JPH0741921B2 - 包装容器の閉鎖体装置 - Google Patents
包装容器の閉鎖体装置Info
- Publication number
- JPH0741921B2 JPH0741921B2 JP63110270A JP11027088A JPH0741921B2 JP H0741921 B2 JPH0741921 B2 JP H0741921B2 JP 63110270 A JP63110270 A JP 63110270A JP 11027088 A JP11027088 A JP 11027088A JP H0741921 B2 JPH0741921 B2 JP H0741921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tear line
- outer layer
- closure device
- strength
- inner layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D17/00—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
- B65D17/28—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness
- B65D17/401—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall
- B65D17/4011—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall for opening completely by means of a tearing tab
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2517/00—Containers specially constructed to be opened by cutting, piercing or tearing of wall portions, e.g. preserving cans or tins
- B65D2517/0001—Details
- B65D2517/0058—Other details of container end panel
- B65D2517/008—Materials of container end panel
- B65D2517/0085—Foil-like, e.g. paper or cardboard
- B65D2517/0088—Foil-like, e.g. paper or cardboard with plastic overmoulded onto foil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
本発明は包装容器のための閉鎖体装置、とくに少なくと
も二つの層からなり、かついわゆるイージーオープニン
グの範ちゅうに属するタイプの閉鎖体装置に関する。と
くに本発明は、保護プラスチック外層またはそれに相当
する層と、この層の内側におかれたもう一つの層からな
るカバーの形状をした閉鎖体装置に関する。もちろん、
そのもうひとつの層は複数の補助層から成ることもあ
り、その目的は、カバーに特定の性質、たとえば溶接可
能性、ガスバリヤ性および(または)光バリヤ性を付与
することにある。
も二つの層からなり、かついわゆるイージーオープニン
グの範ちゅうに属するタイプの閉鎖体装置に関する。と
くに本発明は、保護プラスチック外層またはそれに相当
する層と、この層の内側におかれたもう一つの層からな
るカバーの形状をした閉鎖体装置に関する。もちろん、
そのもうひとつの層は複数の補助層から成ることもあ
り、その目的は、カバーに特定の性質、たとえば溶接可
能性、ガスバリヤ性および(または)光バリヤ性を付与
することにある。
先行技術において、この種の閉鎖体装置は、複数のイー
ジーオープン性のカバーまたは閉鎖体から成り、さらに
外層が保護のための比較的厚いプラスチック層で内層が
金属層またはこれに相当するガスおよび水蒸気バリヤの
層、たとえばアルミ箔またはハイバリヤ性プラスチック
の層からなるカバーで構成される。この既知の構造はま
た、多数のグリップ装置および種々の引裂き線を有して
いる。 外層がプラスチックからなる場合には、しかし既知のイ
