JP2870172B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2870172B2
JP2870172B2 JP25956790A JP25956790A JP2870172B2 JP 2870172 B2 JP2870172 B2 JP 2870172B2 JP 25956790 A JP25956790 A JP 25956790A JP 25956790 A JP25956790 A JP 25956790A JP 2870172 B2 JP2870172 B2 JP 2870172B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル信号、例えばPCM信号を記録・再生
するのに使用して好適なテープカセットに関する。
〔発明の概要〕
本発明によるテープカセットは、カセット匣体にテー
プローディング用のガイド挿入部の下面側及びリール軸
挿入孔を開閉するように備えられるスライダに支持ピン
により支持されてこのスライダに常時閉塞方向の偏倚力
を付与するスライダスプリングを支持部から両側腕部を
ハ字状に延長し、そのスライダスプリングはスライダに
対して両側腕部の元部側において、支持ピンの内方側に
突設された係合リブに挾圧状に係合して仮止め状態とす
ることにより、両側腕部は所要角度でハ字状に開いた状
態で端末部がカセット匣体の前面壁に当接されることに
なって、スライダをカセット匣体側に組付ける際にスラ
イダスプリングが突張ることなく円滑に摺動組付けが行
えると共にスライダに確実に安定して偏倚力を付与でき
るようにしたものである。
〔従来の技術〕
近年、音響信号等のアナログ信号をデジタル信号例え
ばPCM信号に変換して磁気テープに記録(又は再生)す
るPCM信号記録再生装置が用いられている。このPCM信号
記録再生装置として回転ヘッドを使用し、比較的高い記
録密度が得られるようにしたものがある。この回転ヘッ
ドを使用したPCM信号記録再生装置においては、再生
(又は記録)時に磁気テープが回転ドラムにローディン
グされた状態で再生(又は記録)がなされる。
ところで、この磁気テープを装填するテープカセット
においては、磁気テープに指が触れて油脂成分が付着し
たり、塵埃がついたりすると再生信号にドロップアウト
を生じるので、磁気テープに指が触れたり塵埃がつくこ
とがないように磁気テープを出来るだけ密封する必要が
ある。又、再生(又は記録)時にテープカセットから磁
気テープをローディング出来るようにカセット匣体の前
部にガイド系を挿入するための空間が必要である。
このため、この種のテープカセットは第5図及び第6
図に示す如く構成されている。この図において(11)は
カセット匣体で、合成樹脂例えばABS樹脂にて成形され
た上下ハーフ(12),(13)を合体して形成され、一対
のリール(14a),(14b)間に巻装された磁気テープT
が収納される。
このカセット匣体(11)の前面側にはテープローディ
ング用のガイド挿入部(11a)が凹状に形成され、底面
側、即ち下ハーフ(13)の下面には一対のリール軸挿入
孔(15a),(15b)が穿設されて、このリール軸挿入孔
(15a),(15b)に対応して前述したリール(14a),
(14b)が配される。そして、このカセット匣体(11)
の下ハーフ(13)の下面から両側壁部の外側面にかけて
スライダ(16)が前後方向に摺動可能に摺接されてテー
プローディング用のガイド挿入部(11a)の下面側及び
リール軸挿入孔(15a),(15b)を開閉し、またガイド
挿入部(11a)の前面側は上下に回動される前面蓋(1
7)によって開閉される。
また、スライダ(16)の平面板部(16a)には後方へ
摺動した状態、即ちガイド挿入部(11a)の下面側を開
放した状態においてリール軸挿入孔(15a),(15b)と
対応するリール軸挿入対応孔(18a),(18b)が穿設さ
れ、また前部にはカセット匣体(11)のガイド挿入部
(11a)内に位置し先端が上ハーフ(12)の前部上面に
接近する軸ピン(19)が突設されてスライダスプリング
