JPH0741069A - テープカセット収納ケース - Google Patents

テープカセット収納ケース

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JPH0741069A
JPH0741069A JP5179229A JP17922993A JPH0741069A JP H0741069 A JPH0741069 A JP H0741069A JP 5179229 A JP5179229 A JP 5179229A JP 17922993 A JP17922993 A JP 17922993A JP H0741069 A JPH0741069 A JP H0741069A
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JP
Japan
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case
tape cassette
tape
cassette
side plate
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Application number
JP5179229A
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English (en)
Inventor
Hisao Suzuki
久雄 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to US08/273,434 priority patent/US5445268A/en
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Priority to GB9701135A priority patent/GB2311277B/en
Priority to GB9414452A priority patent/GB2280173B/en
Priority to GB9701132A priority patent/GB2309963B/en
Priority to GB9701133A priority patent/GB2309964B/en
Priority to KR1019940017377A priority patent/KR950004262A/ko
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/023Containers for magazines or cassettes
    • G11B23/0233Containers for a single cassette

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカセットをカセット収納ケースに挿入
する際に、上記テープカセットの磁気テープの一部がヘ
ッド挿入開口部から突出している場合でも、上記磁気テ
ープの突出部がケースに引掛らないようにする。 【構成】 テープカセット収納ケース1を、ケース本体
部2と、蓋部3とで構成する。ケース本体部2を構成す
る側面板5の上端に、テープカセット101から突出し
ている磁気テープ102をカセット筺体側に押し戻す逃
げ部15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセットを収納す
るためのケースに関し、特に、テープカセットの磁気テ
ープがヘッド挿入開口部やピンチローラ挿入開口部から
突出している(弛み出ている)場合でも、上記磁気テー
プの突出部がケースの上端面に引っ掛かって更に引き出
されたり、或は引き出された磁気テープがテープカセッ
トの側面と、ケース内面との間で挟まれたダメージを受
けるのを防止することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用のテープカセットとして、
図15に示したようなものが知られている。
【0003】上記テープカセット101は、磁気テープ
102を巻装したテープ供給用のハブ103と、テープ
巻取用のハブ104をカセット筺体105内に回転自在
に収容することにより形成されている。
【0004】上記カセット筺体105の上、下面106
には、複数のテープガイド挿入孔107…107と、テ
ープ供給リール台挿入孔108と、テープ巻取リール台
挿入孔109が設けられている。
【0005】また、上記カセット筺体105の前面11
0には、ヘッド挿入開口部111と、一対のピンチロー
ラ挿入開口部112,112が設けられている。
【0006】そして、上記テープカセット101を図示
省略のテープレコーダ等の記録再生装置に装填すると、
上記カセット筺体105の上、下面106に設けたテー
