JPH0741369U - 冷水機 - Google Patents

冷水機

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JPH0741369U
JPH0741369U JP6868093U JP6868093U JPH0741369U JP H0741369 U JPH0741369 U JP H0741369U JP 6868093 U JP6868093 U JP 6868093U JP 6868093 U JP6868093 U JP 6868093U JP H0741369 U JPH0741369 U JP H0741369U
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JP
Japan
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lower frame
condenser
cabinet
blower
cooling
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JP6868093U
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English (en)
Inventor
司 昇 一 門
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凝縮器冷却用の外気吸入口を冷水機の設置場
所を制約せず人目に晒されない箇所に設けることがで
き、かつ凝縮器冷却用の送風機の取り付けを容易に行う
ことができる冷水機を提供する。 【構成】 冷水機のキャビネット底部に、設置床面との
間に所定空間を有する平板状の下部フレーム10が取付
けられている。下部フレーム10の略中央部に、同一形
状の一対の切込部12が設けられる。一対の切込部12
は、凝縮器3と平行する方向に所定間隔を離して並べて
設けられる。各切込部12は、下部フレーム10をコの
字状に切込み、開口13を残して垂直に立上げることに
より形成される。下部フレーム10に形成された各開口
13は凝縮器3と直交する方向に延びる長方形状となっ
ている。このように形成された一対の切込部12の先端
部には、ボルト等によって凝縮器3冷却用の電動送風機
4が取り付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャビネット内に、圧縮機、凝縮器および凝縮器冷却用の送風機を 有する冷却系と、冷却タンクとを備えた冷水機に係り、とりわけ、キャビネット 底部の平板状フレームを利用して送風機の取付手段と凝縮器冷却用の外気吸入口 とを設けた冷水機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の冷水機について、図3を参照して説明する。
【0003】 図3に示すように、冷水機1は略四角筒状の外形を有するキャビネット7によ って両側面と前面および後面が囲まれている。キャビネット7の底部には、床面 14との間に所定空間を有するとともに金属製平板の周囲を直角に立上げて浅い トレー状にした下部フレーム10が取付けられ、キャビネット7の底部が塞がれ ている。
【0004】 キャビネット7内の下方部分には、圧縮機2、凝縮器3および回転翼式の電動 送風機4が配設され、これら各機器2,3,4により冷却系を構成している。送 風機4は、回転翼が凝縮器3の中央部の直前に配置されるように、金属板等の独 立した取付部材を介して下部フレーム10から所定間隔離して取付けられている 。 一方、キャビネット7内の上方部分には、冷却系により冷却される冷却タンク が設けられ、冷却タンク5の上部およびキャビネット7の上部は上蓋6により塞 がれている。
【0005】 キャビネット7の両側面部下方には、ルーバー状の外気吸入口8が設けられて いる。吸入口8はキャビネット7側面方向から見て大略、圧縮機2と送風機4と の間に位置する。 一方、キャビネット7の後面部下方には、ルーバー状の排気口9が設けられて いる。排気口9全体の大きさと位置は、その直前に位置する凝縮器3にほぼ対応 している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
冷水機1の動作中、送風機4は、キャビネット7側面の吸入口8から外気を吸 入し、この外気を凝縮器3に吹き込んで凝縮器3内の冷媒の熱を外気に放熱させ る。凝縮器3を通り抜けて加熱された外気は排気口9から排出される(図3の矢 印参照)。
【0007】 ところで、従来の冷水機1の設置にあたっては、送風機4によって外気を安定 して取入れる必要があるため、キャビネット7側面の吸入口8を壁面等から十分 離す必要があり、このため設置スペースが制約されていた。 また、キャビネット7の側面に設けられた吸入口8は人目に晒される場合が多 いため、内部の機械類が直接見えないようにルーバー状に加工する等の必要があ った。
