JPH0327104Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327104Y2 JPH0327104Y2 JP19272485U JP19272485U JPH0327104Y2 JP H0327104 Y2 JPH0327104 Y2 JP H0327104Y2 JP 19272485 U JP19272485 U JP 19272485U JP 19272485 U JP19272485 U JP 19272485U JP H0327104 Y2 JPH0327104 Y2 JP H0327104Y2
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- JP
- Japan
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- main body
- shower
- water discharge
- plate
- water
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Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 84
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 26
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は水道の蛇口や湯沸器の出湯管の先端等
に取り付けて使用するキツチンシヤワに関する。
に取り付けて使用するキツチンシヤワに関する。
この種のキツチンシヤワは放水状態を手動によ
りストレートとシヤワとに切り替えるようになつ
ている。
りストレートとシヤワとに切り替えるようになつ
ている。
この種のキツチンシヤワをシヤワ状態に切り替
えた場合において、通水量が少なくなると水がシ
ヤワ状に分解しなくなり、広いシヤワ放水面から
不規則な流れとなつて水が流れ落ち、使い勝手が
悪くなるという問題がある。本考案はキツチンシ
ヤワのシヤワ状態を大小二段に切り替え可能とし
て上記各問題を解決したものである。
えた場合において、通水量が少なくなると水がシ
ヤワ状に分解しなくなり、広いシヤワ放水面から
不規則な流れとなつて水が流れ落ち、使い勝手が
悪くなるという問題がある。本考案はキツチンシ
ヤワのシヤワ状態を大小二段に切り替え可能とし
て上記各問題を解決したものである。
このため、本考案によるキツチンシヤワは、添
付図面に例示する如く、給水入口11が設けられ
た本体10と、筒状をなし一端において前記本体
10に取り付けられると共に他端には多数の放水
穴28a,28bを有する放水板28を備えた筒
状のシヤワケーシング25と、前記本体10とシ
ヤワケーシング25の間に設けられて同本体とシ
ヤワケーシングの内部を仕切る全体として平板状
の仕切板14と、前記シヤワケーシング25内に
ほぼ同軸に設けられ前記放水板28の中心部より
外部に開口されたストレートノズル20と、前記
本体10内に設けられた切替弁装置Vを備えてな
るキツチンシヤワにおいて、前記シヤワケーシン
グ10内には両端縁がそれぞれ前記放水板28及
び仕切板14に接合されて同シヤワケーシングと
ストレートノズルの間の空間をほぼ同心状の内側
環状空間S1と外側環状空間S2に分離する筒状
の仕切壁27を設け、前記仕切板14には所定の
円周15に沿つて所定のピツチをおいて3個の開
口16,17,18を設けると共に第1の開口1
6は前記ストレートノズル20の内部に、第2の
開口17は前記内側及び外側環状空間S1,S2
の何れか一方に、第3の開口18は前記内側及び
外側の両環状空間S1,S2に連通させ、前記切
替弁装置Vは前記仕切板14の前記本体10側に
当接して前記所定の円周15と同心に回動自在に
設けられ前記3個の開口16,17,18と選択
的に順次連通する弁穴31を有する円形の弁板3
0と、前記本体10に往復動可能に設けた押ボタ
ン35と、この押ボタンの1回の往復動毎に前記
弁板30を前記所定のピツチずつ一方向に回転駆
