JPH07419A - 歯科治療器具用コントラアングルヘッド - Google Patents
歯科治療器具用コントラアングルヘッドInfo
- Publication number
- JPH07419A JPH07419A JP6098178A JP9817894A JPH07419A JP H07419 A JPH07419 A JP H07419A JP 6098178 A JP6098178 A JP 6098178A JP 9817894 A JP9817894 A JP 9817894A JP H07419 A JPH07419 A JP H07419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool holder
- tool
- groove
- contra
- axial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C1/00—Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
- A61C1/08—Machine parts specially adapted for dentistry
- A61C1/14—Tool-holders, i.e. operating tool holders, e.g. burr holders
- A61C1/141—Tool-holders, i.e. operating tool holders, e.g. burr holders in an angled handpiece
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C1/00—Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
- A61C1/02—Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools
- A61C1/07—Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools with vibratory drive, e.g. ultrasonic
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯内のツールの打撃を抑制する効果を有する
歯科治療器具用コントラアングルヘッドを提供する。 【構成】 ヘッドはツールホルダの垂直方向溝（１８）
内に係合する偏心クランクピン（１０）により駆動され
るツールホルダ（１７）を含む。ツールホルダの軸方向
変位はツールホルダの横方向切込部（１２）内に係合す
るフィンガ（１３）により制限され，切込部（１２）の
壁は２つの軸方向リミットストッパを形成する。これら
のリミットストッパと溝（１８）との相対位置は，ツー
ルの歯孔内への挿入に対する反力によりツールホルダが
押し返されたときツールホルダは往復回転のみにより駆
動され，一方ツールに引抜力が加えられたときにツール
は回転および変位の組合せ運動で駆動されるようになっ
ている。この構造は歯内のツールの打撃を抑制する効果
を有する。
歯科治療器具用コントラアングルヘッドを提供する。 【構成】 ヘッドはツールホルダの垂直方向溝（１８）
内に係合する偏心クランクピン（１０）により駆動され
るツールホルダ（１７）を含む。ツールホルダの軸方向
変位はツールホルダの横方向切込部（１２）内に係合す
るフィンガ（１３）により制限され，切込部（１２）の
壁は２つの軸方向リミットストッパを形成する。これら
のリミットストッパと溝（１８）との相対位置は，ツー
ルの歯孔内への挿入に対する反力によりツールホルダが
押し返されたときツールホルダは往復回転のみにより駆
動され，一方ツールに引抜力が加えられたときにツール
は回転および変位の組合せ運動で駆動されるようになっ
ている。この構造は歯内のツールの打撃を抑制する効果
を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】内孔を有する歯科治療器具用コン
トラアングルヘッドであって，前記内孔内に内孔の軸に
平行な溝を有する円筒ツールホルダが装着されおよび前
記内孔内に回転駆動される駆動軸により偏心支持された
クランクピンが係合し，これによりツールホルダをその
内孔内で往復回転運動および往復変位運動を行うように
駆動するところの前記歯科治療器具用コントラアングル