ージーオープン構造には、一般にその製造工程が2段階
工程たとえば2段の射出成形作業を要するという欠点が
伴っている。これは何らかの追加の取付け工程、または
複雑な金型構造を意味する。 既知のカバーの開口工程には外層と内層の同時開口が伴
っているが、製造工程と既知の構造上の対策とは、しば
しばきわめて困難なバランス作業を必要とし、この困難
なバランス作業は不幸にして、確実な開口可能性に対す
る強い需要を満たさない最終製品をも与えることがあ
る。その他の場合、閉鎖体の開封は2段工程で、すなわ
ち最初に保護外層が開封され、続いて一般に膜と呼ばれ
る内層が穴あけされる。 本発明によれば、所望の目的物を得るためには、次の要
件をみたす必要があることがわかった。すなわち開口部
の構成において、よく形成された切裂き方向が規定され
ること、外層および内層は一緒に開かれるが、まず外層
が切り開かれ、その後に内層が穴あけされるように内外
二層が順次切り開かれること、さらに、外層または機械
的補強層は、たとえば射出成形など単一の工程で製作さ
れなければならないことである。
ジーオープン性のカバーまたは閉鎖体から成り、さらに
外層が保護のための比較的厚いプラスチック層で内層が
金属層またはこれに相当するガスおよび水蒸気バリヤの
層、たとえばアルミ箔またはハイバリヤ性プラスチック
の層からなるカバーで構成される。この既知の構造はま
た、多数のグリップ装置および種々の引裂き線を有して
いる。 外層がプラスチックからなる場合には、しかし既知のイ
ージーオープン構造には、一般にその製造工程が2段階
工程たとえば2段の射出成形作業を要するという欠点が
伴っている。これは何らかの追加の取付け工程、または
複雑な金型構造を意味する。 既知のカバーの開口工程には外層と内層の同時開口が伴
っているが、製造工程と既知の構造上の対策とは、しば
しばきわめて困難なバランス作業を必要とし、この困難
なバランス作業は不幸にして、確実な開口可能性に対す
る強い需要を満たさない最終製品をも与えることがあ
る。その他の場合、閉鎖体の開封は2段工程で、すなわ
ち最初に保護外層が開封され、続いて一般に膜と呼ばれ
る内層が穴あけされる。 本発明によれば、所望の目的物を得るためには、次の要
件をみたす必要があることがわかった。すなわち開口部
の構成において、よく形成された切裂き方向が規定され
ること、外層および内層は一緒に開かれるが、まず外層
が切り開かれ、その後に内層が穴あけされるように内外
二層が順次切り開かれること、さらに、外層または機械
的補強層は、たとえば射出成形など単一の工程で製作さ
れなければならないことである。
本発明の一つの目的は、多層カバーまたは「複合カバ
ー」型の蓋または閉鎖体に対し、合理的な一工程の射出
成形による製作技術を不当に排除することなしに、確実
で容易な開口特性を付与することにある。もう一つの目
的は、イージーオープニングの可能性を損なうことなし
に、複合閉鎖体のためのさまざまな材料の組み合わせを
可能にする閉鎖体構造を提供することにある。さらに他
の目的は、グリツプ装置および引裂き線の配置につい
て、選択肢を与える構造を提供することにある。
ー」型の蓋または閉鎖体に対し、合理的な一工程の射出
成形による製作技術を不当に排除することなしに、確実
で容易な開口特性を付与することにある。もう一つの目
的は、イージーオープニングの可能性を損なうことなし
に、複合閉鎖体のためのさまざまな材料の組み合わせを
可能にする閉鎖体構造を提供することにある。さらに他
の目的は、グリツプ装置および引裂き線の配置につい
て、選択肢を与える構造を提供することにある。
本発明は、外層と内層を有するパネルであって、ワンス
テップで引裂き工程を行なえるよう構成したものを備え
た包装容器の閉鎖体装置を提供する。 この装置は、包装容器の閉鎖体装置において、 上記包装容器を、それから除去可能なように閉鎖するパ
ネルであって、外層と内層から成り、上記外層および内
層は分離可能領域において相互に分離可能であり、上記
外層の一部は開孔可能で、包装容器を開封することなく
上記内層から分離することができ、上記外層および内層
は開放可能領域において接合されていて、そのように形
成された接合はある程度の強度を有しているパネル、 上記外層の一部を上記内層から、分離可能領域におい
て、包装容器を開封することなく分離することを容易に
する、外層にある第一の引裂き線、 上記第一の引裂き線の引裂きを開始するための、上記外
