JPH1125645A - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
- Publication number
- JPH1125645A JPH1125645A JP17845197A JP17845197A JPH1125645A JP H1125645 A JPH1125645 A JP H1125645A JP 17845197 A JP17845197 A JP 17845197A JP 17845197 A JP17845197 A JP 17845197A JP H1125645 A JPH1125645 A JP H1125645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- lid lock
- magnetic tape
- spring
- lower half
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- Pending
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リッドロックばねを無駄の少ない構造とする
ことによりコストダウンを図り、更に自動組立が容易な
磁気テープカセットを提供する。 【解決手段】 下ハーフ61の側壁の一部12に、上部
から斜め下方に向かって延出する片持ちバネ11を一体
成形する。該片持ちバネ11の自由端は、リッドロック
82の揺動端側に押し当てられることにより、その反発
力によって該リッドロック82をアウターリッド76の
閉じ勝手に付勢する。
ことによりコストダウンを図り、更に自動組立が容易な
磁気テープカセットを提供する。 【解決手段】 下ハーフ61の側壁の一部12に、上部
から斜め下方に向かって延出する片持ちバネ11を一体
成形する。該片持ちバネ11の自由端は、リッドロック
82の揺動端側に押し当てられることにより、その反発
力によって該リッドロック82をアウターリッド76の
閉じ勝手に付勢する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープカセ
ットなどに適用して好適な磁気テープカセットに関し、
特にカセットケースの前端の開口部を開閉自在に覆うリ
ッドをロックするリッドロックを前記リッドの閉じ勝手
に付勢するリッドロックばね及びその組込み性を改善し
た磁気テープカセットに関する。
ットなどに適用して好適な磁気テープカセットに関し、
特にカセットケースの前端の開口部を開閉自在に覆うリ
ッドをロックするリッドロックを前記リッドの閉じ勝手
に付勢するリッドロックばね及びその組込み性を改善し
た磁気テープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気テープカセットには種々の形
態のものがあるが、例えば図4にその分解構造を示すよ
うに、比較的小型な磁気テープカセットがある。この磁
気テープカセット6は、カセットケースの半体をなす下
ハーフ61内に一対のリールハブ62,63が回動自在
に配置され、両リールハブ62,63に磁気テープ(図
示せず)が巻回されている。各リールハブ62,63の
周縁(下フランジの周縁)には、前周に亘って歯70,
71が形成されている。磁気テープは、カセット前方
(図4では左側)で且つ左右両側のテープガイド65,
66によって案内され、下ハーフ61の前面側の開口部
67を通過するようになっている。
態のものがあるが、例えば図4にその分解構造を示すよ
うに、比較的小型な磁気テープカセットがある。この磁
気テープカセット6は、カセットケースの半体をなす下
ハーフ61内に一対のリールハブ62,63が回動自在
に配置され、両リールハブ62,63に磁気テープ(図
示せず)が巻回されている。各リールハブ62,63の
周縁(下フランジの周縁)には、前周に亘って歯70,
71が形成されている。磁気テープは、カセット前方
(図4では左側)で且つ左右両側のテープガイド65,
66によって案内され、下ハーフ61の前面側の開口部
67を通過するようになっている。
【0003】また、前記下ハーフ61と共にカセットケ
ースを形成する他方の半体としての上ハーフ75には、
カセットケース前方の開口部67を通過する磁気テープ
を覆うリッド69が開閉自在に取り付けられている。こ
のリッド69は、アウターリッド76、アッパーリッド
77及びインナーリッド78の3つの部材から構成され
る。
ースを形成する他方の半体としての上ハーフ75には、
カセットケース前方の開口部67を通過する磁気テープ
を覆うリッド69が開閉自在に取り付けられている。こ
のリッド69は、アウターリッド76、アッパーリッド
77及びインナーリッド78の3つの部材から構成され
る。
【0004】前記アウターリッド76の側板79には、
ロックピン80が突設されている。そして、下ハーフ6
