JPH02242740A - 缶端 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は飲料容器等に用いて金属製缶本体にシームされ
るための缶端に関する。特に本発明は缶端の外板の中央
パネル上に射出成形された引裂き開口されるプラスチッ
クのリングプル蓋によって封鎖された注出口を有する金
属製の缶端に関する。

〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕この
ような缶端は例えば英国特許公開第２１８０５２０号公
報等に知られている。

本発明の目的は、蓋の引裂き部材を缶端につないで、開
口後にこの部材がごみとして投げ捨てられることなく空
缶の注出口にとどまる手段を提供することにある。さら
に本発明の目的はこのつなぎ手段を、人が飲食または缶
から注出する間に引裂き部材を開口部から離しておくよ
うにすることにある。さらに本発明の目的は、最初の開
口（ガス抜き）がおよそ１缶端の中心において生じ、そ
れによって液体自体よりもむしろ頂部空間のガスが放出
されるようになった引裂き開口型のプラスティック蓋を
適用可能とするつなぎ手段を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、金属製の缶端の外板を備えた缶端であって、
前記缶端の外板はその下面にプラスティック塗装部とこ
の位置に射出成形されたプラスティック蓋とを有し、ま
た缶端の外板は中央パネルと、注出口とを備え、中央パ
ネルは折り返された壁に囲まれた注出口を伴って成形さ
れ、壁は注出口の周辺部の回りで延びており；注出口は
また。

パネルの中心から半径方向に延びており、前記プラステ
ィック蓋は缶端の両側で注出口を囲むとともに折り返し
壁を包み、プラスティック蓋は、また、注出口を封鎖す
るプラグ部材と、この上側において中央パネルに重なる
上フランジと、上フランジに缶端の中心部分で接続され
たリングプルと、下側で中央パネルに重なるとともに折
り返し壁を囲む下フランジとを備え；下フランジは缶端
の外板の下面でプラスティック塗装部に接着され；缶端
の外板は中央パネルに注出口から間隔をおいて設けられ
た第２の孔が形成され、プラスティック蓋は、それと一
体として成形されるとともに缶端の外板の中央パネルの
上に重なり可撓性あるつなぎ帯が形成されたことを特徴
とし；前記つなぎ帯は一端において缶端の中心から離れ
た部分で上フランジに接続されるとともに他端において
缶端の外板の第２孔↓こよって缶端の中央パネルに接続
されており；前記帯のプラスティック材料は第２孔を通
って伸びるとともに第２孔を塞いでおり、さらに缶端の
下面に第２孔を囲んでフランジが形成され、フランジは
缶端の外板上のプラスティック塗装部に接着されている
缶端を提供する。

好適には、缶端の下面で第２孔を囲むフランジは１缶端
の下面で注出口を囲む下フランジに、パネルの下面に重
なる一体形成された帯によって、一体として接続されて
いることが望ましい。

好適には、第２孔はパネルの中心から離れた注出口の端
部よりも缶端の中心の近くに位置決めされていることが
望ましい。

好適には、前記つなぎ帯は両端において非直線状に成形
され、一方、他の帯がこの両端において直線状に成形さ
れていることが望ましい。

好適には、前記つなぎ帯は、破損性あるピップによって
リングプルに接続されていることが望ましい。

以下、本発明の好適な実施例を添付図面を参照して説明
する。

〔実施例〕

第１図および第２図から缶端の外板１は、折り返された
壁４によって囲まれた平形の注出口３を有する中央パネ
ル２を備えている０缶端の外板は口３から離れて設けら
れた第２の小孔５を有している。孔５には折り返し壁が
なく、単にパネル２の中で円形状になっている。缶端の
外板の下面にはポリマによる塗装部がなく塗装部に対し
蓋が、缶端の外板上への射出成形によって装着される。

通常、缶端の外板には、缶本体にシームするための外辺
カバーフック３０と、カバーフックを、中央パネルを囲
むアンティーピーキングビード３２に接続する円錐台形
チャック壁３１とが与えられている。

