JPH0924765A - ランプの制御装置 - Google Patents
ランプの制御装置Info
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- JPH0924765A JPH0924765A JP17733295A JP17733295A JPH0924765A JP H0924765 A JPH0924765 A JP H0924765A JP 17733295 A JP17733295 A JP 17733295A JP 17733295 A JP17733295 A JP 17733295A JP H0924765 A JPH0924765 A JP H0924765A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- lamp
- short
- switch
- movable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 イエローグローブの位置決め精度を良くす
る。 【解決手段】 パターン30aおよびパターン30dに
おいて、短絡片の停止位置に別のパターン30g,30
hを設け、短絡片30e又は30fがその別に設けたパ
ターン30g又は30hに接触したらモータ1をそれま
でと反対方向に駆動することによって、急激にモータ1
の回転を停止させるようにする。このようにすると急ブ
レーキがかかった状態になるので直ちに停止し、位置決
め精度が良くなる。
る。 【解決手段】 パターン30aおよびパターン30dに
おいて、短絡片の停止位置に別のパターン30g,30
hを設け、短絡片30e又は30fがその別に設けたパ
ターン30g又は30hに接触したらモータ1をそれま
でと反対方向に駆動することによって、急激にモータ1
の回転を停止させるようにする。このようにすると急ブ
レーキがかかった状態になるので直ちに停止し、位置決
め精度が良くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用のランプの
光の状態を制御するものであり、例えば灯火色可変ラン
プあるいは配光可変ランプ等のランプのように自動車用
の照明光の光の状態を制御するランプの制御装置に関す
るものである。
光の状態を制御するものであり、例えば灯火色可変ラン
プあるいは配光可変ランプ等のランプのように自動車用
の照明光の光の状態を制御するランプの制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフォグランプは黄色又は
白色のものが使用されていたが、近年は白色あるいは黄
色のいずれでも選択できるものが提案されている。これ
はランプそのものは白色であるが、黄色を選択したとき
はそのランプをイエローグローブで覆い、結果として黄
色の光を送出するようにしている。この場合、イエロー
グローブはモータの回転をラック・ピニオンで直進運動
に変え、イエローグローブがランプを覆うように移動さ
せている。
白色のものが使用されていたが、近年は白色あるいは黄
色のいずれでも選択できるものが提案されている。これ
はランプそのものは白色であるが、黄色を選択したとき
はそのランプをイエローグローブで覆い、結果として黄
色の光を送出するようにしている。この場合、イエロー
グローブはモータの回転をラック・ピニオンで直進運動
に変え、イエローグローブがランプを覆うように移動さ
せている。
【0003】図7は従来装置に用いられているモータ駆
動を行うための回路である。図7において、直流モータ
1はモータドライバ2によって駆動され、モータドライ
バ2はプリント基板等に導体パターンで形成されたスイ
ッチ3を介して接続された色選択用スイッチ4によって
回転方向が選択されるようになっている。またモータド
ライバ2は端子c,dに電源が供給され、端子a,bに
供給される入力電圧によって図8(b)に示すようにモ
ータ1の正転、逆転、オープン、ブレーキの何れかの制
御を行うようになっている。すなわちモータドライバ2
の端子a,bが両方Hレベル(以下、「H」と記す)の
ときは端子e,fがショートされてモータ1にブレーキ
がかかり、端子a,bがLレベル(以下、「L」と記
す)のときは端子e,fがオープンとなる。また端子a
が「L」で端子bが「H」のときはモータ1が正方向に
回転し、端子aが「H」で端子bが「L」のときはモー
タ1が逆方向に回転する信号を端子e,fから送出する
ようになっている。
動を行うための回路である。図7において、直流モータ
1はモータドライバ2によって駆動され、モータドライ
バ2はプリント基板等に導体パターンで形成されたスイ
ッチ3を介して接続された色選択用スイッチ4によって
回転方向が選択されるようになっている。またモータド
ライバ2は端子c,dに電源が供給され、端子a,bに
供給される入力電圧によって図8(b)に示すようにモ
ータ1の正転、逆転、オープン、ブレーキの何れかの制
御を行うようになっている。すなわちモータドライバ2
の端子a,bが両方Hレベル(以下、「H」と記す)の
ときは端子e,fがショートされてモータ1にブレーキ
がかかり、端子a,bがLレベル(以下、「L」と記
す)のときは端子e,fがオープンとなる。また端子a
が「L」で端子bが「H」のときはモータ1が正方向に
回転し、端子aが「H」で端子bが「L」のときはモー
タ1が逆方向に回転する信号を端子e,fから送出する
ようになっている。
【0004】スイッチ3は、平行に配設された帯状のパ
ターン3aおよび3bとそれを短絡する短絡片3eから
なる第1のスイッチと、同じくパターン3cおよび3e
とそれを短絡する短絡片3fからなり、短絡片3e、3
fはパターン3a〜3dに対して直角な点線で示す直線
上に配設され、相互関係を保ちながらモータ1によって
右あるいは左方向に移動するように構成されている。モ
ータドライバ2は端子a,bに抵抗5aおよび5bを介
して電源電圧+Vが供給され、出力端子e,fはポジス
タ6を介してモータ1に接続され、モータ1で発生する
雑音はコンデンサ7で吸収されるようになっている。
ターン3aおよび3bとそれを短絡する短絡片3eから
なる第1のスイッチと、同じくパターン3cおよび3e
とそれを短絡する短絡片3fからなり、短絡片3e、3
