JPH0742465A - 折畳み防虫網支持装置 - Google Patents
折畳み防虫網支持装置Info
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- JPH0742465A JPH0742465A JP21092193A JP21092193A JPH0742465A JP H0742465 A JPH0742465 A JP H0742465A JP 21092193 A JP21092193 A JP 21092193A JP 21092193 A JP21092193 A JP 21092193A JP H0742465 A JPH0742465 A JP H0742465A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成により、折畳み防虫網が外力に十
分に耐えるように緊張状態を維持し、かつ、移動桟がど
の高さで開閉力を加えられても、垂直状態を保持して、
円滑確実に移動するようにした、折畳み防虫網の支持装
置を提供する。 【構成】 開口部の枠体50内に横断面形状がジグザグ
状で伸縮自在の折畳み防虫網60を収容し、その防虫網
の一側端を前記枠体の一の縦枠に固定すると共に、前記
防虫網の他側端を前記枠体の上下の横枠に左右の縦枠間
を移動自在に嵌合された移動桟61に固定し、前記移動
桟の移動により前記防虫網を伸縮させて、前記左右の縦
枠間の開口面を開閉するように構成し、前記移動桟に加
えられる開閉力を前記移動桟の上下端部に分与して前記
移動桟を常に垂直状態で前記上下の横枠に沿って移動さ
せる分力手段と、前記移動桟の位置に関わりなく前記移
動桟と前記一の縦枠との間に緊張延在して前記防虫網の
弛みを防止する張力維持手段とを備えている。
分に耐えるように緊張状態を維持し、かつ、移動桟がど
の高さで開閉力を加えられても、垂直状態を保持して、
円滑確実に移動するようにした、折畳み防虫網の支持装
置を提供する。 【構成】 開口部の枠体50内に横断面形状がジグザグ
状で伸縮自在の折畳み防虫網60を収容し、その防虫網
の一側端を前記枠体の一の縦枠に固定すると共に、前記
防虫網の他側端を前記枠体の上下の横枠に左右の縦枠間
を移動自在に嵌合された移動桟61に固定し、前記移動
桟の移動により前記防虫網を伸縮させて、前記左右の縦
枠間の開口面を開閉するように構成し、前記移動桟に加
えられる開閉力を前記移動桟の上下端部に分与して前記
移動桟を常に垂直状態で前記上下の横枠に沿って移動さ
せる分力手段と、前記移動桟の位置に関わりなく前記移
動桟と前記一の縦枠との間に緊張延在して前記防虫網の
弛みを防止する張力維持手段とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の開口部に取付け
られる枠体に折畳み防虫網を開閉自在に支持する装置に
関する。
られる枠体に折畳み防虫網を開閉自在に支持する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】横断面形状がジグザグ状で伸縮自在の防
虫網の伸縮方向一側端を、矩形の枠体の相対する1対の
枠材の一方に固定し、前記防虫網の伸縮方向他側端に移
動桟を接続して、その移動桟を前記枠体の相対する他の
1対の枠材に沿って移動することにより、前記防虫網を
伸縮して、枠体の開口面を開閉するようにした折畳み防
虫網が提案されている。
虫網の伸縮方向一側端を、矩形の枠体の相対する1対の
枠材の一方に固定し、前記防虫網の伸縮方向他側端に移
動桟を接続して、その移動桟を前記枠体の相対する他の
1対の枠材に沿って移動することにより、前記防虫網を
伸縮して、枠体の開口面を開閉するようにした折畳み防
虫網が提案されている。
【0003】しかしながら、この提案に係る折畳み防虫
網は、網戸枠に防虫網を張設し、その防虫網の周辺を網
戸枠に固定してなる普及型の網戸と異なり、開口枠から
取外すことなく、一方側に折畳んで短縮することによ
り、開口部の全面開放が可能になることを単に紹介する
に止どまるものである。
網は、網戸枠に防虫網を張設し、その防虫網の周辺を網
戸枠に固定してなる普及型の網戸と異なり、開口枠から
取外すことなく、一方側に折畳んで短縮することによ
り、開口部の全面開放が可能になることを単に紹介する
に止どまるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際に採用するために
は、折畳み防虫網を風その他の外力を受けた場合にも弛
んだり、揺れたりしないように支持することが必要であ
り、また、折畳み防虫網を開閉するために、移動桟のど
の位置に開閉力が加えられた場合にも、移動桟が常に垂
直状態を保って、安定して円滑確実に開閉移動すること
が必要である。このような要求に応える具体的な構成の
開示が待たれていた。
は、折畳み防虫網を風その他の外力を受けた場合にも弛
んだり、揺れたりしないように支持することが必要であ
り、また、折畳み防虫網を開閉するために、移動桟のど
の位置に開閉力が加えられた場合にも、移動桟が常に垂
直状態を保って、安定して円滑確実に開閉移動すること
が必要である。このような要求に応える具体的な構成の
開示が待たれていた。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、横断面形状がジグザグ状で、伸縮自在の防虫網
の伸縮方向一側端を矩形の枠体の相対する1対の枠材の
一方に固定し、前記防虫網の伸縮方向他側端に移動桟を
接続して、その移動桟を前記枠体の相対する他の1対の
枠材に沿って移動することにより、前記防虫網を伸縮し
て開口部を開閉するようにした折畳み防虫網において、
簡単な構成により、折畳み防虫網が風圧その他の外力に
十分に耐え得るように緊張状態を維持し、かつ、移動桟
のどの高さ位置において開閉力が加えられても、垂直状
態を保持して、安定して円滑かつ確実に開閉するように
した、折畳み防虫網の支持装置を提供することを目的と
する。
であり、横断面形状がジグザグ状で、伸縮自在の防虫網
の伸縮方向一側端を矩形の枠体の相対する1対の枠材の
一方に固定し、前記防虫網の伸縮方向他側端に移動桟を
接続して、その移動桟を前記枠体の相対する他の1対の
枠材に沿って移動することにより、前記防虫網を伸縮し
て開口部を開閉するようにした折畳み防虫網において、
簡単な構成により、折畳み防虫網が風圧その他の外力に
十分に耐え得るように緊張状態を維持し、かつ、移動桟
のどの高さ位置において開閉力が加えられても、垂直状
態を保持して、安定して円滑かつ確実に開閉するように
した、折畳み防虫網の支持装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る折畳み防虫網支持装置は、方形の枠体
内に横断面形状がジグザグ状で伸縮自在の折畳み防虫網
を収容し、その防虫網の一側端を前記枠体の一方の縦枠
に固定すると共に、前記防虫網の他側端を上下両端部が
前記枠体の上下の横枠に左右の縦枠間を移動自在に嵌合
された移動桟に固定し、前記移動桟の左右方向の移動に
より前記防虫網を伸縮させて、前記左右の縦枠間の開口
