JP2910310B2 - コンパクトディスク収納ケース - Google Patents

コンパクトディスク収納ケース

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JP2910310B2
JP2910310B2 JP11489791A JP11489791A JP2910310B2 JP 2910310 B2 JP2910310 B2 JP 2910310B2 JP 11489791 A JP11489791 A JP 11489791A JP 11489791 A JP11489791 A JP 11489791A JP 2910310 B2 JP2910310 B2 JP 2910310B2
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base
cover
compact disc
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side walls
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与志信 武田
光博 小原
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Mitsubishi Materials Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク収
納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭63−171385
号に記載されているように、あるいは図4に示すよう
に、樹脂製のベース1の両面側にそれぞれカバー2を回
動開閉自在に枢着し、ベース1の両面と各カバー2との
間にコンパクトディスク3をそれぞれ着脱自在に収納す
るようにした2枚用コンパクトディスク収納ケースが知
られている。この種のコンパクトディスク収納ケースに
おいては、ベース1の基板部4の両側縁に、この基板部
4とで断面ほぼT字形状をなすように側壁5を一体に形
成しており、これらの側壁5によりカバー2を挟んで、
このカバー2を閉じた状態に係止するようにしている
が、従来は、基板部4の厚さが側壁5に沿う位置も含め
て全体的に均一になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコンパクト
ディスク収納ケースにあっては、均一な厚さの基板部4
の両側縁に、この基板部4とで断面ほぼT字形状をなす
ように側壁5を一体に形成していたため、ベース1を樹
脂により成形した際、基板部4と一体に繋がった部分で
側壁5の肉厚が実質的に大きくなっていることにより、
この側壁5の外面における基板部4に対応する位置にひ
け6が生じ、収納ケースの外観が損なわれるという問題
点があった。また、基板部4に対する側壁5の弾性が足
りないため、側壁5間寸法を小さくすると、カバー2を
開閉しにくくなり、一方、側壁5間寸法を大きくする
と、カバー2の閉じた状態への保持が不確実になるとい
う問題点もあった。本発明は、前記問題点を解決してベ
ースの側壁の外面における基板部に対応する位置にひけ
が生じるのを防止できるとともに、カバーの開閉の容易
性とカバー保持の確実性とを両立できる2枚用コンパク
トディスク収納ケースを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のコンパクトディスク収納ケースは、樹脂製の
ベースと、このベースの両面側にそれぞれ回動開閉自在
に設けられた一対のカバーとを備え、前記ベースの両面
と各カバーとの間にコンパクトディスクがそれぞれ着脱
自在に収納されるコンパクトディスク収納ケースにおい
て、前記ベースは、収納されたコンパクトディスクと平
行に位置する基板部と、この基板部の両側縁にそれぞれ
一体にかつ基板部と直交する両方向に向けて形成され前
記各カバーが端部に枢着されるとともにこのカバーを挟
む側壁とを有し、これら側壁の内側に沿って前記基板部
の両側緑部にそれぞれ凹部を形成したものである。
【0005】
【作用】前記構成により、ベースを樹脂によって成形す
る際、側壁の内側に沿って基板部の両側縁部にそれぞれ
凹部があるために、側壁の外面における基板部に対応す
る位置にひけが生じるのが防止される。また、コンパク
トディスクの着脱のために、カバーを回動して開閉する
際には、例えば開閉するカバーを上にして、一方の手で
両側壁における基板部よりも下側の部分を外側から摘む