プガイド挿入孔107…107内に記録再生装置のテー
プガイドピンが挿入される。
【0007】一方、上記テープ供給リール台挿入孔10
8とテープ巻取リール台挿入孔109には、それぞれ記
録再生装置のテープ供給リール台とテープ巻取リール台
が挿入され、これらテープ供給リール台とテープ巻取リ
ール台上に、それぞれ上記テープ供給用のハブ103と
テープ巻取用のハブ104が支持される。
【0008】また、上記カセット筺体104の前面11
0に設けたヘッド挿入開口部111とピンチローラ挿入
開口部112には、それぞれ上記記録再生装置に設けた
ヘッドとピンチローラが挿入される。
【0009】そして、上記磁気テープ102を走行させ
ながら記録再生を行うようになっている。
【0010】ところで、上記テープカセット101は、
カセット筺体104の前面110に設けたヘッド挿入開
口部111やピンチローラ挿入開口部112等におい
て、磁気テープ102が露出した状態になっている。
【0011】従って、上記テープカセット101を、裸
の状態で持ち運びしたりすると、磁気テープ102が損
傷を受けやすい。
【0012】また、上記ヘッド挿入開口部111やピン
チローラ挿入開口部112から塵埃等が侵入し、磁気テ
ープ102に悪影響を及ぼすという問題点がある。
【0013】上記問題点を解決するものとして、図15
に示したテープカセット収納ケース121が知られてい
る。
【0014】上記テープカセット収納ケース121は、
ケース本体部122と、該ケース本体部122にヒンジ
123で回動自在に取付けられた蓋部124とからなっ
ている。
【0015】そして、上記ケース本体部122にテープ
カセット101を挿入して、蓋部124を閉じた状態に
すると、該蓋部124の内面に設けたハブロック部材1
25,126が、上記テープカセット101のテープ供
給リール台挿入孔108、テープ巻取リール台挿入孔1
09内に侵入して、テープ供給用のハブ103、テープ
巻取用のハブ104に係合して、これらハブ103,1
04を回転不可能にロックした状態で収納するようにな
っている。
【0016】ところで、上記従来のテープカセット収納
ケース121は、蓋部124を閉じた状態にすると、図
16に示したように、ケース本体部122と蓋部124
が混然一体となり、どこまでがケース本体部122であ
り、どこまでが蓋部124であるかが判然とせず、従っ
て蓋部124を開くのに戸惑うことがあるという問題点
があった。
【0017】上述のような問題点を解決するものとし
て、図17に示したようなテープカセット収納ケース1
31が考えられる。
【0018】このテープカセット収納ケース131は、
ケース本体部132と、蓋部133とが完全に分離され
ている。
【0019】上記ケース本体部132は、矩形状の底面
板134の周縁部(四辺部)に、側面板135,13
6,137,138を上方に向けて直角に立設すること
により形成されている。139,140はハブロック部
材である。
【0020】そして、上記底面板134および側面板1
35〜138によって囲繞されたカセット収納空間の上
方からテープカセット101を挿入するようになってい
る。
【0021】一方、上記蓋部133は、矩形状の上面板
141の周縁部(四辺部)に側面板142,143,1
44,145を下方に向けて直角に立設(垂設)するこ
とにより形成されている。
【0022】そして、上記上面板141および側面板1
42〜145によって囲繞されたケース本体部収納空間
の下方から上記ケース本体部132を挿入することによ
り、蓋部133はケース本体部132にキャッピングさ
れるようになっている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにケース本
体部132と蓋部133を別体とし、ケース本体部13
2の上方から蓋部133を被せるようにしたものは、ケ
ースとして最もポピュラーなものであり、誰にでも簡単
に開閉することができ、使用しやすいという利点がある
反面、図18に示したように、上記テープカセット10
1のヘッド挿入開口部111やピンチローラ開口部11
2から磁気テープ102が弛み出ている場合には、テー
プカセット101をケース本体部132内に挿入する際
に、上記磁気テープ102がケース本体部132の側面
板135の上端に引っ掛り、更に引き出される虞れがあ
る。また引き出された磁気テープが、カセット筺体10
5の前面とケース本体部132の内側面との間で挟まれ
て、折れ曲がったり、破れたりしてダメージを受けやす
いという問題点がある。
【0024】本発明は、上記問題点を解決し、テープカ
セット101をケース本体部132に挿入する際に、テ
ープカセット101の磁気テープ102がヘッド挿入開
口部111やピンチローラ開口部112から多少、弛み
出ている場合であっても、磁気テープがケース本体部1