1の一方の側板部81には、このロックピン80を係止
してリッド69を前記開口部67の閉じ勝手にロックす
るリッドロック82が回動可能に取り付けられ、更に、
このリッドロック82をリッド69の閉じ勝手に付勢す
るリッドロックばねとしての板ばね83が設けられてい
る。
ロックピン80が突設されている。そして、下ハーフ6
1の一方の側板部81には、このロックピン80を係止
してリッド69を前記開口部67の閉じ勝手にロックす
るリッドロック82が回動可能に取り付けられ、更に、
このリッドロック82をリッド69の閉じ勝手に付勢す
るリッドロックばねとしての板ばね83が設けられてい
る。
【0005】なお、図中で参照符号85はリールハブ6
2,63の上フランジを示し、又、参照符号86はアウ
ターリッド76の回転軸に装着されるリッドばねを示
す。また、図4においては主要部以外の部材については
参照符号を付記せず、かつ説明を省略する。図5は図4
におけるB−B矢視を拡大して示すものであるが、この
図5から明らかなように、上記リッドロック82は、そ
の上端部に両側に突出する支持ピン82aが突設され、
この支持ピン82aが上ハーフ61の上端部に形成され
た凹欠溝に円滑に嵌合することで回動可能に支持されて
いる。つまり、リッドロック82の回動は垂直な面内に
おいてなされる。そして、リッドロック82の自由端部
には、アウターリッド76のロックピン80に係合する
凹部82bが形成されている。
2,63の上フランジを示し、又、参照符号86はアウ
ターリッド76の回転軸に装着されるリッドばねを示
す。また、図4においては主要部以外の部材については
参照符号を付記せず、かつ説明を省略する。図5は図4
におけるB−B矢視を拡大して示すものであるが、この
図5から明らかなように、上記リッドロック82は、そ
の上端部に両側に突出する支持ピン82aが突設され、
この支持ピン82aが上ハーフ61の上端部に形成され
た凹欠溝に円滑に嵌合することで回動可能に支持されて
いる。つまり、リッドロック82の回動は垂直な面内に
おいてなされる。そして、リッドロック82の自由端部
には、アウターリッド76のロックピン80に係合する
凹部82bが形成されている。
【0006】また、同じく図5に示すように、前記板ば
ね83は、リッドロック82を押圧する直線部分83b
と、下ハーフ61に係合する湾曲部分83aとを有し、
薄鋼板などを素材として曲げ加工等を施してなる。板ば
ね83の湾曲部分83aは詳しくは、下ハーフ61の底
壁あるいは側壁に突設されたリブ88と該リブ88に対
向した側壁の一部87との間に弾性変形されて挿入され
る。板ばね83は、このような係合状態をとり得ること
で、上ハーフ75を下ハーフ61に被せるまでの仮止め
が行われる。
ね83は、リッドロック82を押圧する直線部分83b
と、下ハーフ61に係合する湾曲部分83aとを有し、
薄鋼板などを素材として曲げ加工等を施してなる。板ば
ね83の湾曲部分83aは詳しくは、下ハーフ61の底
壁あるいは側壁に突設されたリブ88と該リブ88に対
向した側壁の一部87との間に弾性変形されて挿入され
る。板ばね83は、このような係合状態をとり得ること
で、上ハーフ75を下ハーフ61に被せるまでの仮止め
が行われる。
【0007】上記構成の磁気テープカセット6がビデオ
デッキ(図示せず)に装填されると、図5において矢印
Rで示すように、上記リッドロック82がビデオデッキ
内の解除機構によって板ばね83による付勢力に抗して
回動させられる。これにより、該リッドロック82の凹
部82bがロックピン80から外れ、アウターリッド7
6を含むリッド69のロック状態が解除される。そし
て、ビデオデッキ内の機構によってリッド69が開か
れ、引き出された磁気テープからの情報の読み取り又は
磁気テープへの情報の記録が行われる。
デッキ(図示せず)に装填されると、図5において矢印
Rで示すように、上記リッドロック82がビデオデッキ
内の解除機構によって板ばね83による付勢力に抗して
回動させられる。これにより、該リッドロック82の凹
部82bがロックピン80から外れ、アウターリッド7
6を含むリッド69のロック状態が解除される。そし
て、ビデオデッキ内の機構によってリッド69が開か
れ、引き出された磁気テープからの情報の読み取り又は
磁気テープへの情報の記録が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気テープカセット6においては、リッドロックばねと
して、前述の如き取り付け部分に対応した形状に折り曲
げられた特殊な板ばね83が使用されており、かかる板
ばね83はそれ自体高価であり、又、他の部分に使用で
きるような汎用性もなく、コストアップの原因となって
いる。
磁気テープカセット6においては、リッドロックばねと
して、前述の如き取り付け部分に対応した形状に折り曲
げられた特殊な板ばね83が使用されており、かかる板
ばね83はそれ自体高価であり、又、他の部分に使用で