とともに、他方の手でカバーを開閉するが、前記凹部が
あるために、両側壁を摘んだ際、両側壁における基板部
よりも上側の部分、すなわち、開閉しようとするカバー
その回動軸方向において挟んでいる部分が外側へ撓
み、収納状態にあってこれらの部分がしっかりとカバー
を挟んで係止しているとしても、カバーを容易に開閉で
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図を用いて具体
的に説明する。図1ないし図3は本発明の一実施例を示
すものであり、これらの図において、11は円盤状のコン
パクトディスクであり、このコンパクトディスク11は中
心孔12を有している。また、15は2枚用コンパクトディ
スク収納ケースで、この収納ケース15は、ベース16と、
このベース16の両面(図示上下面)側にそれぞれ回動開
閉自在に支持された一対のカバー17とからなっており、
前記ベース16の両面と各カバー1 7 との間にコンパクト
ディスク11がそれぞれ着脱自在に収納されるものであ
る。前記ベース16は、樹脂により一体成形されたもので
あり、収納されたコンパクトディスク11と平行に位置す
るほぼ長方形板状の基板部21と、この基板部21の左右両
側縁にそれぞれ形成された側壁22とからなっている。こ
れらの側壁22は、基板部21と直交する両方向(図示上方
向および下方向)に向けて形成されており、基板部21と
で断面ほぼT字形状をなしている。そして、前記ベース
16の基板部21の中心部には、この基板部21の両面側にそ
れぞれ突出させて、コンパクトディスク11を着脱自在に
保持するディスク保持部23が形成されている。これらの
ディスク保持部23は、放射状に位置しかつその径方向に
弾性変形可能な複数の爪からなっており、コンパクトデ
ィスク1 1 の中心孔12に係脱自在に係合するものであ
る。また、前記基板部21の四隅部には指入れ孔24がそれ
ぞれ開口形成されている。さらに、基板部21の前後両側
縁部は、互いに逆方向へ突出した突縁部25になってお
り、この突縁部25の外面に窪部26が形成されている。こ
れとともに、両突縁部25にそれぞれ対応して、前記両側
壁22の内面に係合受け部27がそれぞれ形成されている。
さらに、前記基板部21の両面の両側縁部には、前記側壁
22の内側に全長に渡って沿う凹部である凹溝28が形成さ
れている。前記各カバー17は、それぞれ、一端縁が前記
ベース16の両側壁22の突縁部25側の端部に支軸31により
枢着されていて、左右方向を回勅軸方向として回動自在
になっているとともに、ベース16に対して開閉自在にな
っており、このベース16の両側壁22により挟まれて閉じ
た状態に係止されるものである。すなわち、樹脂により
一体成形されたカバー1 7 の左右両側縁には、ベース16
の両側壁22の内面に沿う側壁32がそれぞれ形成されてお
り、これらの側壁32の外面に、前記ベース16の係合受け
部27に係脱自在に係合する係止突部33がそれぞれ形成さ
れている。
【0007】つぎに、前記構成についてその作用を説明
する。ベース16は樹脂により一体成形されるが、その
際、側壁22に沿って基板部21の両側縁部にそれぞれ形成
される凹溝28により、樹脂冷却時に基板部21の側縁部で
の収縮量が小さくなり、したがって、側壁22の外面にお
ける基板部21に対応する位置にひけが生じるのが防止さ
れる。
【0008】また、コンパクトディスク11の着脱のため
に、カバー17を開けるときには、例えば、開くカバー17
を上にして、図2に鎖線で示すように、左手の指41で両
側壁22における基板部21よりも下側の部分を外側から摘
むとともに、右手の指をベース16の窪部26においてカバ
ー17の自由端にかけ、このカバー17を図1に矢印で示す
ように上へ回して開く。そして、このようにカバー1 7
を開けた状態でコンパクトディスク11を取り出すが、そ
のためには、例えば、ベース16の指入れ孔24に指を入れ
てコンパクトディスク11を摘むとともに、ディスク保持
部23を押しながらコンパクトディスク11を抜き取る。ま
た、コンパクトディスク11の収納時には、コンパクトデ
ィスク11の中心孔12にディスク保持部23を押し込めばよ
い。一方、コンパクトディスク11の着脱を終えて、カバ
ー17を閉じるときには、やはり、閉じるカバー17を上に
して、左手の指41で両側壁22を摘むが、カバー17を押し
下げて回せば、このカバー17がベース16の両側壁22によ
り挟まれるとともに、カバー16の係止突部33が両側壁22