動する連動機構40よりなることを特徴とするも
のである。
付図面に例示する如く、給水入口11が設けられ
た本体10と、筒状をなし一端において前記本体
10に取り付けられると共に他端には多数の放水
穴28a,28bを有する放水板28を備えた筒
状のシヤワケーシング25と、前記本体10とシ
ヤワケーシング25の間に設けられて同本体とシ
ヤワケーシングの内部を仕切る全体として平板状
の仕切板14と、前記シヤワケーシング25内に
ほぼ同軸に設けられ前記放水板28の中心部より
外部に開口されたストレートノズル20と、前記
本体10内に設けられた切替弁装置Vを備えてな
るキツチンシヤワにおいて、前記シヤワケーシン
グ10内には両端縁がそれぞれ前記放水板28及
び仕切板14に接合されて同シヤワケーシングと
ストレートノズルの間の空間をほぼ同心状の内側
環状空間S1と外側環状空間S2に分離する筒状
の仕切壁27を設け、前記仕切板14には所定の
円周15に沿つて所定のピツチをおいて3個の開
口16,17,18を設けると共に第1の開口1
6は前記ストレートノズル20の内部に、第2の
開口17は前記内側及び外側環状空間S1,S2
の何れか一方に、第3の開口18は前記内側及び
外側の両環状空間S1,S2に連通させ、前記切
替弁装置Vは前記仕切板14の前記本体10側に
当接して前記所定の円周15と同心に回動自在に
設けられ前記3個の開口16,17,18と選択
的に順次連通する弁穴31を有する円形の弁板3
0と、前記本体10に往復動可能に設けた押ボタ
ン35と、この押ボタンの1回の往復動毎に前記
弁板30を前記所定のピツチずつ一方向に回転駆
動する連動機構40よりなることを特徴とするも
のである。
弁板30の弁穴31が第1の開口16と連通し
た状態においては、給水入口11から本体10内
に入つた水又は湯は、第1の開口16を通つてス
トレートノズル20から放出される。この状態か
ら押ボタン35を押して1回往復動させれば、弁
板30は所定のピツチだけ回動して弁穴31は第
2の開口17と連通し、給水入口11からの湯又
は水は内側環状空間S1又は外側環状空間S2を
通り、放水板28の一部の範囲の放水穴28a又
は28bから放出される。更に押ボタン35を1
回往復動させれば、弁板30は更に所定のピツチ
だけ回動して弁穴31は第3の開口18と連通
し、給水入口11からの水又は湯は内側及び外側
の両環状空間S1,S2の両方を通り、放水板2
8の全範囲の放水穴28a及び28bから放水さ
れる。更に押ボタン35を1回往復動させて弁板
30を所定のピツチだけ回動すれば、弁穴31は
第1の開口16と連通して最初の状態に戻る。な
お、弁板31が各開口16,17,18と連通す
る順序は、開口16、開口18、開口17の順で
もよい。
た状態においては、給水入口11から本体10内
に入つた水又は湯は、第1の開口16を通つてス
トレートノズル20から放出される。この状態か
ら押ボタン35を押して1回往復動させれば、弁
板30は所定のピツチだけ回動して弁穴31は第
2の開口17と連通し、給水入口11からの湯又
は水は内側環状空間S1又は外側環状空間S2を
通り、放水板28の一部の範囲の放水穴28a又
は28bから放出される。更に押ボタン35を1
回往復動させれば、弁板30は更に所定のピツチ
だけ回動して弁穴31は第3の開口18と連通
し、給水入口11からの水又は湯は内側及び外側
の両環状空間S1,S2の両方を通り、放水板2
8の全範囲の放水穴28a及び28bから放水さ
れる。更に押ボタン35を1回往復動させて弁板
30を所定のピツチだけ回動すれば、弁穴31は
第1の開口16と連通して最初の状態に戻る。な
お、弁板31が各開口16,17,18と連通す
る順序は、開口16、開口18、開口17の順で
もよい。
上述の如く本考案によるキツチンシヤワは、通
水量が小ない場合は小状態のシヤワとすれば一部
の範囲の放水穴のみを使用するので放出される水
の勢いが大となつて完全なシヤワ状態が得られ、
広いシヤワ放水面の全面から不規則な流れとなつ
て水または湯が流れ落ちることがなくなる。通水
量を多くした場合は大状態のシヤワとすれば全範
囲の放水穴から放水されるので広いシヤワを得る
