JPH0742047A - エアジェット式織機用緯糸検出装置 - Google Patents

エアジェット式織機用緯糸検出装置

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JPH0742047A
JPH0742047A JP19121593A JP19121593A JPH0742047A JP H0742047 A JPH0742047 A JP H0742047A JP 19121593 A JP19121593 A JP 19121593A JP 19121593 A JP19121593 A JP 19121593A JP H0742047 A JPH0742047 A JP H0742047A
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JP
Japan
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weft
air jet
detecting device
light
receiving element
Prior art date
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Pending
Application number
JP19121593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Tsuji
幸広 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筬羽間に挿着される直線的な光透過式の緯糸
検出装置において、隣接する筬羽が経糸の運動により振
動し、その影響をうけても正確に緯糸を検出することの
できる小型化されたエアジェット式織機用緯糸検出装置
を提供する。 【構成】 筬羽(8)に形成された緯糸ガイド溝(9)
を飛走する緯糸(W)を検出するための、筬羽間に挿着
される直線的な光透過式のエアジェット式織機用緯糸検
出装置(1)を、スレー(7)に対する取付部(6)を
形成する基部(2)と、前記緯糸ガイド溝と同形状の切
欠部(10)を有し、この切欠部を挟んで対向する発光
素子(4)と受光素子(5)の少なくとも一方を一体的
に埋設した、装着される筬羽間の間隙にほぼ等しいかま
たはそれより薄い厚さを有する透明な板状挿入部(3)
とから構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エアジェット式織機
用緯糸検出装置に関し、特に、筬羽に形成された緯糸ガ
イド溝を飛走する緯糸を検出するために、筬羽間に挿着
される光透過式のエアジェット式織機用緯糸検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エアジェット式織機には、緯入れ
ミスを検出するために緯糸検出装置が設けられている。
この緯糸検出装置としては、各種の形式のものが使用さ
れているが、特に、応答速度が速く、安定的に作動する
光学式のものが多く使用されている。この光学式緯糸検
出装置には、発光素子からの光を緯糸に反射させ、その
光を受光素子で受けて緯糸を検出する光反射式のもの
と、発光素子からの光を緯糸が遮断するのを受光素子で
検出する光透過式のものとが知られている。
【0003】光反射式のものは、飛走する緯糸の通路に
発光素子からの光が正確に達し、緯糸に反射した光が正
確に受けられる必要があり、その設置や管理が困難であ
る。また、振動により光軸の変化を生じ易いので、運動
部材、例えば、スレーなどに取り付けて利用するには適
していない。これに対し、光透過式のものは、広い範囲
を探索することができ、ノイズに強く、信号が取り易い
ので、スレーの筬羽間に挿着される緯糸検出装置として
利用することができる。
【0004】従来のこの種の光透過式の緯糸検出装置と
しては、発光素子と受光素子とを筬羽の後方に設置し、
両素子間に板状のプリズムやミラーを介して、発光素子
からの光が筬羽によって形成された緯糸ガイド溝を横断
し、受光素子に入光する光経路を形成するものが知られ
ている(特開昭60ー104560号公報、特開平3ー
180549号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の光透過式の緯糸検出装置にあっては、光経路が長くな
るために光強度を大きくする必要があり、発光素子や受
光素子の大型化が避けられないばかりでなく、両者の光
軸を一致させるように両者を固定しても、隣接する筬羽
が経糸の運動によって振動するために、その影響をうけ
て長い光経路を形成する板状のプリズムが振動し、それ
らの光軸にずれが生じ、正確な緯糸の検出が困難であっ
た。なお、このような問題を避けるために、隣接する筬
羽に経糸の通らない位置に緯糸検出装置を設置する場合
には、緯糸の無駄を避けることができないという問題点
があった。
【0006】この発明は、このような従来の問題を解決
するためになされたもので、筬羽間に挿着される光透過
式の緯糸検出装置において、隣接する筬羽が経糸の運動
によって振動し、その影響をうけても正確に緯糸を検出
することのできる小型化されたエアジェット式織機用緯
糸検出装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、筬羽に形成された緯糸ガイド溝を飛走
する緯糸を検出するために、筬羽間に挿着される直線的
な光透過式のエアジェット式織機用緯糸検出装置におい
て、スレーに対する取付部を形成する基部と、緯糸ガイ
ド溝と同形状の切欠部を有し、この切欠部を挟んで対向
する発光素子と受光素子の少なくとも一方を一体的に埋
設した、挿着される筬羽間の間隙に等しいかまたはそれ
以下の厚さを有する透明な板状挿入部とから構成したも
のである。なお、少なくとも受光素子を一体的に埋設す
るのが有利である。
【0008】
【作用】スレーに対する取付部を形成する基部と、緯糸
ガイド溝と同形状の切欠部を有し、この切欠部を挟んで
対向する発光素子と受光素子の少なくとも一方を一体的
に埋設した、挿着される筬羽間の間隙にほぼ等しいかま
たはそれより薄い厚さを有する透明な板状挿入部とから
構成したので、挿入部を筬羽間に挿着した場合、隣接す
る筬羽が経糸により振動し、その影響をうけるとして
も、挿入部に埋設された発光素子または受光素子が光経
路とともに一体的に振動することとなり、光軸のずれが
救済されるので、緯糸検出を正確に行うことができる。
【0009】また、発光素子および/または受光素子を
挿入部に一体的に埋設する場合に、緯糸ガイド溝に極め
て近接した筬羽間に配置するように位置付けることによ
って、発光素子と受光素子の間の距離が短縮され、した
がって、光量を減らすことができ、一層、緯糸検出装置
の小型化が達成できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に示されたエア
ジェット式織機用緯糸検出装置について説明する。な
お、図中、同一または相当部分には同一の符号が付され
ている。
【0011】図1に示されるように、1はエアジェット
式織機用緯糸検出装置であり、基部2と板状挿入部3と
からなっている。基部2には、発光素子4が一体にモー
ルドされ、スレー7の織前側7aに取り付けるための取
付部6が形成されている。挿入部3には、スレー7に固
着される多数の筬羽8によって形成された緯糸ガイド溝
9と同形状の切欠部10が形成され、その頂部3aに
は、受光素子5が一体的に埋設されている。なお、板状
挿入部3は透明な樹脂で成型され、挿入する筬羽間の間
隙(0.3〜1.5mm)にほぼ等しいかまたはそれよ
り薄い厚さを有するものである。
【0012】製造に際し、基部2と挿入部3を一体化す
る場合には、発光素子4と受光素子5とが切欠部10を
挟んで正確に対向するように位置付けられなけねばなら
ない。なお、挿入部3の成型の際に、基部2も同時に一
体成型することもできるが、同様に、発光素子4と受光
素子5とが切欠部10を挟んで正確に対向するように位
置付けられなけねばならない。
【0013】発光素子4としては、白熱電球、発光ダイ
オード、半導体レーザ素子等が使用され、受光素子5と
しては、棒状のフォトダイオード、フォトトランジス
タ、光電池が使用される。一般的に、発光素子4は光量
を多くするために大きくし、受光素子5を薄くして挿入
部3に一体的に埋設するのが好ましい。
【0014】挿入部3および基部2をモールドする樹脂
は、透明なアクリル系樹脂が望ましい。また、基部2の
取付部6を適当に形成することによって、スレー7の織
前7aと反対側に取り付けることもできる。
【0015】図2、図3には、発光素子4のリード線4
aと受光素子5のリード線5aが各素子と共にモールド
されていることが示されている。図4に示されるよう
に、基部2の形状は、できるだけ風綿の堆積し難い滑ら
かな形状が好ましい。
【0016】今、エアジェットにより緯糸Wが緯糸ガイ
ド溝10を飛走して来ると、発光素子4から透明部分3
bを通り、切欠部10の下辺10bから出光し、上辺1
0aから透明部分3bに入り、受光素子5により受けら
れている光線を緯糸が遮ることとなり、受光素子5への
受光量が減少するので、緯糸の到達を正確に検出するこ
とができる。この際、隣接する筬羽が経糸の運動により
振動することがあっても、受光素子5が板状挿入部3と
して一体に動くので、光軸のずれが少なく、緯糸の検出
を正確に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、発光素子と受光素子
の光軸を容易に一致させ、固定させておくことができる
ので、スレーなどの織機に対する取付、維持管理も容易
であり、常に正確に緯糸を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す緯糸検出装置をスレー
に取り付けた場合の側面図である。
【図2】図1の緯糸検出装置の側面図である。
【図3】図1の緯糸検出装置の背面図である。
【図4】図1の緯糸検出装置の正面図である。
【符号の説明】
1 緯糸検出装置 2 基部 3 板状挿入部 3a 頂部 3b 透明な部分 4 発光素子 4a,5a リード線 5 受光素子 6 取付部 7 スレー 8 筬羽 9 緯糸ガイド溝 10 切欠部 10a 上辺 10b 下辺