の係合受け部27に係合して、カバー17が閉じた状態に保
持される。ところで、凹溝28があるために、基板部21に
対して側壁22が弾性的に屈曲しやすくなるので、前述の
ように両側壁22を摘んだとき、図2に矢印で示すよう
に、両側壁22における基板部21よりも下側の部分が内側
へ押されるのに伴い、両側壁22の上側の部分、すなわ
ち、開閉しようとするカバー17をその回動 軸方向におい
挟んでいる部分が外側へ撓む。その結果、収納状態に
あって両側壁22がしっかりとカバー17を挟んで係止して
いるとしても、このカバー17を容易に開閉できることに
なる。また、前述のように両側壁22の下側の部分が指41
により内側へ押されるが、両側壁22の下側の部分の間に
は開閉の対象になっていない方の閉じたままのカバー17
が嵌まっているので、このカバー17自体により側壁22の
過度の変形が防止される。したがって、強度的に問題は
なく、ベース16が破損してしまうようなことはない。
【0009】以上のように、前記実施例においては、側
壁22に沿って基板部21の両側縁部に凹溝28を形成するこ
とにより、側壁22の外面における基板部21に対応する位
置にひけが生じるのを防止できる。したがって、収納ケ
ース15の外観性が向上する。なお、凹溝28は、収納ケー
ス15の内部に位置するものなので、その外観を損なうも
のではない。これとともに、凹溝28により側壁22に適度
の弾性が付与されることにより、カバー17の開閉の容易
性と、カバー17の閉じた状態への保持の確実性とを両立
できるようになる。
【0010】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、前
記実施例では、ひけ防止のための凹部として、ベースの
基板部の両面にそれぞれその側縁部の全長に渡って連続
的に凹溝を形成したが、基板部の片面のみに凹溝を形成
してもよいし、また、側壁に沿って連続的ではなく断続
的に凹溝を設けてもよいし、さらには、凹部は孔にする
などしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は、樹脂製のベースと、このベー
スの両面側にそれぞれ回動開閉自在に設けられた一対の
カバーとを備え、前記ベースの両面と各カバーとの間に
コンパクトディスクがそれぞれ着脱自在に収納されるコ
ンパクトディスク収納ケースにおいて、前記ベースは、
収納されたコンパクトディスクと平行に位置する基板部
と、この基板部の両側縁にそれぞれ一体にかつ基板部と
直交する両方向に向けて形成され前記各カバーが端部に
枢着されるとともにこのカバーを挟む側壁とを有し、こ
れら側壁の内側に沿って前記基板部の両側縁部にそれぞ
れ凹部を形成したので、成形時ベースの側壁の外面にお
ける基板部に対応する位置にひけが生じるのを防止でき
るとともに、基板部に対する側壁の弾性が高まることに
より、カバーの開閉の容易性とカバー保持の確実性とを
両立できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図で、一部を拡大して
ある。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】従来例を示す断面図で、一部を拡大してある。
【符号の説明】
11 コンパクトディスク 15 コンパクトディスク収納ケース 16 ベース 17 カバー 21 基板部 22 側壁 28 凹溝( 凹部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/57 B65D 85/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のベースと、このベースの両面側
    にそれぞれ回動開閉自在に設けられた一対のカバーとを
    備え、前記ベースの両面と各カバーとの間にコンパクト
    ディスクがそれぞれ着脱自在に収納されるコンパクトデ
    ィスク収納ケースにおいて、前記ベースは、収納された
    コンパクトディスクと平行に位置する基板部と、この基
    板部の両側縁にそれぞれ一体にかつ基板部と直交する両
    方向に向けて形成され前記各カバーが端部に枢着される
    とともにこのカバーを挟む側壁とを有し、これら側壁の
    内側に沿って前記基板部の両側縁部にそれぞれ凹部を形
    成したことを特徴とするコンパクトディスク収納ケー
    ス。
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