JPH0739832U - 簡易型サウナ装置 - Google Patents

簡易型サウナ装置

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JPH0739832U
JPH0739832U JP7063593U JP7063593U JPH0739832U JP H0739832 U JPH0739832 U JP H0739832U JP 7063593 U JP7063593 U JP 7063593U JP 7063593 U JP7063593 U JP 7063593U JP H0739832 U JPH0739832 U JP H0739832U
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JP
Japan
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plate
temperature
heating unit
box body
chair
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Application number
JP7063593U
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English (en)
Inventor
靖 毛利
Original Assignee
株式会社サン・ロード
三枝乾電池株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭用サウナに存在していた寸法・重量の問
題すなわち設置スペース,搬入・移動時の取り扱いの容
易性,省電力等の問題点を一挙に解消した簡易型サウナ
装置を得る。 【構成】 箱体をそれぞれ組立分解可能な底板1,横板
2,3,背板4,上蓋5および前板6,7で構成し、該
箱体内に移動自在の椅子10を収設するとともに、この
椅子10内に加熱部20を収設し、この過熱部20をタ
イマー,温度設定器およびサーモスタットからなる温度
制御部30で制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は簡易型サウナ装置に係り、特に組立,分解が容易な簡易型サウナ装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に家庭にサウナを設置したいという要望が年々増加し、需要も拡大してい る。このサウナ装置は、サウナ室を囲む箱体の内部に熱線を放射するヒータを設 けたもので、部屋の隅に上記箱体を設置することにより室内にサウナバスを設け ることができるもので、種々のサウナ装置が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のサウナ装置は、住宅内に欲しい設備の一つではあるものの、住宅内の限 られたスペースには持ち込みにくいのが現状であり、その上、1日僅かの時間( 例えば1〜2時間)しか使用しない設備のために大きなスペースを専用化するこ とは無駄が多かった。
【0004】 また、従来の家庭用サウナはいわゆる「サウナボックス型」ともいわれ、寸法 が高さ1.5m〜2m,幅0.6〜1m,奥行0.7〜1mであり、重量も50 kg〜100kgあり、家庭に設置する場合、設置スペース、そして搬入・移動 の際に取り扱い難いという問題があった。また、消費電力も1KW〜1.5KW と大きく、電気料金およびコンセントの増設等の問題点が多かった。
【0005】 このような問題点を解消するため、「簡易型」ともいわれる椅子部と電熱部と 頭部以外の身体を被う外套部から構成される家庭用サウナもあるが、寸法・重量 の問題は解消できても消費電力の点は解消されなかった。
【0006】 本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、家庭用サウ ナに存在していた寸法・重量の問題すなわち設置スペース,搬入・移動時の取り 扱いの容易性,省電力等の問題点を一挙に解消した簡易型サウナ装置を提供する ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の簡易型サウナ装置は、本願の簡易型サウ ナ装置は、底板,横板,背板,上蓋および前板からなる箱体と、前記箱体の底板 上に移動自在に配設された椅子と、前記箱体内部を加熱する加熱部と、前記加熱 部への通電を制御する温度制御部からなり、前記箱体を前記各底板,横板,上蓋 および前板の各相互間に形成された嵌合溝と嵌合突起の嵌合により組立分解可能 に構成し、前記加熱部を前記椅子内に収納するとともに、前記温度制御部を、前 記加熱部への通電時間を規定するタイマーと、前記箱体内の温度を設定する温度 設定器と、該温度設定器による前記箱体内の設定温度を検出して前記タイマーと 共働して前記加熱部への通電を制御する温度検出素子によって構成したことを特 徴とする。
【0008】 また、前記椅子を木製の基枠と、この基板内に形成された放熱口としての開口 部と、当該基枠の内壁面に装着された放熱板によって構成し、前記加熱部を前記 放熱板内に配設された熱反射板の内側に配設され発熱部と温度ヒューズによって 構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
