JPH0741815Y2 - 扉用錠のストライク - Google Patents

扉用錠のストライク

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JPH0741815Y2
JPH0741815Y2 JP1990041654U JP4165490U JPH0741815Y2 JP H0741815 Y2 JPH0741815 Y2 JP H0741815Y2 JP 1990041654 U JP1990041654 U JP 1990041654U JP 4165490 U JP4165490 U JP 4165490U JP H0741815 Y2 JPH0741815 Y2 JP H0741815Y2
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JP
Japan
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door
strike
latch
hole
locking
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JP1990041654U
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JPH03130869U (ja
Inventor
煕 木村
Original Assignee
ヒント金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、扉用錠のラッチを係止させるストライクに関
するものである。
(従来の技術) 一般に、扉に取付けられるラッチ錠20は、第8図に示す
ように、扉21の端縁部に取付けられ、扉21の端面21aか
ら出退自在とされたラッチ22を、扉21の内外側において
ラッチ操作杆(図示省略)の両端に取付けた内外側操作
ハンドル23,24のいずれか一方を回動操作することによ
り、後退させるようになっている。そして、前記ラッチ
22が、第9図及び第10図に示すように、扉枠25に取付ね
じ26により固定されたストライク27の係止孔28に、嵌脱
することによって、扉21の扉枠25に係止或は解放するよ
うになっている。
従来、前記ストライク27は、第10図に示すように、扉21
が戸当り29に当接した状態で、ラッチ22が係止孔28に適
正に嵌入係合するように取付けないと、扉21がガタツキ
を起すため、取付ねじ26の通孔を扉開閉方向に長い長孔
としたものもある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、扉21及び扉枠25は、工場で個別に生産される
と共に、扉21にはラッチ錠20も取付けられ、さらに、ス
トライク27も扉枠25に取付けられており、現場で扉21と
扉枠25とを建物本体に取付ける際、戸当り29と戸21との
間に誤差が生じ、第10図に示すように係止孔28とラッチ
22の係止面22aとの間に間隙aが生じて、少しの風でも
扉21が揺動してガタガタと音を出すという問題があり、
前記の取付ねじ挿通孔を長孔として調整することが行な
われているが、調整が面倒で十分とは言い難い。
本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ラッチとその係止孔の嵌合状
態を適正に調整でき、扉のガタツキのないそして調整が
容易な扉用錠のストライクを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案では、上記目的を達成するために、次の技術手段
を講じた。
すなわち、本考案は、扉枠9に形成されたストライク嵌
入凹部10に嵌入されると共に該扉枠9に固定されるスト
ライク本体2を備え、このストライク本体2に、扉6に
取付けられた錠のラッチ12を受け入れて係止させる係止
孔4を備え、前記ストライク嵌入凹部10を、ストライク
本体2の扉開閉方向の移動を許容する大きさに形成し、
ストライク本体2の係止孔4の開口端側周囲に、扉枠9
にねじ止め固定される取付フランジ部5を設け、この取
付フランジ部5に重合されると共に、係止孔4に略対応
するラッチ嵌入孔13を有し、且つ、前記取付フランジ部
5と共に扉枠9にねじ止め固定される板材からなるラッ
チガイド3を備え、取付フランジ部5に形成されるねじ
挿通用孔7を扉開閉方向に長い長孔に形成した扉用錠の
ストライクであって、 前記係止孔4内面の上面4aに上方に凹設した凹部18を設
けると共に、下面4bに下方に凹設した凹部19を設け、こ
の各凹部18,19の、係止孔4の開口方向を向く面に略鋸
歯状の位置調節用係止部8を扉開閉方向に形成し、前記
ラッチガイド3の裏面に、前記各凹部18,19に扉開閉方
向に相対移動可能に挿入状とされる係止片16を突設し、
この各係止片16に係止部8に対向しかつ歯合する略鋸歯
状係合部15を形成したことを特徴としている。
(作用) 本考案によれば、ストライク1の取付ねじを緩めること
により、ストライク本体2を扉開閉方向に移動可能に即
ち、ラッチガイド3の係合部15に対してストライク本体
2の位置調節用係止部8が相対移動可能な状態とし、扉
