JPH07425A - 電動デンタルフロス - Google Patents

電動デンタルフロス

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JPH07425A
JPH07425A JP40615390A JP40615390A JPH07425A JP H07425 A JPH07425 A JP H07425A JP 40615390 A JP40615390 A JP 40615390A JP 40615390 A JP40615390 A JP 40615390A JP H07425 A JPH07425 A JP H07425A
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filamentous
dental floss
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electric dental
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Takahiro Imai
隆宏 今井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前歯の間はもちろん奥歯の間も容易に且つ確
実に掃除することができる。 【構成】 出力部に軸方向の往復直線運動と軸まわりの
回転揺動運動とを選択的に行わせる駆動機構と、上記軸
方向に張られた糸状体7を備えて駆動機構による駆動で
往復直線運動するアタッチメント6と、上記軸方向と直
交する方向に張られた糸状体7を備えて駆動機構による
駆動で回転揺動運動を行うアタッチメント6とを具備し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は口腔衛生用具として使用
されるデンタルフロス、特に電動でデンタルフロスを動
かすようにした電動デンタルフロスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】口腔衛生用具の一つとして、歯間の掃除
のためのデンタルフロスが知られている。細繊維束から
なる糸状体であるデンタルフロスで歯間の掃除を行うに
あたっては、デンタルフロスを細かく動かすことがきわ
めて有効であることから、電動で糸状体を駆動するよう
にした電動デンタルフロスも提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電動デ
ンタルフロスは、糸状体をその長手方向に往復直線運動
を行わせるだけでのものであったために、そしてその往
復直線運動が一定の方向についてしかなされないように
なっていたために、前歯の間の掃除については確かに有
効であったが、奥歯の間の掃除を行おうとすれば、糸状
体を奥歯間に導入することが困難であった上に、口腔に
よってその運動が大きく制限されてしまうものであり、
このために、実際上、前歯の間の掃除にしか使用できな
いものであった。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
で、その目的とするところは前歯の間はもちろん奥歯の
間も容易に且つ確実に掃除することができる電動デンタ
ルフロスを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、出力
部に軸方向の往復直線運動と軸まわりの回転揺動運動と
を選択的に行わせる駆動機構と、上記軸方向に張られた
糸状体を備えて駆動機構による駆動で往復直線運動する
アタッチメントと、上記軸方向と直交する方向に張られ
た糸状体を備えて駆動機構による駆動で回転揺動運動を
行うアタッチメントとを具備していることに特徴を有し
ている。
【0006】本発明によれば、軸方向に張られた糸状体
を備えて駆動機構による駆動で往復直線運動するアタッ
チメントによって前歯の間を容易に掃除することがで
き、上記軸方向と直交する方向に張られた糸状体を備え
て駆動機構による駆動で回転揺動運動を行うアタッチメ
ントによって奥歯の間を容易に掃除することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて説明す
ると、これは蓄電池5やモータ40等を内蔵した細長円
筒状の本体1と、本体1の先端から突出している駆動軸
4に連結されるアタッチメント6とからなるもので、図
5及び図6に示すように、上端と下端とに夫々カバー1