ことができる。また、通水量を大とした場合にお
いて小状態のシヤワとすれば強いシヤワが得られ
る。このように本考案によれば通水量の大小に拘
らず常に完全なシヤワ状態が得られると共に種々
のシヤワ状態が得られ、またストレートにして使
用することもできるので使い勝手を向上させるこ
とができる。
水量が小ない場合は小状態のシヤワとすれば一部
の範囲の放水穴のみを使用するので放出される水
の勢いが大となつて完全なシヤワ状態が得られ、
広いシヤワ放水面の全面から不規則な流れとなつ
て水または湯が流れ落ちることがなくなる。通水
量を多くした場合は大状態のシヤワとすれば全範
囲の放水穴から放水されるので広いシヤワを得る
ことができる。また、通水量を大とした場合にお
いて小状態のシヤワとすれば強いシヤワが得られ
る。このように本考案によれば通水量の大小に拘
らず常に完全なシヤワ状態が得られると共に種々
のシヤワ状態が得られ、またストレートにして使
用することもできるので使い勝手を向上させるこ
とができる。
以下に、添付図面により実施例の説明をする。
第1図に示す如く、円筒状の本体10の下側に
は筒状のシヤワケーシング25が螺合固定され、
本体10とシヤワケーシング25の間には全体と
して平板状の仕切板14が挟持固定され、またシ
ヤワケーシング25内にはほぼ同軸にストレート
ノズル20が設けられ、その先端はシヤワケーシ
ング25の放水板28の中心部より突出して外部
に開口されている。ストレートノズル20は一体
に成形された外筒21、内筒22及び整流板23
よりなり、仕切板14の第1の開口16から水蒸
気が混入された熱湯が送られた場合には、水蒸気
は分離して内外筒21,22の間の通路から放出
し、熱湯のみを内筒22より放出するようになつ
ている。
は筒状のシヤワケーシング25が螺合固定され、
本体10とシヤワケーシング25の間には全体と
して平板状の仕切板14が挟持固定され、またシ
ヤワケーシング25内にはほぼ同軸にストレート
ノズル20が設けられ、その先端はシヤワケーシ
ング25の放水板28の中心部より突出して外部
に開口されている。ストレートノズル20は一体
に成形された外筒21、内筒22及び整流板23
よりなり、仕切板14の第1の開口16から水蒸
気が混入された熱湯が送られた場合には、水蒸気
は分離して内外筒21,22の間の通路から放出
し、熱湯のみを内筒22より放出するようになつ
ている。
第1図に示す如く、シヤワケーシング25は円
筒状の外筒26と、リブ27aを介して内筒25
の内側にほぼ同軸に一体成形された筒状の仕切壁
27と、多数の放水穴28a,28bを設けた放
水板28よりなり、放水板28は外筒26の下端
内周に嵌合されクリツプ29により固定されてい
る。筒状の仕切壁27は、その上下両端縁がそれ
ぞれ仕切板14及び放水板28に当接されて、外
筒26とストレートノズル20の間の環状空間を
ほぼ同心状の内側環状空間S1と外側環状空間S
2とに分離している。内側環状空間S1には放水
板28に設けられた多数の放水穴のうち内側に位
置するもの28aが開口され、外側環状空間S2
には前記多数の放水穴のうち外側に位置するもの
28bが開口されている。
筒状の外筒26と、リブ27aを介して内筒25
の内側にほぼ同軸に一体成形された筒状の仕切壁
27と、多数の放水穴28a,28bを設けた放
水板28よりなり、放水板28は外筒26の下端
内周に嵌合されクリツプ29により固定されてい
る。筒状の仕切壁27は、その上下両端縁がそれ
ぞれ仕切板14及び放水板28に当接されて、外
筒26とストレートノズル20の間の環状空間を
ほぼ同心状の内側環状空間S1と外側環状空間S
2とに分離している。内側環状空間S1には放水
板28に設けられた多数の放水穴のうち内側に位
置するもの28aが開口され、外側環状空間S2
には前記多数の放水穴のうち外側に位置するもの
28bが開口されている。
第1図に示す如く、本体10の上側中央に形成
された給水入口11には給湯管51先端のテーパ
部が嵌合され、給湯管51の凹溝に嵌合したリン
グ52とユニオンナツト50により、本体10は
給湯管51の先端に取り付けられている。本実施