6を閉じストライク本体2の係止孔4にラッチ12が入っ
た状態で、ラッチ12と係止孔4との隙間を見計い、扉12
を開けてストライク本体2を扉開閉方向に間隙分だけ戸
当り11側に移動させ、前記取付ねじを締付け、ラッチガ
イド3及びストライク本体2を共に、かつ同時に固定す
ることができる。このとき、ラッチガイド3は取付ねじ
により拘束されて、扉開閉方向に移動しないので、スト
ライク本体2はラッチ12の当接面12aに当接した状態に
保持され、取付ねじの再締付けまでの間に位置ずれが生
じることはない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第7図において、ストライク1は、ストライク
本体2と、ラッチガイド3とからなっている。
ストライク本体2は、一端開口状の方形箱形に形成さ
れ、内部がラッチ係止孔4とされ、その開口端外側の周
囲に取付フランジ5が設けられると共に、該フランジ部
5には長手方向と直交する方向即ち扉6の開閉方向に長
い取付長孔7がそれぞれ設けられている。ストライク本
体2のラッチ係止孔4内面の上面4aには、上方に凹設し
た凹部18が設けられると共に、下面4bにも下方に凹設し
た凹部19が設けられ、この各凹部18,19の、ラッチ係止
孔4の開口方向を向く面に略鋸歯状の位置調節用係止部
8が扉開閉方向全長に亘って形成されている。なお、該
ストライク本体2は、扉枠9に形成されたストライク嵌
入凹部10に嵌入されるようになっており、扉枠9の内側
面には戸当り11が設けられ、扉6の内側面が当接するよ
うになっている(第3図参照)。
前記ラッチガイド3は、略方形板状を呈し、ラッチ12が
嵌入されるラッチ嵌入孔13を備えると共に、長手(上
下)方向両端部には取付孔14が設けられており、扉6の
入口側端縁3aは外方に弯曲されている。前記ラッチ嵌入
孔13の幅(扉開閉)方向の幅は、ストライク本体2の係
止孔4の幅よりも広くされ、長手(上下)方向幅は、ス
トライク本体2の係止孔4の係止部8内端幅と等しくさ
れると共に、ラッチガイド3の裏面にはストライク本体
2の係止部8に対応しかつ、該係止部8に係合する略鋸
歯状の係合部15を有する係止片16が突設されている。
そして、前記ストライク本体2の扉6の入口側端縁3a側
の内壁はラッチ係止面17とされ、ラッチ12の当接面12a
が当接し係止されるようになっている。
上記実施例において、扉枠9にストライク1を取付ける
には、ストライク本体2を扉枠9のストライク嵌入凹部
10に嵌入すると共にラッチガイド3を取付フランジ部5
に当てがい、取付孔14及び取付長孔7に取付ねじ(図示
省略)を挿入し、扉枠9にねじ込むことで、ストライク
1が取付けられる。ストライク本体2とラッチ12との当
たりを調整するには、扉6を閉じてラッチ12の当接面12
aとラッチ係止面17との間隙の大きさを見計らった後、
取付ねじを緩めてストライク本体2が扉開閉方向に移動
可能な状態とする。そして、ストライク本体2を扉開閉
方向に間隔分だけ戸当り側に移動させる。このとき、ス
トライク本体2の取付長孔7は扉開閉方向に長いので、
取付ねじに拘束されることなくストライク本体2を移動
することができる。そして、ストライク本体2の係止部
8は、ラッチガイド3の係合部15に係合し位置決めされ
る。そこで、ストライク1を取付ねじにより締付けるこ
とによって、戸当り11に扉6が当接した状態でラッチ12
の当接面12aがストライク本体2の係止孔4のラッチ係
止面17に適正に当接し、ガタツキのない取付けを行なう
ことができる。
(考案の効果) 本考案は、上述のように、扉枠9に形成されたストライ
ク嵌入凹部10に嵌入されると共に該扉枠9に固定される
ストライク本体2を備え、このストライク本体2に、扉
6に取付けられた錠のラッチ12を受け入れて係止させる
係止孔4を備え、前記ストライク嵌入凹部10を、ストラ
イク本体2の扉開閉方向の移動を許容する大きさに形成
し、ストライク本体2の係止孔4の開口端側周囲に、扉
枠9にねじ止め固定される取付フランジ部5を設け、こ
の取付フランジ部5に重合されると共に、係止孔4に略
対応するラッチ嵌入孔13を有し、且つ、前記取付フラン
ジ部5と共に扉枠9にねじ止め固定される板材からなる
ラッチガイド3を備え、取付フランジ部5に形成される
ねじ挿通用孔7を扉開閉方向に長い長孔に形成した扉用
錠のストライクであって、 前記係止孔4内面の上面4aに上方に凹設した凹部18を設
けると共に、下面4bに下方に凹設した凹部19を設け、こ
の各凹部18,19の、係止孔4の開口方向を向く面に略鋸
歯状の位置調節用係止部8を扉開閉方向に形成し、前記
ラッチガイド3の裏面に、前記各凹部18,19に扉開閉方
向に相対移動可能に挿入状とされる係止片16を突設し、
この各係止片16に係止部8に対向しかつ歯合する略鋸歯
状係合部15を形成したことを特徴とするものであるか
ら、ラッチガイド3に対してストライク本体2を扉開閉
方向に自在に移動でき、扉6を戸当り11に確実に当接さ
せた状態でラッチ12をストライク本体2の係止孔4に適
正に係合させ、扉6がガタツクことのないストライク1
の取付けを容易に行なうことが可能であり、ラッチ12と
係止孔4の間隙調整が至極容易である。
また、本考案では、特に、係止孔4内面の上面4aに上方
