JPH0742645Y2 - 切断角度可変丸鋸装置 - Google Patents

切断角度可変丸鋸装置

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JPH0742645Y2
JPH0742645Y2 JP14889989U JP14889989U JPH0742645Y2 JP H0742645 Y2 JPH0742645 Y2 JP H0742645Y2 JP 14889989 U JP14889989 U JP 14889989U JP 14889989 U JP14889989 U JP 14889989U JP H0742645 Y2 JPH0742645 Y2 JP H0742645Y2
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武志 塩谷
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、いわゆるコンパウンドマイターソーと称する
切断角度可変丸鋸装置に関し、特に、直径が10インチ
(254mm)の丸鋸の切断領域を最大限に利用して加工能
力を高めた切断角度可変丸鋸装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図は、従来のいわゆるコンパウンドマイターソーと
称する切断角度可変丸鋸装置の要部左側面図を示す。
この切断角度可変丸鋸装置は、ベース1の中央部に回転
テーブル2が回動可能に設けられ、該回転テーブル2の
後部に、装置の左右方向に沿った垂直面内に回動できる
図示しないヒンジが立設され、該ヒンジに昇降可能に取
付けられた図示しないブラケットに、回転駆動される丸
鋸3が設けられ、そして、ベース1の後部位置に取付け
られたフェンス4と、ベース1の前面左右位置に取付け
られたクランプ手段5とで木材等の被削材wを挟持でき
るように構成されていて、 第6図(a)に示すように、回転テーブルを0°〜45°
の範囲内の所望のマイター角の位置決めすることによ
り、平面より見て丸鋸3を所望のマイター角だけ被削材
wに対して傾けて該丸鋸3を下降して該被削材wを切断
し得るようになっており、 また、第6図(b)に示すように、図示しない前記ヒン
ジを0°〜45°の範囲内で所望に回動位置決めすること
により、正面より見て丸鋸3を被削材wに対して所望の
ベベル角の傾斜状態とし下降して該被削材wを切断し得
るようになっている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の切断角度可変丸鋸装置によれば、第5図、第
6図(a)に示すように、被削材wをその幅側の面をベ
ース1に載置するようにし、かつマイター角を45°にし
たときの切断完了時の丸鋸下降位置において、前記丸鋸
3の略中心を通る水直線が該被削材wの幅方向(第5図
における左右方向)のほぼ中央を通るように、前記フェ
ンス4のベース1に対する取付け位置が決められてい
る。
しかるに、従来の直径が10インチ(254mm)の丸鋸3を
有する切断角度可変丸鋸装置であって、断面寸法が約1.
5インチ(約38.1mm)×3.5インチ(約88.9mm)の被削材
(いわゆるツー・バイ・フォー材料)を、断面横長にベ
ース1上に載置して切断すること、及び断面縦長にベー
ス1上に載置して切断することができる丸鋸装置は、本
願出願人のTS−251(製品番号)のみであった。他社の
直径が10インチ(254mm)の丸鋸3を有する切断角度可
変丸鋸装置は、上記のいわゆるツー・バイ・フォー材料
を、断面横長にベース1上に載置して切断することしか
できず、加工能力を拡大するために、補助プレートをフ
ェンスの前面に取付けるものはあったが、加工能力を大
きく向上させることができなかったとともに、該補助プ
レートは、使用者が適宜の木材を選択し、厚味を決めて
電動カンナで削り出しビスによりフェンスの前側に取付
ける面倒な段取りをしており、また補助プレートを必要
としないときは該補助プレートを固定しているビスを取
外さなくてはならない面倒があった。
また、被削材wをある角度で切断する方法として、ベッ
ド1の上に断面横長に載置固定してマイター角切断する
のと、ベッド1の上に断面縦長に載置固定した被削材w