fはパターン3a〜3dに対して直角な点線で示す直線
上に配設され、相互関係を保ちながらモータ1によって
右あるいは左方向に移動するように構成されている。モ
ータドライバ2は端子a,bに抵抗5aおよび5bを介
して電源電圧+Vが供給され、出力端子e,fはポジス
タ6を介してモータ1に接続され、モータ1で発生する
雑音はコンデンサ7で吸収されるようになっている。
【0005】図7の状態はランプが白色の状態となって
おり、モータドライバ2の端子a,bは抵抗5a,5b
を介して「H」に設定されており、モータ1にブレーキ
がかかっている。この状態から黄色に変更するために、
スイッチ4を黄色側に操作すると、モータドライバ2の
端子bは図8(a)に示すように「H」から「L」に変
わる。このため、図8(b)に示すように端子aが
「H」、端子bが「L」の場合はモータ1が逆方向回
転、すなわち黄色から白色に変更するときのモータ1の
回転を正方向回転とするとその反対方向に回転するよう
になっている。このモータ1の回転により図示していな
いが所定のメカニズムによってイエローグローブがラン
プを覆うように移動し、その移動と連動して短絡片3
e、3fが同時に図の「白」の位置Aから「黄」の位置
Bに向かって右方向に移動する。
おり、モータドライバ2の端子a,bは抵抗5a,5b
を介して「H」に設定されており、モータ1にブレーキ
がかかっている。この状態から黄色に変更するために、
スイッチ4を黄色側に操作すると、モータドライバ2の
端子bは図8(a)に示すように「H」から「L」に変
わる。このため、図8(b)に示すように端子aが
「H」、端子bが「L」の場合はモータ1が逆方向回
転、すなわち黄色から白色に変更するときのモータ1の
回転を正方向回転とするとその反対方向に回転するよう
になっている。このモータ1の回転により図示していな
いが所定のメカニズムによってイエローグローブがラン
プを覆うように移動し、その移動と連動して短絡片3
e、3fが同時に図の「白」の位置Aから「黄」の位置
Bに向かって右方向に移動する。
【0006】短絡片3eはやがてパターン3aと接触す
るようになるが、スイッチ4は黄色側に選択されている
ので、モータドライバ2の端子aは「H」のままとなっ
ている。その後、更に短絡片3fが右方向に移動する
と、やがて短絡片3fはパターン3dの右端を越え、パ
ターン3fと接触しなくなり、モータドライバ2の端子
bが「L」から「H」に変わる。この状態になるとモー
タドライバ2の端子a,bとも「H」となり、モータ1
にブレーキがかかる。この例のように、スイッチ4を白
色から黄色の位置に変更すると、モータドライバ2の端
子aは図8(a)に記号aで示したように「H」のまま
で変わらないが、端子bは記号bで示したように、
「H」から「L」に変わり、次に「H」に戻って停止す
る。
るようになるが、スイッチ4は黄色側に選択されている
ので、モータドライバ2の端子aは「H」のままとなっ
ている。その後、更に短絡片3fが右方向に移動する
と、やがて短絡片3fはパターン3dの右端を越え、パ
ターン3fと接触しなくなり、モータドライバ2の端子
bが「L」から「H」に変わる。この状態になるとモー
タドライバ2の端子a,bとも「H」となり、モータ1
にブレーキがかかる。この例のように、スイッチ4を白
色から黄色の位置に変更すると、モータドライバ2の端
子aは図8(a)に記号aで示したように「H」のまま
で変わらないが、端子bは記号bで示したように、
「H」から「L」に変わり、次に「H」に戻って停止す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の装置は、モータにブレーキをかけてから止まる
まで慣性による時間の遅れがあり、電源電圧の高低によ
ってモータの駆動力に差がでるために、電源電圧により
この慣性による移動時間が変化する。このため、電源電
圧が変化すると、イエローグローブのランプに対する停
止位置が変化し、その停止位置の精度が悪くなるという
課題があった。また、電源電圧が安定していても温度変
化負荷変動などにより位置決め精度が悪化する等の問題
があった。
な従来の装置は、モータにブレーキをかけてから止まる
まで慣性による時間の遅れがあり、電源電圧の高低によ
ってモータの駆動力に差がでるために、電源電圧により
この慣性による移動時間が変化する。このため、電源電
圧が変化すると、イエローグローブのランプに対する停
止位置が変化し、その停止位置の精度が悪くなるという
課題があった。また、電源電圧が安定していても温度変
化負荷変動などにより位置決め精度が悪化する等の問題
があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、可動部(12)が可動端に向かって
移動して可動端の手前の所定位置を通過したとき、この
通過を検知する検知手段(30g,30h)と、この検
知手段により可動部の通過が検知されたとき、可動部を
移動している方向とは逆の方向へ駆動するように駆動手
段(1)を制御する制御手段(2)とから構成したもの
である。また、第1のパターン(30b)と、第1のパ
ターンより短い第2のパターン(30a)と、第2のパ
ターンの延長線に隙間を介して配設された第3のパター
ン(30g)と、第1のパターンと第2のパターンまた
は第1のパターンと第3のパターンを短絡する駆動手段
によって移動される短絡片(30e)とで第1のスイッ
チを構成し、この第1のスイッチを長手方向に反転させ
て対称的に配設した状態にして第2のスイッチを構成
し、この第1および第2のスイッチにより、可動部が可
動端に向かって移動して可動端の手前の所定位置を通過
したときこの通過を検知するようにし、第3のスイッチ
(4)によって第1のスイッチによる検出か、第2のス
イッチによる検出かを選択するようにしたものである。
るために本発明は、可動部(12)が可動端に向かって
移動して可動端の手前の所定位置を通過したとき、この
通過を検知する検知手段(30g,30h)と、この検
知手段により可動部の通過が検知されたとき、可動部を
移動している方向とは逆の方向へ駆動するように駆動手
段(1)を制御する制御手段(2)とから構成したもの
である。また、第1のパターン(30b)と、第1のパ