に凹設した凹部18を設けると共に、下面4bに下方に凹設
した凹部19を設け、この各凹部18,19の、係止孔4の開
口方向を向く面に略鋸歯状の位置調節用係止部8を扉開
閉方向に形成し、前記ラッチガイド3の裏面に、前記各
凹部18,19に扉開閉方向に相対移動可能に挿入状とされ
る係止片16を突設し、この各係止片16に係止部8に対向
しかつ歯合する略鋸歯状係合部15を形成したので、略鋸
歯状の位置調節用係止部8と略鋸歯状係合部15の歯みぞ
の深さ(全歯たけ)を大きく形成することができ、これ
ら係止部8と係合部15とを充分に強固に歯合させること
ができ、扉閉塞時においてラッチ12がラッチガイド3に
衝当する際の衝撃により、ラッチガイド3がストライク
本体2に対してずれ動くという惧れがなく、また、該ず
れ動きによって係止部8と係合部15とが破損するという
心配もない。
また、ラッチ12と係止孔4の間隙調整を行う際におい
て、取付ねじを緩め、ラッチガイド3をストライク本体
2から若干浮かし、ストライク本体2を扉開閉方向に移
動させるときに、係止片16が規制板の機能を発揮してス
トライク本体2の上下移動を規制し、係止部8が係合部
15に対して噛み合わない位置に位置ずれを起こすという
ことがなく、間隙調整がスムースに行える。
さらに、最初の取付けの際において、ラッチガイド3を
取付フランジ部5に重合させるときに、係止片16を係止
孔4に挿入すれば係合部15が係止部8に歯合し、また、
係止片16および係止部8が視認しやすいことから、スト
ライクの組付けが容易であり、取付け作業がスムースに
行えるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図は第1図
のA−A線断面図、第4図はストライク本体の正面図、
第5図は第4図のB−B線断面図、第6図はラッチガイ
ドの正面図、第7図は第6図のC−C線断面図、第8図
〜第10図は従来例を示し、第8図は扉の錠取付状態の斜
視図、第9図は扉枠へのストライク取付状態の斜視図、
第10図はラッチとストライク係止孔との係合状態の拡大
断面図である。 1……ストライク、2……ストライク本体、3……ラッ
チガイド、4……係止孔、5……取付フランジ部、6…
…扉、7……取付長孔、8……位置調節用係止部、9…
…扉枠、12……ラッチ、13……ラッチ嵌入孔、14……取
付孔、15……係合部、16……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉枠(9)に形成されたストライク嵌入凹
    部(10)に嵌入されると共に該扉枠(9)に固定される
    ストライク本体(2)を備え、このストライク本体
    (2)に、扉(6)に取付けられた錠のラッチ(12)を
    受け入れて係止させる係止孔(4)を備え、前記ストラ
    イク嵌入凹部(10)を、ストライク本体(2)の扉開閉
    方向の移動を許容する大きさに形成し、ストライク本体
    (2)の係止孔(4)の開口端側周囲に、扉枠(9)に
    ねじ止め固定される取付フランジ部(5)を設け、この
    取付フランジ部(5)に重合されると共に、係止孔
    (4)に略対応するラッチ嵌入孔(13)を有し、且つ、
    前記取付フランジ部(5)と共に扉枠(9)にねじ止め
    固定される板材からなるラッチガイド(3)を備え、取
    付フランジ部(5)に形成されるねじ挿通用孔(7)を
    扉開閉方向に長い長孔に形成した扉用錠のストライクで
    あって、 前記係止孔(4)内面の上面(4a)に上方に凹設した凹
    部(18)を設けると共に、下面(4b)に下方に凹設した
    凹部(19)を設け、この各凹部(18),(19)の、係止
    孔(4)の開口方向を向く面に略鋸歯状の位置調節用係
    止部(8)を扉開閉方向に形成し、前記ラッチガイド
    (3)の裏面に、前記各凹部(18),(19)に扉開閉方
    向に相対移動可能に挿入状とされる係止片(16)を突設
    し、この各係止片(16)に係止部(8)に対向しかつ歯
    合する略鋸歯状係合部(15)を形成したことを特徴とす
    る扉用錠のストライク。
JP1990041654U 1990-04-18 1990-04-18 扉用錠のストライク Expired - Lifetime JPH0741815Y2 (ja)

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JPH03130869U JPH03130869U (ja) 1991-12-27
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5994557U (ja) * 1982-12-15 1984-06-27 美和ロツク株式会社 可動ストライク
JPS62131063U (ja) * 1986-02-05 1987-08-19

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JPH03130869U (ja) 1991-12-27

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