JPH074109B2 - コンバインにおける穀稈供給装置 - Google Patents

コンバインにおける穀稈供給装置

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JPH074109B2
JPH074109B2 JP61241832A JP24183286A JPH074109B2 JP H074109 B2 JPH074109 B2 JP H074109B2 JP 61241832 A JP61241832 A JP 61241832A JP 24183286 A JP24183286 A JP 24183286A JP H074109 B2 JPH074109 B2 JP H074109B2
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JP
Japan
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handling
chamber
threshing
driver
carrying case
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JP61241832A
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JPS6394914A (ja
Inventor
理一 越智
公二 安野
栄治 篠崎
龍二 明比
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンバインにおける穀稈供給装置に係るもの
である。
(従来技術) 本願の先願に該当する特願昭60-134884号には、フレー
ムの下方に走行装置を設け、前記フレームの上部に自動
脱穀装置を設け、該自動脱穀装置の前方に刈取部を設
け、該刈取部により刈取った穀稈は、搬送ケース内を通
って前記自動脱穀装置に搬送されるようにし、前記搬送
ケースの側部に運転席キャビンを設けたものにおいて、
前記自動脱穀装置の脱穀室内には前後方向の扱胴軸によ
り左扱胴と右扱胴とを夫々軸架し、前記搬送ケースは前
記脱穀室の左右中間前方位置に設けるとともにその左右
幅は前端から後端に至るまでどの部分も前記脱穀室と同
一幅に形成したコンバインにおける穀稈供給装置につい
て記載されている。
また、従前公知の、実開昭58-150930号公報にも、略同
様の構成について記載されている。また、従前公知の、
実開昭61-158132号公報には、双胴型ではなく単胴型で
はあるが、前記と略同様の構成について記載されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 前記先願のもの及び前記公知のものは、いずれも、前記
搬送ケースの左右幅を狭くするという思想、及び前記搬
送ケースの左右幅を狭くして空間部を形成し運転席キャ
ビンを広くするという思想を欠如し、前記搬送ケースの
左右幅は前端から後端に至るまでどの部分も前記脱穀室
と略同一幅に形成されているから、前記搬送ケースの側
部に設けられる運転席キャビンは、幅狭くなり、操縦性
が悪い。運転席キャビンを、幅広くして操縦性を良く改
善しようとしても、搬送ケースが邪魔して広くはできな
い。
しかし、双胴型の場合、搬送ケースは扱胴軸間隔にする
と、供給に支障は生じないから、搬送ケースを狭くして
運転席キャビンを広くすることはできる。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、フレーム1の下方に走行装置2を設
け、前記フレーム1の上部に自動脱穀装置3を設け、該
自動脱穀装置3の前方に刈取部4を設け、該刈取部4に
より刈取った穀稈は、搬送ケース9内を通って前記自動
脱穀装置3に搬送されるようにし、前記搬送ケース9の
側部に運転席キャビン33を設けたものにおいて、前記自
動脱穀装置3の脱穀室28内には前後方向の扱胴軸15,1
5′により左扱胴16と右扱胴17とを夫々軸架し、前記搬
送ケース9は前記脱穀室28の左右中間前方位置に設ける
とともにその左右幅は前端から後端に至るまでどの部分
も前記扱胴軸15,15′の左右幅と略同一幅に形成して前
記搬送ケース9の側部と前記脱穀室28の前部に空間部32
を形成し、前記運転席キャビン33はその一部を前記空間
部32内に突出させて広幅に形成したコンバインにおける
穀稈供給装置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1はフレー