【0008】 さらに、送風機4の取り付けは、独立した取付部材を介して行われているため 、別途に取付け部材を作成して下部フレーム10等に取付ける作業を行わねばな らず、効率が悪い。
【0009】 本考案は以上のような点を考慮してなされたものであり、凝縮器冷却用の外気 吸入口を冷水器の設置場所を制約せず人目に晒されない箇所に設けることができ 、かつ凝縮器冷却用の送風機の取り付けを容易に行うことができる冷水機を提供 することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、底部に、設置床面との間に所定空間を有 する平板状下部フレームが取付けられたキャビネットと、キャビネット内の下方 部分に配設され、冷凍サイクルの圧縮機、凝縮器および凝縮器冷却用の送風機を 有する機械室と、キャビネット内の上方部分に配設され、冷凍サイクルの蒸発器 により冷却された水を貯える冷却タンクと、を備えた冷水機において、前記下部 フレームを切込んで形成された切込部を開口を残して立上げて構成された送風機 取付具を備え、前記送風機は前記下部フレームから上方に延びる取付具により前 記下部フレームに対して所定間隔離して取付けられた構成としたことを特徴とす る。
【0011】
【作用】
本考案の冷水機においては、凝縮器冷却用の送風機が動作すると、床面と下部 フレームとの間の空間から、下部フレームの開口を介してキャビネット内に外気 が流入する。
【0012】 また、送風機は、下部フレームを切込んで形成された切込部を開口を残して立 上げて構成された取付手段に、直接取付けられるため、独立した取付部材を用い る必要がなくなる。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。図1および図2は本 考案による冷水機の一実施例を示す図である。 なお、図3に示す従来例と同一の部材については同一符号を付して詳細な説明 は省略する。
【0014】 図1に示すように、冷水機1は略四角筒状の外形を有するキャビネット7によ って両側面と前面および後面が囲まれている。キャビネット7の底部には、床面 15との間に所定空間を有するとともに金属製平板の周囲を直角に立上げて浅い トレー状にした下部フレーム10が取付けられ、キャビネット7の底部が塞がれ ている。
【0015】 下部フレーム10上のキャビネット7前面側(図1の左側)には略円筒形の外 形を有する電動圧縮機2が、キャビネット7後面側(図1の右側)には直立した 薄い箱状の外形を有する凝縮器3が、それぞれ下部フレーム10から所定間隔離 して取付けられている。
【0016】 キャビネット7の上方には、冷却水が貯えられる冷却タンク5が取り付けられ 、冷却タンク5の上部は開口している。冷却タンク5の上部およびキャビネット 7の上部は開閉自在の上蓋6によって塞がれている。
【0017】 冷却タンク5は一部が下方に突出しており、この突出部分の側面が細管状の蒸 発器11によりコイル状に取り巻かれている。
【0018】 また、圧縮機2、凝縮器3、膨脹弁(図示せず)および蒸発器11は、配管( 図示せず)によって順番に連結され、内部に冷媒が封入されて冷凍サイクルをな している。
【0019】 また、図2に示すように、下部フレーム10の略中央部には、同一形状の一対 の切込部12が、キャビネット7の側面方向(凝縮器3と平行する方向)に所定 間隔を離して並べて設けられている。各切込部12は、下部フレーム10をコの 字状に切込み、開口13を残して垂直に立上げることにより形成される。 下部フレーム10に形成された各開口13はキャビネット7の前後面方向(凝 縮器3と直交する方向)に延びる長方形状となっており、各開口13のキャビネ ット7の前面側端部(圧縮機2側端部)は、圧縮機2の中央部直下付近まで達し ている。
【0020】 このように形成された一対の切込部12の先端部には、ボルト等によって凝縮 器3冷却用の電動送風機4が取り付けられる。キャビネット7内の圧縮機2、凝 縮器3および送風機4の配置領域は機械室となっている。
【0021】 次に、以上のような構成よりなる本実施例の作用について説明する。
【0022】 上記のような構成よりなる冷却系においては、以下のような冷凍サイクルが行 われる。 まず、圧縮機2によって、気化した状態の冷媒が高圧に圧縮されて凝縮器3に 送り込まれる。この凝縮器3内の冷媒は、送風機4から凝縮器3に吹き付けられ る外気に放熱して液化する。次に、液化した冷媒は膨脹弁を通って低圧化した後 、蒸発器11に達する。蒸発器11内で冷却タンク5内の水から吸熱した冷媒は 、再び気化して圧縮機2に送り込まれる。 一方、冷媒に熱を奪われる冷却タンク5内の水は冷却され、冷水となって貯蔵 される。
【0023】 本実施例の冷水機1においては、キャビネット7に外気吸入口が設けられてい ないため、送風機4の働きによって開口13から外気が流入することになる。 すなわち、送風機4が動作すると、床面14と下部フレーム10との間の空間 から、下部フレーム10の開口13を介してキャビネット7内に外気が流入する 。
