JPH0741457Y2 - 口腔衛生器のポンプ構造 - Google Patents

口腔衛生器のポンプ構造

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JPH0741457Y2
JPH0741457Y2 JP1989147496U JP14749689U JPH0741457Y2 JP H0741457 Y2 JPH0741457 Y2 JP H0741457Y2 JP 1989147496 U JP1989147496 U JP 1989147496U JP 14749689 U JP14749689 U JP 14749689U JP H0741457 Y2 JPH0741457 Y2 JP H0741457Y2
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JP
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valve
cylinder
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pump case
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敏夫 牧野
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Ricoh Elemex Corp
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ノズルから液体を吐出して口腔内の洗浄等
を行う口腔衛生器に適用することができる。詳しくは、
そのような口腔衛生器において、液体を吸引付勢するポ
ンプの構造に関する。
従来の技術 従来、この種のポンプは、たとえば第5図に示すような
構造であった。すなわち、ポンプケース1を、第1のポ
ンプケース2と第2のポンプケース3と第3のポンプケ
ース4とで構成する。そして、第1のポンプケース2に
は、ピストン5を往復動自在に収納するシリンダ2aを設
ける。第1のポンプケース2の図中左側には、逆止弁6
を往復動自在に支持する弁支持部材7を挾んで第2のポ
ンプケース3を取り付ける。該第2のポンプケース3に
は、吸入口3aと逆止弁6の弁座3bとを設ける。他方、第
1のポンプケース2の図中右側には、第3のポンプケー
ス4を取り付ける。該第3のポンプケース4には、吐出
口4aを設ける。そして、ピストン5を往復動し、逆止弁
6を開閉しながら吸入口3aからシリンダ2a内に吸入した
液体を吐出口4aから排出する。
考案が解決しようとする課題 ところが、このような従来のポンプ構造では、次の問題
があった。
ポンプケース1内に空気が入り込むと、その空気がシ
リンダ2a内に滞留し、液体と吐出圧力にむらを生じた
り、吐出圧力を低下する。
ポンプケース1を、第1のポンプケース2と第2ポン
プケース3と第3のポンプケース4とで構成する他、弁
支持部材7を必要とするなど、部品点数が多い。
ピストン5の圧縮動作で逆止弁6が閉位置に復帰しな
いとき、液体の吐出圧力を著しく低下してポンプ機能を
果たさなくなる。
そこで、口腔衛生器のポンプ構造におけるそのような従
来の問題を解消し、ポンプケース内に入り込んだ空気が
シリンダ内に滞留することを防止することを目的とし、
また部品点数を削減するとともに、ピストンの圧縮動作
で逆止弁が閉位置に復帰しないことを防止することを目
的とする。
課題を解決するための手段 そのため、この発明による口腔衛生器のポンプ構造は、
たとえば以下の図示実施例に示すとおり、 縦向きに配置するシリンダ46aとそのシリンダ46a内と連
通する吐出口46bと前記シリンダ46aの下部に形成する弁
支持部46cとを設ける第1のポンプケース46、 その第1のポンプケース46の下側から気密に接続して取
り付け、弁座47aとその下方に設ける吸入口47bとを設け
る第2のポンプケース47、 前記弁支持部46cで弁棒49を上下動自在に支持して重力
で前記弁座47aに押し当てる逆止弁48、 前記シリンダ46a内で上下動してその逆止弁48を開閉
し、前記吸入口47bから前記シリンダ46a内に吸入した液
体を吐出口46bから排出するとともに、下動する圧縮動
作で前記逆止弁48が閉位置に復帰しないとき直接前記弁
棒49を押してその逆止弁48を前記弁座47a方向へと押す
ピストン26、 を備えてなる、ことを特徴とする。
作用 そして、使用時、ピストン26を上下動して逆止弁48を開
閉し、下方の吸入口47bからシリンダ46a内に吸入した液
体を上方の吐出口46bから排出する。ピストン26の圧縮