(20)がそのコイル部(20a)において回動自在に軸支
されている。そしてこのスプリング(20)の一方の腕部
(20b)の端末部をカセット匣体(11)のガイド挿入部
(11a)の前壁面、即ち上下ハーフ(12),(13)の前
壁面(12a),(13a)のうち下ハーフ(13)の前壁面
(13a)に当接させ、他方の腕部(20c)の端末部をスラ
イダ(16)の前部に突設した係合突部(21)に係合して
両端末間において弾力を発生させてスライダ(16)を常
時ガイド挿入部(11a)の下面側及びリール軸挿入孔(1
5a),(15b)を閉塞するように偏倚させている。ま
た、このスライダ(16)と下ハーフ(13)との間にはス
ライダ(16)の開放時と閉塞時において夫々カセット匣
体(11)に対してロックするロック機構(22a),(22
b)が配設されている。
また、カセット匣体(11)のガイド挿入部(11a)の
前面側を開閉する前面蓋(17)は両側部にアーム部(17
a),(17b)が設けられてカセット匣体(11)の両側壁
部の前部、即ち上下ハーフ(12),(13)の側面前部に
より形成される内側へ低い段面部(11b),(11c)に回
動可能に軸支されて外面側が上ハーフ(12)の外側面及
びスライダ(16)の両側面部(16b),(16c)の外面と
同一面上に配置され、このアーム部(17a),(17b)の
端部には前面蓋(17)の開放動作においてリールブレー
キを解除操作する操作部が設けられている。
このように構成されるテープカセットの不使用時にお
いてはスライダ(16)がスライダスプリング(20)の弾
力により偏倚されてガイド挿入部(11a)の下面側及び
リール軸挿入孔(15a),(15b)を閉塞すると共に前面
蓋(17)がガイド挿入部(11a)の前面側を閉塞し、ま
たこの状態でリール(14a),(14b)はリールブレーキ
によりロックされて磁気テープTはカセット匣体(11)
内に密封状に保管される。
そして、このテープカセット、即ち磁気テープTの使
用時においてはスライダ(16)がスライダスプリング
(20)の偏倚力に抗して後方へ摺動され、ガイド挿入部
(11a)の下面側及びリール軸挿入孔(15a),(15b)
が開放されると共に、前面蓋(17)が上方向に回動され
てカセット匣体(11)の前面部のガイド挿入部(11a)
に磁気テープTが露呈され、またリール(14a),(14
b)のロックも解除され、この状態でガイド挿入部(11
a)及びリール軸挿入孔(15a),(15b)内に夫々ガイ
ド系及びリール軸が挿入されると共にガイド系により磁
気テープTがカセット匣体(11)の前面部から記録再生
装置の回転ドラムにローディングされて所定の再生又は
記録が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように構成されるテープカセットはその組立てに
おいてスライダ(16)をカセット匣体(11)に組付ける
には、先ずスライダスプリング(20)をそのコイル部
(20a)においてスライダ(16)の軸ピン(19)に嵌挿
し、次いでスライダ(16)をカセット匣体(11)、即ち
下ハーフ(13)に摺動自在に嵌挿する。このスライダ
(16)の下ハーフ(13)に嵌挿することにより、スライ
ダスプリング(20)はその一方の腕部(20b)の端末部
が下ハーフ(13)の前壁面(13a)に当接され、他方の
腕部(20c)の端末部がスライダ(16)の前部に突設し
た係合突部(21)に係合されてこの両腕部(20b),(2
0c)間に発生する弾力がスライダ(16)に偏倚力として
作用することになる。
このようにカセット匣体(11)に対するスライダ(1
6)の組付けの際には、スライダスプリング(20)はス
ライダ(16)の軸ピン(19)に対して回転自在な状態の
ため、不用意に腕部(20b)又は(20c)が下ハーフ(1
3)の前壁面(13a)に対して直交方向に向くように回転
して下ハーフ(13)に対するスライダ(16)の嵌挿によ
り下ハーフ(13)の前壁面(13a)と軸ピン(19)との
間において突張ることになってスライダ(16)は下ハー
フ(13)に対して摺動不能となり嵌挿組付けに支障を来