きるような汎用性もなく、コストアップの原因となって
いる。
【0009】また、前記板ばね83を装着するために、
前述のようにリブ88を下ハーフ61に形成しなければ
ならない。このようなリブ88を下ハーフ61に形成す
るとなると、下ハーフ61の成形時にリブ88の付近に
樹脂引けによる変形が発生し易くなる。従って、板ばね
83の装着部分の成形精度を良好に保つことが困難とな
る。一方、板ばね83は非常に小さい弾性部材であるこ
とから、打抜き加工、曲げ加工等の精度を高めることが
比較的困難である。
前述のようにリブ88を下ハーフ61に形成しなければ
ならない。このようなリブ88を下ハーフ61に形成す
るとなると、下ハーフ61の成形時にリブ88の付近に
樹脂引けによる変形が発生し易くなる。従って、板ばね
83の装着部分の成形精度を良好に保つことが困難とな
る。一方、板ばね83は非常に小さい弾性部材であるこ
とから、打抜き加工、曲げ加工等の精度を高めることが
比較的困難である。
【0010】このように、従来においては板ばね83の
加工精度が安定し難いことに加えて、その装着部分の成
形精度も不安定であることによって、板ばね83は装着
時に確実に係止されず、所定の装着位置からズレたり、
場合によっては自らの弾発力によって下ハーフ61から
飛び出す事態が発生する可能性もあり、組立性が極めて
悪い。特に、自動組込装置等を使用する場合、この板ば
ね83では、自動組立が困難になるという問題がある。
加工精度が安定し難いことに加えて、その装着部分の成
形精度も不安定であることによって、板ばね83は装着
時に確実に係止されず、所定の装着位置からズレたり、
場合によっては自らの弾発力によって下ハーフ61から
飛び出す事態が発生する可能性もあり、組立性が極めて
悪い。特に、自動組込装置等を使用する場合、この板ば
ね83では、自動組立が困難になるという問題がある。
【0011】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、リッドロックばねを無駄の少ない構造と
することによりコストダウンを図り、更に自動組立が容
易な磁気テープカセットを提供することにある。
ることにあり、リッドロックばねを無駄の少ない構造と
することによりコストダウンを図り、更に自動組立が容
易な磁気テープカセットを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、磁
気テープを巻回して回動自在に取り付けられた一対のリ
ールを有し、上下ハーフから成るカセットケースの前端
に開口部を設けると共に前記開口部を通過する前記磁気
テープを開閉自在に覆うためのリッドが取り付けられ、
該リッドを前記開口部の閉じ勝手にロックするリッドロ
ックと、該リッドロックを前記リッドの閉じ勝手に付勢
するリッドロックばねとを具備した磁気テープカセット
において、前記リッドロックばねは、前記下ハーフ若し
くは前記リッドロックの一方に一体成形された片持ちバ
ネから成り、その自由端の反発力が前記リッドロックを
前記リッドの閉じ勝手に付勢することを特徴とする磁気
テープカセットにより達成される。
気テープを巻回して回動自在に取り付けられた一対のリ
ールを有し、上下ハーフから成るカセットケースの前端
に開口部を設けると共に前記開口部を通過する前記磁気
テープを開閉自在に覆うためのリッドが取り付けられ、
該リッドを前記開口部の閉じ勝手にロックするリッドロ
ックと、該リッドロックを前記リッドの閉じ勝手に付勢
するリッドロックばねとを具備した磁気テープカセット
において、前記リッドロックばねは、前記下ハーフ若し
くは前記リッドロックの一方に一体成形された片持ちバ
ネから成り、その自由端の反発力が前記リッドロックを
前記リッドの閉じ勝手に付勢することを特徴とする磁気
テープカセットにより達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気テープカ
セットをビデオテープカセットに適用した場合につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。但し、当該磁
気テープカセット1は、以下に説明する部分以外は前述
した従来の磁気テープカセット6と同様に構成されてい
るので、従来と同様の部分には同一の符号を付し、その
説明を適宜省略する。
セットをビデオテープカセットに適用した場合につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。但し、当該磁
気テープカセット1は、以下に説明する部分以外は前述
した従来の磁気テープカセット6と同様に構成されてい
るので、従来と同様の部分には同一の符号を付し、その
説明を適宜省略する。
【0014】本発明の磁気テープカセット1は、図2
(図1のA−A線に沿う断面図)に示すように、リッド
ロック82をロック方向に付勢するリッドロックばねの