底板,横板,背板,上蓋および前板を嵌合溝と嵌合突起の関連にもとずいて組 立てて箱体を形成し、この箱体内に移動自在の椅子を配設する。椅子に収納され た加熱部をタイマーと温度設定器およびサーモスタット等からなる温度制御部に よって箱体内の温度を制御する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1〜図5を参照しながら説明する。
【0011】 図1は本考案の実施例による簡易型サウナ装置の箱体の展開図を示すもので、 1は長方形状の底板であって、この底板1の周縁には嵌合溝1a〜1dが設けら れている。2は、傾斜辺2eを有するほぼ長方形状の横板であって、嵌合突起2 a,2cと嵌合溝2b,2dが設けられている。3は、傾斜辺3eを有するほぼ 長方形状の横板であって、嵌合突起3a,3cと嵌合溝3b,3dが設けられて いる。4は嵌合辺4a〜4dを有する長方形状の背板であって、この背板4には コード取付穴8が設けられている。5は上蓋であって、この上蓋5には嵌合溝5 a〜5cが配設されているとともに、首出し孔9が形成されている。6は嵌合辺 6a〜6dを有する第1の前板、7は嵌合溝7a〜7cが設けられた第2の前板 であって、これらの各板は木製である。
【0012】 上記構成の箱体の組立にあたって、底板1をその嵌合溝1a〜1dを上側にし て設置し、後述する加熱部入り椅子10を配置する。次に、横板2と3を底板1 に垂設する。横板2と3の垂設にあたって、底板1の嵌合溝1aに横板2の嵌合 突起2aを嵌合するとともに嵌合溝1bに横板3の嵌合突起3aを嵌合する。更 に、背板4を横板2,3に嵌合する。この場合、背板4の嵌合辺4a,4bを横 板2,3の嵌合溝2b,3bに合せ差し込むとともに、嵌合辺4cを底板1の嵌 合溝1cに嵌合する。しかる後に、上蓋5の嵌合溝5a,5bに横板2,3の嵌 合突起2c,3cを嵌合する。その際に、図3に示すように背板4の取付穴8に ゴムパッキン36を取付ける。かかる状態において、第1の前板6の嵌合辺6b ,6cを横板2,3の嵌合溝2c,3cにスライドさせながら、嵌合辺6aを底 板1の嵌合溝1dに嵌合する。最後に第2の前板7の嵌合溝7a,7bを第1の 横板2の嵌合辺2e、第2の横板3の嵌合辺3eにスライドさせながら第2の前 板7をセットして、図5に示すように、箱体の組立が完了する。
【0013】 図2は本考案の実施例に用いる加熱部入り椅子10の構成を示すもので、図2 の(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図、(D)は背面図である 。図2に示すように、椅子10には加熱部20が収設されており、椅子10は直 方体状の基枠11と、この基枠11の前面開口部に設けられた保護枠12と、基 枠11の内壁面に装着されたステンレス鋼製の熱反射兼放熱盤13が構成される 。
【0014】 基枠11の前面開口部は放熱口14aを形成し、基枠11の側面開口部は放熱 口14bを形成する。放熱盤13には空気孔15が設けられている。また、放熱 盤13内に位置して加熱部20が配設されている。この加熱部20は、基枠11 の前面開口端部から後方に向けて伸設された熱反射板21と、この熱反射板21 内に配設された熱源である石英管ヒータ22a,22bによって構成されている 。
【0015】 サウナ装置のサウナボックス内の温度調節は、図3に示すように、温度制御部 30によって実行される。温度制御部30は、タイマー回路(T)31と温度設 定器32および温度感知素子であるサーモスタット33によって構成され、サウ ナボックスの背板4の穴8に嵌挿されたゴムパッキン36に挿通するリード線3 4によって加熱部20に電気的に接続されるとともに、リード線35によって電 源(図示せず)に接続される。
【0016】 上記実施例によるサウナ装置では、箱体を構成する各板部材の嵌合溝と嵌合突 起は、図1に示す実施例に限定されるものではなく、適宜任意の組合せでもよい 。また、熱源として石英管ヒータを用いたが、これに代って赤外線ヒータ等でも 良い。
【0017】 また、箱体を分解する場合は、前述の組立順序と逆の手順により分解すれば良 い。分解した後は各板材をまとめておけば、不使用時のスペースは非常に小さく て済む。
【0018】 上記構成の簡易型サウナ装置において、箱体の組立が完了した後に、図3に示 す温度制御回路30を電源に接続して加熱部20に電力を供給する。加熱部20 の定格電力はAC100V,800W程度であり、比較的に省エネルギー型であ る。また、省エネルギーと安全のために60分タイマーと強弱切スイッチを付け ている。加熱部20は直接電源が人体に接触しないように加工し、低電力で高熱 量が得られるように反射盤と放熱盤を組み合わせている。庫内温度はサーモスタ ット33により80℃〜90℃に調節でき、比較的低温で発汗するようになって いる。タイマーを入浴時間よりも10分間多くセットする。次に切換スイッチ「 強」にし、10分間庫内を予熱した後、入室(入浴)する。入室の際、暑く感じ るようであったら、「弱」にする。
【0019】 タイマーをセットし、次に温度設定器32を下記のように「強」「弱」に合せ るとスタートする。
