JPH0741733Y2 - 選挙用投票用紙自動交付機 - Google Patents
選挙用投票用紙自動交付機Info
- Publication number
- JPH0741733Y2 JPH0741733Y2 JP10464788U JP10464788U JPH0741733Y2 JP H0741733 Y2 JPH0741733 Y2 JP H0741733Y2 JP 10464788 U JP10464788 U JP 10464788U JP 10464788 U JP10464788 U JP 10464788U JP H0741733 Y2 JPH0741733 Y2 JP H0741733Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ballot
- switch
- election
- paper
- voice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、選挙用投票用紙自動交付機に係り、特に、公
職選挙・その他の選挙において、投票用紙の交付動作と
連動して音声を発する音声発生装置を備え、所定の投票
用紙について選挙の種別を投票者に伝達するようになし
た投票用紙自動交付機に関する。
職選挙・その他の選挙において、投票用紙の交付動作と
連動して音声を発する音声発生装置を備え、所定の投票
用紙について選挙の種別を投票者に伝達するようになし
た投票用紙自動交付機に関する。
b.従来の技術 従来、公職選挙・その他の選挙において、投票所におけ
る投票用紙の交付作業としては、複数の係員が配置さ
れ、一方の係員が入場した投票者を選挙人名簿と対照し
て本人確認を行った後、他方の係員が投票用紙を交付す
ると共に、当日に執行される選挙の種別(即ち、投票用
紙の種別)を口頭によって伝えるようにすることが一般
的に行われていた。
る投票用紙の交付作業としては、複数の係員が配置さ
れ、一方の係員が入場した投票者を選挙人名簿と対照し
て本人確認を行った後、他方の係員が投票用紙を交付す
ると共に、当日に執行される選挙の種別(即ち、投票用
紙の種別)を口頭によって伝えるようにすることが一般
的に行われていた。
c.考案が解決しようとする課題 この様に、従来の投票用紙の交付方法は、係員が各投票
者について選挙人名簿と対照・確認の上、投票用紙を手
渡し作業によって交付すると共に、その都度、口頭によ
って選挙の種別を伝達していたので、投票用紙交付所の
係員は、常に投票用紙を間違いなく1枚だけ投票者に交
付すること及び投票用紙の交付の際にその種別を伝える
ことの作業が要求され、そのため、有権者が多い投票所
においては、係員にとって緊張した状態が長時間継続す
ることになるので、精神的、肉体的に極度の疲労を招く
と共に、特に、口頭による伝達は煩わしく且つ負担とな
っていた。
者について選挙人名簿と対照・確認の上、投票用紙を手
渡し作業によって交付すると共に、その都度、口頭によ
って選挙の種別を伝達していたので、投票用紙交付所の
係員は、常に投票用紙を間違いなく1枚だけ投票者に交
付すること及び投票用紙の交付の際にその種別を伝える
ことの作業が要求され、そのため、有権者が多い投票所
においては、係員にとって緊張した状態が長時間継続す
ることになるので、精神的、肉体的に極度の疲労を招く
と共に、特に、口頭による伝達は煩わしく且つ負担とな
っていた。
他方、投票所によっては、投票用紙を交付するに際し、
必ずしも選挙の種別を投票者に対して伝達しない所もあ
り、従って、その様な投票所においても、選挙が1種類
であればそれほど問題は発生しないが、特に同一日にお
いて複数の選挙が行われる場合には、所定の投票用紙が
交付されているにも拘らず、係員による指示がないばか
りに、投票者が誤って異なる選挙における候補者の氏名
を記載してしまうという問題が発生したりしていた。
必ずしも選挙の種別を投票者に対して伝達しない所もあ
り、従って、その様な投票所においても、選挙が1種類
であればそれほど問題は発生しないが、特に同一日にお
いて複数の選挙が行われる場合には、所定の投票用紙が
交付されているにも拘らず、係員による指示がないばか
りに、投票者が誤って異なる選挙における候補者の氏名
を記載してしまうという問題が発生したりしていた。
本考案は、以上のような課題を解決するためになされた
もので、投票用紙自動交付機によって投票用紙を交付す
る動作と連動して音声を発し、その時の選挙の種別を投