ターンより短い第2のパターン(30a)と、第2のパ
ターンの延長線に隙間を介して配設された第3のパター
ン(30g)と、第1のパターンと第2のパターンまた
は第1のパターンと第3のパターンを短絡する駆動手段
によって移動される短絡片(30e)とで第1のスイッ
チを構成し、この第1のスイッチを長手方向に反転させ
て対称的に配設した状態にして第2のスイッチを構成
し、この第1および第2のスイッチにより、可動部が可
動端に向かって移動して可動端の手前の所定位置を通過
したときこの通過を検知するようにし、第3のスイッチ
(4)によって第1のスイッチによる検出か、第2のス
イッチによる検出かを選択するようにしたものである。
【0009】また、第2のパターンと第3のパターンの
隙間または第5のパターンと第6のパターンの隙間は、
短絡片が常に少なくとも一方のパターンとは接触する形
状に形成している。更に、第2のパターンと第3のパタ
ーンの隙間または第5のパターンと第6のパターンの隙
間は、パターンの長手方向に対して傾斜して形成してい
る。このように構成したので、可動部を含む駆動系は停
止位置を行き過ぎると今まで移動していた方向と逆の方
向の力が加えられるので、急ブレーキがかかり停止位置
に戻り、直ちに停止する。
隙間または第5のパターンと第6のパターンの隙間は、
短絡片が常に少なくとも一方のパターンとは接触する形
状に形成している。更に、第2のパターンと第3のパタ
ーンの隙間または第5のパターンと第6のパターンの隙
間は、パターンの長手方向に対して傾斜して形成してい
る。このように構成したので、可動部を含む駆動系は停
止位置を行き過ぎると今まで移動していた方向と逆の方
向の力が加えられるので、急ブレーキがかかり停止位置
に戻り、直ちに停止する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用した色変わり
ランプの一実施例を示す斜視図であり、リフレクタ10
の所定部分に設けた図示しないソケットに白色のランプ
11が取り付けられている。このランプ11に対向して
イエローグローブ12が設けられ、そのイエローグロー
ブ12はラック13から立ち上がる腕部13aに取り付
けられそのラック13がピニオンギヤ14によって前進
あるいは後退することで、ランプ11に対して進退自在
に移動するようになっている。イエローグローブ12が
ランプ11に最も接近したとき、イエローグローブ12
はランプ11を覆うような位置にくる。これにより、リ
フレクタ10から反射されて外部に照射される光は黄色
になる。ピニオンギヤ14はウォームホイール15と一
体に構成されており、そのウォームホイール15に対し
てモータ1で回転駆動されるウォームギヤ16が噛合さ
れている。
ランプの一実施例を示す斜視図であり、リフレクタ10
の所定部分に設けた図示しないソケットに白色のランプ
11が取り付けられている。このランプ11に対向して
イエローグローブ12が設けられ、そのイエローグロー
ブ12はラック13から立ち上がる腕部13aに取り付
けられそのラック13がピニオンギヤ14によって前進
あるいは後退することで、ランプ11に対して進退自在
に移動するようになっている。イエローグローブ12が
ランプ11に最も接近したとき、イエローグローブ12
はランプ11を覆うような位置にくる。これにより、リ
フレクタ10から反射されて外部に照射される光は黄色
になる。ピニオンギヤ14はウォームホイール15と一
体に構成されており、そのウォームホイール15に対し
てモータ1で回転駆動されるウォームギヤ16が噛合さ
れている。
【0011】図2はモータ1を駆動する回路を示し、図
7と同一部分は同記号を使用し、その説明を省略してい
る。スイッチ30は、導電性材料で作られたパターン3
0a、パターン30b、パターン30g、短絡片30e
からなる第1のスイッチと、同じく導電性材料で作られ
たパターン30c,30d,30h,短絡片30fから
なる第2のスイッチから構成されている。
7と同一部分は同記号を使用し、その説明を省略してい
る。スイッチ30は、導電性材料で作られたパターン3
0a、パターン30b、パターン30g、短絡片30e
からなる第1のスイッチと、同じく導電性材料で作られ
たパターン30c,30d,30h,短絡片30fから
なる第2のスイッチから構成されている。
【0012】まず、第1のスイッチについて説明する。
パターン30bは帯状に長く形成され、モータドライバ
2の入力端子aに接続されるとともに、抵抗5aを介し
て直流電源Bの正電位に接続されている。パターン30
aはパターン30bに平行に帯状に形成され、パターン
30bより長さが短くなっている。パターン30aの右
および左の端部は何れもパターン30bの端部よりも内
側に位置し、かつパターン30aの長手方向中心はパタ
ーン30bの長手方向中心よりも右側(第1の方向)に
位置している。更にパターン30aの右側の延長線上に
は、所定の隙間を確保した状態でパターン30gが配設
され、そのパターン30gの右端部はパターン30bの
右端部位置とほぼ一致するように構成されている。
パターン30bは帯状に長く形成され、モータドライバ
2の入力端子aに接続されるとともに、抵抗5aを介し
て直流電源Bの正電位に接続されている。パターン30
aはパターン30bに平行に帯状に形成され、パターン
30bより長さが短くなっている。パターン30aの右
および左の端部は何れもパターン30bの端部よりも内
側に位置し、かつパターン30aの長手方向中心はパタ
ーン30bの長手方向中心よりも右側(第1の方向)に
位置している。更にパターン30aの右側の延長線上に
は、所定の隙間を確保した状態でパターン30gが配設
され、そのパターン30gの右端部はパターン30bの
右端部位置とほぼ一致するように構成されている。
【0013】そして、パターン30aとパターン30
b、およびパターン30gとパターン30bを短絡する
ための短絡片30eが、パターン30bの長手方向に移
動自在に設けられている。この短絡片30eは、モータ
1の駆動に連動してパターン30bの長手方向にパター
ンを摺動しながら移動するようになっている。すなわ
ち、この短絡片30eは、図3(a)、(b)に示すよ
うに基板16の裏側にあり、ランプ11に対して進退自
在に移動するイエローグローブ12の移動に連動するよ