層と一体の引裂き要素、 上記開放可能領域にある円周方向の引裂き線であって、
上記第一の引裂き線がこの円周方向の引裂き線と接続し
ていて上記円周方向の引裂き線の引裂きを開始するもの
であり、そのために上記円周方向の引裂き線の強度が層
間のシール強度よりも近く、層間のシール強度は内層の
強度よりは高く定めた引裂き線、 から成る装置において、 上記第一の引裂き線は、その長さに沿って上記円周方向
の引裂き線への接続部分より遠い位置において尖った領
域を備えていて、上記尖った領域は、上記外層および引
裂き要素と一体になった補強部分に隣接して存在し、こ
の補強部分および引裂き要素の側面に上記尖った領域か
ら両側に向って延びる上記第一の引裂き線が位置し、そ
れによって上記引裂き要素を操作すると、上記外層が上
記尖った領域において開孔されるように構成したことを
特徴とする装置である。 一実施例においては、円周方向の引裂き線が閉鎖体装置
のリムに近接して置かれ、全面的に開口するカバーが得
られる。第一の引裂き線と第二の引裂き線との間の接続
は、二本の線が引裂き方向の接線方向に鋭角をなして合
流するように形成されている。 以下、添付図面を参照にして本発明の詳細に説明する。 第1図の閉鎖体装置(10)は、包装容器のための「全パ
ネル開口タイプ」のものであり、この実施例の場合、モ
ールド可能な、つまり射出成形可能なプラスチックまた
は類似の材料からなり、カバーを機械的に補強し抵抗力
を与える部分を構成する外層(11)の部材を有する。も
ちろんこの部材は、さらに別の部材または層を含んでい
てもよい。 外層部材または外層(11)の内側の全体にわたり内層
(12)が配置されており、この内層もまた、複数の層か
ら構成され、比較的薄く、かつ可撓性の層であって、そ
の主目的は閉鎖体構造に特殊な性質、たとえば溶接性や
ガスバリヤ性および光バリヤ性を付与することにある。 図示した例において、カバーは、全体に平面のパネル
(13)と、このパネルの周りに延び包装容器(図示して
ない)のケーシングに取付けるようになったリム(14)
またはカラーとをそなえている。このリム(14)の僅か
内側にある外層(11)に、円周方向の弱化線または引裂
き線(15)が構成されている。この引裂き線は、中心に
位置させたインゴットから射出成形など材料の流動によ
り形成する。もちろん、この材料の流動は、必要であれ
ば逆方向にしてもよい。 アルミ箔、金属被覆処理したプラスチックフィルムまた
はガスバリヤ性積層材などからなる、いわゆる皮膜と呼
ばれる内層(12)が、円周方向のシール領域(16)にあ
るリム(14)の外側にシールされている。このシール領
域(16)は、弱化線つまり円周方向の引裂き線(15)か
らごく僅か半径方向に延長されて形成された、円周方向
の溶接領域(16′)に合流する。この両方のシールまた
は溶接領域(16,16′)は、外層(11)の弱化線である
円周方向の引裂き線(15)の両側に位置し、この例の場
合、内外層(12,11)の熱可塑性被覆の間における連続
的に一体化した溶接状態で位置する。しかしながら、こ
れらのシールまたは溶接領域(16,16′)は、他の方法
たとえば二成分接着剤またはそれに類似のものにより得
られる、不連続な接合として構成してもよいことが明白
である。ただし、シールまたは溶接領域(16,16′)の
シール強度が、弱化線により与えられる引裂き線(15)
の強度より大きく、かつ内層の引裂き強度より大きいこ
とが肝要である。 グリップ舌状部(17)が外層(11)上に形成され、外層
(11)の第一の弱化線または引裂き線(20)の尖った領
域(19)近くの補強部分(18)に合流している。引裂き
線(20)は、第1図において上方に延び、引裂き線(2
0′)に至って終っている。引裂き線(20′)は、任意
に延びてよいが、弱化線または引裂き線(15)に至るま
で延びることはできない。しかしながら、第1図におい
て、これと別の方向では引裂き線(20)は接線方向に鋭
角をなして、円周方向の引裂き線(15)に合流してい
る。このような手法により独自の引裂き線が形成され、
内外層の複合構造を開封する工程が容易になる。 尖った領域(19)は、引裂き線(15)の内側に位置し、
かつ外層(11)にシールされてないか、またはこれに接
着していない内層(12)の領域に位置しており、これは
グリップ舌状部(17)をつかみ、それを持ち上げると外
層が最初に尖った領域(19)で破れ、その後グリップ舌
