JPH0694438A - 光切断法による外観検査装置 - Google Patents
光切断法による外観検査装置Info
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- JPH0694438A JPH0694438A JP24393092A JP24393092A JPH0694438A JP H0694438 A JPH0694438 A JP H0694438A JP 24393092 A JP24393092 A JP 24393092A JP 24393092 A JP24393092 A JP 24393092A JP H0694438 A JPH0694438 A JP H0694438A
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- Japan
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- mark
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- slit image
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Abstract
(57)【要約】
【目的】被検査物の厚みとは無関係に被検査物の表面に
ついての検査結果であることを保証する。 【構成】レーザ光源3によりスリット像を被検査物1の
表面に形成し、スリット像をイメージセンサ6で撮像す
ることにより、光切断法を用いて被検査物1の外観を検
査する。被検査物1は一方向に移動しており、スリット
像の前後にはレーザ光源8a,8bによって位置検出マ
ークが投影される、スリット像と位置検出マークとは投
影方向が平行になっている。被検査物1の表面での位置
検出マークの有無をマーク検出センサ9a,9bにより
検出し、判定処理部10では、両マーク検出センサ9
a,9bが位置検出マークを検出している期間にのみ検
査結果を有効とする。
ついての検査結果であることを保証する。 【構成】レーザ光源3によりスリット像を被検査物1の
表面に形成し、スリット像をイメージセンサ6で撮像す
ることにより、光切断法を用いて被検査物1の外観を検
査する。被検査物1は一方向に移動しており、スリット
像の前後にはレーザ光源8a,8bによって位置検出マ
ークが投影される、スリット像と位置検出マークとは投
影方向が平行になっている。被検査物1の表面での位置
検出マークの有無をマーク検出センサ9a,9bにより
検出し、判定処理部10では、両マーク検出センサ9
a,9bが位置検出マークを検出している期間にのみ検
査結果を有効とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検査物を一定方向に
移動させるとともに光切断法によって被検査物の外観形
状を検査する光切断法による外観検査装置に関するもの
である。
移動させるとともに光切断法によって被検査物の外観形
状を検査する光切断法による外観検査装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、直線状の光パターンを被検査
物の表面に形成し、その正反射光の位置を検出すること
によって被検査物の外観形状を検査する装置が提供され
ている。直線状の光パターンを形成する投光装置は各種
提案されており、たとえば、レーザビームをシリンドリ
カルレンズに通すことによって直線状の光パターンを形
成する装置がある。このような直線状の光パターンは、
直線状のスリットの像としても得ることができるから、
一般にはスリット像と呼ばれている。
物の表面に形成し、その正反射光の位置を検出すること
によって被検査物の外観形状を検査する装置が提供され
ている。直線状の光パターンを形成する投光装置は各種
提案されており、たとえば、レーザビームをシリンドリ
カルレンズに通すことによって直線状の光パターンを形
成する装置がある。このような直線状の光パターンは、
直線状のスリットの像としても得ることができるから、
一般にはスリット像と呼ばれている。
【0003】ところで、この種の外観検査装置では、被
検査物の表面に光パターンが照射されている間しか外観
形状を検査することができないから、光パターンが被検
査物の表面に形成されているかどうかを判断する必要が
ある。このような判断を行うために、図3に示すよう
に、被検査物1の移動方向(図3に矢印で示す)におい
て光パターンが形成されている位置の前後に位置検出セ