すことになる。また、スライダスプリング(20)全体が
軸ピン(19)を中心として逆方向、即ち他方の腕部(20
c)が係合突部(21)に係合されない方向に回転された
ままスライダ(16)を下ハーフ(13)に対して嵌挿する
ことによりスライダ(16)に偏倚力が作用されない状態
になる等の不都合が生じることになる。
このため、スライダ(16)の組付け作業においては、
この組付けを再度行うことがしばしばあり作業能率が低
下する原因となっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、スライダ
スプリングのスライダに対する組付けを容易に行えて組
立作業性の向上を図ることができると共にカセット匣体
に確実に対応できてスライダに安定した偏倚力を付与で
きるようにしたテープカセットを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するために本発明は、カセット匣体の
ガイド挿入部の下面側及びリール軸挿入孔を開閉するス
ライダに閉塞方向の偏倚力を付与するスライダスプリン
グを、スライダに対する中央支持部から両側腕部が対称
的にハ字状に延長され、スライダの前縁側に突設される
支持ピンの内方側にはスライダスプリングの両側腕部が
その元部側において挾圧状に係合される係合リブを突設
し、スライダに対して支持ピンにより支持されるスライ
ダスプリングは係合リブにより仮止めされた状態で両側
腕部の端末部がカセット匣体の前面壁に当接されるよう
に構成したものである。
〔作用〕
このようにスライダスプリングは中央部においてスラ
イダに支持され、対称的にハ字状に延長され、このスラ
イダスプリングはスライダに対して中央支持部を支持ピ
ンに嵌挿すると共に両側腕部を元部側において係合リブ
に挾圧状に係合するだけで容易に組付けられ、この組付
けた後は仮止め状態となって両側腕部は所要角度でハ字
状に開き、その端末部がカセット匣体の前面壁に左右対
称的に傾斜状態で当接されることになってスライダに確
実に安定して偏倚力が付与され、このスライダの開閉摺
動が円滑に行われる。
〔実施例〕
以下、本発明によるテープカセットの一実施例を第1
図乃至第4図を参照して説明するに、前述した従来例と
同様に構成される部分の説明は省略説明する。
第1図は要部の分解斜視図であって、図において(1
1)はカセット匣体で上ハーフ(12)と下ハーフ(13)
を合体して形成され、このカセット匣体(11)の前面壁
となる下ハーフ(13)の前壁面(13a)は左右両面部(1
3a1),(13a2)が対称的に形成されている。
そして、このカセット匣体(11)の下面側、即ち下ハ
ーフ(13)の下面から両側壁部の外側面にかけて前後方
向に摺動可能に摺接されてテープにローディング用のガ
イド挿入部(11a)の下面側及びリール軸挿入孔(15
a),(15b)を開閉するスライダ(16)には、その平面
板部(16a)の前縁部の中央に位置して軸ピン(19)が
突設されてスライダスプリング(120)が軸支される。
このスライダスプリング(120)は中央のねじりコイ
ル部(120a)の両端から両側腕部(120b)と(120c)が
対称的にハ字状に延長され、この両腕部(120b),(12
0c)の夫々端末部をねじりコイル部(120a)の軸方向と
平行方向で略円形状に屈曲成形して端末当接部(120
b1),(120c1)を形成してあり、この端末当接部(120
b1),(120c1)は無端円形状、即ち端末を腕部途中に
突き当てるように屈曲成形されている。なお、この端末
当接部(120b1),(120c1)は真円形にすることなく、
変形円形状例えば滴状に成形してもよい。
また、このスライダスプリング(120)が軸支される
スライダ(16)の平面板部(16a)には軸ピン(19)の
後方(内方)に所要間隔、即ちスライダスプリング(12
0)がある程度余裕を持って嵌挿できる間隔をおいた位
置にスライダスプリング(120)の両側腕部(120b)と
(120c)の通常の開き間隔よりやや幅広の係合リブ(12
1)を突設してある。
