JPS633769Y2 - - Google Patents

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JPS633769Y2
JPS633769Y2 JP15490483U JP15490483U JPS633769Y2 JP S633769 Y2 JPS633769 Y2 JP S633769Y2 JP 15490483 U JP15490483 U JP 15490483U JP 15490483 U JP15490483 U JP 15490483U JP S633769 Y2 JPS633769 Y2 JP S633769Y2
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JP
Japan
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window hole
cutting
cutting tool
suction port
suction
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JP15490483U
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JPS6062904U (ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は木工用ルータ機において、切削加工時
に生ずる切削屑を吸引除去する吸塵装置に関する
ものである。
[従来の技術] 特開昭56−19703号公報 実開昭56−17103号公報 昭和52年12月26日発行、特許庁公報周知慣用技
術集 第77頁 [考案が解決しようとする問題点] 前記従来技術は放射状に配設した複数の切削工
具のうち、常に垂直位置で固定された工具により
加工を行うターレツト型ルータ機において、各々
の切削工具は吸引部材によつて囲繞され、前記垂
直位置においてのみ該吸引部材の吸引口にターレ
ツトヘツドの支持部に付設した吸引管が接離して
切削屑を吸引除去する構成である。
すなわちこの吸塵装置は、ターレツト型に限ら
ず並列ヘツド型においても同様であるが、切削工
具が垂直状態においてのみ被加工物を加工する形
式のルール機に対応するものである。
本考案は切削工具が前記垂直状態のみならず、
円弧状に揺動する過程若しくは傾斜した状態にお
いて切削加工する場合にも切削屑を吸引除去し得
る吸塵装置を提供することを目的とするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は前記目的を充足するため木工用ルータ
機において被加工物との関係において、前後、左
右、上下方向に移行する昇降体に回動可能に切削
工具駆動用モータを配設し、切削工具駆動用モー
タは切削工具を装着すると共に該切削工具を囲む
ように切削屑飛散防止部を周縁に設けた囲い枠を
設け、囲い枠に窓孔を開設し、前記昇降体の被加
工物に対面する位置に、機外の真空機と連絡し、
かつ、前記切削工具駆動用モータの回動過程にお
いて前記窓孔と合致して連通する同心円弧状の吸
込口を対設した吸引部材を配設し、更に窓孔の開
口面と同面で、しかも、窓孔が合致しない吸込口
の残余開口部を塞ぐ同心円弧状の閉塞板を窓孔部
に連設したものである。
[作用] 昇降体に回動可能に支持した切削工具駆動用モ
ータの切削工具を傾斜させた状態若しくは円弧状
に揺動せつつ被加工物を切削加工する際に、切削
工具を包囲する囲い枠の窓孔が機外の真空機に連
絡する吸引部材の円弧状吸込口と合致しつつ連通
して切削屑を吸引除去し、しかも吸塵作用中に窓
孔が合致していない吸込口の残余開口部を閉塞板
で塞いでいる。
[効果] 切削工具が、被加工物に対して垂直状態で加工
する場合のみならず、傾斜若しくは揺動しつつ加
工する場合においても常に切削屑を吸塵し得ると
共に、閉塞板で窓孔以外の吸込口部分を閉塞でき
吸引能力に影響を及ぼさない。
[実施例] 図中符号1は機台で、第1図において中央に被
加工物固定用の前後動テーブル20配設し、両側
にコラム2を立設してビーム3を横架し、該ビー
ム3に摺動体5を摺嵌する。
摺動体5は、背面にめねじ18を設けてビーム
3の一側に固設したサーボモータ8により回転す
るねじ杆17を螺合し、前面に該摺動体5に沿つ
て上下動する昇降体30を配設する。昇降体30
は、背面にめねじ16を設けて前記摺動体5の上
面に下向きに立設したサーボモータ6により回転
するねじ杆15を螺合すると共に前面にベアリン
グ28を介してターレツトヘツド4を回動可能に
支持する。
ターレツトヘツド4は、その中心軸9にウオー
ムホイール10を固定して昇降体30の上面に下
向きに立設したサーボモータ7により回動するウ
オーム11と噛合せ、更にターレツトヘツド4
は、放射状に4個の切削工具駆動用モータ14,
14を固定し、その各々の放射方向に切削工具2
8を装着する工具取付部材12を配設して各工具
取付部材12の周りに囲い枠25を取付け、該囲
い枠25の周縁に圧縮空気の噴出により円筒状の
エアーカーテンをつくり切削屑の飛散を防ぐ空気
吹出小孔を下向きに多数穿つた空気吹出管13を
周設したもので、該各空気吹出管13への圧縮空
気は前記各切削工具駆動モータ14の冷却用エア
ー又は機外のコンプレツサーより供給する。
前記各囲い枠25は昇降体30方向の側部に窓
孔24を開設し、昇降体30の下面に、ターレツ
トヘツド4の中心軸9を中心として各囲い枠25
が回動する過程において、該囲い枠25の窓孔2
4とが合致して連通状態となる円心円弧状の吸込
口21を対設した吸引部材22を設け、吸込口2
1は垂直方向すなわち被加工物方向を中心とする
円弧状を程し吸引部材22はフレキシブルホース
23を介して機外の真空機に連絡し、前記各窓孔
24間に、該窓孔24の開口面と同面でしかも、
窓孔24が合致してない吸込口21の残余開口部
を塞ぐ同心円弧状の閉塞板を設けたものである。
該実施例は上述の構成からなるもので、前後動
テーブル20上に固定した被加工物の移動とあい
まつて左右上下方向に移動するターレツトヘツド
4に放射状に配設した各切削工具駆動用モータ1
4の各切削工具27により前記被加工物を切削加
工する過程において、サーボモータ7によりウオ
ーム11及びウオームホイール10を介して各切
削工具27が傾斜若しくは円弧状にも揺動しつつ
切削加工する際に空気吹出管13の空気吹出孔よ
り圧縮空気を噴出して円筒状のエアカーテンを形
成し切削屑の飛散を防止しながら囲い枠25の窓
孔24が機外の真空機に連絡する吸引部材22の
吸込口21と合致して連通して、切削屑を吸引除
去するもので、窓孔24が合致していない吸込口
21の残余開口部若しくは窓孔24や吸込口21
から外れた状態で閉塞板により該吸込口21を塞
ぐものである。
尚吸込口の円弧角の大きさにより隣接した切削
工具駆動用モータの切削工具も同時に切削加工に
参加可能となり、また該実施例は切削屑の飛散を
防止するために円筒状のエアーカーテンを形成す
る空気吹出管を配設しているが、従来のような防
塵ブラシで切削工具を囲繞しても可能であると共
に、放射状に切削工具を配設したターレツトヘツ
ド型のみならず、並列ヘツド型のルータ機であつ
ても切削工具が円弧状に揺動する過程において切
削加工するものであれば該実施例を適用し得るも
のと思われる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る木工用ルータ機の切削屑吸塵
装置の一実施例を示すもので、第1図は正面図、
第2図は要部の正面図、第3図は同上の縦断側面
図である。 14……切削工具駆動用モータ、21……吸込
口、22……吸引部材、24……窓孔、25……
囲い枠、26……閉塞板、27……切削工具、3
0……昇降体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物との関係において、前後、左右、上下
    方向に移行する昇降体に回動可能に切削工具駆動
    用モータを配設し、切削工具駆動用モータは切削
    工具を装着すると共に該切削工具を囲むように切
    削屑飛散防止部を周縁に設けた囲い枠を設け、囲
    い枠に窓孔を開設し、前記昇降体の被加工物に対
    面する位置に、機外の真空機と連絡し、かつ、前
    記切削工具駆動用モータの回動過程において前記
    窓孔と合致して連通する同心円弧状の吸込口を対
    設した吸引部材を配設し、更に窓孔の開口面と同
    面で、しかも、窓孔が合致しない吸込口の残余開
    口部を塞ぐ同心円弧状の閉塞板を窓孔部に連設し
    た木工用ルータ機の切削屑吸塵装置。
JP15490483U 1983-10-05 1983-10-05 木工用ル−タ機の切削屑吸塵装置 Granted JPS6062904U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15490483U JPS6062904U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 木工用ル−タ機の切削屑吸塵装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15490483U JPS6062904U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 木工用ル−タ機の切削屑吸塵装置

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Publication Number Publication Date
JPS6062904U JPS6062904U (ja) 1985-05-02
JPS633769Y2 true JPS633769Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30342272

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JP15490483U Granted JPS6062904U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 木工用ル−タ機の切削屑吸塵装置

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JPS6062904U (ja) 1985-05-02

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