JP2002190044A - 投票用紙自動交付機 - Google Patents

投票用紙自動交付機

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JP2002190044A JP2000386987A JP2000386987A JP2002190044A JP 2002190044 A JP2002190044 A JP 2002190044A JP 2000386987 A JP2000386987 A JP 2000386987A JP 2000386987 A JP2000386987 A JP 2000386987A JP 2002190044 A JP2002190044 A JP 2002190044A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積収納されている投票用紙を交付前に視認
によって容易に確認でき、間違った投票用紙の交付を防
止できる投票用紙自動交付機を提供する。 【解決手段】 投票用紙(p)を縦積みで集積収納する
ホッパー41を設け、そのホッパー41最上部の投票用
紙を給紙ローラ45で繰り出して投票用紙投出口48ま
で搬送し交付するよう構成するとともに、ホッパー41
最上部の投票用紙を上方から視認できるよう、上部カバ
ー13を透明等、透視可能にする。そして、交付前に上
部カバー13を通してホッパー41最上部の投票用紙を
確認し、間違った投票用紙の場合は上部カバー13を開
放して取り除くか、排出ボタンを押して投票用紙排出ト
レイ55に排出し、あるいは非集計投出ボタンを押して
投票用紙投出口48まで搬送し、交付枚数は集計しない
ようにする。また、投出ボタンを押したときは、減算ボ
タンを押して集計値を減算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の選挙におい
て所定の投票用紙を自動的に且つ次々に交付するための
投票用紙自動交付機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−259879号公報に、
ホッパーに集積収納された投票用紙を1枚ずつ繰り出し
て交付する投票用紙自動交付機が示されている。特開2
000−1227号公報にも同様の投票用紙交付機が示
されている。
【0003】図5に、上記特開2000−259879
に示された従来の投票用紙自動交付機の本体構造を示
す。この投票用紙自動交付機は、交付機本体と、別構造
の操作盤とからなるもので、交付機本体は、箱型の本体
ケース101と、前面カバー102と、前端側が本体ケ
ース101に支持されて後端側から上下に開閉可能とさ
れた透明体の上部カバー103とで構成されている。そ
して、本体ケース101の内部には、投票用紙を立てた
状態で略水平方向前後に集積収納するホッパー104が
配置されている。ホッパー104に収納された投票用紙
(p)は、給紙ローラ105の回転により最前端のもの
から1枚ずつ繰り出され、投票用紙投出口106に投出
される。
【0004】従来の投票用紙自動交付機はこのような構
成を有するものであって、ホッパー104上に立てた状
態で略水平方向前後に集積収納された投票用紙pは、透
明体の上部カバー103を通して視認することができ
る。
【0005】選挙は、例えば、衆議院小選挙区、比例選
挙区および最高裁国民審査の投票を同時に行うなど、同
じ投票所において同時に2種以上の選挙を行う場合があ
り、そうした場合に、選挙の種類別に投票用紙の色を異
ならせ、例えば薄い黄色と薄いピンク色など色の異なる
用紙に、選挙毎の異なった内容を印刷した投票用紙が用
意されるのが普通であって、そうした選挙の種類別に色
の異なる投票用紙を、別々の投票用紙自動交付機で交付
するに際しては、上記透明体の上部カバー103を通し
て、収納された投票用紙(p)の色や、印刷内容から、
投票用紙の種類を視認することが可能で、間違った投票
用紙が収納されていないかを確認するようにできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の投票用紙交付機では、投票用紙を立てた状態で略水
平方向前後に集積収納するので、最後部に収納された投
票用紙(一番最後に繰り出される投票用紙)について
は、その色を容易に視認でき、印刷面が装置後方を向く
ようにして集積収納した場合は、印刷内容も容易に視認
でき、正しい投票用紙であることを確認することが容易
であるが、その場合でも、最後部以外の投票用紙は、上
縁部のみしか見えないので、その印刷内容を確認するこ
とができないし、色についても、投票用紙の色は、投票
用紙に記入された候補者名等を判読する必要上、薄い黄
色や薄いピンク色など淡い色が使用されているので、上
縁部のみしか見えない状態では、投票用紙の色を確認す
ることも容易でない。
【0007】このように、従来の投票用紙自動交付機で
は、透明体の上部カバーを通して真偽を確認できるの
