JPH0740000B2 - 透光性シート状物に対する光の透過方法 - Google Patents

透光性シート状物に対する光の透過方法

Info

Publication number
JPH0740000B2
JPH0740000B2 JP22303387A JP22303387A JPH0740000B2 JP H0740000 B2 JPH0740000 B2 JP H0740000B2 JP 22303387 A JP22303387 A JP 22303387A JP 22303387 A JP22303387 A JP 22303387A JP H0740000 B2 JPH0740000 B2 JP H0740000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
film
transmitting
linearly polarized
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22303387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6466549A (en
Inventor
富夫 中村
徳治 高橋
和三 古田
庸生 澤住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP22303387A priority Critical patent/JPH0740000B2/ja
Publication of JPS6466549A publication Critical patent/JPS6466549A/ja
Publication of JPH0740000B2 publication Critical patent/JPH0740000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/89Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles
    • G01N21/8901Optical details; Scanning details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は透光性シート状物に光を透過し、透光性シート
状物に存在する欠陥あるいは画像を検出する方法におい
て、シート状物の主屈折率の向きの変化により発生する
ノイズを低減する方法に関する。
〔従来の技術〕
透光性のシート状物にフライングスポット方式でレーザ
光を透過し、その透過光によりシート状物の欠陥を検出
する方法におけるノイズ低減の方法が特開昭59-220635
に提案されている。
その方法によるとレーザ光のシート状物表面に向けて入
射する直線偏光を入射面に平行にし、かつこの入射角を
略ブリュースター角に選定することによりシート状物を
通るレーザ光の干渉をなくしノイズが低減される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の方法ではレーザ光がシート状物を通るときの
0次光と1次光との間の干渉によるノイズを低減するこ
とは可能であるが、シート状物が光学的異方性を有しそ
の状態がシート状物の巾方向の位置で変る場合の光学的
異方性に起因するノイズを低減することができない。例
えばベースフィルム等に利用される2軸延伸オリエステ
ルフィルムは延伸により生じた配向による主屈折率の軸
の向きが巾方向で変化する。このようなフィルムに同一
の向きの直線偏光を透過させるとフィルムの光学的異方
性に起因するノイズが発生する。本発明は上述の光学的
異方性に起因するノイズを低減させる方法を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
光学的異方性を有する透光性シート状物に、フライング
スポット方式で直線偏光を照射し、、その透過光を受光
装置で受光する光の透過方法において、前記透光性シー
ト状物の照射位置における主屈折率の軸の向きの傾き角
に応じ、前記直線偏光の向きを変えて光学的異方性に起
因するノイズを低減する。
〔作用〕
透光性シフィルムの巾方向に主屈折率の軸のふれ角θが
直線状に変化するときは、巾方向に直線状にスキャニン
グされる直線偏光の方向をスキャニングと同期させのこ
ぎり波形で変化させその振巾を適当に調整すると、透過
光の光学的異方性による影響が補償され強度透過率が一
定となりノイズ発生原因が除かれる。透光性フィルムの
巾方向の主屈折率の変化が正弦波状に変化するときは、
直線偏光の角度を正弦波状に変化させることによりノイ
ズ発生原因が除かれる。
〔実施例〕
以下図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。図
において1は2軸延伸のポリエチレンテレフタレートフ
ィルムであり図示の矢印方向へ搬送される。直線偏光レ
ーザ発振器2で放射されるレーザ光はファラデー素子3
を透過しポリゴンミラー4でスキャニングされながらポ
リエチレンテレフタレートフィルムを透過して受光装置
6に入射する。ファラデー素子3は入力電流の大きさに
より通過する直線偏光の向きの回転角度を変える機能を
有しており制御装置5により制御されこれを通過するレ
ーザ光の偏光の向きをコントロールする。レーザ光の検
出装置7はレーザ光の走査線8上に配置されている。レ
ーザ発振器2より放射されるレーザ光の偏光の向きはフ
ァラデー素子により回転させられないときにフィルム1
への入射面と平行となるように配置されている。またフ
ィルム1へのレーザ光の入射角βは略ブリュースター角
となるように配置されている。このように構成すること
によりフィルム1を1度透過した透過光と、フィルム1
の表裏2面で反射されて透過した透過光との間で発生す
る干渉を小さくして、これに起因するノイズを低減でき
る。2軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィル
ムは光学的異方性を有しその屈折率はテンソルであり3
つの互に直角方向の主軸を有する。その内2つの主軸は
フィルム面と平行な方向に存在する。第2図(a)に前
記主軸の向きが示されている。すなわちフィルムの端I
から端IIにわたる円弧状の曲線10はそれに接する接線が
その接点での屈折率の1つの主軸を示し他の主軸11,11
…は図示の如く曲線10と直交する。主軸11,11とフィル
ムの長手方向との間の角度θは第2図(b)に示すよう
にフィルムの一端から他にかけて−θ0からθ0へと直線
状に変化する。このような変化に対応してファラデー素
子3はフィルム上のスキャン位置IからIIへかけてレー
ザ光の偏光の向きを第2図(c)のグラフに示すように
のこぎり波形で変化させる。検出装置7を用いてスキャ
ニングするレーザの位置をとらえ、制御装置5のタイミ
ングをとることができるので、第2図(c)で示すよう
にこれらを同期させて制御することができる。第2図
