JPH0742852Y2 - 電気式操縦レバ−装置 - Google Patents

電気式操縦レバ−装置

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JPH0742852Y2
JPH0742852Y2 JP6336887U JP6336887U JPH0742852Y2 JP H0742852 Y2 JPH0742852 Y2 JP H0742852Y2 JP 6336887 U JP6336887 U JP 6336887U JP 6336887 U JP6336887 U JP 6336887U JP H0742852 Y2 JPH0742852 Y2 JP H0742852Y2
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lever
rotation
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JP6336887U
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尚幸 金山
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Komatsu Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気式操縦レバー装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上記電気式操縦レバー装置としては、レバーの動きや、
傾きをポテンショメータで検出し、その電気信号を演算
装置(cpu)で構成されたコントローラに入力し、ここ
での演算結果の出力信号にて電磁油圧切換弁の制御を行
なわせて油圧アクチェータの動作を行ない、被動装置の
機能作用を操縦操作する電気−油圧変換方式の操縦方法
が一般的に知られており、このような操縦方式を応用し
たレバー操縦装置の一例として実開昭60-135231号(履
帯式走行車両の前後進変速操縦レバー装置)がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の技術のものは、装置が複雑で大がかりになっ
ていた。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、自在接
手3を介して前後方向と左右方向に回動自在に設けた操
作レバー27と、操作レバー27の前後、左右の両方向の回
動のうち、一方の回動方向において操作レバーを中立位
置に戻す方向に付勢する中立位置復帰手段と、操作レバ
ー27の他方向への回動を摩擦保持する保持手段と、操作
レバー27の左右方向及び前後方向へのそれぞれの回動軸
心O1,O2と同心位置に設けられたポテンショメータ6a,6
b,7a,7bと、各ポテンショメータと操作レバー27とを所
定の回動方向に連結する伝達リンク手段とからなり、上
記中立位置復帰手段を、操作レバー27に固着した支持部
材と、この支持部材と支持枠との間で、かつ操作レバー
27の回動方向両側に位置して、支持部材側へばね付勢さ
れて当接する押し部材とから構成し、また保持手段を、
操作レバー27と連動して回動する回動部材と、この回動
部材に摩擦ブレーキを作用させるブレーキ部材とから構
成し、さらに伝達リンク手段を、操作レバー27の回動方
向に連結する回動部材をポテンショメータの回動部に連
結した構成となっており、操作レバーの前後方向と左右
方向の一方への回動は常時中立方向に戻され、また他方
への回動は任意の姿勢で保持される。そして上記操作レ
バーの回動は直接伝達リンク手段にてポテンショメータ
に伝えられる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1は基盤、2はレバー接手であり、このレバー接手
2は上記基盤1に自在接手3を介して前後方向と左右方
向に回動自在に接続してある。
なお、この実施例において、上記前後方向をX方向、左
右方向をY方向と略称して以下に説明する。上記自在接
手3のX方向回動軸心O1とY方向回動軸心O2とは同一平
面内でY−X方向に直交されている。レバー接手2の基
部には、環状の平坦面4を有する反力受け部材5が、上
記平坦面4を基盤1に対向して固着されている。
上記自在接手3の直交する両回動軸心O1,O2方向のそれ
ぞれの軸方向両側部には、それぞれの回動角を検出する
ポテンショメータ6a,6b及び7a,7bが、それぞれブラケッ
ト8,9を介して基盤1に固設してる。そして各軸方向に