例においては、ユニオンナツト50には本体10
の上側を覆うカバー部50aが一体に成形されて
いる。
された給水入口11には給湯管51先端のテーパ
部が嵌合され、給湯管51の凹溝に嵌合したリン
グ52とユニオンナツト50により、本体10は
給湯管51の先端に取り付けられている。本実施
例においては、ユニオンナツト50には本体10
の上側を覆うカバー部50aが一体に成形されて
いる。
第3図に示す如く、仕切板14には、本体10
に対し偏心した円周15に沿つて、60度のピツチ
をおいて第1、第2及び第3の開口16,17,
18が設けられている。第1図及び第3図に示す
如く、仕切板14には、開口16,17,18の
周囲の上側、すなわち本体10側、に沿つて同一
高さの突出縁16a,17a,18aが形成さ
れ、また此等の外側に接して円周15と同心に前
記と同一高さの突出縁19が形成され、各突出縁
16a,17a,18a,19の上面は後述する
弁板30の当接面となつている。第1図及び第3
図に示す如く、第1の開口16はストレートノズ
ル20の内部に連通し、第2の開口17は内側環
状空間S1に連通し、第3の開口18は内側及び
外側の両環状空間S1,S2に連通している。第
1の開口16のストレートノズル20内部に連通
する部分には、流れを案内する環状突起16bが
設けられている。
に対し偏心した円周15に沿つて、60度のピツチ
をおいて第1、第2及び第3の開口16,17,
18が設けられている。第1図及び第3図に示す
如く、仕切板14には、開口16,17,18の
周囲の上側、すなわち本体10側、に沿つて同一
高さの突出縁16a,17a,18aが形成さ
れ、また此等の外側に接して円周15と同心に前
記と同一高さの突出縁19が形成され、各突出縁
16a,17a,18a,19の上面は後述する
弁板30の当接面となつている。第1図及び第3
図に示す如く、第1の開口16はストレートノズ
ル20の内部に連通し、第2の開口17は内側環
状空間S1に連通し、第3の開口18は内側及び
外側の両環状空間S1,S2に連通している。第
1の開口16のストレートノズル20内部に連通
する部分には、流れを案内する環状突起16bが
設けられている。
第1図〜第4図に示す如く、本体10の内部に
は、給水入口11からの水又は湯(以下単に水と
いう)を第1〜第3の開口16,17,18に選
択的に切り替えて送る切替弁装置Vが設けられて
いる。切替弁装置Vは円形の弁板30と、本体1
0に設けられた押ボタン35と、この押ボタン3
5により弁板30を60度ずつ一方向に回動させる
連動機構40により構成されている。
は、給水入口11からの水又は湯(以下単に水と
いう)を第1〜第3の開口16,17,18に選
択的に切り替えて送る切替弁装置Vが設けられて
いる。切替弁装置Vは円形の弁板30と、本体1
0に設けられた押ボタン35と、この押ボタン3
5により弁板30を60度ずつ一方向に回動させる
連動機構40により構成されている。
弁板30は、第1図及び第2図に示す如く円形
をなし、円周15の中心に立設されて本体10と
仕切板14の間に支持された支軸42により回動
自在に支持され、連動機構40の一部をなすレバ
ー41のボス部を介して本体10との間に介装し
た押圧スプリング43により各突出縁16a,1
7a,18a,19の上面に弾性的に付勢されて
いる。弁板30には、円周15と同一直径上の対
称位置に各開口16,17,18とほぼ等径の2
個の弁穴31が形成され、またその内方には円周
15と同心の円周に沿つて、開口16,17,1
8のピツチと同じ60度のピチをおいて6個の扇形
の駆動穴47が形成されている。
をなし、円周15の中心に立設されて本体10と
仕切板14の間に支持された支軸42により回動
自在に支持され、連動機構40の一部をなすレバ
ー41のボス部を介して本体10との間に介装し
た押圧スプリング43により各突出縁16a,1
7a,18a,19の上面に弾性的に付勢されて
いる。弁板30には、円周15と同一直径上の対
称位置に各開口16,17,18とほぼ等径の2
個の弁穴31が形成され、またその内方には円周
15と同心の円周に沿つて、開口16,17,1
