JPH06215218A - 選挙用投票用紙交付機及び選挙用投票用紙 - Google Patents

選挙用投票用紙交付機及び選挙用投票用紙

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JPH06215218A
JPH06215218A JP33622892A JP33622892A JPH06215218A JP H06215218 A JPH06215218 A JP H06215218A JP 33622892 A JP33622892 A JP 33622892A JP 33622892 A JP33622892 A JP 33622892A JP H06215218 A JPH06215218 A JP H06215218A
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宏悦 野木
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嘉英 杉山
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Deyupuro Seiko Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、選挙用投票用紙交付機及び投票用
紙に関し、特に、各選挙に対応する投票用紙の交付ミス
を回避することを特徴とする。 【構成】 本発明による選挙用投票用紙交付機は、用紙
ホッパー(3)内に重積される投票用紙(3a)の種類
に応じた選挙区分を設定する選挙区分設定手段(50,
52)と、用紙搬送経路(A)に配置され投票用紙(3
a)の種類を読み取る用紙検出手段(54)と、前記選
挙区分設定手段(50,52)からの区分出力(50
A,52A)と前記用紙検出手段(54)からの用紙出
力(54A)とを比較する比較手段(41a)とを備え
た構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は選挙用投票用紙交付機及
び投票用紙に関し、特に、各選挙に対応する投票用紙の
交付ミスを回避するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の選挙において、投票所にお
ける投票用紙の交付に関しては、手作業による人為的な
交付方法に対し、選挙事務の効率化のために一部で機械
装置が採用されており、一例として特開昭58−216849号
公報に示される装置を挙げることができる。すなわち、
前記公報に開示された選挙用投票用紙交付機において、
ホッパーの用紙載台に重積された投票用紙は、送りロー
ラのさばき動作と繰り出し動作により、用紙搬送経路に
沿って、最上面のものから1枚ずつケースの外部に向け
て送り出される。その後、投票用紙は、光学的手段より
なる重送検出装置で重送を検知されると共に1対の案内
ローラによって、用紙搬送経路に沿って更に前進する。
その後、投票用紙に折りたたみ線を形成する一方、この
折りたたみ線の両側に折りたたんだ投票用紙が自動的に
開放するようなくせを付ける。そして、くせ付けが終了
した投票用紙は用紙排出装置を通過した後、案内ローラ
によって案内された投票用紙の先端部を、取出口から露
出させて、投票用紙の交付準備を整える。その後、投票
者が投票用紙を抜き取ると、取出口の近傍に配設された
抜き取り検出用光電素子が作動し、その抜き取り動作の
回数を、男女別に計数すると共にカウンタで表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の選挙用投票用紙
交付機は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、従来の投票用紙交付
機は、用紙搬送経路に配置された重送検出装置及び検出
用光電素子により、投票用紙の重送及び交付枚数を厳重
にチェックしているが、作業者のミスにより、ホッパー
内に重積された投票用紙内に異種の投票用紙が混じった
場合、若しくは、例えば衆議院用の投票用紙の交付を予
定した交付機であるにも拘わらず、ホッパー内に、参議
院用の投票用紙を重積した場合には、係員が気付くま
で、間違った投票用紙を投票者に交付し続けることにな
る。その結果、選挙が無効になったり、投票者の不信感
を招くなど、行政上極めて好ましくない事態が発生する
といった問題点があった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、各選挙に対応する投票用紙
の交付ミスを回避するようにした選挙用投票用紙交付機
及び投票用紙を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による選挙用投票
用紙交付機は、ケース内の用紙ホッパーに重積された選
