JPH0742877U - 連続鋳造設備等に用いるロ−ルとその軸受の着脱作業 用台車 - Google Patents
連続鋳造設備等に用いるロ−ルとその軸受の着脱作業 用台車Info
- Publication number
- JPH0742877U JPH0742877U JP7492993U JP7492993U JPH0742877U JP H0742877 U JPH0742877 U JP H0742877U JP 7492993 U JP7492993 U JP 7492993U JP 7492993 U JP7492993 U JP 7492993U JP H0742877 U JPH0742877 U JP H0742877U
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- JP
- Japan
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- roll
- chock
- continuous casting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業台車を使って連鋳機用ロ−ルにチョック
を嵌める作業を容易にする。 【構成】 連鋳機用ロ−ル1は置台3に横架し、チョッ
ク2は台車16上の受台4に載せる。この受台4の下面
にジャッキ14および、4個の支持コイルバネ11を設
けているので、チョック2を載せた台車16をロ−ル1
に向け移動させるとき、受台4を揺すりながら、ロ−ル
1にチョック2を嵌めるので、両者の高さ合せ作業が雑
であってもよく、また、嵌め込みも容易となる。
を嵌める作業を容易にする。 【構成】 連鋳機用ロ−ル1は置台3に横架し、チョッ
ク2は台車16上の受台4に載せる。この受台4の下面
にジャッキ14および、4個の支持コイルバネ11を設
けているので、チョック2を載せた台車16をロ−ル1
に向け移動させるとき、受台4を揺すりながら、ロ−ル
1にチョック2を嵌めるので、両者の高さ合せ作業が雑
であってもよく、また、嵌め込みも容易となる。
Description
【0001】
本考案は、連続鋳造設備等に用いるロ−ルとその軸受の着脱作業用台車に関す るものである。
【0002】
一般に、連続鋳造設備には、中空ロ−ルや、両端部にロ−ルネック軸受を取付 けた中実ロ−ルが用いられているが、特に、このロ−ルネック軸受は、ベアリン グチョックを介して、ロ−ルセグメントに格納される。
【0003】 この連続鋳造設備用ロ−ルは、通常、ロ−ル整備場において組替え作業が行わ れているが、連続鋳造設備では、サポ−トロ−ル、ガイドロ−ル、エプロンロ− ル、ピンチロ−ルおよびバックアップロ−ル等の多くの種類や多数のロ−ルが用 いられているので、たとえ、ロ−ル整備場においてロ−ル交換や軸受の着脱作業 を行っても、その作業はきわめて手間のかかるものである。そのため、かかるロ −ル交換等作業の能率化について各種の提案がなされている。
【0004】 例えば、連続鋳造設備に用いられる中空ロ−ルから、その内部に設けられた軸 受を取出す作業台について、次のような提案がなされている(特公昭62−61 25号公報参照)。
【0005】 軸受の取出し用作業台のロ−ル軸方向端部には、ロ−ル端面セット用リングや 油圧ジャッキや軸受抜取りバ−等が取付けられた取付けフレ−ムが立設され、ま た、この作業台の上面にはレ−ルが敷設され、このレ−ルには、ロ−ル受台をも つ台車がロ−ル軸方向に走行するようになっている。 したがって、予め、ロ−ル端面セット用リングに対し、ロ−ル受台の高さを合 せた後、送られてきた中空ロ−ルをロ−ル受台に載せる。次いで、この台車をロ −ル軸方向に走行させながら、台車上の中空ロ−ルを、ロ−ル端面セット用リン グに嵌めた後、油圧ジャッキにより軸受抜取りバ−を進退させて、中空ロ−ル内 の軸受を取出すようにしている。
【0006】 しかしながら、かかる提案の中空ロ−ル用軸受の取出し用作業台では、ロ−ル 受台に横架されている中空ロ−ルを、ロ−ル端面セット用リングに嵌める作業が 、連続鋳造設備では多種多様の中空ロ−ルを用いているだけに、ロ−ル端面セッ ト用リングとロ−ル受台との微妙な高さ調整に手間がかかる、という問題があっ た。
【0007】
そこで本考案は、かかる問題を解決するためになされたもので、その要旨とす るところは、ロ−ル整備場で横架されたロ−ルに、作業者により進退し、かつ、 該ロ−ルに用いる軸受が載置された受台をもつ台車を対設し、これらの台車と受 台との間にジャッキおよび支持バネを設け、該受台を、ジャッキにより、ロ−ル の高さに対し昇降・調節可能とすると共に、支持バネにより、ロ−ル端に向け微 揺動可能としたことを特徴とする連続鋳造設備等に用いるロ−ルとその軸受の着 脱作業用台車にある。
【0008】
本考案を添付図面に示す実施例により詳細に述べる。 図1は本考案の実施例の正面図、図2は図1の側面図である。 本実施例のロ−ルとその軸受の着脱作業用台車は、ロ−ル整備場において、連 続鋳造設備に用いられる中実ロ−ルに対し、ロ−ルネック軸受用チョックを取付 ける作業に好適である。
【0009】 これらの図において、1はロ−ルで、そのロ−ルネック1aにはベアリングチ ョック2が嵌合される。このロ−ル1は、ロ−ル整備場におけるロ−ル置台3に 横架されている。
【0010】 一方、ベアリングチョック2はチョック受台4に載置されている。このチョッ ク受台4の進退方向後端部には背もたれ板5が立設され、この背もたれ板5にベ アリングチョック2の垂直状端面が当てられ、ロ−ル1に対するベアリングチョ ック2の向きが決められる。この背もたれ板5の外面には、作業者用把持ハンド ル6が設けられ、この把持ハンドル6をつかんでチョック受台4を進退させる。
【0011】 また、このチョック受台4の進退方向の片側には、ゲ−ジ7が立設され、この ゲ−ジ7により、ロ−ルネック1aに対しチョック受台4の高さを計測して、後 記のネジジャッキ14によりその高さを調整する。 このチョック受台4は、ベ−ス板8上に設けられたロ−ラコンベア9上に載せ られて、その進退を容易にしている。このベ−ス板8の下面には、4個のバネ収 納ケ−ス10,10…が設けられ、これらのバネ収納ケ−ス10に支持コイルバ ネ11が収納され、この支持コイルバネ11は、バネ受12とベ−ス板8の下面 とで挟まれている。