ム、2は該フレーム1の下方に設けられている走行装
置、3は前記フレーム1の上部に設けられた自動脱穀装
置、4は該自動脱穀装置3の前方設けられた刈取部であ
り、該刈取部4の先端部上部位置には回転式掻込装置5
が設けられ、該回転式掻込装置5の下方にバリカン式刈
刃6を設け、該バリカン式刈刃6の後方に横軸オーガー
7を設け、該オーガー77には突出する掻込棒8を設け、
該掻込棒8の後方に、前端から後端まで同一左右幅の搬
送ケース9を設け、該搬送ケース9内には前側ロール10
と後側ロール11をそれぞれ軸止し、該前側ロール10と該
後側ロール11とに無端帯12を掛け回し、該無端帯12に所
定の間隔を置いてL型搬送ラグ13を固定する。
14は前記搬送ケース9の排出口である。自動脱穀装置3
の上部位置には前後方向の扱胴軸15、15′により軸止さ
れている左扱胴16と右扱胴17を並設した双胴型扱胴室28
を設け、前記搬送ケース9の前記排出口14は扱胴室28の
前側で左扱胴16と右扱胴17の中間に位置するように開口
させる。前記搬送ケース9及び前記排出口14の左右の幅
は、略前記扱胴軸15,15′の左右間隔と同程度の狭いも
のとする。
18は前記左扱胴16、前記右扱胴17の外周面に設けた送り
螺旋である。前記扱胴室28の下面側は扱網19で包囲さ
れ、該扱網19の下方に風選室20を形成し、該風選室20内
には圧風唐箕21、揺動選別枠22、一番コンベア23、二番
コンベア24等を設ける。32は前記搬送ケース9の左右幅
を前記扱胴軸15,15′の左右間隔と同程度の狭いものに
形成したため、扱胴室28の前側の前記搬送ケース9の側
部に形成された空間部であり、運転席キャビン33は、そ
の一部を空間部32にt幅だけ突出るように幅広に形成す
る。
第5図は第2実施例で、前記排出口14の下部に二番処理
スロワー25を設けるとともに前記排出口14の後方に吹出
口27を形成した実施例を示し、前記二番コンベア24の終
端部に傾斜している螺旋揚穀筒26の下端を接続し、該螺
旋揚穀筒26の上部を前記二番処理スロワー25の供給コン
ベア29に連絡させる。30は該供給コンベア29の軸で、該
軸30に二番処理スロワー25の回転羽根31を固定する。
前記二番処理スロワー25の前記吹出口27は、前記排出口
14の直後に、双胴型扱胴室28内を向けて開口させる。
(作用) 次に作用を述べる。
前記走行装置2を回転させ、機体を前進させると立毛穀
稈を前記回転式掻込装置5により掻寄せ、前記バリカン
式刈刃6で根元を切断し、回転する横軸オーガー7より
突出する前記掻込棒8により掻込み、無端帯12のL型搬
送ラグ13で掻上げ、前記排出口14より前記左扱胴16、前
記右扱胴17の中間位置に供給する。
この場合、前記搬送ケース9の前記排出口14は、前記扱
胴室28の前側で前記左扱胴16と前記右扱胴17の中間に位
置するように開口させ、且つ、前記搬送ケース9の左右
の幅は、前記扱胴軸15、15′の左右間隔と略同程度の狭
いものとしたから、前記左扱胴16と前記右扱胴17とに均
一に供給されるとともに、前記搬送ケース9の側部に設
けられる空間部32に運転席キャビン33の一部を臨ませて
広く形成でき、操縦性が良好になる。
また、前記扱網19より落下したものは、前記風選室20内
で風選され、前記二番コンベア24より前記螺旋揚穀筒26
を通って前記二番処理スロワー25の前記吹出口27より吹
き出されるので、二番物は前記左扱胴16と前記右扱胴17
の中央部に戻すことができ、且つ、前記二番処理スロワ
ー25の風力で前記双胴型扱胴室28内に向けて開口されて
いる前記吹出口27より前記双胴型扱胴室28内奥深くに戻
すことができる。
(効果) 前記先願のもの及び前記公知のものは、いずれも、前記
搬送ケースの左右幅は前端から後端に至るまでどの部分
も前記脱穀室と略同一幅に形成されているから、前記搬
送ケースの側部に設けられる運転席キャビンは、幅狭く
なり、操縦性が悪い。運転席キャビンを、幅広くして操
縦性を良く改善しようとしても、搬送ケースが邪魔して
広くはできない。
しかるに、本発明は、フレーム1の下方に走行装置2を
設け、前記フレーム1の上部に自動脱穀装置3を設け、
該自動脱穀装置3の前方に刈取部4を設け、該刈取部4
により刈取った穀稈は、搬送ケース9内を通って前記自
動脱穀装置3に搬送されるようにし、前記搬送ケース9
の側部に運転席キャビン33を設けたものにおいて、前記
自動脱穀装置3の脱穀室28内には前後方向の扱胴軸15、
15′により左扱胴16と右扱胴17とを夫々軸架し、前記搬
送ケース9は前記脱穀室28の左右中間前方位置に設ける
とともにその左右幅は前端から後端に至るまでどの部分