1,12が取り付けられた本体1の内部には、モータ4
0やカムブロック41が装着されたフレーム13と、蓄
電池5が装着された電池ホルダー50とが収納されてい
る。上記駆動軸4もフレーム13で支持されており、カ
ムブロック41を介してモータ40に連結されている。
図5中の15は本体1先端部の防水のための防水ゴムで
ある。
【0008】上記カムブロック41は、モータ40の回
転方向に応じて駆動軸4の駆動方向を変えるものであっ
て、この点について簡単に説明すると、上記カムブロッ
ク41は、モータ40の出力軸に取り付けられたピニオ
ン42にかみ合うフェースギア43と、フェースギア4
3と一体の偏心軸44と、偏心軸44にかぶせられた偏
心カム45と、偏心カム45と係合するカムフォロア4
6とから構成されており、フェースギア43は両端がシ
ャーシ13で保持された軸47で支持されており、カム
フォロア46は軸受14を介してシャーシ13に支持さ
れている駆動軸4の一端に設けられている。
【0009】モータ4が一方向に回転する時、上記偏心
カム45は軸47に対して偏心した状態を保ち、カムフ
ォロア46を通じて駆動軸4を軸方向に往復動させる。
モータ4が逆方向に回転する時には、その初期において
偏心カム45は偏心軸44に対して半回転することで軸
47と同心状態となって、先端の傾斜部がカムフォロア
46を通じて駆動軸4に軸回りの回転揺動運動を行わせ
る。
【0010】モータ40の回転方向は、本体1の表面に
配された二つのプッシュオンスイッチ21,22のどち
らを操作するかによって決定される。これらプッシュオ
ンスイッチ21,22は、プッシュオフスイッチ23を
間にはさんで一列に並べられている。そして図7に示す
ように、スイッチゴム20の一部として形成されたこれ
らスイッチ21,22,23の背方には、フック26が
本体1に係止することで本体1に取り付けられる取付台
25に軸27によってシーソー動自在とされたスイッチ
レバー31,32が配設されている。
【0011】スイッチレバー31は、その一端の凸部3
1aをプッシュオンスイッチ21の背後に、他端の凸部
31bをプッシュオフスイッチ23の背後に位置させ、
スイッチレバー32は一端の凸部32aをプッシュオン
22の背後に、他端の凸部32bをプッシュオフスイッ
チ23の背後に位置させるもので、いずれも取付台25
に形成された二つの溝28,28と選択的に係合するク
リック突起33を備えて、その軸27を中心とする回動
についてクリックが付与されるようになっている。図中
24は本体1に溶着固定されるとともにこの時スイッチ
ゴム20の周縁を固定するスイッチカバーである。
【0012】シャーシ13表面には図8に示すように、
かしめ固定された4本の導電板61〜64と、反転レバ
ー35とが配設されている。導電板61,62は各一端
がモータ40に接続されたもので、両導電板61,62
は夫々2本の接点ばね61a,61b,62a,62b
を一体に備えているとともに、接点ばね61aと接点ば
ね62aが、また接点ばね61bと接点ばね62bとが
平行に並ぶようにされている。導電板63は接点ばね6
1a,62bに夫々接触自在な二つの接点部63a,6
3bを備え、導電板64は接点ばね62a,61bに夫
々接触自在な二つの接点部64a,64bを備えてい
る。
【0013】そして、上記導電板63,64は、電池ホ
ルダー50に装着された電池接触板65,66を介して
蓄電池5の各極に接続されている。導電板63の接触部
63cに接触する電池接触板65は、電池ホルダー50
の外面を経由して蓄電池5の図中下方の極に接触し、導
電板64に接触する電池接触板66は蓄電池5の図中上
方の極に接触する。これら電池接触板65,66の蓄電
池5との接触部は、図6及び図9に示すように、夫々ル
ープ状に曲げられるとともにこのループ内にゴムのよう
な弾性体67を嵌め込んだものとなっており、本体1内
に組み込まれた時、シャーシ13とカバー12との間で
各電池接触板65,66と蓄電池5との接触圧が保持さ
れる。
【0014】前記反転レバー35はシャーシ13表面に
形成された溝16内に中央部から突設した突起部を位置
させてシーソー動自在に支持されるもので、一端を前記
スイッチレバー31の背後に、他端をスイッチレバー3
2の背後に位置させている。今、オフ状態にある時に
は、図10に示すように各接点ばね61a,61b,6
2a,62bは夫々接点部から離れており、また各スイ
ッチレバー31,32はプッシュオンスイッチ21,2
2の背後に位置する凸部31a,32aが、プッシュオ
