JPH0739613Y2 - 金型内へのワーク加熱位置決め挿入装置 - Google Patents
金型内へのワーク加熱位置決め挿入装置Info
- Publication number
- JPH0739613Y2 JPH0739613Y2 JP7727189U JP7727189U JPH0739613Y2 JP H0739613 Y2 JPH0739613 Y2 JP H0739613Y2 JP 7727189 U JP7727189 U JP 7727189U JP 7727189 U JP7727189 U JP 7727189U JP H0739613 Y2 JPH0739613 Y2 JP H0739613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- mold
- positioning
- heating unit
- positioning pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は金型内へワークを金型と同一温度に加熱し位置
決めしてインサートする装置に関する。
決めしてインサートする装置に関する。
(従来技術) 従来、搬送コンベア上に載置されたワーク、又はワーク
マガジン内のワークをロボットハンドにより吸着して加
熱ユニットにワークを載置し、ワークが略金型の温度と
同じ温度になった時、再びロボットハンドが加熱された
ワークを吸着し金型内へインサートすることは公知であ
る。
マガジン内のワークをロボットハンドにより吸着して加
熱ユニットにワークを載置し、ワークが略金型の温度と
同じ温度になった時、再びロボットハンドが加熱された
ワークを吸着し金型内へインサートすることは公知であ
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来技術に於てはコンベア上に載置されるワークは
位置がラフであり、又ワークマガジン間でワークを納め
る際、ワークが入り易いようにワークとマガジンには隙
間をとってあるので加熱ユニット上のワークは金型内の
ワーク挿入位置に正しく位置決めされていなく、このま
ゝワークを金型内に納めるとうまく収まらないので、該
ワークをロボットハンドで吸着した状態でセンサーによ
りワークの姿勢を検出し、各アーム、ハンドを微少回転
させてワークの姿勢を制御し、正しく位置決めしなけれ
ばならず、そのためアーム、ハンドを作動させる制御回
路が必要となりコストアップになり、タクトタイムが長
くなるという問題点があった。
位置がラフであり、又ワークマガジン間でワークを納め
る際、ワークが入り易いようにワークとマガジンには隙
間をとってあるので加熱ユニット上のワークは金型内の
ワーク挿入位置に正しく位置決めされていなく、このま
ゝワークを金型内に納めるとうまく収まらないので、該
ワークをロボットハンドで吸着した状態でセンサーによ
りワークの姿勢を検出し、各アーム、ハンドを微少回転
させてワークの姿勢を制御し、正しく位置決めしなけれ
ばならず、そのためアーム、ハンドを作動させる制御回
路が必要となりコストアップになり、タクトタイムが長
くなるという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決することを目的とし、ワーク加
熱ユニットに金型内のワーク位置に合せて少くとも2本
以上の位置決めピンを突設し、ワークには該位置決めピ
ンの径より大径の挿入孔を前記位置決めピンと同一ピッ
チに設け、ロボットハンドによりワークマガジンのワー
クを把持し、該ワークの挿入孔を前記ワーク加熱ユニッ
トの位置決めピンに挿入し得るようロボットを配設し、
金型と略同温度に加熱されたワーク加熱ユニット上のワ
ークの挿入孔が熱膨張により位置決めピンとガタなく嵌
合状態となり正確に位置決めし得る如くしたことを特徴
とするものである。
熱ユニットに金型内のワーク位置に合せて少くとも2本
以上の位置決めピンを突設し、ワークには該位置決めピ
ンの径より大径の挿入孔を前記位置決めピンと同一ピッ
チに設け、ロボットハンドによりワークマガジンのワー
クを把持し、該ワークの挿入孔を前記ワーク加熱ユニッ
トの位置決めピンに挿入し得るようロボットを配設し、
金型と略同温度に加熱されたワーク加熱ユニット上のワ
ークの挿入孔が熱膨張により位置決めピンとガタなく嵌
合状態となり正確に位置決めし得る如くしたことを特徴
とするものである。
(実施例) 次に第1図、第2図に示した実施例に基づいて具体的に
説明する。1はロボット本体、2はロボットアーム、3
は対称位置に2個のワークマガジン4a,4bを配設した反
転テーブル、5は金型と同一温度に加熱するワーク加熱
ユニット、6は排出コンベア、7は金型、8はワークで
ある。
説明する。1はロボット本体、2はロボットアーム、3
は対称位置に2個のワークマガジン4a,4bを配設した反
転テーブル、5は金型と同一温度に加熱するワーク加熱
ユニット、6は排出コンベア、7は金型、8はワークで
ある。
ワーク加熱ユニット5には金型7内のワーク位置7aに合
せて2本の位置決めピン5a,5bを突設し、ワーク8には
該位置決めピン5a,5bの径より大径の挿入孔8a,8bを前記
位置決めピン5a,5bと同一ピッチに設けてある。9はロ
ボットアーム2先端のロボットハンド、10はヒーターで
ある。
せて2本の位置決めピン5a,5bを突設し、ワーク8には
該位置決めピン5a,5bの径より大径の挿入孔8a,8bを前記
位置決めピン5a,5bと同一ピッチに設けてある。9はロ
ボットアーム2先端のロボットハンド、10はヒーターで
ある。
次に作用について説明する。
ワークマガジン4aのワーク8をロボットハンド9が吸着
して取り出し、加熱ユニット5にのせる。この時、ワー
ク8の挿入孔8a,8bを位置決めピン5a,5bに遊嵌する。加
熱ユニット5上のワーク8が金型温度と略同一温度にな
るとワーク8は膨張し、挿入孔8a,8bは位置決めピン5a,
5bにガタなく嵌合状態となり正確に位置決めされる。次
いでロボットハンド9により加熱ユニット5上のワーク
8を吸着して金型7内に挿入する。ワーク8は金型7内
のワーク挿入位置7aへ正確に装着される。次いで、金型
7内の成形が終ったワークを取り出し排出する。次いで
