JPH0741919B2 - 包装容器の開放可能な端部閉鎖体 - Google Patents
包装容器の開放可能な端部閉鎖体Info
- Publication number
- JPH0741919B2 JPH0741919B2 JP63101529A JP10152988A JPH0741919B2 JP H0741919 B2 JPH0741919 B2 JP H0741919B2 JP 63101529 A JP63101529 A JP 63101529A JP 10152988 A JP10152988 A JP 10152988A JP H0741919 B2 JPH0741919 B2 JP H0741919B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end closure
- rim
- panel
- welding
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D17/00—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
- B65D17/28—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness
- B65D17/401—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall
- B65D17/4011—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall for opening completely by means of a tearing tab
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
本発明は、包装容器の端部閉鎖体ないしカバーに関し、
ここで容器は、たとえば缶タイプのものであってもよい
し、また、端部閉鎖体に役立つ結合片たとえば管端部片
を有するか、または配置可能である限り、基本的に任意
のタイプのものでよい。 より正確には、閉鎖状態では少なくとも内外二つの材料
層から成り、最初に外側層がいわゆるイージーオープニ
ング装置によって孔をあけられた後、内側層が任意の適
当な手法たとえばナイフまたは鋏によって除去されるよ
うな、二段階で開封されるように配置された端部閉鎖体
を開示する。 本発明によると、端部閉鎖体の材料は、プラスチックと
金属との組合わせ、プラスチックと金属処理したプラス
チックとの組合わせ、または、少なくともひとつが酸素
および水蒸気に対する高いバリヤ性をもったものである
２種のプラスチック材料の組合わせである。
ここで容器は、たとえば缶タイプのものであってもよい
し、また、端部閉鎖体に役立つ結合片たとえば管端部片
を有するか、または配置可能である限り、基本的に任意
のタイプのものでよい。 より正確には、閉鎖状態では少なくとも内外二つの材料
層から成り、最初に外側層がいわゆるイージーオープニ
ング装置によって孔をあけられた後、内側層が任意の適
当な手法たとえばナイフまたは鋏によって除去されるよ
うな、二段階で開封されるように配置された端部閉鎖体
を開示する。 本発明によると、端部閉鎖体の材料は、プラスチックと
金属との組合わせ、プラスチックと金属処理したプラス
チックとの組合わせ、または、少なくともひとつが酸素
および水蒸気に対する高いバリヤ性をもったものである
２種のプラスチック材料の組合わせである。
包装容器のいわゆる「完全な蓋の開放」を提供する必
要、すなわち最大の開放面積が意図されることがしばし
ばある。簡単で、しかも内容物の飛びはねのない取扱い
を可能にするためには、形成される注ぎ出し端の縁が完
全に滑らかでなければならない。 そのような注ぎ出し端縁を得るために、外側層の引裂き
線の部分は、通常、端部閉鎖体のパネルの周囲におい
て、円周方向のリムにできるだけ近く設けられる。端部
閉鎖体の外側層がプラスチック材料、通常は射出成形可
能な材料たとえばポリプロピレンからなり、内側層が、
その両側をプラスチックで被覆した金属箔たとえばアル
ミニウム箔であるか、または溶接可能なハイバリヤ性の
プラスチックフイルムである場合、端部閉鎖体をさらに
取扱うために、前記金属またはプラスチック材料の円形
ブランクないし材料片を端部閉鎖体に溶接して、円形ブ
