JP6833563B2 - 投票用紙交付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投票用紙を投票者に交付するための投票用紙交付装置に関する。
従来から、選挙においては、投票用紙交付装置が用いられている。投票用紙交付装置は、多数枚の投票用紙を収容しており、操作者がスイッチを押す度に、投票用紙を1枚ずつ送り出すようになっている。送り出された投票用紙は、操作者が抜き取って選挙人に手渡したり選挙人が自ら抜き取ったりすることによって、選挙人に交付される。それ故、投票用紙交付装置は、投票用紙を1枚ずつ確実に選挙人に交付でき、また、交付した投票用紙の枚数を正確に計数できるので、投票用紙の管理事務の効率化に役立っている。
ところで、複数の選挙が同時に実施される場合には、投票用紙は、複数種別あり、種別毎に、対応する投票用紙交付装置にセットされる。その際、投票用紙交付装置に、誤った種別の投票用紙をセットしてしまうと、投票用紙の誤交付が生じる。
このような投票用紙の誤交付を防止するために、本願出願人は、種々の投票用紙交付装置を提案している(特許文献1〜3)。
特開平6−215218号公報 特開2015−146114号公報 特開2016−091373号公報
特許文献1の投票用紙交付装置では、特別な識別コードを投票用紙に予め印刷しておく必要がある。それ故、この装置は、準備作業が大掛かりとなり、実用化には至っていない。一方、特許文献2、3の投票用紙交付装置は、投票用紙の種別の目視確認を操作者に促すことができる。これらの装置によれば、投票用紙交付装置に誤った種別の投票用紙をセットしてしまうことを、有効に防止できる。
ところで、投票用紙の「色」が選挙種別毎に特定されていれば、すなわち、例えば、「参議院比例代表選挙」は「青色」、「衆議院小選挙区選挙」は「赤色」というように、選挙種別と色とが対応付けられていれば、投票用紙の色を目視確認の対象要素とすることによって投票用紙の誤交付を容易且つ確実に防止できることが、期待される。そこで、将来において、公的に投票用紙の色が選挙種別毎に特定された場合を想定し、本発明は、投票用紙の色を目視確認の対象要素とすることによって目視確認の確実性をより向上できる、投票用紙交付装置を提供することを、目的としている。
本発明は、投票用紙を用紙取出口から1枚ずつ交付する投票用紙交付装置において、 装置全体の作動を制御する制御部と、情報を報知する報知部と、を少なくとも備えており、前記制御部は、交付のための設定作業を操作者に案内する案内情報を、前記報知部から報知させる、案内部を、有しており、前記案内情報は、操作者に目視確認作業を案内する確認案内情報を含んでおり、前記確認案内情報は、投票用紙の「色」及び「選挙種別」の目視確認作業を操作者に案内する用紙確認案内情報を、含んでおり、前記確認案内情報で案内された目視確認作業の終了を、入力するための、確認スイッチが、設けられており、投票用紙の「色」が、選挙種別毎に特定されており、前記用紙確認案内情報に、投票用紙の「色」及び「選挙種別」の情報を含ませるための選挙情報設定機構を、更に備えており、前記選挙情報設定機構は、選挙種別を指定する選挙種別スイッチを有しており、前記選挙種別スイッチを押すと、自動的に、選挙種別に対応した「色」を設定するようになっており、又は、選挙名プレートに設けられた選挙種別毎の識別子を読み取る選挙種別センサーを有しており、前記選挙名プレートを入れると、自動的に、「選挙種別」及び「色」を特定するようになっている、ことを特徴としている。

本発明によれば、交付のための設定作業の実行中に操作者に目視確認作業が案内された場合に、操作者は、確認スイッチを押すこと、すなわち、目視確認作業を行うこと、を促される。したがって、操作者が目視確認を疎かにするのを防止でき、その結果、投票用紙の誤交付が発生するのを防止できる。
しかも、目視確認作業の対象要素として投票用紙の「色」を採用しているので、操作者は、目視確認を容易に且つ確実に行うことができる。よって、この観点からも、操作者が目視確認を疎かにするのを防止でき、その結果、投票用紙の誤交付が発生するのを防止できる。