ワーク8をワークマガジンから取り出し加熱ユニット5
に前記の如くのせる。以上の動作を繰返す。
して取り出し、加熱ユニット5にのせる。この時、ワー
ク8の挿入孔8a,8bを位置決めピン5a,5bに遊嵌する。加
熱ユニット5上のワーク8が金型温度と略同一温度にな
るとワーク8は膨張し、挿入孔8a,8bは位置決めピン5a,
5bにガタなく嵌合状態となり正確に位置決めされる。次
いでロボットハンド9により加熱ユニット5上のワーク
8を吸着して金型7内に挿入する。ワーク8は金型7内
のワーク挿入位置7aへ正確に装着される。次いで、金型
7内の成形が終ったワークを取り出し排出する。次いで
ワーク8をワークマガジンから取り出し加熱ユニット5
に前記の如くのせる。以上の動作を繰返す。
ワークを加熱する際、時間がかゝるのでワークを載せる
場所を2ケ所設け、交互にワークを載せるようにする。
場所を2ケ所設け、交互にワークを載せるようにする。
(効果) 本考案によると、ワーク加熱ユニットに金型内のワーク
位置に合せて少くとも2本以上の位置決めピンを突設
し、ワークには該位置決めピンの径より大径の挿入孔を
前記位置決めピンと同一ピッチに設け、ロボットハンド
によりワークマガジンのワークを把持し、該ワークの挿
入孔を前記ワーク加熱ユニットの位置決めピンに挿入し
得るようロボットを配設し、金型と略同温度に加熱され
たワーク加熱ユニット上のワークの挿入孔が熱膨張によ
り位置決めピンとガタなく嵌合状態となり正確に位置決
めし得る如くしてあるので、加熱ユニット上で加熱終了
した時点で金型のワーク挿入位置に正確に位置合せさ
れ、ロボットハンドで吸着しそのまゝ金型内へ挿入で
き、従来のように各ワーク、ハンドによりワークの姿勢
を制御して位置合せする必要がなく、コストダウンを計
ることができ、又タクトタイムを短くすることができ
る。
位置に合せて少くとも2本以上の位置決めピンを突設
し、ワークには該位置決めピンの径より大径の挿入孔を
前記位置決めピンと同一ピッチに設け、ロボットハンド
によりワークマガジンのワークを把持し、該ワークの挿
入孔を前記ワーク加熱ユニットの位置決めピンに挿入し
得るようロボットを配設し、金型と略同温度に加熱され
たワーク加熱ユニット上のワークの挿入孔が熱膨張によ
り位置決めピンとガタなく嵌合状態となり正確に位置決
めし得る如くしてあるので、加熱ユニット上で加熱終了
した時点で金型のワーク挿入位置に正確に位置合せさ
れ、ロボットハンドで吸着しそのまゝ金型内へ挿入で
き、従来のように各ワーク、ハンドによりワークの姿勢
を制御して位置合せする必要がなく、コストダウンを計
ることができ、又タクトタイムを短くすることができ
る。
第1図は本考案の一実施例平面図、第2図は第1図の加
熱ユニット部の平面図である。 1……ロボット本体 2……ロボットアーム 3……反転テーブル 4a,4b……ワークマガジン 5……加熱ユニット 5a,5b……位置決めピン 7……金型 8……ワーク 8a,8b……挿入孔 9……ロボットハンド 10……ヒーター
熱ユニット部の平面図である。 1……ロボット本体 2……ロボットアーム 3……反転テーブル 4a,4b……ワークマガジン 5……加熱ユニット 5a,5b……位置決めピン 7……金型 8……ワーク 8a,8b……挿入孔 9……ロボットハンド 10……ヒーター
Claims (1)
- 【請求項1】ワーク加熱ユニットに金型内のワーク位置
に合せて少くとも2本以上の位置決めピンを突設し、ワ
ークには該位置決めピンの径より大径の挿入孔を前記位
置決めピンと同一ピッチに設け、ロボットハンドにより
ワークマガジンのワークを把持し、該ワークの挿入孔を
前記ワーク加熱ユニットの位置決めピンに挿入し得るよ
うロボットを配設し、金型と略同温度に加熱されたワー
ク加熱ユニット上のワークの挿入孔が熱膨張により位置
決めピンとガタなく嵌合状態となり正確に位置決めし得
る如くした金型内へのワーク加熱位置決め挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7727189U JPH0739613Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 金型内へのワーク加熱位置決め挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7727189U JPH0739613Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 金型内へのワーク加熱位置決め挿入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0319009U JPH0319009U (ja) | 1991-02-25 |
JPH0739613Y2 true JPH0739613Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31619503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7727189U Expired - Lifetime JPH0739613Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 金型内へのワーク加熱位置決め挿入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739613Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115648534B (zh) * | 2022-11-07 | 2024-04-26 | 英普亿塑胶电子(苏州)有限公司 | 一种注塑件螺母放置机械手 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP7727189U patent/JPH0739613Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0319009U (ja) | 1991-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |