JPH0742517Y2 - 散水装置 - Google Patents

散水装置

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JPH0742517Y2
JPH0742517Y2 JP1990048918U JP4891890U JPH0742517Y2 JP H0742517 Y2 JPH0742517 Y2 JP H0742517Y2 JP 1990048918 U JP1990048918 U JP 1990048918U JP 4891890 U JP4891890 U JP 4891890U JP H0742517 Y2 JPH0742517 Y2 JP H0742517Y2
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JP
Japan
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spindle
grip
nozzle
operation lever
supporter
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JP1990048918U
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JPH049656U (ja
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智明 田中
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Toyox Co Ltd
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Toyox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、散水装置に関する。さらに詳しくは、手に握
持したグリップ部に設けられた操作レバーを操作するこ
とにより、散水用水の通水、止水の切換えや散水用水の
通水量の調節等を行なうことができるようにしてなる散
水装置において、その操作性、耐久性に係る改良に関す
る。
[従来の技術] 従来、散水装置としては、例えば、実開昭59−31450号
公報に記載のものが知られている。
この従来の散水装置は、先端に散水用水が吐出する散水
口が設けられ内部に軸方向へ進退して散水口を直接開閉
するスピンドルが収蔵されたノズル部と、手に握持可能
な形状に形成されてノズル部の下部に設けられ外部の後
方側にノズル部のスピンドルを操作する操作レバーが取
付けられたグリップ部とからなる。この操作レバーは、
グリップ部の中途部に回動可能に支持され、下端側をグ
リップ部を握持する手の手平部分で押圧することにより
上端側が回動されるようになっている。この操作レバー
の先端には長孔形の連結孔が穿孔されており、この連結
孔の後端に抜止めストッパが取付けられたスピンドルが
挿通され、操作レバーの先端の回動を許容しその回動に
よりスピンドルが軸方向へ進退するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] 前述の従来の散水装置では、操作レバーがグリップ部の
後方側に設けられていることから、操作レバーをグリッ
プ部を握持する手の手平部分で押圧すると、操作レバー
がグリップ部側へ押付けられずに、手の指でグリップ部
を操作レバー側へ引寄せる格好となり、グリップ部が設
けられているノズル部に無用の動きを伝達してしまうこ
とになるため、散水の方向が定まらず散水の操作性が不
良であるという問題点を有している。
さらに、スピンドルの進退がスピンドルに対して移動性
を有する操作レバーの長孔形の連結孔を介しての回動に
よって奏されることから、スピンドルの進退方向である
軸方向へ操作レバーの操作力が効率的に伝達されず、ス
ピンドル周りに無用の応力を起生してしまうため、スピ
ンドル周りの摩耗、損傷が激しく耐久性が不良であると
いう問題点を有している。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもの
で、操作性、耐久性の良好な散水装置を提供することを
課題とする。
[課題を解決するための手段] 前述の課題を解決するため、本考案に係る散水装置は、
先端に散水用水が吐出する散水口が設けられ内部に軸方
向へ進退して散水口を直接または間接に開閉するスピン
ドルが収蔵されたノズル部と、手に握持可能な形状に形
成されてノズル部の下部に設けられ外部にノズル部のス
ピンドルを操作する操作レバーが取付けられたグリップ
部とからなる散水装置において、グリップ部を握持した
手の指腹部分が操作レバーに当接するようにグリップ部
の前方側に操作レバーを位置させ、スピンドルの進退方
向と同一方向へスライド可能にノズル部に取付けられた
スピンドルサポータをスピンドルに固定し、操作レバー
とスピンドルサポータとを連結軸を介して組付けたこと
を特徴とする手段を採用する。
[作用] 前述の手段によると、操作レバーがグリップ部の前方側
に位置していることから、グリップ部を動かさずに操作
レバーをグリップ部を握持する手の指部分で引寄せるこ
とができ、ノズル部に無用の動きを伝達することもなく
なるため、散水の方向を確実に定めることができる。
また、操作レバーが連結軸を介してスピンドルサポータ
に組付けられていることから、移動性を有しない連結軸
により操作レバーの操作力が効率的にスピンドルサポー
タに伝達され、さらにスピンドルサポータがスピンドル
の進退方向と同一方向へスライド可能にノズル部に取付
けられていることから、操作レバーの操作力が効率的に
スピンドルに伝達され、スピンドル周りに無用の応力を
起生せずスピンドル周りの摩耗、損傷が低減される。
このため、操作性、耐久性の良好な散水装置を提供する
という課題が解決される。
[実施例] 以下、本考案に係る散水装置の実施例を図面に基いて説
明する。
この実施例では、いわゆるガンタイプ構造のものを示し
てある。
この実施例は、合成樹脂材で成形したノズル部1、グリ
ップ部2をガンタイプに組付けてある。ノズル部1は、
内部に散水用水が流通する通水路11を有する円筒形に形
成され、先端に先細形のニードル12が設けられ、ニード
ル12の基端近くに弁座13が設けられている。このノズル
1の先端のニードル12周りには、中央にテーパ孔からな
る散水口14aが設けられその周囲に多孔板からなる散水
口14bが設けられた散水ヘッド14が回動進退可能に取付
けられている。この散水ヘッド14は、回動進退によるニ
ードル12との位置関係から(第2図、第3図参照)、直
射吐出型の散水、拡散吐出型の散水、シャワー吐出型の
散水を切換えることができるようになっている。
このノズル部1の内部の通水路11内には、スピンドル3
が軸方向へ進退可能に収蔵されている。このスピンドル
3は、先端にノズル部1の弁座13に接離して開閉可能な
突起部31を有し、後端にフランジ形の抜止めストッパ32
を有し、コイルスプリング4で弁座13側に弾圧されてい
る。なお、このスピンドル3の後端は、シール性を備え