は、事実上、集積収納された投票用紙の最後部の投票用
紙のみで、集積収納された投票用紙の束の中に間違った
投票用紙が混じっていても、それを交付前に発見するこ
とは困難であって、投票用紙が投票用紙投出口に搬送さ
れるまでは、間違った投票用紙が収納されていても判ら
ないままで、そのまま交付され、間違った投票用紙を投
票者が受け取ってしまうおそれがあった。
【0008】本発明は、集積収納されている投票用紙の
全てについて、投票用紙の種類を交付前に視認によって
容易に確認でき、間違った投票用紙の交付を防止するよ
うにできる投票用紙自動交付機を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の投票用紙自動交
付機は、投票用紙を水平に近い姿勢で上下方向に重ねて
複数枚集積収納可能なホッパーを備え、該ホッパーに集
積収納された投票用紙を、最上部の投票用紙から順に1
枚ずつ繰り出して、投票用紙投出口まで搬送し交付する
投票用紙自動交付機であって、ホッパーに集積収納され
た最上部の投票用紙の上面を外部から視認できる透視部
を有することを特徴とする。
【0010】この投票用紙自動交付機は、ホッパーに集
積収納された最上部の投票用紙の上面を透視部を通して
外部から視認できるため、集積収納された投票用紙の1
枚1枚について、投票用紙の色や印刷内容を、ホッパー
から繰り出される前に目視で確認することができて、次
々と交付される全ての投票用紙の種類を交付前に確認す
ることができ、間違った投票用紙の交付を防止すること
ができる。
【0011】また、この投票用紙自動交付機は、開閉可
能で、閉じることによりホッパーに集積収納された投票
用紙を外部から隔離し、開くことにより投票用紙のホッ
パーへの装填およびホッパーからの取り出しを可能とす
る蓋体を備えたものであってよく、その場合に、その蓋
体の少なくとも一部が透明部材で構成されることにより
透視部を形成しているものとするのがよい。
【0012】この場合、投票用紙を交付前に確認して間
違った投票用紙の交付を防止するようにできるととも
に、投票用紙の不正な取り出し等を防止することができ
る。
【0013】また、この投票用紙自動交付機は、搬送異
常や用紙自体に異常のある投票用紙あるいは間違って収
納された投票用紙を排出する投票用紙排出部と、ホッパ
ーから投票用紙投出口への搬送の途中で搬送方向を切り
換えて投票用紙を投票用紙排出部へ導く排出搬送手段
と、手動操作により、ホッパーに集積収納された最上部
の投票用紙を投票用紙排出部へ導くよう制御部に指示信
号を出力し、排出搬送手段を駆動させる排出指示手段と
を備えたものとするのがよい。
【0014】この構成により、ホッパー上の最上部の投
票用紙が間違った投票用紙であることを視認により確認
した場合に、排出指示手段を操作することによって、搬
送方向を切り換えて、その間違った投票用紙を強制的に
投票用紙排出部へ送ることができ、間違った投票用紙を
発見する都度一々ホッパーから直接手で取り除くような
手間のかかる作業をしなくても、確実に排出できる。
【0015】また、この投票用紙自動交付機は、投票用
紙投出口へ搬送し交付する投票用紙の枚数を集計する交
付枚数集計手段と、手動操作により、交付枚数集計手段
による交付枚数の集計を禁止しつつ、搬送手段を駆動し
て、ホッパーに集積収納された最上部の投票用紙を投票
用紙投出口へ搬送し、投出させるよう制御部に指示信号
を出力する非集計投出指示手段とを備えたものとするの
がよい。
【0016】この構成により、ホッパー上の最上部の投
票用紙が間違った投票用紙であることを視認により確認
した場合に、非集計投出指示手段を操作することによっ
て、その間違った投票用紙を投票用紙投出口へ搬送し、
手で抜き取って回収するが、交付枚数として集計はしな
いようにでき、間違った投票用紙を発見する都度一々ホ
ッパーから直接手で取り除くような手間のかかる作業を
しなくても、確実に回収でき、交付枚数も正しく集計が
できる。
【0017】また、この投票用紙自動交付機は、投票用
紙投出口へ搬送し交付する投票用紙の枚数を集計する交
付枚数集計手段と、手動操作により、交付枚数集計手段
が集計した交付枚数を減算する交付枚数減算指示手段と
を備えたものとするのがよい。
【0018】この構成により、間違った投票用紙を交付
する操作をしてしまった場合に、投票用紙投出口から抜
き取った投票用紙を回収したあと、交付動作により集計
してしまった交付枚数を減算し、正しい交付枚数を集計
するようにできる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明の実施の形
態の一例に係るもので、図1は投票用紙自動交付機の外
観を示し、図2は投票用紙自動交付機の本体内部構造を
示し、図3は制御系の構成を示し、図4は、投票用紙排
出トレイの構造を示している。
【0020】この例に示す投票用紙自動交付機は、図1
に示すように、投票用紙自動交付機本体1と操作盤2と
