JPH0742598Y2 - 分析試料研磨装置 - Google Patents
分析試料研磨装置Info
- Publication number
- JPH0742598Y2 JPH0742598Y2 JP1988082732U JP8273288U JPH0742598Y2 JP H0742598 Y2 JPH0742598 Y2 JP H0742598Y2 JP 1988082732 U JP1988082732 U JP 1988082732U JP 8273288 U JP8273288 U JP 8273288U JP H0742598 Y2 JPH0742598 Y2 JP H0742598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- grindstone
- dresser
- face
- analytical sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は発光分析や蛍光X線分析による鋼,鋳鉄,銑鉄
等の分析に用いる分析試料研磨装置に関する。
等の分析に用いる分析試料研磨装置に関する。
(ロ)従来の技術 鋼等の試料成分を発光分析や蛍光X線分析法によって分
析する場合,あらかじめ試料表面を平坦に研磨する必要
がある。第2図は従来の分析試料研磨方法を示すもの
で,図中21は円柱状の砥石,22は分析試料である。この
ように従来の試料研磨装置においては回転する円柱状砥
石の外周表面を用いて試料を研磨するため砥石が試料に
よって目詰まりを起こしたような場合にはダイヤモンド
ドレッサーによって砥石外周表面が平坦になるように削
る必要があった。
析する場合,あらかじめ試料表面を平坦に研磨する必要
がある。第2図は従来の分析試料研磨方法を示すもの
で,図中21は円柱状の砥石,22は分析試料である。この
ように従来の試料研磨装置においては回転する円柱状砥
石の外周表面を用いて試料を研磨するため砥石が試料に
よって目詰まりを起こしたような場合にはダイヤモンド
ドレッサーによって砥石外周表面が平坦になるように削
る必要があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 以上のような従来の方法では砥石表面を削って目詰まり
を落としているため、ダイヤモンドドレッサーを砥石の
研磨面に押し当てその位置を平行に動かして砥石表面の
平坦性を出す必要があり,制御が複雑であった。またド
レッシングによって生じた細かい砥粒が砥石表面に残り
これが試料表面に食い込んで分析に悪影響を及ぼすとい
う問題もあった。
を落としているため、ダイヤモンドドレッサーを砥石の
研磨面に押し当てその位置を平行に動かして砥石表面の
平坦性を出す必要があり,制御が複雑であった。またド
レッシングによって生じた細かい砥粒が砥石表面に残り
これが試料表面に食い込んで分析に悪影響を及ぼすとい
う問題もあった。
(ニ)課題を解決する手段 本考案においては上記課題を解決するため,金属試料の
表面を研磨する装置において,円筒状の回転砥石と,こ
の回転砥石の端面に試料を当接させて前記端面に平行に
前記試料を移動させる走査機構と,鋼製の歯車から成る
ドレッサーと,前記ドレッサーを砥石端面に押しあてる
押しあて機構と,前記ドレッサーによるドレッシングの
期間は前記走査機構によって前記試料を前記回転砥石の
直下ではない位置に位置せしめるようにする制御機構を
設けた。
表面を研磨する装置において,円筒状の回転砥石と,こ
の回転砥石の端面に試料を当接させて前記端面に平行に
前記試料を移動させる走査機構と,鋼製の歯車から成る
ドレッサーと,前記ドレッサーを砥石端面に押しあてる
押しあて機構と,前記ドレッサーによるドレッシングの
期間は前記走査機構によって前記試料を前記回転砥石の
直下ではない位置に位置せしめるようにする制御機構を
設けた。
(ホ)作用 鋼製歯車状のドレッサーが砥石の研磨面に押し当てら
れ,砥石の回転に従ってドレッサーが回転する過程で目
詰まりを振動によって落下させる。
れ,砥石の回転に従ってドレッサーが回転する過程で目
詰まりを振動によって落下させる。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す試料研磨装置の要部を
示す。1は円筒状(本実施例ではカップ状)の砥石で図
示しないモーターによって中心軸の回りに回転してい
る。第1図(a)はこの砥石で試料表面を研磨している
状態を示し,回転している砥石1の端面2に試料3が当
接しており,試料3は試料保持具4に固定されて走査機
構7によって端面2に平行に走査されている。このとき
ドレッサー5は砥石端面2から離れている。
示す。1は円筒状(本実施例ではカップ状)の砥石で図
示しないモーターによって中心軸の回りに回転してい
る。第1図(a)はこの砥石で試料表面を研磨している
状態を示し,回転している砥石1の端面2に試料3が当
接しており,試料3は試料保持具4に固定されて走査機
構7によって端面2に平行に走査されている。このとき
ドレッサー5は砥石端面2から離れている。
次に砥石端面をドレッシングする場合は,第1図(b)