をベベル角切断するのとでは、後者の方が精度良く切断
できるが、このことに関連し、従来の直径が10インチ
(254mm)の丸鋸を有する切断角度可変丸鋸装置で、断
面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×3.5インチ(約88.9
mm)の被削材を断面縦長に切断することができないこと
は、精度良く切断する点において不都合があった。
また、本願出願人の従来の切断角度可変丸鋸装置[TS−
251(製品番号)]は、断面寸法が1.5インチ(38.1mm)
×5.5インチ(139.7mm)の被削材(いわゆるツー・バイ
・シックス材料9を断面横長にした場合の45°のベベル
角切断はできなかった。しかしながら、本考案者らは、
直径が10インチの丸鋸を有する切断角度可変丸鋸装置の
本来の加工能力を調べたところ、該丸鋸の下側部分の切
断領域内に、断面寸法が1.5インチ(38.1mm)×5.5イン
チ(139.7mm)の被削材を断面横長に載置して45°のベ
ベル角切断する場合の断面寸法に相当する大きさ、縦5
3.9mm×横139.7mmの矩形な面積をオーバーラップできる
ことを確認した。
本考案は、上述した点に鑑み案出したもので、直径が10
インチ(254mm)の丸鋸により、いわゆるツー・バイ・
フォーの被削材を断面横長にして0°〜45°の範囲のマ
イター角切断が可能であるであるとともに、断面縦長に
して0°〜45°の範囲のマイター角切断が可能であり、
さらに、いわゆるツー・バイ・シックスの被削材を断面
横長にして0°〜45°の範囲のベベル角切断が可能であ
る切断角度可変丸鋸装置を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 本願考案によれば、上記課題を解決するための手段とし
て、 ベース1上に回転テーブル2が回動可能に設けられ、回
転駆動される直径10インチの丸鋸3が該回転テーブル2
に対して昇降可能にかつベベル角方向に傾斜可能に設け
られているとともに、ベース1上の後端寄りの所要位置
にフェンス4が設けられており、該フェンス4に木材等
の被削材の後側面を受承させ、前記回転テーブル2を所
望のマイター角だけ回動して位置決めし前記丸鋸3を下
降させてマイター角切断ができ、また丸鋸3を所望のベ
ベル角回動して位置決めし該丸鋸3を下降させてベベル
角切断ができるようになっている切断角度可変丸鋸装置
であって、 断面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×約5.5インチ(約
139.7mm)の被削材w1を、断面横長にした場合の切断に
際してベベル角を45°にしたときの切断完了時の丸鋸下
降位置において、該被削材の被切断面が、該丸鋸3の切
断領域内にオーバーラップするように、前記フェンス4
のベース1に対する取付け位置が決められているととも
に、 また、断面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×約3.5イン
チ(約88.9mm)の被削材w2を、断面積長にした場合及び
断面縦長にした場合の切断に際して、前記フェンス4の
前側面に着脱可能に取付けられて、フェンス4を前側へ
移動することなく実質的にフェンス4の前側面を前側へ
移動する補助プレート6,7を備えており、 該補助プレート6,7の厚さは、 断面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×約3.5インチ(約
88.9mm)の被削材w2を、断面横長にした場合及び断面縦
長にした場合の切断に際して、マイター角を45°にした
ときの切断完了時の丸鋸下降位置において、該被削材の
被切断面が、該丸鋸3の切断領域内にオーバーラップす
るように、所要寸法に決められていることを特徴とする
ものである。
このような切断角度可変丸鋸装置は、補助プレート6,7
の前側面が、回転テーブル2の中心とほぼ一致するよう
に、該フェンス4のベース1に対する取付け位置が決め
られていることが好ましい。
[作用] 断面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×約5.5インチ(約