本発明の一実施形態による投票用紙交付装置の外観斜視図である。 図1のII−II断面図である。 開閉蓋が開いた状態の装置本体の外観斜視図である。 本実施形態による投票用紙交付装置の制御部のブロック図である。 本実施形態による投票用紙交付装置の作動を示すフローチャートである。 図5のフローチャートに続くフローチャートである。 本実施形態で用いる選挙名プレートの裏面側から見た斜視図である。 図1のVIII矢視図であり、コントローラ部の背面を示す図である。 変形構成を採用した投票用紙交付装置の外観斜視図である。
本発明の投票用紙交付装置は、選挙種別毎に特定された色を有する投票用紙を交付する際に、有効に使用できる。よって、実施形態で用いる投票用紙は、選挙種別毎に特定された色を有するものとする。
図1は、本発明の一実施形態の投票用紙交付装置の外観斜視図である。図2は、図1のII−II断面図である。この交付装置10は、装置本体1とコントローラ部9とからなっている。ここでは、装置本体1とコントローラ部9とは、別体に設けられている。装置本体1は、後述するように、装置全体の作動を制御する制御部を、備えている。また、交付装置10は、情報を報知する報知部を、備えている。報知部は、後述するように、装置本体1のスピーカー(音発生部)と、コントロール部9の表示パネル(表示部)と、を含んでいる。
装置本体1は、略直方体形状の筐体であり、上カバー(開閉蓋)111を有している。図3は、上カバー111が開いた状態の装置本体1の外観斜視図である。上カバー111は、装置本体1の上壁11の略後半部と後壁15の上部とが一体となって構成されている。上カバー111は、前縁部112を支点として、上下に回動することにより、開閉するようになっている。
装置本体1は、内部に、複数枚の投票用紙Pを収容する収容部2と、収容部2において最端に位置する1枚の投票用紙Pを、収容部2から取り出して、搬送路31を通して搬送して、用紙取出口32から突出させる、用紙送出機構3と、用紙送出機構3の途中から、搬送中の投票用紙Pを回収する、回収機構4と、回収された投票用紙Pを収容する回収部5と、を有している。上カバー111は、回収部5の一部及び収容部2の全部を覆っている。上カバー111は、外部から収容部2を視認できるように構成されており、具体的には、透明に形成されている。
装置本体1は、後壁15の片隅に、電源(図示せず)からの通電をオンオフする電源スイッチ101と、電源へのコネクタ102と、を有している。更に、装置本体1は、装置全体の作動を制御する制御部70(図4)を有している。図4は、制御部70のブロック図である。制御部70は、CPU、ROM、RAM等により、実現されている。
コントローラ部9は、コード91を介して、装置本体1の制御部70に接続されており、制御部70に制御信号を送信するようになっている。コントローラ部9は、操作キー92、93、表示パネル(表示部)94、確認スイッチ95、及び消音スイッチ96等を、有している。
確認スイッチ95は、押されることによってオンするようになっている。また、確認スイッチ95は、表示ランプを構成するLEDと一体となっている。LEDとしては、白色LEDが好ましく用いられている。
収容部2は、複数枚の投票用紙Pを収容する空間として構成されており、立壁21と底壁22と両側壁23とで囲まれている。立壁21は、上部が前になるように少し傾斜しており、収容部2と用紙送出機構3とを隔てている。底壁22は、用紙送出機構3に向けて少し低くなるように傾斜している。投票用紙Pは、図2に示されるように、立壁21に沿うように立てた状態で、且つ、立壁21側から重ねた状態で、収容部2に収容される。底壁22には、収容した投票用紙Pを立壁21に向けて押し付ける押さえ部材25が設けられている。押さえ部材25は、板体であり、前後方向(矢印Y方向)に移動可能に設けられており、スプリング26によって立壁21側へ常時付勢されている。
用紙送出機構3は、操作キー92又は93を1回オンすると、次のように1回作動するようになっている。すなわち、図2に示されるように、まず、取出ローラ331及び捌き部材332によって、収容部2において最も前に(すなわち最端に)位置している投票用紙Pが、収容部2から取り出され、搬送路31へ送り出される。このとき、偏心ローラ333が、立壁21から収容部2内へ周期的に突出するように回転して、重なっている投票用紙Pを揺動させるので、投票用紙P同士の間に隙間が生じ、1枚の投票用紙Pが取り出しやすくなる。搬送路31に送り出された投票用紙Pは、搬送ローラ341、342、343によって、用紙取出口32まで搬送される。投票用紙Pは、抜き取り検出部材351を回動させながら搬送されて、用紙取出口32から突出し、回動から復帰した抜き取り検出部材351によって、下部が押さえられ、これによって、一部が用紙取出口32から突出した状態で止まる。なお、抜き取り検出部材351は、スプリング(図示せず)によって復帰方向に常時付勢されている。そして、次の投票用紙Pの先端が1対のセンサー361によって検知されると、全てのローラの作動が停止する。次いで、用紙取出口32から突出した投票用紙Pが、投票者によって抜き取られると、抜き取り検出部材351の回動がセンサー362によって検知され、装置本体1の前部に内蔵されたスピーカー(音発生部)62から選挙の種別等を告げる音声が流れる。