挙用の投票用紙を、前記ケースの外部に向けて1枚ずつ
送り出すための用紙搬送経路を備えた選挙用投票用紙交
付機において、前記投票用紙の種類に応じた選挙区分を
設定する選挙区分設定手段と、前記用紙搬送経路に配置
され前記投票用紙の種類を読み取る用紙検出手段と、前
記選挙区分設定手段からの区分出力と前記用紙検出手段
からの用紙出力とを比較する比較手段とを備えた構成で
ある。
【0006】さらに詳細には、前記比較手段により、前
記区分出力と前記用紙出力とが不一致と判断された場合
に警告を発する音声発生装置を備えた構成である。
【0007】さらに詳細には、前記比較手段により、前
記区分出力と前記用紙出力とが不一致と判断された場合
に、前記投票用紙を、正当な用紙搬送経路から排除する
と共に、排除用紙受板上に配置させる構成である。
【0008】さらに詳細には、前記選挙区分設定手段
は、選挙の種類に応じた音声を発生する音声発生装置と
連動し、前記音声を切り換える音声選択スイッチからな
る構成である。
【0009】さらに詳細には、前記選挙区分設定手段
は、前記ケースの外面に配置される選挙区分表示板の種
類を読み取る表示板検出手段からなる構成である。
【0010】さらに詳細には、前記用紙検出手段は、前
記投票用紙の色を読み取る色検出センサからなる構成で
ある。
【0011】さらに詳細には、前記用紙検出手段は、前
記投票用紙に予じめ印刷された識別コードを読み取る用
紙検出センサからなる構成である。
【0012】本発明による選挙用投票用紙は、各選挙に
対応し且つ機械的又は電気的読み取りを可能にした識別
コードを備えた構成である。
【0013】
【作用】本発明による選挙用投票用紙交付機において
は、ホッパー内に重積される投票用紙に合わせて、即ち
交付を予定している選挙の区分に合わせて、選挙区分設
定手段を所定の位置に設定した後、用紙搬送経路に沿っ
てホッパーから一枚ずつ投票用紙を搬送し、その搬送時
において、投票用紙の種類を用紙検出手段により読み取
り、前記選挙区分設定手段からの区分出力と、前記用紙
検出手段からの用紙出力とを比較手段内に取り込み、こ
の比較の結果、前記区分出力と前記用紙出力とが不一致
と判断された場合には、例えば、用紙搬送経路に配置し
たローラを停止させてたり、音声発生装置により警告音
を発生したりすることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面と共に本発明による選挙用投票用
紙交付機の好適な実施例について詳細に説明する。
【0015】図1及び図2において、符号1で示される
ものは、全体が箱形をなすケースであり、ケース1の上
部には開閉蓋1bが配設されている。このケース1内に
は、支軸2を介して実線の位置から点線で示す位置まで
回動可能に構成された用紙ホッパー3が配設されてお
り、この用紙ホッパー3はばね部材(図示せず)によっ
て常時上方に付勢されている。また用紙ホッパー3の両
側には投票用紙3aの両側を規制するための一対のガイ
ド板3bが形成されている。
【0016】前記用紙ホッパー3の先端位置には、給紙
ローラ4及び紙さばき体5が対向配設されており、この
位置を用紙搬送経路Aの最上流側とする。前記紙さばき
体5の下方位置には、投票用紙3aの先端部を摺動案内
するガイド板3cが配設されて、前記給紙ローラ4は、
給紙ローラ用ソレノイド42によって駆動される図示し
ないクラッチ機構を介して、回転伝達部材(図示せず)
に結合され、給紙ローラ4の軸部にはワンウェイクラッ
チが設けられている。また、前記用紙搬送経路Aの中流
位置には、投票用紙を引き出すための一対の引出しロー
ラ6、重送が検知された投票用紙3aを引出すための排
除ローラ7及び投票用紙3aの中心部に折り目を付す折
れぐせローラ8が配設され、これ等の各ローラ4,6,
7及び8は、前記ケース1の底部1aに設けられた駆動
モータ9により、ベルト(一部のみ示す)10を介して
連動可能に構成されている。
【0017】また、前記排除ローラ7の近傍で且つ用紙
搬送経路Aに臨む位置には、分離レバー用ソレノイド4
5の作動時に実線及び点線の位置に切換可能に構成され
た分離レバー12が配設されている。前記給紙ローラ4
と引出しローラ6間には、光源ランプ及び受光素子より
なる第1検出器13が重送検出部として設けられ、前記
折れぐせローラ8と用紙搬送経路Aの最下流側をなす投
票用紙出口16との間には、同様の光電式構成よりなる
第2検出器14が設けられている。
【0018】前記排除ローラ7の投票用紙排出側には排
除用紙受板15が配設されいる。従って、前記第1検出
器13で重送検知された投票用紙3aは、排除ローラと
分離レバー12との協働により、正当な用紙搬送経路A
から排除されると共に、排除用紙受板15上に配置され
る。更に、前記ケース1には、液晶又はLEDからなる