缶端の中央パネル上へ射出成形された引裂き開口の蓋は
、第３４図から第５図に示されている。蓋は、口３を塞
ぐプラグ部分６と、中央パネルの上側に重なるとともに
口３を囲んでいる上フランジ７と、中央パネルの下側に
重なるとともに折り返し壁４を囲んでいる下フランジ８
と、上フランジ７に接続されたリングプル９とを有して
いる。プラグ部分６と下フランジ８とをつなぐ材料が折
り返し壁４の下８１０を覆っているので折り返し壁は蓋
のプラスチック材料によって包まれることがわかる。折
り返し壁４を覆っているプラスチック材料の分量は相対
的に薄く、それでリングが引き抜かれてプラグ部が口３
から離脱されると材料がａｌｏによって引裂かれる。さ
らにわかるように、口３はほぼ半径方向に伸びるととも
に缶端のほぼ中心に位置した第１端１１とアンティーピ
ーキングビード３０の近くにある第２端１２とを有して
いる。リングプル９は上フランジ７にパネルの中央域で
接続されておりそれで缶端の中心に最初の開口（ガス抜
き）が行われる。

伸長するとともに非直線状で可撓性あるつなぎ帯１５は
、蓋と一体に成形され、その一端１６において、パネル
の中心から離れた地点における上フランジ７につながっ
ている。他端１７は、小孔５により、パネル２につなが
っている。帯のプラスチック材料は孔５を貫通してパネ
ル２の下面へ延びており、孔５を塞いでいる。プラスチ
ック材料からなるフランジ２７は、缶端の下面に形成さ
れ孔５を包んでいる。第５図かられかるようにフランジ
２７は、下フランジ８に他の帯１８によってつながって
いる。蓋の全体が一体として形成され、単一工程で缶端
の外板１上に射出成形されることが理解される。

帯１５の長さおよび可撓性によってリングプル９とプラ
グ部分６と上フランジ７とは口３から離れることができ
るので飲食あるいは缶からの流出を容易となる。プラス
チック蓋はつなぎ帯１５によって、缶端の外板にしっか
りとつながれたままであり、つなぎ帯１５は過度の力あ
るいは切断による外は缶端の外板から離れることはない
。第２の帯１８はパネルの中心近くの地点でフランジ２
７からフランジ８まで直線状となっている１缶端の下面
には塗装部が備えられており、この塗装部に下フランジ
８と帯１８とフランジ２７とが射出成形時↓こ接着され
るようになる。典型的には、蓋と塗装部とはポリプロピ
レンからなる。成形時に材料が２つの径路に沿って、第
１の帯１５の端部１７へ流れる可能性があるので下帯１
８を設けることが好ましい、上フランジ７とリングプル
９と帯１５とは、缶端の上表面には接着されない。

第６図、第７図および第８図には本発明の他の実施例が
示されている。この実施例では缶端は第１図および第２
図に示される実施例とほぼ同一であるが、孔５が異って
配置されているので帯１５の端部１７はリングプル９の
１側面近くにある。

帯の端部１７は極めて薄い桟またはピップ２２によって
、リングプルに接続されている。リングプルが起き上が
ると前記ピップが壊れ、このようにして、有効なタンパ
防止策と缶端の外板に対して平らにリングプルを保持す
る手段とが与えられる。

ピップによって形成された接続部分は、下帯１８の場合
と同様に、射出成形時に、材料の流れを補助する。この
実施例の蓋はその上表面におけるトラック形の凹部２３
と、下表面における平形凹部２４とを有している。凹部
２３を囲んで厚くなっている部分２５は、２つのＶ字形
刻み部２６によって分断されており、それによって開口
過程に中断が生じることを助勢し、このようにして開口
過程は、第１折曲げ段階と、プラグが口から完全に引裂
かれる第２段階とに分割されることになる。

第９図および第１０図に示されるさらに別の実施例では
口３が異った形状となっている。

さらに、帯１５は、適宜に曲がった非直線状になってい
る。帯の曲げ部１９は、僅かに長くなっており、それに
よって開口時に蓋に生じる横方向の抑制力が避けられる
。第１１図と第１２図とに示されたさらに別の実療例で
は、帯１５は蓋の切断部分が缶の縁に係止するような長
さとされている。そのために上フランジ７には平らな縁
２０が設けである０本実施例では２つの孔５が備えられ
ている。