回収機構4は、搬送路31内に突出するように回動可能な排除ガイド部材41を、備えている。排除ガイド部材41は、搬送路31内に突出するように回動すると、搬送ローラ343との間に、搬送路31と回収部5とを連通させる通路40を構成し、それによって、搬送されて来る投票用紙Pを搬送路31から回収部5へ逃がすようになっている。なお、排除ガイド部材41は、例えば、投票用紙Pの重なりがセンサー361によって検知されると、回動して搬送路31内に突出するように、制御部70によって制御されている。それ故、回収機構4によれば、重なった投票用紙Pが用紙取出口32から突出するのを防止できる。
回収部5は、通路40を搬送されて来た投票用紙Pが積載されていく空間として構成されており、底壁51と両側壁53とで囲まれている。底壁51は、後方向に高くなるように傾斜している。両側壁53は、例えば、収容部2を構成している両側壁23と同じ壁である。
また、装置本体1は、内部に、照明具61を有している。照明具61は、上カバー111の前縁部112の内面に、設けられており、上カバー111が閉じた状態で、収容部2及び回収部5を照らすように、配置されている。照明具61としては、演色性が優れているという観点から、白色LED又は白色系電球が好ましく用いられている。
制御部70は、図4に示されるように、コントローラ部9からの信号を受けて、用紙送出機構3を作動させる、送出制御部71を、有している。
更に、制御部70は、交付のための設定作業に関連して、案内部73、第1案内制御部74、第2案内制御部75等を、有している。交付のための設定作業とは、投票用紙交付装置10を交付可能状態にする作業を意味する。
案内部73は、交付のための設定作業を操作者に案内する案内情報を、報知部(スピーカー62及び表示パネル94)から報知させるようになっている。具体的には、案内部73は、案内情報の音声(案内音声)をスピーカー62から発生させると同時に、当該案内情報を文字等で表示パネル94に表示するようになっている。
案内情報は、交付のための設定に必要な一連の複数の作業をそれぞれ案内する情報である。その案内情報は、操作者に目視確認作業を案内する確認案内情報を含んでおり、確認案内情報は、投票用紙の「色」の目視確認作業を操作者に案内する「用紙確認案内情報」を、少なくとも含んでいる。
確認スイッチ95は、確認案内情報で案内された目視確認作業の終了を入力できるように、設けられている。
第1案内制御部74は、所定の場面において、用紙確認案内情報を報知部から報知させるように、案内部73を制御するようになっている。所定の場面とは、電源立ち上げ後の設定モードにおいて投票用紙を収容部2に最初にセットした第1場面、設定モード終了後の投票用紙交付可能な通常モードにおいて収容部2の上カバー111を開けて投票用紙を補給又は交換した第2場面、及び、設定モード終了後の投票用紙交付可能な通常モードにおいて最初に投票用紙が送り出された第3場面、の内の少なくとも1つである。なお、最初送出時では、投票用紙は、用紙取出口32からは送出されず、強制的に回収部5へリジェクトされる。
第2案内制御部75は、確認スイッチ95による入力が無い場合には、所定時間経過毎に確認案内情報を報知部から報知させるとともに、確認案内情報に続く案内情報を報知部から報知させないように、案内部73を制御するようになっている。
消音スイッチ96は、交付のための設定作業の終了後に押すと、その後の音声の発生を停止するようにスピーカー62を制御するようになっている。
そして、上記構成の交付装置10において、交付のための設定作業は、例えば、次のように実行される。図5及び図6は、設定作業の流れを示すフローチャートである。
(1)操作者が、装置本体1の電源スイッチ101をオンすると、案内部73が作動を開始して、案内情報が報知部から報知され、すなわち、設定作業の案内が始まる(ステップ(S)1)。