ンサ2a,2bを配設し、各位置検出センサ2a,2b
によって被検査物1の前端縁および後端縁の通過を検出
することが考えられている。すなわち、被検査物1が移
動してくると、まず光パターンよりも後方に配設されて
いる位置検出センサ2bにより被検査物1の前端縁が検
出され、図4(b)のように、位置検出センサ2bの出
力が立ち上がる。次に、光パターンよりも前方に配設さ
れている位置検出センサ2aにより被検査物1の前端縁
が検出され、図4(a)のように、位置検出センサ2a
の出力が立ち上がる。また、被検査物1の後端縁が位置
検出センサ2bにより検出されると図4(b)のよう
に、位置検出センサ2bの出力が立ち下がり、その後、
被検査物1の後端縁が位置検出センサ2aにより検出さ
れると図4(a)のように、位置検出センサ2aの出力
が立ち下がる。
検査物の表面に光パターンが照射されている間しか外観
形状を検査することができないから、光パターンが被検
査物の表面に形成されているかどうかを判断する必要が
ある。このような判断を行うために、図3に示すよう
に、被検査物1の移動方向(図3に矢印で示す)におい
て光パターンが形成されている位置の前後に位置検出セ
ンサ2a,2bを配設し、各位置検出センサ2a,2b
によって被検査物1の前端縁および後端縁の通過を検出
することが考えられている。すなわち、被検査物1が移
動してくると、まず光パターンよりも後方に配設されて
いる位置検出センサ2bにより被検査物1の前端縁が検
出され、図4(b)のように、位置検出センサ2bの出
力が立ち上がる。次に、光パターンよりも前方に配設さ
れている位置検出センサ2aにより被検査物1の前端縁
が検出され、図4(a)のように、位置検出センサ2a
の出力が立ち上がる。また、被検査物1の後端縁が位置
検出センサ2bにより検出されると図4(b)のよう
に、位置検出センサ2bの出力が立ち下がり、その後、
被検査物1の後端縁が位置検出センサ2aにより検出さ
れると図4(a)のように、位置検出センサ2aの出力
が立ち下がる。
【0004】したがって、両位置検出センサ2a,2b
がともに被検査物1を検知している期間、言い換えれ
ば、図4(c)のように、両位置検出センサ2a,2b
の立ち上がりから立ち下がりまでの期間が重複している
期間では、被検査物1の表面に光パターンが形成されて
いることになる。そこで、この期間の検査結果のみを有
効な検査結果として被検査物1の外観検査を行うように
している。従来構成では、このように固定的に設けた位
置検出センサ2a,2bによって光パターン1が被検査
物1の表面に形成されているかどうかを判断していた。
がともに被検査物1を検知している期間、言い換えれ
ば、図4(c)のように、両位置検出センサ2a,2b
の立ち上がりから立ち下がりまでの期間が重複している
期間では、被検査物1の表面に光パターンが形成されて
いることになる。そこで、この期間の検査結果のみを有
効な検査結果として被検査物1の外観検査を行うように
している。従来構成では、このように固定的に設けた位
置検出センサ2a,2bによって光パターン1が被検査
物1の表面に形成されているかどうかを判断していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光パターン
を形成する光束は被検査物1の表面に対して一定角度で
入射するから、図5に示すように、被検査物1の厚みt
1 ,t2 ,t3 (t1 <t2 <t3 )が変化すれば、光
パターンが形成される位置が被検査物1の移動方向にお
いて変化することになる。一方、被検査物1の前端縁か
ら後端縁までの間で、検査結果が無効となる長さをでき
るだけ短くするためには、両位置検出センサ2a,2b
の間隔をできるだけ小さくすることが必要である。
を形成する光束は被検査物1の表面に対して一定角度で
入射するから、図5に示すように、被検査物1の厚みt
1 ,t2 ,t3 (t1 <t2 <t3 )が変化すれば、光
パターンが形成される位置が被検査物1の移動方向にお
いて変化することになる。一方、被検査物1の前端縁か
ら後端縁までの間で、検査結果が無効となる長さをでき
るだけ短くするためには、両位置検出センサ2a,2b
の間隔をできるだけ小さくすることが必要である。
【0006】両位置検出センサ2a,2bの間隔が小さ
いと、光パターンの位置が少しずれるだけでも光パター
ンの形成される位置が両位置検出センサ2a,2bの間
から外れることになり、被検査物1の表面に光パターン
が形成されていることを位置検出センサ2a,2bによ
