルネン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポ
リウレタンなどがあげられるが、中でも形状記憶ポリエ
ステルが加工性や熱絶縁に優れ好ましい。形状記憶性樹
脂でハニカム構造体を作製するには、射出成形、プレス
成形、押出成形、ブロー成形等、一般的な熱可塑性ポリ
マー用成形機を用いて成形する。形状記憶性樹脂にハニ
カム構造を記憶させるには、ハニカム構造体を成形した
後、熱風乾燥機等で１２０〜１８０℃で数分間熱処理を
行って形状を記憶させる。ハニカム構造を記憶させた形
状記憶性樹脂は、５０℃以上、好ましくは７０〜９０℃
で加熱しながら、任意の形に変形させ、その状態を保持
したまま室温まで冷却すると変形したまま固定する。こ
の変形した成形体を再び５０℃以上に加熱すると元のハ
ニカム構造体に戻る。従って、ハニカム構造を記憶させ
た形状記憶性樹脂を断熱材として任意の場所に設置した
後加熱して初期ハニカム構造の形状を復元させて用いる
ことで、断熱材の設置がきわめて容易となる。
脂は、例えばポリエステル、トランスポリイソプレン、
ポリノルボルネン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポ
リウレタンなどがあげられるが、中でも形状記憶ポリエ
ステルが加工性や熱絶縁に優れ好ましい。形状記憶性樹
脂でハニカム構造体を作製するには、射出成形、プレス
成形、押出成形、ブロー成形等、一般的な熱可塑性ポリ
マー用成形機を用いて成形する。形状記憶性樹脂にハニ
カム構造を記憶させるには、ハニカム構造体を成形した
後、熱風乾燥機等で１２０〜１８０℃で数分間熱処理を
行って形状を記憶させる。ハニカム構造を記憶させた形
状記憶性樹脂は、５０℃以上、好ましくは７０〜９０℃
で加熱しながら、任意の形に変形させ、その状態を保持
したまま室温まで冷却すると変形したまま固定する。こ
の変形した成形体を再び５０℃以上に加熱すると元のハ
ニカム構造体に戻る。従って、ハニカム構造を記憶させ
た形状記憶性樹脂を断熱材として任意の場所に設置した
後加熱して初期ハニカム構造の形状を復元させて用いる
ことで、断熱材の設置がきわめて容易となる。
【００１４】本発明の防音断熱材に用いる気密性のフィ
ルムは厚さ約２００〜２５０μｍであることが好まし
い。以下図面を用いて本発明を説明する。
ルムは厚さ約２００〜２５０μｍであることが好まし
い。以下図面を用いて本発明を説明する。
【００１５】実施例１ あらかじめ、面板用の形状記憶樹脂（日本エステル社製
の形状記憶ポリエステル板、芳香族ポリエステルセグメ
ント及び脂肪族ポリエステルセグメントからなるコポリ
マーで、融点２５０℃、ガラス転移点８０℃のもの）を
貼合わせ、厚み３ｃｍのハニカム構造体１を作製した。
その後、このハニカム構造体１を１２０℃に加熱してハ
ニカム構造を記憶させた（図１（ａ））。次に、７０〜
９０℃に加熱しながら上下より圧縮してハニカム構造を
折りたたんだ。さらに、この折りたたまれたハニカム構
造体１’をポリエステルフィルムの上に厚さ約１５μｍ
のアルミニウムをラミネートしたアルミラミネートフィ
ルム２（厚さ約２１５μｍ）で包み込み、真空ポンプに
接続し真空度が１ｍＨｇ以下になるまで排気して密封し
た（図１（ｂ））。また、ハニカム構造体１’を厚さ約
２００μｍのポリエステルフィルム（ポリエチレンテレ
フタレート）で包み、同様に排気して密封し、比較例と
した。
の形状記憶ポリエステル板、芳香族ポリエステルセグメ
ント及び脂肪族ポリエステルセグメントからなるコポリ
マーで、融点２５０℃、ガラス転移点８０℃のもの）を
貼合わせ、厚み３ｃｍのハニカム構造体１を作製した。
その後、このハニカム構造体１を１２０℃に加熱してハ
ニカム構造を記憶させた（図１（ａ））。次に、７０〜
９０℃に加熱しながら上下より圧縮してハニカム構造を
折りたたんだ。さらに、この折りたたまれたハニカム構
造体１’をポリエステルフィルムの上に厚さ約１５μｍ
のアルミニウムをラミネートしたアルミラミネートフィ
ルム２（厚さ約２１５μｍ）で包み込み、真空ポンプに
接続し真空度が１ｍＨｇ以下になるまで排気して密封し
た（図１（ｂ））。また、ハニカム構造体１’を厚さ約
２００μｍのポリエステルフィルム（ポリエチレンテレ
フタレート）で包み、同様に排気して密封し、比較例と
した。
【００１６】このようにして作成された断熱材は、厚み
が１ｃｍ以下となり、熱伝導率を測定すると０．００８
Ｋｃａｌ／ｍｈ℃であり、従来の発泡ポリウレタンの断
熱材に比べ約１．５倍断熱特性を改善できた。また、防
音効果も１．５倍程度改善されていた。
が１ｃｍ以下となり、熱伝導率を測定すると０．００８
Ｋｃａｌ／ｍｈ℃であり、従来の発泡ポリウレタンの断
熱材に比べ約１．５倍断熱特性を改善できた。また、防
音効果も１．５倍程度改善されていた。
【００１７】その後、冷蔵庫のボディー内の隙間が２．
５ｃｍの場所に設置した後で再び７０〜９０℃に加熱し
た。すると、圧縮されていたハニカム構造体の形状が復
元され、断熱材が間隙いっぱいになるまで膨張した（図
１（ｃ））。
５ｃｍの場所に設置した後で再び７０〜９０℃に加熱し
た。すると、圧縮されていたハニカム構造体の形状が復
元され、断熱材が間隙いっぱいになるまで膨張した（図
１（ｃ））。
【００１８】このとき、２．５ｃｍの間隙内に１ｃｍ弱
の厚みの断熱材を設置したため、設置はきわめて容易で
あった。なお、このようにして形状の復元された断熱材
そのものは、厚みが元の３ｃｍに近い２．５ｃｍとな
り、熱伝導率を測定すると０．００４Ｋｃａｌ／ｍｈ℃
であり、従来の発泡ポリウレタンのものに比べ約２倍断
熱特性を改善できていた。また、防音効果も２倍程度改
善されていた。一方、ポリエステルフィルムだけで封止
した比較例は、やや熱絶縁が悪かった。また、一年間保
管した後に真空度を測定すると真空度が大幅に劣化して
いた。アルミラミネートフィルムで封止した本実施例で
は真空度は劣化していなかった。
の厚みの断熱材を設置したため、設置はきわめて容易で
あった。なお、このようにして形状の復元された断熱材
そのものは、厚みが元の３ｃｍに近い２．５ｃｍとな
り、熱伝導率を測定すると０．００４Ｋｃａｌ／ｍｈ℃
であり、従来の発泡ポリウレタンのものに比べ約２倍断