てノズル部1の後端から突出している。
また、このノズル部1の外部には、スピンドルサポータ
5がスピンドル3の進退方向と同一方向へスライド可能
に取付けられている。このスピンドルサポータ5は、ノ
ズル部1の後端側に接合組み付けられたグリップ部2の
支持部22の外周面に、スピンドル3の軸芯と合致させて
該グリップ部の左右側面から後面に跨がって切欠形成さ
れた案内溝25に嵌合する横断面形状コ字形に形成され、
そのスピンドルサポータ5の後側中央部にノズル部後端
より突出するスピンドル3の後端が挿通されると共に、
その突出端に抜止めストッパ32が係止されてスピンドル
3とスピンドルサポータ5が一体化されている。
グリップ部2は、ノズル部1の通水路11と連通する通水
路21を有する円筒形に形成され、手で握持することがで
きる形状になっている。このグリップ部2の上端はノズ
ル部1の後端付近に組付けられているが、組付けの都合
上グリップ部2の上端がノズル部1の後端側の一部を代
替する構造となっている。なお、このグリップ部2の下
端には、ホースHを接続するためのニップル61、スリー
ブ62、ホースナット63からなるホース接続具6が取付け
られている。
このグリップ部2の外部の前方側には、操作レバー7が
取付けられている。この操作レバー7は、上端がグリッ
プ部2の上端延長部に形成された支持部22に取付けられ
た軸23に回動可能に支持され、その軸23より所定の距離
を有した箇所に、前記したスピンドルサポータ5の左右
側面の外面に突設した円形の連結軸5′の外径より僅か
大径な円形の孔を開設し、その孔を連結軸5′に嵌合し
てスピンドルサポータ5を案内溝25に沿って直線的にス
ライドし得るように連結されている。なお、この操作レ
バー7はグリップ部2を握持する手の指腹部分が当接す
る前面部71に加えて側面部72,73、底面部74を備えてお
り、グリップ部2の前面側に突出されたカバー板24と相
まって、グリップ部2、操作レバー7間に土砂等が浸入
して操作レバー7の操作が阻害されたり操作レバー7周
りが損傷するのを防止している。また、この操作レバー
7に当接する指の人差指が当接部分にロック機構8が設
けられており、操作レバー7の引状態を人差指のみで簡
単にロックし、または解除することができるようになっ
ている。
このような実施例によると、操作レバー7を操作する
に、グリップ部2を握持した手の指を操作レバー7に掛
けて、操作レバー7をグリップ部2側に引寄せることに
なる。このため、操作レバー7が動いてグリップ部2が
余り動かないことになり、ノズル部1に無用の動きを伝
達することもなくなり、散水の方向を確実に定めること
ができる。また、このような操作レバー7の動作は、ス
ピンドルの進退方向と同一方向にスライドする如く取り
付けられたスピンドルサポータに固着された連結軸5′
に対して該操作レバーを遊嵌合した組み付けにより、効
率的にスピンドルサポータ5、スピンドル3に伝達され
る。このため、スピンドル3周りに無用の応力を起生せ
ず、スピンドル3周りの摩耗、損傷が低減される。
[考案の効果] 以上のように本考案に係る散水装置は、操作レバーがグ
リップ部の前方側に設けられていることから、グリップ
部を動かさずに操作レバーを操作することができ、散水
の方向を確実に定めることができるため、散水の操作性
が良好となる効果がある。
さらに、操作レバーの操作力が連結軸、スピンドルサポ
ータを介して効率的にスピンドルに伝達されることか
ら、スピンドル周りに無用の応力を起生せず、スピンド
ル周りの摩耗、損傷が低減されるため、耐久性が良好と
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る散水装置の実施例を示す斜視図、
第2図は第1図の側面断面図、第3図は第2図の要部の
動作を示す断面図である。 1……ノズル部 2……グリップ部 3……スピンドル 5……スピンドルサポータ 5′……連結軸 7……操作レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に散水用水が吐出する散水口が設けら
    れ内部に軸方向へ進退して散水口を直接または間接に開
    閉するスピンドルが収蔵されたノズル部と、手に握持可
    能な形状に形成されてノズル部の下部に設けられ外部に
    ノズル部のスピンドルを操作する操作レバーが取付けら
    れたグリップ部とからなる散水装置において、グリップ
    部を握持した手の指腹部分が操作レバーに当接するよう
    にグリップ部の前方側に操作レバーを位置させ、グリッ
    プ部の後部外側にはスピンドルの軸芯と合致させて該グ
    リップ部の左右側面から後面に跨がって案内溝を切欠形
    成し、その案内溝に横断面形状略コ字形に形成したスピ
    ンドルサポータを嵌合してノズル部の軸芯に沿って挿通
    配置したスピンドルの進退方向と同一方向へスライド可
    能に取付けると共に、そのスピンドルサポータにノズル
    部後端より突出するスピンドルの後端を連結固定し、更
    にグリップ部に回動可能に取り付けた操作レバーをスピ
    ンドルサポータに連結軸を介して組付けたことを特徴と
    する散水装置。
JP1990048918U 1990-05-09 1990-05-09 散水装置 Expired - Lifetime JPH0742517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990048918U JPH0742517Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 散水装置

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JP1990048918U JPH0742517Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 散水装置

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Publication Number Publication Date
JPH049656U JPH049656U (ja) 1992-01-28
JPH0742517Y2 true JPH0742517Y2 (ja) 1995-10-04

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ID=31566156

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JP1990048918U Expired - Lifetime JPH0742517Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 散水装置

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JPH049656U (ja) 1992-01-28

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