JPH0623427Y2 - 釘保持具 - Google Patents
釘保持具Info
- Publication number
- JPH0623427Y2 JPH0623427Y2 JP1988006232U JP623288U JPH0623427Y2 JP H0623427 Y2 JPH0623427 Y2 JP H0623427Y2 JP 1988006232 U JP1988006232 U JP 1988006232U JP 623288 U JP623288 U JP 623288U JP H0623427 Y2 JPH0623427 Y2 JP H0623427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- nail
- fitted
- inner cylinder
- center rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、金槌で釘を打つとき、釘を保持するのに用
いるものである。
いるものである。
[従来の技術] 通常一方の手に持つた金槌で、他方の手に持つた釘の頭
を叩いて、釘を木材に打込んでいる。
を叩いて、釘を木材に打込んでいる。
[考案が解決しようとする課題] コンクリートや樫等の堅い木に釘を打込むのは非常に困
難であつた。
難であつた。
また凹みの底に釘を打込むのも非常に困難であつた。
この考案は、堅い木やコンクリート、或は凹みの底に容
易に釘を打込むことの出来る釘保持具を提供しようとす
るものである。
易に釘を打込むことの出来る釘保持具を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 図面を参考にして説明する。
この考案に係る釘保持具は、下側を開放した内筒天井部
1aの中心透孔1bに中心棒2を挿通すると共に内筒1
内を摺動するところのピストン3を中心棒2の下端に固
着し、 コイルスプリング4を配して外筒5の下側開放部から挿
入した中心棒2を、外筒天井部5aの中心通孔5bを貫
いて突出させると共に該中心棒2に設けた鍔部2aが外
筒天井部5aの下面に当接する如く構成し、 且つ内筒上端拡大径部1c外周を外筒5内面に摺動可能
に嵌合すると共に該拡大径部1c外周の環状溝にはめた
上部パツキン1dを外筒5内面に接触させ、 外筒5下端に螺着したキヤツプ6の内向き小径部6aを
内筒1外周に摺動可能に嵌合すると共に内向き小径部6
a内周の環状溝に嵌めた下部パツキン6bを内筒1外面
に接触させ、且つ内向き小径部6aと前記拡大径部1c
とによつて抜止めを構成し、また外筒5上部に通気孔5
cを設け、 中心棒2の突出上端に打撃用拡径頭部2bを設け、且つ
釘8の棒部を包持する合成樹脂製割り筒7を内筒1の内
壁に嵌合したものである。
1aの中心透孔1bに中心棒2を挿通すると共に内筒1
内を摺動するところのピストン3を中心棒2の下端に固
着し、 コイルスプリング4を配して外筒5の下側開放部から挿
入した中心棒2を、外筒天井部5aの中心通孔5bを貫
いて突出させると共に該中心棒2に設けた鍔部2aが外
筒天井部5aの下面に当接する如く構成し、 且つ内筒上端拡大径部1c外周を外筒5内面に摺動可能
に嵌合すると共に該拡大径部1c外周の環状溝にはめた
上部パツキン1dを外筒5内面に接触させ、 外筒5下端に螺着したキヤツプ6の内向き小径部6aを
内筒1外周に摺動可能に嵌合すると共に内向き小径部6
a内周の環状溝に嵌めた下部パツキン6bを内筒1外面
に接触させ、且つ内向き小径部6aと前記拡大径部1c
とによつて抜止めを構成し、また外筒5上部に通気孔5
cを設け、 中心棒2の突出上端に打撃用拡径頭部2bを設け、且つ
釘8の棒部を包持する合成樹脂製割り筒7を内筒1の内
壁に嵌合したものである。
[作用] 釘8に、その大きさに合つた割り筒7を嵌める。
釘8の頭を先にして内筒1内に嵌め込み、割り筒7を内
筒1内に挿入する。
筒1内に挿入する。
釘8の尖端を木材9に当てる。
通気孔5cを指で塞ぎながら一方の手で外筒5を保持す
る。
る。
他方の手に持つた金槌10で中心棒2の頭部2bを叩
く。衝撃力は中心棒2を介してピストン3に伝わり、ピ
ストン3の下面で釘8の頭を叩く。
く。衝撃力は中心棒2を介してピストン3に伝わり、ピ
ストン3の下面で釘8の頭を叩く。
釘8の打込み量増加と共にピストン3と外筒5とが内筒
1に対して下行する。
1に対して下行する。
以上はコンクリートや堅い木或は凹みについて共通であ
るが、凹みのときには次の操作が追加される。
るが、凹みのときには次の操作が追加される。
釘8の頭と木材3の表面の間隔が割り筒7の長さに近づ
いたら、釘保持具1を引上げ、割り筒7を露出させて釘
8から外し、再び釘保持具を取付ける。
いたら、釘保持具1を引上げ、割り筒7を露出させて釘
8から外し、再び釘保持具を取付ける。
割り筒7の長さプラス凹み9bの深さだけ頭部2bを再
び金槌10で打込む。
び金槌10で打込む。
[実施例] 下側を開放した内筒天井部1aの中心透孔1bに中心棒
2を挿通すると共に内筒1内を摺動するところのピスト
ン3を中心棒2の下端に螺合固着してある。
2を挿通すると共に内筒1内を摺動するところのピスト
ン3を中心棒2の下端に螺合固着してある。