う構成されており、図3ではパターン30aで代表して
記載されているパターンの長手方向に移動するようにな
っている。
b、およびパターン30gとパターン30bを短絡する
ための短絡片30eが、パターン30bの長手方向に移
動自在に設けられている。この短絡片30eは、モータ
1の駆動に連動してパターン30bの長手方向にパター
ンを摺動しながら移動するようになっている。すなわ
ち、この短絡片30eは、図3(a)、(b)に示すよ
うに基板16の裏側にあり、ランプ11に対して進退自
在に移動するイエローグローブ12の移動に連動するよ
う構成されており、図3ではパターン30aで代表して
記載されているパターンの長手方向に移動するようにな
っている。
【0014】短絡片30eおよび第2のスイッチの短絡
片30fは、図4のように先端部が円弧状に形成された
櫛歯状になっており、その円弧部分で各パターンに接触
するようにしている。そしてこの短絡片30eおよび3
0fは同一の取付台17に取り付けられ、モータ1に駆
動されてこの取付台17と一体に移動するように構成さ
れいる。また、図4では短絡片30eと30fでパター
ンと接触する位置がずれているが、短絡片30e、30
fは図2に示すようにパターンの長手方向に対して直角
な同一線上に配設しても良い。また、パターン30aと
パターン30gの対向部分の隙間は、図2に示すように
パターンの長手方向(短絡片の移動方向)に対して斜め
に形成されている。
片30fは、図4のように先端部が円弧状に形成された
櫛歯状になっており、その円弧部分で各パターンに接触
するようにしている。そしてこの短絡片30eおよび3
0fは同一の取付台17に取り付けられ、モータ1に駆
動されてこの取付台17と一体に移動するように構成さ
れいる。また、図4では短絡片30eと30fでパター
ンと接触する位置がずれているが、短絡片30e、30
fは図2に示すようにパターンの長手方向に対して直角
な同一線上に配設しても良い。また、パターン30aと
パターン30gの対向部分の隙間は、図2に示すように
パターンの長手方向(短絡片の移動方向)に対して斜め
に形成されている。
【0015】これは、例えば図5(a)のようにパター
ンの長手方向に直角な状態に隙間が形成されていると、
短絡片30eがパターン30aとパターン30gの隙間
部分で停止したときに何れのパターンにも接触せず、以
後の移動ができなくなるためである。図5(b)に示す
ように隙間が斜めに形成されていると、短絡片eが隙間
の部分に存在しても、常にパターン30aと30gの少
なくともいずれか一方には接触する。なお、この隙間部
分は図5(c)に示すように噛合状でも良く、要はパタ
ーン30aとパターン30gの対向部分は短絡片30e
が常にパターン30aあるいはパターン30gの少なく
ともいずれか一方に接触するように構成されていれば良
い。このため、短絡片30eは今まで説明したように長
手方向に直角に短絡するだけでなく、図5(d)に示す
ようにパターンの長手方向に短絡するように構成しても
良い。
ンの長手方向に直角な状態に隙間が形成されていると、
短絡片30eがパターン30aとパターン30gの隙間
部分で停止したときに何れのパターンにも接触せず、以
後の移動ができなくなるためである。図5(b)に示す
ように隙間が斜めに形成されていると、短絡片eが隙間
の部分に存在しても、常にパターン30aと30gの少
なくともいずれか一方には接触する。なお、この隙間部
分は図5(c)に示すように噛合状でも良く、要はパタ
ーン30aとパターン30gの対向部分は短絡片30e
が常にパターン30aあるいはパターン30gの少なく
ともいずれか一方に接触するように構成されていれば良
い。このため、短絡片30eは今まで説明したように長
手方向に直角に短絡するだけでなく、図5(d)に示す
ようにパターンの長手方向に短絡するように構成しても
良い。
【0016】第2のスイッチも第1のスイッチと全く同
様な構成に形成されている。パターン30cは帯状に長
く形成されてパターン30bに平行に並んで配設され、
モータドライバ2の入力端子bに接続されるとともに、
抵抗5bを介して直流電源Bの正電位に接続されてい
る。パターン30dはパターン30cに平行に帯状に形
成され、パターン30cより長さが短くなっている。パ
ターン30dの右および左の端部は何れもパターン30
cの端部よりも内側に位置し、かつパターン30dの長
手方向中心はパターン30cの長手方向中心よりも左側
(第2の方向)に位置している。更にパターン30dの
左側の延長線上には、所定の隙間を確保した状態でパタ
ーン30hが配設され、そのパターン30hの左端部は
パターン30cの左端部位置とほぼ一致するように構成
されている。
様な構成に形成されている。パターン30cは帯状に長
く形成されてパターン30bに平行に並んで配設され、
モータドライバ2の入力端子bに接続されるとともに、
抵抗5bを介して直流電源Bの正電位に接続されてい
る。パターン30dはパターン30cに平行に帯状に形
成され、パターン30cより長さが短くなっている。パ
ターン30dの右および左の端部は何れもパターン30
cの端部よりも内側に位置し、かつパターン30dの長
手方向中心はパターン30cの長手方向中心よりも左側
(第2の方向)に位置している。更にパターン30dの
左側の延長線上には、所定の隙間を確保した状態でパタ
ーン30hが配設され、そのパターン30hの左端部は
パターン30cの左端部位置とほぼ一致するように構成
されている。
【0017】そして、パターン30dとパターン30
c、およびパターン30hとパターン30cを短絡する
ための短絡片30fが、パターン30cの長手方向に移
動自在に設けられている。この短絡片30fは、上記の
ようにモータ1の駆動に連動してパターン30cの長手
方向にパターンを摺動しながら移動するようになってい
る。このように第2のスイッチは、第1のスイッチを左
右方向に逆にして上下方向に第1のスイッチに対して対
称的に配設しただけで、同様な構造を有している。すな
わち、第2のスイッチは、第1のスイッチをパターン3
0bの長手方向中心を中心として第1のスイッチに平行
な状態で点対称とし、かつ、それをパターン30bに対
して線対称とし、更にそれを第1のスイッチから所定距