面を開閉するように構成し、前記移動桟に加えられる開
閉力を前記移動桟の上下端部に分与して、前記移動桟を
前記枠体の上下の横枠に沿って移動させる分力手段と、
前記移動桟の左右方向の位置に関わりなく、前記移動桟
と前記一方の縦枠との間に緊張延在して前記防虫網の弛
みを防止する張力維持手段とを備え、前記分力手段は、
前記枠体の左右いずれか一方の縦枠の上部と下部に取付
けられた案内子P1,P4及び前記枠体の他方の縦枠の
上部と下部に取付けられた案内子P2a,P2b;P3
a,P3bと、これらの各案内子の間に掛け渡された分
力用ロープとを有し、前記分力用ロープは、前記案内子
P1に半回され、前記上横枠内を通って前記案内子P2
aに半回され、前記他方の縦枠内を通って前記案内子P
3aに半回され、前記下横枠内を通って前記案内子P4
に半回され、その案内子P4から再び同一経路を逆方向
に通って前記案内子P3b、P2bに半回されて、前記
案内子P1に戻る閉ループ状に連続されており、かつ、
前記案内子P1とP2a又はP2bの間、及び案内子P
4とP3a又はP3bの間において、同一方向に移動す
るロープを、前記移動桟の上下端部に結合してなり、前
記張力維持手段は、前記防虫網が固定された縦枠と反対
側の縦枠の上部及び/又は下部に一端部が固定された複
数本の緊張用ロープが前記上横枠内及び/又は下横枠内
を延長され、移動桟の上端部及び/又は下端部に取付け
た案内子K11,K21,K31,K41を経て前記移
動桟に異なる高さにおいて取付けた案内子K12,K2
2,K32,K42に半回され、各ロープが防虫網を水
平方向に貫通され、前記緊張用ロープの他端部が前記一
方の縦枠に固定されて、前記移動桟と前記一方の縦枠と
の間において前記緊張用ロープを緊張保持させてなるこ
とを特徴としている。
め、本発明に係る折畳み防虫網支持装置は、方形の枠体
内に横断面形状がジグザグ状で伸縮自在の折畳み防虫網
を収容し、その防虫網の一側端を前記枠体の一方の縦枠
に固定すると共に、前記防虫網の他側端を上下両端部が
前記枠体の上下の横枠に左右の縦枠間を移動自在に嵌合
された移動桟に固定し、前記移動桟の左右方向の移動に
より前記防虫網を伸縮させて、前記左右の縦枠間の開口
面を開閉するように構成し、前記移動桟に加えられる開
閉力を前記移動桟の上下端部に分与して、前記移動桟を
前記枠体の上下の横枠に沿って移動させる分力手段と、
前記移動桟の左右方向の位置に関わりなく、前記移動桟
と前記一方の縦枠との間に緊張延在して前記防虫網の弛
みを防止する張力維持手段とを備え、前記分力手段は、
前記枠体の左右いずれか一方の縦枠の上部と下部に取付
けられた案内子P1,P4及び前記枠体の他方の縦枠の
上部と下部に取付けられた案内子P2a,P2b;P3
a,P3bと、これらの各案内子の間に掛け渡された分
力用ロープとを有し、前記分力用ロープは、前記案内子
P1に半回され、前記上横枠内を通って前記案内子P2
aに半回され、前記他方の縦枠内を通って前記案内子P
3aに半回され、前記下横枠内を通って前記案内子P4
に半回され、その案内子P4から再び同一経路を逆方向
に通って前記案内子P3b、P2bに半回されて、前記
案内子P1に戻る閉ループ状に連続されており、かつ、
前記案内子P1とP2a又はP2bの間、及び案内子P
4とP3a又はP3bの間において、同一方向に移動す
るロープを、前記移動桟の上下端部に結合してなり、前
記張力維持手段は、前記防虫網が固定された縦枠と反対
側の縦枠の上部及び/又は下部に一端部が固定された複
数本の緊張用ロープが前記上横枠内及び/又は下横枠内
を延長され、移動桟の上端部及び/又は下端部に取付け
た案内子K11,K21,K31,K41を経て前記移
動桟に異なる高さにおいて取付けた案内子K12,K2
2,K32,K42に半回され、各ロープが防虫網を水
平方向に貫通され、前記緊張用ロープの他端部が前記一
方の縦枠に固定されて、前記移動桟と前記一方の縦枠と
の間において前記緊張用ロープを緊張保持させてなるこ
とを特徴としている。
【0007】分力用ロープの一端は、移動桟の一端部に
接続され、前記ロープの他端は防虫網が固定された縦枠
と反対側の縦枠の下端部に取付けられた案内子P4に半
回された後、前記移動桟の一端部に取付けた案内子P5
を経て、その移動桟内をその他端部方向に引き込まれ、
前記ロープの他端が前記移動桟に固定されていることを
特徴としている。
接続され、前記ロープの他端は防虫網が固定された縦枠
と反対側の縦枠の下端部に取付けられた案内子P4に半
回された後、前記移動桟の一端部に取付けた案内子P5
を経て、その移動桟内をその他端部方向に引き込まれ、
前記ロープの他端が前記移動桟に固定されていることを
特徴としている。
【0008】また、張力維持手段は、防虫網が固定され
た縦枠と反対側の縦枠の上部に一端部を固定した複数本
の緊張用ロープが上横枠内を延長され、前記移動桟の上
端部に取付けた案内子K11,K21を経て前記移動桟
に異なる高さにおいて取付けた案内子K12,K22に
半回され、各ロープが防虫網を水平方向に貫通され、前
記防虫網の固定側の縦枠に取付けた案内子K13,K2
3に半回されて、前記複数本のロープの他端部が結合さ
れ、前記防虫網が固定された縦枠と反対側の縦枠の下部
に一端部を固定した複数本の緊張用ロープが下横枠内を
延長され、移動桟の下端部に取付けた案内子K31,K
41を経て前記移動桟に異なる高さにおいて取付けた案
内子K32,K42に巻回され、各ロープが防虫網に水
平方向に貫通して、前記防虫網の固定側の縦枠に取付け
た案内子K33,K43に巻回され、前記複数本のロー
プの他端部が結合され、上下の複数本のロープの結合部
がコイルバネで結合されて構成されていることを特徴と
している。
た縦枠と反対側の縦枠の上部に一端部を固定した複数本
の緊張用ロープが上横枠内を延長され、前記移動桟の上
端部に取付けた案内子K11,K21を経て前記移動桟
に異なる高さにおいて取付けた案内子K12,K22に
半回され、各ロープが防虫網を水平方向に貫通され、前
記防虫網の固定側の縦枠に取付けた案内子K13,K2
3に半回されて、前記複数本のロープの他端部が結合さ
れ、前記防虫網が固定された縦枠と反対側の縦枠の下部
に一端部を固定した複数本の緊張用ロープが下横枠内を
延長され、移動桟の下端部に取付けた案内子K31,K
41を経て前記移動桟に異なる高さにおいて取付けた案
内子K32,K42に巻回され、各ロープが防虫網に水
平方向に貫通して、前記防虫網の固定側の縦枠に取付け
た案内子K33,K43に巻回され、前記複数本のロー
プの他端部が結合され、上下の複数本のロープの結合部
がコイルバネで結合されて構成されていることを特徴と
している。
【0009】また、他の実施例は、方形の枠体内に横断
面形状がジグザグ状で伸縮自在の折畳み防虫網を収容
し、その防虫網の伸縮方向一側端を前記枠体の上下いず
れか一方の横枠に固定すると共に、前記防虫網の伸縮方
向他側端を左右両端部が前記枠体の左右の縦枠に上下の
横枠間を移動自在に嵌合された移動桟に固定し、前記移
動桟の上下方向の移動により前記防虫網を伸縮させて、
前記上下の横枠間の開口面を開閉するように構成し、前
記移動桟に加えられる開閉力を前記移動桟の左右両端部
