JPH055962Y2 - - Google Patents

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JPH055962Y2
JPH055962Y2 JP10714188U JP10714188U JPH055962Y2 JP H055962 Y2 JPH055962 Y2 JP H055962Y2 JP 10714188 U JP10714188 U JP 10714188U JP 10714188 U JP10714188 U JP 10714188U JP H055962 Y2 JPH055962 Y2 JP H055962Y2
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JP
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water outlet
plate
shower
water
switching
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は直放水とシヤワー放水との切り換えを
行うことができるシヤワーヘツドに関するもので
ある。
【従来の技術】
この種のシヤワーヘツドでは、例えば実公昭62
−7725号公報に示されているように、また第6図
に示すように、中央に直放水口18を、その外周
にシヤワー放水口19を設けている。
【考案が解決しようとする課題】
そして、切り換えられる放水口18,19を備
えたシヤワーヘツドでは、直放水口18に切り換
えた時のシヤワー放水口19からの水の滴下(第
6図に滴下する水滴をWで示す)が問題となつて
いる。つまり、シヤワー放水口19からの放水の
際には、直放水口18から水が少々滴下しようと
あまり問題ではないが、直放水口18からの放水
の際に、シヤワー放水口19から水が滴下するこ
とは、望ましいものではない。しかしながら、従
来のシヤワーヘツドでは、この点を考慮したもの
がなく、シヤワー放水口19からの水の滴下が、
量の大小こそあれ、常に存在していた。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは直放水口からの放水
の際のシヤワー放水口からの水の滴下がないシヤ
ワーヘツドを提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、前面中央に直放水口を備
え、その外周にシヤワー放水口を備えて、両放水
口に選択的に水が送られるシヤワーヘツドにおい
て、シヤワー放水口が設けられた前面外周部が円
錐面とされているとともに、この円錐面の傾斜角
度が、シヤワーヘツドの据え付け角度よりも大き
くされていることに特徴を有している。 [作用] 本考案によれば、直放水口からの放水の際にシ
ヤワー放水口から出た水は、このシヤワー放水口
が形成されている円錐面の傾きのために、円錐面
に沿つて中央部の直放水口側に至り、直放水口か
ら出る水と共に放出されてしまうものである。 [実施例] 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。このシヤワーヘツドは、第5図に示すよう
に、洗面化粧台に設置されるものであつて、その
本体ハウジング1は、第1図及び第4図に示すよ
うに、上部前面にヘツドカバー17が取り付けら
れ、上端面に押釦2が配設され、更に下端がホー
ス91との接続口11となつているもので、上記
ヘツドカバー17はその中央部に整流金網が配さ
れた直放水口18を、円錐面とされている周部に
多数の小孔からなるシヤワー放水口19を備えて
いる。図中9はホルダーである。 そして本体ハウジング1と上記ヘツドカバー1
7との間には、分流板3が挟持固定されている。
この分流板3は、前面の中心側に屈曲した流路を
介して連なる開口31と、前面の周部側に連なる
開口32とが第3図に示すように、等ピッチで交
互に複数個、図示例では三個ずつ形成されている
もので、背面側の中心には軸孔33を有し、更に
軸孔33を囲むようにして、複数個のカム34が
突設されている。図中71,72,73は、本体
ハウジング1と分流板3との間、本体ハウジング
1とヘッドカバー17との間、並びに分流板3と
ヘツドカバー17との間の防水のためのOリング
である。 この分流板3の上記軸孔33で一端が支持さ
れ、他端が本体ハウジング1内に設けられた仕切
板13の軸孔15で支持されている軸6に、切換
プレート4と、送りプレート5とが共に遊転自在
に且つ軸方向に摺動自在に装着されている。分流
板3の背面に位置する切換プレート4は、複数
個、図示例では分流板3の各開口31,32の個
数に一致する三個の連通口41を等ピツチで有し
ており、その分流板3側の面には、複数個のカム
44が環状に配設され、他面には複数個の係合爪
42が同じく環状に配設されている。 切換プレート4の背方に位置する送りプレート
5は、切換プレート4側の面に、切換プレート4
の上記係合爪42とでラチエツト機構を構成する
複数個の送り爪52を有しており、仕切板13と
の間に配されたばね60によつて、切換プレート
4側に付勢されている。そして、送りプレート5
の背面からは、ピン51が突設されている。 前記押釦2は、本体ハウジング1に軸方向に摺
動自在に取り付けられた摺動軸20の一端に着脱
自在に装着されている。この摺動軸20は、シー
ルパツキン21によつて本体ハウジング1の貫通
部における防水がなされると同時に、復帰ばね2
2によつて一方向に付勢されており、更に仕切板
13を貫通することによつて、その軸方向移動の
ガイドがなされているもので、本体ハウジング1
内で且つ仕切板13で囲まれたところに位置する
カム板23が固着されている。 このカム板23は、第2図に示すように、横方
向に長い長孔24を有しているもので、前記送り