【0020】 「強」・・・サーモスタット 90℃・・・電力800W 「弱」・・・サーモスタット 80℃・・・電力400W 「切」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0W タイマーを「0」にすると、電気部は「切」の状態であり、また、タイマーを 何分間にセットした場合、スイッチを「強」又は「弱」にした場合、オンになる が、「切」の場合は作動せず「オフ」の状態である。更に安全を増すために12 0℃の温度ヒューズが設けられている。
【0021】 図2に示すように、ヒータ管の上にステンレス製のカバーを設け、直接ヒータ の熱が人体(特に足)に接しないようにしている。また、ステンレス製のカバー が反射盤の役目を果たし、熱量を上昇させ、早く汗を出すようにしている。さら にはステンレス板が放熱の役目を果しており、ために椅子にかかる熱を和らげて いる。椅子の木材も耐熱性のものを使用して、使用が火傷しないように工夫が施 されているとともに、サーモスタットを設けて安全を確保している。
【0022】 使用者は、入庫(入浴)にあたって、箱体の第2の前板7を取り外し入庫し、 しかる後に当該第2の前板7をセットする。入庫した後は、図4に示すように、 上蓋5の首出し孔9を大きくして使用者40の身長及び座高の差を椅子の位置の 移動により調節することが出来る。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、以上の如くであって、底板,横板,背板,上蓋および前板からなる 箱体と、前記箱体の底板上に移動自在に配設された椅子と、前記箱体内部を加熱 する加熱部と、前記加熱部への通電を制御する温度制御部からなり、前記箱体を 前記各底板,横板,上蓋および前板の各相互間に形成された嵌合溝と嵌合突起の 嵌合により組立分解可能に構成し、前記加熱部を前記椅子内に収納するとともに 、前記温度制御部を、前記加熱部への通電時間を規定するタイマーと、前記箱体 内の温度を設定する温度設定器と、該温度設定器による前記箱体内の設定温度を 検出して前記タイマーと共働して前記加熱部への通電を制御する温度検出素子に よって構成したことを特徴とするものであるから、家庭用サウナに存在していた 寸法・重量の問題すなわち設置スペース,搬入・移動時の取り扱いの容易性,省 電力等の問題点を一挙に解消した簡易型サウナ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による簡易型サウナ装置の組立
展開図。
【図2】本考案の実施例による簡易型サウナ装置で用い
る加熱部入り椅子を示し、(A)図は正面図、(B)図
は平面図、(C)図は左側面図、(D)図は背面図。
【図3】温度制御部と椅子および加熱部の関係を示すブ
ロック図。
【図4】本考案の実施例による簡易型サウナ装置の使用
例を示す説明図。
【図5】本考案の実施例による簡易型サウナ装置の斜視
図。
【符号の説明】
1…底板 2,3…横板 4…背板 5…上蓋 6,7…前板 10…椅子 11…基枠 13…放熱板 14a,14b…放熱口 20…加熱部 21a,21b…ヒータ 22a,22b…熱反射板 30…温度制御部 31…タイマー 32…温度設定器 33…サーモスタット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板,横板,背板,上蓋および前板から
    なる箱体と、前記箱体の底板上に移動自在に配設された
    椅子と、前記箱体内部を加熱する加熱部と、前記加熱部
    への通電を制御する温度制御部からなり、 前記箱体を前記各底板,横板,上蓋および前板の各相互
    間に形成された嵌合溝と嵌合突起の嵌合により組立分解
    可能に構成し、前記加熱部を前記椅子内に収納するとと
    もに、前記温度制御部を、前記加熱部への通電時間を規
    定するタイマーと、前記箱体内の温度を設定する温度設
    定器と、該温度設定器による前記箱体内の設定温度を検
    出して前記タイマーと共働して前記加熱部への通電を制
    御する温度検出素子によって構成したことを特徴とす
    る、簡易型サウナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の簡易型サウナ装置において、
    前記椅子を木製の基枠と、この基板内に形成された放熱
    口としての開口部と、当該基枠の内壁面に装着された放
    熱板によって構成し、前記加熱部を前記放熱板内に配設
    された熱反射板の内側に配設され発熱部と温度ヒューズ
    によって構成したことを特徴とする、簡易型サウナ装
    置。
JP7063593U 1993-12-28 1993-12-28 簡易型サウナ装置 Pending JPH0739832U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200459295Y1 (ko) * 2010-03-11 2012-03-22 (주) 월드플러스유니버셜 가정용 사우나

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