【0024】 この場合、開口13のキャビネット7前面側の端部は圧縮機2の中央部直下付 近まで達しているため、開口13から吸入される外気の一部は圧縮機2の底面か ら側面に沿って流れ、圧縮機2を冷却してから送風機4に達する(図1の矢印参 照)。
【0025】 また、送風機4は、下部フレーム10を切込み開口を残して立上げて形成され た切込部12に直接取付けられるため、独立した取付部材を用いる必要はなくな る。
【0026】 上記実施例によれば、次のような効果がある。
【0027】 第1に、キャビネット7側面に外気吸入口を設ける必要がないため冷水機1の 設置場所に制約が少なく、冷水機1の側面を壁面等にぴったり付けたり、壁面等 にビルトイン(埋込み据付)したりすることができる。
【0028】 第2に、人目に晒される部分に外気吸入口がないため冷水機1の外観が向上す るとともに、人目に晒されない冷水機1底部の開口13はルーバー状にする等の 処理を要しないため加工費等の低減につながる。
【0029】 第3に、送風機4を独立した取付部材を用いることなく、下部フレーム10を 切込み立上げて形成された切込部12に直接取付けることができるため、取付け の作業性が向上し、部品コストの低減を図ることができる。
【0030】 第4に、冷水機1底部に外気吸入口である開口13と、送風機4を取付けるた めの立上げられた切込部12を簡単な加工で同時に形成することができ、非常に 効率的である。
【0031】 第5に、吸入した外気によって圧縮機2が冷却されるため圧縮機2内の冷媒の 温度を下げることができ、冷水機1の冷凍能力の向上を図ることができる。
【0032】
【考案の効果】
本考案によれば、キャビネット側面に外気吸入口を設ける必要がないため、冷 水機の設置場所に制約が少なく、冷水機の側面を壁面等にぴったり付けたり、壁 面等にビルトイン(埋込み据付)したりすることができる。また、人目に晒され る部分に外気吸入口を設ける必要がないため、冷水機の外観を向上することがで きるとともに、人目に晒されない冷水機底部の開口はルーバー状にする等の処理 を要しないため加工費等の低減を図ることができる。さらに、凝縮器冷却用の送 風機を独立した取付部材を用いることなく、下部フレームを切込み立上げて形成 された切込部に直接取付けることができるため、取付けの作業性が向上し、部品 コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による冷水機の一実施例を示す縦断面
図。
【図2】本考案による冷水機の要部を示す模式的斜視
図。
【図3】従来の冷水機を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 冷水機 2 圧縮機 3 凝縮器 4 送風機 5 冷却タンク 7 キャビネット 8 吸入口 10 下部フレーム 12 切込部 13 開口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に、設置床面との間に所定空間を有す
    る平板状下部フレームが取付けられたキャビネットと、 キャビネット内の下方部分に配設され、冷凍サイクルの
    圧縮機、凝縮器および凝縮器冷却用の送風機を有する機
    械室と、 キャビネット内の上方部分に配設され、冷凍サイクルの
    蒸発器により冷却された水を貯える冷却タンクと、を備
    えた冷水機において、 前記下部フレームを切込んで形成された切込部を開口を
    残して立上げて構成された送風機取付具を備え、 前記送風機は前記下部フレームから上方に延びる取付具
    により前記下部フレームに対して所定間隔離して取付け
    られた構成としたことを特徴とする冷水機。
  2. 【請求項2】前記圧縮機は、前記切込部の開口近傍に配
    設されていることを特徴とする、請求項1記載の冷水
    機。
JP6868093U 1993-12-22 1993-12-22 冷水機 Pending JPH0741369U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014059093A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Sharp Corp 冷却庫
JP2014074526A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷凍機構を備えた装置
KR20170063449A (ko) * 2017-02-17 2017-06-08 엘지전자 주식회사 정수기
KR20200051553A (ko) * 2020-05-06 2020-05-13 엘지전자 주식회사 정수기

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