JPH0739687Y2 - 自動車の車室内空気吹き出しモード切換装置 - Google Patents

自動車の車室内空気吹き出しモード切換装置

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JPH0739687Y2
JPH0739687Y2 JP6252890U JP6252890U JPH0739687Y2 JP H0739687 Y2 JPH0739687 Y2 JP H0739687Y2 JP 6252890 U JP6252890 U JP 6252890U JP 6252890 U JP6252890 U JP 6252890U JP H0739687 Y2 JPH0739687 Y2 JP H0739687Y2
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JP
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door
switch
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switching device
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久寿 広田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車の車室内において空気の吹き出し位
置を切り換えるための自動車の車室内空気吹き出しモー
ド切換装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来の自動車の車室内空気吹き出しモード切換
装置を示している。
図中、81は、自動車の車室内の空気吹き出し位置を切り
換えるためのドアであり、モータアクチュエータ82によ
って駆動される。83は、モータアクチュエータ82の出力
アーム82aと共に回動する導電ブラシ84が接触するよう
に配置された導電接片群である。各小接片85…間には停
止位置指定用のスイッチ86…が接続されていて、開いて
いるスイッチ86と対応する位置に導電ブラシ84が停止さ
れるようにモータアクチュエータ82の回転が制御され、
それによってドア81の位置が制御されるようになってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
自動車の空気吹き出し口は車室内に種々設けられている
が、フラントグラスの内面に空気が吹き出されるいわゆ
るデフロストモードは、フロントグラスの曇り止めとし
て極めて重要であり、必要なときにいつでもデスロスト
モードへの切り換えができないと、運転不能となってし
まうことさえある。
しかし、上述のように従来の装置においては、停止位置
指定用のスイッチ86を選択的に開いて、ドア81の位置を
制御しているだけなので、スイッチ86の接点不良が発生
すると、ドア81は接点不良になったスイッチで指定され
る位置に停止して、そこから動かなくなってしまう。
したがって、デフロスト位置指定用のスイッチ以外のス
イッチに接点不良が発生すると、ドア81がデフロスト位
置に行かなくなって、フロントグラスの曇りをとること
ができず、運転に重大な支障をきたすことがある。ま
た、導電ブラシ84と導電接片群83との間で接触不良が発
生した場合にも、同様の問題が生じる。
この考案は、そのような従来の欠点を解消し、接点不良
などが発生しても、空気吹き出しモードを切り換えるた
めのドアを確実にデフロストモードに移動させることが
できる自動車の車室内空気吹き出しモード切換装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案の自動車の車室内空
気吹き出しモード切換装置は、車室内の空気吹き出しモ
ード切り換え用ドアを駆動するためのモータアクチュエ
ータと、上記ドアの停止位置を指定するための停止位置
指定回路と、上記ドアの位置を検出して上記ドアを上記
停止位置指定回路によって指定された停止位置に移動さ
せるように上記モータアクチュエータの動作を制御する
ための制御回路とを設けた自動車の車室内空気吹き出し
モード切換装置において、上記停止位置指定手段の状態
のいかんにかかわらず上記ドアを所定の特定位置に強制
的に移動させるための強制移動回路を設けたことを特徴
とする。
〔作用〕
停止位置指定回路の状態のいかんにかかわらず、強制移
動回路を作動させれば、ドアを所定の特定位置に強制的
に移動させることができ、その位置をデフロストモード
位置にすることにより、空気吹き出し口をいつでもフロ
ントグラス内面に向けさせることができる。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示している。図中、1
は、自動車の車室内の空気吹き出し位置を切り換えるた
めのドアであり、10は、上記ドア1を駆動してその向き
を変化させるモータアクチュエータである。
モータアクチュエータ10は、正逆回転可能な直流モータ
11と、そのモータ11の回転数を減速する減速歯車群(図
示せず)と、その減速歯車群の最終歯車に固着されて回
動する出力アーム12などにより構成されており、出力ア
ーム12の先端とドア1との間を連結するロッド2を介し
て、ドア1がモータアクチュエータ10によって回動され
るようになっている。
3は、モータ11駆動源となる直流電源。4は、入力信号
にしたがって上記電源3からの電力をモータ11に供給す
る正逆転制御ICである。この正逆転制御IC4は公知のも
のであり、入力端aに「1」、bに「0」の信号が入力
すると出力端cがHレベル、dがLレベルの電位とな
り、モータ11に矢印I方向の電流が流れてモータ11が正
転する。逆に入力端aに「0」、bに「1」の信号が入
力すると、上記と逆になってモータ11が逆転する。
入力端a,bともに「1」のときは出力端c,dともにLレベ
ルの電位となり、モータ11はブレーキがかかった状態と
なって停止する。
また、入力端a,bともに「0」のときには、出力端c,d間
が高インピーダンスになり、やはりモータ11は停止す
る。
この正逆転制御IC4の構成については、例えば実開昭61
−58860号公報などに記載されているので、その詳細な
説明は省略する。