フスイッチ23の背後に位置する凸部31b,32bよ
りも前方側に突出している。この状態からプッシュオン
スイッチ22を押し込めば、図11に示すように、スイ
ッチレバー32が揺動して接点ばね61b,62bを押
圧し、これらを接点部64bと接点部63bとに接触さ
せるために、つまり図13の(b)に示す状態でモータ4
0と蓄電池5とを接続するために、モータ40は一方向
に回転を始め、駆動軸4に軸方向の往復運動を行わせ
る。この状態からプッシュオフスイッチ23を押し込め
ば、スイッチレバー32の凸部32bが押されるため
に、スイッチレバー32は図10に示す状態に戻る。
【0015】オフ状態からプッシュオンスイッチ21を
押し込めば、図12に示すように、スイッチレバー31
が揺動して接点ばね61a,62aを押圧し、これらを
接点部63aと接点部64aとに接触させるために、つ
まり図13の(c) に示す状態でモータ40と蓄電池5と
を接続するために、モータ40は先程と逆方向に回転を
始め、駆動軸4に回転揺動運動を行わせる。この状態か
らプッシュオフスイッチ23を押し込めば、スイッチレ
バー31の凸部31bが押されるために、スイッチレバ
ー31は図10に示す状態に戻る。
【0016】更に、プッシュオンスイッチ21が押され
た状態の時に、つまり図12に示す状態の時にプッシュ
オンスイッチ22を押し込めば、この時スイッチレバー
32は接点ばね61b,62bを押圧するだけでなく、
反転レバー35の一端も押圧して、反転レバー35を回
動させるものであり、接点ばね61b,62bが接点部
64b,63bに接触する前に、反転レバー35の他端
でスイッチレバー31を押圧してスイッチレバー31を
復帰させるとともに接点ばね61a,62aを接点部6
3a,64aから離す。
【0017】逆に、プッシュオンスイッチ22が押され
た図11に示す状態の時にプッシュオンスイッチ21を
押し込めば、スイッチレバー31は接点ばね61a,6
2aと反転レバー35の一端を押圧して、反転レバー3
5を回動させ、接点ばね61a,62aが接点部63
a,64aに接触する前に、反転レバー35の他端でス
イッチレバー32を押圧してスイッチレバー32を復帰
させるとともに接点ばね61b,62bを接点部63
b,64bから離す。
【0018】つまり、プッシュオンスイッチ21,22
とプッシュオフスイッチ23のいずれか最後に操作され
たものが有効になるわけであり、また二つの動作を選択
するにあたり、直接必要とする動作を選択実行させるこ
とができるとともに、一方の動作から他方の動作に移る
ことをオフ操作を経ることなく行うことができるもので
ある。
【0019】さて、このように往復直線運動と回転揺動
運動とが切り換えられる上記駆動軸4には、前述のよう
にアタッチメント6が取り付けられるわけであるが、第
1に示す実施例においては、2種のアタッチメント6,
6が駆動軸4に選択的に取り付けられるものとなってい
る。一方のアタッチメント6は基端に駆動軸4先端に嵌
合連結される連結部60を、先端に細繊維束からなる糸
状体7の両端が固着される支持部61を備えたもので、
ここにおける糸状体7は、アタッチメント6の長手方向
と平行な方向に張られている。
【0020】他方のアタッチメント6は、弓型をなす支
持部61によって張られた糸状体7が、アタッチメント
6の長手方向と直交する方向となるように、また支持部
61と糸状体7とで囲まれる面がアタッチメント6の長
手方向と直交するように設けられている。そして、アタ
ッチメント6の長手方向と平行な方向に糸状体7が張ら
れているアタッチメント6を駆動軸4に連結した時に
は、図14に示すように、アタッチメント6をその長手
方向に往復直線運動を行わせるものであり、この時、糸
状体7もやはり往復直線運動を行うために、図16から
明らかなように、前歯の間に糸状体7を導入して前歯の
間を掃除することを容易に行うことができる。
【0021】アタッチメント6の長手方向と直交する方
向に糸状体7が張られたアタッチメント6を駆動軸4に
連結した時には、図15に示すように、駆動軸4及びア
タッチメント6に軸まわりの回転揺動運動を行わせるも
のであり、この時、糸状体7はアタッチメント6の長手
方向を軸として図15の(b) に示すように、振り子のよ
うに揺動する。糸状体7の方向がアタッチメント6の長
手方向と直交していることから、奥歯の間に糸状体7を
導入することが容易であり、また上記糸状体7の動きに
より、奥歯の間が糸状体で確実に掃除されるものであ