(2)「選挙名プレートを入れ、確認スイッチ(SW)を押して下さい」との案内音声が流れる(S2)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に表示され、また、確認スイッチ95が点灯する。
なお、ここでは、操作者に確認スイッチ95の押下を促すために、確認スイッチ95を点灯させているが、代わりに、確認スイッチ95を点滅させてもよく、又は、表示パネル94の液晶画面のバックライトを点滅させてもよい。
また、本実施形態の交付装置10は、用紙確認案内情報に、投票用紙の「色」及び「選挙種別」の情報を含ませるための選挙情報設定機構を備えている。ここでは、選挙情報設定機構は、選挙名プレートと、選挙名プレートに設けられた選挙種別毎の識別子を読み取る選挙種別センサーと、を有している。なお、本実施形態では、選挙情報設定機構として、後述する選挙種別スイッチ903(図4参照)も採用している。
図7は、選挙名プレート8を示している。プレート8の表面81には、選挙名、例えば「参議院比例代表選挙」が印刷されている。プレート8の裏面82には、4個の識別符号用印刷領域821、822、823、824が設定されており、任意の組み合わせの領域のみに識別符号が印刷されている。ここでは、領域822、823のみに識別符号が印刷されており、これは、「参議院比例代表選挙」と当該選挙に対応付けられた投票用紙の「色」(ここでは「青色」)とを示している。このように、識別符号が印刷された領域の組み合わせによって、「選挙種別」及び「色」が特定されるようになっている。一方、装置本体1の前面の上部には、プレート用取付面85(図1)が設けられており、取付面85には、識別符号を検知するための選挙種別センサーである4個の反射型センサー(図示せず)が設けられている。4個の反射型センサーは、プレート8が取付面85に取り付けられた際に4個の領域821、822、823、824のそれぞれに対向するように、配置されている。したがって、プレート8が取付面85に取り付けられると、4個の領域821、822、823、824の内の、識別符号が印刷された領域の組み合わせが、反射型センサーによって検知され、これにより、この交付装置10で交付する投票用紙の「選挙種別」及び「色」が特定される。
したがって、このステップS2においては、選挙名プレート8を入れると、自動的に「選挙種別」及び「色」が特定されるが、選挙名プレート8を正しく入れていない場合があり得るので、選挙名プレートが正しく入っていることを担保するために、確認スイッチ95を押すこととしている。
(3)確認スイッチ95が押されない間は、第2案内制御部75が作動するので、案内情報の報知は続行されず、すなわち、次の案内音声は流れず、また、当該次の案内情報は表示パネル94に表示されず(S3)、しかも、確認スイッチ95が押されない間は、所定時間が経過する毎に、ステップS2で報知された案内情報すなわち「選挙名プレートを入れ、確認スイッチ(SW)を押して下さい」がスピーカー62及び表示パネル94を介して繰り返し報知される。
確認スイッチ95が押されると、次の案内音声に移行する(S3)。このとき、確認スイッチ95は消灯する。
(4)「参議院比例代表を選定」及び「正しければ確認スイッチを押して下さい」との案内音声が流れる(S4)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に表示され、また、確認スイッチ95が点灯する。このステップにおいては、「正しければ」というのは、操作者に案内される目視確認作業であるので、目視確認した後に確認スイッチ95を押すこととしている。
(5)確認スイッチ95が押されない間は、第2案内制御部75が作動するので、案内情報の報知は続行されず、すなわち、次の案内音声は流れず、また、当該次の案内情報は表示パネル94に表示されず(S5)、しかも、確認スイッチ95が押されない間は、所定時間が経過する毎に、ステップS4で報知された案内情報すなわち「参議院比例代表を選定」及び「正しければ確認スイッチを押して下さい」がスピーカー62及び表示パネル94を介して繰り返し報知される。
確認スイッチ95が押されると、次の案内音声に移行する(S5)。このとき、確認スイッチ95は消灯する。
(6)「上カバーを開けて下さい」との案内音声が流れる(S6)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に表示される。