状部をしかるべく作動して、引裂き線(20′)に沿って
引裂きが行われる点に注目すべきである。最後に、引裂
きが円周方向の引裂き線に合流し、この線が内外層が薄
い層に裂けることなく、内層が穴あけされる状態であけ
られる。 特許請求の範囲内で、上記したところとは異なるその他
の可能性があることはいうまでもなく、一例をあげれ
ば、パネルを完全に開口させず粉末や液その他流し出す
ことのできる品物の注ぎ出しのための小さな開口を設け
た実施例が可能である。
テップで引裂き工程を行なえるよう構成したものを備え
た包装容器の閉鎖体装置を提供する。 この装置は、包装容器の閉鎖体装置において、 上記包装容器を、それから除去可能なように閉鎖するパ
ネルであって、外層と内層から成り、上記外層および内
層は分離可能領域において相互に分離可能であり、上記
外層の一部は開孔可能で、包装容器を開封することなく
上記内層から分離することができ、上記外層および内層
は開放可能領域において接合されていて、そのように形
成された接合はある程度の強度を有しているパネル、 上記外層の一部を上記内層から、分離可能領域におい
て、包装容器を開封することなく分離することを容易に
する、外層にある第一の引裂き線、 上記第一の引裂き線の引裂きを開始するための、上記外
層と一体の引裂き要素、 上記開放可能領域にある円周方向の引裂き線であって、
上記第一の引裂き線がこの円周方向の引裂き線と接続し
ていて上記円周方向の引裂き線の引裂きを開始するもの
であり、そのために上記円周方向の引裂き線の強度が層
間のシール強度よりも近く、層間のシール強度は内層の
強度よりは高く定めた引裂き線、 から成る装置において、 上記第一の引裂き線は、その長さに沿って上記円周方向
の引裂き線への接続部分より遠い位置において尖った領
域を備えていて、上記尖った領域は、上記外層および引
裂き要素と一体になった補強部分に隣接して存在し、こ
の補強部分および引裂き要素の側面に上記尖った領域か
ら両側に向って延びる上記第一の引裂き線が位置し、そ
れによって上記引裂き要素を操作すると、上記外層が上
記尖った領域において開孔されるように構成したことを
特徴とする装置である。 一実施例においては、円周方向の引裂き線が閉鎖体装置
のリムに近接して置かれ、全面的に開口するカバーが得
られる。第一の引裂き線と第二の引裂き線との間の接続
は、二本の線が引裂き方向の接線方向に鋭角をなして合
流するように形成されている。 以下、添付図面を参照にして本発明の詳細に説明する。 第1図の閉鎖体装置(10)は、包装容器のための「全パ
ネル開口タイプ」のものであり、この実施例の場合、モ
ールド可能な、つまり射出成形可能なプラスチックまた
は類似の材料からなり、カバーを機械的に補強し抵抗力
を与える部分を構成する外層(11)の部材を有する。も
ちろんこの部材は、さらに別の部材または層を含んでい
てもよい。 外層部材または外層(11)の内側の全体にわたり内層
(12)が配置されており、この内層もまた、複数の層か
ら構成され、比較的薄く、かつ可撓性の層であって、そ
の主目的は閉鎖体構造に特殊な性質、たとえば溶接性や
ガスバリヤ性および光バリヤ性を付与することにある。 図示した例において、カバーは、全体に平面のパネル
(13)と、このパネルの周りに延び包装容器(図示して
ない)のケーシングに取付けるようになったリム(14)
またはカラーとをそなえている。このリム(14)の僅か
内側にある外層(11)に、円周方向の弱化線または引裂
き線(15)が構成されている。この引裂き線は、中心に
位置させたインゴットから射出成形など材料の流動によ
り形成する。もちろん、この材料の流動は、必要であれ
ば逆方向にしてもよい。 アルミ箔、金属被覆処理したプラスチックフィルムまた
はガスバリヤ性積層材などからなる、いわゆる皮膜と呼
ばれる内層(12)が、円周方向のシール領域(16)にあ
るリム(14)の外側にシールされている。このシール領
域(16)は、弱化線つまり円周方向の引裂き線(15)か
らごく僅か半径方向に延長されて形成された、円周方向
の溶接領域(16′)に合流する。この両方のシールまた
は溶接領域(16,16′)は、外層(11)の弱化線である
円周方向の引裂き線(15)の両側に位置し、この例の場
合、内外層(12,11)の熱可塑性被覆の間における連続
的に一体化した溶接状態で位置する。しかしながら、こ
れらのシールまたは溶接領域(16,16′)は、他の方法