139.7mm)の被削材w1を切断するには、該被削材w1をベ
ース1上に載置しかつフェンス4の前側面に当てがう。
そして、丸鋸3のベベル角を0°〜45°の範囲内で所望
に位置決めした後、該丸鋸3を下降して切断を行う。45
°のベベル角切断を行う場合、切断完了時の丸鋸下降位
置において、該被削材w1の被切断面は、丸鋸3の切断領
域内にオーバーラップできる大きさ及び位置を占めるか
ら、該被削材w1の0°〜45°の範囲内のベベル角切断が
行える。
次に、断面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×約3.5イン
チ(約88.9mm)の被削材w2を切断するには、フェンス4
の前側面に補助プレート6,7を取付け、該被削材wをベ
ース1上に断面横長または断面縦長に載置しかつ該補助
プレート6,7の前側面に当てがう。そして、丸鋸3のマ
イター角を0°〜45°の範囲内で所望に位置決めして、
該丸鋸3を下降すれば、断面横長及び断面縦長のいずれ
の場合にも切断完了時の丸鋸下降位置のときに、該被削
材w2の被切断面が、丸鋸3の切断領域内にオーバーラッ
プできる大きさ及び位置を占めるから、該被削材w2の切
断が行える。すなわち、0°〜45°の範囲でマイター角
切断が行える。
該被削材w2をベース1上に断面横長または断面縦長のい
ずれかに載置するかは、次のように考える。すなわち、
被削材w2をある角度で切断する方法として、ベッド1の
上に断面横長に載置固定してマイター角切断するのと、
ベッド1の上に断面縦長に載置固定した被削材wをベベ
ル角切断するのとでは、後者の方が精度良く切断できる
ので、 該被削材w2を横長に載置してベベル角切断を必要とする
場合には、該ベベル角切断をしないで該被削材w2を断面
縦長に載置してマイター角切断をする。
[実施例] 第1図ないし第4図は本考案の切断角度可変丸鋸装置を
実施例を示す。
先ず、第1図ないし第3図に基いて説明する。
ベース1の中央部に回転テーブル2が回動可能に設けら
れ、該回転テーブル2の後部にヒンジ8が設けられ、該
ヒンジ8にブラケット9が昇降可能に取付けられ、該ブ
ラケット9にモーター10、減速機11、丸鋸3、外カバー
12及びセーフティーカバー13が取付けられ、また、ベー
ス1の後側位置にフェンス4が取付けられている。そし
て、ベース1の前側面の左右位置よりクランプ手段5,5
が取付けられ、フェンス4との間に木材等の被削材wを
挟持できる。該丸鋸3は、回転テーブル2に設けられた
スリット14に入るまで下降して被削材wを切断するよう
になっている。
そして、丸鋸3のマイター角を可変とするために回転テ
ーブル2が回動でき、また丸鋸3のベベル角を可変とす
るためにヒンジ8がピン軸15を回転中心として装置の左
右方向に沿った垂直面内に回動できかつ締付けレバー16
でボルト締めすることによって左右方向の任意の傾斜位
置に停止されるようになっている。
外カバー12はブラケット9と一体で丸鋸3の上側部分を
隠蔽し、セーフティーカバー13は、丸鋸3が上昇位置に
あるときに該丸鋸3の下側部分を隠蔽し、丸鋸3が下降
するに連れてリンクの作用により該外カバー12の前端よ
り上方へ回動して前記外カバー12内に入っていき、もっ
て丸鋸3の下側部分が露出して切断が保障される。
そして、鋸屑は、外カバー8の後端内側を通り、上部後
端に開設された鋸屑吹出し口17を通り、ブラケット9に
設けられた鋸屑吹出し筒18より外部へ放出され、該鋸屑
吹出し筒18に取付けられた通気性を有する集塵袋H内に
回収されるようになっている。
フェンス4の前側面には、補助プレート6,7が着脱可能
に取付けられている。該補助プレート6,7は、断面寸法
が1.5インチ(38.1mm)×3.5インチ(88.9mm)、いわゆ
るツー・バイ・フォーと称する大きさ(この大きさにピ
ッタリ限定されるものではない)この被削材w2を切断す
るときに取付けて使用する。該補助プレート6,7は、フ
ェンス4を移動することなく、該フェンス4の前側面を
実質的に前側へ移動する役目を果している。該フェンス
4と該補助プレート6,7の相互掛止手段として、該フェ
ンス4の前側面に掛止孔4aが穿設され、該補助プレート
6,7の後側面に先端に十字形すり割りが入っている係合
