JPH074061A - ジャッキアップ式ビル建築装置 - Google Patents

ジャッキアップ式ビル建築装置

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JPH074061A
JPH074061A JP14520593A JP14520593A JPH074061A JP H074061 A JPH074061 A JP H074061A JP 14520593 A JP14520593 A JP 14520593A JP 14520593 A JP14520593 A JP 14520593A JP H074061 A JPH074061 A JP H074061A
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JP
Japan
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frame
hydraulic jack
jack cylinder
lock pin
mast
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Application number
JP14520593A
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English (en)
Inventor
Akira Fukunaga
昭 福永
Kazuhiro Suzuki
和廣 鈴木
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Maeda Corp
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Maeda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームを係止するロックピンを容易に脱着
可能にする。 【構成】 建築中のビルの上部に配置されるフレーム1
と、ビルの構造体に連結されるとともに、ロックピンを
介して前記フレーム1を支持する複数のマスト2と、各
マスト2を介してフレーム1を上下方向に変位させる複
数の油圧ジャッキシリンダ3と、前記各油圧ジャッキシ
リンダ1のストローク位置を検出する手段51と、各油
圧ジャッキシリンダの基本変位量を設定する手段52
と、同じく各油圧ジャッキシリンダの強制変位量を設定
する手段53と、前記基本変位量と前記強制変位量の設
定値から油圧ジャッキシリンダ3の目標ストローク量を
演算する手段54と、前記ストロークの検出値が前記目
標ストローク量に等しくなるよう油圧ジャッキシリンダ
3を駆動する手段55とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等の建築に用いら
れるジャッキアップ式ビル建築装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より高層ビルなどの建築工法とし
て、ビルの建築に伴って順次上昇させていくジャッキア
ップ式のフレームを用いて、下の階から順に一層ずつ施
工を行うものが提案されている。
【0003】この種の建築工法に用いられるジャッキア
ップ式のビル建築装置は、図7(A)〜(C)にも示す
ように、ビルの構造体に対して上下方向に移動可能な複
数の油圧ジャッキシリンダ3を備えたフレーム1で構成
され、このフレーム1をビルの最上階の天井梁10等に
配設するとともに、構造柱11の上部に立設した複数の
マスト2(仮設支柱)を介して一対の油圧ジャッキシリ
ンダ3で支持し、1階を建築した後に各油圧ジャッキシ
リンダ3を同期的に伸長させてフレーム1を上昇させる
ことで最上階を上昇させ(図7A)、フレーム1の下部
に新規の構造柱11を挿入して下層階を順次建築してい
くものである(図7B、C)。
【0004】フレーム1を構成する天井梁10にはマス
ト2に所定の間隔で配設された嵌合穴20に選択的に係
合するロックピン32が嵌合する嵌合穴13と油圧ジャ
ッキシリンダ3の基端が取り付けられ、油圧ジャッキシ
リンダ3の他端にはマスト2に対して上下方向に変位自
由なスリーブ33が取り付けられる。このスリーブ33
にもマスト2の嵌合穴20へ選択的に係合するロックピ
ン31が設けられ、油圧ジャッキシリンダ3の伸縮とロ
ックピン31、32を交互あるいは同時にマスト2の嵌
合穴20へ係合させることでフレーム1又はマスト2を
上下に駆動する。このフレーム1又はマスト2の変位は
油圧ジャッキシリンダ3に設けた図示しないリミットス
イッチにより制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、フレーム1又はマスト2の上昇、下降に
伴ってロックピン31、32の脱着を繰り返すものであ
るが、マスト2で支持されたフレーム1及び天井梁10
は端部又はマスト2、2との間で自重によるたわみを生
じており、フレーム1及び天井梁10を支持したマスト
2の嵌合穴20からロックピン32を抜く際には多大な
労力を要するばかりでなく、油圧ジャッキシリンダ3を
伸縮させた後にフレーム1をマスト2で係止する際に
は、たわみによって嵌合穴13と嵌合穴20にずれが生
じてロックピン32を挿通できない場合があり、また、
たわみによるずれを油圧ジャッキシリンダ3の伸縮によ
り修正するためには、微小なずれに応じて多数のリミッ
トスイッチが必要となって装置が複雑になる場合があっ
た。
【0006】そこで本発明は、フレームを係止するロッ
クピンを容易に脱着可能にするとともに、簡易な構成の
ジャッキアップ式ビル建築装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、図1
に示すように、建築中のビルの上部に配置されるフレー
ム1と、ビルの構造体に連結されるとともに、ロックピ
ンを介して前記フレーム1を支持する複数のマスト2
と、各マスト2を介してフレーム1を上下方向に変位さ
せる複数の油圧ジャッキシリンダ3とを備えたジャッキ
アップ式ビル建築装置において、前記各油圧ジャッキシ
リンダ1のストローク位置を検出する手段51と、各油
圧ジャッキシリンダの基本変位量を設定する手段52
と、同じく各油圧ジャッキシリンダの強制変位量を設定
する手段53と、前記基本変位量と前記強制変位量の設
定値から油圧ジャッキシリンダ3の目標ストローク量を
演算する手段54と、前記ストロークの検出値が前記目
標ストローク量に等しくなるよう油圧ジャッキシリンダ
3を駆動する手段55とを備える。
【0008】
【作用】したがって、設定手段により設定された基本変
位量と強制変位量から算出される目標ストローク量とス
トローク位置の検出値が等しくなるように油圧ジャッキ
シリンダが駆動されるため、フレームのたわみに対応す
る強制変位量を設定すれば、油圧ジャッキシリンダが基
本変位量に加えて設定された強制変位量に応じてフレー
ムを所定のロックピンの脱着位置へ強制的に変位させる
ことができ、フレーム及びビルの構造体の自重によるた
わみを修正してロックピンを容易に脱着することができ
る。
【0009】
【実施例】図2〜図3に本発明の実施例を示す。
【0010】図3に示すように、ジャッキアップ式ビル
建築装置を構成するフレーム1は、建築中のビルの最上
階の天井梁10に取り付けられ、天井梁10の上部には
図示しない屋根を備えて雨等の侵入を防ぐ作業空間を構
成する。
【0011】フレーム1の下部には水平方向に移動可能
な図示しないクレーンが複数配設され、建築材料などを
外部から既に完成した下層階の床12上へ吊り上げ、搬
送することができる。
【0012】フレーム1及び天井梁10は、既に完成し
た下層階の構造柱11の上端に立設された仮設柱として
のマスト2により支持されており、このマスト2はビル
の一辺に対してたとえば所定の間隔で配設された4本の
構造柱11上に立設される。
【0013】フレーム1の所定の位置には各マスト2に
対応して一対の油圧ジャッキシリンダ3、3がそれぞれ
配設されており、基端を天井梁10に連結した油圧ジャ
ッキシリンダ3の他端にはマスト2に対して相対変位可
能なスリーブ33が連結され、各油圧ジャッキシリンダ
3を同期させて駆動させることにより、フレーム1を上
下に平行移動させることができる。
【0014】フレーム1の平行移動は、マスト2にロッ
クピン31を介して連結されるスリーブ33と、フレー
ム1をマスト2に対して上下方向に案内するガイドロー
ラ34を介してフレーム1の平行移動が行われる。
【0015】スリーブ33はマスト2を摺動可能に挿通
する一方、天井梁10に取り付けられた油圧ジャッキシ
リンダ3、3によって支持される。マスト2には所定の
間隔で嵌合穴20が設けられ、スリーブ33を挿通した
ロックピン31を嵌合穴20に係合させることによりス
リーブ33を介してマスト2と油圧ジャッキシリンダ3
とを連結する。
【0016】フレーム1の上部を構成する天井梁10の
マスト2に面した所定の位置にもロックピン32を係止
可能な嵌合穴13が形成され、マスト2の嵌合穴20を
挿通したロックピン32を嵌合穴13で係止すること
で、マスト2と天井梁10、すなわち、フレーム1とを
連結する。これら、ロックピン31、32はそれぞれ脱
着可能に形成されて、フレーム1の下部又は上部(天井
梁10)をそれぞれ支持することができる。
【0017】このフレーム1の上下方向への平行移動を
図7(A)〜(C)より簡単に説明すると、まず、図7
(A)に示すように、スリーブ33を挿通したロックピ
ン31を嵌合穴20に係合する一方、ロックピン32を
取り外した状態で油圧ジャッキシリンダ3を所定のスト
ロークで収縮させることによりマスト2を上昇させる。
【0018】この後、上昇させたマスト2の嵌合穴20
を挿通したロックピン32を嵌合穴13へ係止してから
ロックピン31を取り外して油圧ジャッキシリンダ3を
伸長させてスリーブ33を下方の嵌合穴20まで移動さ
せ、再びロックピン31をスリーブ33に挿通させてか
ら嵌合穴20へ係止させる。上記動作を繰り返すことに
よりマスト2を所定の高さへ上昇させる。
【0019】次に図7(B)に示すように、上昇させた
マスト2と既に完成した構造柱11との間に新規の構造
柱11Aを挿入する。この間、フレーム1は他のマスト
2によって支持される。
【0020】新規の構造柱11Aを挿入した後には図7
(C)に示すように、上記(A)とは逆に油圧ジャッキ
シリンダ3の伸長、収縮及びロックピン31、32の脱
着によりフレーム1をさらに上昇させ、新規に構造柱1
1Aを取り付けた階の施工を開始する。このように、図
7の(A)〜(C)を繰り返すことにより順次各階の施
工を行いながら最上階に設けたフレーム1を上昇させる
ものである。
【0021】図2は一対の油圧ジャッキシリンダ3に作
動油を供給する油圧回路及びその制御回路を示してい
る。
【0022】油圧源6からの作動油は電磁弁5を介して
油圧ジャッキシリンダ3の油室3A、3Bにそれぞれ圧
送される。油圧ジャッキシリンダ3にはピストンロッド
のストローク位置を検出するストロークセンサ4が設け
られる。このストロークセンサ4は油圧ジャッキシリン
ダ3と一体に形成されている。
【0023】油圧ジャッキシリンダ3の制御は図示しな
いキーボード等で構成される操作部24によって行われ
る。この操作部24から入力された目標位置(又はスト
ローク量)とストロークセンサ4の検出値とから演算部
21は油圧ジャッキシリンダ3の目標ストローク量を演
算して電磁弁駆動部22に駆動指令を送出し、電磁弁駆
動部22は電磁弁6を開閉駆動して油圧ジャッキシリン
ダ3の駆動を行う。なお、表示装置23は演算部21の
演算結果又は操作部24からの入力データを表示するも
のである。
【0024】ここで、油圧ジャッキシリンダ3はフレー
ム1、天井梁10又はマスト2を駆動する一方、マスト
2と構造柱11との間に新規の構造柱11を挿入し、下
層階を施工しながら上記のように上昇していくのである
が、油圧ジャッキシリンダ3の伸縮に伴うロックピン3
2の脱着を容易に行えない場合がある。
【0025】例えば、図4(A)に示すように、フレー
ム1及び天井梁10をロックピン32を介してマスト2
で支持しているとき、天井梁10に係止されたロックピ
ン32はマスト2の嵌合穴20に係合するとともに、フ
レーム1及び天井梁10の自重によってロックピン32
の外周下部は嵌合穴20の内周に押圧されており、この
状態では容易にロックピン32を取り外すことはできな
い。
【0026】一方、ロックピン32は嵌合穴20に対し
て挿通自在に形成され、ロックピン32の外径は嵌合穴
20の内径より小さく設定されている。図4(A)の状
態において、ロックピン32の外周上部と嵌合穴20の
内周上部との間には所定の間隙が設けられ、油圧ジャッ
キシリンダ3を伸長させて天井梁10及びフレーム1を
上方へ強制的にたわませることでロックピン32をこの
間隙未満の上方へ変位させれば、図4(B)に示すよう
にロックピン32からフレーム1及び天井梁10の荷重
が除去されて、ロックピン32を容易に嵌合穴20から
抜くことができる。
【0027】ロックピン32を嵌合穴20から抜いた後
は、図4(C)に示すようにマスト2又はフレーム1を
上下に変位させることができる。
【0028】上記間隙に対応する油圧ジャッキシリンダ
3の強制的な変位は数mm程度と微小であるため、手動に
よる油圧ジャッキシリンダ3の駆動では熟練を要するだ
けでなく、作業効率を低下させる原因となってしまう。
【0029】そこで、制御装置20の操作部24でロッ
クピン32と嵌合穴20との間隙未満の微小変位を予め
目標位置(又はストローク量)として設定した後に、油
圧ジャッキシリンダ3を制御装置20によりストローク
させて天井梁10及びフレーム1を強制的に変位させれ
ばロックピン32が取り外し可能な位置へ正確に変位さ
せることができるのである。
【0030】以下図6に示すフローチャートを参照しな
がら、制御装置20における油圧ジャッキシリンダ3の
強制変位駆動について詳述する。
【0031】制御装置20の操作部24でロックピン3
2と嵌合穴20との間隙未満の強制変位量に対応する油
圧ジャッキシリンダ3の目標位置αを予め設定した後
に、油圧ジャッキシリンダ3の駆動を指令する。なお、
油圧ジャッキシリンダ3はフレーム1のたわみを考慮し
ない基本的な変位を終了した状態である。
【0032】制御装置20は、ストロークセンサ4から
油圧ジャッキシリンダ3の現在位置X1を読み込んでか
ら、操作部24で設定された強制変位量としての目標位
置αを読み込む(ステップS1、S2)。
【0033】読み込んだ現在位置X1、目標位置αから
油圧ジャッキシリンダ3の目標ストローク量βを演算す
る(ステップS3)。ここで、目標ストローク量βは、 β = X1 + α により算出され、この目標ストローク量βに応じて電磁
弁5が駆動されて油圧ジャッキシリンダ3は伸縮する
(ステップS4)。
【0034】油圧ジャッキシリンダ3の駆動中にはスト
ロークセンサ4の検出値から現在位置X2を読み込み
(ステップS5)、駆動開始前の現在位置X1とからス
トローク量LをL=X2−X1から算出する(ステップS
6)。
【0035】算出されたストローク量Lが目標ストロー
ク量β以上であるかを判定して(ステップS7)、スト
ローク量Lが目標値β未満のときには上記S5の処理へ
戻る一方、目標値β以上の場合には電磁弁5を閉弁して
油圧ジャッキシリンダ3の駆動を停止させる(ステップ
S8)。
【0036】こうして、油圧ジャッキシリンダ3により
フレーム1及び天井梁10を強制的に微小量変位させ、
ロックピン32に加わっていた荷重を油圧ジャッキシリ
ンダ3で支持し、ロックピン32を嵌合穴20から容易
に外すことができ、フレーム1又はマスト2を上方ある
いは下方へ駆動することができる。
【0037】一方、図5(A)〜(C)に示すように、
フレーム1とマスト2を相対変位させた後に、ロックピ
ン32を介してフレーム1をマスト2に支持させる場合
も上記と同様にしてフレーム1及び天井梁10を強制的
に変位させることでロックピン32を嵌合穴20へ係合
させることができる。
【0038】図5(A)はフレーム1とマスト2の相対
変位が終了した時点を示し、フレーム1及び天井梁10
は隣接するマスト2に支持されて所定の高さに支持され
るが、その自重によってたわんでいるため、マスト2の
嵌合穴20に対して天井梁10に設けた嵌合穴13の位
置が下方にずれている。
【0039】この場合も嵌合穴20と嵌合穴13のずれ
に対応する油圧ジャッキシリンダ3の変位量を制御装置
20の操作部24より設定してから駆動すればよい。す
なわち、嵌合穴20と嵌合穴13が同心位置となるよう
油圧ジャッキシリンダ3を伸長させてフレーム1及び天
井梁10を上方へ強制的に変位させ、所定の位置に到達
したら油圧ジャッキシリンダ3を保持する(図5
(B))。
【0040】油圧ジャッキシリンダ3を保持している間
にロックピン32を嵌合穴20に係合させるとともに嵌
合穴13で係止する(図5(C))。この後、油圧ジャ
ッキシリンダ3を収縮させるとフレーム1及び天井梁1
0はロックピン32を介してマスト2で支持される。
【0041】このようにして、フレーム1及び天井梁1
0のたわみによるマスト2の嵌合穴20とロックピン3
2の係合位置のずれを、操作部24に設定した微小変位
に応じて油圧ジャッキシリンダ3がフレーム1及び天井
梁10を強制的に変位させるため、ロックピン32の着
脱を容易かつ正確に行うことが可能となり、建築作業の
効率を向上させることができ、油圧ジャッキシリンダ3
の運転は、所定の変位量を操作部24で設定するだけな
ので特別な熟練を必要とせず、簡易な操作で行うことが
できるのである。
【0042】さらに、ストロークセンサ4により位置検
出を行うようにしたため、リミットスイッチでは得られ
なかった微小変位量の制御を行うことが可能となるだけ
でなく、配線作業はそれぞれのストロークセンサ4と制
御装置20とを接続するだけなので、多数のリミットス
イッチを接続する従来のものに比して装置の構成を簡易
にすることができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フレーム
及びビルの構造体のたわみによるマストとロックピンの
係合位置のずれを、設定手段に設定した強制変位量に応
じて油圧ジャッキシリンダがフレーム及びビルの構造体
を強制的に変位するようにしたため、ロックピンの着脱
を容易かつ正確に行うことが可能となり、建築作業の効
率を向上させることができ、特別な熟練を必要とせずに
簡易な操作で油圧ジャッキシリンダを運転することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】ビルの最上階を示すフレームの概略側面図であ
る。
【図4】ロックピンを抜く場合のジャッキアップ装置の
上昇作動を説明する概略図である。
【図5】ロックピンで係止する場合のジャッキアップ装
置の上昇及び下降作動を説明する概略図である。
【図6】制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】最上階を上昇させる際のジャッキアップ装置の
作動を示す概略図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 マスト 3 油圧ジャッキシリンダ 4 ストロークセンサ 20 制御装置 24 操作部 51 ストローク位置検出手段 52 基本変位量設定手段 53 強制変位量設定手段 54 ストローク量演算手段 55 駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 和廣 三重県津市雲出鋼管町(番地なし) カヤ バ工業株式会社三重工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築中のビルの上部に配置されるフレー
    ムと、ビルの構造体に連結されるとともに、ロックピン
    を介して前記フレームを支持する複数のマストと、各マ
    ストを介してフレームを上下方向に変位させる複数の油
    圧ジャッキシリンダとを備えたジャッキアップ式ビル建
    築装置において、前記各油圧ジャッキシリンダのストロ
    ーク位置を検出する手段と、各油圧ジャッキシリンダの
    基本変位量を設定する手段と、同じく各油圧ジャッキシ
    リンダの強制変位量を設定する手段と、前記基本変位量
    と前記強制変位量の設定値から油圧ジャッキシリンダの
    目標ストローク量を演算する手段と、前記ストロークの
    検出値が前記目標ストローク量に等しくなるよう油圧ジ
    ャッキシリンダを駆動する手段とを備えたことを特徴と
    するジャッキアップ式ビル建築装置。
JP14520593A 1993-06-16 1993-06-16 ジャッキアップ式ビル建築装置 Pending JPH074061A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14520593A JPH074061A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ジャッキアップ式ビル建築装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14520593A JPH074061A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ジャッキアップ式ビル建築装置

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ID=15379837

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JP14520593A Pending JPH074061A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ジャッキアップ式ビル建築装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007241422A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Primotech:Kk カード処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007241422A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Primotech:Kk カード処理装置

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