たとえば二成分接着剤またはそれに類似のものにより得
られる、不連続な接合として構成してもよいことが明白
である。ただし、シールまたは溶接領域(16,16′)の
シール強度が、弱化線により与えられる引裂き線(15)
の強度より大きく、かつ内層の引裂き強度より大きいこ
とが肝要である。 グリップ舌状部(17)が外層(11)上に形成され、外層
(11)の第一の弱化線または引裂き線(20)の尖った領
域(19)近くの補強部分(18)に合流している。引裂き
線(20)は、第1図において上方に延び、引裂き線(2
0′)に至って終っている。引裂き線(20′)は、任意
に延びてよいが、弱化線または引裂き線(15)に至るま
で延びることはできない。しかしながら、第1図におい
て、これと別の方向では引裂き線(20)は接線方向に鋭
角をなして、円周方向の引裂き線(15)に合流してい
る。このような手法により独自の引裂き線が形成され、
内外層の複合構造を開封する工程が容易になる。 尖った領域(19)は、引裂き線(15)の内側に位置し、
かつ外層(11)にシールされてないか、またはこれに接
着していない内層(12)の領域に位置しており、これは
グリップ舌状部(17)をつかみ、それを持ち上げると外
層が最初に尖った領域(19)で破れ、その後グリップ舌
状部をしかるべく作動して、引裂き線(20′)に沿って
引裂きが行われる点に注目すべきである。最後に、引裂
きが円周方向の引裂き線に合流し、この線が内外層が薄
い層に裂けることなく、内層が穴あけされる状態であけ
られる。 特許請求の範囲内で、上記したところとは異なるその他
の可能性があることはいうまでもなく、一例をあげれ
ば、パネルを完全に開口させず粉末や液その他流し出す
ことのできる品物の注ぎ出しのための小さな開口を設け
た実施例が可能である。
本発明により、「複合カバー」型の包装容器閉鎖体装置
であって、確実で容易な開口特性をもったものが、一工
程の射出成形により得ることができる。この閉鎖体は、
種々の材料の組み合わせにより構成することができ、グ
リップおよび引裂き線の配置にさまざまな選択が可能で
ある。
であって、確実で容易な開口特性をもったものが、一工
程の射出成形により得ることができる。この閉鎖体は、
種々の材料の組み合わせにより構成することができ、グ
リップおよび引裂き線の配置にさまざまな選択が可能で
ある。
第1図は、本発明による閉鎖体装置の一実施例の概略を
示す平面図であり、 第2図は、第1図の装置の断面図である。 10……閉鎖体装置 11……外層 12……内層 13……パネル 14……リム 15……円周方向の引裂き線 16……シール領域 16′……溶接領域 17……グリップ舌状部 18……補強部分 19……尖った領域 20……第一の引裂き線
示す平面図であり、 第2図は、第1図の装置の断面図である。 10……閉鎖体装置 11……外層 12……内層 13……パネル 14……リム 15……円周方向の引裂き線 16……シール領域 16′……溶接領域 17……グリップ舌状部 18……補強部分 19……尖った領域 20……第一の引裂き線
Claims (5)
- 【請求項1】包装容器の閉鎖体装置において、 上記包装容器を、それから除去可能なように閉鎖するパ
ネルであって、外層と内層から成り、上記外層および内
層は分離可能領域において相互に分離可能であり、上記
外層の一部は開孔可能で、包装容器を開封することなく
上記内層から分離することができ、上記外層および内層
は開放可能領域において接合されていて、そのように形
成された接合はある程度の強度を有しているパネル、 上記外層の一部を上記内層から、分離可能領域におい
て、包装容器を開封することなく分離することを容易に
する、外層にある第一の引裂き線、 上記第一の引裂き線の引裂きを開始するための、上記外
層と一体の引裂き要素、 上記開放可能領域にある円周方向の引裂き線であって、
上記第一の引裂き線がこの円周方向の引裂き線と接続し
ていて上記円周方向の引裂き線の引裂きを開始するもの
であり、そのために上記円周方向の引裂き線の強度が層
間のシール強度よりも低く、層間のシール強度は内層の
強度よりは高く定めた引裂き線、から成る装置におい
て、 上記第一の引裂き線は、その長さに沿って上記円周方向
の引裂き線への接続部分より遠い位置において尖った領
域を備えていて、上記尖った領域は、上記外層および引
裂き要素と一体になった補強部分に隣接して存在し、こ