に示すように,試料3は砥石1から離れており,ドレッ
サー5はエアシリンダ6によって押し上げられて砥石端
面2に押し当てられている。
に示すように,試料3は砥石1から離れており,ドレッ
サー5はエアシリンダ6によって押し上げられて砥石端
面2に押し当てられている。
このドレッサーは第3図に示すように鋼製の歯車31が多
数平行に軸32に保持されており回転する砥石端面に押し
当てられると軸32のまわりに回転しながら砥石端を叩く
ようにして砥石の目詰まりを落とす。33は軸32を固定す
るホルダーである。
数平行に軸32に保持されており回転する砥石端面に押し
当てられると軸32のまわりに回転しながら砥石端を叩く
ようにして砥石の目詰まりを落とす。33は軸32を固定す
るホルダーである。
第4図は上記歯車ドレッサー31の平面図である。
(ト)効果 本考案研磨装置ではドレッサーは砥石表面を削るのでな
く目詰まりの原因となっている物質を落とすだけなので
砥石の寿命が(約3倍に)延びる。本考案において歯車
ドレッサーを用いることができるのは円筒状の回転砥石
の端面を用い,試料を走査させて研磨するからであり、
ドレッシング方法が簡単化できた結果試料研磨の自動化
が可能となり,また試料表面への砥粒の食い込みが防止
される結果分析精度が向上するという優れた効果を奏す
る。
く目詰まりの原因となっている物質を落とすだけなので
砥石の寿命が(約3倍に)延びる。本考案において歯車
ドレッサーを用いることができるのは円筒状の回転砥石
の端面を用い,試料を走査させて研磨するからであり、
ドレッシング方法が簡単化できた結果試料研磨の自動化
が可能となり,また試料表面への砥粒の食い込みが防止
される結果分析精度が向上するという優れた効果を奏す
る。
また,ドレッサーによるドレッシング中は試料を砥石の
直下からはずれた位置に置くので,ドレッシング中に発
生する粉塵などが試料に降りかからず試料を汚染するこ
とがない。
直下からはずれた位置に置くので,ドレッシング中に発
生する粉塵などが試料に降りかからず試料を汚染するこ
とがない。
第1図第3図及び第4図は本考案の一実施例の試料研磨
装置の要部を示す図,第2図は従来技術を説明するため
の図である。 1……砥石、3……試料、5……ドレッサー
装置の要部を示す図,第2図は従来技術を説明するため
の図である。 1……砥石、3……試料、5……ドレッサー
Claims (1)
- 【請求項1】金属試料の表面を研磨する装置において,
円筒状の回転砥石と,この回転砥石の端面に試料を当接
させて前記端面に平行に前記試料を移動させる走査機構
と,鋼製の歯車から成るドレッサーと,前記ドレッサー
を砥石端面に押しあてる押しあて機構と,前記ドレッサ
ーによるドレッシングの期間は前記走査機構によって前
記試料を前記回転砥石の直下ではない位置に位置せしめ
るようにする制御機構を備えたことを特徴とする分析試
料研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988082732U JPH0742598Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 分析試料研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988082732U JPH0742598Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 分析試料研磨装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024754U JPH024754U (ja) | 1990-01-12 |
JPH0742598Y2 true JPH0742598Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31307476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988082732U Expired - Lifetime JPH0742598Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 分析試料研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742598Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2571766Y2 (ja) * | 1992-07-31 | 1998-05-18 | 横浜ゴム株式会社 | 給油ホース |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP1988082732U patent/JPH0742598Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH024754U (ja) | 1990-01-12 |
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