対向するそれぞれのポテンショメータ6a,6b及び7a,7bの
それぞれのゲージ素子は各ポテンショメータと操作レバ
ー27とを所定の回動方向に連結する伝達リンク手段を構
成するブリッジ部材10,11にて連結してある。この両ブ
リッジ部材10,11はレバー接手2の軸心で直交され、レ
バー接手2はこの両ブリッジ部材10,11を貫通してい
る。そしてX方向回動軸心O1側のブリッジ部材10はレバ
ー接手2にX方向に係合し、Y方向に自由移動するよう
に貫通しており、またY方向回動軸心O2側のブリッジ部
材11はY方向に係合し、X方向に自由移動するように貫
通している。
上記自在接手3のX方向回動軸心O1の両側対称位置で、
かつY方向回動軸心O2の軸心上に、2個のX方向用の押
しロッド12a,12bが、基盤1に対して上下方向に摺動自
在に設けてある。また自在接手3のY方向回動軸心O2
両側対称位置で、かつX方向回動軸心O1の軸心上に、2
個のY方向用の押しロッド13a,13bが、基盤1に対して
上下方向に摺動自在に設けてある。
上記4本の押しロッド12a,12b,13a,13bの基盤1より突
出した先端部は球面状になっていて、それぞれが反力受
け部材5の平坦面4に対向されている。
上記両方向に設けた押しロッド12a,12b,13a,13bのう
ち、X方向回動軸心O1の両側に配設された両押しロッド
12a,12bはそれぞればね受け14に支持されたばね15a,15b
にて基盤1より突出する方向に付勢されている。ばね受
け14は基盤1の下側に固着されており、上記反力受け部
材5と両押しロッド12a,12b及びばね15a,15bにて、操作
レバー27がX方向に回動したときにおいて、この操作レ
バー27を中立位置に戻す作用するための中立位置復帰手
段が構成されている。
一方Y方向回動軸心O2の両側に配設された両押しロッド
13a,13bの基端はカム部材16に当接されている。
上記、カム部材16は、自在接手3の取付軸心O3上に位置
し、かつ上記Y方向回動軸心O2と平行のブレーキ軸心O4
上に設けた支軸17に、回動自在に支持されている。そし
てこのカム部材16には上記押しロッド13a,13bの基端が
当接する回動摺接面16aと、この回動摺接面16aと回動軸
心に対して反対側に設けたストッパ摺接面16とが設けて
ある。
上記支軸17は基盤1側に固設したブラケット18に固着し
てある。また支軸17には上記カム部材16の回動を規制す
るばねブレーキ19が設けてある。このばねブレーキ19は
カム部材16の側面に対向する加圧板20と、この加圧板20
をカム部材16側へ付勢するばね21とからなっており、カ
ム部材16はブラケット18と加圧板20とに挟着されてブレ
ーキ作動がなされるようになっている。21a,21bは上記
挟着面間に介装される摩擦板である。
そして上記反力受け部材5と両押しロッド13a,13bとカ
ム部材16及びこのカム部材16の回動を規制する摩擦ブレ
ーキとによりこの操作レバー27のY方向への回動を摩擦
保持するための保持手段が構成されている。
22は上記カム部材16のストッパ摺接面16bに摺接するス
トッパであり、このストッパ22は基盤1に固設した枠体
23に設けた支軸24に回動自在に支持され、かつ安全レバ
ー25にて回動操作されるようになっている。ストッパ22
は中立状態にあるカム部材16のストッパ摺接面16bに摺
脱自在に摺接し、摺接状態で上記カム部材16を中立状態
に係止するようになっている。またストッパ22はトグル
ばね26にて摺脱両位置にばね付勢されている。
上記レバー接手2には操作レバー27が接手27aを介して
連結され、この操作レバー27はガイド板28のガイド溝29
内に嵌挿されている。
第3図は上記ガイド溝29のパターンの一例を示すもの
で、Y方向は中心より一側方向(図中右側)へのみスト
ロークするようになっている。この場合、第2図におい
て、レバー接手2をY方向の左側へ回動する必要がない
ので、左側に位置する押しロッド13aの段部と基盤1と
の間にこの押しロッド13aのストロークを規制するスト
ローク規制ストッパ30を介装する。
上記構成において、各ポテンショメータのうち、X方向
回動軸心O1方向に設けたポテンショメータ6a,6bが前後
進方向の操作選別信号を発生するようにしておき、また
Y方向回動軸心O2方向に設けたポテンショメータ7a,7b
が速度段選別信号を発生するようにした場合における作
用を説明する。
操作レバー27をX方向に回動すると、X方向回動軸心O1
側のブリッジ部材10が操作レバー27と共に、X方向に回
動され、これにより、X方向回動軸心O1の軸方向両側の
ポテンショメータ6a,6bから上記操作レバー27の回動方