に分与して、前記移動桟を前記枠体の左右の縦枠に沿っ
て移動させる分力手段と、前記移動桟の上下方向の位置
に関わりなく、前記移動桟と前記一方の横枠との間に緊
張延在して前記防虫網の弛みを防止する張力維持手段と
を備え、前記分力手段は、前記枠体の上下いずれか一方
の横枠の両端部に取付けられた案内子P1,P4及び前
記枠体の他方の横枠の両端部に取付けられた案内子P2
a,P2b;P3a,P3bと、これらの各案内子の間
に掛け渡された分力用ロープとを有し、前記分力用ロー
プは、前記案内子P1に半回され、一方の縦枠内を通っ
て前記案内子P2aに半回され、前記他方の横枠内を通
って前記案内子P3aに半回され、前記他方の縦枠内を
通って前記案内子P4に半回され、その案内子P4から
再び同一経路を逆方向に通って前記案内子P3b、P2
bに半回されて、前記案内子P1に戻る閉ループ状に連
続されており、かつ、前記案内子P1とP2a又はP2
bの間、及び案内子P4とP3a又はP3bの間におい
て、同一方向に移動するロープを、前記移動桟の上下端
部に結合してなり、前記張力維持手段は、前記防虫網が
固定された横枠と反対側の横枠の一端部及び/又は他端
部に一端部が固定された複数本の緊張用ロープが前記一
方の縦枠内及び/又は他方の縦枠内を延長され、移動桟
の左端部及び/又は右端部に取付けた案内子K11,K
21,K31,K41を経て前記移動桟に異なる位置に
おいて取付けた案内子K12,K22,K32,K42
に半回され、各ロープが防虫網を垂直方向に貫通され、
前記緊張用ロープの他端部が前記防虫網が固定された横
枠に固定されて、前記移動桟と前記防虫網が固定された
横枠との間において前記緊張用ロープを緊張状態に保持
させてなることを特徴としている。
面形状がジグザグ状で伸縮自在の折畳み防虫網を収容
し、その防虫網の伸縮方向一側端を前記枠体の上下いず
れか一方の横枠に固定すると共に、前記防虫網の伸縮方
向他側端を左右両端部が前記枠体の左右の縦枠に上下の
横枠間を移動自在に嵌合された移動桟に固定し、前記移
動桟の上下方向の移動により前記防虫網を伸縮させて、
前記上下の横枠間の開口面を開閉するように構成し、前
記移動桟に加えられる開閉力を前記移動桟の左右両端部
に分与して、前記移動桟を前記枠体の左右の縦枠に沿っ
て移動させる分力手段と、前記移動桟の上下方向の位置
に関わりなく、前記移動桟と前記一方の横枠との間に緊
張延在して前記防虫網の弛みを防止する張力維持手段と
を備え、前記分力手段は、前記枠体の上下いずれか一方
の横枠の両端部に取付けられた案内子P1,P4及び前
記枠体の他方の横枠の両端部に取付けられた案内子P2
a,P2b;P3a,P3bと、これらの各案内子の間
に掛け渡された分力用ロープとを有し、前記分力用ロー
プは、前記案内子P1に半回され、一方の縦枠内を通っ
て前記案内子P2aに半回され、前記他方の横枠内を通
って前記案内子P3aに半回され、前記他方の縦枠内を
通って前記案内子P4に半回され、その案内子P4から
再び同一経路を逆方向に通って前記案内子P3b、P2
bに半回されて、前記案内子P1に戻る閉ループ状に連
続されており、かつ、前記案内子P1とP2a又はP2
bの間、及び案内子P4とP3a又はP3bの間におい
て、同一方向に移動するロープを、前記移動桟の上下端
部に結合してなり、前記張力維持手段は、前記防虫網が
固定された横枠と反対側の横枠の一端部及び/又は他端
部に一端部が固定された複数本の緊張用ロープが前記一
方の縦枠内及び/又は他方の縦枠内を延長され、移動桟
の左端部及び/又は右端部に取付けた案内子K11,K
21,K31,K41を経て前記移動桟に異なる位置に
おいて取付けた案内子K12,K22,K32,K42
に半回され、各ロープが防虫網を垂直方向に貫通され、
前記緊張用ロープの他端部が前記防虫網が固定された横
枠に固定されて、前記移動桟と前記防虫網が固定された
横枠との間において前記緊張用ロープを緊張状態に保持
させてなることを特徴としている。
【0010】また、分力用ロープの一端は、移動桟の一
端部に接続され、前記ロープの他端は防虫網が固定され
た横枠と反対側の横枠の一端部に取付けられた案内子P
4に半回された後、前記移動桟の一端部に取付けた案内
子P5を経て、その移動桟内を他端部方向に引き込ま
れ、前記ロープの他端が前記移動桟に固定されているこ
とを特徴としている。
端部に接続され、前記ロープの他端は防虫網が固定され
た横枠と反対側の横枠の一端部に取付けられた案内子P
4に半回された後、前記移動桟の一端部に取付けた案内
子P5を経て、その移動桟内を他端部方向に引き込ま
れ、前記ロープの他端が前記移動桟に固定されているこ
とを特徴としている。
【0011】さらに、張力維持手段は、防虫網が固定さ
れた横枠と反対側の横枠の一端部に一端部を固定した複
数本の緊張用ロープが一方の縦枠内を延長され、前記移
動桟の一端部に取付けた案内子K11,K21を経て前
記移動桟に異なる位置において取付けた案内子K12,
K22に半回され、各ロープが防虫網を垂直方向に貫通
され、前記防虫網の固定側の横枠に取付けた案内子K1
3,K23に半回されて、前記複数本のロープの他端部
が結合され、前記防虫網が固定された横枠と反対側の横
枠の下部に一端部を固定した複数本の緊張用ロープが他
方の縦枠内を延長され、移動桟の他端部に取付けた案内
子K31,K41を経て前記移動桟に異なる位置におい
て取付けた案内子K32,K42に巻回され、各ロープ
が防虫網に垂直方向に貫通して、前記防虫網の固定側の
横枠に取付けた案内子K33,K43に巻回され、前記
複数本のロープの他端部が結合され、上下の複数本のロ
ープの結合部がコイルバネで結合されて構成されている
ことを特徴としている。
れた横枠と反対側の横枠の一端部に一端部を固定した複
数本の緊張用ロープが一方の縦枠内を延長され、前記移
動桟の一端部に取付けた案内子K11,K21を経て前
記移動桟に異なる位置において取付けた案内子K12,
K22に半回され、各ロープが防虫網を垂直方向に貫通
され、前記防虫網の固定側の横枠に取付けた案内子K1
3,K23に半回されて、前記複数本のロープの他端部
が結合され、前記防虫網が固定された横枠と反対側の横
枠の下部に一端部を固定した複数本の緊張用ロープが他
方の縦枠内を延長され、移動桟の他端部に取付けた案内
子K31,K41を経て前記移動桟に異なる位置におい
て取付けた案内子K32,K42に巻回され、各ロープ
が防虫網に垂直方向に貫通して、前記防虫網の固定側の
横枠に取付けた案内子K33,K43に巻回され、前記
複数本のロープの他端部が結合され、上下の複数本のロ
ープの結合部がコイルバネで結合されて構成されている
ことを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の装置においては、移動桟を枠体
の左右の縦枠の間で移動すれば、折畳み防虫網が伸張又
は短縮し、伸張により開口面が防虫網で閉鎖され、短縮
により開口面が開放される。移動桟のどの高さにおいて
開閉力を加える場合にも、その開閉力は、分力手段によ
り移動桟の上下端部に同一方向の等しい大きさに分力さ
れるので、移動桟は、垂直状態を維持したまま安定して