プレート5から突設されたピン51が、仕切板1
3に設けられた円弧状の長孔14を通じて、長孔
24に挿通されている。 しかして、このシヤワーヘツドにおいては、押
釦2を押し込むと、摺動軸20と共に下方に移動
するカム板23が、その長孔24にピン51を係
合させている送りプレート5を一方向に回転させ
る。そして送りプレート5のこの回転は、上記ラ
チエツト機構を介して切換プレート4に伝えら
れ、切換プレート4も同方向に1ピツチ分回転し
て、連通口41が連通する開口31,32を切り
換える。開口31に連通口41が一致した時に
は、直放水口18からの放水がなされ、開口32
に連通口41が一致した時には、シヤワー放水口
19からの放水がなされるものである。 そして、上記の切換プレート4の回転の際は、
分流板3に設けられたカム34と、切換プレート
4のカム44との係合によつて、切換プレート4
が分流板3から浮かされて、切換プレート4の分
流板3側の面に取り付けられたゴムビード45が
分流板3から離されている状態で、上記1ピツチ
分の回転がなされる。 すなわち、ここにおける上記カム34,44
は、係合爪42と送り爪52とから構成されるも
のと同じく、一方向にのみ噛み合うラチエツト機
構を構成しているのであるが、係合爪42及び送
り爪52によるラチエツト機構に対し、逆方向の
ラチエツト機構を構成していることから、送りプ
レート4が切換プレート4を回転させる時、切換
プレート4のカム44と分流板3のカム34と
は、相互の傾斜面が摺接して、分流板3から切換
プレート4を浮き上がらせるものであり、傾斜面
を昇りきつた時点でばね60による付勢で送りプ
レート5及び切換プレート4が分流板3側に移動
して、切換プレート4が再度分流板3に接する。 そして、押釦2から指を離せば、復帰ばね22
による付勢で摺動軸20及び押釦2が復帰すると
ともに、カム板23にピン51を係合させている
送りプレート5も逆回転する。この方向の送りプ
レート5の回転は、送り爪52と係合爪42との
傾斜面同士の摺接によつて送りプレート5が切換
プレート4から浮きつつ回転するだけで、切換プ
レート4はそのカム44と分流板3のカム34と
の係合もあつて、回転することはなく、分流板3
から浮くこともない。 さて、前述のように、ここにおけるシヤワー放
水口19は、ヘツドカバー17における円錐面に
形成されているのであるが、この円錐面の傾斜角
度αは、このシヤワーヘツドの第5図に示す据え
付け角度θよりも大きくされており、このため
に、第5図に示す状態においては、どの位置のシ
ヤワー放水口19よりも、直放水口18が設けら
れたヘツドカバー17の中央部の方が低い位置に
ある。このために、直放水口18から放水を行つ
ている際に、分流板3とヘツドカバー17との間
に溜まつている水や、シヤワー放水口19側に漏
れた水がシヤワー放水口19から外部に出てきて
も、これはヘツドカバー17の円錐面に沿つて、
直放水口18側に流れ、そして直放水口18から
放出されている水と合流する。つまり、シヤワー
放水口19から水が滴下してしまうということが
ないものである。
【考案の効果】
以上のように本考案においては、シヤワー放水
口を通じて外部に出てきた水は、シヤワー放水口
が設けられている円錐面の傾斜の故に、円錐面を
伝つて中央の直放水口側に至り、直放水口から抜
出されている水に合流してしまうものであり、シ
ヤワー放水口から直接滴下してしまうことがない
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の縦断面図、第2図は
第1図中の−線断面図、第3図は同上の分解
斜視図、第4図及び第5図は同上の斜視図、第6
図は従来例の斜視図であつて、18は直放水口、
19はシヤワー放水口を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面中央に直放水口を備え、その外周にシヤワ
    ー放水口を備えて、両放水口に選択的に水が送ら
    れるシヤワーヘツドにおいて、シヤワー放水口が
    設けられた前面外周部が円錐面とされているとと
    もに、この円錐面の傾斜角度が、シヤワーヘツド
    の据え付け角度よりも大きくされているシヤワー
    ヘツド。
JP10714188U 1988-08-12 1988-08-12 Expired - Lifetime JPH055962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10714188U JPH055962Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10714188U JPH055962Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0228746U JPH0228746U (ja) 1990-02-23
JPH055962Y2 true JPH055962Y2 (ja) 1993-02-16

Family

ID=31341286

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JP10714188U Expired - Lifetime JPH055962Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013081915A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Takagi Co Ltd 散水ノズル

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JPH0228746U (ja) 1990-02-23

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