(7)「上カバーを開ける」ことは、操作者に案内される操作作業であるので、上カバー111が開くと、それが、作業検知センサー(図示せず)によって検知される。
作業検知センサーによって検知されない間は、案内情報の報知は続行されず、すなわち、次の案内音声は流れず、また、当該次の案内情報は表示パネル94に表示されない(S7)。
作業検知センサーによって検知されると、次の案内音声に移行する(S7)。
(8)「白いレバーを突きあたりまで引いて下さい」及び「用紙をよくさばいてセットして下さい」の案内音声が、続けて流れる(S8、9)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に順に表示され、また、確認スイッチ95が点灯する。なお、白いレバーは、押さえ部材25(図2、図3)であり、また、これらの案内情報は、操作者の操作作業を案内しているが、センサーを設けて検知するほどのことではないので、センサーによる検知は、していない。
(9)ステップS9の案内情報に基づく作業は、投票用紙を収容部2に最初にセットした場面(すなわち第1場面)であるので、第1案内制御部74が作動して、投票用紙の色の目視確認作業を操作者に案内する用紙確認案内情報が報知部から報知される。すなわち、「セットした用紙は青色ですか?正しければ確認スイッチを押して下さい」との案内音声が、流れる(S10)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に順に表示され、また、確認スイッチ95が点灯する。この案内情報の「正しければ」というのは、操作者に案内される目視確認作業であるので、目視確認した後に確認スイッチ95を押すこととしている。
(9)確認スイッチ95が押されない間は、第2案内制御部75が作動するので、案内情報の報知は続行されず、すなわち、次の案内音声は流れず、また、当該次の案内情報は表示パネル94に表示されず(S11)、しかも、確認スイッチ95が押されない間は、所定時間が経過する毎に、ステップS10で報知された案内情報すなわち「セットした用紙の色が正しければ確認スイッチを押して下さい」がスピーカー62及び表示パネル94を介して繰り返し報知される。
確認スイッチ95が押されると、次の案内音声に移行する(S11)。このとき、確認スイッチ95は消灯する。
(10)「上カバーを閉めて、用紙設定スイッチを押して下さい」との案内音声が、流れる(S12)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に表示される。
なお、図1のVIII矢視図である図8に示されるように、コントロール部9の背面には、種々のスイッチが設けられている。スイッチ901は、有権者数を入力すると表示パネル94に投票率を表示させる「有権者数スイッチ」である。スイッチ902は、都道府県及び区市町村を選択する「使用地域スイッチ」である。スイッチ903は、選挙種別と当該選挙種別に特定された色とを同時に選択する「選挙種別スイッチ」である。スイッチ904は、後述する。スイッチ905は、アナウンサーの性別及びアナウンスのタイミングを選択する「アナウンススイッチ」である。スイッチ906は、音量を小さくする「音量−スイッチ」である。スイッチ907は、音量を大きくする「音量+スイッチ」である。スイッチ908は、投票用紙の枚数表示を「0」にする「クリアスイッチ」である。スイッチ909は、用紙の種別を登録する「用紙設定スイッチ」である。
そして、制御部70は、用紙設定スイッチ909が押されると、用紙送出機構3を1回作動させるようになっている。すなわち、用紙設定スイッチ909を押すと、用紙送出機構3が1回作動して、収容部2における最端の投票用紙Pが、収容部2から取り出され、回収部4へ強制的に回収される。このとき、センサー361が、投票用紙Pの透過光量を検出する。制御部70は、センサー361によって検出された透過光量を基準値として設定し、該基準値と、それ以降に収容部2から取り出される投票用紙Pの透過光量と、を比較して、基準値から外れる透過光量の投票用紙Pを回収部4へ強制的に回収するようになっている。これにより、種別の異なる(すなわち選挙名が異なる)投票用紙が交付されるのが、防止される。すなわち、投票用紙の誤交付が防止される。