ランクまたは可撓性材料がリムの外側にだけ取付けられ
るようにする必要がある。 材料の組合わせが許容する場合、溶接は高周波溶接また
は誘導溶接の操作によることができ、この場合には、溶
接操作に外部サポートおよび内部溶接ジョーを使用する
ことが好ましい。リムが円錐形であって、そのためサポ
ート内の軸方向挿入運動に当ってシール領域にシール圧
力を与えると同時に、サポートからの挿入および排出の
操作が簡単な軸方向操作である場合には、とくにそうで
ある。 好ましくは円錐形の形状の溶接ジョーが使用され、これ
は挿入および排出をも容易にする。 熱は、電場および（または）磁場がエネルギーを消散す
るところ、すなわち金属および（または）導電性材料が
存在するところで与えられ、そのような熱の発生が、リ
ムの近くに存在する引裂き線に対する、溶融およびそれ
による、完全ではないにしてもいく分かの溶接を生じさ
せることのないようにするのが肝要である。
要、すなわち最大の開放面積が意図されることがしばし
ばある。簡単で、しかも内容物の飛びはねのない取扱い
を可能にするためには、形成される注ぎ出し端の縁が完
全に滑らかでなければならない。 そのような注ぎ出し端縁を得るために、外側層の引裂き
線の部分は、通常、端部閉鎖体のパネルの周囲におい
て、円周方向のリムにできるだけ近く設けられる。端部
閉鎖体の外側層がプラスチック材料、通常は射出成形可
能な材料たとえばポリプロピレンからなり、内側層が、
その両側をプラスチックで被覆した金属箔たとえばアル
ミニウム箔であるか、または溶接可能なハイバリヤ性の
プラスチックフイルムである場合、端部閉鎖体をさらに
取扱うために、前記金属またはプラスチック材料の円形
ブランクないし材料片を端部閉鎖体に溶接して、円形ブ
ランクまたは可撓性材料がリムの外側にだけ取付けられ
るようにする必要がある。 材料の組合わせが許容する場合、溶接は高周波溶接また
は誘導溶接の操作によることができ、この場合には、溶
接操作に外部サポートおよび内部溶接ジョーを使用する
ことが好ましい。リムが円錐形であって、そのためサポ
ート内の軸方向挿入運動に当ってシール領域にシール圧
力を与えると同時に、サポートからの挿入および排出の
操作が簡単な軸方向操作である場合には、とくにそうで
ある。 好ましくは円錐形の形状の溶接ジョーが使用され、これ
は挿入および排出をも容易にする。 熱は、電場および（または）磁場がエネルギーを消散す
るところ、すなわち金属および（または）導電性材料が
存在するところで与えられ、そのような熱の発生が、リ
ムの近くに存在する引裂き線に対する、溶融およびそれ
による、完全ではないにしてもいく分かの溶接を生じさ
せることのないようにするのが肝要である。
本発明の目的は、上記の問題への解決策を提供すること
である。さらに本発明は、外側材料層の特定の開封方法
または特定の開封装置に限定されない解決策を与える。
簡単な、その場で実施できる変更態様により、端部閉鎖
体は、たとえば一段階で開封するのに好適な端部片、す
なわち開封装置が同一段階で二つの材料層の開孔を可能
にする端部片に、容易に再形成可能である。
である。さらに本発明は、外側材料層の特定の開封方法
または特定の開封装置に限定されない解決策を与える。
簡単な、その場で実施できる変更態様により、端部閉鎖
体は、たとえば一段階で開封するのに好適な端部片、す
なわち開封装置が同一段階で二つの材料層の開孔を可能
にする端部片に、容易に再形成可能である。
従って本発明は、中央に配置された蓋のパネルと、容器
内に没するパネルの包装容器の壁への取り付けと設置の
ための円周方向のリムと、パネルに設けた引裂き線であ
ってリムに近いパネルの周辺の全体にわたって延び引裂
き範囲の外縁を決定する円周方向の引裂き線を含むもの
と、を備える包装容器の開放可能な端部閉鎖体を提供す
る。 本発明の端部閉鎖体は、低い突条を、パネルのリムと反
対の側に配置して、端部閉鎖体の下側とリム外側の少な
くとも一部とを覆う可撓性材料片を、少なくともリムに
近い円周方向の引裂き線から、非溶接距離に保持したこ
とによって特徴づけられる。 好ましくは、この突条は、リムの延長されたベース部分
として形成される。 一実施例では、延長されたベース部分は、パネルに垂直
な外側面を形成する。 ベース部分が垂直の角度でリムと一体化し、その結果、
リムが蓋のパネルから外方へ末広がりの形状を有してい
ることが好ましい。 突条は、全円周にわたって延び、円錐台形のリムに一体
