JPH1064234A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
- Publication number
- JPH1064234A JPH1064234A JP8239934A JP23993496A JPH1064234A JP H1064234 A JPH1064234 A JP H1064234A JP 8239934 A JP8239934 A JP 8239934A JP 23993496 A JP23993496 A JP 23993496A JP H1064234 A JPH1064234 A JP H1064234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- tape
- cover
- guide
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000009191 jumping Effects 0.000 abstract 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08735—Covers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープを保護するための上蓋、前蓋、後蓋か
らなる蓋部材の後蓋が前蓋と連動し上方へ開放した時に
ガイドピンがガイド溝内から抜け出すことを防止するほ
か、簡単な構造で低コストの蓋部材構成とする。 【解決手段】 上蓋４と前蓋５と後蓋６とからなる蓋部
材を開閉自在に備え、該後蓋６の両側に設けた一対のガ
イドピン６ａを下ケース３に設けたガイド溝１６内に遊
嵌させ、後蓋６が前記前蓋４と連動して開放され、テー
プを選択的に露出できる蓋開閉機構を配備したテープカ
セットであって、前記後蓋６が前記前蓋４と連動して上
方へ案内開放した時に前記前蓋４の上面端部４ａと当接
する突部６ｂを後蓋６に突設したことでガイドピンがガ
イド溝から抜け出すことがない。
らなる蓋部材の後蓋が前蓋と連動し上方へ開放した時に
ガイドピンがガイド溝内から抜け出すことを防止するほ
か、簡単な構造で低コストの蓋部材構成とする。 【解決手段】 上蓋４と前蓋５と後蓋６とからなる蓋部
材を開閉自在に備え、該後蓋６の両側に設けた一対のガ
イドピン６ａを下ケース３に設けたガイド溝１６内に遊
嵌させ、後蓋６が前記前蓋４と連動して開放され、テー
プを選択的に露出できる蓋開閉機構を配備したテープカ
セットであって、前記後蓋６が前記前蓋４と連動して上
方へ案内開放した時に前記前蓋４の上面端部４ａと当接
する突部６ｂを後蓋６に突設したことでガイドピンがガ
イド溝から抜け出すことがない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状の記録媒
体などのテープを収納するデジタルビデオカセット，８
ｍｍビデオカセットなどのテープカセットで、特に磁気
記録再生装置、例えばビデオテープレコーダー（ＶＴ
Ｒ）のような記録再生装置に用いられ、テープの前面側
と後面側及び上面側を覆う蓋部材を備えたテープカセッ
トに関するものである。
体などのテープを収納するデジタルビデオカセット，８
ｍｍビデオカセットなどのテープカセットで、特に磁気
記録再生装置、例えばビデオテープレコーダー（ＶＴ
Ｒ）のような記録再生装置に用いられ、テープの前面側
と後面側及び上面側を覆う蓋部材を備えたテープカセッ
トに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のテープカセットでは、カセットの
前面開口に沿って掛け渡されたテープを、テープ上面を
覆う上蓋のほかに前蓋と後蓋とで前面と背面とから包む
ように覆って、テープへの塵埃付着や手指による汚れ損
傷防止を図る蓋部材のあるカセットが知られている。そ
して、テープを覆う蓋部材を開閉自在に有し図５に示す
ように、後蓋ａに設けた一対のガイドピンｂを下ケース
に設けたガイド溝ｃ内に遊嵌させて、後蓋ａが前蓋ｅと
連動し開放される時に案内摺動しており、後蓋ａの開蓋
軌跡が規定されているものや、実公平７−３５１７号の