票者に伝達及び換起せしめるようにした選挙用投票用紙
自動交付機を提供することを目的とする。
もので、投票用紙自動交付機によって投票用紙を交付す
る動作と連動して音声を発し、その時の選挙の種別を投
票者に伝達及び換起せしめるようにした選挙用投票用紙
自動交付機を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案による選挙用投票用紙自動交付機は、ホッパーに
重積された選挙用の投票用紙を1枚ずつ繰出すための給
紙部と、前記給紙部を駆動するための駆動モータと、前
記投票用紙の交付のための繰出し動作を制御するための
スイッチとを具備した選挙用投票用紙自動交付機におい
て、前記スイッチが接続された制御部と、前記制御部に
接続された音声発生装置とを備え、前記スイッチの作動
によって前記音声発生装置が作動し選挙内容等の音声表
示を行うようにした構成である。
重積された選挙用の投票用紙を1枚ずつ繰出すための給
紙部と、前記給紙部を駆動するための駆動モータと、前
記投票用紙の交付のための繰出し動作を制御するための
スイッチとを具備した選挙用投票用紙自動交付機におい
て、前記スイッチが接続された制御部と、前記制御部に
接続された音声発生装置とを備え、前記スイッチの作動
によって前記音声発生装置が作動し選挙内容等の音声表
示を行うようにした構成である。
e.作用 本考案による選挙用投票用紙自動交付機においては、男
用スイッチ又は女用スイッチの何れかを作動させると、
投票用紙が自動的に送出され、その投票用紙に係る選挙
の種別の種別に応じた内容のアナウンスが音声発生装置
及びスピーカを介して放声されるため、投票者は自分が
受取った投票用紙の種別を耳で確認することができ、間
違いのない正確な投票を行うことができる。
用スイッチ又は女用スイッチの何れかを作動させると、
投票用紙が自動的に送出され、その投票用紙に係る選挙
の種別の種別に応じた内容のアナウンスが音声発生装置
及びスピーカを介して放声されるため、投票者は自分が
受取った投票用紙の種別を耳で確認することができ、間
違いのない正確な投票を行うことができる。
又、係員については作業の省力化を図り、特に、口頭伝
達の煩わしさ及び疲労に関し、大巾に軽減させることが
できる。
達の煩わしさ及び疲労に関し、大巾に軽減させることが
できる。
f.実施例 以下、図面と共に本考案による選挙用投票用紙自動交付
機の実施例について説明する。
機の実施例について説明する。
第1図及び第2図において、符号1で示されるものは、
全体が箱形をなすケースであり、このケース1内には、
軸支部2を介して実線の位置から点線で示す位置に回動
可能に構成されたホッパー3が配設されており、このホ
ッパー3は図示しないばねによって常時上方に付勢され
ている。3bは、投票用紙3aの両側を規制するようにホッ
パー3上に配設された一対のガイド板である。
全体が箱形をなすケースであり、このケース1内には、
軸支部2を介して実線の位置から点線で示す位置に回動
可能に構成されたホッパー3が配設されており、このホ
ッパー3は図示しないばねによって常時上方に付勢され
ている。3bは、投票用紙3aの両側を規制するようにホッ
パー3上に配設された一対のガイド板である。
前記ホッパー3の先端位置には、給紙部を構成する給紙
ローラ4及び紙さばき体5が対向配設されており、この
給紙ローラ4はソレノイド33によって駆動される図示し
ないクラッチ機構を介して回転伝達部材に結合されると
共に、その下流側には、一対の引出しローラ6,排除ロー
ラ7及び折れぐせローラ8が配設され、これ等の各ロー
ラ4,6,7及び8は、前記ケース1の底部に設けられた駆
動モータ9により、ベルト(一部のみ示す)10を介して
連動可能なように構成されている。
ローラ4及び紙さばき体5が対向配設されており、この
給紙ローラ4はソレノイド33によって駆動される図示し
ないクラッチ機構を介して回転伝達部材に結合されると
共に、その下流側には、一対の引出しローラ6,排除ロー
ラ7及び折れぐせローラ8が配設され、これ等の各ロー
ラ4,6,7及び8は、前記ケース1の底部に設けられた駆
動モータ9により、ベルト(一部のみ示す)10を介して
連動可能なように構成されている。
又、前記排除ローラ7の近傍にて且つ上方に向つて投票
用紙3aを案内する投票用紙搬送通路11を臨む位置には、
ソレノイド32の作動時に実線及び点線の位置に切換可能
に構成された分離レバー12が配設されている。前記給紙