化する円筒形のベース部分を形成することが好ましい。
溶接手順を最適化するため、リムの形状を円錐台形の外
部サポートに適合させることが好ましく、フランジない
しリムに置かれる溶接工具はサポートに向って作用し、
その際、突条の配置によって、リムないしフランジに近
く位置する引裂き線を、サポート内に設置される可撓性
材料片で覆って溶着することがない。 一つの好適な実施例では、可撓性材料片は、高周波溶接
または誘導溶接によってリムの外側に取付けることので
きる、金属箔またはそれに相当するタイプの円形のブラ
ンクである。 本発明の一実施例を、添付図面を参照して以下に詳細に
説明する。 第１図の符号（10）は、上から見た端部閉鎖体の外側部
分を示し、この実施例では、外側部分は、その上に形成
されたイージーオープニングのための装置を有してい
る。部分（10）は、プラスチックたとえばポリプロピレ
ンで射出成形され、全体の部分ないしこの要素は、単一
の中心に置かれた注入口（第２図に示されている）を使
用して製造されている。部分（10）は、円周方向のリム
（12）と、溝を形成する上側端縁（13）とを有してい
る。上記リムは、中央のパネル（14）と一体化してい
る。パネル（14）の上側に小さなビード（15,16）があ
り、各ビードは、パネルの下側に形成された引裂き線
（17,18）の存在を反映している。 良好に限定された引裂き範囲を与え、かつ射出成形の際
に材料の流れを容易にするビード（15,16）は、指の挿
入を容易にするのに充分な直径をもった、中心に設置さ
れるプルリング（19）と一体化している。プルリング
（19）は、第４図に認められるように、パネルの上側か
らある小さい距離をおいて配置される。 第５図は、プルリング（19）とパネル（14）との間の移
行領域と、２本の引裂き線（17,18）とを示す。 引裂き線（17）は、リム（12）の内側に接近してリム
（12）のまわりに円周方向に延びる円周方向の引裂き線
（20）と連なり、円錐形のリム（12）の内側に対して、
リム（12）の外側が取付けられるべき内側壁が、容器か
らの注ぎ出しの滑らかな端縁を得られるような位置を有
している。 第１図では、円周方向の引裂き線（20）は省略されてい
るが、その延長は、リム（12）とパネル（14）との間の
移行領域（21）のちょうど内側にあると考えられる。 リム（12）の下側において、低い突条（22）がリム（1
2）と一体に形成され、パネルのまわりに円周方向に延
び、この実施例では、突条（22）は、リムがパネル（1
4）との間で形成する角度とは異なる角度を形成する。
この実施例で、出張りの外側は、軸方向に短い円筒形の
表面を形成し、これは、本発明に従い、はじめに述べた
いわゆる二段階カバーすなわち、外側部分がそれに配置
された開封装置によって最初に開孔されたのち内側部分
が開孔されるような蓋の完成に、特定の重要な機能を果
している。 本発明によると、可撓性の溶接可能な材料、たとえばプ
ラスチック被覆アルミニウム箔、またはそれに代るハイ
バリヤ性のプラスチック材料の内側薄膜ないしブランク
を適用する条件は、合理的で機能的な溶接方法を必要と
することが判明し、そのような溶接方法は、一段階カバ
ーと、二段階カバーとの双方に基本的に有用であるが、
後者の型式の蓋は、リムに近接して設けられる引裂き線
の両側での溶接を許容しない。 本発明によれば、前記の可撓性材料片ないしブランク
（23）が、外部サポート（24）と内部溶接ジョー（25）
とを有する溶接工具内に置かれ、それにより、ブランク
（23）がリム（12）の外側上を上方へわずかに延びると
き、本発明による突条の存在する条件が満足されれば、
双方の型式の蓋にとって有用な溶接技術の使用が、基本
的に可能である。 溶接によって得られる熱伝達ないし加熱が、円周方向の
引裂き線（20）と、この例では引裂き線（18）の部分に
おいて、どのような溶接圧力にも感じることが許容され
ないような高さを、突条（22）に与える処置が取られて
いる。従って、距離d1によって限定される領域では溶接
が生じる圧力および温度が全く存在しないように、周辺
の突条（22）の高さを定めることが必要である。特定の
実施例では、引裂き線（18）は、その終点に向って距離
d1が増大することを意味するラセン型の延長を有してい
る。この距離d1は、引裂き線（18）の部分に付着ないし
溶接の危険がないように定める。形状は、引裂き線の間