動作で逆止弁48が閉位置に復帰しないとき、ピストン26
で弁棒49を押してその逆止弁48を弁座47a方向へと押
す。
実施例 以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例を説明す
る。
第2図には、この考案の一実施例であるポンプ構造を備
えるハンディ口腔衛生器を示す。図中符号10は、片手で
把持可能な筒状の外装ケースであり、本体ケース11の上
下にそれぞれ上ケース12と下ケース13とを取り付けて構
成する。そして、本体ケース11から下ケース13にかけて
の一側内には、ユニット収納部14を設け、そこに細長の
駆動ユニット15を着脱自在に収納する。一方、本体ケー
ス11から下ケース13にかけての他側内には、電池収納部
16を設け、そこに2つの電池17・17を着脱自在に収納し
てなる。
駆動ユニット15は、第3図にも示すように、平板状の基
板19に駆動モータ20を取り付ける。そして、その駆動モ
ータ20のモータ歯車21にクランク歯車22を噛み合わせ、
それを基板19上に立てた固定軸23で回転自在に支持す
る。クランク歯車22には、偏心させてクランク24の一端
を回転自在に取り付ける。クランク24の他端には、第2
図に示すように、ポンプ25のピストン26を取り付ける。
ポンプ25は、基板19上に取り付ける。そして、基板19に
半円筒キャップ27を被せ、それら基板19と半円筒キャッ
プ27とからなるユニットケース28内に、上述した駆動モ
ータ20・クランク歯車22・ポンプ25などを収納してな
る。ユニットケース28の外側には、駆動モータ20と接続
してプラス端子板29と図示しないマイナス端子板とを設
ける。そして、プラス端子板29からは、2つのスイッチ
バネ30・31を平行にのばす。しかして、本体ケース11の
ユニット収納部14内に下方から該駆動ユニット15を挿入
する。そうして、第2図に示すごどく、スイッチバネ30
・31を上向きにのばし、ポンプ25を下方に配置し、外装
ケース10内に収納する。
他方、電池17は、第2図に示す下ケース13の電池ぶた33
を外し、本体ケース11の電池収納部16内に下方から挿入
する。そして、駆動ユニット15と平行に配置し、外装ケ
ース10内に2つ直列に収納する。しかして、第4図に示
すプラス端子板29の先端29aに該電池17のプラス側を接
続し、図示しないマイナス端子板にマイナス側を接続
し、前記駆動ユニット15の駆動モータ20と電気接続す
る。
ところで、第2図から判るように、外装ケース10内に
は、上部から、駆動ユニット15および電池17の収納部間
にかけてタンク室34を形成する。すなわち、上ケース12
内、本体ケース11の上部内、および第4図に示すように
ユニット収納部14と電池収納部16との間の空間にタンク
室34を設ける。そして、そのタンク室34を、ポンプ25の
吸入側に接続する。
さて、このような口腔衛生器では、第2図に示すとお
り、外装ケース10の上部、つまり上ケース12の頂部に凹
部を設け、そこにノズル取付口12aを形成する。ノズル
取付口12aには、タンク室34と連通する複数の給液孔12b
をあけ、またOリング36を備える取付嵌合部12cを設け
る。そして、その取付嵌合部12cに基部37aをはめ合わ
せ、ノズル取付口12aにノズル37を着脱自在に取り付け
る。しかして、基部37aと取付嵌合部12c間の液漏れをO
リング36で防止する。取付嵌合部12cには、連結チュー
ブ38の一端を接続する。連結チューブ38は、その他端
を、タンク室34内を通って下方へと引きのばす。そし
て、ポンプ25の吐出側に接続する。
また、第2図に示すように、本体ケース11の上部には、
スイッチボタン40を取り付ける。スイッチボタン40は、
先端を一方のスイッチバネ30の先端に対向し、コイルば
ね41で外向きに付勢して頭部40aを外部に突出してな
る。そして、コイルばね41に抗してスイッチボタン40を
押し込むと、2つのスイッチバネ30・31を接触して駆動
モータ20を駆動することができるようになっている。
いま、この口腔衛生器を使用するときは、上ケース12の
ノズル取付口12aから、水や薬液(たとえは口腔洗浄液
やそれを希釈した液体)などの液体を流し込み、給液孔
12bを通してタンク室34内に入れる。そして、タンク室3
4内に液体を充たしてから、取付嵌合部12cに基部37aを
はめ合わせてノズル37でノズル取付口12aを塞ぐ。しか
して、外装ケース10を持って前屈みになり、ノズル37を
口腔内に向け、スイッチボタン40をプッシュ操作する。
これにより、駆動モータ20を駆動し、モータ歯車21を回
転してクランク歯車22を回し、クランク24を介してピス