開閉円滑に移動する。
の左右の縦枠の間で移動すれば、折畳み防虫網が伸張又
は短縮し、伸張により開口面が防虫網で閉鎖され、短縮
により開口面が開放される。移動桟のどの高さにおいて
開閉力を加える場合にも、その開閉力は、分力手段によ
り移動桟の上下端部に同一方向の等しい大きさに分力さ
れるので、移動桟は、垂直状態を維持したまま安定して
開閉円滑に移動する。
【0013】また、請求項1及び4による装置において
は、緊張維持手段を構成するロープが、移動桟の移動位
置に係わりなく、一方の縦枠又は横枠から移動桟の端部
までの距離と、移動桟の案内子間の距離と、移動桟の案
内子から他方の縦枠又は横枠の固定部までの距離の和が
常に一定であり、かつ、移動桟の案内子から他方の縦枠
又は横枠の固定部までの間のロープは常に緊張状態にあ
る。したがって、それぞれ複数本のロープは、防虫網を
風圧その他の外力に耐え得る緊張状態を維持する。
は、緊張維持手段を構成するロープが、移動桟の移動位
置に係わりなく、一方の縦枠又は横枠から移動桟の端部
までの距離と、移動桟の案内子間の距離と、移動桟の案
内子から他方の縦枠又は横枠の固定部までの距離の和が
常に一定であり、かつ、移動桟の案内子から他方の縦枠
又は横枠の固定部までの間のロープは常に緊張状態にあ
る。したがって、それぞれ複数本のロープは、防虫網を
風圧その他の外力に耐え得る緊張状態を維持する。
【0014】請求項2及び5の実施例においては、分力
手段を構成するループ状のロープの一端部を移動桟に固
定し、そのロープを各案内子に掛け渡した後、他端部を
案内子を介して移動桟内に引き込めば、ロープが簡単に
緊張し、その端部を移動桟に固定することにより、ロー
プを緊張状態に張設することが容易にできる。
手段を構成するループ状のロープの一端部を移動桟に固
定し、そのロープを各案内子に掛け渡した後、他端部を
案内子を介して移動桟内に引き込めば、ロープが簡単に
緊張し、その端部を移動桟に固定することにより、ロー
プを緊張状態に張設することが容易にできる。
【0015】請求項3及び6による張力維持手段によれ
ば、上下それぞれの複数本のロープ又は左右それぞれの
複数本のロープが互いに引っ張り合って、ロープの張力
が良く維持される。
ば、上下それぞれの複数本のロープ又は左右それぞれの
複数本のロープが互いに引っ張り合って、ロープの張力
が良く維持される。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は、本発明の装置を採用した窓の縦断面図、図
2は、同じく横断面図であり、図3は本発明の要部であ
る分力手段と張力維持手段の構成を分り易くするため、
一部を実際と異なる態様で示す分解正面図である。図4
は、分力手段のみを抽出して示す模式図である。
る。図1は、本発明の装置を採用した窓の縦断面図、図
2は、同じく横断面図であり、図3は本発明の要部であ
る分力手段と張力維持手段の構成を分り易くするため、
一部を実際と異なる態様で示す分解正面図である。図4
は、分力手段のみを抽出して示す模式図である。
【0017】左右の柱11,12の上下の所定高さにお
いて、その柱間に掛け渡したまぐさ13と窓台14とを
固定して、矩形に連続する開口枠10を形成してある。
いて、その柱間に掛け渡したまぐさ13と窓台14とを
固定して、矩形に連続する開口枠10を形成してある。
【0018】20は窓枠であり、周知のように、上下の
横枠21,22と、左右の縦枠23,24とを周知の方
法により矩形に結合して構成されている。窓枠20は、
前記開口枠10の屋外側部分において、前記窓枠20の
上下の横枠21,22をそれぞれまぐさ13と窓台14
に固定し、前記窓枠の縦枠23,24をそれぞれ左右の
柱11,12に固定して、取付けられている。
横枠21,22と、左右の縦枠23,24とを周知の方
法により矩形に結合して構成されている。窓枠20は、
前記開口枠10の屋外側部分において、前記窓枠20の
上下の横枠21,22をそれぞれまぐさ13と窓台14
に固定し、前記窓枠の縦枠23,24をそれぞれ左右の
柱11,12に固定して、取付けられている。
【0019】そして、窓枠20内には、ガラス板31の
周囲に矩形に結合された框32を図示されていないビー
ドを介して装着してなる開き戸30が、左右いずれか一
側端において前記窓枠20の一方の縦枠に図示を省略さ
れたヒンジにより垂直軸線回りに回転自在に支持してあ
り、他側端を屋外側に押して開けることができる。
周囲に矩形に結合された框32を図示されていないビー
ドを介して装着してなる開き戸30が、左右いずれか一
側端において前記窓枠20の一方の縦枠に図示を省略さ
れたヒンジにより垂直軸線回りに回転自在に支持してあ
り、他側端を屋外側に押して開けることができる。
【0020】40は前記窓枠10の屋内側において前記
開口枠10の内周に取付けられた額縁である。そして、
この額縁の内周面であって、前記窓枠20の屋内側端部
に近接した位置に、折畳み防虫網を収容するための矩形
の枠体50が取付けられている。
開口枠10の内周に取付けられた額縁である。そして、
この額縁の内周面であって、前記窓枠20の屋内側端部
に近接した位置に、折畳み防虫網を収容するための矩形
の枠体50が取付けられている。
【0021】この枠体50は、窓枠20と同様に上下の
横枠51,52と、左右の縦枠53,54とを矩形に結
合してなっている。上下の横枠51,52は、対向して
開口する溝51a,52aを有しており、また、左右の
縦枠53,54も、対向して開口する溝53a,54a
を有しており、各溝の端部同志は連続している。そし
て、枠体50の内側に、横断面形状がジグザグ状で伸縮
自在の折畳み防虫網60が収容され、その防虫網の上下
両端部は前記枠体50の上下の横枠51,52のそれぞ
れの溝51a,52a内に移動自在に挿入され、また、
防虫網の伸縮方向一側端は一方の縦枠53の溝53a内
に収容されて、その縦枠53に固定されている。また、
防虫網の他側端は、移動桟61に固定されている。
横枠51,52と、左右の縦枠53,54とを矩形に結
合してなっている。上下の横枠51,52は、対向して
開口する溝51a,52aを有しており、また、左右の
縦枠53,54も、対向して開口する溝53a,54a
を有しており、各溝の端部同志は連続している。そし
て、枠体50の内側に、横断面形状がジグザグ状で伸縮
自在の折畳み防虫網60が収容され、その防虫網の上下
両端部は前記枠体50の上下の横枠51,52のそれぞ
れの溝51a,52a内に移動自在に挿入され、また、
防虫網の伸縮方向一側端は一方の縦枠53の溝53a内
に収容されて、その縦枠53に固定されている。また、
防虫網の他側端は、移動桟61に固定されている。
【0022】移動桟61は、その上下両端部がそれぞれ
前記枠体の上下の横枠51,52の対向して開口してい
る溝51a,52a内に移動自在に嵌合してあり、前記
一方の縦枠53側から他方の縦枠54までの間を移動可
能に保持されている。移動桟61の上端部には上横枠5
1の溝51a内における移動摩擦を小さくするために、
摩擦係数が小さな材料で作られたブロック状のスライダ
61aを固定し、そのスライダを溝51a内に滑動自在
