JPH0740640U - フィルムロールの荷積み装置 - Google Patents
フィルムロールの荷積み装置Info
- Publication number
- JPH0740640U JPH0740640U JP6987493U JP6987493U JPH0740640U JP H0740640 U JPH0740640 U JP H0740640U JP 6987493 U JP6987493 U JP 6987493U JP 6987493 U JP6987493 U JP 6987493U JP H0740640 U JPH0740640 U JP H0740640U
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- film roll
- film
- partition plate
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】本考案は、フィルムの巻取り量や幅の大小によ
って、かなりの重量となったフィルムロールを受け入れ
て、所定の場所に搬送し、そこで荷積みのために配列す
る作業を自動化し、これらの作業に要する時間を大幅に
短縮すると共に安全性の高い作業とすることのできる、
フィルムロールの荷積み装置を提供する。 【構成】このフィルムロール1の荷積み装置は、受入れ
た複数のフィルムロール1を所定の搬送先8に搬送・配
列し、仕切り板7を介して複数段積載する装置におい
て、架台3上のレール4に、フィルムロール受入部2ま
たは仕切り板供給部6の上方と搬送先8上方との間を移
動する移送手段5を設け、この移送手段5に、複数のフ
ィルムロール1をそれぞれの巻き芯の内面より係止する
複数のクランプ軸23と、仕切り板7の吸着手段36とを、
それぞれ昇降自在に設けたものである。
って、かなりの重量となったフィルムロールを受け入れ
て、所定の場所に搬送し、そこで荷積みのために配列す
る作業を自動化し、これらの作業に要する時間を大幅に
短縮すると共に安全性の高い作業とすることのできる、
フィルムロールの荷積み装置を提供する。 【構成】このフィルムロール1の荷積み装置は、受入れ
た複数のフィルムロール1を所定の搬送先8に搬送・配
列し、仕切り板7を介して複数段積載する装置におい
て、架台3上のレール4に、フィルムロール受入部2ま
たは仕切り板供給部6の上方と搬送先8上方との間を移
動する移送手段5を設け、この移送手段5に、複数のフ
ィルムロール1をそれぞれの巻き芯の内面より係止する
複数のクランプ軸23と、仕切り板7の吸着手段36とを、
それぞれ昇降自在に設けたものである。
Description
【0001】
本考案は、包装用ラップフィルムなどのフィルムを巻き芯に円筒状に巻き取っ たフィルムロールを、印刷・仕上げ・加工等の作業に供したり、倉庫に保管した り、出荷したりする際に荷積みするのに用いられる、フィルムロールの荷積み装 置に関するものである。
【0002】
従来、上記のフィルムロールではフィルムの巻取り量や幅の大小によって、か なりの重量になることがあるため、例えば、巻取り機より出てくるフィルムロー ルの両耳をスリットしたり、印刷や各種の加工に供するための準備をしたり、倉 庫に保管したり、出荷したりするための荷積みに際して、複数のフィルムロール をパレット上に配列する作業に支障を来すことがあった。
【0003】
したがって、本考案の目的はフィルムの巻取り量や幅の大小によって、かなり の重量となったフィルムロールを受け入れて、所定の場所に搬送し、そこで荷積 みのために配列する作業を自動化し、これらの作業に要する時間を大幅に短縮す ると共に安全性の高い作業とすることのできる、フィルムロールの荷積み装置を 提供しようとするものである。
【0004】
本考案によるフィルムロールの荷積み装置は、受入れた複数のフィルムロール を所定の搬送先に搬送・配列し、仕切り板を介して複数段積載する装置において 、架台上のレールに、フィルムロール受入部または仕切り板供給部の上方と搬送 先上方との間を移動する移送手段を設け、この移送手段に、複数のフィルムロー ルをそれぞれの巻き芯の内面より係止する複数のクランプ軸と、仕切り板の吸着 手段とを、それぞれ昇降自在に設けたことを特徴とするものである。