【0012】 4個のバネ受12の各螺杆足13は、それぞれネジジャッキ14に連結され、 このネジジャッキ14により、支持コイルバネ11を介して、ベ−ス板8を昇降 するようにして高さを調節する。これらのネジジャッキ14,14…は、クロス ア−ム式リフタ−15上に設けられている。
【0013】 このリフタ−15は手押し台車16に載置され、この手押し台車16は、ロ− ル整備場敷設のレ−ル17上で、チョック受台4の進退直交方向に走行するよう になっている。 なお、18はネジジャッキ14の操作ハンドル、19は4個のネジジャッキ1 4,14…を連動連結する伝動軸を示す。
【0014】 次に、本実施例の作用を述べる。ロ−ル整備場に送られてきたロ−ル1をロ− ル置台3にそのロ−ルネック1aを突出するように載置する。 一方、手押し台車16をベアリングチョック2を載せる所に位置して、クロス ア−ム式リフタ−15を下降させた後、ベアリングチョック2をチョック受台4 に載せる。そのとき、背もたれ板5に沿うように載せる。次いで、この手押し台 車16を、前記ロ−ル置台3の所へ押して行く。そこで、リフタ−15を上昇さ せた後、操作ハンドル18を操作して、ロ−ルネック1aに対しベアリングチョ ック2の高さを合せる。次いで、把持ハンドル6を握って支持コイルバネ11の 弾力に抗してベ−ス板8を微揺動(上下および左右の微揺動)させながら、ベア リングチョック2をロ−ルネック1aに押込む。
【0015】 なお、本実施例は、中実ロ−ルに対しロ−ルネック軸受を取付ける作業で説明 したが、本考案はこれに限らず、ロ−ルネック軸受を取外す作業や、中空ロ−ル から軸受を取出す作業にも適用できるものである。 また、支持コイルバネは板バネや皿バネに変更してもよい。
【0016】
本考案によれば、台車上に設けた受台に軸受を載置し、その受台を、ロ−ル端 に対し、支持バネに向け微揺動可能としたので、ロ−ルと受台との高さ合せの手 間を簡略化できると共に、軸受またはそのチョックを微揺動させながらロ−ルに 対し着脱するので、その着脱作業が円滑にできる。
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
1…ロ−ル、2…ベアリングチョック、4…チョック受
台、6…把持ハンドル、11…支持コイルバネ、16…
手押し台車
台、6…把持ハンドル、11…支持コイルバネ、16…
手押し台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 冨山 淑郎 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)考案者 蓮井 伸二 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重機 械工業株式 会社 新居浜製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】 ロ−ル整備場で横架されたロ−ルに、作
業者により進退し、かつ、該ロ−ルに用いる軸受が載置
された受台をもつ台車を対設し、これらの台車と受台と
の間にジャッキおよび支持バネを設け、該受台を、ジャ
ッキにより、ロ−ルの高さに対し昇降・調節可能とする
と共に、支持バネにより、ロ−ル端に向け微揺動可能と
したことを特徴とする連続鋳造設備等に用いるロ−ルと
その軸受の着脱作業用台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7492993U JPH0742877U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 連続鋳造設備等に用いるロ−ルとその軸受の着脱作業 用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7492993U JPH0742877U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 連続鋳造設備等に用いるロ−ルとその軸受の着脱作業 用台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742877U true JPH0742877U (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=13561544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7492993U Pending JPH0742877U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 連続鋳造設備等に用いるロ−ルとその軸受の着脱作業 用台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742877U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011142351A1 (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-17 | シャープ株式会社 | 基板載置台車 |
KR101411390B1 (ko) * | 2012-08-07 | 2014-06-25 | 주식회사 포스코 | 연속주조장치의 벤더 부시 착탈장치 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP7492993U patent/JPH0742877U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011142351A1 (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-17 | シャープ株式会社 | 基板載置台車 |
KR101411390B1 (ko) * | 2012-08-07 | 2014-06-25 | 주식회사 포스코 | 연속주조장치의 벤더 부시 착탈장치 |
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