JPH0742329U - びん等をつかんで自動濯ぎ殺菌機に適切に載せるための可動ジョーを備えたプライヤ - Google Patents

びん等をつかんで自動濯ぎ殺菌機に適切に載せるための可動ジョーを備えたプライヤ

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JPH0742329U
JPH0742329U JP7447093U JP7447093U JPH0742329U JP H0742329 U JPH0742329 U JP H0742329U JP 7447093 U JP7447093 U JP 7447093U JP 7447093 U JP7447093 U JP 7447093U JP H0742329 U JPH0742329 U JP H0742329U
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ルカ・プシネリ
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オッフィチーネ・アベ・ソシエタ・ペル・アチオニ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 本考案は、2つの可能性をもたらす新規な移動部材を有
するプライヤに関するものである。実際に、大径のびん
又はつぼをプライヤでつかむことができるように大きな
能力を達成するまで移動部材によりプライヤを開く。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガラス、セラミック、プラスチック材料等からなる、びん、つぼ又 はこれらに類するものをつかむための、可動ジョーを備えたプライヤに関するも のである。 本考案にかかるプライヤは、前述の容器を、自動又は半自動の回転式又はライ ン式の機械装置によって行われる洗浄、濯ぎ又は殺菌に際して、つかみかつ移動 させるようになっている。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、びん又はこれに類するものを洗浄し、濯ぎ及び/又は殺菌 するための特別な自動機械装置が提案されている。このような自動機械装置は、 ある固定された経路でびんを移動させるびん把持手段を含んでおり、該経路にお いてびんは、通常、水、殺菌剤、空気、ガスその他の処理物質を供給するノズル の上にその口が位置するように転置される。 一般に知られている把持手段は、通常、ジョーの把持動作及び開き動作の両方 を生じさせることができる手段の動作によってびんの首部をつかむ、一対のピボ ットジョーを備えたプライヤを含むいくつかの型からなる。
【0003】 ジョーの開き動作及び閉じ動作は、ジョー用の制御部の変位を生じさせる押圧 手段によって行われることになる。このような仕掛けは、ピボットの後側に配置 される、傾斜した溝部、てこ装置又はこれらに類するもの中でスライドするピン であってもよい。 ピボット又はてこは、普通、把持動作又は解離動作の段階では、ロッド又はス ライドアセンブリに作用するカム又はその他の押圧手段によって制御される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる一般に知られた、つかむためのプライヤにおいて見出だされる主な不具 合の1つは、もし開き動作量にガードがかけられるようになっている場合は、た とえ形が決められていたとしても溝部がびんの完全な把持を許容しないので、ジ ョーの溝部の中でスライドピボットを制御し調整するの困難であるといったこと である。もう1つは、てこの制御において限定された可動性及び実行性を得るの がむずかしく、上記制御が実行されるのが困難であり、プライヤが大径の容器の 広い開口部に届かなくなるといったことである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
本考案では、本考案にかかるプライヤに2つの可能性を有する新規な移動部材 が設けられているので、前述の不具合及びその結果生じる他の不具合が解消され る。実際には、一方では、かかる移動部材が、プライヤが大きな広がりに達する まで開かれて該プライヤが大きな直径を有するびん又はつぼをもつかむことを可 能ならしめる。もう一方では、かかる移動部材が、開き動作量に影響を与えるこ となく他のどのようなプライヤよりも強いつかみ動作が得られるように、ジョー の有効な復帰動作を生ぜしめる。
【0006】 上述した一般的な目的の範囲内にて、本考案のプライヤはジョーを備え、該ジ ョーの延長部に従い動作する開動部材と閉動部材とによって上記ジョーは対称的 に動作し、上記延長部はピンの後ろに配置されカム形状である。上記カム形状部 品の形状及び方向は、上記ジョーの要求開度に基づキ種々の角度に変化すること ができる。本考案による独特のプライヤは、上記カム形状である延長部の内側部 の方向がスラスト線にほぼ平行であり、上記内側部は閉るときのスラストによっ て関係し、よって上記ジョーの戻り動作がびんの効果的な把持に必要な非常に強 い力に達することができるというものである。