【0005】 以下、本考案によるフィルムロールの荷積み装置の一実施態様を、図1〜図3 に基づいて詳細に説明する。 図1において、1はフィルムを巻き芯に円筒状に巻き取ったフィルムロール、 2は受入れコンベアなどの受入れ手段を備えたフィルムロール受入部、3は架台 、4はレール、5はその上を往復走行する移動体(移送手段)、6は多数の仕切 り板7を集積した仕切り板供給部、8はフィルムロール1の搬送先で、図では左 右一対の昇降自在のリフタ9上に置かれた台車10に配備されたパレット11として 示されている。12は移動体5に連結された金属繊維を含んだゴムベルトからなる タイミングベルトで、可逆転サーボモータ13により駆動される。 なお、図1には、フィルムロールの受入れ手段として、それぞれ異なる大きさ のフィルムロール1a、1bを受け入れている2本の受入れコンベアが示されて いるが、受入れ手段の種類、型式、数、フィルムロールの種類(同種か異種か) は、荷積みの目的、適用される工程の状況等に応じて任意に変えることができる 。またフィルムロール受入部2と搬送先8との位置関係も、例えば、フィルムロ ール受入部を両側にして搬送先を中央にするというように、任意に変えることが できる。同様に、仕切り板供給部6の位置も任意に変えることができる。さらに 搬送先8もスペースに応じて1ケ所または2ケ所以上に設けることができ、また リフタを用いずに直接台車またはパレットとするなど、フィルムロールの荷積み の目的および方法、周囲の状況等に応じて任意に変えることができる。
【0006】 移動体5には、図2に示すように、ロックシリンダ21で昇降自在に設けられた プレート22と、このプレート22に間隔をおいて配設された複数のクランプ軸23と があって、各クランプ軸23の下端には図示しない給気源からのガスにより膨縮自 在の気嚢体24が設けられている。気嚢体24はクランプ軸23がフィルムロール1の 巻き芯内に挿入されて停止したときに、ガスにより膨張して巻き芯を内面より係 止できるようになっている。この気嚢体24にはフィルムロール1の巻き芯の内径 が変わったときでも対応できる利点がある。 25はフィルムロール1の巻き径が変わったときにクランプ軸23の位置を調整す るためのモータで、図示のものでは中心のクランプ軸23を固定して両側の4本の クランプ軸23をねじ軸26に螺合したスライダ27を介して相互に移動し間隔が変え られるようになっている。 クランプ軸23の数および配列は図示のほか任意に変えることができ、それに伴 ってモータより各クランプ軸への伝導手段も任意に変えることができる。 これらの機能を備えた移動体5は長距離走行が可能であり、レール4上を左右 反復移動させることで、単一または2種類以上のフィルムロールの搬送・配列・ 荷積み・分別等の処理を容易かつ迅速に行うことができる。 移動体5の一側にはまた、図3に示すように、複数の吸盤パット31を備えた支 持プレート32と、これを昇降させるためのロックシリンダ33と、ガイド機構とし てのスライドブッシュ34およびガイド軸35とからなる仕切り板の吸着手段36が設 けられていて、フィルムロール1と同様に、仕切り板7を仕切り板供給部6より 搬送先8に積載・配列されたフィルムロール群上へ搬送することができる。
【0007】
次に、本考案のフィルムロールの荷積み装置の作用について説明する。 受け入れ手段によってフィルムロール受入部2に搬送されてきたフィルムロー ル1が所定の数に達すると、移動体5がその直上に移動し、ロックシリンダ21の 作用によりクランプ軸23が降下してフィルムロール1の巻き芯内に挿入される。 次に、気嚢体24にガスを給気して膨張させ、巻き芯内面よりフィルムロール1を 加圧・係止する。この状態でクランプ軸23を上昇させると、フィルムロール1も それにつれて上昇する。 可逆転サーボモータ13によりタイミングベルト12を作動すると、移動体5はレ ール4上を搬送先8の上方に移動する。ここで再びロックシリンダ21の作用によ りクランプ軸23を下げてフィルムロール1をパレット11上に一列分として載置す る。気嚢体24からの脱気によりフィルムロール1をクランプ軸23から離脱させ、 移動体5を旧に復する。
【0008】 同様の作業を反復して、順次、二列以下の移載を行い、パレット11上がフィル ムロール1で一杯になったところで、リフタ9により台車10ごとパレット11を降 下させる。 次に、移動体5を仕切り板供給部6の上方に移動し、ロックシリンダ33の作用 により吸盤パット31を下降させて、仕切り板供給部6に重積されている仕切り板 7を吸着し、吸盤パット31を上昇させた後、移動体5を搬送先8の上方に移動す る。ここで再び吸盤パット31を下降させて、パレット11上のフィルムロール1の 上に仕切り板7を載置する。 この仕切り板7上に、上記と同様にしてフィルムロール1を積み重ねて行くと 、パレット上に多数の直立したフィルムロールが載置されている状態の多段荷積 みを行うことができる。 なお、図1に示すように、フィルムロール受入部2に2本の受け入れ手段によ って2種類のフィルムロール1a、1bが送られてくるときは、これを左右2個 の搬送先8に交互に搬送し、分別と荷積みを同時に行うことができる。