32の上端に引っ掛かって更に引き出されたり、或は引
き出された磁気テープがケース本体部132の内側面と
カセット筺体105の前面との間に容易に挟まれること
のないテープカセット収納ケースを提供することを目的
として為されたものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、矩形
状の底面板の周縁部に側面板を立設し、これら底面板お
よび側面板によって囲繞されたカセット収納空間の上方
からテープカセットを挿入するようになっているケース
本体部と、矩形状の上面板の周縁部に側面板を垂設し、
これら上面板と側面板によって囲繞されたケース本体部
収納空間に上記ケース本体部を挿入することにより、該
ケース本体部を閉蓋する蓋部とを備えたテープカセット
収納ケースにおいて、上記ケース本体部の側面板の内面
に、上記カセット収納空間に収納したテープカセットの
ヘッド挿入開口部およびピンチローラ挿入開口部から離
間する逃げ部を設けた。
【0026】請求項2の発明は、請求項1のテープカセ
ット収納ケースにおいて、上記逃げ部を、ケース本体部
の側面板の上端面を外面側から内面側に向けて、テーパ
状に切欠すること、所謂C面カットすることにより形成
した。
【0027】請求項3の発明は、矩形状の底面板の周縁
部に側面板を立設し、これら底面板および側面板によっ
て囲繞されたカセット収納空間の上方からテープカセッ
トを挿入するようになっているケース本体部と、矩形状
の上面板の周縁部に側面板を垂設し、これら上面板と側
面板によって囲繞されたケース本体部収納空間に上記ケ
ース本体部を挿入することにより、該ケース本体部を閉
塞する蓋部とを備えたテープカセット収納ケースにおい
て、上記ケース本体部の側面板の上端面で、かつ上記カ
セット収納空間に収納したテープカセットのヘッド挿入
開口部およびピンチローラ挿入開口部に対応する位置
に、両側部から中央部に向けて徐々に深度を増す傾斜状
の溝部を設けた。
【0028】
【作用】請求項1のテープカセット収納ケースにあって
は、テープカセットをケース本体部に挿入する際に、磁
気テープがヘッド挿入開口部やピンチローラ挿入開口部
から多少、弛み出ているような場合でも、上記ヘッド挿
入開口部やピンチローラ挿入開口部に対向させて、上記
ケース本体部の側面板の内面に設けた逃げ部によって、
磁気テープがケース本体部の側面板の上端面に引っ掛か
るのを防止される。
【0029】請求項2のテープ収納ケースにあっては、
逃げ部をテーパ状に形成したので、テープカセットをケ
ース本体部に挿入する際に、磁気テープがヘッド挿入開
口部やピンチローラ挿入開口部から多少、弛み出ている
ような場合でも、テープカセットをケース本体部に挿入
する際に、磁気テープは、上記テーパ状の逃げ部によっ
て押圧され、ヘッド挿入開口部やピンチローラ挿入開口
部からカセット筐体内に戻される。
【0030】請求項3のテープカセット収納ケースにあ
っては、テープカセットをケース本体部に挿入する際
に、磁気テープがヘッド挿入開口部やピンチローラ挿入
開口部から多少円弧状に突出しているような場合で、磁
気テープの略円弧状の突出部分のうち、突出度合の少な
い両側部が先ず、上記ケース本体部の側面板の上端面に
設けた傾斜状の溝部の両側部に当接して、カセット筺体
側に押圧される。そして、テープカセットがケース本体
部内に収納されていくに従って、磁気テープの円弧状の
突出部は両側部から中央部側を、上記傾斜状の溝部で押
圧され、磁気テープの突出部は徐々にカセット筐体内に
戻されていく。
【0031】
【実施例】次に本発明のテープカセット収納ケースを図
面を参照して説明する。
【0032】図1〜図9は、第1実施例を示す。
【0033】図1〜図2において、1はテープカセット
収納ケースであり、該テープカセット収納ケース1は、
プラスチック製のケース本体部2と、金属製の蓋部3と
からなっている。
【0034】上記ケース本体部2は、矩形状の底面板4
と、該底面板4の四周縁に立設された第1〜第4の側面
板5〜8とからなっていて、これら底面板4と第1〜第
4の側面板5〜8によって囲繞されたカセット収納空間
にテープカセット101を収納するようになっている。
【0035】上記底面板4は、左右一対のテープカセッ
ト支持用の凸部11,11と、テープカセット101の
台形膨出部101aを挿入するための膨出部挿入用の凹
部12と、ハブロック部材13,14を有している。
【0036】上記第1の側面板5は、カセット収納空間
に収納するテープカセット101のヘッド挿入開口部1
11やピンチローラ挿入開口部112から離間する方向
の逃げ部15を有している。
【0037】上記第1の側面板5と対向する第3の側面
板7は、カセット収納空間に収納したテープカセット1
01を、上記カセット収納空間から取外しやすくするた
めのカセット取出用の切欠部16を有している。
【0038】また、上記第1,第3の側面板5,7は、