る。
【0022】この場合、糸状体7の中央部と回転揺動運
動の中心とが一致するように、つまり糸状体7の両端か
ら上記中心までの距離が同じとなるようにしておくこと
で、左右均等に歯間の掃除を行うことができるものとな
る。尚、糸状体7の揺動ストロークは上記中心から糸状
体7の中央部までの距離Lによって自在に設定すること
ができる。
【0023】図2及び図3はアタッチメント6の他の例
を示すもので、ここでは単一のアタッチメント6で糸状
体7の向きを自由に選択することができるようにしてい
る。すなわち、このアタッチメント6では、糸状体7の
両端を保持している支持部61が別部材として形成され
ているとともに、この支持部61が、アタッチメント6
の先端を貫通する軸63によってアタッチメント6の長
手方向と直交する軸63の回りに回転自在となるように
されている。支持部61の中央部に取り付けられた軸6
3は、その軸方向の動きが所定範囲内で自在となるよう
にアタッチメント6に取り付けられるとともに、ばね6
4によってアタッチメント6側にひかれる方向に付勢さ
れており、このばね64の付勢に抗して支持部61を図
中の矢印方向に引っ張り、支持部61とアタッチメント
6から突出する回転止めのためのストッパー65との係
合を外して支持部61を90°回転させれば、糸状体7
の向きを変えることができる。単一のアタッチメント6
で糸状体7の向きの異なる2状態を得られるようになっ
ているわけである。
【0024】また、ここにおけるアタッチメント6は、
糸状体7がアタッチメント6と平行となるようにした時
には支持部61に装着した永久磁石67でオンとなるリ
ードスイッチ66を内蔵している。このリードスイッチ
66を利用することで、糸状体7の向きに応じてモータ
40の回転方向を切り換えて往復直線運動と、回転揺動
運動とを自動切り換えすることが可能である。図17は
このためのブロック回路図を示しており、図中Sは上記
リードスイッチ66等からなる糸状体7の向きの検出手
段、Cはこの検出手段Sの出力に応じてモータ40の回
転方向を制御する制御回路である。図に示すように、モ
ータ電流で負荷状況を検出する負荷検出手段Fを設けて
負荷を常時監視し、大きな負荷がかかった時には負荷検
出手段Fの出力をうけて制御回路Cがモータ40を停止
させたり報知手段Bを作動させたりするようにしてもよ
い。また負荷状況に応じてモータ40の回転数を制御す
れば、使用者に対して最適の動作スピードで糸状体7を
動かすようにすることもできる。
【0025】図4に示すアタッチメント6は更に他例を
示すもので、ここでは支持部61を別体とするととも
に、アタッチメント6に設けた十字型凹所68に支持部
61から突出させた十字型凸部69を嵌め込むことで、
糸状体7の向きを可変としている。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明においては、軸方向
に張られた糸状体を備えて駆動機構による駆動で往復直
線運動するアタッチメントによって前歯の間を容易に掃
除することができ、また上記軸方向と直交する方向に張
られた糸状体を備えて駆動機構による駆動で回転揺動運
動を行うアタッチメントによって奥歯の間を容易に掃除
することができるものであり、このために前歯の間はも
ちろん奥歯の間も容易に且つ確実に掃除することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の斜視図である。
【図2】アタッチメントの他の例を示すもので、(a) は
正面図、(b) は破断側面図である。
【図3】同上のアタッチメントの糸状体の向きの変更状
体を示す説明図である。
【図4】アタッチメントの更に他の例を示すもので、
(a) は分解斜視図、(b) はアタッチメントの正面図であ
る。
【図5】本体の縦断面図である。
【図6】本体の破断正面図である。
【図7】本体のスイッチ部分の分解斜視図である。
【図8】シャーシと接点部の斜視図である。
【図9】電池接触板の斜視図である。
【図10】スイッチのオフ状態の断面図である。
【図11】スイッチのオン状態の断面図である。
【図12】スイッチの他のオン状態の断面図である。
【図13】回路図であって、(a) は図10に示す状態
を、(b) は図11に示す状態を、(c) は図12に示す状
態を示している。
【図14】一動作状態を示す側面図である。
【図15】他の動作状態を示しおり、(a) は側面図、
(b) は平面図である。
【図16】使用状態の説明図である。