表示部21、男用スイッチ22及び女用スイッチ23等
のスイッチ類を備えた操作盤24が、ケーブル20を介
して接続されている。
【0019】更に、前記ケース1の内壁には、選挙区分
設定手段としての音声選択スイッチ50が設けられてい
る。この音声選択スイッチ50は、例えば衆議院選挙、
参議院選挙、知事選挙等の公的選挙が行われる選挙区分
の数に応じた切換を可能にすると共に、スピーカーを備
えた音声発生装置Bに連動し、選挙区分に応じた音声、
例えば「衆議院選挙です」等の音声をスピーカーにより
出すことができる。前記ケース1の外面には、例えば
「衆議院選挙」の標題Cが印刷された矩形の選挙区分表
示板51を配置するための設置領域1cが形成され、こ
の設置領域1cを臨むように、前記ケース1には、表示
板検出手段としての反射型の表示板検出センサ52が横
一列に4個配置されている。
【0020】図3に示すように、選挙区分表示板51の
裏面には、識別コード53が印刷等により形成され、こ
の識別コード53は、4個の表示板検出センサ52と対
峙するような位置に配列されている。前記識別コード5
3は、第1から第4の識別コード53a〜53dからな
り、各識別コード53は光を反射する周知の材料が利用
されると共に、その個数は任意である。例えば、第2,
第4の識別コード53b,53dを余白にして、第1の
識別コード53a及び第3の識別コード53cを印刷し
た場合、第1の識別コード53aのみを印刷した場合、
第1から第4の識別コード53a〜53d全てを印刷し
た場合など、その印刷態様は、選挙区分表示板51の標
題Cによって変更が可能である。従って、任意の位置に
印刷された識別コード53に対応する表示板検出センサ
52により、識別コード53の有無を検出することで、
ケース1に配置された選挙区分表示板51の選挙区分を
特定することができる。なお、前記識別コード53を黒
色で印刷した場合、前記表示板検出センサ52として透
過型センサを利用することができる。
【0021】前記用紙搬送経路Aにおいて、給紙ローラ
4と引出しローラ6との間には、図4に示すように、投
票用紙3aに予じめ印刷された識別コード55を読み取
るための用紙検出センサとしての反射型用紙検出センサ
54が配列されている。この用紙検出手段54は、給紙
ローラ4の回転軸4aの軸線方向に沿って一列に配設さ
れると共に、第1から第4の用紙検出センサ54a〜5
4dからなっている。各用紙検出センサ54a〜54d
は、投票用紙3aへの識別コード55の印刷が予定され
ている位置に対応するよう配列されている。従って、用
紙搬送経路Aに沿って搬送されている投票用紙3aの識
別コード55の有無を、各用紙検出センサ54a〜54
dで検出することで、投票用紙3aの選挙区分を特定す
ることができる。
【0022】この投票用紙3aには、種々の識別コード
55を印刷することができる。例えば、投票用紙3aの
上下縁部において、横一列をなすように、3個の識別コ
ード55を配列してもよく(図5参照)、また、2個の
識別コード55を配列してもよい(図6参照)。更に、
図7,8に示すように、投票用紙3aの上下縁部におい
て、縦一列をなすように、複数個の識別コード55を配
列してもよい。この場合、縦一列の識別コード55を、
1個の用紙検出センサ54で、投票用紙3aの搬送速度
に応じて経時的に検出する。なお、反射型の用紙検出セ
ンサ54を利用する場合、前記識別コード55は光りを
反射する材料が利用され、透過型の用紙検出センサ54
を利用する場合、前記識別コード55は黒色で印刷する
ことが好ましい。
【0023】次に、図9は、前記操作盤24を含む電気
系統のブロック図を示しており、この操作盤24のスイ
ッチ類の操作に基づき、制御部41を介して駆動モータ
9が駆動され、又、第2検出器14の検知出力に基づ
き、計数回路43によって男女各々独立して計数され、
その計数結果は、表示制御回路44を介して表示部21
により各々独立して表示される。なお、45は重送検知
された投票用紙3aを排除ローラ7側に送り込む分離レ
バー12の駆動用ソレノイドである。
【0024】また、制御部41内には、音声選択スイッ
チ50からの選挙区分出力情報としての第1区分出力5
0Aと、表示板検出センサ52からの選挙区分出力情報
としての第2区分出力52Aと、用紙検出センサ54か
らの用紙出力情報としての用紙出力54Aとをそれぞれ
比較する比較手段41aが設けられている。従って、こ
の比較手段41aにより、前記第1,第2区分出力50
A,52Aと用紙出力54Aとの出力情報が全て一致し
ていているか否かを判断し、この判断結果に基づいて、
音声発生装置Bにより、種々の音声を流すことができ
る。
【0025】次に、前記構成に基づき、その動作につい
て説明する。まず、投票用紙3aの交付準備にあたっ
て、所定の選挙区分表示板51をケース1の設置領域1