蓋部係止用の突出部17,18を有している。
【0039】また、第2,第4の側面板6,8は、次に
説明する蓋部3に設けた切欠部26内に侵入する指掛用
の凸部19,19を有している。
【0040】上記テープカセット支持用の凸部11,1
1は、上記底面板4の上面に、上記第2,第4の側面板
6,8の内側に沿わせた状態で形成されている。
【0041】また、上記膨出部挿入用の凹部12は、上
記底面板4の上面に、上記第1の側面板5に沿わせた状
態で形成されている。
【0042】そして、上記カセット収納空間にテープカ
セット101を挿入すると、該テープカセット101の
短辺側の下面が、上記テープカセット支持用の凸部1
1,11上に載置されると共に、上記テープカセット1
01の下面側の台形膨出部101aが、上記膨出部挿入
用の凹部12内に挿入されるようになっている。
【0043】また、上記ハブロック部材13,14は、
上述のようにしてカセット収納空間に収納したテープカ
セット101のテープ供給リール台挿入孔108、テー
プ巻取リール台挿入孔109に侵入して、テープ供給用
のハブ103とテープ巻取用のハブ104を回転不可能
にロックするようになっている。
【0044】上記ハブロック部材13,14は、図3に
示したように、上記底面板4上に植設された軸21と、
該軸21を中心にして、上記第1,第3の側面板5,7
と略平行に伸びる第1,第2の翼片22,23と、上記
軸21を中心にして、上記第2,第4の側面板6,8と
略平行に伸びる第3,第4の翼片24,25とで構成さ
れている。
【0045】そして、上記第3,第4の翼片24,25
が、上記ハブ103,104の内周面に突設した係合突
起151…151に係合して、これらハブ103,10
4の回転を阻止するようになっている。
【0046】上記第3の翼片24の外側面24aは、図
4に示したように、底面板4に対して傾斜角度θ1=9
1°に形成されている。
【0047】上記第4の翼片25の外側面25aは、底
面板4に対して傾斜角度θ2=94°に形成されてい
る。
【0048】上述のように、第3,第4の翼片24,2
5の外側面24a,25aの傾斜角度θ1,θ2に差異を
持たせたのは、後に述べるように、ケース本体部2から
テープカセット101を取出しやすくするためである。
【0049】上記逃げ部15は、上記第1の側面板5の
上端部の内面側で、かつ、上記カセット収納空間に収納
したテープカセット101のヘッド挿入開口部111や
ピンチローラ挿入開口部112に対応する位置に、その
全域に亘って形成されている。
【0050】上記逃げ部15は、上記第1の側面板5の
上端面を、外面側から内面側に向けて傾斜状に切欠する
こと、つまりC面カットすることにより形成されてい
る。
【0051】上記カセット取出用の切欠部16は、上記
第3の側面板7の中央部を上端面側から下端面側に向け
て、所定の深さD、所定の幅Wに切欠することにより形
成されている。
【0052】上記蓋部係止用の突出部17,18は、上
記第1,第3の側面板5,7の左右両側部(第2,第4
の側面板6,8側の側部)で、かつ底面板4側の隅部
(角部)に設けられている。
【0053】上記蓋部係止用の突出部17,18は、正
面視略四角形状に形成されていて、上部は傾斜面17
a,18aになっていて、下端17b,18bは、図4
に示したように上記第1,第3の側面板5,7の下端か
ら高さHの位置まで伸びている。
【0054】そして、後に説明する蓋部3をケース本体
部2に取付けたときに、上記蓋部3の側面板21〜25
の先端よりも、上記突出部17,18の下端17b,1
8bが上方に位置するようになっている。
【0055】上記指掛用の凸部19,19は、第2,第
4の側面板6,8の略中央部を、後に説明する蓋部3の
側面板21〜25の肉厚と略同じ肉厚に突出させること
により形成されている。
【0056】次に、蓋部3について説明する。
【0057】上記蓋部3は、図1に示したように、矩形
状の上面板21と、該上面板21の四周縁に、垂設され
た第1〜第4の側面板22〜25とからなっていて、こ
れら上面板21と側面板22〜25によって囲繞された
ケース本体部収納空間内に、上記ケース本体部2を挿入
することにより、該ケース本体部2を閉蓋するようにな
っている。
【0058】上記第2,第4の側面板23,25は、上
記ケース本体部2に設けた指掛用の凸部19,19を挿
入するための切欠部26,26を有している。
【0059】次に、第1実施例のテープカセット収納ケ
ース1の使用方法および作用について説明する。
【0060】テープカセット101をケース本体部2内
に収納するのは次の手順で行われる。
【0061】テープカセット101をケース本体部2の
上方から、カセット収納空間内に落し込むようにして、
テープカセット101をケース本体部2内に挿入する。
【0062】このとき、図5に示したように、磁気テー