第１３図に示すさらに別の実施例では、２つの上帯１５
が互いにつながるとともに橋架部分２１によって上フラ
ンジ７につながっている。図示しない実施例においては
、蓋に、刻み部が設けてあり、開口後に缶の縁が係止さ
れるようになっている。

好適な実施例の形状が適用されているが、他の缶端の実
施例にも適用することができることはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、プラスチック蓋が射出成形される前であって
、孔が貫通された缶端の外板の断面図、第２図は第１図
の缶端の外板の平面図、第３図はプラスチック蓋を射出
成形した後の缶端の平面図。 第４図は第３図の缶端の横断面図、第５図は第３図の缶
端の下面図、第６図は他の蓋を備えた缶端の平面図、第
７図は第３図の缶端の下面図、第８図は第６図および第
７図の缶端の横断面図、第９図はさらに別の蓋を備えた
缶端の平面図、第１０図は第９図の缶端の蓋開目抜の斜
視図、第１１図はさらに別の蓋を備えた缶端の平面図、
第１２図は第１１図の缶端の蓋開目抜の上方斜視図、第
１３図はさらに別の蓋を備えた缶端の平面図である。 １・・・外板、２・・・中央パネル、３・・・注出口、
４・・・折り返し壁、５・・・第２孔、６・・・プラグ
、７・・・上フランジ、８・・・下フランジ、９・・・
リングプル、１０・・・壁下縁、１１．１２・・・注出
口端、１５．１８・・・つなぎ帯、１６．１７・・・つ
なぎ帯１５端。 １９・・・帯曲げ部分、２０・・・上フランジ縁、２１
・・・橋架部分、２２・・・ピップ、２３，２４・・・
凹部。 ２５・・・肉厚部分、２６・・・刻み部、２７・・・フ
ランジ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金属製の缶端の外板を備えた缶端であって、前記缶
   端の外板はその下面にプラスティック塗装部とこの位置
   に射出成形されたプラスティック蓋とを有し、また缶端
   の外板は中央パネルと注出口とを備え、中央パネルは折
   り返された壁に囲まれた注出口を伴って成形され、壁は
   注出口の周辺部の回りで延びており；注出口はまた、パ
   ネルの中心から半径方向に延びており、前記プラスティ
   ック蓋は缶端の両側で注出口を囲むとともに折り返し壁
   を包み、プラスティック蓋は、また、注出口を封鎖する
   プラグ部材と、この上側において中央パネル上に重なる
   上フランジと、上フランジに缶端の中心部分で接続され
   たリングプルと、下側で中央パネルに重なるとともに折
   り返し壁を囲む下フランジとを備え；下フランジは缶端
   の外板の下面でプラスティック塗装部に接着され；缶端
   の外板は中央パネルに注出口から間隔をおいて設けられ
   た第２の孔が形成され、プラスティック蓋は、それと一
   体として成形されるとともに缶端の外板の中央パネルの
   上に重なり可撓性あるつなぎ帯が形成されたことを特徴
   とし；前記つなぎ帯は一端において缶端の中心から離れ
   た部分で上フランジに接続されるとともに他端において
   缶端の外板の第２孔によって缶端の中央パネルに接続さ
   れており；前記帯のプラスティック材料は第２孔を通っ
   て伸びるとともに第２孔を塞いでおり、さらに缶端の下
   面に第２孔を囲んでフランジが形成され、フランジは缶
   端の外板上のプラスティック塗装部に接着されているこ
   とを特徴とする缶端。 ２、缶端の下面で第２孔を囲むフランジは、缶端の下面
   で注出口を囲む下フランジに、パネルの下面に重なる一
   体形成された帯によって、一体として接続されている請
   求項１記載の缶端。 ３、第２孔はパネルの中心から離れた注出口の端部より
   も缶端の中心の近くに位置決めされている請求項１また
   は請求項２記載の缶端。 ４、前記つなぎ帯は両端において非直線状に成形され、
   一方、他の帯がこの両端において直線状に成形されてい
   る請求項２または請求項３記載の缶端。 ５、前記つなぎ帯は、破損性あるピップによってリング
   プルに接続されている前記請求項いずれかに記載の缶端
   。