(11)上カバー111が閉まると、それが、作業検知センサーによって検知されるので、次の案内音声に移行しようとするが、このステップでは、用紙設定スイッチ909が押されない間は、案内情報の報知は続行されず、すなわち、次の案内音声は流れず、また、当該次の案内情報は表示パネル94に表示されない(S13)。
用紙設定スイッチ909が押されると、次の案内音声に移行する(S13)。
(12)ステップS12の案内情報に基づく作業は、操作者が用紙設定スイッチ909を押すことにより、投票用紙が収容部2から1枚送り出され、投票用紙の厚さがセンサー361によって検出されて基準値が設定・保存されるとともに、投票用紙が1枚であること及び投票用紙の種別に間違いがないことについての目視確認を操作者に促すので、第1案内制御部74が作動して、投票用紙の色の目視確認作業を操作者に案内する用紙確認案内情報が報知部から報知される。すなわち、「用紙が1枚排出されましたか」及び「用紙は青色ですか?正しければ確認スイッチを押して下さい」との案内音声が、流れる(S14)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に表示され、また、確認スイッチ95が点灯する。「正しければ」というのは、操作者に案内される目視確認作業であるので、目視確認した後に確認スイッチ95を押すこととしている。なお、操作者は、上カバー111を開けて、回収部4に排出された投票用紙が本当に1枚であるか否かを直接に確認する。
(13)確認スイッチ95が押されない間は、第2案内制御部75が作動するので、案内情報の報知は続行されず、すなわち、次の案内音声は流れず、また、当該次の案内情報は表示パネル94に表示されず(S15)、しかも、確認スイッチ95が押されない間は、所定時間が経過する毎に、ステップS14で報知された案内情報すなわち「用紙が1枚排出されましたか」及び「用紙は青色ですか?正しければ確認スイッチを押して下さい」がスピーカー62及び表示パネル94を介して繰り返し報知される。
確認スイッチ95が押されると、次の案内音声に移行する(S15)。このとき、確認スイッチ95は消灯する。
(14)「上カバーを閉めて下さい」との案内音声が、流れる(S16)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に表示される。
(15)「上カバーを閉める」ことは、操作者に案内される操作作業であるので、上カバー111が閉まると、それが、作業検知センサーによって検知される。
作業検知センサーによって検知されない間は、案内情報の報知は続行されず、すなわち、次の案内音声は流れず、また、当該次の案内情報は表示パネル94に表示されない(S17)。
作業検知センサーによって検知されると、次の案内音声に移行する(S17)。
(16)「準備完了」との案内音声が、流れる(S18)。このとき、同内容の案内情報が表示パネル94に表示される。
(17)表示パネル94に、図6のステップS19に示されるように、選挙名、合計欄、男性欄、及び女性欄が、表示される(S19)。
(18)こうして、設定作業が終了し(S20)、これにより、交付装置10は、交付可能状態になる。
そして、操作者は、交付作業を実施する。すなわち、操作者は、投票者が一人来ると、操作キー92又は93を1回オンする。このとき、投票者が男性の場合には男性用の操作キー92をオンし、投票者が女性の場合には女性用の操作キー93をオンする。
操作キー92又は93が1回オンされると、用紙送出機構3が1回作動して、収容部2における最端の投票用紙Pが、収容部2から取り出され、搬送路31を通して搬送されて、用紙取出口32から突出する。用紙取出口32から突出した投票用紙Pは、投票者によって抜き出され、これにより、投票者の男女別の数が、カウントされて、表示パネル94に表示される。抜き出された投票用紙Pは、投票に使用される。操作キー92又は93は、投票者が来る度に、1回オンされ、その度に、用紙送出機構3は、1回作動する。
以上のようにして、投票用紙の交付作業は、行われる。
上記構成の交付装置10によれば、次のような効果を発揮できる。
(a)設定作業の実行中に操作者に目視確認作業が案内された場合に、操作者は、確認スイッチ95を押すこと、すなわち、目視確認作業を行うこと、を促される。したがって、操作者が目視確認を疎かにするのを防止でき、その結果、投票用紙の誤交付が発生するのを防止できる。