8のピツチと同じ60度のピチをおいて6個の扇形
の駆動穴47が形成されている。
押ボタン35は、第2図に示す如く、本体10
に半径方向より形成した案内孔13内に往復動可
能に支持されて環状部材12により抜け止めさ
れ、押ボタン35に一体に固定されたロツド36
の先端は連動機構40のレバー41に当接されて
いる。押ボタン35はレバー41に設けた引張ス
プング44により、図示の如く最も突出した位置
に付勢されている。
に半径方向より形成した案内孔13内に往復動可
能に支持されて環状部材12により抜け止めさ
れ、押ボタン35に一体に固定されたロツド36
の先端は連動機構40のレバー41に当接されて
いる。押ボタン35はレバー41に設けた引張ス
プング44により、図示の如く最も突出した位置
に付勢されている。
連動機構40は、第1図及び第2図に示す如
く、支軸42に枢支されかつアーム41aを備え
た前述のレバー41と、アーム41aの先端41
bと仕切板14に立設されたピン49の間に設け
られてレバー41を戻し方向に回動付勢する引張
スプリング44と、レバー41の下面に一体に形
成されて駆動穴47と係合する駆動突起45と、
仕切板14上に板ばね46cを介して支持されて
駆動穴47と係合する戻り止め部材46よりな
り、駆動突起45及び戻り止め部材46は、第4
図に示す如く、それぞれ円周方向一側に係合面4
5a,46aを、また反対側に傾斜面45b,4
6bを有している。押ボタン35の押圧によりレ
バー41が引張スプリング44に抗して第2図に
おいて反時計回転方向に60度回動すれば、第4図
においてレバー41は41Aの位置まで移動し、
弁板30は駆動穴47に係合した駆動突起45の
係合面45aにより押されて60度回動する。引張
スプング44によりレバー41がもどる場合は、
弁板30は回動することなく、レバー41のみが
41Bに示す如く駆動突起45の傾斜面45bに
より、押圧スプリング43に抗して弁板30上を
乗り越えて戻り、次の駆動穴47に係合する。板
ばね46cに支持された戻り止め部材46は弁板
30がレバー41と共に回動するときは仕切板1
4の凹部14a内に入り込んで弁板30の回動を
許容し、その他のときは駆動穴47と係合して弁
板30の逆方向回動を阻止するものである。
く、支軸42に枢支されかつアーム41aを備え
た前述のレバー41と、アーム41aの先端41
bと仕切板14に立設されたピン49の間に設け
られてレバー41を戻し方向に回動付勢する引張
スプリング44と、レバー41の下面に一体に形
成されて駆動穴47と係合する駆動突起45と、
仕切板14上に板ばね46cを介して支持されて
駆動穴47と係合する戻り止め部材46よりな
り、駆動突起45及び戻り止め部材46は、第4
図に示す如く、それぞれ円周方向一側に係合面4
5a,46aを、また反対側に傾斜面45b,4
6bを有している。押ボタン35の押圧によりレ
バー41が引張スプリング44に抗して第2図に
おいて反時計回転方向に60度回動すれば、第4図
においてレバー41は41Aの位置まで移動し、
弁板30は駆動穴47に係合した駆動突起45の
係合面45aにより押されて60度回動する。引張
スプング44によりレバー41がもどる場合は、
弁板30は回動することなく、レバー41のみが
41Bに示す如く駆動突起45の傾斜面45bに
より、押圧スプリング43に抗して弁板30上を
乗り越えて戻り、次の駆動穴47に係合する。板
ばね46cに支持された戻り止め部材46は弁板
30がレバー41と共に回動するときは仕切板1
4の凹部14a内に入り込んで弁板30の回動を
許容し、その他のときは駆動穴47と係合して弁
板30の逆方向回動を阻止するものである。
第1図及び第2図に示す如く、弁板30の2個
の弁穴31の一方が第1の開口16と連通した状
態においては、給湯管51より給水入口11を経
て本体10内に入つた水は第1の開口16を通つ
てストレートノズル20から放出される。この状
態から押ボタン35を1回押して離せば、前述し
た連動機構40の作動により弁板30は第2図に
おいて60度反時計回転方向に回動して、弁穴31
が第2の開口17と連通する小シヤワ状態とな
る。この状態においては、給湯管51からの水は