コイルスプリング4を配して外筒5の下側開放部から挿
入した中心棒2を外筒天井部5aの中心通孔5bを貫い
て突出させると共に該中心棒2に設けた鍔部2aが外筒
天井部5aの下面に当接する如く構成してある。
入した中心棒2を外筒天井部5aの中心通孔5bを貫い
て突出させると共に該中心棒2に設けた鍔部2aが外筒
天井部5aの下面に当接する如く構成してある。
内筒上端拡大径部1c外周を外筒5内面に摺動可能に嵌
合すると共に該拡大径部1c外周の環状溝にはめた上部
パツキン1dを外筒5内面に接触させてある。
合すると共に該拡大径部1c外周の環状溝にはめた上部
パツキン1dを外筒5内面に接触させてある。
外筒5下端に螺着したキヤツプ6の内向き小径部6aを
内筒1外周に摺動可能に嵌合すると共に内向き小径部6
a内周の環状溝に嵌めた下部パツキン6bを内筒1外面
に接触させ、且つ内向き小径部6aと前記拡大径部1c
とによつて抜止めを構成し、また外筒5上部に通気孔5
cを設けてある。
内筒1外周に摺動可能に嵌合すると共に内向き小径部6
a内周の環状溝に嵌めた下部パツキン6bを内筒1外面
に接触させ、且つ内向き小径部6aと前記拡大径部1c
とによつて抜止めを構成し、また外筒5上部に通気孔5
cを設けてある。
中心棒2の突出上端に打撃用拡径頭部2bを設け、且つ
釘8の棒部を包持する合成樹脂製割り筒7を内筒1の内
壁に嵌合してある。
釘8の棒部を包持する合成樹脂製割り筒7を内筒1の内
壁に嵌合してある。
以上によつて本考案に係る釘保持具の一例が構成されて
いる。
いる。
[考案の効果] コンクリートや樫等の堅い木に釘を打込むときには、釘
が撥ねて飛んだり,曲がつたり,釘を持つ手が痺れたり
することがあつたが、この考案の釘保持具を使用すれ
ば、そのようなことがない。
が撥ねて飛んだり,曲がつたり,釘を持つ手が痺れたり
することがあつたが、この考案の釘保持具を使用すれ
ば、そのようなことがない。
木材9の凹み9bに釘を打込むときには、凹み9bの底
まで容易に釘8を打込むことが出来る。釘8の中心線と
中心棒2の中心線とが同一直線上にあるので、金槌10
の打撃方向が中心棒2から外れていても、釘8には常に
その中心軸線方向に加わる。
まで容易に釘8を打込むことが出来る。釘8の中心線と
中心棒2の中心線とが同一直線上にあるので、金槌10
の打撃方向が中心棒2から外れていても、釘8には常に
その中心軸線方向に加わる。
また、釘8は割り筒7の長さ分だけ保持されているの
で、釘8の保持が安定している。
で、釘8の保持が安定している。
このため、殆んど釘8を曲げることなく、真直に木材9
に打込むことが出来る。
に打込むことが出来る。
また、中心棒2の頭部2bが釘8の頭より広いので、金
槌10が使い易い。
槌10が使い易い。
更に通気孔5cを指で塞いで保持するので、外筒5と内
筒1の間の空間が閉塞されており、内筒1に対して外筒
5がクツシヨンを介して保持された状態となり、金槌1
0の衝撃が外筒5へ伝わり難い。
筒1の間の空間が閉塞されており、内筒1に対して外筒
5がクツシヨンを介して保持された状態となり、金槌1
0の衝撃が外筒5へ伝わり難い。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部切欠正面図、第
2図は第1図のII-II切断端面拡大図である。 1……内筒 1a……天井部 1b……中心透孔 1c……拡大径部 1d……上部パツキン 2……中心棒 2a……鍔部 2b……頭部 3……ピストン 4……コイルスプリング 5……外筒 5a……天井部 5b……中心透孔 5c……通気孔 6……キヤツプ 6a……内向き小径部 6b……下部パツキン 7……割り筒 8……釘 9……木材 9a……木材の表面 9b……木材の凹み 10……金槌
2図は第1図のII-II切断端面拡大図である。 1……内筒 1a……天井部 1b……中心透孔 1c……拡大径部 1d……上部パツキン 2……中心棒 2a……鍔部 2b……頭部 3……ピストン 4……コイルスプリング 5……外筒 5a……天井部 5b……中心透孔 5c……通気孔 6……キヤツプ 6a……内向き小径部 6b……下部パツキン 7……割り筒 8……釘 9……木材 9a……木材の表面 9b……木材の凹み 10……金槌
Claims (1)
- 【請求項1】下側を開放した内筒天井部(1a)の中心
透孔(1b)に中心棒(2)を挿通すると共に内筒
(1)内を摺動するところのピストン(3)を中心棒
(2)の下端に固着し、 コイルスプリング(4)を配して外筒(5)の下側開放
部から挿入した中心棒(2)を、外筒天井部(5a)の
中心通孔(5b)を貫いて突出させると共に該中心棒
(2)に設けた鍔部(2a)が外筒天井部(5a)の下
面に当接する如く構成し、 且つ内筒上端拡大径部(1c)外周を外筒(5)内面に
摺動可能に嵌合すると共に該拡大径部(1c)外周の環
状溝にはめた上部パツキン(1d)を外筒(5)内面に
接触させ、 外筒(5)下端に螺着したキヤツプ(6)の内向き小径
部(6a)を内筒(1)外周に摺動可能に嵌合すると共
に内向き小径部(6a)内周の環状溝に嵌めた下部パツ
キン(6b)を内筒(1)外面に接触させ、且つ内向き
小径部(6a)と前記拡大径部(1c)とによつて抜止
めを構成し、また外筒(5)上部に通気孔(5c)を設