も前記扱胴軸15、15′の左右幅と略同一幅に形成して前
記搬送ケース9の側部と前記脱穀室28の前部に空間部32
を形成し、前記運転席キャビン33はその一部を前記空間
部32内に突出させて広幅に形成したコンバインにおける
穀稈供給装置としたものであるから、 イ、前記搬送ケース9は前記脱穀室28の左右中間前方位
置に設けるとともにその左右幅は前端から後端に至るま
でどの部分も前記扱胴軸15、15′の左右幅と略同一幅に
形成して前記搬送ケース9の側部と前記脱穀室28の前部
に空間部32を形成したので、前記運転席キャビン33はそ
の一部を前記空間部32内に突出させることができ、広幅
になるから操縦性が良好になる。
ロ、前記搬送ケース9は、幅狭にしても、脱穀室28の左
右中間前方位置に設けてあること、前記扱胴軸15、15′
の左右幅と略同一幅に形成してあることから、供給は円
滑である。
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図はIII-III断
面図、第4図は要部縦断側面図、第5図は第二実施例要
部縦断正面図、第6図は縦断側面図である。 符号の説明 1……フレーム、2……走行装置、3……自動脱穀装
置、4……刈取部、5……回転式掻込装置、6……バリ
カン式刈刃、7……オーガー、8……掻込棒、9……搬
送ケース、10……前側ロール、11……後側ロール、12…
…無端帯、13……L型搬送ラグ、14……排出口、15、1
5′……扱胴軸、16……左扱胴、17……右扱胴、18……
送り螺旋、19……扱網、20……風選室、21……圧風唐
箕、22……揺動選別枠、23……一番コンベア、24……二
番コンベア、25……二番処理スロワー、26……螺旋揚穀
筒、27……排出口、28……脱穀室、29……供給コンベ
ア、30……軸、31……回転羽根、32……空間部、33……
運転席キャン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 明比 龍二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (56)参考文献 特開 昭61−293313(JP,A) 実開 昭58−150930(JP,U) 実開 昭61−158132(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム1の下方に走行装置2を設け、前
    記フレーム1の上部に自動脱穀装置3を設け、該自動脱
    穀装置3の前方に刈取部4を設け、該刈取部4により刈
    取った穀稈は、搬送ケース9内を通って前記自動脱穀装
    置3に搬送されるようにし、前記搬送ケース9の側部に
    運転席キャビン33を設けたものにおいて、前記自動脱穀
    装置3の脱穀室28内には前後方向の扱胴軸15,15′によ
    り左扱胴16と右扱胴17とを夫々軸架し、前記搬送ケース
    9は前記脱穀室28の左右中間前方位置に設けるとともに
    その左右幅は前端から後端に至るまでどの部分も前記扱
    胴軸15,15′の左右幅と略同一幅に形成して前記搬送ケ
    ース9の側部と前記脱穀室28の前部に空間部32を形成
    し、前記運転席キャビン33はその一部を前記空間部32内
    に突出させて広幅に形成したコンバインにおける穀稈供
    給装置。
JP61241832A 1986-10-11 1986-10-11 コンバインにおける穀稈供給装置 Expired - Lifetime JPH074109B2 (ja)

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JPS6394914A JPS6394914A (ja) 1988-04-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58150930U (ja) * 1982-03-31 1983-10-08 ヤンマー農機株式会社 普通型コンバイン
JPS61158132U (ja) * 1985-03-20 1986-10-01
JPH0665260B2 (ja) * 1985-06-19 1994-08-24 ヤンマー農機株式会社 コンバインの脱穀装置

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JPS6394914A (ja) 1988-04-26

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