JPH0742028Y2 - エアコン室外機固定用スペーサ - Google Patents

エアコン室外機固定用スペーサ

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JPH0742028Y2
JPH0742028Y2 JP6547292U JP6547292U JPH0742028Y2 JP H0742028 Y2 JPH0742028 Y2 JP H0742028Y2 JP 6547292 U JP6547292 U JP 6547292U JP 6547292 U JP6547292 U JP 6547292U JP H0742028 Y2 JPH0742028 Y2 JP H0742028Y2
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JP
Japan
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spacer
outdoor unit
fixing
air conditioner
fixed
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JP6547292U
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JPH0628524U (ja
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義彦 高木
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Mirai Kogyo KK
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Mirai Kogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、傾斜部にエアコンの室
外機を水平にして固定するために、この室外機の下面と
傾斜部との間に介装されるスペーサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、傾斜部31にエアコンの室外機を
設置する場合には、図9に示されるように、傾斜部31
の角度に合わせて木材類32の一面を切断して、この一
面が切断された木材類32を傾斜部31に単に設置し
て、この木材類32と室外機Aの下面との間にブロック
又はレンガ33を介装して、室外機Aを水平に設置して
いた。しかし、傾斜部31に合わせて木材類32の一面
を切断するのは、多くの手間がかかるのに加えて、室外
機Aが傾斜部31に直接に固定されていないので、振動
等が原因でブロック又はレンガ33に対して室外機Aが
ずれたり、外れたりする恐れもあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、エアコンの
室外機を設置する傾斜部の角度に合ったスペーサを簡単
に作って、このスペーサを室外機と傾斜部との双方に固
定することにより、傾斜部に室外機を簡単に、しかも位
置ずれしないようにして水平に設置することを課題とし
てなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本考案は、傾斜部にエアコンの室外機を水平にして固
定するために、該室外機の下面と前記傾斜部との間に介
装される厚板状のスペーサであって、本体部の上面と下
面とが僅かな角度だけ互いに傾斜して形成されて、該本
体部の上面及び下面に互いに嵌合し合う関係にある凸部
と凹部とがそれぞれ設けられ、前記室外機に固定するた
めの上固定部と、前記傾斜部に固定するための下固定部
とがそれぞれ前記本体部に設けられていることを特徴と
している。
【0005】
【考案の作用】室外機の下面に上固定部を介して最上段
となるスペーサを固定する。次に、本体部に設けられた
凸部と凹部との嵌合によって、室外機を設置する傾斜部
の角度に対応した枚数のスペーサを重ね合わせて一体化
した状態で、室外機の下面に装着して、室外機の下面と
傾斜部との間に複数枚のスペーサを介装させる。少なく
とも最下段のスペーサは、下固定部を介して傾斜部に直
接に固定される。
【0006】
【実施例】以下、実施例を挙げて本考案を更に詳細に説
明する。図1は、本考案に係るスペーサSを用いてエア
コンの室外機Aを傾斜部に設置した状態の側面図であ
り、図2は、同じく平面図であり、図3は、スペーサS
の斜視図であり、図4は、固定ブロックBの下面にスペ
ーサSを固定した状態の斜視図であり、図5は、スペー
サSの横断面図である。このスペーサSは、厚板状の樹
脂成形品であって、枠状に形成された本体部1の長手方
向の中央部は、連結部2により連結されて、この枠状の
本体部1の長手方向の中央部に固定用突出部3が設けら
れ、本体部1の上面4と下面5とが僅かな角度だけ互い
に巾方向に沿って傾斜して形成された構造である。本体
部1の長手方向の両端部には、一対の上固定部6が内側
に向かって相対向し、しかもその上面が本体部1の上面
4と同一平面となるようにしてそれぞれ設けられてい