ローラ4と引出しローラ6間には、光源ランプ及び受光
素子の光電式構成よりなる第1検出器13が設けられると
共に、前記折れぐせローラ8の上方位置にて後述の投票
用紙送出口16との間には、同様に光電式構成よりなる第
2検出器14が設けられている。前記排除ローラ7の投票
用紙排出側には、排除板15が配設されると共に、ケース
1の上部における前記投票用紙搬送通路11に該当する位
置には、投票用紙送出口16が形成されている。
用紙3aを案内する投票用紙搬送通路11を臨む位置には、
ソレノイド32の作動時に実線及び点線の位置に切換可能
に構成された分離レバー12が配設されている。前記給紙
ローラ4と引出しローラ6間には、光源ランプ及び受光
素子の光電式構成よりなる第1検出器13が設けられると
共に、前記折れぐせローラ8の上方位置にて後述の投票
用紙送出口16との間には、同様に光電式構成よりなる第
2検出器14が設けられている。前記排除ローラ7の投票
用紙排出側には、排除板15が配設されると共に、ケース
1の上部における前記投票用紙搬送通路11に該当する位
置には、投票用紙送出口16が形成されている。
さらに、前記ケース1の底部1a上には、前記駆動モータ
9を作動させると共に、系全体に対して電源部として作
用する電池17を収納する電源箱18が配設されており、こ
のケース1の側部1bには、スピーカ19が設けられてい
る。このケース1には、液晶(又はLED)からなる表示
部21,男用スイッチ22及び女用スイッチ23を備えた操作
盤24が、ケーブル20を介して接続されている。尚、この
電池17を用いずに、AC電源を用いること、又はAC電源と
併用することも可能である。
9を作動させると共に、系全体に対して電源部として作
用する電池17を収納する電源箱18が配設されており、こ
のケース1の側部1bには、スピーカ19が設けられてい
る。このケース1には、液晶(又はLED)からなる表示
部21,男用スイッチ22及び女用スイッチ23を備えた操作
盤24が、ケーブル20を介して接続されている。尚、この
電池17を用いずに、AC電源を用いること、又はAC電源と
併用することも可能である。
次に、第3図は前記操作盤24を含む電気系統のブロック
図を示しており、この操作盤24は制御部31を介して音声
による発音手段を備えた音声発生装置25に接続され、こ
の音声発生装置25の出力は、増巾回路26を介してスピー
カ19から放声される構成である。この場合、音声発生装
置25を構成する具体的手段としては、音声合成ROM(I
C)、エンドレステープ(磁気カートリッジテープ)或
いは磁気・光記録等によりディスク等にて、任意のもの
が適用できる。
図を示しており、この操作盤24は制御部31を介して音声
による発音手段を備えた音声発生装置25に接続され、こ
の音声発生装置25の出力は、増巾回路26を介してスピー
カ19から放声される構成である。この場合、音声発生装
置25を構成する具体的手段としては、音声合成ROM(I
C)、エンドレステープ(磁気カートリッジテープ)或
いは磁気・光記録等によりディスク等にて、任意のもの
が適用できる。
前記音声発生装置25を構成する音声合成ROM、エンドレ
ステープ或いはディスク等には、各種選挙(衆議院、最
高裁国民審査、参議院(選挙区)、参議院(比例代
表)、知事、議会議員、区長、市長、町長、村長等)に
対応する各種アナウンスを内蔵しており、音声内容切換
スイッチ27によって任意の種別アナウンスに切換可能に
構成され、ケース1の前面ICに形成された切換目盛28に
合わせて切換えられる。
ステープ或いはディスク等には、各種選挙(衆議院、最
高裁国民審査、参議院(選挙区)、参議院(比例代
表)、知事、議会議員、区長、市長、町長、村長等)に
対応する各種アナウンスを内蔵しており、音声内容切換
スイッチ27によって任意の種別アナウンスに切換可能に
構成され、ケース1の前面ICに形成された切換目盛28に
合わせて切換えられる。
又、前記男用スイッチ22及び女用スイッチ23の操作に基
づき、第2検出器14において検知出力が得られた時に
は、計数回路29によって各々独立してカウントされ、そ
のカウント結果は、表示制御回路30を介して表示部21に
より、各各独立して表示される。
づき、第2検出器14において検知出力が得られた時に
は、計数回路29によって各々独立してカウントされ、そ
のカウント結果は、表示制御回路30を介して表示部21に
より、各各独立して表示される。
次に、前記構成に基づきその動作について説明する。