離離間させて配設している。
c、およびパターン30hとパターン30cを短絡する
ための短絡片30fが、パターン30cの長手方向に移
動自在に設けられている。この短絡片30fは、上記の
ようにモータ1の駆動に連動してパターン30cの長手
方向にパターンを摺動しながら移動するようになってい
る。このように第2のスイッチは、第1のスイッチを左
右方向に逆にして上下方向に第1のスイッチに対して対
称的に配設しただけで、同様な構造を有している。すな
わち、第2のスイッチは、第1のスイッチをパターン3
0bの長手方向中心を中心として第1のスイッチに平行
な状態で点対称とし、かつ、それをパターン30bに対
して線対称とし、更にそれを第1のスイッチから所定距
離離間させて配設している。
【0018】また、スイッチ4(第3のスイッチ)は通
常の切換スイッチであり、白選択に対応する固定接点4
aと、黄選択に対応する固定接点4bと、これらの固定
接点を選択して切換える可動接点4cとからなる。固定
接点4aは第1のスイッチのパターン30aと第2のス
イッチのパターン30hとに接続され、固定接点4bは
第1のスイッチのパターン30gと第2のスイッチのパ
ターン30dとに接続され、可動接点4cは電源Bの負
電位に接続されている。すなわち、スイッチ4によって
「白」が選択されたときはパターン30aが接地され、
「黄」が選択されたときはパターン30dが接地される
ようになっており、また、パターン30gは「黄」が選
択されたとき接地され、パターン30hは「白」が選択
されたとき接地されるようになっている。
常の切換スイッチであり、白選択に対応する固定接点4
aと、黄選択に対応する固定接点4bと、これらの固定
接点を選択して切換える可動接点4cとからなる。固定
接点4aは第1のスイッチのパターン30aと第2のス
イッチのパターン30hとに接続され、固定接点4bは
第1のスイッチのパターン30gと第2のスイッチのパ
ターン30dとに接続され、可動接点4cは電源Bの負
電位に接続されている。すなわち、スイッチ4によって
「白」が選択されたときはパターン30aが接地され、
「黄」が選択されたときはパターン30dが接地される
ようになっており、また、パターン30gは「黄」が選
択されたとき接地され、パターン30hは「白」が選択
されたとき接地されるようになっている。
【0019】このように構成された装置の動作を図2に
よって説明する。図2は、「白」が選択されてイエロー
グローブがランプから移動して離れ所定の停止位置にあ
るときの回路状態を示している。このとき、短絡片30
e,30fは「白」の位置Aにある。この状態で、ラン
プの発光色を白色から黄色に変更するために、スイッチ
4を操作して可動接点4cを「白」の固定接点4aから
「黄」の固定接点4bに切り換えると、パターン30d
が接地されその状態「L」レベルが短絡片30fとパタ
ーン30cを介してモータドライバ2の端子bに供給さ
れる。一方、モータドライバ2の端子aはパターン30
bがパターン30aと接続されていないので、電池Bの
電圧によって「H」レベルとなっている。
よって説明する。図2は、「白」が選択されてイエロー
グローブがランプから移動して離れ所定の停止位置にあ
るときの回路状態を示している。このとき、短絡片30
e,30fは「白」の位置Aにある。この状態で、ラン
プの発光色を白色から黄色に変更するために、スイッチ
4を操作して可動接点4cを「白」の固定接点4aから
「黄」の固定接点4bに切り換えると、パターン30d
が接地されその状態「L」レベルが短絡片30fとパタ
ーン30cを介してモータドライバ2の端子bに供給さ
れる。一方、モータドライバ2の端子aはパターン30
bがパターン30aと接続されていないので、電池Bの
電圧によって「H」レベルとなっている。
【0020】このため前述した図8(b)の論理組合わ
せに基づきモータ1が逆方向に回転するように制御さ
れ、それによって短絡片30e、30fが右方向に移動
する。短絡片30e、30fの移動が進むと短絡片30
fはやがてパターン30dの右端よりも更に右側に移動
し、パターン30dと接触しなくなり、この時点でモー
タドライバ2の端子bは「L」から「H」に変わる。こ
のとき短絡片30eはパターン30aとパターン30b
を短絡しているが、パターン30aは接地されていない
のでモータドライバ2の端子aは「H」のままである。
このため、モータドライバ2は端子a,bとも「H」に
なり、モータ1にブレーキがかかる。モータ1は今まで
最高速度で回転していたので、ブレーキがかかっても慣
性があるためにすぐには停止できず所定時間回転した後
に停止することになるので、従来のものはその間はイエ
ローグローブ12(図1)および短絡片30e、30f
が更に移動し、やがて停止することになる。
せに基づきモータ1が逆方向に回転するように制御さ
れ、それによって短絡片30e、30fが右方向に移動
する。短絡片30e、30fの移動が進むと短絡片30
fはやがてパターン30dの右端よりも更に右側に移動
し、パターン30dと接触しなくなり、この時点でモー
タドライバ2の端子bは「L」から「H」に変わる。こ
のとき短絡片30eはパターン30aとパターン30b
を短絡しているが、パターン30aは接地されていない
のでモータドライバ2の端子aは「H」のままである。
このため、モータドライバ2は端子a,bとも「H」に
なり、モータ1にブレーキがかかる。モータ1は今まで
最高速度で回転していたので、ブレーキがかかっても慣
性があるためにすぐには停止できず所定時間回転した後
に停止することになるので、従来のものはその間はイエ
ローグローブ12(図1)および短絡片30e、30f
が更に移動し、やがて停止することになる。
【0021】この実施例では、上記の慣性による移動中
に短絡片30eはパターン30aとの接触から離れてパ
ターン30gに接触するようになる。短絡片30eがパ
ターン30gに接触すると、接地状態「L」がスイッチ
4(固定接点4b)、パターン30g、短絡片30e、
パターン30bを経てモータドライバ2の端子aに供給
される。すなわち、パターン30gに、このパターンが
所属する第1のスイッチと異なる第2のスイッチに供給
されている電圧を供給するようにしている。モータドラ
イバ2の端子aが「L」になると、端子bは既に「H」