トン26を往復動し、吸引行程でタンク室34内から液体を
引き入れる。反対に、吐出行程では、引き入れた液体を
連結チューブ38を通して上方へと送り、ノズル37から噴
射して口腔内に吐出する。そして、口腔内の洗浄を行
い、また口腔内に清涼感を付与する。スイッチボタン40
から手を離すと、コイルばね41によりそのスイッチボタ
ン40が自動復帰する。そして、2つのスイッチバネ30・
31の接触を解除して駆動モータ20の駆動を停止し、ポン
プ25の作動を止めてノズル37からの液体の噴射をストッ
プする。
ところで、この考案では、ポンプ25を第1図に示すごと
く構成する。すなわち、ポンプケース45を第1のポンプ
ケース46と第2のポンプケース47とで構成する。第1の
ポンプケース46には、シリンダ46aと吐出口46bと弁支持
部46cとを設ける。そして、図示するごとく、シリンダ4
6a内に上述したピストン26を往復動自在に収納する。吐
出口46bは、図中左向きに突出して形成する。また、弁
支持部46cは、逆止弁48を、ピストン26と動作方向を同
一(図中上下方向)とし、往復動自在に支持する。そう
して、その第1のポンプケース46の下側に第2のポンプ
ケース47を気密に接続して取り付ける。第2のポンプケ
ース47には、弁座47aと吸入口47bとを設ける。弁座47a
には、逆止弁48が押し当たる。吸入口47bは、吐出口46b
より下方に配置して図中右向きに突出して形成する。こ
れにより、ピストン26を往復動し、逆止弁48を開閉しな
がら吸入口47bからシリンダ46a内に吸入した液体を吐出
口46bから排出する。このとき、ピストン26の圧縮動作
で逆止弁48が閉位置に復帰しないときは、ピストン26の
先端で弁棒49を押して逆止弁48を弁座47a方向へと押
す。
考案の効果 したがって、この考案によれば、吐出口を吸入口より上
方には位置するから、ポンプケース内に入り込んだ空気
がシリンダ内に滞留せず、その空気を吐出口から排出し
て液体の吐出圧力のむらや吐出圧力の低下を防止するこ
とができる。
また、この考案のよれば、従来の弁支持部材や第3のポ
ンプケースなどをなくすことができ、部品点数の削減を
図ることができる。
さらに、この考案によれば、たとえば液体に含まれる粘
性物質により逆止弁の円滑な往復動作が阻害されてピス
トンの圧縮動作で逆止弁が閉位置に復帰しないことがあ
っても、そのときはピストンで弁棒を押して逆止弁を弁
座方向へと押すから、正常なポンプ機能を確保し、液体
の吐出圧力の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実地例であるポンプ構造を示す断
面図、第2図はそのポンプ構造を備えるハンディ口腔衛
生器の全体縦断面図、第3図はその口腔衛生器で使用す
る駆動ユニットの内部構成図、第4図は第1図のA-A線
に沿った横断面図である。第5図は、従来のポンプ構造
を示す断面図である。 26……ピストン、45……ポンプケース、46……第1のポ
ンプケース、46a……シリンダ、46b……吐出口、46c…
…弁支持部、47……第2のポンプケース、47a……弁
座、47b……吸入口、48……逆止弁、49……弁棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦向きに配置するシリンダとそのシリンダ
    内と連通する吐出口と前記シリンダの下部に形成する弁
    支持部とを設ける第1のポンプケース、 その第1のポンプケースの下側から気密に接続して取り
    付け、弁座とその下方に設ける吸入口とを設ける第2の
    ポンプケース、 前記弁支持部で弁棒を上下動自在に支持して重力で前記
    弁座に押し当てる逆止弁、 前記シリンダ内で上下動してその逆止弁を開閉し、前記
    吸入口から前記シリンダ内に吸入した液体を吐出口から
    排出するとともに、下動する圧縮動作で前記逆止弁が閉
    位置に復帰しないとき直接前記弁棒を押してその逆止弁
    を前記弁座方向へと押すピストン、 を備えてなる、口腔衛生器のポンプ構造。
JP1989147496U 1989-06-20 1989-12-21 口腔衛生器のポンプ構造 Expired - Lifetime JPH0741457Y2 (ja)

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US07/753,430 US5197460A (en) 1989-06-20 1991-08-30 Mouth cavity sanitary device
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