向に従って前、後進信号が発信されて図示しない前、後
進操作装置が前、後進操作される。
このとき、操作レバー27の回動に従って中立位置復帰手
段が作動し、これの反力受け部材5がレバー接手2と共
にX方向に回動し、X方向用の押しロッド12a,12bがば
ね15a,15bに抗して下方へ押される。従って上記操作レ
バー27は上記ばね15a,15bによる付勢力に抗して作動さ
れ、かつ両ばね15a,15bにより中立位置に戻る方向に付
勢されている。
操作レバー27をY方向に回動すると、Y方向回動軸心O2
側のブリッジ部材11が操作レバー27と共にY方向に回動
され、これにより、Y方向回動軸心O2の軸方向両側のポ
テンショメータ7a,7bから上記操作レバー27の回動方向
に従って速度段選別信号が発信されて図示しない速度段
選別装置が変速操作される。
このとき、操作レバー27の回動に従ってこの操作レバー
27の回動を摩擦保持する保持手段が作動し、Y方向へ回
動した操作レバー27の動きを反力受け部材5により両押
しロッド13a,13bの相対方向上下運動に変換し、両ロッ
ド13a,13bに接するカム部材16を、保持装置19の摩擦ブ
レーキ力に抗して回動する。そしてこのときの操作レバ
ー27は上記保持装置19によりそのときの回動姿勢が保持
される。
安全レバー25は、第4図において、鎖線で示す位置から
実線で示す位置まで回動し、かつ両位置でトグルばね26
にて付勢支持される。そして安全レバー25が鎖線で示す
位置にあるときにはストッパ22はカム部材16と干渉せ
ず、実線で示す位置にあるときにはストッパ22がカム部
材16と干渉してカム部材16を強制的に中立位置に戻すと
共に、中立位置にロックする。
上記安全レバー25の操作により、変速位置にある操作レ
バー27が中立位置に戻され、操作レバー27が中立位置以
外の変速位置にあるときの車両始動による不意の発進が
防止される。
なお上記実施例においてポテンショメータは各回動軸心
の軸方向のそれぞれの一方だけに設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、操作レバー27の動きが直接ポテンショ
メータ6a,6b,7a,7bに伝えられて装置のコンパクト化と
汎用化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はX方向へ
の回動面に沿う断面図、第2図はY方向への回動面に沿
う断面図、第3図はガイド部を示す平面図、第4図は他
の実施例を示す破断側面図、第5図はV−V線に沿う断
面矢視図である。 2は接手レバー、3は自在接手、6a,6b,7a,7bはポテン
ショメータ、27は操作レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自在接手3を介して前後方向と左右方向に
    回動自在に設けた操作レバー27と、操作レバー27の前
    後、左右の両方向の回動のうち、一方の回動方向におい
    て操作レバーを中立位置に戻す方向に付勢する中立位置
    復帰手段と、操作レバー27の他方向への回動を摩擦保持
    する保持手段と、操作レバー27の左右方向及び前後方向
    へのそれぞれの回動軸心O1,O2と同心位置に設けられた
    ポテンショメータ6a,6b,7a,7bと、各ポテンショメータ
    と操作レバー27とを所定の回動方向に連結する伝達リン
    ク手段とからなり、上記中立位置復帰手段を、操作レバ
    ー27に固着した支持部材と、この支持部材と支持枠との
    間で、かつ操作レバー27の回動方向両側に位置して、支
    持部材側へばね付勢されて当接する押し部材とから構成
    し、また保持手段を、操作レバー27と連動して回動する
    回動部材と、この回動部材に摩擦ブレーキを作用させる
    ブレーキ部材とから構成し、さらに伝達リンク手段を、
    操作レバー27の回動方向に連結する回動部材をポテンシ
    ョメータの回動部に連結した構成としたことを特徴とす
    る電気式操縦レバー装置。
JP6336887U 1987-04-28 1987-04-28 電気式操縦レバ−装置 Expired - Lifetime JPH0742852Y2 (ja)

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JPS63170336U JPS63170336U (ja) 1988-11-07
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