軸6a,7aが設けられ、該係合軸6a,7aは、嵌合する際に縮
径して掛止孔4aに入り込み、フェンス4と補助プレート
6,7が密着する状態で広がって掛止孔4aに安定して係合
するようになっている。
なお、フェンス4と補助プレート6,7の密着が確保され
れば、係合軸6a,7aを、補助プレート6,7の下面より凸設
して、ベース1の上面に穿設した掛止孔に嵌合させるよ
うにしても良い。
開発テーマに従い、丸鋸3は直径が10インチ(254mm)
とされている。フェンス4の前側面は、回転テーブル2
の回転中心よりも約15mm後方となるように、ベース1に
対して取付けられ、厚さ15mm(この厚さにピッタリ限定
されるものではない)の補助プレート6,7を取付けたと
きの該補助プレート6,7の前側面が回転テーブル2の回
転中心と一致するようになっている。
しかして、第4図において、フェンス4の前側面に厚さ
15mmの補助プレート6,7を密着させ、丸鋸3を実線で示
す切断完了時の位置に下降させたとき、補助プレート6,
7の前面より前側に矩形な切断領域Aを十分な余裕をも
って確保できる。この切断領域Aは、断面寸法が1.5イ
ンチ(38.1mm)×3.5インチ(88.9mm)、いわゆるツー
・バイ・フォーと称する大きさ(この大きさにピッタリ
限定されるものではない)の被削材w2を、断面縦長にし
て丸鋸3を45°のマイター角に設定して切断するときの
被切断面寸法(縦辺88.9mm×横辺53.9mm)をオーバーラ
ップし得る大きさ(縦辺約89mm×横辺約54mm)である。
そして、丸鋸3を点線で示す切断完了時の位置までさら
に下降させたとき、補助プレート6,7の前面より前側に
確保できる矩形な切断領域の大きさが縦辺約54mm×横辺
約126mmとなるように余裕を持って確保でき、この切断
領域の大きさは、断面寸法が1.5インチ(38.1mm)×3.5
インチ(88.9mm)の被削材w2を、断面横長にして丸鋸3
を45°のマイター角に設定して切断するときの被切断面
寸法(縦辺38.1mm×横辺125.7mm)をオーバーラップし
得る大きさである。
従って、該被削材w2を切断する際は、フェンス4に補助
プレート6,7を密着させれば、断面縦長及び断面横長の
いずれの状態に載置しても0°〜45°の範囲のマイター
角切断が可能である。
他方、第4図において、補助プレート6,7を取外して丸
鋸3を点線で示す切断完了時の位置に下降させたとき
は、フェンス4の前面より前側に縦54mm、横141mmの矩
形な切断領域Bを余裕を持って確保できるようになって
いる。この切断領域Bは、断面寸法が1.5インチ(38.1m
m)×5.5インチメートル(139.7mm)、いわゆるツー・
バイ・シックスと称する大きさ(この大きさにピッタリ
限定されるものではない)の被削材w1を、断面横長にし
て丸鋸3を45°のベベル角に設定して切断するときの被
切断面寸法(縦辺53.9mm×横辺139.7mm)をオーバーラ
ップし得る大きさである。
従って、該被削材w1を切断する際は、補助プレート6,7
を取外しフェンス4に密着させように断面横長に載置す
れば、0°〜45°の範囲のベベル角切断が可能である。
[効果] 以上説明してきたように、本願考案に係る切断角度可変
丸鋸装置によれば、 フェンスに補助プレートを取付けない状態で、直径が10
インチの丸鋸により、いわゆるツー・バイ・フォーの大
きさ(この大きさにピッタリ限定されるものではない)
の被削材を断面横長にしてマイター角を45°にした切断
が可能であるだけでなく、断面縦長にしてマイター角を
45°にした切断が可能であり、 さらに、補助プレートを取外したときは、いわゆるツー
・バイ・シックスの大きさ(この大きさにピッタリ限定
されるものではない)の被削材を断面横長にしてベベル
角を45°にした切断が可能であり、加工能力が従来より
も大幅に向上する。
これに対し、従来は補助プレートを取付けても加工能力
を向上させることができなかった。
そして、従来の補助プレートの着脱は、ビスの締付け・
取外しによって行う面倒があり、さらに、従来の補助プ
レートはこれといったものがなく、使用者が適宜の木材
を選択し、厚味を決めて電動カンナで該補助プレートを
削り出していた面倒があったが、本願考案によれば、補