からなり、これら投票用紙自動交付機本体1と操作盤2
が接続ケーブル3で接続されている。
【0021】投票用紙自動交付機本体1は、箱型の本体
ケース11と、本体ケース11の前端部下面にヒンジ連
結された開閉可能な前面カバー12と、本体ケース11
の上面および背面上部を覆い、前端側が本体ケース11
に支持されて後端側から上下に開閉可能とされた透明体
の上部カバー13とで構成されている。
【0022】前面カバー12は、投票用紙の紙詰まり
等、トラブルが発生したときに開くことができるように
したものであり、その正面下部中央にはスピーカ前面パ
ネル12aが形成されている。また、上部カバー13の
後端下部には、該カバー13を施錠するための錠14
(図2参照)が設けられている。
【0023】本体ケース11の内部には、図2に示すよ
うに、投票用紙(p)を縦積みで集積収納するホッパー
41が配置されている。ホッパー41は、垂直方向に対
し前方にやや傾いて配置された壁体31の壁面と平行な
ガイド軸32に沿って上下方向にスライドするスライド
部材33と一体に形成されたもので、壁体31の後方壁
面に沿って上下方向にスライド可能である。スライド部
材33は、バネ34により上向きに付勢されている。
【0024】投票用紙(p)は、前端部が壁体31の後
部壁面に当接した状態でホッパー41上に装填され、前
方にやや傾いた水平に近い姿勢で、記入面を上にして、
上下方向に集積収納される。
【0025】ホッパー41は、投票用紙(p)を例えば
1000枚を最大枚数として集積収納するもので、バネ
34は、ホッパー41上に上記最大枚数の投票用紙
(p)が集積収納されても、ホッパー41ごと投票用紙
(p)を上方へ付勢できるよう調整されている。上方へ
付勢された投票用紙(p)は、最上部のものが後述の給
紙ローラ45に押し当てられる。
【0026】本体ケース11内部のホッパー41上方に
は、搬送手段である給紙ローラ45が設けられるととも
に、給紙ローラ45に前側斜め下方から当接する配置
で、その当接面に摩擦部材を有する重送防止片46が設
けられている。
【0027】ホッパー41に集積収納された投票用紙
(p)は、給紙ローラ45が回転することによって最上
部のものから繰り出され、その際、重送防止片46の摩
擦作用によって重送が防止され、投票用紙(p)は一枚
ずつ送り出される。
【0028】投票用紙を投出する投票用紙投出口48
は、本体ケース11の前面上端と前面カバー12との間
に横長スリット状に設けられている。そして、ホッパー
41から投票用紙投出口48までの間に搬送路49が形
成されている。
【0029】給紙ローラ45は搬送路49の入口に位置
する。そして、投票用紙投出口48に至る搬送路49の
途中には、給紙ローラ45によりホッパー41から繰り
出された投票用紙(p)を投票用紙投出口48まで搬送
するため、給紙ローラ45とともに搬送手段を構成する
複数個(図示の例では3個であるが、これに限らな
い。)の搬送ローラ50a、50b、50cが設けられ
るとともに、これら搬送ローラ50a、50b、50c
のそれぞれと対をなして付勢ローラ51a、51b、5
1cが設けられている。
【0030】搬送ローラ50a、50b、50cは、い
ずれも本体ケース11に設けられたものである。一方、
付勢ローラ51a、51b、51cは、一部(51a、
51b)が後述の投票用紙排出トレイ55に、他(51
c)は前面カバー12の背面に設けられている。
【0031】搬送路49は、給紙ローラ45と重送防止
片46の間から、搬送ローラ50aと付勢ローラ51a
の間を通り、さらに搬送ローラ50bと付勢ローラ51
bの間を経て、本体ケース11の前面まで延び、次い
で、本体ケース11の前面で下から上に、搬送ローラ5
0cと付勢ローラ51cの間を経て、投票用紙投出口4
8に至っている。
【0032】給紙ローラ45および搬送ローラ50a,
50b,50cは、ベルト等で後述の駆動モータに連結
されており、駆動モータにより回転駆動される。
【0033】本体ケース11の内部には、また、搬送異
常の投票用紙や規格外用紙、あるいは間違って収納され
た収納用紙を排出するための排出搬送路52が、最下流
の搬送ローラ50cと付勢ローラ51cの下流で搬送路
49から分岐して設けられ、その分岐部分には、切換レ
バーソレノイド53(図3参照、図2には図示せず)に
よって投票用紙(p)の搬送を搬送路49側(実線位
置)と排出搬送路52側(破線位置)とに切り換え可能
な切換レバー54(排出搬送手段)が設けられている。
【0034】そして、本体ケース11の内部の、上部カ
バー13を通して見える前端部上方の位置に、投票用紙
排出部として、切換レバー54により排出搬送路52に
導かれた投票用紙を保留する投票用紙排出トレイ55が
設けられている。
【0035】投票用紙排出トレイ55は、図4に示すよ
うに、底板部55aとその左右両側の側板部55b、5
5bとが一体に形成されたもので、常時は、図2に実線