に嵌合し、また、移動桟の下端部には移動桟及び防虫網
の重量による移動摩擦の増大を防止するために、ブロッ
ク状のスライダ61b又は車を取付けることが望まし
い。
前記枠体の上下の横枠51,52の対向して開口してい
る溝51a,52a内に移動自在に嵌合してあり、前記
一方の縦枠53側から他方の縦枠54までの間を移動可
能に保持されている。移動桟61の上端部には上横枠5
1の溝51a内における移動摩擦を小さくするために、
摩擦係数が小さな材料で作られたブロック状のスライダ
61aを固定し、そのスライダを溝51a内に滑動自在
に嵌合し、また、移動桟の下端部には移動桟及び防虫網
の重量による移動摩擦の増大を防止するために、ブロッ
ク状のスライダ61b又は車を取付けることが望まし
い。
【0023】これにより、移動桟61を防虫網60の一
側端が固定されている一方の縦枠53に最も近い位置ま
で移動すると、防虫網60が最短状態に短縮されて、前
記窓枠20の内周辺により形成されている開口部をほぼ
全面開放し、また、移動桟61を他方の縦枠54に当接
する位置(図2で61´で示されている位置)まで移動
すると、防虫網60が図2に60´で示されているよう
に伸張されて、前記開口部を全面閉鎖するようになって
いる。防虫網60を最短状態に短縮した場合は、その防
虫網が室内側及び室外側のいずれにも露見されること
は、好ましくない。この見地から、移動桟61は、防虫
網の固定側方向に延長する壁を有し、その壁の間に、防
虫網方向に開口する収容部61cを備えてあり、移動桟
61を最も左側(防虫網開放時位置)まで移動すると、
移動桟61が縦枠53に当接し、折畳まれた防虫網の全
てが収容部61cに収容されて、外部には防虫網60が
露見されないようにしてある。全開時の折畳み防虫網を
外部に露見されないように収容する収容部は、縦枠53
に形成することも可能である。
側端が固定されている一方の縦枠53に最も近い位置ま
で移動すると、防虫網60が最短状態に短縮されて、前
記窓枠20の内周辺により形成されている開口部をほぼ
全面開放し、また、移動桟61を他方の縦枠54に当接
する位置(図2で61´で示されている位置)まで移動
すると、防虫網60が図2に60´で示されているよう
に伸張されて、前記開口部を全面閉鎖するようになって
いる。防虫網60を最短状態に短縮した場合は、その防
虫網が室内側及び室外側のいずれにも露見されること
は、好ましくない。この見地から、移動桟61は、防虫
網の固定側方向に延長する壁を有し、その壁の間に、防
虫網方向に開口する収容部61cを備えてあり、移動桟
61を最も左側(防虫網開放時位置)まで移動すると、
移動桟61が縦枠53に当接し、折畳まれた防虫網の全
てが収容部61cに収容されて、外部には防虫網60が
露見されないようにしてある。全開時の折畳み防虫網を
外部に露見されないように収容する収容部は、縦枠53
に形成することも可能である。
【0024】ところで、本発明では、前記移動桟61
に、その高さ方向のどの位置で開閉力を加えた場合に
も、移動桟が安定して円滑確実に移動するために、移動
桟61に加えられる開閉力を移動桟の上下端部に均等に
分与して、移動桟を常に垂直状態に維持しながら折畳み
防虫網の伸縮方向に移動させる分力手段を備えてある。
に、その高さ方向のどの位置で開閉力を加えた場合に
も、移動桟が安定して円滑確実に移動するために、移動
桟61に加えられる開閉力を移動桟の上下端部に均等に
分与して、移動桟を常に垂直状態に維持しながら折畳み
防虫網の伸縮方向に移動させる分力手段を備えてある。
【0025】このような分力手段は、各種の構成とする
ことが可能である。例えば、枠体50の上下の横枠5
1,52内に左右の縦枠53,54間を連続する案内軸
を完全に平行に取付けると共に、移動桟の上下両端部に
取付けた滑り軸受又はボール軸受を、前記案内軸に滑合
させることにより構成することもできる。
ことが可能である。例えば、枠体50の上下の横枠5
1,52内に左右の縦枠53,54間を連続する案内軸
を完全に平行に取付けると共に、移動桟の上下両端部に
取付けた滑り軸受又はボール軸受を、前記案内軸に滑合
させることにより構成することもできる。
【0026】図3及び図4に示した実施例では、分力手
段が次のように構成されている。前記枠体50の防虫網
60の固定側の縦枠53とは反対側の縦枠、すなわち、
他方の縦枠54の上部と下部には案内子P1,P4が、
前記固定側の縦枠53の上部と下部にはそれぞれ二つの
案内子P2a,P2b;P3a,P3bが取付けられて
おり、これらの各案内子の間に無端状の分力用ロープW
が掛け渡されている。すなわち、分力用ロープWは、案
内子P1に半回され、前記上横枠51内を通って案内子
P2aに半回され、一方の縦枠53内を通って前記案内
子P3aに半回され、前記下横枠52内を通って前記案
内子P4に半回され、その案内子P4から再び同一経路
を逆方向に通って前記案内子P3b、P2bに半回され
て、前記案内子P1に戻る閉ループ状に連続されてい
る。そして、ロープの前記案内子P1とP2a又はP2
bの間の部分WU、及び案内子P4とP3a又はP3b
の間の部分WLの所定位置において、すなわち、同一方
向に移動するロープが、垂直状態の前記移動桟61の上
下端部に結合されている。上記各案内子には、ロープを
軽快に移動させる案内機能を有すれば、滑車等の回転す
るものや、回転しないガイドブロック等を用いることが
できる。
段が次のように構成されている。前記枠体50の防虫網
60の固定側の縦枠53とは反対側の縦枠、すなわち、
他方の縦枠54の上部と下部には案内子P1,P4が、
前記固定側の縦枠53の上部と下部にはそれぞれ二つの
案内子P2a,P2b;P3a,P3bが取付けられて
おり、これらの各案内子の間に無端状の分力用ロープW
が掛け渡されている。すなわち、分力用ロープWは、案
内子P1に半回され、前記上横枠51内を通って案内子
P2aに半回され、一方の縦枠53内を通って前記案内
子P3aに半回され、前記下横枠52内を通って前記案
内子P4に半回され、その案内子P4から再び同一経路
を逆方向に通って前記案内子P3b、P2bに半回され
て、前記案内子P1に戻る閉ループ状に連続されてい
る。そして、ロープの前記案内子P1とP2a又はP2
bの間の部分WU、及び案内子P4とP3a又はP3b
の間の部分WLの所定位置において、すなわち、同一方
向に移動するロープが、垂直状態の前記移動桟61の上
下端部に結合されている。上記各案内子には、ロープを
軽快に移動させる案内機能を有すれば、滑車等の回転す
るものや、回転しないガイドブロック等を用いることが
できる。
【0027】この分力用ロープWは、その全長において
緊張されている。この緊張した状態で取付けることを容
易にするため、前記分力用ロープWは、図3に示すよう
にその始端部を移動桟61の下端部に結合し、ロープW
の終端部を案内子P4に半回した後、移動桟の下端部に
取付けた案内子P5に半回して、その移動桟内をロープ
止め金具70を介して上方に引上げてロープWを可及的
に強く緊張させ、その状態で止め金具70を移動桟61
にねじ止めなどにより固定している。