まず、ホッパー3内に投票用紙3a(例えば、500枚)を
重積した状態で装入し、電源スイッチ(図示せず)をON
とした後、係員がその時の投票者に対応する男用スイッ
チ22又は女用スイツチ23をONとすると、その操作による
各出力22a又は23aにより、制御部31からの制御信号に基
づいて駆動モータ9が作動すると共に、ソレノイド33を
作動させてクラッチ機構を駆動し、給紙ローラ4を回転
伝達部材に結合状態となして、各ローラ4,6,7及び8を
回動状態とする。
重積した状態で装入し、電源スイッチ(図示せず)をON
とした後、係員がその時の投票者に対応する男用スイッ
チ22又は女用スイツチ23をONとすると、その操作による
各出力22a又は23aにより、制御部31からの制御信号に基
づいて駆動モータ9が作動すると共に、ソレノイド33を
作動させてクラッチ機構を駆動し、給紙ローラ4を回転
伝達部材に結合状態となして、各ローラ4,6,7及び8を
回動状態とする。
従って、ホッパー3に重積された各投票用紙3aは、上部
から順に繰り出され、給紙ローラ4と紙さばき体5によ
って1枚ずつにさばかれると共に、引出しローラ6によ
って引出される直前において、第1検出器13によって重
送の有無を検知された後、投票用紙搬送通路11に沿って
送り出される一方、その途中に位置する折れぐせローラ
8を経て投票用紙3aの中心に折り目を付され、さらに、
第2検出器14を経た後、投票用紙送出口16から上方に送
り出されて抜き取り可能状態となる。
から順に繰り出され、給紙ローラ4と紙さばき体5によ
って1枚ずつにさばかれると共に、引出しローラ6によ
って引出される直前において、第1検出器13によって重
送の有無を検知された後、投票用紙搬送通路11に沿って
送り出される一方、その途中に位置する折れぐせローラ
8を経て投票用紙3aの中心に折り目を付され、さらに、
第2検出器14を経た後、投票用紙送出口16から上方に送
り出されて抜き取り可能状態となる。
この場合、前記給紙ローラ4は、投票用紙3aを送り出し
ながら1回転すると、クラッチ機構によってそれ以上回
転しないように係止され、又、次の投票用紙3aは、その
先端部分が第1検出器13を通過して搬送異常(重送)の
有無について検知されると共に、引出ローラ6と分離レ
バー12との間の投票用紙搬送通路11に位置して待期状態
となる。
ながら1回転すると、クラッチ機構によってそれ以上回
転しないように係止され、又、次の投票用紙3aは、その
先端部分が第1検出器13を通過して搬送異常(重送)の
有無について検知されると共に、引出ローラ6と分離レ
バー12との間の投票用紙搬送通路11に位置して待期状態
となる。
こゝで、投票者が前記投票用紙3aを抜き取ると、投票用
紙3aの後端部分が第2検出器14を通過した時に検知出力
が生じ、その検知信号に基づく制御部31からの制御信号
により、駆動モータ9の作動が停止する一方、音声発生
装置25が駆動され、予め発声内容切換スイッチ27にて選
択されている当日に執行される選挙の種別(投票用紙の
種別)に関するアナウンス内容が読み出されて、その音
声出力(25a)が増巾回路26で増巾された後、スピーカ1
9から放声される。
紙3aの後端部分が第2検出器14を通過した時に検知出力
が生じ、その検知信号に基づく制御部31からの制御信号
により、駆動モータ9の作動が停止する一方、音声発生
装置25が駆動され、予め発声内容切換スイッチ27にて選
択されている当日に執行される選挙の種別(投票用紙の
種別)に関するアナウンス内容が読み出されて、その音
声出力(25a)が増巾回路26で増巾された後、スピーカ1
9から放声される。
又、前記投票用紙3aの抜き取り時の検知出力に基づく制
御部31からの制御信号により、計数回路29においては、
スイッチ操作した側の計数内容の1カウントアップを行
い、その計数値は表示制御回路30を介し表示部21で各々
独立して表示される。
御部31からの制御信号により、計数回路29においては、
スイッチ操作した側の計数内容の1カウントアップを行
い、その計数値は表示制御回路30を介し表示部21で各々
独立して表示される。
尚、この投票用紙3aを前記投票用紙送出口16から抜かず
にそのまゝにしておいた場合には、一定時間が経過する
と制御部31から制御信号が発せられて駆動モータ9の作
動を停止させ、投票用紙3aを抜き取るまで待期状態とす
る。
にそのまゝにしておいた場合には、一定時間が経過する