ヘッドに関するものである。
トラアングルヘッドであって，前記内孔内に内孔の軸に
平行な溝を有する円筒ツールホルダが装着されおよび前
記内孔内に回転駆動される駆動軸により偏心支持された
クランクピンが係合し，これによりツールホルダをその
内孔内で往復回転運動および往復変位運動を行うように
駆動するところの前記歯科治療器具用コントラアングル
ヘッドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】このようなコントラアングルヘッドはと
くに欧州特許明細書第０１６１１９６号および第０２３
０８４６号から既知である。ツールホルダが往復回転運
動のみを行うように駆動される治療器具もまた既知であ
る。このような治療器具はたとえば欧州特許明細書第０
０６４８７１号に記載されている。回転と変位との組合
せ運動は回転のみの運動に比べてツールの効率を実質的
に増大する効果を有する。しかしながら，オペレータが
ツールを歯孔内に挿入するとき軸方向往復運動はきわめ
て厄介な一連の打撃を発生し，これによりこのタイプの
オペレーションに必要な触覚感度を損なうことになる。
これらの打撃はいわゆる空気ドリルにより発生される打
撃に匹敵するものである。これらの振動はまた患者にと
っても不愉快なものである。
くに欧州特許明細書第０１６１１９６号および第０２３
０８４６号から既知である。ツールホルダが往復回転運
動のみを行うように駆動される治療器具もまた既知であ
る。このような治療器具はたとえば欧州特許明細書第０
０６４８７１号に記載されている。回転と変位との組合
せ運動は回転のみの運動に比べてツールの効率を実質的
に増大する効果を有する。しかしながら，オペレータが
ツールを歯孔内に挿入するとき軸方向往復運動はきわめ
て厄介な一連の打撃を発生し，これによりこのタイプの
オペレーションに必要な触覚感度を損なうことになる。
これらの打撃はいわゆる空気ドリルにより発生される打
撃に匹敵するものである。これらの振動はまた患者にと
っても不愉快なものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は，この
欠点を排除することすなわちこれらの打撃を抑制するこ
とである。
欠点を排除することすなわちこれらの打撃を抑制するこ
とである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的のために本発明
によるコントラアングルヘッドは，溝の長さがクランク
ピンによって描かれる円の外径より大きく，円筒ツール
ホルダがさらに２つのリミットストッパにより制限され
る軸方向遊びを有してヘッドの内孔内に装着され，内孔
の軸に平行な方向から見たときにこれらのストッパが溝
の端部に対してとる相対位置が，一方のリミットストッ
パが当接してツールホルダが押し返されたときには溝は
クランクピンの軸方向全ストローク範囲をカバーするよ
うに伸長してクランクピンが回転してもツールホルダは
変位駆動されず，またツールホルダが他方のリミットス
トッパに当接したときには溝とクランクピンの軸方向ス
トロークとの間の軸方向オフセットによりツールホルダ
が確実に変位駆動されるようになっていることを特徴と
している。
によるコントラアングルヘッドは，溝の長さがクランク
ピンによって描かれる円の外径より大きく，円筒ツール
ホルダがさらに２つのリミットストッパにより制限され
る軸方向遊びを有してヘッドの内孔内に装着され，内孔
の軸に平行な方向から見たときにこれらのストッパが溝
の端部に対してとる相対位置が，一方のリミットストッ
パが当接してツールホルダが押し返されたときには溝は
クランクピンの軸方向全ストローク範囲をカバーするよ
うに伸長してクランクピンが回転してもツールホルダは
変位駆動されず，またツールホルダが他方のリミットス
トッパに当接したときには溝とクランクピンの軸方向ス
トロークとの間の軸方向オフセットによりツールホルダ
が確実に変位駆動されるようになっていることを特徴と
している。
【０００５】オペレータがヘッドに軸方向圧力を加えて
挿入作業を行うとき，前進抵抗による反力がツールホル
ダを押し返す作用を有し，これにより往復軸方向運動が
抑制され，これと同時にコントラアングルヘッドに伝達
される打撃および振動も抑制される。したがってオペレ
ータはツールを歯孔内に正確にかつ制御された状態で挿
入するのに必要なすべての触覚感度を維持することにな
る。他方でオペレータがツールを抜き取ろうとすると，
