JPH0742352U - 土工機械の作業アタッチメント - Google Patents

土工機械の作業アタッチメント

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JPH0742352U
JPH0742352U JP7452693U JP7452693U JPH0742352U JP H0742352 U JPH0742352 U JP H0742352U JP 7452693 U JP7452693 U JP 7452693U JP 7452693 U JP7452693 U JP 7452693U JP H0742352 U JPH0742352 U JP H0742352U
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俊幸 新村
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俊幸 新村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォークグラブの構造を簡素化し、しかも純
正の作動リンクを用いることなく、開閉駆動できるよう
にする。 【構成】 フォークグラブ7を、上フォーク部材8と下
フォーク部材9とで構成する。両フォーク部材8,9の
基端部を、アーム枢着ピン11で連結する。上フォーク
部材8の基端部を、作動リンク枢着孔6に枢着ピン5を
用いて取付ける。下フォーク部材9の基端部に、長孔状
のスライドガイド部12を設ける。このスライドガイド
部12を、取付け孔4に取付けピン3を用いてスライド
可能に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、土工機械のアーム本体先端に着脱交換可能に取付けられる作業アタ ッチメントに係り、特に純正の作動リンクを用いない土工機械の作業アタッチメ ントに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、土工機械の作業アタッチメントとして用いられるフォークグラブは、基 端部を相互に枢着して開閉可能とした上フォーク部材と下フォーク部材とから構 成され、下フォーク部材を、土工機械のアーム本体先端の取付け孔に取付けピン を介して取付けられるとともに、基端がアーム本体の作動リンク枢着孔に枢着ピ ンを介し枢着された純正の作動リンクの先端を上フォーク部材に枢着し、この作 動リンクを、土工機械に組付けられている流体圧シリンダで駆動することにより 開閉作動させるようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のフォークグラブは、土工機械に純正部材として備え付けられている アーム本体,取付けピンおよび作動リンク等を、変更を一切要することなくその まま使用できるため、例えばフォークグラブを使用した後、直ちに掘削バケット に変更して作業を行なうことができる等の利点を有している。
【0004】 ところが、従来のフォークグラブは、純正の作動リンクを使用することを前提 としているため、作動リンクの作動軌跡によってフォークグラブの構造が制限さ れ、構造を一定以上簡素化することができないという問題がある。
【0005】 本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、純正の作動リンクを省略するこ とにより構造を大幅に簡素化することができる土工機械の作業アタッチメントを 提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の請求項1に係る考案は、基端部がアーム本 体の作動リンク枢着孔に枢着される上開閉部材と;基端部がアーム枢着ピンを介 し上開閉部材に枢着される下開閉部材と;下開閉部材に設けられ、アーム本体先 端の取付け孔位置にスライド可能に取付けられるスライドガイド部と;を設け、 土工機械に組付けられている流体圧シリンダを、前記上開閉部材に連結して両開 閉部材を開閉駆動するようにしたことを特徴とする。
【0007】 また、本考案の請求項2に係る考案は、基端部がアーム本体の作動リンク枢着 孔に枢着される下開閉部材と;基端部がアーム枢着ピンを介し下開閉部材に枢着 される上開閉部材と;上開閉部材に設けられ、アーム本体先端の取付け孔位置に スライド可能に取付けられるスライドガイド部と;を設け、土工機械に組付けら れている流体圧シリンダを、前記上開閉部材に連結して両開閉部材を開閉駆動す るようにしたことを特徴とする。