の最小距離d1に耐えるように突条の寸法を定めるもので
ある。実際上、距離d1を十分に大きくして、引裂き線
（18）の部分に溶接の危険がなく、外側の円周方向の引
裂き線（20）の非溶接の安全性が保たれていることを保
証するのが肝要な点である。 本発明を特定の実施例に関して説明したが、変更および
変形は、特許請求の範囲内で実施可能なことが理解され
る。
内に没するパネルの包装容器の壁への取り付けと設置の
ための円周方向のリムと、パネルに設けた引裂き線であ
ってリムに近いパネルの周辺の全体にわたって延び引裂
き範囲の外縁を決定する円周方向の引裂き線を含むもの
と、を備える包装容器の開放可能な端部閉鎖体を提供す
る。 本発明の端部閉鎖体は、低い突条を、パネルのリムと反
対の側に配置して、端部閉鎖体の下側とリム外側の少な
くとも一部とを覆う可撓性材料片を、少なくともリムに
近い円周方向の引裂き線から、非溶接距離に保持したこ
とによって特徴づけられる。 好ましくは、この突条は、リムの延長されたベース部分
として形成される。 一実施例では、延長されたベース部分は、パネルに垂直
な外側面を形成する。 ベース部分が垂直の角度でリムと一体化し、その結果、
リムが蓋のパネルから外方へ末広がりの形状を有してい
ることが好ましい。 突条は、全円周にわたって延び、円錐台形のリムに一体
化する円筒形のベース部分を形成することが好ましい。
溶接手順を最適化するため、リムの形状を円錐台形の外
部サポートに適合させることが好ましく、フランジない
しリムに置かれる溶接工具はサポートに向って作用し、
その際、突条の配置によって、リムないしフランジに近
く位置する引裂き線を、サポート内に設置される可撓性
材料片で覆って溶着することがない。 一つの好適な実施例では、可撓性材料片は、高周波溶接
または誘導溶接によってリムの外側に取付けることので
きる、金属箔またはそれに相当するタイプの円形のブラ
ンクである。 本発明の一実施例を、添付図面を参照して以下に詳細に
説明する。 第１図の符号（10）は、上から見た端部閉鎖体の外側部
分を示し、この実施例では、外側部分は、その上に形成
されたイージーオープニングのための装置を有してい
る。部分（10）は、プラスチックたとえばポリプロピレ
ンで射出成形され、全体の部分ないしこの要素は、単一
の中心に置かれた注入口（第２図に示されている）を使
用して製造されている。部分（10）は、円周方向のリム
（12）と、溝を形成する上側端縁（13）とを有してい
る。上記リムは、中央のパネル（14）と一体化してい
る。パネル（14）の上側に小さなビード（15,16）があ
り、各ビードは、パネルの下側に形成された引裂き線
（17,18）の存在を反映している。 良好に限定された引裂き範囲を与え、かつ射出成形の際
に材料の流れを容易にするビード（15,16）は、指の挿
入を容易にするのに充分な直径をもった、中心に設置さ
れるプルリング（19）と一体化している。プルリング
（19）は、第４図に認められるように、パネルの上側か
らある小さい距離をおいて配置される。 第５図は、プルリング（19）とパネル（14）との間の移
行領域と、２本の引裂き線（17,18）とを示す。 引裂き線（17）は、リム（12）の内側に接近してリム
（12）のまわりに円周方向に延びる円周方向の引裂き線
（20）と連なり、円錐形のリム（12）の内側に対して、
リム（12）の外側が取付けられるべき内側壁が、容器か
らの注ぎ出しの滑らかな端縁を得られるような位置を有
している。 第１図では、円周方向の引裂き線（20）は省略されてい
るが、その延長は、リム（12）とパネル（14）との間の
移行領域（21）のちょうど内側にあると考えられる。 リム（12）の下側において、低い突条（22）がリム（1
2）と一体に形成され、パネルのまわりに円周方向に延
び、この実施例では、突条（22）は、リムがパネル（1
4）との間で形成する角度とは異なる角度を形成する。
この実施例で、出張りの外側は、軸方向に短い円筒形の
表面を形成し、これは、本発明に従い、はじめに述べた
いわゆる二段階カバーすなわち、外側部分がそれに配置
された開封装置によって最初に開孔されたのち内側部分
が開孔されるような蓋の完成に、特定の重要な機能を果
している。 本発明によると、可撓性の溶接可能な材料、たとえばプ
ラスチック被覆アルミニウム箔、またはそれに代るハイ
バリヤ性のプラスチック材料の内側薄膜ないしブランク
を適用する条件は、合理的で機能的な溶接方法を必要と