ように下ケースに設けた一対の後蓋ガイド溝の上端部を
閉塞する一対の突起を上ケースに一体に設けた構造のも
のが提案されている。
前面開口に沿って掛け渡されたテープを、テープ上面を
覆う上蓋のほかに前蓋と後蓋とで前面と背面とから包む
ように覆って、テープへの塵埃付着や手指による汚れ損
傷防止を図る蓋部材のあるカセットが知られている。そ
して、テープを覆う蓋部材を開閉自在に有し図５に示す
ように、後蓋ａに設けた一対のガイドピンｂを下ケース
に設けたガイド溝ｃ内に遊嵌させて、後蓋ａが前蓋ｅと
連動し開放される時に案内摺動しており、後蓋ａの開蓋
軌跡が規定されているものや、実公平７−３５１７号の
ように下ケースに設けた一対の後蓋ガイド溝の上端部を
閉塞する一対の突起を上ケースに一体に設けた構造のも
のが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ような構造では、後蓋ａの開放時に過大な開放力が加わ
った時などには、この後蓋ａの補強のために折曲げた凹
面部ｄに前蓋ｅの上面端部ｅ1 が喰い込んでしまい一対
のガイドピンｂがガイド溝ｃの上端部より上方に抜けて
しまうことがあった。（図５）また、実公平７−３５１
７号のように下ケースに設けた一対の後蓋ガイド溝の上
端部を閉塞する一対の突起を上ケースに一体に設けた構
造のものは上述の不具合は解消されるものの、一対の突
起と対向する前蓋の内側に凹部のような逃げ部を設ける
必要があり、金型構造的に複雑化してしまう不具合があ
るほか、蓋部材の支軸やガイドピンと、それらの軸支承
孔やガイド溝との組合せが難しいことや、落下衝撃など
で軸が外れやすいなど問題がある。本発明は、これら従
来の問題点を解決しようとしたもので、蓋部材が３部材
となっても組み立てが容易で、しかも衝撃などが加わっ
てもガイドピンが外れてしまうことを適確に防止して安
全に用いられるテープカセットを提供しようとすること
を目的とするものである。
ような構造では、後蓋ａの開放時に過大な開放力が加わ
った時などには、この後蓋ａの補強のために折曲げた凹
面部ｄに前蓋ｅの上面端部ｅ1 が喰い込んでしまい一対
のガイドピンｂがガイド溝ｃの上端部より上方に抜けて
しまうことがあった。（図５）また、実公平７−３５１
７号のように下ケースに設けた一対の後蓋ガイド溝の上
端部を閉塞する一対の突起を上ケースに一体に設けた構
造のものは上述の不具合は解消されるものの、一対の突
起と対向する前蓋の内側に凹部のような逃げ部を設ける
必要があり、金型構造的に複雑化してしまう不具合があ
るほか、蓋部材の支軸やガイドピンと、それらの軸支承
孔やガイド溝との組合せが難しいことや、落下衝撃など
で軸が外れやすいなど問題がある。本発明は、これら従
来の問題点を解決しようとしたもので、蓋部材が３部材
となっても組み立てが容易で、しかも衝撃などが加わっ
てもガイドピンが外れてしまうことを適確に防止して安
全に用いられるテープカセットを提供しようとすること
を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープを巻い
た一対のリールハブをケース内部に回転可能に収納し、
該テープを一方のリールハブからケース前面に張架し
て、他方のリールハブに巻き取るもので、ケース前面に
張架されたテープのテープ前面を覆う前蓋と、テープ上
面を覆う上蓋と、テープ背面を覆う後蓋とからなる蓋部
材を開閉自在に備え、該後蓋の両側に設けた一対のガイ
ドピンを下ケースに設けたガイド溝内に遊嵌させ、後蓋
が前記前蓋と連動して開放され、前記テープを選択的に
露出できる蓋開閉機構を配備したテープカセットにおい
て、前記後蓋が前記前蓋と連動して上方へ案内開放した
時に前記前蓋の上面端部と当接する突部を後蓋に突設し
たものである。
た一対のリールハブをケース内部に回転可能に収納し、
該テープを一方のリールハブからケース前面に張架し
て、他方のリールハブに巻き取るもので、ケース前面に
張架されたテープのテープ前面を覆う前蓋と、テープ上
面を覆う上蓋と、テープ背面を覆う後蓋とからなる蓋部
材を開閉自在に備え、該後蓋の両側に設けた一対のガイ
ドピンを下ケースに設けたガイド溝内に遊嵌させ、後蓋