【0008】 また、本考案の請求項3に係る考案は、基端部がアーム本体の作動リンク枢着 孔に枢着される上開閉部材と;基端部がアーム本体先端の取付け孔に枢着される 下開閉部材と;前記両開閉部材の間に設けられ、上開閉部材と下開閉部材とを連 動させる連動機構と;を設け、土工機械に組付けられている流体圧シリンダを、 前記上開閉部材に連結して両開閉部材を開閉駆動するようにしたことを特徴とす る。
【0009】 また、本考案の請求項4に係る考案は、基端部がアーム本体の作動リンク枢着 孔に枢着される下開閉部材と;基端部がアーム本体先端の取付け孔に枢着される 上開閉部材と;前記両開閉部材の間に設けられ、上開閉部材と下開閉部材とを連 動させる連動機構と;を設け、土工機械に組付けられている流体圧シリンダを、 前記上開閉部材に連結して両開閉部材を開閉駆動するようにしたことを特徴とす る。
【0010】 また、本考案の請求項5に係る考案は、連動機構を、いずれか一方の開閉部材 に設けられいずれか他方の開閉部材上の一点をスライド可能にガイドするスライ ドガイド部で構成するようにしたことを特徴とする。
【0011】 また、本考案の請求項6に係る考案は、基端部がアーム本体先端の取付け孔に 枢着される下開閉部材と;基端部がアーム枢着ピンを介し下開閉部材に枢着され る上開閉部材と;上開閉部材に設けられ、アーム本体の作動リンク枢着孔位置に スライド可能に取付けられるスライドガイド部と;を設け、土工機械に組付けら れている流体圧シリンダを、前記上開閉部材に連結して両開閉部材を開閉駆動す るようにしたことを特徴とする。
【0012】 さらに、本考案の請求項7に係る考案は、基端部がアーム本体先端の取付け孔 に枢着される上開閉部材と;基端部がアーム枢着ピンを介し上開閉部材に枢着さ れる下開閉部材と;下開閉部材に設けられ、アーム本体の作動リンク枢着孔位置 にスライド可能に取付けられるスライドガイド部と;を設け、土工機械に組付け られている流体圧シリンダを、前記上開閉部材に連結して両開閉部材を開閉駆動 するようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】
本考案の請求項1に係る考案においては、上開閉部材の基端部がアーム本体の 作動リンク枢着孔に枢着され、この上開閉部材には、下開閉部材の基端部がアー ム枢着ピンを介して枢着される。そしてこの下開閉部材には、アーム本体先端の 取付け孔位置にスライド可能に取付けられるスライドガイド部が設けられている 。このため、土工機械に組付けられている流体圧シリンダを上開閉部材に連結す ることにより、両開閉部材を、純正の作動リンクを用いることなく開閉駆動する ことが可能となる。
【0014】 また、本考案の請求項2に係る考案においては、前記請求項1に係る考案にお ける作業アタッチメントの上下を反転させ、その上開閉部材に流体圧シリンダを 連結している。このため、請求項1に係る考案と同様の作動が得られる。
【0015】 また、本考案の請求項3に係る考案においては、上開閉部材の基端部が作動リ ンク枢着孔に、また下開閉部材の基端部が取付け孔にそれぞれ枢着され、これら 両開閉部材は、連動機構により連動している。このため、流体圧シリンダを上開 閉部材に連結することにより、請求項1に係る考案と同様の作動が得られる。
【0016】 また、本考案の請求項4に係る考案においては、前記請求項3に係る考案にお ける作業アタッチメントの上下を反転させ、その上開閉部材に流体圧シリンダを 連結している。このため、請求項3に係る考案と同様の作動が得られる。
【0017】 また、本考案の請求項5に係る考案においては、連動機構が、長孔あるいはレ ール等のスライドガイド部で構成されている。このため、簡単な構造でスムース な作動が得られる。
【0018】 また、本考案の請求項6に係る考案においては、下開閉部材が取付け孔に枢着 され、この下開閉部材には、上開閉部材の基端部がアーム枢着ピンを介して枢着 される。そしてこの上開閉部材には、スライドガイド部が設けられている。この ため、流体圧シリンダを上開閉部材に連結することにより、請求項1に係る考案 と同様の作動が得られる。
【0019】 さらに、本考案の請求項7に係る考案においては、前記請求項6に係る考案に おける作業アタッチメントの上下を反転させ、その上開閉部材に流体圧シリンダ を連結している。このため、請求項6に係る考案と同様の作動が得られる。
【0020】
【実施例】