っては保証できなくなるという問題が生じる。本発明は
上記問題点の解決を目的とするものであり、被検査物の
厚みとは無関係に、被検査物の表面に光パターンが形成
されていることを保証することができるようにした光切
断法による外観検査装置を提供しようとするものであ
る。
いと、光パターンの位置が少しずれるだけでも光パター
ンの形成される位置が両位置検出センサ2a,2bの間
から外れることになり、被検査物1の表面に光パターン
が形成されていることを位置検出センサ2a,2bによ
っては保証できなくなるという問題が生じる。本発明は
上記問題点の解決を目的とするものであり、被検査物の
厚みとは無関係に、被検査物の表面に光パターンが形成
されていることを保証することができるようにした光切
断法による外観検査装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、一定方向に移動する被検査物の表面に
移動方向に対して直交する方向のスリット像を投影し、
投影方向とは異なる方向からスリット像を観測すること
によって被検査物の外観形状を検査する光切断法による
外観検査装置において、被検査物の移動方向におけるス
リット像の前後に位置検出マークとしての光パターンを
スリット像の投影方向と平行な方向から投影する第1の
位置検出マーク投影手段および第2の位置検出マーク投
影手段と、被検査物の表面に投影された各位置検出マー
クをそれぞれ検出する第1のマーク検出センサおよび第
2のマーク検出センサと、第1のマーク検出センサおよ
び第2のマーク検出センサの出力変化に基づいて被検査
物の表面に両位置検出マークが同時に形成されている期
間にのみ検査を有効とする判定手段とを具備しているの
である。
達成するために、一定方向に移動する被検査物の表面に
移動方向に対して直交する方向のスリット像を投影し、
投影方向とは異なる方向からスリット像を観測すること
によって被検査物の外観形状を検査する光切断法による
外観検査装置において、被検査物の移動方向におけるス
リット像の前後に位置検出マークとしての光パターンを
スリット像の投影方向と平行な方向から投影する第1の
位置検出マーク投影手段および第2の位置検出マーク投
影手段と、被検査物の表面に投影された各位置検出マー
クをそれぞれ検出する第1のマーク検出センサおよび第
2のマーク検出センサと、第1のマーク検出センサおよ
び第2のマーク検出センサの出力変化に基づいて被検査
物の表面に両位置検出マークが同時に形成されている期
間にのみ検査を有効とする判定手段とを具備しているの
である。
【0008】
【作用】上記構成によれば、被検査物の移動方向におけ
るスリット像の前後にスリット像の投影方向と平行な方
向から位置検出マークを投影する第1の位置検出マーク
投影手段および第2の位置検出マーク投影手段を設け、
各位置検出マークがそれぞれ被検査物の表面に形成され
ているかどうかを検出する第1のマーク検出センサおよ
び第2のマーク検出センサを設けているのであって、第
1の位置検出マークと第2の位置検出マークとは被検査
物の厚みとは無関係に必ずスリット像の前後に形成され
ることになって、第1の位置検出マークおよび第2の位
置検出マークがともに被検査物の表面に形成されている
期間には、スリット像も必ず被検査物の表面に形成され
ていることが保証されるのである。その結果、判定手段
では被検査物の移動方向におけるスリット像の前方に位
置検出マークが形成されたことを検出した時点から被検
査物の移動方向におけるスリット像の後方に形成された
位置検出マークが消滅したことを検出する時点までの期
間の検査を有効とすることによって、検査結果が被検査
物に関するものであることを保証することができるので
ある。
るスリット像の前後にスリット像の投影方向と平行な方
向から位置検出マークを投影する第1の位置検出マーク
投影手段および第2の位置検出マーク投影手段を設け、
各位置検出マークがそれぞれ被検査物の表面に形成され
ているかどうかを検出する第1のマーク検出センサおよ
び第2のマーク検出センサを設けているのであって、第
1の位置検出マークと第2の位置検出マークとは被検査
物の厚みとは無関係に必ずスリット像の前後に形成され
ることになって、第1の位置検出マークおよび第2の位
置検出マークがともに被検査物の表面に形成されている
期間には、スリット像も必ず被検査物の表面に形成され
ていることが保証されるのである。その結果、判定手段
では被検査物の移動方向におけるスリット像の前方に位
置検出マークが形成されたことを検出した時点から被検
