JPH042340Y2 - - Google Patents

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JPH042340Y2
JPH042340Y2 JP11963985U JP11963985U JPH042340Y2 JP H042340 Y2 JPH042340 Y2 JP H042340Y2 JP 11963985 U JP11963985 U JP 11963985U JP 11963985 U JP11963985 U JP 11963985U JP H042340 Y2 JPH042340 Y2 JP H042340Y2
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cooling
condenser
compressor
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cooling fan
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JP11963985U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 従来の冷凍サイクルユニツトにおけるコンプレ
サは、コンデンサの冷却風を吹き付けて冷却する
か、若しくは専用の冷却フアンによつて冷却され
るものがある。上記コンデンサの冷却後の風をコ
ンプレツサに吹き付ける形式は、コンデンサを冷
却して温度が上昇した風をコンプレツサに吹き付
けるため、冷却効率がさほど良くない。特にロー
タリー形式のコンプレツサは、同一容量のレシプ
ロ形式のコンプレツサに比較して極めて小形であ
るといつた利点があるが、その反面、発熱量が極
めて多く、運転効率の低下や焼損を防止する上で
効果的に冷却しなければならない。
一方、冷凍サイクルユニツトに、コンプレツサ
を冷却するための専用の冷却フアンを付設する
と、それ専用の取付けスペースを確保しなければ
ならず、小型の冷凍サイクルユニツトではスペー
ス的に余裕がないといつた問題もあつた。
「考案が解決しようとする課題」 そこで、本考案は、上記事情に鑑み、別にコン
プレツサを冷却する冷却フアンを配設することな
く、コンデンサの冷却フアンを共用し、しかもコ
ンザンサの冷却フアンを共用しても、コンプレツ
サの冷却効率の大幅な低減を招くことなく、コン
プレツサを良好に冷却できる冷凍サイクルユニツ
トの冷却装置を提供することを目的とする。
「考案が解決しようとする手段」 本考案は、上記目的を達成すべく、コンプレツ
サ、コンデンサ及びエバポレータから成る冷凍サ
イクルユニツトにおいて、上記コンデンサに、冷
媒のインレツト側とアウトレツト側に対応させて
冷却フアンを付設し、上記コンプレツサをアウト
レツト側の冷却フアンの吐出口に対向させて配設
した冷凍サイクルユニツトの冷却装置を特徴とす
るものである。
「実施例」 以下、本考案に係る冷凍サイクルユニツトの冷
却装置の一実施例を図面に基づき説明する。第1
図及び第2図において、1は冷凍サイクルユニツ
トAのうちのコンデンサである。該コンデンサ1
は、幅が狭く、高さ方向に長い形状に形成され、
かつフイン付きの凝縮管2が蛇行しながら上から
下に向つて配設され、上端に冷媒のインレツト3
が又下端に冷媒のアウトレツト4が位置するよう
になつている。つまり、コンデンサ1は、冷媒が
上部から導入され、蛇行しながら下方に向つて流
れ、アウトレツト側に至るようになつている。冷
媒は通常フレオンが用いられるが、アルコールな
ど他のものの適用が可能である。コンデンサ1に
おける凝縮管2のインレツト3は、ロータリーコ
ンプレツサ5に接続されており、一方凝縮管2の
アウトレツト4は、ドライヤー6、所謂受液器、
及びエバポレータ7を介してロータリーコンプレ
ツサ5に接続されている。従つて、上記冷凍サイ
クルユニツトAは、ロータリーコンプレツサ5
と、コンデンサ1と、ドライヤー6とエバポレー
タ7とから成つていて、それぞれがベース8に設
けられるようになつている。上記コンデンサ1の
一面には第2図に示す如く、L字状に形成され、
一壁に周縁9を残して孔10が穿設された取付け
板11が、配設されている。取付け板11は、コ
ンデンサ1にビス止めするか、又は、下縁より舌
片を延設させてベース8にビス止めされるように
なつている。取付け板11に、2個のシロツコフ
アン等のモータで駆動される冷却フアン12,1
3が上下に配置されてビス止めされるようになつ
ている。冷却フアン12,13は、フアン部とモ
ータ部とが直結された構造のものである。そし
て、上部の冷却フアン12は、コンデンサ1の中
央より上部のフイン付凝縮管2に対応させて配設
され、つまりインレツト3側のフイン付き凝縮管
2に対応させて配設されるようになつてる。一
方、下部の冷却フアン13は、中央より下部のフ
イン付凝縮管2に対応させて配設され、つまりア
ウトレツト4側のフイン付き凝縮管2に対応させ
て配設されるようになつている。上記ロータリー
コンプレツサ5は、下部の冷却フアン13の吐出
口に対向させベース8に脚座14をもつて据え付
けられるようになつている。上記冷凍サイクルユ
ニツトAは、ケース15で囲繞されるようになつ
ている。ケース15には冷却風の吸入口16と、
冷却後の風の吐出口17とが開口されていること
は勿論である。この場合、ケース15には、上部
の冷却フアン12から吐出された風を排出する吐
出口と、下部の冷却フアン13から吐出された風
がロータリーコンプレツサ5を冷却した後排出さ
れる吐出口とを開口させておくことができる。
又、上記エバポレータ7は、電熱ヒータ18と共
に、タンク19内に収設され、循環ポンプ20に
より図示しない別のタンクと上記タンク19との
間で水を循環させて、予め設定した水温に保持さ
せて、該水を外部に供給できるようになつている
が、単に水等を冷却するのみに使用もできること
は勿論である。
次に、冷凍サイクルユニツトの冷却装置の動作
について説明する。冷凍サイクルユニツトを稼動
させれば、冷媒は、ロータリーコンプレツサ5か
らコンデンサ1、及びドライヤー6を経てエバポ
レータ7に至り、更に該エバポレータ7からロー
タリーコンプレツサ5に至る如く循環をして、エ
バポレータ7が収設されたタンク19内の水を冷
却する。この時、上記冷却フアン12,13が回
転駆動をして、コンデンサ1に強制通風をする。
この強制通風により該コンデンサ1を冷却する
が、冷却フアン12は、コンデンサ1の中央部よ
りインレツト3側を、つまり、温度の高いフイン
付き凝縮管2を冷却する。冷却フアン12により
コンデンサ1を冷却した後の風は、温度の高い熱
風となつて、そのままケース15の外部に放出さ
れる。一方、冷却フアン13は、上記冷却フアン
12によつて冷却された後の冷媒が通流するフイ
ン付き凝縮管2を冷却する。このため冷却フアン
13から吐出されるコンデンサ1の冷却後の風
は、さほど温度が上昇せず、そのままロータリー
コンプレツサ5の外面に吹き付けられ、該ロータ
リーコンプレツサ5を冷却した後、ケース15の
外部に放出される。
「考案の効果」 以上の如く、本考案に係る冷凍サイクルユニツ
トの冷却装置によれば、コンデンサの中央部より
インレツト側を冷却する冷却フアンと、アウトレ
ツト側を冷却フアンとの2個にし、アウトレツト
側を冷却する冷却フアンの吐出風をコンプレツサ
に吹き付けるようにしたことから、コンデンサの
中央部よりアウトレツト側を冷却してもさほど温
度が上昇さぜ、従つてこの風でコンプレツサをも
効果的に冷却できて、コンプレツサの温度上昇を
防止でき、これによりコンプレツサの効率的な運
転ができると共に、焼損を防止でき、冷却フアン
を2個に分割して使用することから、1個のみの
場合に比較して、小型のものを使用できるばかり
か、取付けスペースも僅かで済み、しかもコンデ
ンサをインレツト側で冷却した後、更にアウトレ
ツト側でも別の冷却フアンで冷却する結果、コン
デンサの冷却も極めて良好である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る冷凍サイクルユニツトの
冷却装置の一実施例を示すもので、第1図は、冷
却装置を備えた冷凍サイクルユニツトの側面図、
第2図は冷却装置を備えたコンデンサの分解斜視
図である。 A……冷凍サイクルユニツト、1……コンデン
サ、2……フイン付き凝縮管、3……インレツ
ト、4……アウトレツト、5……ロータリーコン
プレツサ、6……ドライヤー、7……エバポレー
タ、8……ベース、9……周縁、10……孔、1
1……取付け板、12,13……冷却フアン、1
4……脚座、15……ケース、16……吸入口、
17……吐出口、18……電熱ヒータ、19……
タンク、20……循環ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンプレツサ、コンデンサ及びエバポレータか
    ら成る冷凍サイクルユニツトにおいて、上記コン
    デンサに、冷媒のインレツト側とアウトレツト側
    とに対応させて冷却フアンを付設し、上記コンプ
    レツサをアウトレツト側の冷却フアンの吐出口に
    対向させて配設したことを特徴とする冷凍サイク
    ルユニツトの冷却装置。
JP11963985U 1985-08-03 1985-08-03 Expired JPH042340Y2 (ja)

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JP11963985U JPH042340Y2 (ja) 1985-08-03 1985-08-03

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JPS6228092U JPS6228092U (ja) 1987-02-20
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