以下、本考案を図面を参照して説明する。 図1および図2は、本考案の第1実施例に係る土工機械の作業アタッチメント を示すもので、図中、符号1はパワーショベル等の土工機械のブーム(図示せず )に連結されているアーム本体であり、このアーム本体1には、その基端に一端 を連結した油圧シリンダ2が設けられている。
【0021】 前記アーム本体は、周知のように先端に各種作業アタッチメントを取付けピン 3を介し着脱交換可能に取付けるための取付け孔4を有しており、この取付け孔 4の後方には、図示しない純正の作動リンクの下端部を枢着ピン5を介し枢着す るための作動リンク枢着孔6が設けられている。そして、後述するフォークグラ ブ7は、前記両ピン3,5を介してアーム本体1の先端部に取付けられ、前記油 圧シリンダ2の伸縮作動により開閉駆動されるようになっている。
【0022】 前記フォークグラブ7は、図1および図2に示すように、上フォーク部材8と 下フォーク部材9との2つの部材のみにより構成されており、前記油圧シリンダ 2は、上フォーク部材8に連結ピン10を介し連結され、その伸縮作動により両 フォーク部材8,9を開閉駆動するようになっている。
【0023】 すなわち、前記両フォーク部材8,9は、図1および図2に示すように、基端 部がアーム枢着ピン11を介し相互に枢着されており、上フォーク部材8は、そ の基端部が作動リンク枢着孔6に枢着ピン5を介し枢着されている。
【0024】 また、前記下フォーク部材9は、図1および図2に示すように、その基端部に 下フォーク部材9の長手方向に長い孔状をなすスライドガイド部12を有してお り、下フォーク部材9は、このスライドガイド部12に挿通される取付けピン3 を介し、取付け孔4にスライド可能に取付けられている。
【0025】 次に、本実施例の作用について説明する。 図1は、油圧シリンダ2の縮小状態を示しており、この状態では、両フォーク 部材8,9は開いた状態となっている。
【0026】 この状態から、油圧シリンダ2を伸長作動させると、上フォーク部材8が作動 リンク枢着孔6位置を支点として下方に揺動し始め、この動きがアーム枢着ピン 11を介し下フォーク部材9に伝えられる。そして、下フォーク部材9が、上フ ォーク部材8に連動して上方に揺動し、やがて図2に示すように、両フォーク部 材8,9が完全に閉じた状態となる。すなわち、油圧シリンダ2の伸縮作動によ り、フォークグラブ7が開閉駆動される。
【0027】 しかして、フォークグラブ7が上下のフォーク部材8,9のみで構成され、し かも従来必須であった純正の作動リンクも省略できるので、構造を大幅に簡素化 することができ、軽量化およびコストダウンを図ることができる。
【0028】 図3および図4は、本考案の第2実施例を示すもので、前記第1実施例におけ るフォークグラブ7に代え、フォークグラブ27を用いるようにしたものである 。
【0029】 すなわち、このフォークグラブ27は、図3および図4に示すように、前記第 1実施例におけるフォークグラブ7の上下を反転させた構造をなしており、アー ム枢着ピン11を介し基端部が相互に枢着された両フォーク部材8,9は、下フ ォーク部材9が、作動リンク枢着孔6に枢着ピン5を介して枢着され、また上フ ォーク部材8が、スライドガイド部12に挿通される取付けピン3を介して取付 け孔4にスライド可能に取付けられている。そして、油圧シリンダ2の先端は、 上フォーク部材8に連結ピン10を介して連結されている。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0030】 しかして、本実施例のフォークグラブ27を用いても、前記第1実施例と同様 の効果が期待できる。
【0031】 図5および図6は、本考案の第3実施例を示すもので、前記第1実施例におけ るフォークグラブ7に代え、フォークグラブ37を用いるようにしたものである 。
【0032】 すなわち、このフォークグラブ37は、図5および図6に示すように、上フォ ーク部材8の基端部が、枢着ピン5を介し作動リンク枢着孔6に枢着されている とともに、下フォーク部材8の基端部が、取付けピン3を介し取付け孔4に枢着 されており、これら両フォーク部材8,9の相互の基端部は、下フォーク部材9 に設けたスライドガイド部12に挿通されるアーム枢着ピン11を介し、スライ ド可能に連結されている。そして、油圧シリンダ2の先端は、上フォーク部材8 に連結ピン10を介して連結されている。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0033】 しかして、本実施例のフォークグラブ37を用いても、前記第1実施例と同様 の効果が期待できる。