け、 中心棒(2)の突出上端に打撃用拡径頭部(2b)を設
け、且つ釘(8)の棒部を包持する合成樹脂製割り筒
(7)を内筒(1)の内壁に嵌合したことを特徴とする
釘保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988006232U JPH0623427Y2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 釘保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988006232U JPH0623427Y2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 釘保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01110078U JPH01110078U (ja) | 1989-07-25 |
JPH0623427Y2 true JPH0623427Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31210292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988006232U Expired - Lifetime JPH0623427Y2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 釘保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623427Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713173B2 (ja) * | 1976-09-30 | 1982-03-16 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512875Y2 (ja) * | 1971-12-06 | 1976-01-27 | ||
JPS5332927Y2 (ja) * | 1975-01-20 | 1978-08-15 | ||
JPS5713173U (ja) * | 1980-06-23 | 1982-01-23 |
-
1988
- 1988-01-20 JP JP1988006232U patent/JPH0623427Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713173B2 (ja) * | 1976-09-30 | 1982-03-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01110078U (ja) | 1989-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3036482A (en) | Axial-impact type hand tool | |
US5529234A (en) | Nail driver and guide tool | |
US4120438A (en) | Nail driver | |
US5181644A (en) | Nail driver | |
US20110297728A1 (en) | Nailing depth adjusting device of a palm-type nail gun | |
US4838471A (en) | Nailing device | |
US2983297A (en) | Combined guard and nail-setting attachment for hammers | |
US6036073A (en) | Nail holding and driving tool | |
US4029135A (en) | Nail driving tool | |
JPH0623427Y2 (ja) | 釘保持具 | |
US6402007B1 (en) | Punch tool | |
US4753138A (en) | Magnetic hammer handle cap | |
US1663886A (en) | Hammer | |
US6708585B1 (en) | Nail driver | |
US2720802A (en) | Plunger actuated dent lifting tool | |
US7174809B1 (en) | Hammer | |
JPS62858Y2 (ja) | ||
JPS58160725U (ja) | 衝撃工具 | |
US701076A (en) | Nail-holder for hammers. | |
JPH0224625Y2 (ja) | ||
JPS624457Y2 (ja) | ||
US20160354918A1 (en) | Tool with two interchangeable work ends | |
KR200149999Y1 (ko) | 콘크리트못의 이탈방지용 타격장치 | |
JPS6331904Y2 (ja) | ||
JP3007739U (ja) | 釘ホルダー |