することが判明し、そのような溶接方法は、一段階カバ
ーと、二段階カバーとの双方に基本的に有用であるが、
後者の型式の蓋は、リムに近接して設けられる引裂き線
の両側での溶接を許容しない。 本発明によれば、前記の可撓性材料片ないしブランク
（23）が、外部サポート（24）と内部溶接ジョー（25）
とを有する溶接工具内に置かれ、それにより、ブランク
（23）がリム（12）の外側上を上方へわずかに延びると
き、本発明による突条の存在する条件が満足されれば、
双方の型式の蓋にとって有用な溶接技術の使用が、基本
的に可能である。 溶接によって得られる熱伝達ないし加熱が、円周方向の
引裂き線（20）と、この例では引裂き線（18）の部分に
おいて、どのような溶接圧力にも感じることが許容され
ないような高さを、突条（22）に与える処置が取られて
いる。従って、距離d1によって限定される領域では溶接
が生じる圧力および温度が全く存在しないように、周辺
の突条（22）の高さを定めることが必要である。特定の
実施例では、引裂き線（18）は、その終点に向って距離
d1が増大することを意味するラセン型の延長を有してい
る。この距離d1は、引裂き線（18）の部分に付着ないし
溶接の危険がないように定める。形状は、引裂き線の間
の最小距離d1に耐えるように突条の寸法を定めるもので
ある。実際上、距離d1を十分に大きくして、引裂き線
（18）の部分に溶接の危険がなく、外側の円周方向の引
裂き線（20）の非溶接の安全性が保たれていることを保
証するのが肝要な点である。 本発明を特定の実施例に関して説明したが、変更および
変形は、特許請求の範囲内で実施可能なことが理解され
る。
本発明により、包装容器の開放可能な端部閉鎖体であっ
て、中央のパネル周辺の円周方向のリムに下側から可撓
性材料片をとりつけたものにおいて、可撓性材料片がリ
ムに近い円周方向の引裂き線から非溶接距離に保持され
た閉鎖体が得られる。 この閉鎖体は、開封が確実に行なえる。
て、中央のパネル周辺の円周方向のリムに下側から可撓
性材料片をとりつけたものにおいて、可撓性材料片がリ
ムに近い円周方向の引裂き線から非溶接距離に保持され
た閉鎖体が得られる。 この閉鎖体は、開封が確実に行なえる。
第１図は、本発明による開放容易な端部閉鎖体ないし蓋
の平面図であり、 第２図はこの端部閉鎖体の底面図であり、 第３図は第１図の線III−IIIに沿う部分断面図であり、 第４図は第１図の線IV−IVに沿う部分断面図であり、 第５図は第１図の線Ｖ−Ｖに沿う部分断面図である。 12……リム 14……パネル 17,18,20……引裂き線 （20……円周方向の引裂き線） 22……突条 23……ブランク（可撓性材料片の）
の平面図であり、 第２図はこの端部閉鎖体の底面図であり、 第３図は第１図の線III−IIIに沿う部分断面図であり、 第４図は第１図の線IV−IVに沿う部分断面図であり、 第５図は第１図の線Ｖ−Ｖに沿う部分断面図である。 12……リム 14……パネル 17,18,20……引裂き線 （20……円周方向の引裂き線） 22……突条 23……ブランク（可撓性材料片の）
Claims (7)
- 【請求項１】包装容器の開放可能な端部閉鎖体であっ
て、中央に配置された蓋となるパネルと、容器内に没す
るパネルの包装容器の壁への取り付けと設置のための円
周方向のリムと、パネルに設けた引裂き線であってリム
に近いパネルの周辺の全体にわたって延び引裂き範囲の
外縁を決定する円周方向の引裂き線を含むものと、を備
える端部閉鎖体において、低い突条をパネルのリムと反
対の側に配置して、端部閉鎖体の下側とリム外側の少な
くとも一部とを覆う可撓性材料片を、少なくともリムに
近い円周方向の引裂き線から、非溶接距離に保持したこ
とを特徴とする端部閉鎖体。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項に記載の端部閉鎖体
において、突条が、リムの延長されたベース部分を形成
することを特徴とする端部閉鎖体。 - 【請求項３】特許請求の範囲第２項に記載の端部閉鎖体
において、延長されたベース部分が、パネルに垂直な外
側面を形成することを特徴とする端部閉鎖体。 - 【請求項４】特許請求の範囲第３項に記載の端部閉鎖体
において、ベース部分が垂直の角度でリムと一体化し、
その結果、リムが閉鎖体のパネルから外方へ末広がりの