(b)目視確認作業の対象要素として投票用紙の「色」を採用しているので、操作者は、目視確認を容易に且つ確実に行うことができる。よって、この観点からも、操作者が目視確認を疎かにするのを防止でき、その結果、投票用紙の誤交付が発生するのを防止できる。
(c)操作者が確認スイッチ95を押さない間は次の案内音声に移行せず、また、当該次の案内情報が表示パネル94に表示されない(すなわち案内情報の報知が続行しない)ので、操作者に対して、目視確認作業を行うように促すことができる。
(d)操作者が確認スイッチ95を押さない間は、所定時間経過毎に、同じ確認案内情報が繰り返し報知されるので、操作者に対して、積極的に、目視確認作業を行うように促すことができる。
(e)投票用紙に補給又は交換等の動きがある場合には、第1案内制御部74によって、投票用紙の色の目視確認作業が案内されるので、一連の設定作業の中で投票用紙の色を複数回確認することとなる。よって、この点からも、投票用紙の誤交付が発生するのを防止できる。
(f)案内情報を、スピーカー62を介した音声、又は、表示パネル94を介した文字等の表示、又は、その両方によって、操作者に対して報知できるので、利便性を向上できる。
なお、上記構成の交付装置10は、次のような変形構成を採用してもよい。
(i)用紙確認案内情報として、投票用紙の「色」だけでなく「選挙種別」についても操作者に同時に目視確認作業を案内する確認案内情報を、採用する。この場合、報知部からは、投票用紙の「色」及び「選挙種別」の目視確認作業の案内、例えば「参議院比例代表選挙ですか?用紙は青色ですか?正しければ確認スイッチを押して下さい」が、報知される。これによれば、投票用紙の「色」及び「選挙種別」の両方の目視確認を操作者に促すことができるので、投票用紙の誤交付が発生するのをより確実に防止できる。
(ii)投票用紙の「色」の目視確認作業を操作者に案内する用紙確認案内情報の、報知を、許可するか否かを選択する、報知選択機構を、更に備える。この報知選択機構は、例えばコントローラ部9に報知選択スイッチ904を設けることによって、実現できる。そして、この場合、制御部70は、選択機構が「許可しない」を選択した場合に、投票用紙の「色」の目視確認作業を操作者に案内する用紙確認案内情報を、報知部から報知させないように、案内部73を制御する、第3案内制御部76(図4参照)を、有している。これによれば、投票用紙の「色」に関する案内が不要の場合に、その案内を省略できるので、案内を簡素化できる。
(iii)通常モードにおける交付作業時において、第1案内制御部74が、収容部2の上カバー111を開けて投票用紙を補給又は交換した場面(すなわち第2場面)のみで、又は、当該場面においても、作動するようになっている。
(iv)通常モードにおける交付作業時において、第1案内制御部74が、最初に投票用紙が送り出された場面(すなわち第3場面)のみで、又は、当該場面においても、作動するようになっている。
(v)第2案内制御部75が、用紙確認案内情報が報知された後にのみ作動するようになっている。
(vi)装置本体1とコントローラ部9とを、一体に設ける。具体的には、図9に示されるように、コード91が省かれて、コントローラ部9が装置本体1に合体されている。これによれば、交付装置10の、搬送、設置、及び保管の各作業が、容易となる。
(vii)報知部が、スピーカー(音発生部)62及び表示パネル(表示部)94のいずれか一方を、含んでいない。報知部がスピーカー62を含んでいない場合には、案内部73は、案内情報を、スピーカー62から音声として報知させることはなく、表示パネル94に表示させるように、作動する。又は、報知部が表示パネル94を含んでいない場合には、案内部73は、案内情報を、表示パネル94から報知させることはなく、スピーカー62から音声として報知させるように、作動する。
(viii)報知部がスピーカー62及び表示パネル94の両方を含んでいる場合であっても、案内部73が、案内情報を、スピーカー62及び表示パネル94のいずれか一方のみから報知させるように、作動する。
(ix)選挙情報設定機構が、選挙種別スイッチ903を押すと、自動的に、選挙種別に対応した「色」が設定されるように、構成されている。
(x)選挙情報設定機構が、選挙種別スイッチと色設定スイッチ(図示せず)とを有しており、選挙種別スイッチは選挙種別を設定でき、色設定スイッチは投票用紙に対応した色を任意に選択して設定できる。なお、色設定スイッチで選択できる色は、選挙種別に対応した形態で又は対応しない単独の形態で、複数記憶されている。