ツールにかかる摩擦力がツールホルダを引っ張る作用を
有し，これによりツールホルダは反対側のリミットスト
ッパに当接しかつツールホルダは回転および変位の組合
せ運動で駆動されることになる。この組合せ運動は歯孔
を確実に軸方向にやすりがけしかつ歯孔の冠状部分を広
げる作業においてツールにきわめて有効でありまた歯垢
をきわめてよく除去してくれる。ツールの挿入過程にお
いて軸方向運動が抑制されることはさらに回転運動の振
幅したがってツールの効率を増大させる。添付図面は例
として本発明の実施態様およびその代替態様を示してい
る。
挿入作業を行うとき，前進抵抗による反力がツールホル
ダを押し返す作用を有し，これにより往復軸方向運動が
抑制され，これと同時にコントラアングルヘッドに伝達
される打撃および振動も抑制される。したがってオペレ
ータはツールを歯孔内に正確にかつ制御された状態で挿
入するのに必要なすべての触覚感度を維持することにな
る。他方でオペレータがツールを抜き取ろうとすると，
ツールにかかる摩擦力がツールホルダを引っ張る作用を
有し，これによりツールホルダは反対側のリミットスト
ッパに当接しかつツールホルダは回転および変位の組合
せ運動で駆動されることになる。この組合せ運動は歯孔
を確実に軸方向にやすりがけしかつ歯孔の冠状部分を広
げる作業においてツールにきわめて有効でありまた歯垢
をきわめてよく除去してくれる。ツールの挿入過程にお
いて軸方向運動が抑制されることはさらに回転運動の振
幅したがってツールの効率を増大させる。添付図面は例
として本発明の実施態様およびその代替態様を示してい
る。
【０００６】
【実施例】図１ないし３は円筒内孔２を有するコントラ
アングルヘッド１を示し，円筒内孔２内に円筒シースが
装着され，円筒シース３内にスリーブ４が固定されてい
る。シース３およびスリーブ４はツールホルダを構成
し，ツールホルダ内に破線で示したマンドレル５のため
のクランプ装置が内包され，マンドレル５内に同じく破
線で示したツール６が固定されている。一方，シース３
は内孔の軸８に平行な長円形スロット７を有し，またこ
のスロット７と同じレベルにスリーブ４は横方向切込部
９を有している。スロット７と切込部９とが重なり合っ
て軸８に平行な溝を形成し，この溝の長さは切込部９の
幅に等しくまたこの溝の幅はスロット７の幅に等しい。
この溝内に駆動軸１１の端部に偏心装着されたクランク
ピン１０が係合し，一方駆動軸１１は既知の方法で駆動
される。切込部９の幅すなわち溝の長さはクランクピン
の回転により描かれる外接円の直径すなわちその中をク
ランクピンが回転する円筒ケーシングの直径より大き
い。
アングルヘッド１を示し，円筒内孔２内に円筒シースが
装着され，円筒シース３内にスリーブ４が固定されてい
る。シース３およびスリーブ４はツールホルダを構成
し，ツールホルダ内に破線で示したマンドレル５のため
のクランプ装置が内包され，マンドレル５内に同じく破
線で示したツール６が固定されている。一方，シース３
は内孔の軸８に平行な長円形スロット７を有し，またこ
のスロット７と同じレベルにスリーブ４は横方向切込部
９を有している。スロット７と切込部９とが重なり合っ
て軸８に平行な溝を形成し，この溝の長さは切込部９の
幅に等しくまたこの溝の幅はスロット７の幅に等しい。
この溝内に駆動軸１１の端部に偏心装着されたクランク
ピン１０が係合し，一方駆動軸１１は既知の方法で駆動
される。切込部９の幅すなわち溝の長さはクランクピン
の回転により描かれる外接円の直径すなわちその中をク
ランクピンが回転する円筒ケーシングの直径より大き
い。
【０００７】スロット７の反対側にシース３は軸８に対
し横方向に切込部１２を有している。この切込部１２内
に実質的な軸方向遊びを有してフィンガ１３が係合して
いる。したがってツールホルダは内孔２内で軸方向に，
切込部１２の壁１４および１５により形成される２つの
リミットストッパの間で動くことができる。一方でリミ
ットストッパ１４の位置すなわち内孔の軸８に沿って測
定されたその高さおよび他方で切込部９の相対位置は，
ツールホルダがそのリミットストッパ１４を介してフィ
ンガ１３と当接したときに切込部９の幅すなわち駆動溝
の長さはクランクピン１０の軸方向全ストローク範囲以
上をカバーするように伸長しているようになっている。
したがって，ツールホルダのこの軸方向位置においては
クランクピン１０は切込部９の壁と接触せずしたがって
ツールホルダは軸方向運動を行わないが，角振幅Ａ１＋
Ａ２を有して往復回転のみを行うように駆動される。