で示す動作位置にあって、底板部55aの下面が搬送路
49の上面を形成するものとなっている。そして、その
底板部55aには、左右両側に各一対の切り欠き81
a、81b(図4には手前側の切り欠き81a、81b
のみ示し、反対側の切り欠き81a、81bは図示して
いない)がそれぞれ前後に並ぶ配置で設けられ、上記左
右両側の各一対の切り欠き81a、81bを通して搬送
路49に臨むよう、板バネ80、80によって支持され
た各一対の付勢ローラ51a、51bが底板部55aの
上面に取り付けられている。
【0036】また、投票用紙排出トレイ55の底板部5
5aの上面には、側板部55b、55bと平行に一対の
台形のリブ82、82が設けられている。排出搬送路5
2を経て投票用紙排出トレイ55に導かれた投票用紙
は、これら一対のリブ82の上に載置される。
【0037】また、投票用紙排出トレイ55の底板部5
5aには、両側の側板部55b、55bと、一対の台形
のリブ82、82に挟まれて、3箇所に透視穴83が形
成されている。これら3箇所の透視穴83は、搬送路4
9を通過する投票用紙(p)の色や記載内容(投票用紙
の種類)を、透明体の上部カバー13を通して視認でき
るようにしたものである。
【0038】投票用紙排出トレイ55は、両側の側板部
55b、55bの前端に設けられた孔84、84に、最
下流側の付勢ローラ50cの回転軸が挿通されることに
より支持されたもので、後端側を持って上下に回動可能
である。搬送路49に用紙が詰まった場合には、投票用
紙排出トレイ55を上方に回動することによって搬送路
49を開放し、用紙を取り除くことができる。
【0039】本体ケース11には、また、搬送路49の
途中に、重送等の搬送異常や、規格外用紙等の用紙自体
の異常を検知するための異常検知センサ56が設けら
れ、投票用紙投出口48の付近には、投出された投票用
紙(p)が投票者によって抜き取られたかどうかを検知
する抜取センサ57が設けられている。抜取センサ57
は、ホッパー41から搬送路49に新たな投票用紙
(p)を送り込むためのタイミングを計るものである。
【0040】ホッパー41の後部下方には、上部カバー
施錠センサ58が設けられている。また、上部カバー1
3後端下部の錠14の内端には、施錠に連動して回動す
るよう検知片59が取り付けられている。上部カバー施
錠センサ58は、この検知片59によって施錠を検知す
る。
【0041】前面カバー12の内部下方には、本体ケー
ス11側に突出するようカバー開放検知用の検知片(図
示せず)が設けられている。そして、本体ケース11の
内部には前面カバー開放センサ61(図3参照、図2に
は図示せず)が設けられている。開放センサ61は、検
知片によって前面カバー12の開放を検知する。
【0042】また、この投票用紙自動交付機は、例えば
投票者が投票用紙を抜き取ろうとして投票用紙投出口4
8に手を近づけたときに、その手の接近を検知して選挙
種別や投票用紙の記入方法等の案内データを音声出力す
るようにしたものであって、本体ケース11の内部上方
位置に、投票用紙投出口48に接近する手を検知するよ
う物体センサ62が配置され、そのセンサ開口部62a
(図1参照)が、本体ケース11の前端部上面の投票用
紙投出口48直背後に設けられている。これにより、投
票者が投票用紙投出口48から投票用紙(p)を抜き取
ろうとすると、その投票者の手が接近したことが物体セ
ンサ62により検知される。この物体センサ62は、投
票者の手だけでなく、係員が手を近づけても検知し、ま
た、用紙等を近づけても検知するものである。物体セン
サ62としては、手などの人体を検知するだけのもの
(例えば赤外線センサ)であってもよい。
【0043】前面カバー12の内部には、スピーカ前面
パネル12aの後方に、上記案内データを音声出力する
音声発生手段としてのスピーカ63が設けられている。
【0044】操作盤2には、各種設定を行う選択モー
ド、設定内容、投票率等を表示する表示部21と、設定
モードや表示モードの選択を行うモード選択ボタン22
と、各種設定を決定する決定ボタン23が設けられてい
るほか、投票用紙(p)を交付させるための交付動作信
号を送出するよう入力操作する操作手段として、投票用
紙(p)を投票用紙投出口48に投出させるための一対
の投出ボタン24a、24bが設けられ、さらに、後述
する排出指示手段としての排出ボタン91と、交付枚数
減算指示手段としての減算ボタン93とが設けられてい
る。
【0045】一対の投出ボタン24a,24bは、投票
者の性別によって使い分けることにより、性別による投
票率の集計が可能となるようにしたものである。また、
この一対の投出ボタン24a,24bは、各種設定を行
う場合に画面の切り換えボタンとしても利用される。
【0046】この投票用紙自動交付機には、マイクロコ
ンピュータを用いた制御部70が設けられている。そし
て、図3に示すように、制御部70には、選挙種別や投
票用紙の記入方法等の案内データを記憶する記憶装置7
