JP2505683Y2 - 冷蔵庫の機械室の構造 - Google Patents

冷蔵庫の機械室の構造

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JP2505683Y2
JP2505683Y2 JP6345591U JP6345591U JP2505683Y2 JP 2505683 Y2 JP2505683 Y2 JP 2505683Y2 JP 6345591 U JP6345591 U JP 6345591U JP 6345591 U JP6345591 U JP 6345591U JP 2505683 Y2 JP2505683 Y2 JP 2505683Y2
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JP
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condenser
plate
refrigerator
casing
air flow
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JP6345591U
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政実 下畑
幸博 町田
浩明 松本
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Orion Machinery Co Ltd
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Orion Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、断熱槽と機械室とから
なる横型の冷蔵庫における機械室、特に凝縮器付近の冷
却構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の横型冷蔵庫における機械室の構造と
しては、機械室の省スペース化をはかるために図6に示
すように断熱槽を構成する壁材1と冷蔵庫の外形を構成
するケーシング2との間の空間3に凝縮器4を斜めに設
置するものが知られている。一般に凝縮器の固定方法と
して、壁材1及びケーシング2にビス等で締め付け固定
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の装置の場合は、壁材及びケーシングにビス等で固
定している関係から、一旦装置を室のコーナー等に設置
した場合には凝縮器のメインテナンスが難しいといった
不都合や、凝縮器を流れる空気の量が均一ではなく、熱
交換効率が悪いといった不都合がある。そこで本考案は
かかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、凝縮器の
メインテナンスが容易であると共に凝縮器を流れる空気
が比較的均一となるような機械室の構造を考案したもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本考案は、冷凍
サイクルの凝縮器を断熱槽を構成する壁材と外枠のケー
シングとの間の空間に冷却空気流に対して斜めに設置し
たタイプの冷蔵庫において、ほぼ直方体状の凝縮器の最
下部と近接する冷蔵庫のケーシング間を邪魔板で閉塞す
ると共に前記凝縮器の冷媒管の支持板に連設された仕切
り板を空気流路を形成する壁材と当接させ、前記凝縮器
の上方又は下方に冷却ファンを設置した冷蔵庫の機械室
の構造により本目的を達成する。尚、凝縮器の空気排出
側に空気流を上方に誘導するためのガイド板を凝縮器の
支持板に接合するとより空気を均一に流動させることに
なる。
【0005】
【作用】本考案では、凝縮器の最下部と近接のケーシン
グ間を邪魔板で閉塞し、凝縮器の支持板と壁材間を仕切
り板で接続し、冷却ファンから吹き出される空気を強制
的に凝縮器に導くようにしている。従って、冷却ファン
から送りだされる空気は必ず凝縮器に導かれる。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図面に示された実施例に従っ
て詳細に説明する。図1において5は断熱槽6を構成す
る断熱材からなる壁材であり、該壁材5の側面にあけた
穴7を覆うように断熱材からなる冷却器ボックス8が接
合されており、該冷却ボックス8内には圧縮機12、凝縮
器14、膨張弁(図示せず)、蒸発器16等と循環接続され
た冷凍サイクルの蒸発器16が設置されており、該ボック
ス8の上方を排気口、下方を吸引口としている。9は、
断熱槽6の側面に接合された機械室10を区画するケーシ
ングであり、該ケーシング9内には圧縮機12が下方に、
その上に凝縮器14冷却用のファン15が設置されている。
【0007】ケーシング9と冷却ボックス8の壁材との
間が空気流路となっており、該空気流路には冷媒管17
と、該管を支持する支持板18と、冷媒管17が嵌挿された
冷却フィン19とからなる略直方体状の凝縮器14が斜めに
傾斜させた状態で設置されている。凝縮器14の最下部と
ケーシング9との間は邪魔板22で閉塞されており、支持
板18と冷却ボックス8の壁材とは直角三角形状の仕切り
板24により仕切られている。尚、本実施例では、邪魔板
22及び仕切り板24はファン15を支持する機台28に接合さ
れており、圧縮機12が装着された機台28と共に出し入れ
できるように構成されている。尚、邪魔板22と仕切り板
24はそれぞれケーシング9又は壁材8と当接するように
なっている。さらに凝縮器14の空気吹き出し側には、図
4に示すように空気を上方に誘導するためのガイド板26
が接合されている。ガイド板26は断面コ字状の板材の側
面を斜めに切り抜いたものからなる。
【0008】以上述べたように本考案にかかる機械室の
構造は、ファン15から送風される空気をケーシング9及
び壁材8で覆われた空気流路に導くと共に、凝縮器14に
接合した邪魔板22及び仕切り板24により凝縮器の外周を
空気が流れないように構成し、さらに凝縮器14の空気吹
き出し側にガイド板26を接合したので、空気は逆流する
ことなく図5に示されるように均等に流れる。また凝縮
器14をケーシング9又は壁材8と接合することなく機台
28に接合するように構成したことから、メインテナンス
の際には機台を手前に引き出すことにより修繕すること
ができる。
【0009】
【効果】以上述べたように本考案にかかる機械室の構造
は、従来のものに比較してただ単純に凝縮器を斜めに設
置するだけではなく、凝縮器の周囲に空気が流れないよ
うに凝縮器の最下部に邪魔板を設けると共に凝縮器、壁
材間に仕切り板を設置するように構成したので、空気の
流れを均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる実施例を示す部分縦断面図であ
る。
【図2】一部を透視した側面図である。
【図3】ケーシングを取り除いた状況を示す部分正面図
である。
【図4】凝縮器と機台との接合状況を示す斜視図であ
る。
【図5】ガイド板を取付け状態における空気の分布を示
す概略図である。
【図6】従来技術を示す概略図である。 1,5 壁材 2,9 ケーシング 3 空間 4,14 凝縮器 6 断熱槽 8 冷却ボックス 10 機械室 12 圧縮機 15 ファン 16 蒸発器 17 冷媒管 18 支持板 19 冷却フィン 22 邪魔板 24 仕切り板 26 ガイド板 28 機台

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器等と循
    環接続された冷凍サイクルの凝縮器を冷却空気流に対し
    て斜めに設置したタイプの冷蔵庫において、斜めに設置
    したほぼ直方体状の凝縮器の最下部と近接する冷蔵庫の
    ケーシング間を閉塞する邪魔板と、前記凝縮器を構成す
    る冷媒管を支持する板材に連設され空気流路を形成する
    壁材と当接する仕切り板とからなり、前記凝縮器の上方
    又は下方に冷却ファンを設置したことを特徴とする冷蔵
    庫の機械室の構造。
  2. 【請求項2】 斜めに傾斜させた凝縮器の空気排出側に
    空気流を上方に誘導するためのガイド板を凝縮器の支持
    板に接合したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の
    機械室の構造。
JP6345591U 1991-07-16 1991-07-16 冷蔵庫の機械室の構造 Expired - Lifetime JP2505683Y2 (ja)

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JPH058369U JPH058369U (ja) 1993-02-05
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JPH058369U (ja) 1993-02-05

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