と制御部31から制御信号が発せられて駆動モータ9の作
動を停止させ、投票用紙3aを抜き取るまで待期状態とす
る。
他方、前述の動作において、第1検出器13で重送が検知
された場合には、その検知信号に基づき、制御部31から
制御信号が発せられてソレノイド32を作動し、分離レバ
ー12は、投票用紙3aを前記搬送通路11に案内するための
実線にて示す位置から排除のための点線にて示す位置側
に切換えられる。従って、この重送状態を検知された投
票用紙3aは、分離レバー12を介した後、排除ローラ7に
よって排除板15上に送り込まれ、又、一定時間の経過時
に駆動モータ9の作動が停止すると共に、次の投票用紙
3aは、前述の如く引出しローラ16と分離レバー12との間
の搬送通路11に待期し、同一スイッチによる再操作が可
能なようにセットされる。
された場合には、その検知信号に基づき、制御部31から
制御信号が発せられてソレノイド32を作動し、分離レバ
ー12は、投票用紙3aを前記搬送通路11に案内するための
実線にて示す位置から排除のための点線にて示す位置側
に切換えられる。従って、この重送状態を検知された投
票用紙3aは、分離レバー12を介した後、排除ローラ7に
よって排除板15上に送り込まれ、又、一定時間の経過時
に駆動モータ9の作動が停止すると共に、次の投票用紙
3aは、前述の如く引出しローラ16と分離レバー12との間
の搬送通路11に待期し、同一スイッチによる再操作が可
能なようにセットされる。
尚、前記実施例の説明においては、音声発声装置25によ
る投票用紙の種別に関するアナウンスのタイミングを、
投票用紙3aを抜き取った時の第2検出器14による検知出
力に基づいて行う場合について述べたが、その他、投票
用紙3aの後端部分が第1検出器13を通過した時の検知出
力、若しくは、逆に投票用紙3aの先端部分が第2検出器
14を通過したことの検知出力等に基づいてアナウンス動
作を行わせる場合、又は、次に送り出される投票用紙3a
が常に第1検出器13によつて搬送異常(重送)について
検知された後、引出しローラ6と分離レバー12との間に
位置していることに基づき、各スイッチ22及び23を操作
した時の出力(22a,23a)を以ってアナウンス動作を行
わせる場合等、何れも投票用紙3aを交付する動作に連動
して音声発声装置25を駆動させることができるものであ
り、さらに、前述の状態とは関係なく、常時、一定の周
期で発声するようにした場合も同様の作用効果を得るこ
とができる。
る投票用紙の種別に関するアナウンスのタイミングを、
投票用紙3aを抜き取った時の第2検出器14による検知出
力に基づいて行う場合について述べたが、その他、投票
用紙3aの後端部分が第1検出器13を通過した時の検知出
力、若しくは、逆に投票用紙3aの先端部分が第2検出器
14を通過したことの検知出力等に基づいてアナウンス動
作を行わせる場合、又は、次に送り出される投票用紙3a
が常に第1検出器13によつて搬送異常(重送)について
検知された後、引出しローラ6と分離レバー12との間に
位置していることに基づき、各スイッチ22及び23を操作
した時の出力(22a,23a)を以ってアナウンス動作を行
わせる場合等、何れも投票用紙3aを交付する動作に連動
して音声発声装置25を駆動させることができるものであ
り、さらに、前述の状態とは関係なく、常時、一定の周
期で発声するようにした場合も同様の作用効果を得るこ
とができる。
又、前記実施例では、音声発声装置25に関し、各種選挙
に対応するアナウンス内容を記録した複数の発声手段を
内蔵しておき、切換スイッチ27によって発音内容を切換
えるようにした場合について述べたが、これを当日に執
行される選挙に対応するアナウンス内容を記録した発音
手段のみを、例えば差換え式にて用いるように構成して
もよい。
に対応するアナウンス内容を記録した複数の発声手段を
内蔵しておき、切換スイッチ27によって発音内容を切換
えるようにした場合について述べたが、これを当日に執
行される選挙に対応するアナウンス内容を記録した発音
手段のみを、例えば差換え式にて用いるように構成して
もよい。
g.考案の効果 本考案は、以上のように男用スイッチ又は女用スイッチ
を押すだけで、自動的に投票用紙が送り出され、且つ、
男用及び女用とに分かれて各々独立して人数のカウント
がなされるようにすると共に、当日に執行される選挙に
ついてのアナウンス内容(投票用紙の種別)を放声する
ようにした音声発声装置を備えたので、投票用紙の交付