内側環状空間S1内に入り放水板28の内側部分
に位置する放水穴28aのみから放出される。こ
の状態においては、通水量が少なくても完全なシ
ヤワ状態が得られ、また通水量を多くすれば強い
シヤワ状態が得られる。
の弁穴31の一方が第1の開口16と連通した状
態においては、給湯管51より給水入口11を経
て本体10内に入つた水は第1の開口16を通つ
てストレートノズル20から放出される。この状
態から押ボタン35を1回押して離せば、前述し
た連動機構40の作動により弁板30は第2図に
おいて60度反時計回転方向に回動して、弁穴31
が第2の開口17と連通する小シヤワ状態とな
る。この状態においては、給湯管51からの水は
内側環状空間S1内に入り放水板28の内側部分
に位置する放水穴28aのみから放出される。こ
の状態においては、通水量が少なくても完全なシ
ヤワ状態が得られ、また通水量を多くすれば強い
シヤワ状態が得られる。
更に押ボタン35を1回押して離せば、弁板3
0は更に60度反時計回転方向に回動して、弁穴3
1が第3の開口18と連通する大シヤワ状態とな
る。この状態においては、給湯管51からの水は
内側及び外側の両環状空間S1及びS2を通り、
放水板28の内側及び外側部分に位置する放水穴
28a及び28bの両方から放出され、広いシヤ
ワが得られる。もう一度押ボタンを押して離せ
ば、弁板30は更に60度反時計回転方向に回動し
て他方の弁穴31が第1の開口16と連通して第
2図の状態に戻る。以下同様にして押ボタンを押
す毎にストレート状態、小シヤワ状態、大シヤワ
状態の順で連続して切り替えられる。
0は更に60度反時計回転方向に回動して、弁穴3
1が第3の開口18と連通する大シヤワ状態とな
る。この状態においては、給湯管51からの水は
内側及び外側の両環状空間S1及びS2を通り、
放水板28の内側及び外側部分に位置する放水穴
28a及び28bの両方から放出され、広いシヤ
ワが得られる。もう一度押ボタンを押して離せ
ば、弁板30は更に60度反時計回転方向に回動し
て他方の弁穴31が第1の開口16と連通して第
2図の状態に戻る。以下同様にして押ボタンを押
す毎にストレート状態、小シヤワ状態、大シヤワ
状態の順で連続して切り替えられる。
なお、本考案は上記実施例の構造や作動順序に
限定されるものではなく、例えば第2と第3の開
口17,18の位置を入れかえると共に第3の開
口17を内側及び外側の両環状空間S1,S2に
連通させ、第2の開口18を外側環状空間S2に
連通させて小シヤワ状態では外側の放水穴28b
のみから放出されるようにし、また切替順序もス
トレート、大シヤワ状態、小シヤワ状態となるよ
うにしてもよい。また、仕切壁27は、上記実施
例の如く外筒26と一体に形成する代りに仕切板
14又は放水板28と一体に形成してもよい。
限定されるものではなく、例えば第2と第3の開
口17,18の位置を入れかえると共に第3の開
口17を内側及び外側の両環状空間S1,S2に
連通させ、第2の開口18を外側環状空間S2に
連通させて小シヤワ状態では外側の放水穴28b
のみから放出されるようにし、また切替順序もス
トレート、大シヤワ状態、小シヤワ状態となるよ
うにしてもよい。また、仕切壁27は、上記実施
例の如く外筒26と一体に形成する代りに仕切板
14又は放水板28と一体に形成してもよい。
図面は本考案によるキツチンシヤワの一実施例
を示し、第1図は全体の縦断面図で第2図の−
断面図に相当し、第2図は第1図の−断面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
2図の−断面図である。 符号の説明、10……本体、11……給水入
口、14……仕切板、15……円周、16……第
1の開口、17……第2の開口、18……第3の
開口、20……ストレートノズル、25……シヤ
ワケーシング、27……仕切壁、28……放水
板、28a,28b……放水穴、30……弁板、
31……弁穴、35……押ボタン、40……連動
機構、S1……内側環状空間、S2……外側環状
空間、V……切替弁装置。
を示し、第1図は全体の縦断面図で第2図の−