構造及び装備形態が、従来と大きく異なっている。即
ち、本第1実施形態の磁気テープカセット1では、前記
リッドロック82を閉じ勝手に付勢するリッドロックば
ねが、下ハーフ61の側壁の一部12の上部から斜め下
方に向かって延出するように一体成形された片持ちバネ
11から成り、その自由端が前記リッドロック82の揺
動端側に押し当てられている。そこで、片持ちバネ11
の自由端の反発力が前記リッドロック82を前記リッド
69の閉じ勝手に付勢する。尚、前記下ハーフ61は、
前記片持ちバネ11を装備する領域が、上下方向に貫通
した構造となっているので、金型がアンダーカットとな
ることなく該片持ちバネ11を下ハーフ61に一体成形
することができる。
(図1のA−A線に沿う断面図)に示すように、リッド
ロック82をロック方向に付勢するリッドロックばねの
構造及び装備形態が、従来と大きく異なっている。即
ち、本第1実施形態の磁気テープカセット1では、前記
リッドロック82を閉じ勝手に付勢するリッドロックば
ねが、下ハーフ61の側壁の一部12の上部から斜め下
方に向かって延出するように一体成形された片持ちバネ
11から成り、その自由端が前記リッドロック82の揺
動端側に押し当てられている。そこで、片持ちバネ11
の自由端の反発力が前記リッドロック82を前記リッド
69の閉じ勝手に付勢する。尚、前記下ハーフ61は、
前記片持ちバネ11を装備する領域が、上下方向に貫通
した構造となっているので、金型がアンダーカットとな
ることなく該片持ちバネ11を下ハーフ61に一体成形
することができる。
【0015】即ち、本実施形態のように、リッドロック
ばねとしての片持ちバネ11が下ハーフ61に一体成形
された構成では、従来の板ばね83のように別個に製造
していた場合と比較すると、部品点数が削減されると同
時に、リッドロックばね単体でのカセットケースへの組
付け作業が不要になり、組立性も向上する。したがっ
て、コストの低減を図ることができると同時に、自動組
立等への対応も容易になる。また、本実施形態の磁気テ
ープカセット1は、従来の磁気テープカセット6の如き
板ばね83を仮止めするためのリブ88が必要なくなる
ので、下ハーフ61を成形する際の樹脂引けを少なくし
て変形を防止できる。
ばねとしての片持ちバネ11が下ハーフ61に一体成形
された構成では、従来の板ばね83のように別個に製造
していた場合と比較すると、部品点数が削減されると同
時に、リッドロックばね単体でのカセットケースへの組
付け作業が不要になり、組立性も向上する。したがっ
て、コストの低減を図ることができると同時に、自動組
立等への対応も容易になる。また、本実施形態の磁気テ
ープカセット1は、従来の磁気テープカセット6の如き
板ばね83を仮止めするためのリブ88が必要なくなる
ので、下ハーフ61を成形する際の樹脂引けを少なくし
て変形を防止できる。
【0016】図3は、本発明の第2実施形態に係る磁気
テープカセットの要部拡大斜視図である。尚、本第2実
施形態では、図示しない他の構成部分については前述し
た第1実施形態の磁気テープカセット1と同様に構成さ
れているので、その説明を省略する。本第2実施形態の
場合は、リッドロックを閉じ勝手に付勢するリッドロッ
クばねが、リッドロック72の支持ピン72aから斜め
下方に向かって延出するように一体成形された片持ちバ
ネ73から成り、その自由端が前記下ハーフ61の側壁
の一部87に押し当てられている。そこで、片持ちバネ
73の自由端の反発力が前記リッドロック72を前記リ
ッド69の閉じ勝手に付勢する。
テープカセットの要部拡大斜視図である。尚、本第2実
施形態では、図示しない他の構成部分については前述し
た第1実施形態の磁気テープカセット1と同様に構成さ
れているので、その説明を省略する。本第2実施形態の
場合は、リッドロックを閉じ勝手に付勢するリッドロッ
クばねが、リッドロック72の支持ピン72aから斜め
下方に向かって延出するように一体成形された片持ちバ
ネ73から成り、その自由端が前記下ハーフ61の側壁
の一部87に押し当てられている。そこで、片持ちバネ
73の自由端の反発力が前記リッドロック72を前記リ
ッド69の閉じ勝手に付勢する。
【0017】即ち、本第2実施形態の磁気テープカセッ
トにおいても、上記第1実施形態と同様に、部品点数が
削減されると同時に、組立性も向上してコストの低減を
図ることができ、自動組立等への対応も容易になる。
又、下ハーフ61を成形する際の樹脂引けを少なくして
変形を防止することもできる。尚、下ハーフ又はリッド
ロックにリッドロックばねとして一体成形される本発明
の片持ちバネは、上記各実施形態における片持ちバネ1
1,73の形状に限定されるものではなく、片持ちバネ
の反発力が一定になるように長手方向に沿って幅や肉厚
を適宜変える等、種々に形状を採りうることは言うまで
もない。
トにおいても、上記第1実施形態と同様に、部品点数が
削減されると同時に、組立性も向上してコストの低減を