【0034】 図7および図8は、本考案の第4実施例を示すもので、前記第1実施例におけ るフォークグラブ7に代え、フォークグラブ47を用いるようにしたものである 。
【0035】 すなわち、フォークグラブ47は、図7および図8に示すように、前記第3実 施例におけるフォークグラブ37の上下を反転させた構造をなしており、上フォ ーク部材8が、取付けピン3を介して取付け孔4に枢着されているとともに、下 フォーク部材9が、枢着ピン5を介して作動リンク枢着孔6に枢着されている。 また、これら両フォーク部材8,9の相互の基端部は、上フォーク部材8に設け たスライドガイド部12に挿通されるアーム枢着ピン11を介し、スライド可能 に枢着されている。そして、油圧シリンダ2の先端は、上フォーク部材8に連結 ピン10を介して連結されている。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0036】 しかして、本実施例のフォークグラブ47を用いても、前記第1実施例と同様 の効果が期待できる。
【0037】 図9および図10は、本考案の第5実施例を示すもので、前記第1実施例にお けるフォークグラブ7に代え、フォークグラブ57を用いるようにしたものであ る。
【0038】 すなわち、このフォークグラブ57は、図9および図10に示すように、前記 第3実施例におけるフォークグラブ37とほぼ同一構成となっており、フォーク グラブ37と異なる点は、スライドガイド部12が上フォーク部材8に設けられ 、このスライドガイド部12に挿通されるアーム枢着ピン11を介して、両フォ ーク部材8,9がスライド可能に連結されている点のみである。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0039】 しかして、本実施例のフォークグラブ57を用いても、前記第1実施例と同様 の効果が期待できる。
【0040】 図11および図12は、本考案の第6実施例を示すもので、前記第1実施例に おけるフォークグラブ7に代え、フォークグラブ67を用いるようにしたもので ある。
【0041】 すなわち、このフォークグラブ67は、図11および図12に示すように、前 記第4実施例におけるフォークグラブ47とほぼ同一構成となっており、フォー クグラブ47と異なる点は、スライドガイド部12が下フォーク部材9に設けら れ、このスライドガイド部12に挿通されるアーム枢着ピン11を介して、両フ ォーク部材8,9がスライド可能に連結されている点のみである。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0042】 しかして、本実施例のフォークグラブ67を用いても、前記第1実施例と同様 の効果が期待できる。
【0043】 図13および図14は、本考案の第7実施例を示すもので、前記第1実施例に おけるフォークグラブ7に代え、フォークグラブ77を用いるようにしたもので ある。
【0044】 すなわち、このフォークグラブ77は、図13および図14に示すように、両 フォーク部材8,9の基端部が、アーム枢着ピン11を介して相互に枢着されて いるとともに、下フォーク部材9の基端部が、取付けピン3を介して取付け孔4 に枢着されており、上フォーク部材8は、その基端部に設けたスライドガイド部 12に挿通される枢着ピン5を介して、作動リンク枢着孔6にスライド可能に取 付けられている。そして、油圧シリンダ2の先端は、上フォーク部材8に連結ピ ン10を介して連結されている。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0045】 しかして、本実施例のフォークグラブ77を用いても、前記第1実施例と同様 の効果が期待できる。
【0046】 図15および図16は、本考案の第8実施例を示すもので、前記第1実施例に おけるフォークグラブ7に代え、フォークグラブ87を用いるようにしたもので ある。
【0047】 すわちち、このフォークグラブ87は、図15および図16に示すように、前 記第7実施例におけるフォークグラブ77の上下を反転させた構造をなしており 、アーム枢着ピン11を介し基端部が相互に枢着された両フォーク部材8,9は 、上フォーク部材8の基端部が、取付けピン3を介し取付け孔4に枢着され、ま た下フォーク部材9が、その基端部に設けたスライドガイド部12に挿通される 枢着ピン5を介し、作動リンク枢着孔6にスライド可能に取付けられている。そ して、油圧シリンダ2の先端は、上フォーク部材8に連結ピン10を介して連結 されている。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0048】 しかして、本実施例のフォークグラブ87を用いても、前記第1実施例と同様 の効果が期待できる。