熱特性を改善できていた。また、防音効果も２倍程度改
善されていた。一方、ポリエステルフィルムだけで封止
した比較例は、やや熱絶縁が悪かった。また、一年間保
管した後に真空度を測定すると真空度が大幅に劣化して
いた。アルミラミネートフィルムで封止した本実施例で
は真空度は劣化していなかった。
【００１９】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の方法を
用いれば、断熱材を任意の場所に設置した後加熱して初
期ハニカム構造の形状を復元させて用いることで、断熱
材の設置がきわめて容易となる。また、前記ハニカム構
造の内部空間は気密性のフィルムで排気減圧封止されて
いるので、断熱材としての断熱効果や防音効果を向上で
きる。さらに、気密性のフィルム表面を金属薄膜で包む
ことにより、熱輻射も低減できる。
用いれば、断熱材を任意の場所に設置した後加熱して初
期ハニカム構造の形状を復元させて用いることで、断熱
材の設置がきわめて容易となる。また、前記ハニカム構
造の内部空間は気密性のフィルムで排気減圧封止されて
いるので、断熱材としての断熱効果や防音効果を向上で
きる。さらに、気密性のフィルム表面を金属薄膜で包む
ことにより、熱輻射も低減できる。
【図１】本発明の一実施例の製造工程および使用方法を
概念的に示した工程断面図である。（ａ）は形状記憶さ
せられたハニカム構造体の斜視図、（ｂ）は、ハニカム
構造が折りたたまれてアルミラミネートフィルムで減圧
封止された断熱材の断面図、（ｃ）は、冷蔵庫のボディ
ー内の隙間に設置した後で加熱し、圧縮されていたハニ
カム構造の形状を復元させた断熱材の設置状況の断面図
を示す。
概念的に示した工程断面図である。（ａ）は形状記憶さ
せられたハニカム構造体の斜視図、（ｂ）は、ハニカム
構造が折りたたまれてアルミラミネートフィルムで減圧
封止された断熱材の断面図、（ｃ）は、冷蔵庫のボディ
ー内の隙間に設置した後で加熱し、圧縮されていたハニ
カム構造の形状を復元させた断熱材の設置状況の断面図
を示す。
１，１’ 形状記憶ハニカム構造体 ２ Ａｌラミネートフィルム ３ 冷蔵庫ボディー
Claims (5)
- 【請求項１】 形状記憶性樹脂で作製したハニカム構造
体を気密性のフィルムで被い内部を排気した後、気密封
止した防音断熱材。 - 【請求項２】 形状記憶性樹脂が形状記憶ポリエステル
薄板である請求項１に記載の防音断熱材。 - 【請求項３】 気密性のフィルムがアルミラミネートフ
ィルムである請求項１に記載の防音断熱材。 - 【請求項４】 形状記憶性樹脂板を用いハニカム構造体
を作製し、前記ハニカム構造体のハニカム構造を記憶さ
せ、前記記憶されたハニカム構造体のハニカム構造を折
りたたみ、気密性のフィルムで被い内部を排気した後封
止する防音断熱材の製造方法。 - 【請求項５】 あらかじめ形状記憶性樹脂板を用いて作
製したハニカム構造体のハニカム構造を記憶させ、さら
に前記ハニカム構造体のハニカム構造を折りたたみ、気
密性のフィルムで被い内部を排気した後封止して作製し
た断熱材を任意の場所に設置し、加熱して初期ハニカム
構造の形状を復元させる防音断熱材の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19442193A JPH0742893A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 防音断熱材、その製造方法及び使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19442193A JPH0742893A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 防音断熱材、その製造方法及び使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742893A true JPH0742893A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16324330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19442193A Pending JPH0742893A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 防音断熱材、その製造方法及び使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742893A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2760613A1 (fr) * | 1997-03-13 | 1998-09-18 | Amc | Vitrine refrigeree |
| WO1999036636A1 (en) * | 1998-01-19 | 1999-07-22 | Huntsman Ici Chemicals Llc | Evacuated insulation panel |
| WO2003101722A1 (en) * | 2002-05-30 | 2003-12-11 | University Of Virginia Patent Foundation | Active energy absorbing cellular metals and method of manufacturing and using the same |
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| CN113586809A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-02 | 淮安四方保温管有限公司 | 一种保温型热力管道 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19442193A patent/JPH0742893A/ja active Pending
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