cに設置すると共に、開閉蓋1bを開けて、音声選択ス
イッチ50を選択区分表示板51の表面の標題Cと合致
させるように設定する。その結果、投票用紙交付機を利
用する選挙区分(例えば衆議院選挙)が特定され、それ
以降、その交付機から交付される投票用紙3aを限定し
て利用する。更に、選挙区分表示板51の標題Cと合致
する投票用紙3aを用紙ホッパー3内に重積した状態で
挿入し、投票用紙3aの交付準備が完了する。
【0026】その後、電源スイッチ(図示せず)をON
とした後、係員がその時の投票者に対応する男用スイッ
チ22又は女用スイッチ23をONとすると、その操作
による制御部41からの制御信号に基づいて駆動モータ
9が作動すると共に、ソレノイド42を作動させクラッ
チ機構を駆動させて、給紙ローラ4を回転伝達部材に結
合状態させ、各ローラ4,6,7及び8を回動状態とす
る。
【0027】その結果、用紙ホッパー3に重積された各
投票用紙3aは、用紙搬送経路Aに沿って、最上部の投
票用紙3aから順に繰り出され、給紙ローラ4と紙さば
き体5によって1枚ずつにさばかれながら搬送される。
この時、用紙検出センサ54により、投票用紙3aの各
識別コード55が読み取られ、その用紙出力54Aを制
御器41内の比較手段41aへ送り込む。そして、比較
手段41aにより、音声選択スイッチ50からの第1区
分出力50Aと、表示板検出センサ52からの第2区分
出力52Aと、用紙検出センサ54からの用紙出力54
Aとを比較し、第1,第2区分出力50A,52Aと用
紙出力54Aとの出力情報が不一致の場合、音声発生装
置Bにより、例えば「用紙種別をご確認下さい」といっ
た警告音を発生させると同時に表示部21にも同様のテ
ロップを流し、係員に注意を促す。
【0028】更に、前記比較手段41aにより、第1,
第2区分出力50A,52Aと用紙出力54Aとの出力
情報が全て一致した場合、引出しローラ6によって引出
される直前において、投票用紙3aは、第1検出器13
によって重送の有無が検知された後、用紙搬送経路Aに
沿って送り出される一方、その途中に位置する折れぐせ
ローラ8を経て投票用紙3aの中心に折れ目を付し、さ
らに、第2検出器14を経た後、投票用紙送出口16か
ら上方に送り出されて抜き取り可能状態となる。
【0029】この場合、前記給紙ローラ4は、投票用紙
3aを送り出しながら1回転すると、クラッチ機構によ
ってそれ以上回転しないように係止され、又、次の投票
用紙3aは、その先端部分が第1検出器13を通過して
搬送異常(重送)の有無について検知されると共に、引
出ローラ6と分離レバー12との間の用紙搬送経路Aに
位置して待期状態となる。
【0030】ここで、投票者が前記投票用紙3aを抜き
取ると、投票用紙3aの後端部分が第2検出器14を通
過した時に検知出力が生じ、その検知信号に基づく制御
部41からの制御信号により、駆動モータ9の作動が停
止する一方、音声選択スイッチ50により設定された音
声、例えば「衆議院選挙です」といった音声が発せられ
る。そして、計数回路43においては、スイッチ操作し
た側の計数内容の1カウントアップを行い、その計数値
は表示制御回路44を介し表示21で各々独立して表示
される。
【0031】本発明は、前述した実施例に限定されず、
例えば、選挙区分設定手段としての表示板検出センサ5
2及び用紙検出手段としての用紙検出センサ54を、色
を感知する色検出センサとして構成することで、選挙区
分表示板51及び投票用紙3aの色を変えるだけで、第
1区分出力52A及び用紙出力54Aを特定することが
でき、しかも、識別コードを印刷する必要がなくなり、
各センサ52,54も1個で済ますこともできる。ま
た、選挙区分設定手段として、音声選択スイッチ50と
表示板検出センサ52とのいずれか一方のみを採用し
て、選挙区分を特定するよう構成することもできる。更
に、前記用紙検出センサ54を、用紙搬送経路Aの最上
流側すなわち用紙ホッパー3の先端位置に配置すること
もできる。
【0032】
【発明の効果】本発明による選挙用投票用紙交付機は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、用紙ホッパー内に重積され
る投票用紙の種類に応じた選挙区分をセットする選挙区
分設定手段と、用紙搬送経路に配置され投票用紙の種類
を読み取る用紙検出手段と、前記選挙区分設定手段から
の区分出力と前記用紙検出手段からの用紙出力とを比較
する比較手段とを備えているため、作業者のミスによ
り、用紙ホッパー内に重積された投票用紙内に異種の投
票用紙が混じった場合、若しくは、投票用紙交付機から
の交付が予定されている投票用紙と違った投票用紙を用
紙ホッパー内に重積した場合でも、比較手段からの不一
致情報信号を有効利用することで、例えば、交付機自体
の動作を停止したり、又は警告音を発生させたりするこ