【0049】 なお、前記各実施例においては、いずれもスライドガイド部12が長孔状をな す場合について説明したが、例えばレール状に形成し、取付けピン3,枢着ピン 4あるいはアーム枢着ピン11の先端を、このレール状のスライドガイド部12 に係合させるようにしてもよく、またアーム枢着ピン11の場合には、ピン以外 の例えば突起をスライドガイド部12に係合させるようにしてもよい。そして、 このように構成しても、前記各実施例と同様の効果が期待できる。
【0050】 また、前記各実施例においては、スライドガイド部12が、両端閉塞で各所同 一幅の完全な長孔状をなす場合について説明したが、例えばスライドガイド部1 2の一端を開放して一端開放の長孔状としたり、スライドガイド部12の長手方 向任意位置に、幅広の拡大部を設けるようにしてもよい。
【0051】 さらに、前記各実施例においては、いずれも作業アタッチメントとして、フォ ークグラブ7,27,37,47,57,67,77,87に適用される場合つ いて説明したが、例えば掘削バケット等、他の作業アタッチメントにも同様に適 用でき、同様の効果が期待できる。
【0052】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の請求項1に係る考案は、上開閉部材の基端部を 作動リンク枢着孔に枢着するとともに、この上開閉部材に下開閉部材の基端部を アーム枢着ピンを介して枢着し、この下開閉部材に、取付け孔位置にスライド可 能に取付けられるスライドガイド部を設けているので、土工機械に組付けられて いる流体圧シリンダを、上開閉部材に連結することにより、両開閉部材を純正の 作動リンクを用いることなく開閉駆動することができ、構造の簡素化,軽量化お よびコストダウンを図ることができる。
【0053】 また、本考案の請求項2に係る考案は、前記請求項1に係る考案における作業 アタッチメントの上下を反転させ、その上開閉部材に流体圧シリンダを連結して いるので、請求項1に係る考案と同様の効果が期待できる。
【0054】 また、本考案の請求項3に係る考案は、上開閉部材の基端部を作動リンク枢着 孔に、また下開閉部材の基端部を取付け孔にそれぞれ枢着し、これら両開閉部材 を連動機構により連動させているので、流体圧シリンダを上開閉部材に連結する ことにより、請求項1に係る考案と同様の効果が得られる。
【0055】 また、本考案の請求項4に係る考案は、前記請求項3に係る考案における作業 アタッチメントの上下を反転させ、その上開閉部材に流体圧シリンダを連結して いるので、請求項3に係る考案と同様の効果が得られる。
【0056】 また、本考案の請求項5に係る考案は、連動機構を、長孔あるいはレール等の スライドガイド部で構成しているので、簡単な構造でスムースな作動が得られる 。
【0057】 また、本考案の請求項6に係る考案は、下開閉部材を取付け孔に枢着するとと もに、この下開閉部材に、上開閉部材の基端部をアーム枢着ピンを介し枢着し、 この上開閉部材にスライドガイド部を設けるようにしているので、流体圧シリン ダを上開閉部材に連結することにより、請求項1に係る考案と同様の効果が得ら れる。
【0058】 さらに、本考案の請求項7に係る考案は、前記請求項6に係る考案における作 業アタッチメントの上下を反転させ、その上開閉部材に流体圧シリンダを連結し ているので、請求項6に係る考案と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る土工機械の作業アタ
ッチメントを示す開状態の構成図である。
【図2】図1と同様の閉状態の構成図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す図1相当図である。
【図4】図3と同様の図2相当図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す図1相当図である。
【図6】図5と同様の図2相当図である。
【図7】本考案の第4実施例を示す図1相当図である。
【図8】図7と同様の図2相当図である。
【図9】本考案の第5実施例を示す図1相当図である。
【図10】図9と同様の図2相当図である。
【図11】本考案の第6実施例を示す図1相当図であ
る。
【図12】図11と同様の図2相当図である。