【図17】制御回路を備えたものにおけるブロック回路
図である。
【符号の説明】
4 駆動軸 6 アタッチメント 7 糸状体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電動デ
ンタルフロスは、糸状体をその長手方向に往復直線運動
を行わせるだけでのものであったために、そしてその往
復直線運動が一定の方向についてしかなされないように
なっていたために、前歯の間の掃除については確かに有
効であったが、奥歯の間の掃除を行おうとすれば、糸状
体を奥歯間に導入することが困難であった上に、口腔に
よってその運動が大きく制限されてしまうものであっ
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】さて、このように往復直線運動と回転揺動
運動とが切り換えられる上記駆動軸4には、前述のよう
にアタッチメント6が取り付けられるわけであるが、第
1に示す実施例においては、2種のアタッチメント6,
6が駆動軸4に選択的に取り付けられるものとなってい
る。一方のアタッチメント6は基端に駆動軸4先端に嵌
合連結される連結部60を、先端に細繊維束からなる糸
状体7の両端が固着される支持部を備えたもので、こ
こにおける糸状体7は、アタッチメント6の長手方向と
平行な方向に張られている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】他方のアタッチメント6は、弓型をなす支
持部によって張られた糸状体7が、アタッチメント6
の長手方向と直交する方向となるように、また支持部
と糸状体7とで囲まれる面がアタッチメント6の長手方
向と直交するように設けられている。そして、アタッチ
メント6の長手方向と平行な方向に糸状体7が張られて
いるアタッチメント6を駆動軸4に連結した時には、図
14に示すように、アタッチメント6をその長手方向に
往復直線運動を行わせるものであり、この時、糸状体7
もやはり往復直線運動を行うために、図16から明らか
なように、前歯の間に糸状体7を導入して前歯の間を掃
除することを容易に行うことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図2及び図3はアタッチメント6の他の例
を示すもので、ここでは単一のアタッチメント6で糸状
体7の向きを自由に選択することができるようにしてい
る。すなわち、このアタッチメント6では、糸状体7の
両端を保持している支持部が別部材として形成されて
いるとともに、この支持部が、アタッチメント6の先
端を貫通する軸83によってアタッチメント6の長手方
向と直交する軸83の回りに回転自在となるようにされ
ている。支持部の中央部に取り付けられた軸83は、
その軸方向の動きが所定範囲内で自在となるようにアタ
ッチメント6に取り付けられるとともに、ばね84によ
ってアタッチメント6側にひかれる方向に付勢されてお
り、このばね84の付勢に抗して支持部を図中の矢印
方向に引っ張り、支持部とアタッチメント6から突出
する回転止めのためのストッパー85との係合を外して
支持部8を90°回転させれば、糸状体7の向きを変え
ることができる。単一のアタッチメント6で糸状体7の
向きの異なる2状態を得られるようになっているわけで
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、ここにおけるアタッチメント6は、
糸状体7がアタッチメント6と平行となるようにした時
には支持部に装着した永久磁石87でオンとなるリー
ドスイッチ86を内蔵している。このリードスイッチ
を利用することで、糸状体7の向きに応じてモータ4
0の回転方向を切り換えて往復直線運動と、回転揺動運
動とを自動切り換えすることが可能である。図17はこ
のためのブロック回路図を示しており、図中Sは上記リ
ードスイッチ86等からなる糸状体7の向きの検出手
段、Cはこの検出手段Sの出力に応じてモータ40の回
転方向を制御する制御回路である。図に示すように、モ
ータ電流で負荷状況を検出する負荷検出手段Fを設けて
負荷を常時監視し、大きな負荷がかかった時には負荷検
出手段Fの出力をうけて制御回路Cがモータ40を停止
させたり報知手段Bを作動させたりするようにしてもよ
い。また負荷状況に応じてモータ40の回転数を制御す
れば、使用者に対して最適の動作スピードで糸状体7を
動かすようにすることもできる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図4に示すアタッチメント6は更に他例を