とができ、従って、間違った投票用紙を投票者に交付す
る前に、投票用紙の交付異常を係員に気付かせることが
でき、各選挙に対応する投票用紙の交付ミスを極めて有
効に回避することができる。また、各選挙に対応し且つ
機械的又は電気的読み取りを可能にした識別コードを投
票用紙に形成することで、用紙検出手段(例えば光学的
センサ)を備えた投票用紙交付機に利用することができ
ると共に、用紙ホッパーへ載置する前に、投票用紙の種
類を識別コードでも確認することができるといった効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による選挙用投票用紙交付機の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】投票用紙交付機の内部機構を示す断面図であ
る。
【図3】選挙区分表示板の裏面を示す斜視図である。
【図4】本発明の要部である用紙検出センサを示す斜視
図である。
【図5】本発明の投票用紙の第1実施例を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の投票用紙の第2実施例を示す斜視図で
ある。
【図7】本発明の投票用紙の第3実施例を示す斜視図で
ある。
【図8】本発明の投票用紙の第4実施例を示す斜視図で
ある。
【図9】本発明の投票用紙交付機の電気系統を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
A 用紙搬送経路 1 ケース 3 用紙ホッパー 3a 投票用紙 41a 比較手段 50 音声選択スイッチ(選挙区分設定手段) 52 表示板検出センサ(選挙区分設定手段) 54 用紙検出センサ(用紙検出手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(1)内の用紙ホッパー(3)に
    重積された選挙用の投票用紙(3a)を、前記ケース
    (1)の外部に向けて1枚ずつ送り出すための用紙搬送
    経路(A)を備えた選挙用投票用紙交付機において、 前記投票用紙(3a)の種類に応じた選挙区分を設定す
    る選挙区分設定手段(50,52)と、前記用紙搬送経
    路(A)に配置され前記投票用紙(3a)の種類を読み
    取る用紙検出手段(54)と、前記選挙区分設定手段
    (50,52)からの区分出力(50A,52A)と前
    記用紙検出手段(54)からの用紙出力(54A)とを
    比較する比較手段(41a)とを備えたことを特徴とす
    る選挙用投票用紙交付機。
  2. 【請求項2】 前記比較手段(41a)により、前記区
    分出力(50A,52A)と前記用紙出力(54A)と
    が不一致と判断された場合に警告を発する音声発生装置
    (B)を備えたことを特徴とする請求項1記載の選挙用
    投票用紙交付機。
  3. 【請求項3】 前記比較手段(41a)により、前記区
    分出力(50A,52A)と前記用紙出力(54A)と
    が不一致と判断された場合に、前記投票用紙(3a)
    を、正当な用紙搬送経路(A)から排除すると共に、排
    除用紙受板(15)上に配置させる構成としたことを特
    徴とする請求項1記載の選挙用投票用紙交付機。
  4. 【請求項4】 前記選挙区分設定手段(50)は、選挙
    の種類に応じた音声を発生する音声発生装置(B)と連
    動し、前記音声を切り換える音声選択スイッチからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の選挙用投票用紙交付
    機。
  5. 【請求項5】 前記選挙区分設定手段(52)は、前記
    ケース(1)の外面に配置される選挙区分表示板(5
    1)の種類を読み取る表示板検出手段からなることを特
    徴とする請求項1記載の選挙用投票用紙交付機。
  6. 【請求項6】 前記用紙検出手段(54)は、前記投票
    用紙の色を読み取る色検出センサからなることを特徴と
    する請求項1記載の選挙用投票用紙交付機。
  7. 【請求項7】 前記用紙検出手段(54)は、前記投票
    用紙(3a)に予じめ印刷された識別コード(55)を
    読み取る用紙検出センサからなることを特徴とする請求
    項1記載の選挙用投票用紙交付機。
  8. 【請求項8】 各選挙に対応し且つ機械的又は電気的読
    み取りを可能にした識別コード(55)を備えたことを
    特徴とする選挙用投票用紙。
JP33622892A 1992-12-16 1992-12-16 選挙用投票用紙交付機 Expired - Lifetime JP3263157B2 (ja)

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