【図13】本考案の第7実施例を示す図1相当図であ
る。
【図14】図13と同様の図2相当図である。
【図15】本考案の第8実施例を示す図1相当図であ
る。
【図16】図15と同様の図2相当図である。
【符号の説明】
1 アーム本体 2 油圧シリンダ 3 取付けピン 4 取付け孔 5 枢着ピン 6 作動リンク枢着孔 7,27,37,47,57,67,77,87 フォ
ークグラブ 8 上フォーク部材 9 下フォーク部材 10 連結ピン 11 アーム枢着ピン 12 スライドガイド部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部がアーム本体の作動リンク枢着孔
    に枢着される上開閉部材と;基端部がアーム枢着ピンを
    介し上開閉部材に枢着される下開閉部材と;下開閉部材
    に設けられ、アーム本体先端の取付け孔位置にスライド
    可能に取付けられるスライドガイド部と;を備え、土工
    機械に組付けられている流体圧シリンダは、前記上開閉
    部材に連結されて両開閉部材を開閉駆動することを特徴
    とする土工機械の作業アタッチメント。
  2. 【請求項2】 基端部がアーム本体の作動リンク枢着孔
    に枢着される下開閉部材と;基端部がアーム枢着ピンを
    介し下開閉部材に枢着される上開閉部材と;上開閉部材
    に設けられ、アーム本体先端の取付け孔位置にスライド
    可能に取付けられるスライドガイド部と;を備え、土工
    機械に組付けられている流体圧シリンダは、前記上開閉
    部材に連結されて両開閉部材を開閉駆動することを特徴
    とする土工機械の作業アタッチメント。
  3. 【請求項3】 基端部がアーム本体の作動リンク枢着孔
    に枢着される上開閉部材と;基端部がアーム本体先端の
    取付け孔に枢着される下開閉部材と;前記両開閉部材の
    間に設けられ、上開閉部材と下開閉部材とを連動させる
    連動機構と;を備え、土工機械に組付けられている流体
    圧シリンダは、前記上開閉部材に連結されて両開閉部材
    を開閉駆動することを特徴とする土工機械の作業アタッ
    チメント。
  4. 【請求項4】 基端部がアーム本体の作動リンク枢着孔
    に枢着される下開閉部材と;基端部がアーム本体先端の
    取付け孔に枢着される上開閉部材と;前記両開閉部材の
    間に設けられ、上開閉部材と下開閉部材とを連動させる
    連動機構と;を備え、土工機械に組付けられている流体
    圧シリンダは、前記上開閉部材に連結されて両開閉部材
    を開閉駆動することを特徴とする土工機械の作業アタッ
    チメント。
  5. 【請求項5】 連動機構は、いずれか一方の開閉部材に
    設けられいずれか他方の開閉部材上の一点をスライド可
    能にガイドするスライドガイド部で構成されていること
    を特徴とする請求項3または4記載の土工機械の作業ア
    タッチメント。
  6. 【請求項6】 基端部がアーム本体先端の取付け孔に枢
    着される下開閉部材と;基端部がアーム枢着ピンを介し
    下開閉部材に枢着される上開閉部材と;上開閉部材に設
    けられ、アーム本体の作動リンク枢着孔位置にスライド
    可能に取付けられるスライドガイド部と;を備え、土工
    機械に組付けられている流体圧シリンダは、前記上開閉
    部材に連結されて両開閉部材を開閉駆動することを特徴
    とする土工機械の作業アタッチメント。
  7. 【請求項7】 基端部がアーム本体先端の取付け孔に枢
    着される上開閉部材と;基端部がアーム枢着ピンを介し
    上開閉部材に枢着される下開閉部材と;下開閉部材に設
    けられ、アーム本体の作動リンク枢着孔位置にスライド
    可能に取付けられるスライドガイド部と;を備え、土工
    機械に組付けられている流体圧シリンダは、前記上開閉
    部材に連結されて両開閉部材を開閉駆動することを特徴
    とする土工機械の作業アタッチメント。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016117989A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 キャタピラー エス エー アール エル 作業用走行機体におけるフロントアタッチメント

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