の補強部分および引裂き要素の側面に上記尖った領域か
ら両側に向って延びる上記第一の引裂き線が位置し、そ
れによって上記引裂き要素を操作すると、上記外層が上
記尖った領域において開孔されるように構成したことを
特徴とする装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の閉鎖体装置
において、第一の引裂き線が円周方向の引裂き線に、接
線方向に鋭角をもって合流することを特徴とする装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載の閉鎖体装置
において、円周方向の引裂き線が閉鎖体装置の周辺に設
けたリムに近接して配置され、完全な蓋の解放を可能に
した装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
れかに記載の閉鎖体装置において、上記補強部分が場所
によって上記外層の残りの部分より厚い材料により形成
されていることを特徴とする装置。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
れかに記載の閉鎖体装置において、上記引裂き要素が、
グリップ舌状部の形状を有し、その摘める部分が上記外
層の上方に存在していることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE8701855-2 | 1987-05-06 | ||
SE8701855A SE464461B (sv) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | Foerslutningsanordning till foerpackningsbehaallare |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63294349A JPS63294349A (ja) | 1988-12-01 |
JPH0741921B2 true JPH0741921B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=20368425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63110270A Expired - Lifetime JPH0741921B2 (ja) | 1987-05-06 | 1988-05-06 | 包装容器の閉鎖体装置 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4850503A (ja) |
EP (1) | EP0291478B1 (ja) |
JP (1) | JPH0741921B2 (ja) |
CN (1) | CN1013186B (ja) |
AT (1) | ATE71596T1 (ja) |
BR (1) | BR8802180A (ja) |
CA (1) | CA1308674C (ja) |
DE (1) | DE3867701D1 (ja) |
ES (1) | ES2028368T3 (ja) |
GR (1) | GR3003876T3 (ja) |
IN (1) | IN169488B (ja) |
MX (1) | MX168767B (ja) |
PH (1) | PH25809A (ja) |
SE (1) | SE464461B (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE8902080L (sv) * | 1989-06-09 | 1990-12-10 | Akerlund & Rausing Ab | Behaallarefoerslutare |
US5507501A (en) * | 1994-08-30 | 1996-04-16 | Palmer; Dennis D. | Sealing disc used in hydraulic testing of plumbing system |
US6464096B2 (en) | 1995-01-30 | 2002-10-15 | Portola Packaging, Inc. | Fitment having removable membrane |
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