図ることができ、自動組立等への対応も容易になる。
又、下ハーフ61を成形する際の樹脂引けを少なくして
変形を防止することもできる。尚、下ハーフ又はリッド
ロックにリッドロックばねとして一体成形される本発明
の片持ちバネは、上記各実施形態における片持ちバネ1
1,73の形状に限定されるものではなく、片持ちバネ
の反発力が一定になるように長手方向に沿って幅や肉厚
を適宜変える等、種々に形状を採りうることは言うまで
もない。
【0018】
【発明の効果】本発明の磁気テープカセットによれば、
リッドロックをリッドの閉じ勝手に付勢するリッドロッ
クばねが、下ハーフ又はリッドロックの一方に一体成形
された片持ちバネから成るので、部品点数が削減される
と同時に、リッドロックばね単体でカセットケースへの
組み付けする作業が不要になり、組立性も向上する。
又、従来の磁気テープカセットの如き板ばねを仮止めす
るためのリブが必要なくなるので、下ハーフを成形する
際の樹脂引けを少なくして変形を防止できる。従って、
コストの低減を図ることができると同時に、自動組立等
への対応も容易になる。
リッドロックをリッドの閉じ勝手に付勢するリッドロッ
クばねが、下ハーフ又はリッドロックの一方に一体成形
された片持ちバネから成るので、部品点数が削減される
と同時に、リッドロックばね単体でカセットケースへの
組み付けする作業が不要になり、組立性も向上する。
又、従来の磁気テープカセットの如き板ばねを仮止めす
るためのリブが必要なくなるので、下ハーフを成形する
際の樹脂引けを少なくして変形を防止できる。従って、
コストの低減を図ることができると同時に、自動組立等
への対応も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る磁気テープカセッ
トの分解斜視図である。
トの分解斜視図である。
【図2】図1におけるA−A矢視を拡大して示す断面図
である。
である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る磁気テープカセッ
トの要部拡大断面図である。
トの要部拡大断面図である。
【図4】従来の磁気テープカセットの分解斜視図であ
る。
る。
【図5】図4におけるB−B矢視を拡大して示す断面図
である。
である。
1 磁気テープカセット 11 片持ちバネ 12 側壁の一部 61 下ハーフ 76 アウターリッド 82 リッドロック
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープを巻回して回動自在に取り付
けられた一対のリールを有し、上下ハーフから成るカセ
ットケースの前端に開口部を設けると共に前記開口部を
通過する前記磁気テープを開閉自在に覆うためのリッド
が取り付けられ、該リッドを前記開口部の閉じ勝手にロ
ックするリッドロックと、該リッドロックを前記リッド
の閉じ勝手に付勢するリッドロックばねとを具備した磁
気テープカセットにおいて、 前記リッドロックばねは、前記下ハーフ若しくは前記リ
ッドロックの一方に一体成形された片持ちバネから成
り、その自由端の反発力が前記リッドロックを前記リッ
ドの閉じ勝手に付勢することを特徴とする磁気テープカ
セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17845197A JPH1125645A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 磁気テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17845197A JPH1125645A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 磁気テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125645A true JPH1125645A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16048755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17845197A Pending JPH1125645A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 磁気テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125645A (ja) |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP17845197A patent/JPH1125645A/ja active Pending
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