と共に、その投票用紙の種別の内容を音声発声装置から
読み出して投票者に伝達し、且つ、喚起させることがで
き、係員は、従来の如き交付の手作業及び特に口頭伝達
による煩わしさから解放されると共に、単にスイッチ操
作のみで、投票者に対する投票用紙の交付並びに投票用
紙の種別の内容の音声表示を容易に行うことができる。
を押すだけで、自動的に投票用紙が送り出され、且つ、
男用及び女用とに分かれて各々独立して人数のカウント
がなされるようにすると共に、当日に執行される選挙に
ついてのアナウンス内容(投票用紙の種別)を放声する
ようにした音声発声装置を備えたので、投票用紙の交付
と共に、その投票用紙の種別の内容を音声発声装置から
読み出して投票者に伝達し、且つ、喚起させることがで
き、係員は、従来の如き交付の手作業及び特に口頭伝達
による煩わしさから解放されると共に、単にスイッチ操
作のみで、投票者に対する投票用紙の交付並びに投票用
紙の種別の内容の音声表示を容易に行うことができる。
図面は、本考案による選挙用投票用紙自動交付機につい
て示すもので、第1図は全体構成を示す斜視図、第2図
は内部機構を示す概略構成図、第3図は電気系統を示す
ブロック図である。 3はホッパー、3aは投票用紙、4は給紙ローラ、9は駆
動モータ、19はスピーカ、22は男用スイッチ、23は女用
スイッチ、25は音声発声装置である。
て示すもので、第1図は全体構成を示す斜視図、第2図
は内部機構を示す概略構成図、第3図は電気系統を示す
ブロック図である。 3はホッパー、3aは投票用紙、4は給紙ローラ、9は駆
動モータ、19はスピーカ、22は男用スイッチ、23は女用
スイッチ、25は音声発声装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大西 哲夫 和歌山県那賀郡粉河町大字上田井353番地 デュプロ精工株式会社内 審査官 尾崎 和寛
Claims (1)
- 【請求項1】ホッパーに重積された選挙用の投票用紙を
1枚ずつ繰出すための給紙部と、前記給紙部を駆動する
ための駆動モータと、前記投票用紙の交付のための繰出
し動作を制御するためのスイッチとを具備した選挙用投
票用紙自動交付機において、前記スイッチが接続された
制御部と、前記制御部に接続された音声発生装置とを備
え、前記スイッチの作動によって前記音声発生装置が作
動し選挙内容等の音声表示を行うように構成したことを
特徴とする選挙用投票用紙自動交付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10464788U JPH0741733Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 選挙用投票用紙自動交付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10464788U JPH0741733Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 選挙用投票用紙自動交付機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226039U JPH0226039U (ja) | 1990-02-20 |
JPH0741733Y2 true JPH0741733Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31336556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10464788U Expired - Lifetime JPH0741733Y2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 選挙用投票用紙自動交付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741733Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-08 JP JP10464788U patent/JPH0741733Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226039U (ja) | 1990-02-20 |
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