プ102の一部がヘッド挿入開口部111やピンチロー
ラ挿入開口部112から僅かに突出していたとする。上
記磁気テープ102の突出部102aは、図6の(A)
〜(C)に示したように、上記傾斜状の逃げ部15に当
接し、該逃げ部15で押されてヘッド挿入開口部111
やピンチローラ挿入開口部112からカセット筐体内に
戻される。
【0063】そして、上述のようにして、テープカセッ
ト101がケース本体部2内に収納されると、上記ケー
ス本体部2の底面板4上に立設したハブロック部材1
3,14がテープカセット101のテープ供給リール台
挿入孔108、テープ巻取リール台挿入孔104内に侵
入し、テープ供給用のハブ103、テープ巻取用のハブ
104に係合して、これらハブ103,104の回転を
阻止する。
【0064】上述のようにして、テープカセット101
をケース本体部2内に収納したら、今度は上記ケース本
体部2を蓋部3のケース本体部収納空間内に挿入するよ
うにして、ケース本体部2に蓋部3を被せる。
【0065】上記ケース本体部2に蓋部3を被せる際
に、該蓋部3の第1,第3の側面板22,24の先端
は、図7に示したように、上記ケース本体部3の第1,
第3の側面板5,7に設けた蓋部係止用の突出部17,
18のテーパ面17a,18aに当たり、該テーパ面1
7a,18aで押し広げられる。
【0066】更に、蓋部3を挿入すると、図8に示した
ように、上記テーパ面17a,18aで押し広げられた
蓋部3の第1,第2の側面板5,7の内面は、上記蓋部
係止用の突出部17,18の側面に圧着されて、蓋部3
はケース本体部2にしっかりと取付けられた状態になる
のである。
【0067】上述のようにして、蓋部3をケース本体部
2に取付けると、該蓋部3の第2,第4の側面板23,
25に設けた切欠部26,26に、上記ケース本体部2
の第2,第4の側面板6,8に設けた指掛用の凸部1
9,19が侵入し、上記切欠部26,26は指掛用の凸
部19,19で埋められた状態になる。
【0068】次に、テープカセット101をケース本体
部2から取出す手順について説明する。
【0069】先ず、図9に示しように、ケース本体部2
の第3の側面板7に設けた切欠部16を介して、指先を
テープカセット101の背面に当てる。
【0070】そして、上記テープカセット101のカセ
ット前面側をケース本体部2の第1の側面板5に押付け
るようにして、上記テープカセット101の背面を持上
げれば上記テープカセット101は、上記カセット前面
側を支点にして、回動しながらケース本体部2から取出
されるのである。
【0071】上述したように、ハブロック部材13,1
4の第4の翼片25の外側面25aの傾斜角度θ2は、
第3の翼片24の外側面24aの傾斜角度よりも大きく
形成されているので、上述のようにテープカセット10
1を回動させて、ケース本体部2からテープカセット1
01を取外す際にも、第4の翼片25の外側面25aが
ハブ103,104の内周面に接触することなく、円滑
にテープカセット101をケース本体部2から取出すこ
とができるのである。
【0072】図10〜図14は本発明のテープカセット
収納ケース1の第2実施例を示す。
【0073】この実施例においては、ケース本体部2の
第1の側面板5の上端面には、両側部から中央部に向け
て徐々に深度を増す円弧状の溝部41…41が設けられ
ている。
【0074】上記溝部41…41は、ケース本体部2の
カセット収納空間に収納したテープカセット101のヘ
ッド挿入開口部111およびピンチローラ挿入開口部1
12,112に対応する位置に設けられている。
【0075】従って、テープカセット101をケース本
体部2に挿入する際に磁気テープ102がヘッド挿入開
口部111やピンチローラ挿入開口部112から僅かに
突出しているような場合に、図11〜図14に示したよ
うに、磁気テープ102の略円弧状の突出部102aの
うちの、突出度合の小さい両側部が、先ず上記溝部41
の両側部に当接して、カセット筺体側に押圧される。
【0076】そして、テープカセット101がケース本
体部2内に収納されていくに従って、磁気テープ102
の円弧状の突出部102aは両側部から中央部を上記溝
部41で押圧され、磁気テープ102はカセット筺体内
に戻されていき、テープカセット101がケース本体部
2内に収納されるときには、磁気テープ102は完全に
カセット筺体内に戻された状態になるのである。
【0077】他の構成部分は第1実施例の場合と同じで
あるので同一構成部分は同一符号を付して重複する説明
を省略する。
【0078】
【発明の効果】本発明のテープカセット収納ケースには
次に述べるような効果がある。
【0079】(1)請求項1のテープカセット収納ケー
スは、ケース本体部の側面板の内面に、カセット前面か
ら離間する逃げ部を設けたので、該逃げ部によって磁気