が前記前蓋と連動して開放され、前記テープを選択的に
露出できる蓋開閉機構を配備したテープカセットにおい
て、前記後蓋が前記前蓋と連動して上方へ案内開放した
時に前記前蓋の上面端部と当接する突部を後蓋に突設し
たものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】このテープカセットでは、後蓋が
前蓋と連動し上方へ開放した時に、前蓋の上面端部と当
接する突部を後蓋に設けてあるから、一対のガイドピン
が一対の後蓋ガイド溝の上方へ抜け出すことがなくな
り、組み立て完了後は、衝撃が加わってもガイドピンが
ガイド溝から外れることはなく安全に用いられるし、ま
た、後蓋に突部を設けるだけなので、金型構造を複雑に
せずに従来の諸問題が発生しないようにすることができ
る。
前蓋と連動し上方へ開放した時に、前蓋の上面端部と当
接する突部を後蓋に設けてあるから、一対のガイドピン
が一対の後蓋ガイド溝の上方へ抜け出すことがなくな
り、組み立て完了後は、衝撃が加わってもガイドピンが
ガイド溝から外れることはなく安全に用いられるし、ま
た、後蓋に突部を設けるだけなので、金型構造を複雑に
せずに従来の諸問題が発生しないようにすることができ
る。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図１乃至図４のＤＶＣ（デ
ジタルビデオカセット）の例で説明すると、テープ１を
巻いた一対のリールハブ２，２を上下ケースからなるケ
ース３内部に回転可能に収納し、前面に外部と通じる開
口を左右に形成し、前記テープ１を一方のリールハブ２
から一方の開口を通りケース前面に張架して、他方の開
口より再びケース内に入り他方のリールハブ２に巻き取
るもので、このケース前面に張架されたテープ１のテー
プ前面を覆う前蓋４と、テープ上面を覆う上蓋５と、テ
ープ背面を覆う後蓋６とで、前記テープ１を選択的に露
出できる蓋開閉機構を備えてある。そして前蓋４は支軸
４ｂで上ケース３の支承部７に連結されており、また、
前記上蓋５がガイドピン５ａで前記前蓋４に枢支され、
該ガイドピン５ａを前蓋４のピン支承孔１０に嵌装連結
すると共に、上蓋５のガイドピン５ａが上ケース３の上
蓋ガイド溝１５によって案内されて上ケース３の上面に
沿ってほぼ平行に後方に移動する。後蓋６は、この上蓋
５にある支承部５ｂにピン６ｃで連結されており、後蓋
６の一対のガイドピン６ａが下ケース３に設けた後蓋ガ
イド溝１６によって案内されている。図３にあるように
蓋部材が開いた状態で、前蓋４の上面端部４ａに対応す
る後蓋６に一対の突部６ｂを設け、この突部６ｂが前蓋
４の上面端部４ａに当たるようにすることで、後蓋６の
ガイドピン６ａが下ケース３の後蓋ガイド溝１６から飛
び出さないようになっている。
ジタルビデオカセット）の例で説明すると、テープ１を
巻いた一対のリールハブ２，２を上下ケースからなるケ
ース３内部に回転可能に収納し、前面に外部と通じる開
口を左右に形成し、前記テープ１を一方のリールハブ２
から一方の開口を通りケース前面に張架して、他方の開
口より再びケース内に入り他方のリールハブ２に巻き取
るもので、このケース前面に張架されたテープ１のテー
プ前面を覆う前蓋４と、テープ上面を覆う上蓋５と、テ
ープ背面を覆う後蓋６とで、前記テープ１を選択的に露
出できる蓋開閉機構を備えてある。そして前蓋４は支軸
４ｂで上ケース３の支承部７に連結されており、また、
前記上蓋５がガイドピン５ａで前記前蓋４に枢支され、
該ガイドピン５ａを前蓋４のピン支承孔１０に嵌装連結
すると共に、上蓋５のガイドピン５ａが上ケース３の上
蓋ガイド溝１５によって案内されて上ケース３の上面に
沿ってほぼ平行に後方に移動する。後蓋６は、この上蓋
５にある支承部５ｂにピン６ｃで連結されており、後蓋
６の一対のガイドピン６ａが下ケース３に設けた後蓋ガ
イド溝１６によって案内されている。図３にあるように
蓋部材が開いた状態で、前蓋４の上面端部４ａに対応す
る後蓋６に一対の突部６ｂを設け、この突部６ｂが前蓋
４の上面端部４ａに当たるようにすることで、後蓋６の
ガイドピン６ａが下ケース３の後蓋ガイド溝１６から飛
び出さないようになっている。
【０００７】この場合、前記突部６ｂは後蓋６の両サイ