(c)のグラフの横軸はレーザ光のスキャン位置を示し
I,IIは各々フィルムの両端を示す。レーザ光の偏光の回
転角の振巾は適当な値に調整される。第2図(a)は本
実施例における装置からファラデー素子3を除き、レー
ザ光の偏光角を調整しなかった場合の受光装置の出力を
示し、図において横軸はレーザ光のフィルム巾方向照射
位置を示し縦軸はレーザ光の明るさを示す。グラフに波
状に現われたのはフィルムの光学的異方性に起因するノ
イズである。第2図(e)は本実施例により前記ノイズ
を低減した場合の第2図(d)と同様のグラフである。
第2図(d)と(e)を比較するとノイズが著しく低減
されている。このようにノイズの低減された透過光によ
ると、フィルム上に存在する疵は透過光を散乱すること
により受光装置6に入射する光を弱めその出力に現れ容
易に識別可能となる。
本実施例はフィルム上に存在する疵の検出装置に用いら
れたが発明はこれに限らずフィルム上に設けられた画像
の検出装置としても用いられることができる。
〔発明の効果〕
以上述べた如く本発明は光学的異方性を有するシート状
物を透過する比の光学的異方性に起因するノイズを低減
するので、これを疵の検出装置に用いるときは検出の精
度を高め、画像検出装置として用いるときは画像に発生
するノイズをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図(a)〜
(e)は同実施例における、透光性シートの光学的異方
性、照射直線偏光の回転角、および測定データを示すグ
ラフである。 1……ポリエチレンテレフタレートフィルム、2……レ
ーザ発振器、3……ファラデー素子、4……ポリゴンミ
ラー、5……制御装置、6……受光装置 7……検出装置、8……走査線
フロントページの続き (72)発明者 澤住 庸生 東京都日野市さくら町1番地 小西六写真 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−220635(JP,A) 特開 昭62−157549(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的異方性を有する透光性シート状物
    に、フライングスポット方式で直線偏光を照射し、その
    透過光を受光装置で受光する光の透過方法において、前
    記透光性シート状物の照射位置における主屈折率の軸の
    向きの傾き角に応じ、前記直線偏光の向きを変えること
    を特徴とする透光性シート状物に対する光の透過方法。
  2. 【請求項2】前記透光性シート状物に照射する直線偏光
    の入射角を略ブリュースター角とする特許請求の範囲第
    1項記載の透光性シート状物に対する光の透過方法。
JP22303387A 1987-09-08 1987-09-08 透光性シート状物に対する光の透過方法 Expired - Lifetime JPH0740000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22303387A JPH0740000B2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08 透光性シート状物に対する光の透過方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22303387A JPH0740000B2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08 透光性シート状物に対する光の透過方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6466549A JPS6466549A (en) 1989-03-13
JPH0740000B2 true JPH0740000B2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=16791794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22303387A Expired - Lifetime JPH0740000B2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08 透光性シート状物に対する光の透過方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740000B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102866163A (zh) * 2012-09-06 2013-01-09 中国科学院上海光学精密机械研究所 检测激光损伤的装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6466549A (en) 1989-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0552762A (ja) ガラス板の異物検出装置
US4327287A (en) Laser scanning apparatus
JPH0740000B2 (ja) 透光性シート状物に対する光の透過方法
US4851696A (en) Apparatus for receiving radiation only within predetermined angular limits
GB2117897A (en) Detecting surface defects
JPH06242391A (ja) 光走査型画像読取装置
JPS588444B2 (ja) 変位測定装置
JPH02189408A (ja) 粘着テープ検出装置
JPH0643969B2 (ja) シ−ト状物の欠陥検出方法
GB2120382A (en) Optical detection using polarized light
JPS59220636A (ja) シ−ト状物の欠陥検出装置
JP3256383B2 (ja) 表面検査装置
WO2022201910A1 (ja) 異物検査装置及び異物検査方法
JPS62142287A (ja) 反射型光センサ
JPS5813332Y2 (ja) 欠点検出器
JP2829736B2 (ja) シート状物の表面検査方法
JP2505331B2 (ja) 平板状物体の寸法および欠陥計測装置
JP2003104588A (ja) ライトバリアを用いた非透光性領域または対象の識別のための方法および装置
JPH06265811A (ja) ビーム偏向装置及び欠陥検査装置
JP3040882B2 (ja) ビーム径検査装置
JP3407004B2 (ja) デジタルデータ記録紙
JPH0694438A (ja) 光切断法による外観検査装置
JPH045556A (ja) 球体表面の傷検査装置
JP3026972B1 (ja) 物体表面の光沢度測定方法
JPH0894532A (ja) 表面検査装置