査物の移動方向におけるスリット像の後方に形成された
位置検出マークが消滅したことを検出する時点までの期
間の検査を有効とすることによって、検査結果が被検査
物に関するものであることを保証することができるので
ある。
【0009】
【実施例】本実施例では、被検査物1がシート状であっ
てコンベア等の搬送装置により一定方向に搬送されてい
るものとする。この被検査物1に対して帯状の平行光線
束であるスリット像を投影するのであって、スリット像
は、図1および図2に示すように、レーザ光源3から放
射された光をシリンドリカルレンズ4に通して拡散させ
た後に、別のシリンドリカルレンズ5に通すことによっ
て得ることができる。すなわち、上述のようにして得た
帯状の平行光線束を表面が平坦な被検査物1に照射すれ
ば、被検査物1の表面には直線状のスリット像が形成さ
れることになる。このスリット像は、テレビカメラのよ
うな2次元の位置検出を行うことができるイメージセン
サ6によって撮像され、イメージセンサ6の出力がマイ
クロコンピュータ等よりなる画像処理部7に入力され
て、スリット像の形状等に基づいて被検査物1の表面形
状などが検査されるのである。イメージセンサ6として
は、1次元のイメージセンサとイメージセンサの長手方
向とは直交する方向に走査されるスキャンミラーとを組
み合わせたものを用いることもできる。
てコンベア等の搬送装置により一定方向に搬送されてい
るものとする。この被検査物1に対して帯状の平行光線
束であるスリット像を投影するのであって、スリット像
は、図1および図2に示すように、レーザ光源3から放
射された光をシリンドリカルレンズ4に通して拡散させ
た後に、別のシリンドリカルレンズ5に通すことによっ
て得ることができる。すなわち、上述のようにして得た
帯状の平行光線束を表面が平坦な被検査物1に照射すれ
ば、被検査物1の表面には直線状のスリット像が形成さ
れることになる。このスリット像は、テレビカメラのよ
うな2次元の位置検出を行うことができるイメージセン
サ6によって撮像され、イメージセンサ6の出力がマイ
クロコンピュータ等よりなる画像処理部7に入力され
て、スリット像の形状等に基づいて被検査物1の表面形
状などが検査されるのである。イメージセンサ6として
は、1次元のイメージセンサとイメージセンサの長手方
向とは直交する方向に走査されるスキャンミラーとを組
み合わせたものを用いることもできる。
【0010】ところで、スリット像を投影するレーザ光
源3とは別に、第1の位置検出マーク投影手段および第
2の位置検出マーク投影手段としての一対のレーザ光源
8a,8bが設けられている。レーザ光源8a,8b
は、シリンドリカルレンズ5を通してスリット像の投影
方向と平行な方向から被検査物1の表面に位置検出マー
クをそれぞれ投影する。すなわち、各レーザ光源8a,
8bにより投影される位置検出マークとレーザ光源3に
より投影されるスリット像との間隔は、被検査物1の厚
みとは無関係に一定になる。各位置検出マークの有無
は、それぞれ光電素子よりなるマーク検出センサ9a,
9bにより検出される。すなわち、各マーク検出センサ
9a,9bでは、反射率の違いなどによって被検査物1
の表面に位置検出マークが形成されているかどうかを検
出することができる。
源3とは別に、第1の位置検出マーク投影手段および第
2の位置検出マーク投影手段としての一対のレーザ光源
8a,8bが設けられている。レーザ光源8a,8b
は、シリンドリカルレンズ5を通してスリット像の投影
方向と平行な方向から被検査物1の表面に位置検出マー
クをそれぞれ投影する。すなわち、各レーザ光源8a,
8bにより投影される位置検出マークとレーザ光源3に
より投影されるスリット像との間隔は、被検査物1の厚
みとは無関係に一定になる。各位置検出マークの有無
は、それぞれ光電素子よりなるマーク検出センサ9a,
9bにより検出される。すなわち、各マーク検出センサ
9a,9bでは、反射率の違いなどによって被検査物1
の表面に位置検出マークが形成されているかどうかを検
出することができる。
【0011】各マーク検出センサ9a,9bの出力は判
定手段である判定処理部10に入力される。判定処理部
10では、被検査物1の移動方向についてスリット像よ
りも前方に形成される位置検出マークの有無を検出する
マーク検出センサ9aの出力によって被検査物1の前端
縁が検出されてから、スリット像よりも後方に形成され
る位置検出マークの有無を検出するマーク検出センサ9
bの出力によって被検査物1の後端縁が検出されるまで
の期間について、画像処理部7で得た検査結果を有効と