このように、スライダ(16)の平面板部(16a)に軸
ピン(19)と係合リブ(121)を前後に所要間隔で対応
して突設したことにより、スライダスプリング(120)
はそのねじりコイル部(120a)を係止軸ピン(19)に、
両側腕部(120b)と(120c)の間をねじりコイル部(12
0a)のねじり弾力に抗してやや広げて係合リブ(121)
を挟む状態で嵌挿すると、両側腕部(120b),(120c)
が係合リブ(121)をその復元弾力により挾圧すること
になって仮止めされることになる。即ちスライダスプリ
ング(120)はスライダ(16)の平面板部(16a)の前側
中央部において両側腕部(120b)と(120c)が後方(内
方)に向けてハ字状に開いた状態で仮止めされて回転不
能状態で軸ピン(19)により支持されて配置される。こ
の状態で両側腕部(120b),(120c)の円形屈曲状の端
末当接部(120b1),(120c1)はスライダ(16)の平面
板部(16a)に対して略垂直状に起立対応される。
このようにしてスライダスプリング(120)を軸支し
たスライダ(16)をカセット匣体(11)の下面側、即ち
下ハーフ(13)の下面から両側壁部の外側面にかけてそ
の前側から嵌挿するとスライダスプリング(120)は両
側腕部(120b),(120c)の円形屈曲状の端末当接部
(120b1),(120c1)が下ハーフ(13)の前壁面(13
a)の左右両面部(13a1),(13a2)に起立状態で対称
的に当接されてカセット匣体(11)とスライダ(16)と
の間に弾性介装される。
そして、このスライダスプリング(120)によりスラ
イダ(16)はカセット匣体(11)に対してガイド挿入部
(11a)及びリール軸挿入孔(15a),(15b)を常時閉
塞方向に偏倚される。
このように構成される本例においては、スライダスプ
リング(120)は中央のねじりコイル部(120a)から両
側腕部(120b),(120c)が対称的にハ字状に延長され
てその両端末当接部(120b1),(120c1)は円形状に屈
曲成形されていることにより、スライダ(16)に中央の
ねじりコイル部(120a)において軸支された状態でカセ
ット匣体(11)の前面壁に対して左右対称に当接され即
ち、このスライダスプリング(120)のカセット匣体(1
1)に対する作用点は左右対称に設定されることになっ
て、スライダ(16)には左右均等な弾性偏倚力が作用す
ることになりスライダ(16)の開閉摺動動作が安定して
円滑に行われる。そして、このスライダスプリング(12
0)の端末当接部(120b1),(120c1)がスライダ(1
6)の開閉摺動時或は衝撃が加わった場合においてもカ
セット匣体(11)とスライダ(16)の間に挟まるおそれ
がなく、スライダ(16)が開閉不能となる支障が解消さ
れ品質が向上されることになる。
また、スライダスプリング(120)の両側腕部(120
b),(120c)の端末当接部(120b1),(120c1)は無
端円形状に屈曲成形されていることによりカセット匣体
(11)及びスライダ(16)に傷を付けるおそれがなく、
しかも組立前の部品ストックにおいてスプリング(12
0)同士の互いの絡み合いが防止されて組立時における
その取出しが容易となり作業性が向上される。
また、スライダ(16)にはスライダスプリング(12
0)が軸支される軸ピン(19)の後方(内方)に所要間
隔をおいて係合リブ(121)を突設してスライダスプリ
ング(120)の両側腕部(120b),(120c)を、中央の
ねじりコイル部(120a)を軸ピン(19)に嵌挿し軸支し
た状態でその間隔を広げて挾圧状に係合するように構成
したのでスライダスプリング(120)はスライダ(16)
に対して回転することなく、両側腕部(120b),(120
c)は後方(内方)へ向けて所要の角度でハ字状に開い
た状態で保持され、これによりスライダ(16)のカセッ
ト匣体(11)、即ち下ハーフ(13)に対する嵌挿組付け
において両側腕部(120b),(120c)は下ハーフ(13)
の前壁面(13a)に対して突っ張ることなく所要の角度
で当接し、その弾性変形が滑らかに行われることになっ