ドに１ヶ所ずつ設けたが、カセットの大きさ（蓋の大き
さ）によってはこの数を増やしてもよいが左右対称とな
る方がバランスがよいことを考慮する。また、突部６ｂ
のある部分は、後蓋６の強度（剛性）を保つために図に
示したような形状となっているが、ここを平らにして
（突部を全体にわたって設ける）、ガイドピン６ａの抜
け止めにし（上蓋４の上面端部４ａに当接する）ても良
い。ただしその時はこの部分の肉厚が厚くなり、ヒケが
出て外観が悪くならないようにこの裏面側から適度に肉
盗みをすることが望ましい。
ドに１ヶ所ずつ設けたが、カセットの大きさ（蓋の大き
さ）によってはこの数を増やしてもよいが左右対称とな
る方がバランスがよいことを考慮する。また、突部６ｂ
のある部分は、後蓋６の強度（剛性）を保つために図に
示したような形状となっているが、ここを平らにして
（突部を全体にわたって設ける）、ガイドピン６ａの抜
け止めにし（上蓋４の上面端部４ａに当接する）ても良
い。ただしその時はこの部分の肉厚が厚くなり、ヒケが
出て外観が悪くならないようにこの裏面側から適度に肉
盗みをすることが望ましい。
【０００８】また、前記前蓋４は、その両側板部上縁に
載置されるガイドピン５ａを持った上蓋５を備えたもの
であって、両側板部内面に突設した枢支ピン４ｂで上ケ
ース３に回動自在に枢着してあって、バネ８で閉方向に
付勢してあり、さらに前記上蓋５は、支承部５ｂで後蓋
６を回動自在に枢着連結したものであって、該上蓋５お
よび後蓋６にそれぞれ突設したガイドピン５ａ，６ａを
ケース３に形成したガイド溝１５，１６に嵌装し、連動
して開閉動できるようにしてある。（図２及び図３）
載置されるガイドピン５ａを持った上蓋５を備えたもの
であって、両側板部内面に突設した枢支ピン４ｂで上ケ
ース３に回動自在に枢着してあって、バネ８で閉方向に
付勢してあり、さらに前記上蓋５は、支承部５ｂで後蓋
６を回動自在に枢着連結したものであって、該上蓋５お
よび後蓋６にそれぞれ突設したガイドピン５ａ，６ａを
ケース３に形成したガイド溝１５，１６に嵌装し、連動
して開閉動できるようにしてある。（図２及び図３）
【０００９】この実施例では、前記リールハブ２を押圧
支持するバネ９が上ケース３に備えられ、下ケース３に
はスプリングで定着されるリッドロック１１、バネのあ
るリールブレーキ１２とリールブレーキロック１３が備
えられ、さらにプラグ１４とＭＩＣの検出部１７及び光
カバー１８が備えられている。
支持するバネ９が上ケース３に備えられ、下ケース３に
はスプリングで定着されるリッドロック１１、バネのあ
るリールブレーキ１２とリールブレーキロック１３が備
えられ、さらにプラグ１４とＭＩＣの検出部１７及び光
カバー１８が備えられている。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、テープ前面を覆う前蓋と、テ
ープ上面を覆う上蓋と、テープ背面を覆う後蓋とからな
る蓋部材を開閉自在に備え、該後蓋の両側に設けた一対
のガイドピンを下ケースに設けたガイド溝内に遊嵌さ
せ、後蓋が前記前蓋と連動して開放され、前記テープを
選択的に露出できる蓋開閉機構を配備したテープカセッ
トにおいて、前記後蓋が前記前蓋と連動して上方へ案内
開放した時に前記前蓋の上面端部と当接する突部を後蓋
に突設したことにより、３部材からなる蓋部材の回動操
作や落下衝撃が加わった際の後蓋の開放時に一対のガイ
ドピンが下ケースの一対の後蓋ガイド溝内から上方に抜
け出してしまう不測な事態を未然に防止することができ
ると共に、後蓋の補強をも兼ねて蓋の連動開閉操作も円
滑で取扱いの安全性および信頼性が高くなり、また、突
部を後蓋に設けるだけの簡単な構造なので、金型構造を
複雑にすることがなく生産でき、金型費用も安価で低コ
ストのテープカセットを提供することができる効果があ
ることにより、３部材からなる蓋部材の組み立ての際
は、蓋部を変形させたりすることなく連結組み立てで
き、蓋の回動動作の空間を大きくあけられる蓋部材の組
み立てが極めて容易で、一旦組み立てられたら衝撃など
が加わっても外れない強固な蓋機構となり、蓋の連動開
閉操作も円滑で、取扱い操作を安全に行いうるし、構成