1と、時刻を計測する時計72が接続され、また、給紙
ローラ45および搬送ローラ50a、50b、50cを
回転させるための駆動モータ73が接続され、スピーカ
63、切換レバーソレノイド53、物体センサ62、異
常検知センサ56、前面カバー開放センサ61、上部カ
バー施錠センサ58および抜取りセンサ57がそれぞれ
接続され、また、各種設定及び操作を行う操作盤2が接
続されている。
【0047】制御部70は、物体センサ62、異常検知
センサ56、前面カバー開放センサ61、上部カバー施
錠センサ58および抜取りセンサ57からそれぞれのセ
ンサ出力を受け、また、操作盤2からの各種入力を受け
て、記憶装置71に記憶された各種案内データと、時計
72により計測される時刻を読み出し、駆動モータ73
の回転を制御し、スピーカ63の音声出力を制御し、切
換レバーソレノイド53を制御し、また、操作盤2に表
示用のデータを送出する。それにより、投票用紙自動交
付機が所定の動作を行う。
【0048】制御部70は、また、集計手段としての機
能も有し、投出ボタン24a、24bが押下されるごと
に、交付枚数を1ずつ加算し、合計の交付枚数を集計
し、記憶装置71に記憶する。
【0049】この投票用紙自動交付機の具体的動作はつ
ぎのとおりである。
【0050】ホッパー41に投票用紙(p)を収納し、
電源を入れると、制御部70が給紙ローラ45および搬
送ローラ50a、50b、50cを回転させ、ホッパー
41内の投票用紙(p)は、重送防止片46の摩擦作用
を受けて給紙ローラ45により最上部のものから一枚ず
つ搬送路49に送り込まれる。
【0051】搬送路49に送り込まれた投票用紙(p)
は、異常検知センサ56により、重送等の搬送異常や規
格外等の用紙自体の異常があるかどうかについてチェッ
クが行われる。そして、異常が検知されなければ、投票
用紙(p)は、搬送ローラ50a、50b、50cによ
って、先端が切換レバー54と投票用紙投出口48の間
に達した位置(待機位置)まで搬送される。こうして投
票用紙(p)が待機位置に達した状態(待機状態)にな
ると、操作盤2の投出ボタン24a、24bの操作が有
効な状態(入力可能な状態)となる。待機状態の投票用
紙(p)は、操作盤2の投出ボタン24a、24bが操
作されるまでその位置で待機する。投票用紙が待機状態
となり、操作盤2の投出ボタン24a、24bが入力可
能となると、投出ボタン24a、24bを点灯させるよ
うにするのがよく、そうすることにより、投票用紙が待
機状態となり、操作手段による交付動作信号の入力が可
能になったことが直ちに判り、投票用紙を迅速かつ確実
に交付できる。
【0052】また、搬送路49に送り込まれた投票用紙
(p)について、異常検知センサ56により異常が検知
されると、切換レバーソレノイド53により切換レバー
54が排出搬送路52側に切り換えられて、その投票用
紙(p)は投票用紙排出トレイ55に排出され、ホッパ
ー41から搬送路49に新たな投票用紙(p)が送り込
まれる。そして、その新たに送り込まれた投票用紙
(p)についても同様に異常検知センサ56によるチェ
ックが行われ、異常が検知されなくなるまで同じ動作が
繰り返される。そして、異常が検知されなくなると、切
換レバーソレノイド53により切換レバー54が投票用
紙投出口48側に切り換えられ、投票用紙(p)は上記
待機位置まで搬送され、待機状態となる。
【0053】ただし、前面カバー12が開放されている
ことが、前面カバー開放センサ61によって検知された
とき、また、上部カバー13が施錠されていないこと
が、上部カバー施錠センサ58により検知されたときに
は、異常検知センサ56によるチェックと、そのチェッ
ク結果による上記一連の動作は全てキャンセルとなる。
【0054】そして、前面カバー12が開放されている
ことが、前面カバー開放センサ61によって検知された
ときは、操作盤2による入力が禁止され、記憶装置71
に記憶されている前面カバー開放報知の案内データがス
ピーカ63から音声出力されて、前面カバー12の開放
が報知される。また、上部カバー13が施錠されていな
いことが、上部カバー施錠センサ58により検知された
ときは、操作盤2による入力が禁止される。
【0055】また、投票用紙(p)が上記待機状態にあ
るときに、カバー13の錠14が解錠されると、制御部
70が駆動モータ73を逆回転させ、それにより、搬送
ローラ50a,50b,50cが逆回転し、投票用紙
(p)は切換レバー54より手前の位置まで戻される。
そして、切換レバーソレノイド53を介して切換レバー
53が排出搬送路52側に切り換えられ、次いで、駆動
モータ73の回転が正回転に切り換えれて、搬送ローラ
50a,50b,50cが正回転し、投票用紙(p)は
投票用紙排出トレイ55へ排出される。
【0056】投票用紙(p)が待機状態で、操作盤2の
投出ボタン24a,24bが入力可能であるときに、操
作盤2の投出ボタン24a,24bが操作されると、制