てスライダ(16)の下ハーフ(13)に対する組付けが円
滑にできて作業性が向上する。そしてこのスライダ(1
6)に突設される係合リブ(121)はスライダスプリング
(120)の両側腕部(120b),(120c)の通常の開き角
にほぼ合せた断面三角形状に形成されているので所要の
強度を有し、スライダ(16)の開放摺動時のストッパー
としても機能することになる。
以上説明した実施例は本発明の一例であって本発明は
この実施例に限るものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で種々変更できるもので、例えばスライダスプ
リング(120)の軸支部となるねじりコイル部(120a)
は多数巻にすることなく、その線径により一巻き、或い
は状に形成してもよく、また係止リブ(121)は断面
四辺形状に形成してもよい。更に他の部材も必要に応じ
て変形できるものである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、カセット匣体のガイド
挿入部の下面側及びリール軸挿入孔を開閉するスライダ
を閉塞方向に偏倚させるスライダスプリングは中央支持
部から両側腕部が対称的にハ字状に延長され、このスラ
イダスプリングをスライダに対して、その中央支持部を
支持ピンに嵌挿すると共に両側腕部をその元部側におい
て係合リブに挾圧状に係合して組付けるように構成した
ので、その組付けが容易に行えて作業性が向上し、この
スライダスプリングの組付け後はスライダに対して仮止
め状態となり、両側腕部は所要角度でハ字状に開き、カ
セット匣体の前面壁に左右対称的に傾斜状態で当接され
ることになってスライダに安定して偏倚力が付与され、
スライダの開閉摺動が常に確実に円滑に行われることに
なり、品質の向上を図ることができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテープカセットの一例の分解斜視
図、第2図は前面蓋を取外した状態の一部省略した正面
図、第3図はスライダスプリングの支持部の拡大平面
図、第4図はカセット匣体とスライダスプリングの関係
を示す説明図、第5図は従来のテープカセットの使用状
態の下面側斜視図、第6図はカセット匣体とスライダス
プリングの関係を示す説明図である。 図中、(11)はカセット匣体、(11a)はガイド挿入
部、(15a),(15b)はリール軸挿入孔、(16)はスラ
イダ、(17)は前面蓋、(19)は軸ピン、(120)はス
ライダスプリング、(120b),(120c)は両側腕部、
(120b1),(120c1)は端末当接部、(121)は係合リ
ブである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープが巻装された一対のリールハブ
    を内蔵し、前部に上記磁気テープを前方へ引き出すテー
    プローディング用のガイド挿入部が形成され、下面側に
    リール軸挿入孔が穿設されて成るカセット匣体に、上記
    ガイド挿入部の下面側及び上記リール軸挿入孔を開閉す
    るスライダと、上記ガイド挿入部の前面側を開閉する前
    面蓋とを備え、上記スライダはカセット匣体の底面外面
    に沿って摺動し、その前縁側に突設された支持ピンによ
    り支持されるスライダスプリングにより閉塞方向に偏倚
    させるようにして成るテープカセットにおいて、 上記スライダスプリングは中央支持部から両側腕部が対
    称的にハ字状に延長され、 上記スライダの前縁側に突設される上記支持ピンの内方
    側には上記スライダスプリングの両側腕部がその元部側
    において挾圧状に係合される係合リブが突設されて成
    り、 上記スライダに対して上記支持ピンにより支持される上
    記スライダスプリングは上記係合リブにより仮止めされ
    た状態で両側腕部の端末部が上記カセット匣体の前面壁
    に当接されるようにしたことを特徴とするテープカセッ
    ト。
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