簡単で生産性をも大巾に向上できるものである。
ープ上面を覆う上蓋と、テープ背面を覆う後蓋とからな
る蓋部材を開閉自在に備え、該後蓋の両側に設けた一対
のガイドピンを下ケースに設けたガイド溝内に遊嵌さ
せ、後蓋が前記前蓋と連動して開放され、前記テープを
選択的に露出できる蓋開閉機構を配備したテープカセッ
トにおいて、前記後蓋が前記前蓋と連動して上方へ案内
開放した時に前記前蓋の上面端部と当接する突部を後蓋
に突設したことにより、３部材からなる蓋部材の回動操
作や落下衝撃が加わった際の後蓋の開放時に一対のガイ
ドピンが下ケースの一対の後蓋ガイド溝内から上方に抜
け出してしまう不測な事態を未然に防止することができ
ると共に、後蓋の補強をも兼ねて蓋の連動開閉操作も円
滑で取扱いの安全性および信頼性が高くなり、また、突
部を後蓋に設けるだけの簡単な構造なので、金型構造を
複雑にすることがなく生産でき、金型費用も安価で低コ
ストのテープカセットを提供することができる効果があ
ることにより、３部材からなる蓋部材の組み立ての際
は、蓋部を変形させたりすることなく連結組み立てで
き、蓋の回動動作の空間を大きくあけられる蓋部材の組
み立てが極めて容易で、一旦組み立てられたら衝撃など
が加わっても外れない強固な蓋機構となり、蓋の連動開
閉操作も円滑で、取扱い操作を安全に行いうるし、構成
簡単で生産性をも大巾に向上できるものである。
【図１】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図２】本発明の閉蓋時の要部断面図である。
【図３】本発明の開蓋時の要部断面図である。
【図４】本発明の後蓋の斜視図である。
【図５】従来の開蓋時の要部断面図である。
１ テープ ２ リールハブ ３ ケース ４ 前蓋 ４ａ 上面端部 ４ｂ 枢支ピン ５ 上蓋 ５ａ ガイドピン ５ｂ 支承部 ６ 後蓋 ６ａ ガイドピン ６ｂ 突部 ６ｃ ピン ７ 支承部 ８ バネ ９ バネ １０ 軸支承孔 １５，１６ ガイド溝
Claims (2)
- 【請求項１】 テープを巻いた一対のリールハブをケー
ス内部に回転可能に収納し、該テープを一方のリールハ
ブからケース前面に張架して、他方のリールハブに巻き
取るもので、ケース前面に張架されたテープのテープ前
面を覆う前蓋と、テープ上面を覆う上蓋と、テープ背面
を覆う後蓋とからなる蓋部材を開閉自在に備え、該後蓋
の両側に設けた一対のガイドピンを下ケースに設けたガ
イド溝内に遊嵌させ、後蓋が前記前蓋と連動して開放さ
れ、前記テープを選択的に露出できる蓋開閉機構を配備
したテープカセットにおいて、前記後蓋が前記前蓋と連
動して上方へ案内開放した時に前記前蓋の上面端部と当
接する突部を後蓋に突設したことを特徴とするテープカ
セット。 - 【請求項２】 前記突部が、後蓋の上面に形成された屈
曲凹面部の両側部に突設したリブである請求項１記載の
テープカセット。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8239934A JP3033692B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | テープカセット |
| US08/910,379 US6011675A (en) | 1996-08-23 | 1997-08-13 | Tape cassette |
| KR1019970039927A KR100292731B1 (ko) | 1996-08-23 | 1997-08-21 | 테이프 카셋트 |
| EP97306407A EP0825606A1 (en) | 1996-08-23 | 1997-08-21 | Tape cassette |
| US09/473,505 US6181516B1 (en) | 1996-08-23 | 1999-12-28 | Tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8239934A JP3033692B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | テープカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064234A true JPH1064234A (ja) | 1998-03-06 |