緊張されている。この緊張した状態で取付けることを容
易にするため、前記分力用ロープWは、図3に示すよう
にその始端部を移動桟61の下端部に結合し、ロープW
の終端部を案内子P4に半回した後、移動桟の下端部に
取付けた案内子P5に半回して、その移動桟内をロープ
止め金具70を介して上方に引上げてロープWを可及的
に強く緊張させ、その状態で止め金具70を移動桟61
にねじ止めなどにより固定している。
【0028】上記の分力手段の構成により、移動桟61
に例えば図3において右方向の力、すなわち、防虫網を
閉める方向の力(閉鎖力)を加えた場合は、ロープのう
ち、上下の横枠51,52内の移動桟に結合されている
部分WU,WLは右方向に移動し、同横枠内の移動桟に
結合されていない部分は左方向に移動し、また、一方の
縦枠53の上下端部の案内子P2a,P3a;P2b,
P3bの間の部分は、一方が上方に、他方が下方に移動
する。こうして、移動桟61に加えられる開閉力は、ど
の位置で力を加えられても、移動桟の上下両端部に均等
に分与されるため、移動桟は垂直状態を維持したまま、
その上下両端部が同時に右方向に移動される。したがっ
て、防虫網が伸張されて開口部が円滑に閉められる。そ
の移動桟に左方向の力を加えた場合にも、同様の理由に
より、防虫網が短縮され、折り畳まれて、開口部が円滑
に開放される。上記分力手段の案内子P1,P4は縦枠
53側に、案内子P2a,P2b、P3a,P3bは縦
枠54側に取り付け、上下のロープを縦枠54内を通し
て弊ループ状に連続させても同一の作用効果が得られ
る。
に例えば図3において右方向の力、すなわち、防虫網を
閉める方向の力(閉鎖力)を加えた場合は、ロープのう
ち、上下の横枠51,52内の移動桟に結合されている
部分WU,WLは右方向に移動し、同横枠内の移動桟に
結合されていない部分は左方向に移動し、また、一方の
縦枠53の上下端部の案内子P2a,P3a;P2b,
P3bの間の部分は、一方が上方に、他方が下方に移動
する。こうして、移動桟61に加えられる開閉力は、ど
の位置で力を加えられても、移動桟の上下両端部に均等
に分与されるため、移動桟は垂直状態を維持したまま、
その上下両端部が同時に右方向に移動される。したがっ
て、防虫網が伸張されて開口部が円滑に閉められる。そ
の移動桟に左方向の力を加えた場合にも、同様の理由に
より、防虫網が短縮され、折り畳まれて、開口部が円滑
に開放される。上記分力手段の案内子P1,P4は縦枠
53側に、案内子P2a,P2b、P3a,P3bは縦
枠54側に取り付け、上下のロープを縦枠54内を通し
て弊ループ状に連続させても同一の作用効果が得られ
る。
【0029】本発明においては、上記のように移動桟6
1の移動により防虫網が伸縮されて、開閉されるが、防
虫網の開放量の如何に関わらず、常に防虫網が緊張状態
を維持して、風圧や人の接触などによる外力により弛む
ことがないようにするため、張力維持手段が設けられて
いる。この張力維持手段は、防虫網が開けられた部分に
は存在しないことが望まれる。防虫網が開けられた部分
は、そこから障子30の開閉動作をするために開放状態
にある必要があるからである。
1の移動により防虫網が伸縮されて、開閉されるが、防
虫網の開放量の如何に関わらず、常に防虫網が緊張状態
を維持して、風圧や人の接触などによる外力により弛む
ことがないようにするため、張力維持手段が設けられて
いる。この張力維持手段は、防虫網が開けられた部分に
は存在しないことが望まれる。防虫網が開けられた部分
は、そこから障子30の開閉動作をするために開放状態
にある必要があるからである。
【0030】図示の実施例は、上記の点を考慮して構成
されたものである。すなわち、枠体50の縦枠のうち、
防虫網の閉鎖側の縦枠54の上端部付近に複数本の緊張
用ロープR1,R2の一端部を固定し、そのロープR
1,R2を上横枠51内を通し、前記移動桟61の上端
部に取付けてある案内子K11,K21をそれぞれ半回
し、その移動桟の中を通して、移動桟61の異なる高さ
に取付けてある案内子K12,K22に半回し、各案内
子から防虫網の固定側の縦枠53に前記移動桟の各案内
子K12,K22とそれぞれ等しい高さにおいて取付け
てある案内子K13,K23に半回した後、それらのロ
ープの他端部同志を結合してある。前記閉鎖側の縦枠5
4の下端部にも同様に複数本のロープR3,R4の一端
部を固定し、そのロープR3,R4を下横枠52を通し
て前記移動桟61の下端部に取付けてある案内子K3
1,K41をそれぞれ半回し、その移動桟61の中を通
して、移動桟の異なる高さに取付けてある案内子K3
2,K42に半回し、各案内子から防虫網の固定側の縦
枠53に前記移動桟の各案内子K32,K42とそれぞ
れ等しい高さにおいて取付けてある案内子K33,K4
3に半回した後、それらのロープR1,R2;R3,R
4の他端部同志を結合してある。そして、前記上半部の
複数本のロープの結合部と、下半部の複数本のロープの
結合部とを、コイルバネ80で結合して、そのコイルバ
ネにより全てのロープR1,R2;R3,R4に緊張力
を与えている。さらに、前記各ロープR1,R2;R
3,R4は、前記折畳み防虫網60をそれぞれ異なる高
さにおいて水平方向に貫通している。この案内子も、ロ
ープを低摩擦で案内すれば、回転するもの、回転しない
もの等いずれを用いることもできる。
されたものである。すなわち、枠体50の縦枠のうち、
防虫網の閉鎖側の縦枠54の上端部付近に複数本の緊張
用ロープR1,R2の一端部を固定し、そのロープR
1,R2を上横枠51内を通し、前記移動桟61の上端
部に取付けてある案内子K11,K21をそれぞれ半回
し、その移動桟の中を通して、移動桟61の異なる高さ
に取付けてある案内子K12,K22に半回し、各案内
子から防虫網の固定側の縦枠53に前記移動桟の各案内
子K12,K22とそれぞれ等しい高さにおいて取付け
てある案内子K13,K23に半回した後、それらのロ
ープの他端部同志を結合してある。前記閉鎖側の縦枠5
4の下端部にも同様に複数本のロープR3,R4の一端
部を固定し、そのロープR3,R4を下横枠52を通し
て前記移動桟61の下端部に取付けてある案内子K3
1,K41をそれぞれ半回し、その移動桟61の中を通
して、移動桟の異なる高さに取付けてある案内子K3
2,K42に半回し、各案内子から防虫網の固定側の縦
枠53に前記移動桟の各案内子K32,K42とそれぞ
れ等しい高さにおいて取付けてある案内子K33,K4
3に半回した後、それらのロープR1,R2;R3,R
4の他端部同志を結合してある。そして、前記上半部の
複数本のロープの結合部と、下半部の複数本のロープの
結合部とを、コイルバネ80で結合して、そのコイルバ
ネにより全てのロープR1,R2;R3,R4に緊張力
を与えている。さらに、前記各ロープR1,R2;R
3,R4は、前記折畳み防虫網60をそれぞれ異なる高
さにおいて水平方向に貫通している。この案内子も、ロ
ープを低摩擦で案内すれば、回転するもの、回転しない
もの等いずれを用いることもできる。
【0031】上記の構成により、防虫網60の開閉のた
めに移動桟61を左右方向に移動させると、移動桟の現