【0009】
本考案のフィルムロールの荷積み装置によれば、同一または異なる種類のフィ ルムロールを、人手をかけずに自動的に、所定の配列でパレット上に荷積みする ことができるので、フィルムロールの整理整頓、整列調整、姿勢変換などが容易 となり、印刷・仕上げ・加工・保管・出荷等の作業や取扱いが能率的に行われ、 安定した形態での搬送が可能で、信頼性と安全性を著しく向上させることができ る。 また、この装置には仕切り板の吸着手段が移動体に付設されているので、仕切 り板供給手段に固有の走行装置を必要とせず、また移動体の駆動にタイミングベ ルトを用いたものでは、ボールネジ等の高額な部品を必要としないなど、イニシ ャルコストを極力抑えることができる。
【図1】本考案に係るフィルムロールの荷積み装置の一
実施態様を示す正面図である。
実施態様を示す正面図である。
【図2】図1に示したフィルムロールの荷積み装置にお
ける移動体部分の拡大側面図である。
ける移動体部分の拡大側面図である。
【図3】図1に示したフィルムロールの荷積み装置にお
ける仕切り板の吸着手段部分の拡大正面図である。
ける仕切り板の吸着手段部分の拡大正面図である。
1‥フィルムロール、 2‥フィルムロール受入部、
3‥架台、 4‥レール、
5‥移動体、6‥仕切り板供給部、 7‥仕切り板、
8‥搬送先、9‥リフタ、 10
‥台車、 11‥パレット、12‥タイミン
グベルト、 13‥可逆転サーボモータ、 21‥ロックシ
リンダ、22‥プレート、 23‥クランプ軸、
24‥気嚢体、25‥モータ、 26‥ね
じ軸、 27‥スライダ、31‥吸盤パット、
32‥支持プレート、 33‥ロックシリン
ダ、34‥スライドブッシュ、 35‥ガイド軸、
36‥仕切り板の吸着手段。
3‥架台、 4‥レール、
5‥移動体、6‥仕切り板供給部、 7‥仕切り板、
8‥搬送先、9‥リフタ、 10
‥台車、 11‥パレット、12‥タイミン
グベルト、 13‥可逆転サーボモータ、 21‥ロックシ
リンダ、22‥プレート、 23‥クランプ軸、
24‥気嚢体、25‥モータ、 26‥ね
じ軸、 27‥スライダ、31‥吸盤パット、
32‥支持プレート、 33‥ロックシリン
ダ、34‥スライドブッシュ、 35‥ガイド軸、
36‥仕切り板の吸着手段。
Claims (1)
- 【請求項1】受入れた複数のフィルムロールを所定の搬
送先に搬送・配列し、仕切り板を介して複数段積載する
フィルムロールの荷積み装置において、架台上のレール
に、フィルムロール受入部または仕切り板供給部の上方
と搬送先上方との間を移動する移送手段を設け、この移
送手段に、複数のフィルムロールをそれぞれの巻き芯の
内面より係止する複数のクランプ軸と、仕切り板の吸着
手段とを、それぞれ昇降自在に設けたことを特徴とする
フィルムロールの荷積み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6987493U JPH0740640U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | フィルムロールの荷積み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6987493U JPH0740640U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | フィルムロールの荷積み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740640U true JPH0740640U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13415373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6987493U Pending JPH0740640U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | フィルムロールの荷積み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740640U (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP6987493U patent/JPH0740640U/ja active Pending
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