御部70は搬送ローラ50b、50cを回転させ、それ
により、投票用紙(p)は待機位置から投票用紙投出口
48へと投出される。また、このとき、制御部70は、
投出ボタン24a,24bの入力を禁止する。そして、
投票用紙投出口48に投出された投票用紙(p)を抜き
取ろうとして投票者が手を近付けると、その投票者の手
が物体センサ62によって検知され、その検知信号を受
けて、制御部70が、記憶装置71に記憶されている選
挙種別や投票用紙の記入方法等についての案内データの
中から、設定されている案内データを読み出し、その案
内データがスピーカ63から音声出力される。
【0057】そして、投票用紙投出口48に投出された
投票用紙(p)が抜き取られると、投票用紙(p)が抜
き取られたことが抜取センサ57によって検知され、そ
の検知信号を受けて、制御部70が駆動モータ73を回
転させ、給紙ローラ45および搬送ローラ50a、50
b、50cが回転して、ホッパー41から新たな投票用
紙(p)が搬送路49内へと送り込まれる。その後の動
作は上述の繰り返しとなる。
【0058】記憶装置71には、案内データとして、選
挙種別および投票用紙の記入方法が記憶され、かつ、そ
れら案内データが、男声と女声の少なくとも2種類以上
の声色で記憶されている。そして、操作盤2の操作によ
り、音声出力する案内データの設定と、音声の設定が可
能である。
【0059】選挙種別および記入方法の設定では、操作
盤2のモード選択ボタン22を押して、各種モードを選
択し、表示部21の画面を見ながら、選挙種別および記
入方法を設定し、また、音声を設定する。
【0060】この投票用紙自動交付機のホッパー41に
は、投票用紙(p)が略水平な姿勢で上下方向に集積収
納され、最上部の投票用紙(p)は、透明な上部カバー
13を通して、その色や印刷内容を確認することができ
る。そのため、間違った投票用紙(p)が収納されてい
た場合は、錠14を開錠し、上部カバー13を開放し
て、間違った投票用紙(p)を取り除くことができる。
ホッパー41内の投票用紙(p)は、その最上端の前端
に給紙ローラ45と重送防止片46が当接するのみで、
最上端の投票用紙(p)の上面のほぼ全面が上部カバー
13を通して視認可能であって、正しい投票用紙か間違
った投票用紙かの判定が容易である。
【0061】そして、透明な上部カバー13を通して視
認できるホッパー41の最上部の投票用紙(p)が間違
った投票用紙である場合は、その都度、上部カバー13
を開いて、その間違った投票用紙を取り除くことによ
り、間違った投票用紙を交付しないようにできる。
【0062】また、ホッパー41上の最上部の投票用紙
(p)が間違った投票用紙であることを視認により確認
した場合に、排出指示手段として操作盤2に設けた排出
ボタン91を押下操作することによって、切換レバーソ
レノイド53により搬送路を排出搬送路52側に切り換
えて、間違った投票用紙を強制的に投票用紙排出トレイ
55に排出させるようにすることもできる。その際、制
御部70は、上記待機位置に待機させている投票用紙
(p)を先に投票用紙排出トレイ55に排出させ、その
後、ホッパー41の最上部の投票用紙を排出させる。
【0063】また、ホッパー41の最上部の投票用紙が
間違った投票用紙であることを視認しながら、あるいは
看過して、通常の操作通り、投出ボタン24aまたは2
4bを押下してしまったときは、間違った投票用紙を投
出したにもかかわらず、正しい投票用紙が1枚交付され
たものとして集計手段は交付枚数を1枚加算してしま
う。そこで、そのような場合は、交付枚数減算指示手段
としての減算ボタン93を押下することにより、集計し
た交付枚数を減算する。
【0064】投票用紙排出トレイ55には、上述のよう
に透視穴83が設けられており、搬送路49を搬送され
る投票用紙は、透明な上部カバー13の上から透視穴部
83を通して、その色や印刷内容を確認することができ
る。よって、次に交付する投票用紙が正しい投票用紙で
あることを確認しつつ交付操作を行うことができる。な
お、上記実施の形態では、次に交付する投票用紙(p)
を、その先端が切換レバー54と投票用紙投出口48の
間に達した位置まで繰り出して待機させるようにしてい
るが、予めそうした位置まで繰り出すのではなく、投出
ボタン24a、24bを操作することによって初めてホ
ッパー41から繰り出し、ホッパー41から投票用紙投
出口48まで直接搬送するようにしても良い。そうした
場合、今回投出ボタン24a、24bを操作して投出し
ようとしている投票用紙は、透明な上部カバー13を通
して視認できるホッパー41の最上部の投票用紙であっ
て、その都度、投票用紙の色や印刷内容を確認しながら
交付することができ、確実に正しい投票用紙のみを交付
することができる。
【0065】また、上記実施の形態では、ホッパー41
に間違った投票用紙が収納されていると視認すると、排
出ボタン91の押下により、その投票用紙を一旦投票用
紙排出トレイ55に排出するが、ホッパー41に間違っ