テープがケース本体の上端に引っ掛かるのを未然に防止
し、磁気テープがケース本体部とカセット前面の間に挟
まれて損傷を受けるのを防止することができる。
【0080】(2)請求項2のテープカセット収納ケー
スは、逃げ部をテーパ状に形成したので、磁気テーパが
ヘッド挿入開口部やピンチローラ挿入開口部から多少突
出しているような場合でも、上記テーパ状の逃げ部で上
記突出部をカセット筺体側に押し戻すことができる。
【0081】(3)請求項3のテープカセット収納ケー
スは、ケース本体部の側面板の上端面に、両側部から中
央部に向けて徐々に深度を増す溝部を設けたので、磁気
テープの突出部を両側部から中央部に向けて徐々にカセ
ット筺体側に押し戻していくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜視図。
【図2】反対側から見た斜視図。
【図3】ケース本体部の平面図。
【図4】ケース本体部の断面図。
【図5】磁気テープと逃げ部の関係を示す斜視図。
【図6】(A),(B),(C)は磁気テープがカセッ
ト筺体側に押戻されていく状態を示す断面図。
【図7】蓋部を挿入した状態の断面図。
【図8】閉蓋状態の断面図。
【図9】テープカセットをケース本体部から取出す状態
を示す断面図。
【図10】第2実施例の斜視図。
【図11】磁気テープと溝部の関係を示す斜視図。
【図12】(A)は磁気テープの突出部の両側部が溝部
の両側部に接触した状態の正面図。(B)は磁気テープ
の突出部の両側部が溝部の両側部に接触した状態の平面
図。
【図13】(A)は磁気テープの突出部の中央部が溝部
の中央部に接触した状態の正面図。(B)は磁気テープ
の突出部の中央部が溝部の中央部に接触した状態の平面
図。
【図14】(A)は磁気テープの突出部がカセット筺体
内に押し戻された状態の正面図。(B)は磁気テープの
突出部がカセット筺体内に押し戻された状態の平面図。
【図15】従来例の斜視図。
【図16】従来例の問題点を示す斜視図。
【図17】従来例の斜視図。
【図18】従来例の問題点を示す斜視図。
【符号の説明】
1…テープカセット収納ケース 2…ケース本体部 3…蓋部 4…底面板 5,6,7,8…側面板 15…逃げ部 41…溝部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の底面板の周縁部に側面板を立設
    し、これら底面板および側面板によって囲繞されたカセ
    ット収納空間の上方からテープカセットを挿入するよう
    になっているケース本体部と、矩形状の上面板の周縁部
    に側面板を垂設し、これら上面板と側面板によって囲繞
    されたケース本体部収納空間に上記ケース本体部を挿入
    することにより、該ケース本体部を閉蓋する蓋部とを備
    え、 上記ケース本体部は、収納したテープカセットのヘッド
    挿入開口部およびピンチローラ挿入開口部を設けたカセ
    ット前面と対向する側面板の内面に、上記カセット前面
    から離間する逃げ部を有していることを特徴とするテー
    プカセット収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1のテープカセット収納ケースに
    おいて、 上記逃げ部は、ケース本体部の側面板の上端面を、外面
    側から内面側に向けてテーパ状に切欠することにより形
    成されているテープカセット収納ケース。
  3. 【請求項3】 矩形状の底面板の周縁部に側面板を立設
    し、これら底面板および側面板によって囲繞されたカセ
    ット収納空間の上方からテープカセットを挿入するよう
    になっているケース本体部と、矩形状の上面板の周縁部
    に側面板を垂設し、これら上面板と側面板によって囲繞
    されたケース本体部収納空間に上記ケース本体部を挿入
    することにより、該ケース本体部を閉蓋する蓋部とを備
    え、 上記ケース本体部は、収納したテープカセットのヘッド
    挿入開口部およびピンチローラ挿入開口部を設けたカセ
    ット前面と対向する側面板の上端面の、上記ヘッド挿入
    開口部およびピンチローラ挿入開口部と対応する位置
    に、両側部から中央部に向けて徐々に深度を増す傾斜状
    の溝部を有していることを特徴とするテープカセット収
    納ケース。
JP5179229A 1993-07-20 1993-07-20 テープカセット収納ケース Pending JPH0741069A (ja)

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US5445268A (en) 1995-08-29
GB9414452D0 (en) 1994-09-07
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