在位置の如何に関わり無く、各ロープの一端部からそれ
ぞれの各案内子を経てロープの他端部までの長さは常に
一定で、かつ、常に緊張状態を維持している。したがっ
て、防虫網60に風圧が加わっても、また、人が押圧力
を加えることがあっても、防虫網が永久変形を生じるよ
うな弛みを起こしたり風圧などにより揺れたりすること
が有効に防止される。
めに移動桟61を左右方向に移動させると、移動桟の現
在位置の如何に関わり無く、各ロープの一端部からそれ
ぞれの各案内子を経てロープの他端部までの長さは常に
一定で、かつ、常に緊張状態を維持している。したがっ
て、防虫網60に風圧が加わっても、また、人が押圧力
を加えることがあっても、防虫網が永久変形を生じるよ
うな弛みを起こしたり風圧などにより揺れたりすること
が有効に防止される。
【0032】図示の実施例では、折畳み防虫網は左右方
向に折畳んで開口部を開閉するが、上下方向に折畳む形
式とすることもできる。すなわち、図示の実施例の横枠
を縦枠に、縦枠を横枠にそれぞれ変更し、移動枠を上下
方向に移動させるように構成することもできる。
向に折畳んで開口部を開閉するが、上下方向に折畳む形
式とすることもできる。すなわち、図示の実施例の横枠
を縦枠に、縦枠を横枠にそれぞれ変更し、移動枠を上下
方向に移動させるように構成することもできる。
【0033】また、図示の例では、折畳み防虫網は片側
にのみ開放するようにしたが、左右に又は上下に設けて
引分け形式とすることもできる。さらに、窓枠20に開
き戸30の代わりに、引き違い障子を建付けた場合は、
障子が開放された部分に枠体50を取付ける形式とし、
あるいは、窓枠20の片側に嵌め殺し障子を、他の片側
に片引戸を建付けた場合は、その片引戸が開放された部
分に枠体50を取付ける形式とすることもできる。
にのみ開放するようにしたが、左右に又は上下に設けて
引分け形式とすることもできる。さらに、窓枠20に開
き戸30の代わりに、引き違い障子を建付けた場合は、
障子が開放された部分に枠体50を取付ける形式とし、
あるいは、窓枠20の片側に嵌め殺し障子を、他の片側
に片引戸を建付けた場合は、その片引戸が開放された部
分に枠体50を取付ける形式とすることもできる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、簡単な
構成により、折畳み防虫網が風圧その他の外力に十分に
耐え得るように緊張状態を維持し、かつ、移動桟のどの
高さ位置において開閉力が加えられても、垂直状態を保
持して、円滑かつ確実に移動することができる。
構成により、折畳み防虫網が風圧その他の外力に十分に
耐え得るように緊張状態を維持し、かつ、移動桟のどの
高さ位置において開閉力が加えられても、垂直状態を保
持して、円滑かつ確実に移動することができる。
【図1】本発明による装置を用いる窓の縦断面図であ
る。
る。
【図2】同窓の横断面図である。
【図3】主として分力手段と張力維持手段の構成を示す
分解正面図である。
分解正面図である。
【図4】分力手段の構成の要部及び作用を示す模式図で
ある。
ある。
10 開口枠 20 窓枠 30 開き戸 40 額縁 50 枠体 60 防虫網 61 移動桟 W,WU,WL、P1,P2a,P2b,P3a,P3
b 分力手段 W 分力用ロープ P1,P2a,P2b,P3a,P3b 案内子 R1,R2,R3,R4、K11,K12,K13、K
21,K22,K23、K31,K32,K33、K4
1,K42,K43,R1,R2,R3,R4張力維持
手段 R1,R2,R3,R4 緊張用ロープ K11,K12,K13、K21,K22,K23、K
31,K32,K33、K41,K42,K43
案内子
b 分力手段 W 分力用ロープ P1,P2a,P2b,P3a,P3b 案内子 R1,R2,R3,R4、K11,K12,K13、K
21,K22,K23、K31,K32,K33、K4
1,K42,K43,R1,R2,R3,R4張力維持
手段 R1,R2,R3,R4 緊張用ロープ K11,K12,K13、K21,K22,K23、K
31,K32,K33、K41,K42,K43
案内子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大関 智士 東京都荒川区西尾久7丁目26番10号 株式 会社協和興業内
Claims (6)
- 【請求項1】方形の枠体内に横断面形状がジグザグ状で
伸縮自在の折畳み防虫網を収容し、その防虫網の伸縮方
向一側端を前記枠体の一方の縦枠に固定すると共に、前
記防虫網の伸縮方向他側端を上下両端部が前記枠体の上
下の横枠に左右の縦枠間を移動自在に嵌合された移動桟
に固定し、前記移動桟の左右方向の移動により前記防虫
網を伸縮させて、前記左右の縦枠間の開口面を開閉する
ように構成したこと、 前記移動桟に加えられる開閉力を前記移動桟の上下端部
に分与して、前記移動桟を前記枠体の上下の横枠に沿っ
て移動させる分力手段と、前記移動桟の左右方向の位置
に関わりなく、前記移動桟と前記一方の縦枠との間に緊
張延在して前記防虫網の弛みを防止する張力維持手段と
を備えたこと、 前記分力手段は、前記枠体の左右いずれか一方の縦枠の
上部と下部に取付けられた案内子P1,P4及び前記枠
体の他方の縦枠の上部と下部に取付けられた案内子P2
a,P2b;P3a,P3bと、これらの各案内子の間
に掛け渡された分力用ロープとを有し、前記分力用ロー
プは、前記案内子P1に半回され、前記上横枠内を通っ
て前記案内子P2aに半回され、前記他方の縦枠内を通
って前記案内子P3aに半回され、前記下横枠内を通っ
て前記案内子P4に半回され、その案内子P4から再び
同一経路を逆方向に通って前記案内子P3b、P2bに
半回されて、前記案内子P1に戻る閉ループ状に連続さ
れており、かつ、前記案内子P1とP2a又はP2bの
間、及び案内子P4とP3a又はP3bの間において、
同一方向に移動するロープを、前記移動桟の上下端部に
結合してなること、 前記張力維持手段は、前記防虫網が固定された縦枠と反
対側の縦枠の上部及び/又は下部に一端部が固定された
複数本の緊張用ロープが前記上横枠内及び/又は下横枠
内を延長され、移動桟の上端部及び/又は下端部に取付
けた案内子K11,K21,K31,K41を経て前記
移動桟に異なる高さにおいて取付けた案内子K12,K
22,K32,K42に半回され、各ロープが防虫網を
水平方向に貫通され、前記緊張用ロープの他端部が前記
一方の縦枠に固定されて、前記移動桟と前記一方の縦枠
との間において前記緊張用ロープを緊張状態に保持させ
てなること、 を特徴とする折畳み防虫網支持装置。 - 【請求項2】 分力用ロープの一端は、移動桟の一端部
に接続され、前記ロープの他端は防虫網が固定された縦
枠と反対側の縦枠の下端部に取付けられた案内子P4に
半回された後、前記移動桟の一端部に取付けた案内子P
5を経て、その移動桟内をその他端部方向に引き込ま
れ、前記ロープの他端が前記移動桟に固定されているこ
とを特徴とする請求項1記載の折畳み防虫網支持装置。 - 【請求項3】 張力維持手段は、防虫網が固定された縦
枠と反対側の縦枠の上部に一端部を固定した複数本の緊
張用ロープが上横枠内を延長され、前記移動桟の上端部
