JPH07405B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH07405B2
JPH07405B2 JP22149185A JP22149185A JPH07405B2 JP H07405 B2 JPH07405 B2 JP H07405B2 JP 22149185 A JP22149185 A JP 22149185A JP 22149185 A JP22149185 A JP 22149185A JP H07405 B2 JPH07405 B2 JP H07405B2
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rack
sun gear
tooth portion
gear
carriage
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JP22149185A
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佳郎 打方
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はキャリジ上にインクリボンを搭載して印字を行
う記録装置に関し、特に、本体に設けたラックとキャリ
ジに設けた遊星ギヤとの接続,切離によってインクリボ
ンの巻取り駆動力の伝達,停止を行う記録装置に関す
る。
〔従来技術〕
プリンタ、ファクシミリあるいはタイプライタ等の記録
装置には、キャリジ上にインクリボンを搭載し、インク
リボンを印字ヘッドと用紙の間に送給しながらインクを
転写する型式のものがある。
この種の記録装置のインクリボン駆動機構として、太陽
ギヤおよび遊星ギヤを軸支した揺動可能なアームをキャ
リッジに設け、本体に設けたラックと遊星ギヤとの接
続,切離により、リボン巻取り駆動力の伝達,停止を行
う構成のものが採用されている。
ところで、従来のリボン駆動機構においては、ラックの
遊星ギヤとの噛合い歯面からの垂線すなわち面圧方向と
ラックのピッチ線との間の角度が比較的小さく(例えば
20度以下に)設定され、したがって前記面圧方向と直角
をなす摩擦力の方向とラックの垂線すなわち遊星ギヤを
切離させる時の抜き方向との間の角度も同様に小さく設
定されていた。
しかし、このような従来の配置設定では、遊星ギヤの抜
き方向の前記摩擦力の成分が大きいため抜き抵抗が大き
くなり、遊星ギヤを切離させる時の所要動力が大きいと
いう問題があった。
〔目的〕
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決で
き、ラックと遊星ギヤとの接続および切離の動作を確実
に行いうるとともに、切離時の抜き抵抗力を減少させう
る記録装置のリボン駆動機構を提供することである。
〔概要〕
本発明は、キャリッジにインクリボンを搭載し、かつ太
陽ギヤおよび遊星ギヤを軸支した揺動可能なアームを前
記キャリッジに設け、本体に設けたラックの歯部と前記
遊星ギヤの歯部との接続、切離によりリボン巻取り駆動
力の伝達、停止を行う記録装置において、前記遊星ギヤ
を前記太陽ギヤより前記キャリッジの記録時の移動方向
に関して前側に位置せしめ、前記ラックの歯部と前記遊
星ギヤの歯部との噛合い歯面からの垂線が、前記太陽ギ
ヤの中心または該太陽ギヤの中心より前記ラック側を通
り、かつ前記噛合い歯面からの垂線と前記ラックの歯部
のピッチ線との間の角度を21度以上にする構成とするこ
とにより、上記目的を達成するものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る熱転写プリンタ(記録
装置)のリボン駆動機構の平面を示し、第2図は第1図
の線II−IIに反った部分縦断面図である。
第1図および第2図において、プラテン兼用の紙送りロ
ーラ1によつて用紙2がバックアップされ、その前側に
は該紙送りローラと平行にガイドシャフト3が設置さ
れ、該ガイドシャフトにキャリジ4が矢印A方向に移動
可能に案内支持されている。
キャリジ4にはインクリボンカセット5(第2図)が搭
載され、印字ヘッド6と用紙2との間にインク転写用の
インクリボンを送給しうるようになっている。
キャリジ4には印字ヘッド6を圧接離反させるためのソ
レノイド7が設けられている。
一方、キャリジ4には軸8を中心に揺動可能なアーム9
が設けられている。
前記アーム9上には、揺動中心8と同じ位置に太陽ギヤ
10が軸支され、さらに、該太陽ギアと常時噛う遊星ギヤ
11が軸支されている。
記録装置本体にはキャリジ4の移動方向Aと平行に延び
るラック12が設置されている。
前記アーム9の一端(第1図中の左端)には印字ヘッド
6近傍位置まで延びた駆動ロッド13が連結されており、
該アーム9の他端には該アームを時計方向に付勢し遊星
ギヤ11をラック12に圧接させるスプリング14が掛止めさ
れている。
前記太陽ギヤ10はインクリボン駆動軸(通常インクリボ
ンカセットの巻取り軸)に摩擦クラッチを介して同軸関
係または他のギヤを通して連動されている。(図示せ
ず) 第1図および第2図は印字ヘッド6が用紙2に圧接され
た印字可能な状態に示す。
この状態では、ソレノイド7がオンになり印字ヘッド6
は戻しスプリング(図示せず)に抗して用紙2に圧接さ
れ、一方、アーム9はスプリング14で時計方向に付勢さ
れ、遊星ギヤ11がラックに圧接され、かつ、駆動ロッド
13は印字ヘッド6から離れている。
したがって、キャリジ4が印字方向(第1図の右向き)
に駆動されるとラック12に接続された遊星ギヤ11を介し
て太陽ギヤ10が駆動され、インクリボン巻取りが行われ
る。
ソレノイド7をオフにすると印字ヘッド6が戻しスプリ
ング(図示せず)により用紙2から離反(ヘッドアッ
プ)する方向へ移動(回動)し、この動きが駆動ロッド
13に伝わり、アーム9がスプリング14に抗して反時計方
向へ回動され、遊星ギヤ11がラック12から切離されリボ
ン巻取り駆動力が停止される。
第3図は第1図の部分拡大平面図を示す。
第3図において、遊星ギヤ11は太陽ギヤ10より印字方向
(右方向)すなわちキャリッジ4の記録時の移動方向に
関して前側に位置しており、かつ、ラック12の歯部と遊
星ギヤ11の歯部との噛合い歯面からの垂線Xは太陽ギヤ
