JPH0742871Y2 - 引き出し式収納箱 - Google Patents
引き出し式収納箱Info
- Publication number
- JPH0742871Y2 JPH0742871Y2 JP1989047591U JP4759189U JPH0742871Y2 JP H0742871 Y2 JPH0742871 Y2 JP H0742871Y2 JP 1989047591 U JP1989047591 U JP 1989047591U JP 4759189 U JP4759189 U JP 4759189U JP H0742871 Y2 JPH0742871 Y2 JP H0742871Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- cassette tape
- length
- pull
- depth direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば自動車のインストルメントパネルに取り
付けられる引き出し式収納箱に関するものである。
付けられる引き出し式収納箱に関するものである。
最近では多くの自動車にオーディオ機器が搭載されてお
り、自動車室内にオーディオカセットテープ（以下カセ
ットテープと称する）を収納するスペースが要求されて
いる。
り、自動車室内にオーディオカセットテープ（以下カセ
ットテープと称する）を収納するスペースが要求されて
いる。
一方、喫煙者の減少に伴いこれまでインストルメントパ
ネルに設けられていた引き出し式灰皿に代わって引き出
し式収納箱が普及してきており、上記したかセットテー
プの収納スペースとして利用されている。
ネルに設けられていた引き出し式灰皿に代わって引き出
し式収納箱が普及してきており、上記したかセットテー
プの収納スペースとして利用されている。
第６図はその一例を示すものであるが、引き出し式収納
箱２はインストルメントパネル１に対して引き出し収納
自在に保持されている。このような収納箱２はこれまで
の灰皿と同程度の大きさであるが、ちょうどカセットテ
ープ３、４を２本重ねた状態で収納できる大きさであっ
た。
箱２はインストルメントパネル１に対して引き出し収納
自在に保持されている。このような収納箱２はこれまで
の灰皿と同程度の大きさであるが、ちょうどカセットテ
ープ３、４を２本重ねた状態で収納できる大きさであっ
た。
上側のカセットテープ３を取り出そうとしたとき、一旦
カセットテープ３を奥側（図中右側）へ移動させるが、
この時下側のカセットテープ４も一緒に移動してしま
い、この状態でカセットテープ３の手前側（図中左側）
を持ち上げようとしてもインストルメントパネル１の開
口下端５に当たってしまい、取り出せないという問題が
あった。
カセットテープ３を奥側（図中右側）へ移動させるが、
この時下側のカセットテープ４も一緒に移動してしま
い、この状態でカセットテープ３の手前側（図中左側）
を持ち上げようとしてもインストルメントパネル１の開
口下端５に当たってしまい、取り出せないという問題が
あった。
下側のカセットテープ４のみを手前側（図中左側）に移
動させれば収納箱２の奥側に空間ができるため、上側の
カセットテープ３を傾けて容易に取り出すことができる
が、カセットテープ３、４の大きさが収納箱２の収納空
間とちょうど同じ程度であるため、上側のカセットテー
プ３だけを移動させることは非常に困難であった。
動させれば収納箱２の奥側に空間ができるため、上側の
カセットテープ３を傾けて容易に取り出すことができる
が、カセットテープ３、４の大きさが収納箱２の収納空
間とちょうど同じ程度であるため、上側のカセットテー
プ３だけを移動させることは非常に困難であった。
上記の問題点を解決するために本考案の引き出し式収納
箱は、壁面に引き出し収納自在に保持され、オーディオ
カセットテープを２本重ねて収納できる程度の空間を有
する引き出し式収納箱であって、収納箱の空間の奥行き
はオーディオカセットテープの奥行き方向長さよりも大
とされ、収納箱は壁面から引き出した状態ではオーディ
オカセットテープの奥行き方向長さと略同じ長さだけ前
記壁面より突出し、収納箱内部の底面のオーディオカセ
ットテープの奥行き方向長さと略同じ長さだけ奥部寄り
には、収納箱内部の底面から上方に向かって延びる突部
あるいは段差部を設けたのである。
箱は、壁面に引き出し収納自在に保持され、オーディオ
カセットテープを２本重ねて収納できる程度の空間を有
する引き出し式収納箱であって、収納箱の空間の奥行き
はオーディオカセットテープの奥行き方向長さよりも大
とされ、収納箱は壁面から引き出した状態ではオーディ
オカセットテープの奥行き方向長さと略同じ長さだけ前
記壁面より突出し、収納箱内部の底面のオーディオカセ
ットテープの奥行き方向長さと略同じ長さだけ奥部寄り
には、収納箱内部の底面から上方に向かって延びる突部
あるいは段差部を設けたのである。
上記の構成によれば、収納箱の中に２本重なった状態で
収納されているかセットテープのうち上側のカセットテ
ープを奥側に移動させようとすると、下側のカセットテ
ープは突部あるいは段差部に当接し上側のカセットテー
プの重みにより突部あるいは段差部を乗り越えることな
く、したがって上側のカセットテープと一緒に移動して
しまうことはないため、容易に上側のカセットテープを
傾け取り出すことができる。
収納されているかセットテープのうち上側のカセットテ
ープを奥側に移動させようとすると、下側のカセットテ
ープは突部あるいは段差部に当接し上側のカセットテー
プの重みにより突部あるいは段差部を乗り越えることな
く、したがって上側のカセットテープと一緒に移動して
しまうことはないため、容易に上側のカセットテープを
傾け取り出すことができる。
また突部あるいは段差部の手前側に手前から奥部に向か
って徐々に高くなる傾斜面を設ければ、上側のカセット
テープと取り出した後で下側のカセットテープを取り出
す際に、カセットテープの後端は突部あるいは段差部を
容易に乗り越えることができるためカセットテープを奥
側へ移動させることができ、容易に取り出すことができ
る。
って徐々に高くなる傾斜面を設ければ、上側のカセット
テープと取り出した後で下側のカセットテープを取り出
す際に、カセットテープの後端は突部あるいは段差部を
容易に乗り越えることができるためカセットテープを奥
側へ移動させることができ、容易に取り出すことができ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図乃至第５図は本考案の一実施例を示すものであ
り、前記第６図に対応する部分には符号10を加えて示し
説明を省略する。
り、前記第６図に対応する部分には符号10を加えて示し
説明を省略する。
図において11は自動車のインストルメントパネル（壁
面）であり、これに設けられた開口に収納箱12が引き出
し収納自在に保持されている。
面）であり、これに設けられた開口に収納箱12が引き出
し収納自在に保持されている。
本実施例においては、収納箱12内部の底面のカセットテ
ープ14の奥行き方向（図中左右方向）長さと同じ長さだ
け奥部（図中右）寄りに断面三角形の突部16が設けられ
ており、その三角形の一辺が収納箱12の手前から奥部に
向かって徐々に高くなる傾斜面17を形成している。
ープ14の奥行き方向（図中左右方向）長さと同じ長さだ
け奥部（図中右）寄りに断面三角形の突部16が設けられ
ており、その三角形の一辺が収納箱12の手前から奥部に
向かって徐々に高くなる傾斜面17を形成している。
収納箱12内に２本のカセットテープ13、14が重なった状
態で収納されているとき、上側のカセットテープ13を取
り出すには、第３図に示すように収納箱12をインストル
メントパネル11から引き出した状態でまず上側のカセッ
トテープ13を奥側（図中右側）に移動させる。この時下
側のカセットテープ14は突部16に当接しているため上側
のカセットテープ13と一緒に奥側に移動してしまうこと
ない。このためカセットテープ13の後部下側に空間18が
でき、カセットテープ13をカセットテープ14の後部上端
19を支点として回転させることができる（第４図）。
態で収納されているとき、上側のカセットテープ13を取
り出すには、第３図に示すように収納箱12をインストル
メントパネル11から引き出した状態でまず上側のカセッ
トテープ13を奥側（図中右側）に移動させる。この時下
側のカセットテープ14は突部16に当接しているため上側
のカセットテープ13と一緒に奥側に移動してしまうこと
ない。このためカセットテープ13の後部下側に空間18が
でき、カセットテープ13をカセットテープ14の後部上端
19を支点として回転させることができる（第４図）。
以上のようにして上側のカセットテープ13は容易に取り
出すことができる。
出すことができる。
次に下側のカセットテープ14を取り出すには、第５図に
一点鎖線で示すようにカセットテープ14を収納箱12の奥
側に移動させる。その際、突部16には傾斜面17が設けら
れており、かつ上側のカセットテープ13は既に取り出さ
れているためカセットテープ14は無理なく突部16を乗り
越えることができる。次にカセットテープ14の手前側を
持ち上げると断面三角形の突部16の頂点を支点として回
転し始めるため、容易に持ち上げることができ、したが