た投票用紙が収納されていると視認したときは、その投
票用紙を即座に取り出して確認したいと思うことがあ
り、その場合には、上部カバー13を開いて投票用紙排
出トレイ55から投票用紙(p)を取り出さないと確認
できない。そこで、排出指示手段としての排出ボタン9
1に代えて、非集計交付指示手段としての非集計投出ボ
タン(図示せず)を設け、その非集計投出ボタンを押下
することにより、ホッパー41最上部の間違った投票用
紙を投票用紙投出口48まで搬送して、手で抜き取るこ
とができる状態にするとともに、交付枚数としての集計
はしないようにしてもよい。
【0066】そうした非集計投出ボタンを設けた場合に
おいても、ホッパー41の最上部の投票用紙が間違った
投票用紙であることを視認しながら、あるいは看過し
て、通常の操作通り、投出ボタン24aまたは24bを
押下してしまったときは、間違った投票用紙を投出した
にもかかわらず、正しい投票用紙が1枚交付されたもの
として集計手段は交付枚数を1枚加算してしまうので、
交付枚数減算指示手段としての減算ボタン93を押下す
ることにより、集計した交付枚数を減算する。
【0067】また、上記実施の形態では、投票用紙を厳
格に管理するため、ホッパー41に集積収納された投票
用紙を外部から隔離する上部カバー13を設けて、錠1
4により施解錠可能としたものにおいて、ホッパー41
に集積収納した最上部の投票用紙の色や印刷内容が確認
できるように、上部カバー13を透明にしているが、他
に、上部カバー13自体は不透明とし、少なくともホッ
パー41最上部の投票用紙が見えるように、上部カバー
13に透孔などの透視部を設けてもよく。また、例えば
本体ケース11を透明体としたり、本体ケース11の一
部に透孔などの透視部を設けるなど、上部カバー13以
外の部分に透視部を設けてもよい。また、上部カバー1
3を設ける要求が低い場合は、上部カバー13を無く
し、ホッパー41に集積収納された投票用紙を直接視認
可能な構成としてもよい。
【0068】また、上記実施の形態では、投票用紙排出
トレイ55の底部55aに透視穴83を形成し、搬送路
49を通過する投票用紙(p)の色や記載内容(投票用
紙の種類)を確認することができるようにしたが、搬送
路49を通過する投票用紙(p)の色や記載内容(投票
用紙の種類)を確認できるようにするためには、他に、
本体ケース11や前カバー12の一部または全てを透明
体で構成することもでき、そうすることにより、一層確
認が容易となり、間違いのない交付が可能となる。特
に、上記実施の形態のように、投票用紙を先端が切換レ
バー54と投票用紙投出口48の間に達した位置で待機
させる場合、前カバー12を透明な樹脂材料で構成する
と、待機位置にある投票用紙の色や印刷内容を容易に確
認でき、投票用紙を待機させることによる交付時間短縮
の効果を維持したまま、次に交付される投票用紙の種類
を確認できるという効果が得られる。
【0069】また、上記実施の形態では、ホッパー41
上で投票用紙は記入面を上にして集積収納し、最上部の
投票用紙の色ばかりでなく印刷内容も確認できるように
しているが、投票用紙は記入面を下にしてホッパー41
上で集積収納してもよく、その場合も、色の確認はでき
るので、間違った投票用紙を視認することが可能であ
る。1つの投票所において同時に2種以上の選挙が行わ
れる場合、間違った投票用紙とは、同時に行われている
別の種類の選挙用の投票用紙である蓋然性が高い。上述
のように、1つの投票所において同時に2種以上の選挙
が行われる場合は、それぞれの種類の選挙ごとに、異な
った色の投票用紙を使用するようになっているので、投
票用紙の色だけからでも正しい投票用紙であるか否かを
確認できる可能性が高い。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の投票用紙自動交付機は、ホッパーに集積収納された最
上部の投票用紙の上面を透視部を通して外部から視認で
きるため、集積収納された投票用紙の1枚1枚につい
て、投票用紙の色や印刷内容を、ホッパーから繰り出さ
れる前に目視で確認することができる。そのため、次々
と交付される全ての投票用紙の種類を交付前に確認する
ことができ、間違った投票用紙の交付を防止することが
できる。
【0071】また、投票用紙の不正な取り出し等を防止
するために蓋体を設け、蓋体の少なくとも一部を透明部
材で構成することにより、投票用紙を交付前に確認して
間違った投票用紙の交付を防止するようにできる。
【0072】また、ホッパー上の最上部の投票用紙が間
違った投票用紙であることを視認により確認した場合
に、排出指示手段を操作することによって、搬送路を切
り換えて、その間違った投票用紙を強制的に投票用紙排
出部へ送り、確実に排出するようにできる。
【0073】また、ホッパー上の最上部の投票用紙が間
違った投票用紙であることを視認により確認した場合
に、非集計投出指示手段を操作することによって、その