であるのでモータ1は回転方向がいままでの逆方向回転
から正方向回転に変わる。
に短絡片30eはパターン30aとの接触から離れてパ
ターン30gに接触するようになる。短絡片30eがパ
ターン30gに接触すると、接地状態「L」がスイッチ
4(固定接点4b)、パターン30g、短絡片30e、
パターン30bを経てモータドライバ2の端子aに供給
される。すなわち、パターン30gに、このパターンが
所属する第1のスイッチと異なる第2のスイッチに供給
されている電圧を供給するようにしている。モータドラ
イバ2の端子aが「L」になると、端子bは既に「H」
であるのでモータ1は回転方向がいままでの逆方向回転
から正方向回転に変わる。
【0022】これにより、モータ1は今まで逆方向回転
していたものが正方向回転に変わるので回転方向が急に
反対になり、急ブレーキがかかることになる。このた
め、短絡片30eは今までとは反対に左方向に移動する
ようになる。この移動は、短絡片30eがパターン30
gと接触しなくなるまで続き、短絡片30eがパターン
30gに接触しなくなった時点でモータドライバ2の端
子a,bがともに「H」になり、モータ1に通常のブレ
ーキがかかる。この状態はモータ1がいままでの逆方向
から正方向に回転して間もない時点であるため、モータ
1の回転速度はまだ低く、ブレーキがかかれば直ちに停
止する状態である。そして、短絡片30eは「黄」の位
置Bに精度良く停止する。このとき、イエローグローブ
はランプを十分に覆う状態になる。このためイエローグ
ローブの「黄」の停止位置の精度を高めることができ
る。
していたものが正方向回転に変わるので回転方向が急に
反対になり、急ブレーキがかかることになる。このた
め、短絡片30eは今までとは反対に左方向に移動する
ようになる。この移動は、短絡片30eがパターン30
gと接触しなくなるまで続き、短絡片30eがパターン
30gに接触しなくなった時点でモータドライバ2の端
子a,bがともに「H」になり、モータ1に通常のブレ
ーキがかかる。この状態はモータ1がいままでの逆方向
から正方向に回転して間もない時点であるため、モータ
1の回転速度はまだ低く、ブレーキがかかれば直ちに停
止する状態である。そして、短絡片30eは「黄」の位
置Bに精度良く停止する。このとき、イエローグローブ
はランプを十分に覆う状態になる。このためイエローグ
ローブの「黄」の停止位置の精度を高めることができ
る。
【0023】なお、以上は「白」から「黄」へ変化させ
るときの動作について説明したが、「黄」から「白」へ
の動作についても同様である。短絡片30eが「黄」の
位置Bにある状態で、スイッチ4を「白」に切り換える
と、パターン30aが接地されモータドライバ2の端子
aは「L」になる。モータドライバ2の端子bは「H」
なっているため、モータ1は正方向に回転して短絡片3
0e、30fは左方向へ移動する。この移動が進むと短
絡片30eはやがてパターン30aの左端よりも更に左
側に移動してパターン30aと接触しなくなり、モータ
ドライバ2の端子aは「L」から「H」に変わる。この
ため、モータドライバ2は端子a,bとも「H」にな
り、モータ1にブレーキがかかる。モータ1は慣性によ
ってその後も移動するので短絡片30e、30fは更に
移動し、やがて短絡片30fはパターン30dから離れ
てパターン30hに接触して端子bは接地状態「L」に
なる。
るときの動作について説明したが、「黄」から「白」へ
の動作についても同様である。短絡片30eが「黄」の
位置Bにある状態で、スイッチ4を「白」に切り換える
と、パターン30aが接地されモータドライバ2の端子
aは「L」になる。モータドライバ2の端子bは「H」
なっているため、モータ1は正方向に回転して短絡片3
0e、30fは左方向へ移動する。この移動が進むと短
絡片30eはやがてパターン30aの左端よりも更に左
側に移動してパターン30aと接触しなくなり、モータ
ドライバ2の端子aは「L」から「H」に変わる。この
ため、モータドライバ2は端子a,bとも「H」にな
り、モータ1にブレーキがかかる。モータ1は慣性によ
ってその後も移動するので短絡片30e、30fは更に
移動し、やがて短絡片30fはパターン30dから離れ
てパターン30hに接触して端子bは接地状態「L」に
なる。
【0024】モータドライバ2の端子bが「L」になる
と、端子aは「H」であるので、モータ1は回転方向が
いままでの正方向回転から逆方向回転に変わり、回転方
向が急に反対になるために急ブレーキがかかる。そし
て、短絡片30fは今までとは反対に右方向に移動する
ようになり、短絡片30fがパターン30hと接触しな
くなるまで続き、これによりモータドライバ2の端子
a,bがともに「H」になり、モータ1に通常のブレー
キがかかり、短絡片30e、30fは「白」の位置Aに
精度良く停止する。図2はこの状態を示している。ま
た、以上の実施例は色変わりランプについて説明した
が、これに限定されることなく、例えばハイビームとロ
ービームの配光切換を行うための摺動自在なシェード、
リフレクタなどにも使用できる。
と、端子aは「H」であるので、モータ1は回転方向が
いままでの正方向回転から逆方向回転に変わり、回転方
向が急に反対になるために急ブレーキがかかる。そし
て、短絡片30fは今までとは反対に右方向に移動する
ようになり、短絡片30fがパターン30hと接触しな
くなるまで続き、これによりモータドライバ2の端子
a,bがともに「H」になり、モータ1に通常のブレー
キがかかり、短絡片30e、30fは「白」の位置Aに
精度良く停止する。図2はこの状態を示している。ま
た、以上の実施例は色変わりランプについて説明した
が、これに限定されることなく、例えばハイビームとロ
ービームの配光切換を行うための摺動自在なシェード、
リフレクタなどにも使用できる。
【0025】図6はピニオンギヤ14の下側に接点パタ
ーンを設けたときの例であり、ピニオンギヤ14の回動
中心に対して対象に形成された半円状のパターン31
b,31cが設けられ、パターン31bの外側に円弧状
のパターン31aがパターン31bと所定距離離間して
配設されている。そして、円弧状のパターン31aの右
端部より更に右側に、パターン31aの右端部と所定の
隙間を有する状態でパターン31aと同一曲率を有する