し横方向に切込部１２を有している。この切込部１２内
に実質的な軸方向遊びを有してフィンガ１３が係合して
いる。したがってツールホルダは内孔２内で軸方向に，
切込部１２の壁１４および１５により形成される２つの
リミットストッパの間で動くことができる。一方でリミ
ットストッパ１４の位置すなわち内孔の軸８に沿って測
定されたその高さおよび他方で切込部９の相対位置は，
ツールホルダがそのリミットストッパ１４を介してフィ
ンガ１３と当接したときに切込部９の幅すなわち駆動溝
の長さはクランクピン１０の軸方向全ストローク範囲以
上をカバーするように伸長しているようになっている。
したがって，ツールホルダのこの軸方向位置においては
クランクピン１０は切込部９の壁と接触せずしたがって
ツールホルダは軸方向運動を行わないが，角振幅Ａ１＋
Ａ２を有して往復回転のみを行うように駆動される。
【０００８】これに対し図２に示すようにツールホルダ
がそのリミットストッパ１５を介して当接したとき，切
込部９はクランクピン１０の軸方向ストロークに対して
オフセットされ，したがってこのクランクピンは一点鎖
線の位置１０′に示すように切込部９の上面９ａに当接
し，これによりツールホルダは軸方向運動を行うように
駆動される。切込部１２の幅はもちろん少なくともクラ
ンクピン１０により形成される往復軸方向運動の振幅に
等しくなければならない。オペレータが力Ｆ１を加える
ことによりツール６を歯１６の孔内に挿入したときツー
ルホルダは図１に示す位置をとり，この力Ｆ１の作用は
反力Ｒ１を発生させ，この反力Ｒ１がツールホルダを押
し返すことになる。したがって，オペレータが挿入圧力
を加えているかぎり，ツールは回転運動のみを行うよう
に駆動される。したがって，オペレータは一連の打撃に
よるいかなる振動も感ずることはない。これに対しオペ
レータが力Ｆ２を加えてツールを引き抜く運動を開始し
たとき，ツール６と歯との間の摩擦が反力Ｒ２を発生
し，反力Ｒ２はツールホルダを歯の方向に引っ張ろうと
する。このときツールホルダは図２に示す位置をとり，
この位置においてツールホルダは回転と変位との組合せ
運動で駆動される。
がそのリミットストッパ１５を介して当接したとき，切
込部９はクランクピン１０の軸方向ストロークに対して
オフセットされ，したがってこのクランクピンは一点鎖
線の位置１０′に示すように切込部９の上面９ａに当接
し，これによりツールホルダは軸方向運動を行うように
駆動される。切込部１２の幅はもちろん少なくともクラ
ンクピン１０により形成される往復軸方向運動の振幅に
等しくなければならない。オペレータが力Ｆ１を加える
ことによりツール６を歯１６の孔内に挿入したときツー
ルホルダは図１に示す位置をとり，この力Ｆ１の作用は
反力Ｒ１を発生させ，この反力Ｒ１がツールホルダを押
し返すことになる。したがって，オペレータが挿入圧力
を加えているかぎり，ツールは回転運動のみを行うよう
に駆動される。したがって，オペレータは一連の打撃に
よるいかなる振動も感ずることはない。これに対しオペ
レータが力Ｆ２を加えてツールを引き抜く運動を開始し
たとき，ツール６と歯との間の摩擦が反力Ｒ２を発生
し，反力Ｒ２はツールホルダを歯の方向に引っ張ろうと
する。このときツールホルダは図２に示す位置をとり，
この位置においてツールホルダは回転と変位との組合せ
運動で駆動される。
【０００９】上記の実施態様においては，本出願人に所
属するマンドレルクランプ装置の設計にかかわる構造上
の理由から，２つの要素３および４で構成されている。
一般的には，とくにクリップおよびばねでマンドレルを
クランプする一般的な装置の設計においては，ツールホ
ルダは図４および５に示すように単一部品のみで製作さ
れ，この設計においてはツールホルダ１７は円筒で形成
され，この円筒内に切込部１２および軸８に平行な長円
形溝が形成され，この溝内にクランクピン１０が係合し
ている。溝１８の長さは第１の実施例における切込部９
の幅に関する条件を満たしている。図５において一点鎖
線は，図４に示した位置の場合のようにツールホルダ１
７が回転のみで駆動されているときのクランクピン１０
の２つの両端位置および溝１８の一方の端部位置１８′
を示すのに用いている。ツールホルダの軸方向遊びおよ
びそのリミットストッパは他の複数の方法で形成するこ
とができる。例示実施態様が図６ないし９に示されてい
る。図面を簡単にするために，４つの実施態様において
ツールホルダは符号１７で示されている。
属するマンドレルクランプ装置の設計にかかわる構造上