間違った投票用紙を投票用紙投出口へ送り、手で抜き取
って回収するとともに、交付枚数として集計はしないよ
うにし、確実な回収と、交付枚数の正しい集計を行うよ
うにできる。
【0074】また、間違った投票用紙を交付する操作を
してしまった場合に、投票用紙投出口から抜き取った投
票用紙を回収したあと、集計してしまった交付枚数を減
算することにより、正しい交付枚数を集計するようにで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の投票用紙自動交付機の外
観図である。
【図2】同実施の形態の投票用紙自動交付機の本体内部
構造図である。
【図3】同実施の形態の投票用紙自動交付機の制御系の
ブロック図である。
【図4】同実施の形態の投票用紙自動交付機の投票用紙
排出トレイの斜視図である。
【図5】従来の投票用紙自動交付機の本体内部構造図で
ある。
【符号の説明】
1 投票用紙自動交付機本体 2 操作盤 13 上部カバー(蓋体) 24a,24b 投出ボタン 41 ホッパー 45 給紙ローラ 48 投票用紙投出口 49 搬送路 50a,50b,50c 搬送ローラ 52 排出搬送路 54 切換レバー(排出搬送手段) 55 投票用紙排出トレイ(投票用紙排出部) 70 制御部 91 排出ボタン(排出指示手段) 93 減算ボタン(交付枚数減算指示手段) p 投票用紙
フロントページの続き (72)発明者 吉田 敏幸 兵庫県姫路市御国野町国分寺67番地 グロ ーリー機器株式会社内 Fターム(参考) 3E038 EA15 HA03 HA04 KA01 3F343 FA01 FC30 GA01 HA01 HC22 HD16 JA01 JD08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投票用紙を水平に近い姿勢で上下方向に
    重ねて複数枚集積収納可能なホッパーを備え、該ホッパ
    ーに集積収納された投票用紙を、最上部の投票用紙から
    順に1枚ずつ繰り出して、投票用紙投出口まで搬送し交
    付する投票用紙自動交付機であって、 前記ホッパーに集積収納された最上部の投票用紙の上面
    を外部から視認できる透視部を有することを特徴とする
    投票用紙自動交付機。
  2. 【請求項2】 開閉可能で、閉じることにより前記ホッ
    パーに集積収納された投票用紙を外部から隔離し、開く
    ことにより投票用紙の前記ホッパーへの装填および前記
    ホッパーからの取り出しを可能とする蓋体を備え、 該蓋体の少なくとも一部が透明部材で構成されることに
    より透視部を形成していることを特徴とする請求項1に
    記載の投票用紙自動交付機。
  3. 【請求項3】 搬送異常や用紙自体に異常のある投票用
    紙あるいは間違って収納された投票用紙を排出する投票
    用紙排出部と、 前記ホッパーから前記投票用紙投出口への搬送の途中で
    搬送方向を切り換えて投票用紙を前記投票用紙排出部へ
    導く排出搬送手段と、 手動操作により、前記ホッパーに集積収納された最上部
    の投票用紙を前記投票用紙排出部へ導くよう制御部に指
    示信号を出力し、前記排出搬送手段を駆動させる排出指
    示手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の投票用紙自動交付機。
  4. 【請求項4】 前記投票用紙投出口へ搬送し交付する投
    票用紙の枚数を集計する交付枚数集計手段と、 手動操作により、前記交付枚数集計手段による交付枚数
    の集計を禁止しつつ、搬送手段を駆動して、前記ホッパ
    ーに集積収納された最上部の投票用紙を前記投票用紙投
    出口へ搬送し、投出させるよう制御部に指示信号を出力
    する非集計投出指示手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の投票用紙自動交付機。
  5. 【請求項5】 前記投票用紙投出口へ搬送し交付する投
    票用紙の枚数を集計する交付枚数集計手段と、 手動操作により、前記交付枚数集計手段が集計した交付
    枚数を減算する交付枚数減算指示手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の投票用紙自動交付
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100871808B1 (ko) 2008-07-11 2008-12-03 미루데이타시스템 주식회사 투표장치 및 이를 이용한 투표장치의 제어방법
JP2010039905A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Laurel Bank Mach Co Ltd 投票用紙交付機
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