パターン31gが配設されている。但し、パターン31
gの右端部はパターン31bの右端部と一致する位置あ
るいはパターン31bの右端部よりも左側に位置するよ
うに形成されている。パターン31aと同一形状でそれ
と点対称に配設されたパターン31cの外側に円弧状の
パターン31dがパターン31cと所定距離して配設さ
れ、パターン31dの右端部より更に右側にパターン3
1dと所定の隙間を有する状態でパターン31dと同一
曲率を有するパターン31hが配設されている。
ーンを設けたときの例であり、ピニオンギヤ14の回動
中心に対して対象に形成された半円状のパターン31
b,31cが設けられ、パターン31bの外側に円弧状
のパターン31aがパターン31bと所定距離離間して
配設されている。そして、円弧状のパターン31aの右
端部より更に右側に、パターン31aの右端部と所定の
隙間を有する状態でパターン31aと同一曲率を有する
パターン31gが配設されている。但し、パターン31
gの右端部はパターン31bの右端部と一致する位置あ
るいはパターン31bの右端部よりも左側に位置するよ
うに形成されている。パターン31aと同一形状でそれ
と点対称に配設されたパターン31cの外側に円弧状の
パターン31dがパターン31cと所定距離して配設さ
れ、パターン31dの右端部より更に右側にパターン3
1dと所定の隙間を有する状態でパターン31dと同一
曲率を有するパターン31hが配設されている。
【0026】またピニオンギヤ14の回動中心を中心と
してピニオンギヤ14と一体に回動する絶縁物の腕部3
1が設けられ、その一方の端部にパターン31aと31
bを短絡する例えば櫛形ブラシからなる短絡片31eが
取り付けられ、他方の端部に同様に櫛形ブラシからなる
短絡片31fが設けられている。
してピニオンギヤ14と一体に回動する絶縁物の腕部3
1が設けられ、その一方の端部にパターン31aと31
bを短絡する例えば櫛形ブラシからなる短絡片31eが
取り付けられ、他方の端部に同様に櫛形ブラシからなる
短絡片31fが設けられている。
【0027】このように構成された装置において前述の
説明と同様に、白色から黄色に色変わりするときは腕部
32が右方向に回動し、短絡片31eがパターン31g
に接触するようになった時点で逆方向に回動し、短絡片
31eがパターン31aに接触する位置まで戻った時点
で回動が停止する。このとき腕部32の反対側に設けら
れた短絡片31fはパターン31dと接触しないように
パターン31dが配設されている。
説明と同様に、白色から黄色に色変わりするときは腕部
32が右方向に回動し、短絡片31eがパターン31g
に接触するようになった時点で逆方向に回動し、短絡片
31eがパターン31aに接触する位置まで戻った時点
で回動が停止する。このとき腕部32の反対側に設けら
れた短絡片31fはパターン31dと接触しないように
パターン31dが配設されている。
【0028】黄色から白色に回動する場合も同様であ
り、腕部32が短絡片31fとパターン31hを短絡す
る位置まで回動すると、腕部32は反対側に回動し、短
絡片31fがパターン31dと接触する位置に達したと
きに回動を停止する。このときパターン30aは短絡片
31eと接触しないように配設されている。
り、腕部32が短絡片31fとパターン31hを短絡す
る位置まで回動すると、腕部32は反対側に回動し、短
絡片31fがパターン31dと接触する位置に達したと
きに回動を停止する。このときパターン30aは短絡片
31eと接触しないように配設されている。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はランプと
の間で相対移動する可動部によってランプから発する光
の状態を可変させ、可動端の手前の相対移動終了時点を
通過した後に可動部にブレーキをかける場合、可動部へ
の駆動が遮断された後に今までと逆の方向への駆動を行
うようにしたので、急ブレーキがかかり直ちに可動部が
停止するので、停止位置決め精度が良くなるという効果
を有する。
の間で相対移動する可動部によってランプから発する光
の状態を可変させ、可動端の手前の相対移動終了時点を
通過した後に可動部にブレーキをかける場合、可動部へ
の駆動が遮断された後に今までと逆の方向への駆動を行
うようにしたので、急ブレーキがかかり直ちに可動部が
停止するので、停止位置決め精度が良くなるという効果
を有する。
【図1】 本発明を適用して構成した色変わりランプの
全体構成を示す斜視図である。
全体構成を示す斜視図である。
【図2】 図1の装置を駆動するための回路を示す回路
図である。
図である。
【図3】 短絡片とイエローグローブの相対移動状態を
示す図である。
示す図である。
【図4】 短絡片とパターンとの関係を示す図である。
【図5】 パターンの隙間部分の形状の例を示す図であ
る。
る。
【図6】 パターン形状の他の例を示す図である。
【図7】 従来の駆動回路を示す回路図である。
【図8】 モータドライバの入力電圧とモータ動作状態
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
1…モータ、2…モータドライバ、4…スイッチ、5
a,5b…抵抗、6…ポジスタ、7…コンデンサ、10
…リフレクタ、11…ランプ、12…イエローグロー
ブ、13…ラック、13a…腕部、14…ピニオンギ
ヤ、15…ウォームホイール、16…基板、17…取付
台、30a〜30d…パターン、30e,30f…短絡
片、30g,30h…パターン。
a,5b…抵抗、6…ポジスタ、7…コンデンサ、10
…リフレクタ、11…ランプ、12…イエローグロー
ブ、13…ラック、13a…腕部、14…ピニオンギ
ヤ、15…ウォームホイール、16…基板、17…取付
台、30a〜30d…パターン、30e,30f…短絡
片、30g,30h…パターン。
Claims (5)
- 【請求項1】 ランプに対して移動自在に設けられた可
動部と、この可動部を決められた可動端間において移動
させる駆動手段とを有し、可動部のランプに対する相対
位置に応じてランプの光の状態を変化させるランプの制
御装置において、 前記可動部が前記可動端に向かって移動して可動端の手
前の所定位置を通過したとき、この通過を検知する検知