10の中心8より距離Sだけラック12側を通り、前記噛合
い歯面から垂線Xとラックの歯部のピッチ線Pとの間の
角度θは21度以上(例えば45度程度)になるよう配置さ
れている。
図示の例では、遊星ギヤ11の歯形がインボリュート歯形
にされ、ラック12の歯形は噛合面(左側面)の傾斜がゆ
るく右側面の傾斜がきつい非対称形の歯形にされ、これ
によって噛合い面からの垂線Xとラックのピッチ線Pと
の間の角度を容易に21度以上(好ましくは45度以上)に
設定しうるようになっている。
なお、駆動力伝達時には駆動力Fは噛合い面に垂直に作
用するので、前記垂線Xは駆動力Fの方向とほぼ一致し
ている。
また、前記垂線Xと太陽ギヤ10の中心との距離Sは、駆
動ロッド13を介して伝えられる切離力Wを小さくするた
めには、できるだけ小さいことが好ましい。
以上の構成によれば、ラックの遊星ギヤ11との噛合い面
からの垂線Xが太陽ギヤ10の中心8よりラック12側を通
るよう配置して駆動力によりアーム9に作用するモーメ
ントが常に時計方向になるよう設定したので、スプリン
グ14のばね力をその分小さくすることができる。
また、前記垂線Xとラック12のピッチ線Pとの間の角度
θを21度以上と大きく設定したので、これと、直角の方
向に作用する摩擦力μFをその分減少させることがで
き、遊星ギヤ11を切離すときの抜き抵抗が減少し、駆動
ロッド13からの切離駆動力Wを小さくすることができ、
かつ、円滑に切離させることができる。
さらに、太陽ギヤ10と前記垂線Xとの距離Sを小さくし
例えば零または微小な値にすれば、前記切離駆動力Wを
一層小さくすることができる。
こうして、インクリボン駆動力伝達機構の所要駆動力を
小さく設定することが可能となり、余分な動力を節減す
ることができ、装置の小型化を図ることもできる。
なお、本発明はカセット式でないインクリボンの駆動力
伝達機構に対しても同様に適用できる。
〔効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、キャ
リッジにインクリボンを搭載し、かつ太陽ギヤおよび遊
星ギヤを軸支した揺動可能なアームを前記キャリッジに
設け、本体に設けたラックの歯部と前記遊星ギヤの歯部
との接続、切離によりリボン巻取り駆動力の伝達、停止
を行う記録装置において、前記遊星ギヤを前記太陽ギヤ
より前記キャリッジの記録時の移動方向に関して前側に
位置せしめ、前記ラックの歯部と前記遊星ギヤの歯部と
の噛合い歯面からの垂線が、前記太陽ギヤの中心または
該太陽ギヤの中心より前記ラック側を通り、かつ前記噛
合い歯面からの垂線と前記ラックの歯部のピッチ線との
間の角度を21度以上にする構成としたので、ラックと遊
星ギヤとの接続および切離の動作を確実に行うとともに
切離時の抜き抵抗力を減少させることができ、それによ
って、インクリボン駆動力の伝達、遮断を行うための動
力を減少させることができる記録装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る記録装置のリボン巻取
り駆動力伝達機構を示す平面図、第2図は第1図中の線
II−IIに沿った部分縦断面図、第3図は第1図の部分拡
大平面図である。 4……キャリジ、5……インクリボンカセット、8……
太陽ギヤの中心、9……アーム、10……太陽ギヤ、11…
…遊星ギヤ、12……ラック、X……噛合い面からの垂
線、P……ラックのピッチ線、θ……角度。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリッジにインクリボンを搭載し、かつ
    太陽ギヤおよび遊星ギヤを軸支した揺動可能なアームを
    前記キャリッジに設け、本体に設けたラックの歯部と前
    記遊星ギヤの歯部との接続、切離によりリボン巻取り駆
    動力の伝達、停止を行う記録装置において、 前記遊星ギヤを前記太陽ギヤより前記キャリッジの記録
    時の移動方向に関して前側に位置せしめ、前記ラックの
    歯部と前記遊星ギヤの歯部との噛合い歯面からの垂線
    が、前記太陽ギヤの中心または該太陽ギヤの中心より前
    記ラック側を通り、かつ前記噛合い歯面からの垂線と前
    記ラックの歯部のピッチ線との間の角度を21度以上にす
    ることを特徴とする記録装置。
JP22149185A 1985-10-04 1985-10-04 記録装置 Expired - Lifetime JPH07405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22149185A JPH07405B2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22149185A JPH07405B2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6280085A JPS6280085A (ja) 1987-04-13
JPH07405B2 true JPH07405B2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=16767544

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JP22149185A Expired - Lifetime JPH07405B2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1211168B (it) * 1987-07-02 1989-10-06 Olivetti & Co Spa Cartuccia per un nastro di scrittura multiuso per macchine stampanti
JP4510391B2 (ja) * 2003-03-10 2010-07-21 コクヨ株式会社 印字装置

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JPS6280085A (ja) 1987-04-13

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