【0007】 実際に、本考案は、回転木馬形状もしくは直線形状の、すすいだりもしくは殺 菌する機械に好ましくは自動的に装着するためびんもしくはそのようなものを把 持するために移動可能なジョーを有するプライヤに関するものであり、以下の特 徴を有する。即ち、両方のジョーはアッセンブリを支持する一つのジョーを中心 にして回転し、ピンの後ろに配置される延長部を示しており、そのような延長部 は、曲線もしくは直線からなり可変の角度を持った傾斜部を有するカム形状であ り、それぞれのジョーのカム形状の延長部は複数対のピンによって捕捉され、上 記ピンは2つずつ押し及び/又は引っ張りスライダに配置され、該スライダは予 め負荷が印加されたスプリングに対向して配置され、該スプリングは上記スライ ダにしっかり取り付けられたシャフトに設けられ、そして上記延長部は上記ジョ ーとアッセンブリを支持するジョーとの間に配置され、上記押し及び引っ張り動 作は上記ジョーのカム形状の延長部における上記スライダのピンによって行われ そして上記スライダに従って動作する通常のスラスト手段の介在により上記ジョ ーの開閉動作を誘発し、上記ジョーのカム形状の延長部は要求された開き量及び 把持力に応じて種々の角度をなすことができる。
【0008】
【実施例】
図面を参照すれば、参照番号1は、好ましくは、回転木馬形状又は直線形状の 自動濯ぎ殺菌機において装着されるびん又はそれと同様なものをつかむプライヤ を示す。本質的には、そのプライヤ1は2つのピン3に対して軸対称でピン3を 中心にして回転される2つのジョー2からなる。2つのジョー2は互いにミラー の如く面対称の形状を有する。上記2つのジョー2のための2つのピン3は、2 つのアーム5を備えたL形状のブラケット4に堅固に固定される。2つのアーム 5は上記濯ぎ殺菌機の固定された部分上にジョー支持アッセンブリを装着するた めに用いられる。ブラケット4はまた、平行な2つのキャビティ7を形成する2 つの付属部分6を備えて提供され、その2つのキャビティ7の機能は後述される 。
【0009】 2つのジョー2の各前端は上記ブラケット4から外側にせり出し、半円のよう な形状を有する。上記2つのジョー2の各前端はびんの首部をつかむための従来 の2つのパッド8を備えて提供される。2つのジョー2の後方の各部分はそれぞ れ上記2つのピン3の後方に設けられ、2つのジョー2の開く/つかむ、すなわ ち開閉動作を制御する部材によって関係している2つのカム形状の延長部9を形 成する。当該2つのカム形状の延長部9は事実、上記延長部9とブラケット4の 付属部分6との間で摺動する中心スライダ12に固定された1対のピン10と1 1の間に含まれる。スライダ12はシャフト13上の両方のジョー2の間の仮想 の中心線に沿って軸方向に摺動し、上記シャフト13自身上に設けられた予め付 勢されたスプリングによってブラケット4の外側に向かって所定の押し出し位置 で保持される。前述のように、2つのピン10と11はスライダ12上に固定さ れる。
【0010】 カム形状の延長部9は、その側部がピンによって規制されるとともに、上側ク ロジングプレート15によって保持されている。更に、スライダ12は、その押 し引きの動作が、前述しブラケット4の平行なキャビティ7に沿ってスライドす るガイドロール16によって案内されている。 カム形状の延長部9は、スライダが前進動作中は、ジョーが開くようにするた めに外側のピン10が両方のカム形状の延長部の外側面を押圧するのに対して、 スライダの戻り局面では、ジョーが閉じるようにするために内側のピン11が両 方のカム形状の延長部の内側面を押圧するような形状に形成されている。
【0011】 ジョーの最大開度とびんの首部に対するクランプ力については、上記延長部の 形状が非常に重要である。というのは、カム延長部の外側面の角度を変えること によって多少なりとも広い開度を達成することが可能であり、一方、カム延長部 の内側面の形状はジョーでびんの首部をつかむ力を決定付けるからである。
【0012】 それぞれのカム延長部9を備えたジョー2の好ましい形状が図4に示されてい る。この図4では、カム形状の延長部9の外側面が、ジョーのグリップエンドに 向かって値を増す角度で僅かに曲げられていることが認められるのに対して、内 側面は、大きく曲げられた初期の部分とスライダの中央のスライド軸にほとんど 平行な最終の部分を有する折れ線を示している。
【0013】 上述したような大きさ、形状は、ピン11が引っ込められたときにカム形状の 延長部の内側面における第1の部分がジョーにクランプ動作を行わせるようにす る一方、傾斜の緩い第2の部分が、びんの首部のクランプを手助けし完成させ、 そして、しばしば急速な変位となるのであるが、びんが変位する間、ジョーが部 分的にびんの首部を解放しないようにすることを許容する。 従って、カム形状の延長部9の角度と方向の変化が、ピン10及び11がこれ らピンが取り付けられているスライダと共に変位する間にジョーが行う動作の変 化をもたらすのは明らかである。
【0014】 最後に、両方のカム形状の延長部の端末部分は、外側のピン10とスライダ1 2のスライドする部分全体に対して、最大引っ込み位置を決定付ける停止歯17 を備えている。 ジョーの開き動作を行わせるためのスライダの前進動は、カムやその他の公知 のスラスト装置によって引き起こされる。一方、スライダの後退動は、スライダ 自体のスライドシャフト13に配設された、予圧が付与されたスプリング14に よって引き起こされる。 本考案に係るつかみプライヤが、好ましい解決法によって記載され開示された が、本考案の保護の範囲内において種々の変形が与えられ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案によるプライヤの全体図であり閉じた
状態の平面図である。
【図2】 図1に示すプライヤの開いた状態を示す平面
図である。
【図3】 本考案のプライヤの側面図である。
【図4】 ジョーの詳細図である。
【図5】 ジョーの支持部をはっきり表したプライヤの
図である。
【符号の説明】
1…プライヤ、2…ジョー、3…ピン、4…ブラケッ
ト、9…延長部、10,11…ピン、12…スライダ、
13…シャフト、14…スプリング、16…ロール、1
7…停止歯。