し、それ以外の期間の検査結果は無効にする。
定手段である判定処理部10に入力される。判定処理部
10では、被検査物1の移動方向についてスリット像よ
りも前方に形成される位置検出マークの有無を検出する
マーク検出センサ9aの出力によって被検査物1の前端
縁が検出されてから、スリット像よりも後方に形成され
る位置検出マークの有無を検出するマーク検出センサ9
bの出力によって被検査物1の後端縁が検出されるまで
の期間について、画像処理部7で得た検査結果を有効と
し、それ以外の期間の検査結果は無効にする。
【0012】上述した構成によって、両マーク検出セン
サ9a,9bで位置検出マークがそれぞれ検出されてい
る期間には、被検査物1の表面にスリット像が形成され
ていることが保証され、しかもこの関係は被検査物1の
厚みとは無関係であるから、被検査物1の厚みにかかわ
らず、検査結果を保証することができるのである。上述
した構成では、2つの位置検出マークの間隔を任意に設
定することができるから、被検査物1の表面のうち検査
対象としない領域の幅を調節することができる。また、
上記構成では2つのレーザ光源8a,8bを用いて2つ
の位置検出マークをそれぞれ形成しているが、1つのレ
ーザ光源からの光線を分岐して2つの位置検出マークを
形成するようにしてもよく、さらには、スリット像を形
成するレーザ光源3からの光線を分岐してスリット像と
2つの位置検出マークとを形成するようにしてもよい。
このような構成を採用すれば、投光部分の構成が簡単に
なる。
サ9a,9bで位置検出マークがそれぞれ検出されてい
る期間には、被検査物1の表面にスリット像が形成され
ていることが保証され、しかもこの関係は被検査物1の
厚みとは無関係であるから、被検査物1の厚みにかかわ
らず、検査結果を保証することができるのである。上述
した構成では、2つの位置検出マークの間隔を任意に設
定することができるから、被検査物1の表面のうち検査
対象としない領域の幅を調節することができる。また、
上記構成では2つのレーザ光源8a,8bを用いて2つ
の位置検出マークをそれぞれ形成しているが、1つのレ
ーザ光源からの光線を分岐して2つの位置検出マークを
形成するようにしてもよく、さらには、スリット像を形
成するレーザ光源3からの光線を分岐してスリット像と
2つの位置検出マークとを形成するようにしてもよい。
このような構成を採用すれば、投光部分の構成が簡単に
なる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、被検査物の移動
方向におけるスリット像の前後にスリット像の投影方向
と平行な方向から位置検出マークを投影する第1の位置
検出マーク投影手段および第2の位置検出マーク投影手
段を設け、各位置検出マークがそれぞれ被検査物の表面
に形成されているかどうかを検出する第1のマーク検出
センサおよび第2のマーク検出センサを設けているので
あって、第1の位置検出マークと第2の位置検出マーク
とは被検査物の厚みとは無関係に必ずスリット像の前後
に形成されることになって、第1の位置検出マークおよ
び第2の位置検出マークがともに被検査物の表面に形成
されている期間には、スリット像も必ず被検査物の表面
に形成されていることが保証される。その結果、判定手
段では被検査物の移動方向におけるスリット像の前方に
位置検出マークが形成されたことを検出した時点から被
検査物の移動方向におけるスリット像の後方に形成され
た位置検出マークが消滅したことを検出する時点までの
期間の検査を有効とすることによって、検査結果が被検
査物に関するものであることを保証することができると
いう利点を有するのである。
方向におけるスリット像の前後にスリット像の投影方向
と平行な方向から位置検出マークを投影する第1の位置
検出マーク投影手段および第2の位置検出マーク投影手
段を設け、各位置検出マークがそれぞれ被検査物の表面
に形成されているかどうかを検出する第1のマーク検出
センサおよび第2のマーク検出センサを設けているので
あって、第1の位置検出マークと第2の位置検出マーク
とは被検査物の厚みとは無関係に必ずスリット像の前後
に形成されることになって、第1の位置検出マークおよ
び第2の位置検出マークがともに被検査物の表面に形成
されている期間には、スリット像も必ず被検査物の表面
に形成されていることが保証される。その結果、判定手
段では被検査物の移動方向におけるスリット像の前方に
位置検出マークが形成されたことを検出した時点から被
検査物の移動方向におけるスリット像の後方に形成され