形状を有することを特徴とする端部閉鎖体。 - 【請求項５】特許請求の範囲第４項に記載の端部閉鎖体
において、突条が、円周方向に存在し円錐台形のリムと
一体化する円筒形のベース部分を形成することを特徴と
する端部閉鎖体。 - 【請求項６】特許請求の範囲第１項に記載の端部閉鎖体
において、端部閉鎖体の下側を覆って円周方向のリムに
適合して溶接によりとりつけた可撓性材料片を有し、前
記突条によって、可撓性材料の片が前記引裂き範囲の少
なくとも前記下側へ溶接時に溶着することが防止されて
いることを特徴とする端部閉鎖体。 - 【請求項７】特許請求の範囲第６項に記載の端部閉鎖体
において、可撓性材料片が、高周波溶接または誘導溶接
によって前記リムの外側に取付けることのできる、金属
箔またはそれに相当する材料の片であることを特徴とす
る端部閉鎖体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE8800517-8 | 1988-02-16 | ||
| SE8800517A SE469792B (sv) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | Öppningsbart ändstycke till förpackningsbehållare |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01213155A JPH01213155A (ja) | 1989-08-25 |
| JPH0741919B2 true JPH0741919B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=20371390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63101529A Expired - Lifetime JPH0741919B2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-04-26 | 包装容器の開放可能な端部閉鎖体 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4913306A (ja) |
| JP (1) | JPH0741919B2 (ja) |
| CA (1) | CA1320920C (ja) |
| ES (1) | ES2012649A6 (ja) |
| FR (1) | FR2627163B1 (ja) |
| GB (1) | GB2216093B (ja) |
| SE (1) | SE469792B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3046147U (ja) * | 1997-06-18 | 1998-02-24 | 船井電機株式会社 | 押ボタン装置 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE469793B (sv) * | 1988-02-16 | 1993-09-13 | Akerlund & Rausing Ab | Förslutningsanordning till förpackningsbehållare |
| SE8902080L (sv) * | 1989-06-09 | 1990-12-10 | Akerlund & Rausing Ab | Behaallarefoerslutare |
| SE516699C2 (sv) * | 2000-12-22 | 2002-02-12 | Tetra Laval Holdings & Finance | Öppningsanordning |
| GB2374068B (en) * | 2001-02-15 | 2004-08-25 | Portola Packaging Ltd | Closures and containers in combination therewith |
| GB2399814B (en) * | 2003-03-26 | 2007-05-09 | Portola Packaging Ltd | Closures and containers in combination therewith |
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