20は、ドア1の停止位置を指定するための停止位置指定
スイッチ群であり、第1ないし第6のスイッチ21〜26に
より形成されていて、1つのスイッチだけを開くことに
よってドア1の停止位置を指定するようになっている。
この実施例においては、左端のスイッチ21がデフロスト
モードを指定するためのスイッチである。
30は、ドア1の位置を検出して、ドア1を指定停止位置
に移動させるように上記モータ11の動作を制御するため
の制御回路である。
この制御回路30は、出力アーム12と共に回動し先端に4
つの接点が形成された導電性のブラシ31と、これに対向
して例えば基板上などにブラシ31と接触するように固設
された導電性の接片群32,33a〜33gよりなり、本実施例
の場合その回路中に第1ないし第6のスイッチ21〜26が
接続されている。
接片群は、半円弧状に形成されて常にブラシ31と接触す
る第1の共同接片32と、その外側の2つの同芯円上に間
隔をあけて交互に配置された7つの小接片33a〜33gより
なり、これら7つの小接片33a〜33gの隣接する各端部は
ブラシ31に同時に接触し、それ以外の部分ではブラシ31
が第1の共同接片32と他のいずれか1つの小接片とに接
触するように配置されている。
また、第1の共同接片32は電源3の陽極側に接続されて
おり、各小接片32a〜32g間に各スイッチ21〜26が1つず
つ接続され、両端の小接片33a,33gは抵抗器34,35を介し
て接地されている。そして、右端の小接片33gは正逆転
制御IC4の入力端aに接続され、左端の小接片33aは正逆
転制御IC4に入力端bに接続されている。
したがって、スイッチ21〜26を一つだけ開けば、モータ
アクチュエータ10により回動するブラシ31が、そのスイ
ッチに対応する位置へ移動してそこで停止する。
例えば第3のスイッチ23たけを開けば、ブラシ31がそれ
に対応し破線で示される位置まで移動してそこで停止す
る。また、第1のスイッチ21だけを開けば、ブラシ31が
実線で示される左端側の位置まで移動してそこで停止
し、ドア1の位置がデフロストモードになる。
本考案においては、さらに、第1のスイッチ21以外のス
イッチ22〜26が例え開いていても、あるいはそれらに接
点不良があっても、ドア1をデフロストモードの位置に
強制的に移動させるための強制移動回路40が設けられて
いる。
強制移動回路40は、第1の共同接片32と並んで設けられ
て常にブラシ31と接触する第2の共同接片41と、第1の
スイッチ21に対向して配置された強制移動スイッチ42と
により形成されている。強制移動スイッチ42は、右端の
小接片33g(即ち、正逆転制御IC4の入力端aと第2の共
同接片41との間)に接続されている。
したがって、強制移動スイッチ42を閉じれば、他のスイ
ッチ22〜26の状態に関係なく、ブラシ31が左端位置に移
動するまでモータ11が正転をしてそこで停止し、ドア1
がデフロストモードになる。
この強制移動スイッチ42は、第1のスイッチ21と連動し
ており、第1のスイッチ21が開けば強制移動スイッチ42
が閉じ、逆に第1のスイッチ21が閉じているときは、強
制移動スイッチ42は必ず開いているように形成されてい
る。
第2図は、本考案の第2の実施例を示したものであり、
第2の共同接片を設ける代わりに、強制移動スイッチ42
を電源3の陽極側に直接接続したものである。
このように配線しても上述の第1の実施例と同じ動作が
得られ、またブラシ31と接片群32,33a〜33gとの間に接
触不良などがあっても、強制的にデフロストモードにす
ることができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば強制移動スイッチ42は第1のスイッチ21とは完全
に独立したものにしてもよく、また、強制移動によって
実施するモードはデフロスト以外のモードであってもよ
い。また、強制移動位置は左端位置だけでなく右端位置
も利用することができるので、強制移動先として複数の
空気吹き出しモードを選択できるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案の自動車の車室内空気吹き出しモード切換装置に
よれば、スイッチの接点不良や接片の接触不良などが発
生しても、空気吹き出しモードを切り換えるためのドア
を所定の特定位置に強制的に移動させることができるの
で、どのような場合にも確実にデフロストモードを得る
ことができるようにすることができる優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の実施例の構成図、 第2図は、第2の実施例の構成図、 第3図は、従来例の構成図である。 1…ドア、10…モータアクチュエータ、20…停止位置指
定スイッチ群、30…制御回路、31…ブラシ、32…第1の
共同接片、33a〜33g…小接片、40…強制移動回路、41…
第2の共同接片、42…強制移動スイッチ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内の空気吹き出しモード切り換え用ド
    アを駆動するためのモータアクチュエータと、上記ドア
    の停止位置を指定するための停止位置指定回路と、上記
    ドアの位置を検出して上記ドアを上記停止位置指定回路
    によって指定された停止位置に移動させるように上記モ
    ータアクチュエータの動作を制御するための制御回路と
    を設けた自動車の車室内空気吹き出しモード切換装置に
    おいて、 上記停止位置指定手段の状態のいかんにかかわらず上記
    ドアを所定の特定位置に強制的に移動させるための強制
    移動回路を設けたことを特徴とする自動車の車室内空気
    吹き出しモード切換装置。
  2. 【請求項2】上記強制移動回路が、自動車のフロントグ
    ラスの内面に空気が吹き出されるデフロスト位置に上記
    ドアを強制的に移動させるためのものである請求項1記
    載の自動車の車室内空気吹き出しモード切換装置。
JP6252890U 1990-06-12 1990-06-12 自動車の車室内空気吹き出しモード切換装置 Expired - Fee Related JPH0739687Y2 (ja)

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