た位置検出マークが消滅したことを検出する時点までの
期間の検査を有効とすることによって、検査結果が被検
査物に関するものであることを保証することができると
いう利点を有するのである。
【図1】実施例を示す概略構成図である。
【図2】実施例の要部の斜視図である。
【図3】従来例の要部の側面図である。
【図4】従来例の動作説明図である。
【図5】従来例の問題点を示す動作説明図である。
1 被検査物 3 レーザ光源 4 シリンドリカルレンズ 5 シリンドリカルレンズ 6 イメージセンサ 7 画像処理部 8a レーザ光源 8b レーザ光源 9a マーク検出センサ 9b マーク検出センサ 10 判定処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 一定方向に移動する被検査物の表面に移
動方向に対して直交する方向のスリット像を投影し、投
影方向とは異なる方向からスリット像を観測することに
よって被検査物の外観形状を検査する光切断法による外
観検査装置において、被検査物の移動方向におけるスリ
ット像の前後に位置検出マークとしての光パターンをス
リット像の投影方向と平行な方向から投影する第1の位
置検出マーク投影手段および第2の位置検出マーク投影
手段と、被検査物の表面に投影された各位置検出マーク
をそれぞれ検出する第1のマーク検出センサおよび第2
のマーク検出センサと、第1のマーク検出センサおよび
第2のマーク検出センサの出力変化に基づいて被検査物
の表面に両位置検出マークが同時に形成されている期間
にのみ検査を有効とする判定手段とを具備することを特
徴とする光切断法による外観検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24393092A JPH0694438A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 光切断法による外観検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24393092A JPH0694438A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 光切断法による外観検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694438A true JPH0694438A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17111144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24393092A Withdrawn JPH0694438A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 光切断法による外観検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694438A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9701613B2 (en) | 2011-09-23 | 2017-07-11 | Enzychem Lifesciences Corporation | Preparation method of 1-palmitoyl-3-acetylglycerol, and preparation method of 1-palmitoyl-2-linoleoyl-3-acetylglycerol using same |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP24393092A patent/JPH0694438A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9701613B2 (en) | 2011-09-23 | 2017-07-11 | Enzychem Lifesciences Corporation | Preparation method of 1-palmitoyl-3-acetylglycerol, and preparation method of 1-palmitoyl-2-linoleoyl-3-acetylglycerol using same |
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