助プレートの着脱をワンタッチで行うことができ、上記
のような面倒が解消され高い作業性が得られる。
特に、本願考案に係る切断角度可変丸鋸装置を、フェン
スに取付ける補助プレートの前側面を、回転テーブルの
中心と一致させる構成とした場合には、左右の補助プレ
ート間の間隙を最小寸法に抑えることができ、丸鋸が被
削材から出る箇所を狭く保持できて奇麗な切口に加工で
き、またスリット内の鋸屑が装置後方へ飛出るのを抑え
ることができ安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の切断角度可変丸鋸装置の第一実施例に
係る一部断面した左側面図である。第2図は同上の正面
図である。第3図は、第2図におけるIII−III矢視の水
平断面図である。第4図は、補助プレートを取付けたと
きと取付けないときの切断能力を説明するための要部拡
大左側面図である。 第5図は、従来の切断角度可変丸鋸装置の要部左側面図
である。 第6図(a)は、前記従来装置において45°のマイター
角で切断する際の丸鋸と被削材の関係を示す簡略平面図
である。第6図(b)は、前記従来装置において45°の
ベベル角で切断する際の丸鋸と被削材の関係を示す簡略
平面図である。 w1……いわゆるツー・バイ・シックスの被削材、w2……
いわゆるツー・バイ・フォーの被削材、1……ベース、
2……回転テーブル、3……丸鋸、4……フェンス、6,
7……補助プレート、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース上に回転テーブルが回動可能に設け
    られ、回転駆動される直径10インチ(254mm)の丸鋸が
    該回転テーブルに対して昇降可能にかつベベル角方向に
    傾斜可能に設けられているとともに、ベース上の後端寄
    りの所要位置にフェンスが設けられており、該フェンス
    に木材等の被削材の後側面を受承させ、前記回転テーブ
    ルを所望のマイター角だけ回動して位置決めし前記丸鋸
    を下降させてマイター角切断ができ、また丸鋸を所望の
    ベベル角回動して位置決めし該丸鋸を下降させてベベル
    角切断ができるようになっている切断角度可変丸鋸装置
    であって、 断面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×5.5インチ(約13
    9.7mm)の被削材を、断面横長にした場合の切断に際し
    てベベル角を45°にしたときの切断完了時の丸鋸下降位
    置において、該被削材の被切断面が、該丸鋸の切断領域
    内にオーバーラップするように、前記フェンスのベース
    に対する取付け位置が決められているとともに、 また、断面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×3.5インチ
    (約88.9mm)の被削材を、断面横長にした場合及び断面
    縦長にした場合の切断に際して、前記フェンスの前側面
    に着脱可能に取付けられて、フェンスを前側へ移動する
    ことなく実質的にフェンスの前側面を前側へ移動する補
    助プレートを備えており、 該補助プレートの厚さは、 断面寸法が約1.5インチ(約38.1mm)×3.5インチ(約8
    8.9mm)の被削材を、断面横長にした場合及び断面縦長
    にした場合の切断に際して、マイター角を45°にしたと
    きの切断完了時の丸鋸下降位置において、該被削材の被
    切断面が、該丸鋸の切断領域内にオーバーラップするよ
    うに、所要寸法に決められていることを特徴とする切断
    角度可変丸鋸装置。
  2. 【請求項2】前記補助プレートの前側面が、前記回転テ
    ーブルの中心とほぼ一致するように、該フェンスのベー
    スに対する取付け位置が決められていることを特徴とす
    る請求項1に記載の切断角度可変丸鋸装置。
JP14889989U 1989-12-25 1989-12-25 切断角度可変丸鋸装置 Expired - Lifetime JPH0742645Y2 (ja)

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