断面図に相当し、第2図は第1図の−断面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
2図の−断面図である。 符号の説明、10……本体、11……給水入
口、14……仕切板、15……円周、16……第
1の開口、17……第2の開口、18……第3の
開口、20……ストレートノズル、25……シヤ
ワケーシング、27……仕切壁、28……放水
板、28a,28b……放水穴、30……弁板、
31……弁穴、35……押ボタン、40……連動
機構、S1……内側環状空間、S2……外側環状
空間、V……切替弁装置。
Claims (1)
- 給水入口が設けられた本体と、筒状をなし一端
において前記本体に取り付けられると共に他端に
は多数の放水穴を有する放水板を備えた筒状のシ
ヤワケーシングと、前記本体とシヤワケーシング
の間に設けられて同本体とシヤワケーシングの内
部を仕切る全体として平板状の仕切板と、前記シ
ヤワケーシング内にほぼ同軸に設けられ前記放水
板の中心部より外部に開口されたストレートノズ
ルと、前記本体内に設けられた切替弁装置を備え
てなるキツチンシヤワにおいて、前記シヤワケー
シング内には両端縁がそれぞれ前記放水板及び仕
切板に接合されて同シヤワケーシングとストレー
トノズルの間の空間をほぼ同心状の内側環状空間
と外側環状空間に分離する筒状の仕切壁を設け、
前記仕切板には所定の円周に沿つて所定のピツチ
をおいて3個の開口を設けると共に第1の開口は
前記ストレートノズルの内部に、第2の開口は前
記内側及び外側環状空間の何れか一方に、第3の
開口は前記内側及び外側の両環状空間に連通さ
せ、前記切替弁装置は前記仕切板の前記本体側に
当接して前記所定の円周と同心に回動自在に設け
られ前記3個の開口と選択的に順次連通する弁穴
を有する円形の弁板と、前記本体に往復動可能に
設けた押ボタンと、この押ボタンの1回の往復動
毎に前記弁板を前記所定のピツチずつ一方向に回
転駆動する連動機構よりなることを特徴とするキ
ツチンシヤワ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19272485U JPH0327104Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19272485U JPH0327104Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6299670U JPS6299670U (ja) | 1987-06-25 |
JPH0327104Y2 true JPH0327104Y2 (ja) | 1991-06-12 |
Family
ID=31148076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19272485U Expired JPH0327104Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327104Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0781646B2 (ja) * | 1988-08-12 | 1995-09-06 | 松下電工株式会社 | 水路切換装置 |
JP2000027247A (ja) * | 1998-07-10 | 2000-01-25 | Kitamura Gokin Ind Co Ltd | キッチン用吐水ヘッド |
JP4199347B2 (ja) * | 1998-12-04 | 2008-12-17 | 株式会社三栄水栓製作所 | 止水機構付シャワーヘッド |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP19272485U patent/JPH0327104Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6299670U (ja) | 1987-06-25 |
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