る。また、本体部1の長手方向の中央部において該本体
部1を連結している連結部2の各外側面には、一対の下
固定部7が外側に向かい、しかもその下面が本体部1の
下面5と同一平面となるようにしてそれぞれ設けられて
いる。各上固定部6及び各下固定部7には、それぞれね
じ孔8が上下方向に設けられている。本体部1の長手方
向の中央部を連結している連結部2の上面には、1組の
凸部9が設けられていると共に、その下面には、該1組
の凸部9が互いに直交する方向に沿って移動しないよう
に嵌合される形状の凹部11が設けられている。この凸
部9及び凹部11は、複数枚のスペーサSを重ね合わせ
て一体にするためのものである。また、本体部1に設け
られた固定用突出部3の基端部の上面側には、1組の位
置決め突起12が該本体部1の長手方向に沿って設けら
れていると共に、その下面側には、該1組の位置決め突
起12が嵌合される形状の1組の突起嵌合溝13が設け
られている。また、前記固定用突出部3には、本体部1
の巾方向に沿って長孔14が設けられている。
【0007】上記したスペーサSは、室外機Aの下面に
固定された固定ブロックBの下面に固定して使用される
ものであって、図1及び図5において、スペーサSの上
面4と下面5との交差角(θ)は、固定ブロックBへの
装着状態において、その上面4と下面5との交点が、固
定ブロックBと傾斜コンクリ−ト面Cとが接する点
(D)と一致するようにしてある。これにより、傾斜コ
ンクリ−ト面Cの種々の傾斜に対応して、固定ブロック
Bと傾斜コンクリ−ト面Cとの間に適数枚のスペーサS
を一体化したものを介装して、この室外機Aを傾斜コン
クリ−ト面Cに水平に設置できるようにしてある。
【0008】そして、上記したスペーサSを用いて、傾
斜コンクリ−ト面Cにエアコンの室外機Aを設置するに
は、以下のようにして行う。なお、本実施例では、図
1、図2、及び図4にそれぞれ示されるように、室外機
Aの下面には、一対の固定ブロックBが傾斜コンクリ−
ト面Cの傾斜方向に沿って固定されている。この固定ブ
ロックBは、樹脂で角筒状に製作されていて、その上下
面における巾方向の中央部には、取付け溝15が長手方
向に沿って形成されている。まず、図4及び図7に示さ
れるように、固定ブロックBの下面にスペーサSの上面
を当てがい、各上固定部6に設けられたねじ孔8に固定
ねじ16を挿入して、固定ブロックBの下板部17にね
じ込んで、固定ブロックBの下面にスペーサSを固定す
る。固定ブロックBの下面にスペーサSを固定した状態
では、このスペーサSの上面に設けられた凸部9は、固
定ブロックBの取付け溝15に入り込んでいる。なお、
スペーサSの1組の位置決め突起12は、固定ブロック
Bの端面に当接させて、固定ブロックBに対するスペー
サSの位置決めを行っている。
【0009】次に、図6に示されるように、スペーサS
の上面及び下面にそれぞれ設けられた凸部9と凹部11
とを利用して、固定ブロックBの下面に固定されたスペ
ーサSに別のスペーサSを重ね合わせて一体化させる。
重ね合わせるスペーサSの枚数は、傾斜コンクリ−ト面
Cの傾斜角度に対応したものとする。このようにしてス
ペーサSを重ね合わせると、下方のスペーサSの上面に
設けられた1組の位置決め突起12は、上方のスペーサ
Sの下面に設けられた1組の突起嵌合溝13に嵌合され
る。その後に、一体に重ね合わされた複数枚のスペーサ
Sの全体をアンカーボルト18により傾斜コンクリ−ト
面Cに固定するのであるが、傾斜コンクリ−ト面Cにお
けるアンカーボルト18の配置位置には、予めアンカー
ナット19が埋設されている。重ね合わされた複数枚の
スペーサSの固定用突出部3に設けられた長孔14にア
ンカーボルト18を挿入して,その先端部を前記アンカ
ーナット19に螺合させ、その後にアンカーボルト18
の基端部にナット21を螺合させて強く締め付けると、
重ね合わされた複数枚のスペーサSの全体が傾斜コンク
リ−ト面Cに固定される。これによって、図1に示され
るように、互いに重ね合わされた複数枚のスペーサSが
固定ブロックBと傾斜コンクリ−ト面Cとの間に介装さ
れて、傾斜コンクリ−ト面Cに室外機Aが水平に設置さ
れる。
【0010】また、図8に示されるように、傾斜コンク
リ−ト面C’の傾斜角度が大きくなった場合には、固定
ブロックBと傾斜コンクリ−ト面C’との間に、前記傾
斜角度に対応した枚数のスペーサSを介装すればよい。
また、上記実施例では、重ね合わされた複数枚のスペー
サSの全てをアンカーボルト18により、傾斜コンクリ
−ト面Cに固定した例であるが、図3に示されるよう
に、最下段となるスペーサSの下固定部7のねじ孔8に
固定ねじ22を挿入して、コンクリ−ト内に予め埋設さ
れているアンカーナットと螺合させることにより、最下
段のスペーサのみを傾斜コンクリ−ト面に固定するよう
にしてもよい。更に、上記実施例では、室外機の下面に
固定ブロックを固定し、この固定ブロックにスペーサを
固定する構造であるが、室外機にスペーサを直接に固定
するようにしてもよい。
【0011】また、スペーサSの上面と下面とにそれぞ
れ設けられる凸部と凹部とは、互いに嵌合し合う関係に
あれば、その形状は如何なるものであってもよい。更