の理由から，２つの要素３および４で構成されている。
一般的には，とくにクリップおよびばねでマンドレルを
クランプする一般的な装置の設計においては，ツールホ
ルダは図４および５に示すように単一部品のみで製作さ
れ，この設計においてはツールホルダ１７は円筒で形成
され，この円筒内に切込部１２および軸８に平行な長円
形溝が形成され，この溝内にクランクピン１０が係合し
ている。溝１８の長さは第１の実施例における切込部９
の幅に関する条件を満たしている。図５において一点鎖
線は，図４に示した位置の場合のようにツールホルダ１
７が回転のみで駆動されているときのクランクピン１０
の２つの両端位置および溝１８の一方の端部位置１８′
を示すのに用いている。ツールホルダの軸方向遊びおよ
びそのリミットストッパは他の複数の方法で形成するこ
とができる。例示実施態様が図６ないし９に示されてい
る。図面を簡単にするために，４つの実施態様において
ツールホルダは符号１７で示されている。
【００１０】図６に示す実施態様においては，リミット
ストッパはツールホルダ１７の端部に形成されたフラン
ジ１９および２０で構成されている。これらのフランジ
はヘッド１の下面および上面と当接する。図７に示す実
施態様においては，ツールホルダ１７はその上端部にフ
ランジ２１を有する。このフランジはヘッド１の凹部２
２内で軸方向に，この凹部の底部と他方のリミットスト
ッパを構成するキャップ２３との間で移動される。図８
に示す実施態様においては，一方のリミットストッパは
内孔２の下端部に形成されたリム２４で構成されまた他
方のリミットストッパは内孔２の他方の端部を密閉する
キャップ２５で構成されている。図９に示す実施態様に
おいては，ツールホルダ１７に，ヘッド１の切込部２７
内に遊びを有して係合している半径方向フィンガ２６が
設けられている。
ストッパはツールホルダ１７の端部に形成されたフラン
ジ１９および２０で構成されている。これらのフランジ
はヘッド１の下面および上面と当接する。図７に示す実
施態様においては，ツールホルダ１７はその上端部にフ
ランジ２１を有する。このフランジはヘッド１の凹部２
２内で軸方向に，この凹部の底部と他方のリミットスト
ッパを構成するキャップ２３との間で移動される。図８
に示す実施態様においては，一方のリミットストッパは
内孔２の下端部に形成されたリム２４で構成されまた他
方のリミットストッパは内孔２の他方の端部を密閉する
キャップ２５で構成されている。図９に示す実施態様に
おいては，ツールホルダ１７に，ヘッド１の切込部２７
内に遊びを有して係合している半径方向フィンガ２６が
設けられている。
【００１１】
【発明の効果】本発明による歯科治療器具用コントラア
ングルヘッドは歯内のツールの打撃を抑制する効果を有
する。
ングルヘッドは歯内のツールの打撃を抑制する効果を有
する。
【図１】ツールホルダが一方のリミットストッパと当接
しているところを示した，第１の実施態様のコントラア
ングルヘッドの，図３における線I-Iによる軸方向切取
図である。
しているところを示した，第１の実施態様のコントラア
ングルヘッドの，図３における線I-Iによる軸方向切取
図である。
【図２】ツールホルダが他方のリミットストッパに当接
しているところを示した，図１に類似の図である。
しているところを示した，図１に類似の図である。
【図３】図１のIII-IIIによる切取図である。
【図４】第１の代替態様における図１に類似の図であ
る。
る。
【図５】駆動軸の方向から見た，図４に示す実施態様の
側面図である。
側面図である。
【図６】第２の代替態様の略図である。
【図７】第３の代替態様の略図である。
【図８】第４の代替態様の略図である。
【図９】第５の代替態様の略図である。
【符号の説明】 １ コントラアングルヘッド ２ 内孔 ３，４；１７ ツールホルダ ７，８；１８ 溝 １０ クランクピン １１ 駆動軸 １４，１５；１９，２０；２１，２３；２４，２５；２
７ リミットストッパ
７ リミットストッパ
Claims (1)
- 【請求項１】 内孔（２）を有する歯科治療器具用コン
トラアングルヘッドであって，前記内孔（２）内に内孔
の軸に平行な溝（７，９；１８）を有する円筒ツールホ
ルダ（３，４；１７）が装着されおよび前記内孔（２）
内に回転駆動される駆動軸（１１）により偏心支持され
たクランクピンが係合し，これによりツールホルダをそ
の内孔内で往復回転運動および往復変位運動を行うよう
に駆動するところの前記歯科治療器具用コントラアング
ルヘッドにおいて：溝（７，９；１８）の長さがクラン
クピン（１０）によって描かれる円の外径より大きく，
円筒ツールホルダがさらに２つのリミットストッパ（１
４，１５；１９，２０；２４，２５；２１，２３）によ
り制限される軸方向遊びを有してヘッドの内孔内に装着
され，内孔の軸に平行な方向から見たときにこれらのス
トッパが溝の端部に対してとる相対位置が，一方のリミ
ットストッパが当接してツールホルダが押し返されたと
きには溝はクランクピンの軸方向全ストローク範囲をカ
バーするように伸長してクランクピンが回転してもツー
ルホルダは変位駆動されず，またツールホルダが他方の
リミットストッパに当接したときには溝とクランクピン
の軸方向ストロークとの間の軸方向オフセットによりツ
ールホルダが確実に変位駆動されるようになっていると
ころの歯科治療器具用コントラアングルヘッド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH1105/93-3 | 1993-04-13 | ||
| CH01105/93A CH688641A5 (fr) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | Tête de contre-angle pour instrument endodontique. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07419A true JPH07419A (ja) | 1995-01-06 |
| JP3466701B2 JP3466701B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=4202606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09817894A Expired - Lifetime JP3466701B2 (ja) | 1993-04-13 | 1994-04-12 | 歯科治療器具用コントラアングルヘッド |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5453008A (ja) |
| JP (1) | JP3466701B2 (ja) |
| CH (1) | CH688641A5 (ja) |
| DE (1) | DE4412406C2 (ja) |
| FR (1) | FR2703902B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014121445A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Morita Mfg Co Ltd | 歯科用ハンドピース |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19520765B4 (de) * | 1994-06-09 | 2004-07-08 | Kabushiki Kaisha Morita Seisakusho | Dental-Behandlungseinrichtung mit Wurzelkanallängen-Meßfunktion |
| FR2749751B1 (fr) * | 1996-06-12 | 1998-11-27 | Micro Mega Int Mfg Sa | Ensemble moteur-piece a main a contre-angle avec un moteur pas-a-pas |
| US6106290A (en) * | 1998-11-05 | 2000-08-22 | Weissman; Bernard | Dental tool with controlled simultaneous reciprocal and oscillating motion |
| ATE464016T1 (de) * | 2002-02-27 | 2010-04-15 | Arsline Sa | Instrument zur vorbereitung von knochenmaterial, verwendbar insbesondere in der zahntechnik und vorrichtung zu seiner verwendung |
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