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 好ましくは自動の円陣型もしくは線形の
    すすぎ殺菌機に装着するためのびんもしくは同様のもの
    を把持するための可動のジョーを有するプライヤにおい
    て、支持ブラケット(4)に枢着されている両ジョー
    (2)がピン(3)の背後に配置されるとともに傾斜
    し、湾曲するかまたは直線状の部分を有する実質的にカ
    ムのように形成された、角度が可変である、延長部
    (9)を備え、各ジョー(2)のカム形状の延長部
    (9)が一対のピン(10,11)により捕捉され、一
    つのピン(10)は上記延長部(9)の外側に配置され
    るとともにいま一つのピン(11)が上記延長部(9)
    の内側に配置されており、上記ピン(10,11)は押
    しおよび/または引張りスライダ(12)に2つずつ結
    合されており、このスライダ(12)は、それに固定さ
    れているスライドシャフト(13)に設けられた予め負
    荷が印加されたスプリング(14)に対抗して配置され
    ていることを特徴とするプライヤ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプライヤにおいて、上記
    スライダ(12)がジョー(2)の後部延長部(9)と
    支持ブラケット(4)との間に配置されるとともに、支
    持ブラケット(4)に設けられた平行な凹部(7)に沿
    ってスライドするロール(16)もしくは同様のものに
    よりその押しおよび引張り運動に案内されるプライヤ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載されたプライヤに
    おいて、上記ジョー(2)のカム形状の延長部(9)に
    上記スライダ(12)の上記ピン(10,11)により
    行われる押しおよび引張り動作が上記スライダ(12)
    に作用する通常のスラスト手段の介在を通して上記ジョ
    ー(2)の開きと閉じをそれぞれ行なわせるプライヤ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載され
    たプライヤにおいて、上記ジョー(2)のカム形状の延
    長部(9)が所望の開き量および所望のクランプ力によ
    るいかなる角度も示すことができるプライヤ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載され
    たプライヤにおいて、上記カム延長部(9)の形状が、
    上記ジョー(2)の開きを決定するように上記スライダ
    (12)の前進運動の間に外側ピン(10)が上記カム
    形状の延長部の外側を押す一方、上記ジョー(2)のク
    ランプを決定するように上記スライダ(12)の戻り段
    階の間に上記内側ピン(11)が上記カム形状を有する
    延長部(9)の内側を押すようなものであるプライヤ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載され
    たプライヤにおいて、上記カム形状を有する上記延長部
    (9)の好ましい形状が、上記延長部(9)の外側が上
    記ジョーの把持部に向かって増加する角度を有する僅か
    に曲がった輪郭を有する一方、内側が折れ線を示し、始
    めの部分が大きなな角度を有するとともに終わりの部分
    が上記スライダ(12)のスライド中間軸にほぼ平行し
    ているようなものであるプライヤ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載され
    たプライヤにおいて、上記カム形状の延長部(9)の最
    終部分が上記外側ピン(11)および上記スライダ(1
    2)の全スライド部分のための最大引っ込み位置を決定
    する停止歯(17)を備えるプライヤ。
JP7447093U 1993-12-29 1993-12-29 容器把持用プライヤ Expired - Lifetime JP2562710Y2 (ja)

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JP2562710Y2 JP2562710Y2 (ja) 1998-02-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015530329A (ja) * 2012-07-23 2015-10-15 フェラーク・アクチェンゲゼルシャフトFerag Aktiengesellschaft グリッパ

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