に、上記実施例では、スペーサSの本体部1に設けた固
定用突出部3は、下固定部7と同様に、スペーサを傾斜
コンクリ−ト面に固定するための下固定部としての機能
を有するものであり、この下固定部、及びスペーサを室
外機又は固定ブロックに固定するための上固定部の各形
状も、上記実施例に限定されないことは当然である。
【0012】
【考案の効果】本考案に係るエアコン室外機固定用スペ
ーサは、室外機を設置する傾斜部の角度に対応した枚数
のものを重ね合わせて一体化して、室外機又は固定ブロ
ックと傾斜部との間に介装して、室外機又は固定ブロッ
クと傾斜部との双方に固定する構造であるので、傾斜部
の角度に応じた枚数のスペーサを使用することにより、
種々の傾斜部にエアコンの室外機を水平に設置できると
同時に、設置後において室外機がずれたりすることがな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスペーサSを用いてエアコンの室
外機Aを傾斜コンクリ−ト面Cに設置した状態の側面図
である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】スペーサSの斜視図である。
【図4】固定ブロックBの下面にスペーサSを固定した
状態の斜視図である。
【図5】スペーサSの横断面図である。
【図6】図1のスペーサSの部分の拡大断面図である。
【図7】固定ブロックBの下面にスペーサSを固定した
状態の断面図である。
【図8】異なる傾斜のコンクリ−ト面C’に室外機Aを
水平に設置した状態の側面図である。
【図9】ブロック又はレンガと木材類とを使用して傾斜
部にエアコンの室外機を設置した側面図である。
【符号の説明】
A:エアコンの室外機 B:固定ブロック C',C:傾斜コンクリ−ト面 S:スペーサ 1:スペーサの本体部 3:固定用突出部(下固定部) 4:スペーサの上面 5:スペーサの下面 6:上固定部 7:下固定部 9:凸部 11:凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜部にエアコンの室外機を水平にして
    固定するために、該室外機の下面と前記傾斜部との間に
    介装される厚板状のスペーサであって、本体部の上面と
    下面とが僅かな角度だけ互いに傾斜して形成されて、該
    本体部の上面及び下面に互いに嵌合し合う関係にある凸
    部と凹部とがそれぞれ設けられ、前記室外機に固定する
    ための上固定部と、前記傾斜部に固定するための下固定
    部とがそれぞれ前記本体部に設けられていることを特徴
    とするエアコン室外機固定用スペーサ。
JP6547292U 1992-08-25 1992-08-25 エアコン室外機固定用スペーサ Expired - Lifetime JPH0742028Y2 (ja)

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JP6547292U JPH0742028Y2 (ja) 1992-08-25 1992-08-25 エアコン室外機固定用スペーサ

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JP6547292U JPH0742028Y2 (ja) 1992-08-25 1992-08-25 エアコン室外機固定用スペーサ

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JPH0628524U JPH0628524U (ja) 1994-04-15
JPH0742028Y2 true JPH0742028Y2 (ja) 1995-09-27

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JP6547292U Expired - Lifetime JPH0742028Y2 (ja) 1992-08-25 1992-08-25 エアコン室外機固定用スペーサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214775A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 未来工業株式会社 配線・配管材用の保護カバー装置、配線・配管材用の保護カバーの配設構造、および保持具用スペーサー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5174514B2 (ja) * 2008-04-04 2013-04-03 パナソニック株式会社 空気調和機の取付装置
JP7108204B2 (ja) * 2020-06-17 2022-07-28 ダイキン工業株式会社 付加装置及び空気調和装置の室内ユニット

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JPH0628524U (ja) 1994-04-15

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