| JP3033692B2 JP3033692B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=17052010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8239934A Expired - Fee Related JP3033692B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | テープカセット |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6011675A (ja) |
| EP (1) | EP0825606A1 (ja) |
| JP (1) | JP3033692B2 (ja) |
| KR (1) | KR100292731B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3033692B2 (ja) * | 1996-08-23 | 2000-04-17 | ティーディーケイ株式会社 | テープカセット |
| JP2000339904A (ja) * | 1999-05-25 | 2000-12-08 | Sony Corp | テープカセット |
| JP2001035125A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-09 | Tdk Corp | テープカセット |
| JP2003276515A (ja) * | 2002-03-22 | 2003-10-02 | Nifco Inc | スライド及び回動運動のガイド機構、該ガイド機構を用いた蓋体の開閉機構、及び該開閉機構を用いた車載用内装品 |
| JP3953036B2 (ja) | 2004-02-24 | 2007-08-01 | ソニー株式会社 | 光ディスク装置およびこれを有する撮影装置 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57210489A (en) * | 1981-06-22 | 1982-12-24 | Sony Corp | Tape cassette |
| JPS5860475A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-09 | Sony Corp | テ−プカセツト |
| JPS61126481U (ja) * | 1985-01-26 | 1986-08-08 | ||
| JP2730402B2 (ja) * | 1992-06-04 | 1998-03-25 | 松下電器産業株式会社 | テープカセット |
| US5497279A (en) * | 1993-04-16 | 1996-03-05 | Hitachi, Ltd. | Tape cartridge and recording reproduction apparatus for the tape cartridge |
| JPH073517A (ja) * | 1993-06-08 | 1995-01-06 | Gunsan Kk | 不良繭検出方法 |
| US5596464A (en) * | 1993-10-12 | 1997-01-21 | Sony Corporation | Locking assembly for a lid member of a tape cassette |
| JP3374486B2 (ja) * | 1993-12-15 | 2003-02-04 | ソニー株式会社 | テープカセット |
| JP3033692B2 (ja) * | 1996-08-23 | 2000-04-17 | ティーディーケイ株式会社 | テープカセット |
-
1996
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