に取付けた案内子K11,K21を経て前記移動桟に異
なる高さにおいて取付けた案内子K12,K22に半回
され、各ロープが防虫網を水平方向に貫通され、前記防
虫網の固定側の縦枠に取付けた案内子K13,K23に
半回されて、前記複数本のロープの他端部が結合され、
前記防虫網が固定された縦枠と反対側の縦枠の下部に一
端部を固定した複数本の緊張用ロープが下横枠内を延長
され、移動桟の下端部に取付けた案内子K31,K41
を経て前記移動桟に異なる高さにおいて取付けた案内子
K32,K42に巻回され、各ロープが防虫網に水平方
向に貫通して、前記防虫網の固定側の縦枠に取付けた案
内子K33,K43に巻回され、前記複数本のロープの
他端部が結合され、上下の複数本のロープの結合部がコ
イルバネで結合されて構成されていることを特徴とする
請求項1記載の折畳み防虫網支持装置。 - 【請求項4】方形の枠体内に横断面形状がジグザグ状で
伸縮自在の折畳み防虫網を収容し、その防虫網の伸縮方
向一側端を前記枠体の上下いずれか一方の横枠に固定す
ると共に、前記防虫網の伸縮方向他側端を左右両端部が
前記枠体の左右の縦枠に上下の横枠間を移動自在に嵌合
された移動桟に固定し、前記移動桟の上下方向の移動に
より前記防虫網を伸縮させて、前記上下の横枠間の開口
面を開閉するように構成したこと、 前記移動桟に加えられる開閉力を前記移動桟の左右両端
部に分与して、前記移動桟を前記枠体の左右の縦枠に沿
って移動させる分力手段と、前記移動桟の上下方向の位
置に関わりなく、前記移動桟と前記一方の横枠との間に
緊張延在して前記防虫網の弛みを防止する張力維持手段
とを備えたこと、 前記分力手段は、前記枠体の上下いずれか一方の横枠の
両端部に取付けられた案内子P1,P4及び前記枠体の
他方の横枠の両端部に取付けられた案内子P2a,P2
b;P3a,P3bと、これらの各案内子の間に掛け渡
された分力用ロープとを有し、前記分力用ロープは、前
記案内子P1に半回され、一方の縦枠内を通って前記案
内子P2aに半回され、前記他方の横枠内を通って前記
案内子P3aに半回され、前記他方の縦枠内を通って前
記案内子P4に半回され、その案内子P4から再び同一
経路を逆方向に通って前記案内子P3b、P2bに半回
されて、前記案内子P1に戻る閉ループ状に連続されて
おり、かつ、前記案内子P1とP2a又はP2bの間、
及び案内子P4とP3a又はP3bの間において、同一
方向に移動するロープを、前記移動桟の上下端部に結合
してなること、 前記張力維持手段は、前記防虫網が固定された横枠と反
対側の横枠の一端部及び/又は他端部に一端部が固定さ
れた複数本の緊張用ロープが前記一方の縦枠内及び/又
は他方の縦枠内を延長され、移動桟の左端部及び/又は
右端部に取付けた案内子K11,K21,K31,K4
1を経て前記移動桟に異なる位置において取付けた案内
子K12,K22,K32,K42に半回され、各ロー
プが防虫網を垂直方向に貫通され、前記緊張用ロープの
他端部が前記防虫網が固定された横枠に固定されて、前
記移動桟と前記防虫網が固定された横枠との間において
前記緊張用ロープを緊張状態に保持させてなること、 を特徴とする折畳み防虫網支持装置。 - 【請求項5】 分力用ロープの一端は、移動桟の一端部
に接続され、前記ロープの他端は防虫網が固定された横
枠と反対側の横枠の一端部に取付けられた案内子P4に
半回された後、前記移動桟の一端部に取付けた案内子P
5を経て、その移動桟内を他端部方向に引き込まれ、前
記ロープの他端が前記移動桟に固定されていることを特
徴とする請求項4記載の折畳み防虫網支持装置。 - 【請求項6】 張力維持手段は、防虫網が固定された横
枠と反対側の横枠の一端部に一端部を固定した複数本の
緊張用ロープが一方の縦枠内を延長され、前記移動桟の
一端部に取付けた案内子K11,K21を経て前記移動
桟に異なる位置において取付けた案内子K12,K22
に半回され、各ロープが防虫網を垂直方向に貫通され、
前記防虫網の固定側の横枠に取付けた案内子K13,K
23に半回されて、前記複数本のロープの他端部が結合
され、前記防虫網が固定された横枠と反対側の横枠の下
部に一端部を固定した複数本の緊張用ロープが他方の縦
枠内を延長され、移動桟の他端部に取付けた案内子K3
1,K41を経て前記移動桟に異なる位置において取付
けた案内子K32,K42に巻回され、各ロープが防虫
網に垂直方向に貫通して、前記防虫網の固定側の横枠に
取付けた案内子K33,K43に巻回され、前記複数本
のロープの他端部が結合され、上下の複数本のロープの
結合部がコイルバネで結合されて構成されていることを
特徴とする請求項4記載の折畳み防虫網支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21092193A JP3254057B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 折畳み防虫網支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21092193A JP3254057B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 折畳み防虫網支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742465A true JPH0742465A (ja) | 1995-02-10 |
JP3254057B2 JP3254057B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=16597282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21092193A Expired - Fee Related JP3254057B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 折畳み防虫網支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3254057B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015148058A (ja) * | 2014-02-05 | 2015-08-20 | セイキ販売株式会社 | 折畳式スクリーン装置 |
-
1993
- 1993-08-02 JP JP21092193A patent/JP3254057B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015148058A (ja) * | 2014-02-05 | 2015-08-20 | セイキ販売株式会社 | 折畳式スクリーン装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3254057B2 (ja) | 2002-02-04 |
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