示すもので、ここでは支持部を別体とするとともに、
アタッチメント6に設けた十字型凹所88に支持部
ら突出させた十字型凸部89を嵌め込むことで、糸状体
7の向きを可変としている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力部に軸方向の往復直線運動と軸まわ
    りの回転揺動運動とを選択的に行わせる駆動機構と、上
    記軸方向に張られた糸状体を備えて駆動機構による駆動
    で往復直線運動するアタッチメントと、上記軸方向と直
    交する方向に張られた糸状体を備えて駆動機構による駆
    動で回転揺動運動を行うアタッチメントとを具備してい
    ることを特徴とする電動デンタルフロス。
  2. 【請求項2】 両アタッチメントは独立した別部材であ
    って出力部に選択的に取り付けられるものであることを
    特徴とする請求項1記載の電動デンタルフロス。
  3. 【請求項3】 糸状体が方向切り換え自在に取り付けら
    れたアタッチメントを具備して、このアタッチメントが
    軸方向に張られた糸状体を備えて駆動機構による駆動で
    往復直線運動するアタッチメントと、上記軸方向と直交
    する方向に張られた糸状体を備えて駆動機構による駆動
    で回転揺動運動を行うアタッチメントとを兼用している
    ことを特徴とする請求項1記載の電動デンタルフロス。
  4. 【請求項4】 糸状体はアタッチメントに対して異なる
    2方向に取付自在とされた支持体に張られていることを
    特徴とする請求項3記載の電動デンタルフロス。
  5. 【請求項5】 軸方向と直交する方向に張られた糸状体
    は、回転揺動運動の中心とほぼ一致する位置に中央部を
    位置させていることを特徴とする請求項1記載の電動デ
    ンタルフロス。
  6. 【請求項6】 糸状体にかかる負荷を検出する負荷検出
    手段を備えるとともに、この負荷検出手段の出力で駆動
    機構の動作を停止させる制御手段を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の電動デンタルフロス。
  7. 【請求項7】 糸状体にかかる負荷を検出する負荷検出
    手段を備えるとともに、この負荷検出手段の出力で作動
    する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1記
    載の電動デンタルフロス
  8. 【請求項8】 糸状体にかかる負荷を検出する負荷検出
    手段を備えるとともに、この負荷検出手段の出力で駆動
    機構の動作速度を変化させる制御手段を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の電動デンタルフロス
  9. 【請求項9】 糸状体の方向を検出する方向検出手段
    と、この方向検出手段の出力に応じて駆動機構による運
    動を糸状体の方向に応じたものに切り換える切り換え手
    段とを備えていることを特徴とする電動デンタルフロ
    ス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176182B1 (en) 1997-08-12 2001-01-23 Fuji Photo Film Co., Ltd. Block copy material for lithographic printing plate material, lithographic press and lithographic printing method
EP1310364A1 (en) 2001-11-07 2003-05-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for attaching a flexible printing plate
WO2005009273A1 (ja) * 2003-07-25 2005-02-03 Matsushita Electric Works, Ltd. 電動デンタルフロス
WO2009036587A1 (fr) * 2007-09-18 2009-03-26 Eten Technology Ltd Porte-soie dentaire

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