(xi)設定作業の案内情報が、操作者に操作作業を案内する上述したような操作案内情報や、上述したような確認案内情報の他に、単に注意を喚起するだけであり且つ何らの作業も要求しない注意案内情報を、含んでいる。
(xii)交付のための設定作業が、電源スイッチをオンする度に毎回開始され、又は、工場出荷後に電源スイッチを最初にオンした時には必ず開始される。そして、設定作業終了後、操作者は、(a)「設定作業は行わず、前回の設定を採用する」又は(b)「設定作業を開始する」を選択できる。
(xiii)案内情報として、上記の内容及び表現に限らず、適宜に変更したものを採用する。
本発明の投票用紙交付装置は、投票用紙の誤交付が発生する恐れを効果的に低減できるので、産業上の利用価値が大である。
10 投票用紙交付装置 32 用紙取出口 62 スピーカー(音発生部)
70 制御部 73 案内部 74 第1案内制御部 75 第2案内制御部
76 第3案内制御部 903 選挙種別スイッチ
904 報知選択スイッチ(報知選択機構) 94 表示パネル(表示部)
95 確認スイッチ

Claims (5)

  1. 投票用紙を用紙取出口から1枚ずつ交付する投票用紙交付装置において、
    装置全体の作動を制御する制御部と、
    情報を報知する報知部と、
    を少なくとも備えており、
    前記制御部は、交付のための設定作業を操作者に案内する案内情報を、前記報知部から報知させる、案内部を、有しており、
    前記案内情報は、操作者に目視確認作業を案内する確認案内情報を含んでおり、
    前記確認案内情報は、投票用紙の「色」及び「選挙種別」の目視確認作業を操作者に案内する用紙確認案内情報を、含んでおり、
    前記確認案内情報で案内された目視確認作業の終了を、入力するための、確認スイッチが、設けられており、
    投票用紙の「色」が、選挙種別毎に特定されており、
    前記用紙確認案内情報に、投票用紙の「色」及び「選挙種別」の情報を含ませるための選挙情報設定機構を、更に備えており、
    前記選挙情報設定機構は、
    選挙種別を指定する選挙種別スイッチを有しており、前記選挙種別スイッチを押すと、自動的に、選挙種別に対応した「色」を設定するようになっており、又は、
    選挙名プレートに設けられた選挙種別毎の識別子を読み取る選挙種別センサーを有しており、前記選挙名プレートを入れると、自動的に、「選挙種別」及び「色」を特定するようになっている、
    ことを特徴とする投票用紙交付装置。
  2. 前記制御部は、電源立ち上げ後の設定モードにおいて投票用紙を投票用紙収容部に最初にセットした第1場面、前記設定モード終了後の投票用紙交付可能な通常モードにおいて投票用紙収容部の開閉蓋を開けて投票用紙を補給又は交換した第2場面、及び、前記設定モード終了後の投票用紙交付可能な通常モードにおいて最初に投票用紙が送り出された第3場面、の内の少なくとも1つの場面で、前記用紙確認案内情報を前記報知部から報知させるように、前記案内部を制御する、第1案内制御部を、有している、
    請求項記載の投票用紙交付装置。
  3. 前記制御部は、前記確認スイッチによる入力が無い場合には、所定時間経過毎に前記確認案内情報を前記報知部から報知させるとともに、前記確認案内情報に続く案内情報を前記報知部から報知させないように、前記案内部を制御する、第2案内制御部を、有している、
    請求項1又は2に記載の投票用紙交付装置。
  4. 前記報知部は、前記確認案内情報を音声で発生する音発生部、及び、前記確認案内情報を文字等で表示する表示部の、いずれか一方又は両方を、含んでいる、
    請求項1〜の何れか一つに記載の投票用紙交付装置。
  5. 投票用紙の「色」の目視確認作業を操作者に案内する前記用紙確認案内情報の、報知を、許可するか否かを選択する、報知選択機構を、更に備えており、
    前記制御部は、前記報知選択機構が「許可しない」を選択した場合に、投票用紙の「色」の目視確認作業を操作者に案内する前記用紙確認案内情報を、前記報知部から報知させないように、前記案内部を制御する、第3案内制御部を、有している、
    請求項1〜の何れか一つに記載の投票用紙交付装置。
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