って容易に取り出すことができる。
一点鎖線で示すようにカセットテープ14を収納箱12の奥
側に移動させる。その際、突部16には傾斜面17が設けら
れており、かつ上側のカセットテープ13は既に取り出さ
れているためカセットテープ14は無理なく突部16を乗り
越えることができる。次にカセットテープ14の手前側を
持ち上げると断面三角形の突部16の頂点を支点として回
転し始めるため、容易に持ち上げることができ、したが
って容易に取り出すことができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば上記実施例における突部を単なる段差部にしても
よく、要は下側のカセットテープが奥側に移動しようと
する際に当接する部分があればよい。
例えば上記実施例における突部を単なる段差部にしても
よく、要は下側のカセットテープが奥側に移動しようと
する際に当接する部分があればよい。
また突部あるいは段差部は収納箱の全幅に亘って設ける
必要はなく、一部のみであってもよい。
必要はなく、一部のみであってもよい。
第１図乃至第５図は本考案の一実施例を示すもので、 第１図は収納箱を壁面（インストルメントパネル）から
引き出した状態を示す斜視図、 第２図は収納箱の斜視図、 第３図乃至第５図は使用状態を説明する側面断面図、 第６図は従来技術を示す側面断面図である。 １、11……壁面（インストルメントパネル） ２、12……収納箱 16……突部 17……傾斜面
引き出した状態を示す斜視図、 第２図は収納箱の斜視図、 第３図乃至第５図は使用状態を説明する側面断面図、 第６図は従来技術を示す側面断面図である。 １、11……壁面（インストルメントパネル） ２、12……収納箱 16……突部 17……傾斜面
Claims (1)
- 【請求項１】壁面に引き出し収納自在に保持され、オー
ディオカセットテープを２本重ねて収納できる程度の空
間を有する引き出し式収納箱であって、 収納箱の空間の奥行きはオーディオカセットテープの奥
行き方向長さよりも大とされ、収納箱は壁面から引き出
した状態ではオーディオカセットテープの奥行き方向長
さと略同じ長さだけ前記壁面より突出し、収納箱内部の
底面のオーディオカセットテープの奥行き方向長さと略
同じ長さだけ奥部寄りには、収納箱内部の底面から上方
に向かって延びる突部あるいは段差部を設けた引き出し
式収納箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989047591U JPH0742871Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 引き出し式収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989047591U JPH0742871Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 引き出し式収納箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02139142U JPH02139142U (ja) | 1990-11-20 |
| JPH0742871Y2 true JPH0742871Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31563654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989047591U Expired - Lifetime JPH0742871Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 引き出し式収納箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742871Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079703Y2 (ja) * | 1988-06-07 | 1995-03-08 | 三菱自動車工業株式会社 | パーセルトレー |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP1989047591U patent/JPH0742871Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02139142U (ja) | 1990-11-20 |
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