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筬羽に形成された緯糸ガイド溝を飛走す
    る緯糸を検出するために、筬羽間に挿着される直線的な
    光透過式のエアジェット式織機用緯糸検出装置におい
    て、スレーに対する取付部を形成する基部と、前記緯糸
    ガイド溝と同形状の切欠部を有し、この切欠部を挟んで
    対向する発光素子と受光素子の少なくとも一方を一体的
    に埋設した、挿着される筬羽間の間隙にほぼ等しいかま
    たはそれより薄い厚さを有する透明な板状挿入部とから
    なる、エアジェット式織機用緯糸検出装置。
  2. 【請求項2】 前記板状挿入部に少なくとも受光素子が
    一体的に埋設されることを特徴とする請求項1記載のエ
    アジェット式織機用緯糸検出装置。
JP19121593A 1993-08-02 1993-08-02 エアジェット式織機用緯糸検出装置 Pending JPH0742047A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101320541B1 (ko) * 2012-03-15 2013-10-23 주식회사 금강시스템 에어제트 직기용 위사감지기
EP3382076A1 (en) * 2017-03-29 2018-10-03 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Weft yarn sensing device of an air jet loom

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101320541B1 (ko) * 2012-03-15 2013-10-23 주식회사 금강시스템 에어제트 직기용 위사감지기
EP3382076A1 (en) * 2017-03-29 2018-10-03 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Weft yarn sensing device of an air jet loom
CN108691074A (zh) * 2017-03-29 2018-10-23 株式会社丰田自动织机 喷气织机的纬纱检测装置

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