手段と、 この検知手段により前記可動部の通過が検知されたと
き、可動部を移動している方向とは逆の方向へ駆動する
ように前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とするランプの制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 可動部は着色グローブを有し、そのグローブとランプと
の相対位置に応じてランプの色を変化させることを特徴
とするランプの制御装置。 - 【請求項3】 ランプに対して移動自在に設けられた可
動部と、この可動部を決められた可動端間において移動
させる駆動手段とを有し、可動部のランプに対する相対
位置に応じてランプの光の状態を変化させるランプの制
御装置において、 導電性を有して帯状に形成された第1のパターンと、 同じく導電性を有して帯状に形成されるとともにこの第
1のパターンに対して平行に配設され、その両端部が第
1のパターンの両端部より内側となるように第1のパタ
ーンより短く、かつその長手方向中心部が第1のパター
ンの長手方向中心部より第1の方向に偏った位置になる
ように配設された第2のパターンと、 この第2のパターンの第1の方向の延長線上に隙間を介
して配設された導電性を有する第3のパターンと、 前記第1のパターンの長手方向に沿って移動するように
前記駆動手段により駆動され、前記第1のパターンと第
2のパターンまたは前記第1のパターンと第3のパター
ンを電気的に短絡する第1の短絡片とから第1のスイッ
チを構成し、 導電性を有して帯状に形成され、前記第1のスイッチの
第1のパターンに平行に配設された第4のパターンと、 同じく導電性を有して帯状に形成されるとともにこの第
4のパターンに対して平行に配設され、その両端部が第
4のパターンの両端部より内側となるように第4のパタ
ーンより短く、かつその長手方向中心部が第4のパター
ンの長手方向中心部より前記第1の方向と反対の第2の
方向に偏った位置になるように配設された第5のパター
ンと、 この第5のパターンの第2の方向の延長線上に隙間を介
して配設された導電性を有する第6のパターンと、 前記第4のパターンの長手方向に沿って移動するように
前記駆動手段により駆動され、前記第4のパターンと第
5のパターンまたは前記第4のパターンと第6のパター
ンを電気的に短絡する第2の短絡片とから第2のスイッ
チを構成し、 前記第2のパターンおよび第6のパターンに接続された
第1の固定接点と、 前記第5のパターンおよび第3のパターンに接続された
第2の固定接点と、 この第1の固定接点および第2の固定接点に選択的に切
換接続する可動接点とから第3のスイッチを構成し、 前記第1のパターンおよび第4のパターンに電源の第1
の電位を供給するとともに、前記第3のスイッチの可動
接点に電源の第2の電位を供給し、 前記第1のパターンおよび第4のパターンの各電位が異
なる状態に応じて前記第1および第2の短絡片を第1ま
たは第2のいずれかの方向に移動させ、また、前記第1
のパターンおよび第4のパターンの各電位が同じ状態の
とき前記第1および第2の短絡片を停止させる制御を行
うことを特徴とするランプの制御装置。 - 【請求項4】 請求項3において、 第2のパターンと第3のパターンの隙間または第5のパ
ターンと第6のパターンの隙間は、短絡片が常に少なく
とも一方のパターンとは接触する形状に形成されている
ことを特徴とするランプの制御装置。 - 【請求項5】 請求項3において、 第2のパターンと第3のパターンの隙間または第5のパ
ターンと第6のパターンの隙間は、パターンの長手方向
に対して傾斜して形成されていることを特徴とするラン
プの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17733295A JP3208700B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ランプの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17733295A JP3208700B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ランプの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0924765A true JPH0924765A (ja) | 1997-01-28 |
JP3208700B2 JP3208700B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=16029130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17733295A Expired - Fee Related JP3208700B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ランプの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3208700B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009279030A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230883A (ja) * | 2014-08-07 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17733295A patent/JP3208700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009279030A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230883A (ja) * | 2014-08-07 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3208700B2 (ja) | 2001-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |